JPH0565082A - 車両におけるアオリ取付装置 - Google Patents

車両におけるアオリ取付装置

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JPH0565082A
JPH0565082A JP4052851A JP5285192A JPH0565082A JP H0565082 A JPH0565082 A JP H0565082A JP 4052851 A JP4052851 A JP 4052851A JP 5285192 A JP5285192 A JP 5285192A JP H0565082 A JPH0565082 A JP H0565082A
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JP
Japan
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tilt
hinge
connecting member
engaging portion
concave groove
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Withdrawn
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JP4052851A
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English (en)
Inventor
Tsugio Fukazawa
次男 深沢
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Showa Aluminum Can Corp
Original Assignee
Showa Aluminum Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 アオリの回転機構の取付けを簡素化し、従来
の丁番が不要で、その取付工数を大幅に削減することが
できて、アオリの取付け作業に手間がかゝらず、しかも
取付精度を確実に出すことができ、またアオリの取付部
分が荷台側壁よりも外方に突出することなく、非常に安
全性が高いうえに、美観上の問題がない、車両における
アオリ取付装置を提供する。 【構成】 アオリ(1) 下端部に外向きに開口した凹溝
(6) を有するヒンジ構成部(4) が設けられ、荷台(11)の
側壁(13)の段部(19)に外向きに開口した凹溝(16)を有す
るヒンジ構成部(14)が設けられている。一方、連結部材
(20)の上下両側に、横断面鉤形のヒンジ構成用突出部(2
1)(22)がそれぞれ設けられ、アオリ(1) が、荷台(11)の
側壁に連結部材(20)を介して180°揺動自在に取り付
けられている。アオリ構成パネル(2) と連結部材(20)と
は、いずれもアルミニウム押出形材製である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、車両におけるアオリ
取付装置に関するものである。
【0002】この明細書において、「内」とは車両の内
方向を、「外」とは同外方向を指すものとする。
【0003】
【従来の技術】従来、トラック等の車両の荷台の側壁に
は、アルミニウム中空押出型材製のアオリが、ステンレ
ス鋼製の丁番を介して180°揺動自在に取り付けられ
ていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
アオリ取付用丁番は、その取付作業に手間がかゝるだけ
でなく、不慣れな作業者では、取付精度を出すのが難し
いという問題があった。また、従来のアオリ取付用丁番
では、これの枢軸を差し込んでいる筒形連結部が荷台側
壁の外面より外方に突出しているため、例えば幅の狭い
道路を走行するさい、歩行者や自転車が、この丁番の枢
軸差込み用筒形連結部に引っ掛かるおそれがあるし、ま
た荷台側壁の外面に多数の丁番が現れて見えるため、外
観が非常に悪いという問題があった。
【0005】この発明の目的は、上記の従来技術の問題
を解決し、アオリの回転機構の取付けを簡素化し、従来
の丁番が不要となり、その取付工数を大幅に削減するこ
とができて、アオリの取付作業に手間がかゝらず、しか
も取付精度を確実に出すことができ、またアオリの取付
部分が荷台側壁よりも外方に突出することなく、非常に
安全性が高いうえに、美観上の問題がない、車両におけ
るアオリ取付装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の目的
を達成するために、のアオリが、荷台の側壁にアルミニ
ウム押出形材製連結部材を介して180°揺動自在に取
り付けられたトラック等の車両において、アオリ下端部
に、外向きに開口した凹溝を有するヒンジ構成部が設け
られ、荷台の側壁にアオリの下面に対向する段部が設け
られるとともに、この段部に外向きに開口した凹溝を有
するヒンジ構成部が設けられ、上記連結部材がアオリ下
端部と荷台側壁の段部との間に介在され、該連結部材の
上面外側縁部に下向きに折り返えされた係合部を有する
横断面鉤形のヒンジ構成用上方突出部が設けられるとと
もに、同連結部材の下面外側縁部に上向きに折り返えさ
れた係合部を有する横断面鉤形のヒンジ構成用下方突出
部が設けられ、連結部材のヒンジ構成用上方突出部の下
向き折返し状係合部がアオリ側凹溝内に嵌め入れられ
て、係合部が凹溝の下壁部とこれの先端より上方に伸び
る垂直状係合部とに係り合わせられるとともに、該凹溝
内の上面より開口部対向面にかけて、アオリの揺動時に
ヒンジ構成用上方突出部の係合部を案内する横断面円弧
状の案内面が形成され、連結部材のヒンジ構成用下方突
出部の上向き折返し状係合部が荷台側凹溝内に嵌め入れ
られて、係合部が凹溝の上壁部とこれの先端より下方に
伸びる垂下状係合部に係り合わせられるとともに、該凹
溝内の下面より開口部対向面にかけて、アオリの揺動時
にヒンジ構成用下方突出部の係合部を案内する横断面円
弧状の案内面が形成されている、車両におけるアオリ取
付装置を要旨としている。
【0007】上記において、アオリ下端部と荷台側壁の
段部との間に介在された連結部材は、複数に分割された
ものであっても、良い。
【0008】
【作用】上記において、アオリは起立状態より180°
外側に倒すことができるが、それはつぎの作用による。
【0009】すなわちアオリを外側に倒すと、まず最初
にアオリは連結部材と一緒に揺動し、荷台側のヒンジ構
成部の外向き開口凹溝に入り込んでいる連結部材のヒン
ジ構成用下方突出部の上向き折返し状係合部が、あたか
もこれの上端を回転芯(A点)として回動するようにし
て、結局、アオリが連結部材と一緒に90°回転する。
このときの連結部材の回動により係合部の下端は凹溝内
の横断面円弧状の案内面に沿って案内される。
【0010】引き続きアオリを倒すと、連結部材は、も
はやそれ以上回動できないため、連結部材に対して今度
はアオリのみが揺動し、アオリの上部ヒンジ構成部の外
向き開口凹溝に入り込んでいる連結部材側ヒンジ構成用
上方突出部の下向き折返し状係合部が、これの下端を回
転芯(B点)として回動し、結局、アオリが連結部材に
対してさらに90°回転して、起立状態より180°倒
れるものである。なお、このときのアオリの回動により
係合部の上端は凹溝内の横断面円弧状の案内面に沿って
案内される。
【0011】上記連結部材は、複数に分割されたいわゆ
る短尺ものであるのが、好ましい。
【0012】というのは、荷台の側壁に全長にわたって
1本の連結部材を取り付けるよりも、複数に分割された
連結部材を取り付ける方が、その取付作業が容易であ
り、かつ荷台の枠部材に若干の変形が生じても、分割さ
れている個々の短尺の連結部材が、荷台枠部材の変形し
た形状によく追従することができるため、アオリの開閉
に支障をきたさないからである。
【0013】なお、アオリは、通常アルミニウム中空押
出型材製であり、また連結部材は、アルミニウム押出形
材製であるが、これに限らず、アオリはその他の材料に
よりつくられていても良いし、連結部材もその他の金
属、あるいは硬質の合成樹脂によりつくられていても、
勿論良い。
【0014】
【実施例】つぎに、この発明の実施例を図面に基づいて
説明する。
【0015】図1〜図3は、この発明の第1実施例を示
すものである。
【0016】まず図1と図3において、所要数のアルミ
ニウム中空押出型材製パネル(2) によって構成されるア
オリ(1) が、トラック等の車両(10)に荷台(11)の側壁さ
らに詳しくはアルミニウム押出形材製の荷台枠部材(12)
の側壁部(13)に、アルミニウム押出形材製の連結部材(2
0)を介して180°揺動自在に取り付けられている。こ
こでアオリ(1) は、2枚以上のアルミニウム中空押出型
材製パネル(2)が積み重ねられ連結せられてなる場合
と、1枚のアルミニウム中空押出型材製パネル(2) のみ
によって構成される場合とがある。
【0017】図1に詳しく示すように、アオリ(1) 下端
部の内側縁部は荷台(11)上に支持せられている。
【0018】またアオリ(1) 下端部に、外向きに開口し
た凹溝(6)を有するヒンジ構成部(4) が設けられてい
る。
【0019】一方、荷台(11)のアルミニウム押出形材製
の枠部材(12)の側壁部(13)に、アオリ(1) の下面に対向
する段部(19)が設けられるとともに、この段部(19)に外
向きに開口した凹溝(16)を有するヒンジ構成部(14)が設
けられている。
【0020】連結部材(20)はアオリ(1) 下端部と荷台枠
部材(12)の側壁部(13)の段部(19)との間に介在されてお
り、該連結部材(20)の上面外側縁部に下向きに折り返え
された係合部(25)を有する横断面鉤形のヒンジ構成用上
方突出部(21)が設けられるとともに、同連結部材(20)の
下面外側縁部に上向きに折り返えされた係合部(27)を有
する横断面鉤形のヒンジ構成用下方突出部(22)が設けら
れている。
【0021】そして、連結部材(20)のヒンジ構成用上方
突出部(21)の下向き折返し状係合部(25)がアオリ側凹溝
(6) 内に嵌め入れられて、係合部(25)が凹溝(6) の下壁
部(7) とこれの先端より上方に伸びる垂直状係合部(5)
とに係り合わせられている。
【0022】また凹溝(6) 内には、これの上面より開口
部対向面にかけて、アオリ(1) の揺動時にヒンジ構成用
上方突出部(21)の係合部(25)を案内する横断面円弧状の
案内面(8) が形成されている。
【0023】また同連結部材(20)のヒンジ構成用下方突
出部(22)の上向き折返し状係合部(27)が荷台側凹溝(16)
内に嵌め入れられて、係合部(27)が凹溝(16)の上壁部(1
7)とこれの先端より下方に伸びる垂下状係合部(15)に係
り合わせられている。
【0024】また凹溝(16)内には、これの下面より開口
部対向面にかけて、アオリ(1) の揺動時にヒンジ構成用
下方突出部(22)の係合部(27)を案内する横断面円弧状の
案内面(18)が形成されている。
【0025】上記アオリ(1) を、トラック等車両(10)の
荷台(11)に取り付けるには、例えばまずアオリ(1) の上
部ヒンジ構成部(4) と連結部材(20)のヒンジ構成用上方
突出部(21)とを、前者の凹溝(6) 内にこれの端部より後
者の下向き折返し状係合部(25)をスライドさせながら挿
入して、係り合わせ、つぎに、この連結部材(20)付きア
オリ(1) を、荷台(11)の下部ヒンジ構成部(14)に係り合
わせれば良い。このとき下部ヒンジ構成部(14)の凹溝(1
6)内に、これの端部より連結部材(20)のヒンジ構成用下
方突出部(22)の上向き折返し状係合部(27)を、スライド
させながら挿入するものである。
【0026】上記のようなアオリ(1) の取付けは、アル
ミニウム押出形材製のアオリ構成パネル(2) と連結部材
(20)とを、荷台(11)の下部ヒンジ構成部(14)に嵌め合わ
せるだけであるため、素人でも作業可能であり、アオリ
(1) の回転機構の取付けを簡素化することができ、アオ
リの取付作業に手間がかゝらず、また取付精度を確実に
出すことができる。
【0027】そして、上記アオリ(1) を、図1および図
3の実線で示す起立状態より外側に倒すと、まず最初に
アオリ(1) は連結部材(20)と一緒に揺動し、荷台(11)側
のヒンジ構成部(14)の外向き開口凹溝(16)に入り込んで
いる連結部材(20)のヒンジ構成用下方突出部(22)の上向
き折返し状係合部(27)が、あたかもこれの上端を回転芯
(A点)として回動するようにして、結局、アオリ(1)
が連結部材(20)と一緒に90°回転する。
【0028】引き続きアオリ(1) を倒すと、連結部材(2
0)は、もはやそれ以上回動できないため、連結部材(20)
に対して今度はアオリ(1) のみが揺動し、アオリ(1) の
上部ヒンジ構成部(4) の外向き開口凹溝(6) に入り込ん
でいる連結部材(20)側ヒンジ構成用上方突出部(21)の下
向き折返し状係合部(25)が、これの下端を回転芯(B
点)として回動し、結局、アオリ(1) が連結部材(20)に
対してさらに90°回転して、起立状態より180°倒
れて、図2および図3の一点鎖線で示す状態となる。
【0029】なお、アルミニウム押出形材製の連結部材
(20)は、荷台(11)の枠部材(12)に全長にわたって取り付
けるのが好ましいが、短尺(長さの短い)のものを数個
取り付けるようにしても良く、この点は限定されない。
【0030】図4は、この発明の第2実施例を示すもの
である。
【0031】ここで、上記第1実施例の場合と異なる点
は、アルミニウム押出形材製の連結部材(20)が幅広くつ
くられていて、アオリ(1) が、その起立状態において荷
台(11)上に支持されておらず、連結部材(20)の上面に直
接のせられている点にある。
【0032】この第2実施例のその他の点は、上記第1
実施例の場合と全く同様であり、図面において同一のも
のには同一の符号を付した。
【0033】図5〜図7は、この発明の第3実施例を示
すものである。
【0034】ここで、上記第1実施例の場合と異なる点
は、アルミニウム押出形材製の連結部材(20)として、例
えば4つに分割された短尺の分割連結部材(20a) を使用
している点にある。
【0035】なお、荷台(11)の枠部材(12)および分割連
結部材(20a) の形状は、上記第1実施例の場合と同様で
ある。
【0036】また、分割連結部材(20a) がいわゆる短尺
ものであるため、これらの分割連結部材(20a) の前後方
向のずれを防止するための手段が設けられている。
【0037】すなわち、トラック等の荷台(11)の前後両
端には、支柱(9)(9)が立てられており、アオリ(1) は、
1枚または積層された所要枚数のアルミニウム中空押出
型材製のパネル(2) と、これらの前後両端部に取り付け
られた水平断面略コ形のアルミニウム押出形材製の端部
縦材(32)(32)とよりなる。各端部縦材(32)には、水平断
面略L形のシール材取付部(33)が一体に設けられ、これ
の内側にシール材(35)が嵌め入れられている。アオリ
(1) の前後両端部縦材(32)(32)と、前後両支柱(9)(9)と
の間には、それぞれ水平断面略コ形のステンレス鋼製の
スペーサ(36)(36)がその開口部を外側に向けて介在され
ており、各コ形スペーサ(36)の一側壁は、支柱(9) に沿
うように固定され、同他側壁の先端が、端部縦材(32)の
シール材取付部(33)の内側に差し込まれてシール材(35)
に突き合わされている。
【0038】そして、アオリ・パネル(2) の前後両端部
に水平断面略コ形の端部縦材(32)(32)が取り付けられて
いる結果、パネル(2) の下端部に結合している分割連結
部材(20a) の前後方向のずれを防止することができる。
【0039】というのは、前述のように、アオリ・パネ
ル(2) 下端部に設けられたヒンジ構成部(4) に、連結部
材(20)の横断面鉤形のヒンジ構成用上方突出部(21)が係
り合わされているため、アオリ・パネル(2) の前後両端
部に水平断面略コ形の端部縦材(32)(32)が取り付けられ
ると、これら前後端部縦材(32)(32)のそれぞれ下端部
が、前後両外側の分割連結部材(20a)(20a)のヒンジ構成
用上方突出部(21)(21)に当たり、結局、すべての分割連
結部材(20a) の前後方向のずれを防止することができる
ものである。
【0040】また上記スペーサ(36)(36)の下側にステン
レス鋼製のずれ防止用ストッパ(37)(37)がそれぞれ配置
されている。各ずれ防止用ストッパ(37)は、荷台枠部材
(12)の側壁部(13)に設けられた段部(19)の上面に支持さ
れる水平壁部(37a) と、該水平壁部(37a) の内側縁部よ
り上方にのびかつ荷台枠部材(12)の側壁部(13)にねじ(3
8)によって止められた上部垂直壁部(37b) と、同水平壁
部(37a) の外側縁部より垂下状にのびかつ段部(19)下側
の外向き開口凹溝(16)の開口部底壁上に支持された横断
面L形の脚部(37c) とによって構成されている。
【0041】アオリ(1) の前後両端部においてこれらの
ずれ防止用ストッパ(37)(37)がそれぞれ配置されている
結果、前後両外側の分割連結部材(20a)(20a)が、これら
のストッパ(37)(37)に当たり、これによっても、すべて
の分割連結部材(20a) の前後方向のずれを防止すること
ができるものである。
【0042】この第3実施例によれば、分割連結部材(2
0a) の取付作業が、荷台(11)の枠部材(12)に全長にわた
って1本の連結部材(20)を取り付ける場合に比べて容易
である。そして、例えば荷台(11)のアルミニウム押出形
材製の枠部材(12)に若干の変形が生じた場合でも、分割
された個々の短尺の連結部材(20a) が、荷台枠部材(12)
の変形した形状によく追従し、アオリ(1) の開閉がスム
ーズである。
【0043】なお、第3実施例のその他の点は、上記第
1実施例の場合と同様であるので、図面において同一の
ものには同一の符号を付した。
【0044】
【発明の効果】この発明は、上述のように、アルミニウ
ム中空押出型材製のアオリが、荷台の側壁にアルミニウ
ム押出形材製連結部材を介して180°揺動自在に取り
付けられたトラック等の車両において、アオリ下端部
に、外向きに開口した凹溝を有するヒンジ構成部が設け
られ、荷台の側壁にアオリの下面に対向する段部が設け
られるとともに、この段部に外向きに開口した凹溝を有
するヒンジ構成部が設けられ、上記連結部材がアオリ下
端部と荷台側壁の段部との間に介在され、該連結部材の
上面外側縁部に下向きに折り返えされた係合部を有する
横断面鉤形のヒンジ構成用上方突出部が設けられるとと
もに、同連結部材の下面外側縁部に上向きに折り返えさ
れた係合部を有する横断面鉤形のヒンジ構成用下方突出
部が設けられ、連結部材のヒンジ構成用上方突出部の下
向き折返し状係合部がアオリ側凹溝内に嵌め入れられ
て、係合部が凹溝の下壁部とこれの先端より上方に伸び
る垂直状係合部とに係り合わせられるとともに、該凹溝
内の上面より開口部対向面にかけて、アオリの揺動時に
ヒンジ構成用上方突出部の係合部を案内する横断面円弧
状の案内面が形成され、連結部材のヒンジ構成用下方突
出部の上向き折返し状係合部が荷台側凹溝内に嵌め入れ
られて、係合部が凹溝の上壁部とこれの先端より下方に
伸びる垂下状係合部に係り合わせられるとともに、該凹
溝内の下面より開口部対向面にかけて、アオリの揺動時
にヒンジ構成用下方突出部の係合部を案内する横断面円
弧状の案内面が形成されているものであるから、アオリ
の回転機構の取付けを簡素化することができて、従来の
丁番が不要となり、その取付工数を大幅に削減すること
ができて、アオリの取付作業に手間がかゝらない。しか
も素人でも取付作業が可能であり、かつ取付精度を確実
に出すことができる。
【0045】そのうえ、アオリの取付部分が荷台側壁よ
りも外方に突出することなく、例えば幅の狭い道路を走
行した場合にも、歩行者や自転車がアオリの取付部分に
引っ掛かるおそれが全くなく、非常に安全性が高いもの
である。また荷台側壁の外面に従来ような多数の丁番が
現れて見えないため、外観が非常にきれいであり、美観
上の問題もなくなるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例のアオリ取付装置を備え
た車両の荷台部分の要部拡大断面図である。
【図2】同要部拡大断面図で、アオリを180°倒した
状態を示している。
【図3】図1のアオリ取付装置を備えた車両の概略斜視
図である。
【図4】この発明の第2実施例のアオリ取付装置を備え
た車両の荷台部分の要部拡大断面図である。
【図5】この発明の第3実施例のアオリ取付装置を備え
た車両の荷台部分の要部側面図である。
【図6】図5VI−VI線に沿う拡大断面図で、分割連
結部材の端部ずれ防止構造を示している。
【図7】同要部拡大斜視図で、分割連結部材の端部ずれ
防止構造を示している。
【符号の説明】
1 アオリ 2 アルミニウム中空押出型材製パネル 4 上部ヒンジ構成部 5 垂直状係合部 6 外向き開口凹溝 7 下壁部 8 横断面円弧状の案内面 10 車両 11 荷台 12 枠部材 13 側壁部(側壁) 14 下部ヒンジ構成部 15 垂下状係合部 16 外向き開口状凹溝 17 上壁部 18 横断面円弧状の案内面 19 段部 20 アルミニウム押出形材製連結部材 21 横断面鉤形のヒンジ構成用上方突出部 22 横断面鉤形のヒンジ構成用下方突出部 25 下向き折返し係合部 27 上向き折返し状係合部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アルミニウム中空押出型材製のアオリ
    (1) が、荷台(11)の側壁にアルミニウム押出形材製連結
    部材(20)を介して180°揺動自在に取り付けられたト
    ラック等の車両において、アオリ(1) 下端部に、外向き
    に開口した凹溝(6) を有するヒンジ構成部(4) が設けら
    れ、荷台(11)の側壁(13)にアオリ(1) の下面に対向する
    段部(19)が設けられるとともに、この段部(19)に外向き
    に開口した凹溝(16)を有するヒンジ構成部(14)が設けら
    れ、上記連結部材(20)がアオリ(1) 下端部と荷台側壁(1
    3)の段部(19)との間に介在され、該連結部材(20)の上面
    外側縁部に下向きに折り返えされた係合部(25)を有する
    横断面鉤形のヒンジ構成用上方突出部(21)が設けられる
    とともに、同連結部材(20)の下面外側縁部に上向きに折
    り返えされた係合部(27)を有する横断面鉤形のヒンジ構
    成用下方突出部(22)が設けられ、連結部材(20)のヒンジ
    構成用上方突出部(21)の下向き折返し状係合部(25)がア
    オリ側凹溝(6) 内に嵌め入れられて、係合部(25)が凹溝
    (6) の下壁部(7) とこれの先端より上方に伸びる垂直状
    係合部(5) とに係り合わせられるとともに、該凹溝(6)
    内の上面より開口部対向面にかけて、アオリ(1) の揺動
    時にヒンジ構成用上方突出部(21)の係合部(25)を案内す
    る横断面円弧状の案内面(8) が形成され、連結部材(20)
    のヒンジ構成用下方突出部(22)の上向き折返し状係合部
    (27)が荷台側凹溝(16)内に嵌め入れられて、係合部(27)
    が凹溝(16)の上壁部(17)とこれの先端より下方に伸びる
    垂下状係合部(15)に係り合わせられるとともに、該凹溝
    (16)内の下面より開口部対向面にかけて、アオリ(1) の
    揺動時にヒンジ構成用下方突出部(22)の係合部(27)を案
    内する横断面円弧状の案内面(18)が形成されている、車
    両におけるアオリ取付装置。
  2. 【請求項2】 連結部材(20)が複数に分割されたもので
    ある、請求項1記載の車両におけるアオリ取付装置。
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