JP3136344B2 - ヒンジ - Google Patents
ヒンジInfo
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- JP3136344B2 JP3136344B2 JP04098253A JP9825392A JP3136344B2 JP 3136344 B2 JP3136344 B2 JP 3136344B2 JP 04098253 A JP04098253 A JP 04098253A JP 9825392 A JP9825392 A JP 9825392A JP 3136344 B2 JP3136344 B2 JP 3136344B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば建材、土木、
あるいは輸送等の分野において、回転(開閉)部に使用
せられるヒンジ、とくに略270°回転用ヒンジに関す
るものである。
あるいは輸送等の分野において、回転(開閉)部に使用
せられるヒンジ、とくに略270°回転用ヒンジに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばトラック荷台の後部扉の開
閉部には、ステンレス鋼製の丁番が用いられて、後部扉
が略270°開閉自在に取り付けられていた。
閉部には、ステンレス鋼製の丁番が用いられて、後部扉
が略270°開閉自在に取り付けられていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
丁番は、その取付け作業に手間がかゝるだけでなく、不
慣れな作業者では、取付精度を出すのが難しいという問
題があった。しかも従来の丁番はステンレス鋼製で、個
々の重量が重いため、トラック荷台全体としての重量が
増大するし、また荷台側壁の外面に多数の丁番が現れて
見えるため、外観が非常に悪く、美観上好ましくないう
えに、ステンレス鋼製の丁番は長期の使用により錆が発
生するという問題があった。
丁番は、その取付け作業に手間がかゝるだけでなく、不
慣れな作業者では、取付精度を出すのが難しいという問
題があった。しかも従来の丁番はステンレス鋼製で、個
々の重量が重いため、トラック荷台全体としての重量が
増大するし、また荷台側壁の外面に多数の丁番が現れて
見えるため、外観が非常に悪く、美観上好ましくないう
えに、ステンレス鋼製の丁番は長期の使用により錆が発
生するという問題があった。
【0004】この発明の目的は、上記の従来技術の問題
を解決し、トラック荷台の後部扉の開閉部等のヒンジの
回転機構を簡素化し、従来のステンレス鋼製の丁番の取
付けが全く不要で、その取付工数を大幅に削減すること
ができ、ヒンジの取付け作業に手間がかゝらず、しかも
取付精度を確実に出すことができ、さらにヒンジの軽量
化を果たし得るうえに、トラック荷台の後部扉部分等の
美観を向上し得る、略270°回転可能なヒンジを提供
しようとするにある。
を解決し、トラック荷台の後部扉の開閉部等のヒンジの
回転機構を簡素化し、従来のステンレス鋼製の丁番の取
付けが全く不要で、その取付工数を大幅に削減すること
ができ、ヒンジの取付け作業に手間がかゝらず、しかも
取付精度を確実に出すことができ、さらにヒンジの軽量
化を果たし得るうえに、トラック荷台の後部扉部分等の
美観を向上し得る、略270°回転可能なヒンジを提供
しようとするにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の目的
を達成するために、第1部材に設けられた第1ヒンジ構
成部と、第2部材に設けられた第2ヒンジ構成部と、両
部材を連結する連結部材の一側に設けられかつ第1部材
の第1ヒンジ構成部に組み合わせられた第3ヒンジ構成
部と、同連結部材の他側に設けられかつ第2部材の第2
ヒンジ構成部に組み合わせられた第4ヒンジ構成部とよ
りなり、第1部材に対して第2部材が連結部材を介して
略270°開閉自在となされたヒンジであって、第1部
材の第1ヒンジ構成部が、同部材の後端外側縁より後方
にのびかつ内側に断面略135°の角度に相当する円弧
形を有する凸面部を備えた後方張出部と、後方張出部の
先端より前方突出状に設けられかつ端面が点(A) を中心
とする横断面半円形を有する第1係合部とによって構成
されて、この第1ヒンジ構成部内に、外方に向かって開
口した開口部を有しかつこの開口部に続く円弧形を有す
る案内面を有する第3ヒンジ構成部一部嵌込み用凹部が
設けられ、連結部材の第3ヒンジ構成部が、同部材の前
端外側縁に前方斜め内向きにのびかつ断面略135°の
角度に相当する円弧形を有する第1案内部と、同部材の
前端外側縁より前方にのびかつ先端に前方内向きの第3
係合部を有する前方張出部とによって構成されて、第3
ヒンジ構成部内に、前方に向かって開口した開口部を有
する第1ヒンジ構成部嵌込み用凹部が設けられ、第2部
材の第2ヒンジ構成部が、同部材の外側縁より外方にの
びかつ前側に断面略135°の角度に相当する円弧形を
有する凸面部を備えた外方張出部と、外方張出部の先端
より内方突出状に設けられかつ端面が点(B) を中心とす
る横断面半円形を有する第2係合部とによって構成され
て、この第2ヒンジ構成部内に、後方に向かって開口し
た開口部を有しかつこの開口部に続く円弧形を有する案
内面を有する第4ヒンジ構成部一部嵌込み用凹部が設け
られ、連結部材の第4ヒンジ構成部が、同部材の後端内
側縁に前方斜め内向きにのびかつ断面略135°の角度
に相当する円弧形を有する第2案内部と、同部材の後端
内側縁より内方にのびかつ先端に前方内向きの第4係合
部を有する内方張出部とによって構成されて、第4ヒン
ジ構成部内に、内方に向かって開口した開口部を有する
第2ヒンジ構成部嵌込み用凹部が設けられており、第1
部材に対し連結部材を介して組み合わせられた第2部材
が回転する前の状態においては、第1部材の第1ヒンジ
構成部が、連結部材の第3ヒンジ構成部の凹部内に収め
られるとともに、第2部材の第2ヒンジ構成部が、連結
部材の第4ヒンジ構成部の凹部内に収められており、連
結部材に対して第2部材が、第2部材側の第2ヒンジ構
成部の係合部の端面の中心点(B) を中心として揺動し、
第2部材が連結部材に対して略135°回転した状態で
は、第2ヒンジ構成部の凹部内に、連結部材の第4ヒン
ジ構成部の第4係合部が収められて、第2ヒンジ構成部
の第2係合部と第4ヒンジ構成部の第4係合部とが相互
に係り合わせられるとともに、略135°回転後の第2
部材と一緒に連結部材が、第1部材に対して連結部材の
第3ヒンジ構成部の第3係合部が、第1部材側の第1ヒ
ンジ構成部の係合部の点(A) を中心とする横断面半円形
の端面に沿って揺動し、第2部材が連結部材と共に第1
部材に対してさらに略135°回転した状態では、第1
ヒンジ構成部の凹部内に第3ヒンジ構成部の第3係合部
が収められて、第1ヒンジ構成部の第1係合部と第3ヒ
ンジ構成部の第3係合部とが相互に係り合わせられるよ
うになされている、ヒンジを要旨としている。
を達成するために、第1部材に設けられた第1ヒンジ構
成部と、第2部材に設けられた第2ヒンジ構成部と、両
部材を連結する連結部材の一側に設けられかつ第1部材
の第1ヒンジ構成部に組み合わせられた第3ヒンジ構成
部と、同連結部材の他側に設けられかつ第2部材の第2
ヒンジ構成部に組み合わせられた第4ヒンジ構成部とよ
りなり、第1部材に対して第2部材が連結部材を介して
略270°開閉自在となされたヒンジであって、第1部
材の第1ヒンジ構成部が、同部材の後端外側縁より後方
にのびかつ内側に断面略135°の角度に相当する円弧
形を有する凸面部を備えた後方張出部と、後方張出部の
先端より前方突出状に設けられかつ端面が点(A) を中心
とする横断面半円形を有する第1係合部とによって構成
されて、この第1ヒンジ構成部内に、外方に向かって開
口した開口部を有しかつこの開口部に続く円弧形を有す
る案内面を有する第3ヒンジ構成部一部嵌込み用凹部が
設けられ、連結部材の第3ヒンジ構成部が、同部材の前
端外側縁に前方斜め内向きにのびかつ断面略135°の
角度に相当する円弧形を有する第1案内部と、同部材の
前端外側縁より前方にのびかつ先端に前方内向きの第3
係合部を有する前方張出部とによって構成されて、第3
ヒンジ構成部内に、前方に向かって開口した開口部を有
する第1ヒンジ構成部嵌込み用凹部が設けられ、第2部
材の第2ヒンジ構成部が、同部材の外側縁より外方にの
びかつ前側に断面略135°の角度に相当する円弧形を
有する凸面部を備えた外方張出部と、外方張出部の先端
より内方突出状に設けられかつ端面が点(B) を中心とす
る横断面半円形を有する第2係合部とによって構成され
て、この第2ヒンジ構成部内に、後方に向かって開口し
た開口部を有しかつこの開口部に続く円弧形を有する案
内面を有する第4ヒンジ構成部一部嵌込み用凹部が設け
られ、連結部材の第4ヒンジ構成部が、同部材の後端内
側縁に前方斜め内向きにのびかつ断面略135°の角度
に相当する円弧形を有する第2案内部と、同部材の後端
内側縁より内方にのびかつ先端に前方内向きの第4係合
部を有する内方張出部とによって構成されて、第4ヒン
ジ構成部内に、内方に向かって開口した開口部を有する
第2ヒンジ構成部嵌込み用凹部が設けられており、第1
部材に対し連結部材を介して組み合わせられた第2部材
が回転する前の状態においては、第1部材の第1ヒンジ
構成部が、連結部材の第3ヒンジ構成部の凹部内に収め
られるとともに、第2部材の第2ヒンジ構成部が、連結
部材の第4ヒンジ構成部の凹部内に収められており、連
結部材に対して第2部材が、第2部材側の第2ヒンジ構
成部の係合部の端面の中心点(B) を中心として揺動し、
第2部材が連結部材に対して略135°回転した状態で
は、第2ヒンジ構成部の凹部内に、連結部材の第4ヒン
ジ構成部の第4係合部が収められて、第2ヒンジ構成部
の第2係合部と第4ヒンジ構成部の第4係合部とが相互
に係り合わせられるとともに、略135°回転後の第2
部材と一緒に連結部材が、第1部材に対して連結部材の
第3ヒンジ構成部の第3係合部が、第1部材側の第1ヒ
ンジ構成部の係合部の点(A) を中心とする横断面半円形
の端面に沿って揺動し、第2部材が連結部材と共に第1
部材に対してさらに略135°回転した状態では、第1
ヒンジ構成部の凹部内に第3ヒンジ構成部の第3係合部
が収められて、第1ヒンジ構成部の第1係合部と第3ヒ
ンジ構成部の第3係合部とが相互に係り合わせられるよ
うになされている、ヒンジを要旨としている。
【0006】
【作用】上記ヒンジは、例えばトラック荷台の後部扉の
略270°開閉のために用いられるものである。
略270°開閉のために用いられるものである。
【0007】ここで、ヒンジは、例えばトラック荷台の
後部支柱を構成する第1部材に設けられた第1ヒンジ構
成部と、後部扉を構成する第2部材に設けられた第2ヒ
ンジ構成部と、両部材を連結する連結部材の一側に設け
られかつ第1部材の第1ヒンジ構成部に組み合わせられ
た第3ヒンジ構成部と、同連結部材の他側に設けられか
つ第2部材の第2ヒンジ構成部に組み合わせられた第4
ヒンジ構成部とよりなるものであり、第1部材(後部支
柱)に対して第2部材(後部扉)が連結部材を介して略
270°開閉自在となされている。
後部支柱を構成する第1部材に設けられた第1ヒンジ構
成部と、後部扉を構成する第2部材に設けられた第2ヒ
ンジ構成部と、両部材を連結する連結部材の一側に設け
られかつ第1部材の第1ヒンジ構成部に組み合わせられ
た第3ヒンジ構成部と、同連結部材の他側に設けられか
つ第2部材の第2ヒンジ構成部に組み合わせられた第4
ヒンジ構成部とよりなるものであり、第1部材(後部支
柱)に対して第2部材(後部扉)が連結部材を介して略
270°開閉自在となされている。
【0008】トラック荷台の第2部材(後部扉)が閉じ
ている状態、すなわち第1部材(後部支柱)に対し連結
部材を介して組み合わせられた第2部材(後部扉)が回
転する前の状態においては、第1部材(後部支柱)の第
1ヒンジ構成部が、連結部材の第3ヒンジ構成部の凹部
内に収められるとともに、第2部材(後部扉)の第2ヒ
ンジ構成部が、連結部材の第4ヒンジ構成部の凹部内に
収められている。
ている状態、すなわち第1部材(後部支柱)に対し連結
部材を介して組み合わせられた第2部材(後部扉)が回
転する前の状態においては、第1部材(後部支柱)の第
1ヒンジ構成部が、連結部材の第3ヒンジ構成部の凹部
内に収められるとともに、第2部材(後部扉)の第2ヒ
ンジ構成部が、連結部材の第4ヒンジ構成部の凹部内に
収められている。
【0009】そして、第2部材(後部扉)を開く場合、
まず第1段階として、第2部材(後部扉)のみが連結部
材に対して略135°回転し、ついで第2段階として、
第2部材(後部扉)が連結部材と一緒にさらに第1部材
(後部支柱)に対して略135°回転し、結果として、
第2部材(後部扉)が連結部材を介して第1部材(後部
支柱)に対して略270°開かれるものである。
まず第1段階として、第2部材(後部扉)のみが連結部
材に対して略135°回転し、ついで第2段階として、
第2部材(後部扉)が連結部材と一緒にさらに第1部材
(後部支柱)に対して略135°回転し、結果として、
第2部材(後部扉)が連結部材を介して第1部材(後部
支柱)に対して略270°開かれるものである。
【0010】上記第1段階では、連結部材に対して第2
部材(後部扉)が、第2部材側の第2ヒンジ構成部の係
合部の端面の中心点(B) を中心として揺動し、第2部材
(後部扉)が連結部材に対して略135°回転した状態
では、第2ヒンジ構成部の凹部内に、連結部材の第4ヒ
ンジ構成部の第4係合部が収められて、第2ヒンジ構成
部の第2係合部と第4ヒンジ構成部の第4係合部とが相
互に係り合わせられる。
部材(後部扉)が、第2部材側の第2ヒンジ構成部の係
合部の端面の中心点(B) を中心として揺動し、第2部材
(後部扉)が連結部材に対して略135°回転した状態
では、第2ヒンジ構成部の凹部内に、連結部材の第4ヒ
ンジ構成部の第4係合部が収められて、第2ヒンジ構成
部の第2係合部と第4ヒンジ構成部の第4係合部とが相
互に係り合わせられる。
【0011】また第2段階では、略135°回転後の第
2部材(後部扉)と一緒に連結部材が、第1部材(後部
支柱)に対して連結部材の第3ヒンジ構成部の第3係合
部が、第1部材側の第1ヒンジ構成部の係合部の点(A)
を中心とする横断面半円形の端面に沿って揺動し、第2
部材(後部扉)が連結部材と共に第1部材(後部支柱)
に対してさらに略135°回転した状態では、第1ヒン
ジ構成部の凹部内に第3ヒンジ構成部の第3係合部が収
められて、第1ヒンジ構成部の第1係合部と第3ヒンジ
構成部の第3係合部とが相互に係り合わせられるもので
ある。
2部材(後部扉)と一緒に連結部材が、第1部材(後部
支柱)に対して連結部材の第3ヒンジ構成部の第3係合
部が、第1部材側の第1ヒンジ構成部の係合部の点(A)
を中心とする横断面半円形の端面に沿って揺動し、第2
部材(後部扉)が連結部材と共に第1部材(後部支柱)
に対してさらに略135°回転した状態では、第1ヒン
ジ構成部の凹部内に第3ヒンジ構成部の第3係合部が収
められて、第1ヒンジ構成部の第1係合部と第3ヒンジ
構成部の第3係合部とが相互に係り合わせられるもので
ある。
【0012】なお、第2部材(後部扉)の開閉時のヒン
ジ部分の抵抗力等に起因して、例えば第1段階として、
連結部材が第2部材(後部扉)と一緒に第1部材(後部
支柱)に対して略135°回転し、ついで第2段階とし
て、略135°回転後の連結部材に対して第2部材(後
部扉)のみがさらに略135°回転して、結果として、
第1部材(後部支柱)に対して第2部材(後部扉)が連
結部材を介して略270°開かれるようなことがあって
も、何ら差支えない。
ジ部分の抵抗力等に起因して、例えば第1段階として、
連結部材が第2部材(後部扉)と一緒に第1部材(後部
支柱)に対して略135°回転し、ついで第2段階とし
て、略135°回転後の連結部材に対して第2部材(後
部扉)のみがさらに略135°回転して、結果として、
第1部材(後部支柱)に対して第2部材(後部扉)が連
結部材を介して略270°開かれるようなことがあって
も、何ら差支えない。
【0013】このように、この発明によれば、例えばト
ラック荷台の第1部材(後部支柱)に対する第2部材
(後部扉)のヒンジの回転機構が簡素化されており、第
2部材(後部扉)の略270°の開閉(回転)が可能で
あるとともに、従来の丁番の取付けが全く不要である。
ラック荷台の第1部材(後部支柱)に対する第2部材
(後部扉)のヒンジの回転機構が簡素化されており、第
2部材(後部扉)の略270°の開閉(回転)が可能で
あるとともに、従来の丁番の取付けが全く不要である。
【0014】上記第1部材(後部支柱)、第2部材(後
部扉)および連結部材は、単に組み合わせるだけで良い
ので、ヒンジの取付工数を大幅に削減することができ、
ヒンジの取付け作業に手間がかゝらず、しかも取付精度
を確実に出すことができる。
部扉)および連結部材は、単に組み合わせるだけで良い
ので、ヒンジの取付工数を大幅に削減することができ、
ヒンジの取付け作業に手間がかゝらず、しかも取付精度
を確実に出すことができる。
【0015】また上記第1部材(後部支柱)、第2部材
(後部扉)および連結部材は、通常アルミニウム押出型
材製であり、従ってヒンジの軽量化を果たし得るととも
に、トラック荷台の後部扉部分等の美観を向上し得る。
(後部扉)および連結部材は、通常アルミニウム押出型
材製であり、従ってヒンジの軽量化を果たし得るととも
に、トラック荷台の後部扉部分等の美観を向上し得る。
【0016】なお、第1部材(後部支柱)と第2部材
(後部扉)は、アルミニウム押出形材製に限らず、その
他の材料によりつくられていても良いし、連結部材もそ
の他の金属、あるいは硬質の合成樹脂によりつくられて
いても良い。
(後部扉)は、アルミニウム押出形材製に限らず、その
他の材料によりつくられていても良いし、連結部材もそ
の他の金属、あるいは硬質の合成樹脂によりつくられて
いても良い。
【0017】
【実施例】つぎに、この発明の実施例を図面に基づいて
説明する。
説明する。
【0018】なお実施例は、この発明によるヒンジを、
トラック荷台の後部支柱を構成するアルミニウム中央押
出形材製の第1部材に対して、後部扉を構成するアルミ
ニウム中空押出形材製第2部材を、270°開閉自在に
取り付ける場合に適用したものである。
トラック荷台の後部支柱を構成するアルミニウム中央押
出形材製の第1部材に対して、後部扉を構成するアルミ
ニウム中空押出形材製第2部材を、270°開閉自在に
取り付ける場合に適用したものである。
【0019】この明細書において、前後は図1を基準と
し、前とは図1の左側、後とは同右側をいうものとす
る。また内外は、トラック荷台を基準とし、内とはトラ
ック荷台の内側、外とは同外側をいゝ、従って図1にお
いて、内とは、同図上側、外とは同下側をいうものとす
る。
し、前とは図1の左側、後とは同右側をいうものとす
る。また内外は、トラック荷台を基準とし、内とはトラ
ック荷台の内側、外とは同外側をいゝ、従って図1にお
いて、内とは、同図上側、外とは同下側をいうものとす
る。
【0020】まず図4において、トラック荷台(10)の後
部扉(11)(11)は、いわゆる観音開きで、左右一対の同一
構造のものが、この発明によるヒンジ(5) によって、そ
れぞれ270°開閉自在に取り付けられている。
部扉(11)(11)は、いわゆる観音開きで、左右一対の同一
構造のものが、この発明によるヒンジ(5) によって、そ
れぞれ270°開閉自在に取り付けられている。
【0021】なお、これら一対の後部扉(11)(11)は、左
右対称で、共に同一構造を有しかつ同一の作用により開
閉するので、以下、その後部扉(第2部材)(11)の一方
について詳しく説明する。
右対称で、共に同一構造を有しかつ同一の作用により開
閉するので、以下、その後部扉(第2部材)(11)の一方
について詳しく説明する。
【0022】ここで、図1は、後部扉(第2部材)(11)
が閉じた状態を示し、図2は、後部扉(11)を開く場合に
おいて、まず第1段階として、連結部材(21)に対して、
後部扉(11)のみが135°回転した状態を示し、図3
は、第2段階として、後部扉(11)が連結部材(21)と一緒
にさらに後部支柱(第1部材)(1) に対して135°回
転して、後部扉(11)が後部支柱(1) に対して全体として
270°開かれた状態を示している。
が閉じた状態を示し、図2は、後部扉(11)を開く場合に
おいて、まず第1段階として、連結部材(21)に対して、
後部扉(11)のみが135°回転した状態を示し、図3
は、第2段階として、後部扉(11)が連結部材(21)と一緒
にさらに後部支柱(第1部材)(1) に対して135°回
転して、後部扉(11)が後部支柱(1) に対して全体として
270°開かれた状態を示している。
【0023】まず図1において、ヒンジ(5) は、トラッ
ク荷台(10)のアルミニウム中空押出形材製の後部支柱を
構成する第1部材(1) に設けられた第1ヒンジ構成部
(2) と、同じくアルミニウム中空押出形材製の後部扉を
構成する第2部材(11)に設けられた第2ヒンジ構成部(1
2)と、両部材(1) (11)を連結するアルミニウム押出形材
製の連結部材(21)の一側に設けられかつ後部支柱(第1
部材)(1) の第1ヒンジ構成部(2) に組み合わせられた
第3ヒンジ構成部(22)と、同連結部材(21)の他側に設け
られかつ後部扉(第2部材)(11)の第2ヒンジ構成部に
組み合わせられた第4ヒンジ構成部(32)とよりなるもの
である。
ク荷台(10)のアルミニウム中空押出形材製の後部支柱を
構成する第1部材(1) に設けられた第1ヒンジ構成部
(2) と、同じくアルミニウム中空押出形材製の後部扉を
構成する第2部材(11)に設けられた第2ヒンジ構成部(1
2)と、両部材(1) (11)を連結するアルミニウム押出形材
製の連結部材(21)の一側に設けられかつ後部支柱(第1
部材)(1) の第1ヒンジ構成部(2) に組み合わせられた
第3ヒンジ構成部(22)と、同連結部材(21)の他側に設け
られかつ後部扉(第2部材)(11)の第2ヒンジ構成部に
組み合わせられた第4ヒンジ構成部(32)とよりなるもの
である。
【0024】そして、後部支柱(第1部材)(1) 側の第
1ヒンジ構成部(2) は、後部支柱(1) の後端外側縁より
後方にのびかつ内側に断面135°の角度に相当する円
弧形を有する凸面部(4) を備えた後方張出部(3) と、後
方張出部(3) の先端より前方突出状に設けられかつ端面
(7) が点(A) を中心とする横断面半円形を有する第1係
合部(6) とによって構成されて、この第1ヒンジ構成部
(2) 内に、外方に向かって開口した開口部(8) を有しか
つこの開口部(8) に続く円弧形を有する案内面(9a)を有
する第3ヒンジ構成部一部嵌込み用凹部(9) が設けられ
ている。
1ヒンジ構成部(2) は、後部支柱(1) の後端外側縁より
後方にのびかつ内側に断面135°の角度に相当する円
弧形を有する凸面部(4) を備えた後方張出部(3) と、後
方張出部(3) の先端より前方突出状に設けられかつ端面
(7) が点(A) を中心とする横断面半円形を有する第1係
合部(6) とによって構成されて、この第1ヒンジ構成部
(2) 内に、外方に向かって開口した開口部(8) を有しか
つこの開口部(8) に続く円弧形を有する案内面(9a)を有
する第3ヒンジ構成部一部嵌込み用凹部(9) が設けられ
ている。
【0025】一方、連結部材(21)の第3ヒンジ構成部(2
2)は、同部材(21)の前端外側縁に前方斜め内向きにのび
かつ断面135°の角度に相当する円弧形を有する第1
案内部(23)と、同部材(21)の前端外側縁より前方にのび
かつ先端に前方内向きの第3係合部(26)を有する前方張
出部(24)とによって構成されて、第3ヒンジ構成部(22)
内に、前方に向かって開口した開口部(28)を有する第1
ヒンジ構成部嵌込み用凹部(29)が設けられている。
2)は、同部材(21)の前端外側縁に前方斜め内向きにのび
かつ断面135°の角度に相当する円弧形を有する第1
案内部(23)と、同部材(21)の前端外側縁より前方にのび
かつ先端に前方内向きの第3係合部(26)を有する前方張
出部(24)とによって構成されて、第3ヒンジ構成部(22)
内に、前方に向かって開口した開口部(28)を有する第1
ヒンジ構成部嵌込み用凹部(29)が設けられている。
【0026】また、第2部材(11)の第2ヒンジ構成部(1
2)は、同部材(11)の外側縁より外方にのびかつ前側に断
面135°の角度に相当する円弧形を有する凸面部(14)
を備えた外方張出部(13)と、外方張出部(13)の先端より
内方突出状に設けられかつ端面(17)が点(B) を中心とす
る横断面半円形を有する第2係合部(16)とによって構成
されて、この第2ヒンジ構成部(12)内に、後方に向かっ
て開口した開口部(18)を有しかつこの開口部(18)に続く
円弧形を有する案内面(19a) を有する第4ヒンジ構成部
一部嵌込み用凹部(19)が設けられている。
2)は、同部材(11)の外側縁より外方にのびかつ前側に断
面135°の角度に相当する円弧形を有する凸面部(14)
を備えた外方張出部(13)と、外方張出部(13)の先端より
内方突出状に設けられかつ端面(17)が点(B) を中心とす
る横断面半円形を有する第2係合部(16)とによって構成
されて、この第2ヒンジ構成部(12)内に、後方に向かっ
て開口した開口部(18)を有しかつこの開口部(18)に続く
円弧形を有する案内面(19a) を有する第4ヒンジ構成部
一部嵌込み用凹部(19)が設けられている。
【0027】連結部材(21)の第4ヒンジ構成部(32)は、
同部材(21)の後端内側縁に前方斜め内向きにのびかつ断
面135°の角度に相当する円弧形を有する第2案内部
(33)と、同部材(21)の後端内側縁より内方にのびかつ先
端に前方内向きの第4係合部(36)を有する内方張出部(3
4)とによって構成されて、第4ヒンジ構成部(32)内に、
内方に向かって開口した開口部(38)を有する第2ヒンジ
構成部嵌込み用凹部(39)が設けられている。
同部材(21)の後端内側縁に前方斜め内向きにのびかつ断
面135°の角度に相当する円弧形を有する第2案内部
(33)と、同部材(21)の後端内側縁より内方にのびかつ先
端に前方内向きの第4係合部(36)を有する内方張出部(3
4)とによって構成されて、第4ヒンジ構成部(32)内に、
内方に向かって開口した開口部(38)を有する第2ヒンジ
構成部嵌込み用凹部(39)が設けられている。
【0028】上記において、後部扉(第2部材)(11)
を、トラック荷台(10)の後部支柱(第1部材)(1) に連
結部材(21)を介して取り付けるには、例えばまず後部支
柱(1)の第1ヒンジ構成部(2) に、連結部材(21)の第3
ヒンジ構成部(22)をこれの凹部(29)内に第1ヒンジ構成
部(2) が挿入されるように、連結部材(21)側をスライド
させながら嵌め被せる。そしてつぎに、この連結部材(2
1)の第4ヒンジ構成部(32)の凹部(39)内に、後部扉(第
2部材)(11)側の第2ヒンジ構成部(12)を、その一端よ
りスライドさせながら挿入すれば良い。
を、トラック荷台(10)の後部支柱(第1部材)(1) に連
結部材(21)を介して取り付けるには、例えばまず後部支
柱(1)の第1ヒンジ構成部(2) に、連結部材(21)の第3
ヒンジ構成部(22)をこれの凹部(29)内に第1ヒンジ構成
部(2) が挿入されるように、連結部材(21)側をスライド
させながら嵌め被せる。そしてつぎに、この連結部材(2
1)の第4ヒンジ構成部(32)の凹部(39)内に、後部扉(第
2部材)(11)側の第2ヒンジ構成部(12)を、その一端よ
りスライドさせながら挿入すれば良い。
【0029】上記のような後部扉(第2部材)(11)の取
付けは、後部扉(第2部材)(11)を後部支柱(第1部
材)(1) に、連結部材(21)を介して単に嵌め合わせるだ
けであり、かつこれらの部材(1) (11)(21)は、いずれも
アルミニウム押出形材製であるため、素人でも作業可能
であり、後部扉(第2部材)(11)の取付工数を大幅に削
減することができ、後部扉(第2部材)(11)の取付け作
業に手間がかゝらず、また取付精度を確実に出すことが
できる。
付けは、後部扉(第2部材)(11)を後部支柱(第1部
材)(1) に、連結部材(21)を介して単に嵌め合わせるだ
けであり、かつこれらの部材(1) (11)(21)は、いずれも
アルミニウム押出形材製であるため、素人でも作業可能
であり、後部扉(第2部材)(11)の取付工数を大幅に削
減することができ、後部扉(第2部材)(11)の取付け作
業に手間がかゝらず、また取付精度を確実に出すことが
できる。
【0030】図1に示す状態は、トラック荷台(10)の後
部支柱(第1部材)(1) に対し連結部材(21)を介して組
み合わせられた後部扉(第2部材)(11)が閉じている状
態、すなわち後部扉(第2部材)(11)が回転する前の状
態である。このとき後部支柱(第1部材)(1) の第1ヒ
ンジ構成部(2) が、連結部材(21)の第3ヒンジ構成部(2
2)の凹部(29)内に収められるとともに、後部扉(第2部
材)(11)の第2ヒンジ構成部(12)が、連結部材(21)の第
4ヒンジ構成部(32)の凹部(39)内に収められている。
部支柱(第1部材)(1) に対し連結部材(21)を介して組
み合わせられた後部扉(第2部材)(11)が閉じている状
態、すなわち後部扉(第2部材)(11)が回転する前の状
態である。このとき後部支柱(第1部材)(1) の第1ヒ
ンジ構成部(2) が、連結部材(21)の第3ヒンジ構成部(2
2)の凹部(29)内に収められるとともに、後部扉(第2部
材)(11)の第2ヒンジ構成部(12)が、連結部材(21)の第
4ヒンジ構成部(32)の凹部(39)内に収められている。
【0031】つぎに、図2に示すように、連結部材(21)
に対して後部扉(第2部材)(11)が、後部扉(第2部
材)(11)側の第2ヒンジ構成部(12)の係合部(16)の端面
(17)の中心点(B) を中心として揺動し、後部扉(第2部
材)(11)が連結部材(21)に対して135°回転した状態
では、第2ヒンジ構成部(12)の凹部(19)内に、連結部材
(21)の第4ヒンジ構成部(32)の第4係合部(36)が収めら
れて、第2ヒンジ構成部(12)の第2係合部(16)と第4ヒ
ンジ構成部(32)の第4係合部(36)とが相互に係り合わせ
られる。
に対して後部扉(第2部材)(11)が、後部扉(第2部
材)(11)側の第2ヒンジ構成部(12)の係合部(16)の端面
(17)の中心点(B) を中心として揺動し、後部扉(第2部
材)(11)が連結部材(21)に対して135°回転した状態
では、第2ヒンジ構成部(12)の凹部(19)内に、連結部材
(21)の第4ヒンジ構成部(32)の第4係合部(36)が収めら
れて、第2ヒンジ構成部(12)の第2係合部(16)と第4ヒ
ンジ構成部(32)の第4係合部(36)とが相互に係り合わせ
られる。
【0032】さらに、図3に示すように、135°回転
後の後部扉(第2部材)(11)と一緒に連結部材(21)が、
後部支柱(第1部材)(1) に対して連結部材(21)の第3
ヒンジ構成部(22)の第3係合部(26)が、後部支柱(第1
部材)(1) 側の第1ヒンジ構成部(2) の係合部(6) の点
(A) を中心とする横断面半円形の端面(7) に沿って揺動
し、後部扉(第2部材)(11)が連結部材(21)と共に後部
支柱(第1部材)(1)に対してさらに135°回転した
状態では、第1ヒンジ構成部(2) の凹部(9) 内に第3ヒ
ンジ構成部(22)の第3係合部(26)が収められて、第1ヒ
ンジ構成部(2)の第1係合部(6) と第3ヒンジ構成部(2
2)の第3係合部(26)とが相互に係り合わせられる。
後の後部扉(第2部材)(11)と一緒に連結部材(21)が、
後部支柱(第1部材)(1) に対して連結部材(21)の第3
ヒンジ構成部(22)の第3係合部(26)が、後部支柱(第1
部材)(1) 側の第1ヒンジ構成部(2) の係合部(6) の点
(A) を中心とする横断面半円形の端面(7) に沿って揺動
し、後部扉(第2部材)(11)が連結部材(21)と共に後部
支柱(第1部材)(1)に対してさらに135°回転した
状態では、第1ヒンジ構成部(2) の凹部(9) 内に第3ヒ
ンジ構成部(22)の第3係合部(26)が収められて、第1ヒ
ンジ構成部(2)の第1係合部(6) と第3ヒンジ構成部(2
2)の第3係合部(26)とが相互に係り合わせられる。
【0033】上記によれば、トラック荷台(10)の後部支
柱(第1部材)(1) に対する後部扉(第2部材)(11)の
ヒンジ(5) の回転機構が簡素化されており、後部扉(第
2部材)(11)が270°の開閉(回転)可能であるとと
もに、従来の丁番の取付けが全く不要である。
柱(第1部材)(1) に対する後部扉(第2部材)(11)の
ヒンジ(5) の回転機構が簡素化されており、後部扉(第
2部材)(11)が270°の開閉(回転)可能であるとと
もに、従来の丁番の取付けが全く不要である。
【0034】またこの実施例では、後部支柱(第1部
材)(1) 、後部扉(第2部材)(11)、および連結部材(2
1)がいずれもアルミニウム押出型材製であり、従ってヒ
ンジ(5) の軽量化を果たし得るとともに、トラック荷台
(10)の後部扉(第2部材)(11)部分の美観が向上する。
材)(1) 、後部扉(第2部材)(11)、および連結部材(2
1)がいずれもアルミニウム押出型材製であり、従ってヒ
ンジ(5) の軽量化を果たし得るとともに、トラック荷台
(10)の後部扉(第2部材)(11)部分の美観が向上する。
【0035】図5と図6は、ヒンジ(5) を構成する部材
の上下抜止め機構を示すものである。なお、上下両抜止
め機構は、上下対称で、共に同じ構造を有している。
の上下抜止め機構を示すものである。なお、上下両抜止
め機構は、上下対称で、共に同じ構造を有している。
【0036】まず後部支柱(第1部材)(1) の第1ヒン
ジ構成部(2) と、連結部材(21)の第3ヒンジ構成部(22)
との組合わせ部分では、後部支柱(1) 側の第1ヒンジ構
成部(2) の上下両端部が所要長さ切欠かれていて、該切
欠き部分内に、連結部材(21)側の第3ヒンジ構成部(22)
の凹部(29)の内側に丁度嵌まり込む大きさの上下両第1
ストッパ(35)(35)が嵌め込まれ、各第1ストッパ(35)
が、連結部材(21)の第3ヒンジ構成部(22)の前方張出部
(24)を貫通する2本のねじ(30)によって連結部材(21)に
固定されている。
ジ構成部(2) と、連結部材(21)の第3ヒンジ構成部(22)
との組合わせ部分では、後部支柱(1) 側の第1ヒンジ構
成部(2) の上下両端部が所要長さ切欠かれていて、該切
欠き部分内に、連結部材(21)側の第3ヒンジ構成部(22)
の凹部(29)の内側に丁度嵌まり込む大きさの上下両第1
ストッパ(35)(35)が嵌め込まれ、各第1ストッパ(35)
が、連結部材(21)の第3ヒンジ構成部(22)の前方張出部
(24)を貫通する2本のねじ(30)によって連結部材(21)に
固定されている。
【0037】つぎに後部扉(第2部材)(11)の第2ヒン
ジ構成部(12)と、連結部材(21)の第4ヒンジ構成部(32)
との組合わせ部分では、後部扉(11)側の第2ヒンジ構成
部(12)の上下両端部が部分的に所要長さ切欠かれてい
て、該切欠き部分内に、連結部材(21)の第4ヒンジ構成
部(32)の凹部(39)の内側に丁度嵌まり込む大きさの上下
両第2ストッパ(37)(37)が嵌め込まれ、各第2ストッパ
(37)が、連結部材(21)の内方張出部(34)の平坦状部分を
貫通する2本のねじ(30)によって連結部材(21)に固定さ
れている。
ジ構成部(12)と、連結部材(21)の第4ヒンジ構成部(32)
との組合わせ部分では、後部扉(11)側の第2ヒンジ構成
部(12)の上下両端部が部分的に所要長さ切欠かれてい
て、該切欠き部分内に、連結部材(21)の第4ヒンジ構成
部(32)の凹部(39)の内側に丁度嵌まり込む大きさの上下
両第2ストッパ(37)(37)が嵌め込まれ、各第2ストッパ
(37)が、連結部材(21)の内方張出部(34)の平坦状部分を
貫通する2本のねじ(30)によって連結部材(21)に固定さ
れている。
【0038】なおヒンジ(5) は、後部支柱(1) と後部扉
(11)に全長にわたって設けられるのが好ましいが、短い
ものを所定間隔おきに数個設ける場合もあり、この点は
限定されない。
(11)に全長にわたって設けられるのが好ましいが、短い
ものを所定間隔おきに数個設ける場合もあり、この点は
限定されない。
【0039】また、上記ヒンジ(5) は、第1段階とし
て、後部扉(第2部材)(11)のみが連結部材(21)に対し
て135°回転し、ついで第2段階として、後部扉(第
2部材)(11)が連結部材(21)と一緒にさらに後部支柱
(第1部材)(1) に対して135°回転して、後部扉
(第2部材)(11)が連結部材(21)を介して後部支柱(第
1部材)(1) に対して270°開かれるようになされて
いるが、この角度は、限定されるものではなく、例えば
第1段階として、後部扉(第2部材)(11)のみが連結部
材(21)に対して135°より小さくあるいは135°よ
り大きく、略135°回転し、ついで第2段階として、
後部扉(第2部材)(11)が連結部材(21)と一緒にさらに
後部支柱(第1部材)(1) に対して135°より小さく
あるいは135°より大きく、略135°回転し、結果
として、後部支柱(第1部材)(1) に対して後部扉(第
2部材)(11)が連結部材(21)を介して略270°開かれ
るようになされていても良い。
て、後部扉(第2部材)(11)のみが連結部材(21)に対し
て135°回転し、ついで第2段階として、後部扉(第
2部材)(11)が連結部材(21)と一緒にさらに後部支柱
(第1部材)(1) に対して135°回転して、後部扉
(第2部材)(11)が連結部材(21)を介して後部支柱(第
1部材)(1) に対して270°開かれるようになされて
いるが、この角度は、限定されるものではなく、例えば
第1段階として、後部扉(第2部材)(11)のみが連結部
材(21)に対して135°より小さくあるいは135°よ
り大きく、略135°回転し、ついで第2段階として、
後部扉(第2部材)(11)が連結部材(21)と一緒にさらに
後部支柱(第1部材)(1) に対して135°より小さく
あるいは135°より大きく、略135°回転し、結果
として、後部支柱(第1部材)(1) に対して後部扉(第
2部材)(11)が連結部材(21)を介して略270°開かれ
るようになされていても良い。
【0040】また、上記実施例は、この発明によるヒン
ジ(5) を、トラック荷台(10)の後部支柱(第1部材)
(1) における後部扉(第2部材)(11)の開閉機構につい
て適用した場合を示すものであるが、この発明は、その
他、例えば建材、土木、あるいは輸送等の分野におい
て、扉等の部材の略270°回転(開閉)機構全般につ
いて、同様に適用されるものである。
ジ(5) を、トラック荷台(10)の後部支柱(第1部材)
(1) における後部扉(第2部材)(11)の開閉機構につい
て適用した場合を示すものであるが、この発明は、その
他、例えば建材、土木、あるいは輸送等の分野におい
て、扉等の部材の略270°回転(開閉)機構全般につ
いて、同様に適用されるものである。
【0041】
【発明の効果】この発明は、上述のように、第1部材に
設けられた第1ヒンジ構成部と、第2部材に設けられた
第2ヒンジ構成部と、両部材を連結する連結部材の一側
に設けられかつ第1部材の第1ヒンジ構成部に組み合わ
せられた第3ヒンジ構成部と、同連結部材の他側に設け
られかつ第2部材の第2ヒンジ構成部に組み合わせられ
た第4ヒンジ構成部とよりなり、第1部材に対して第2
部材が連結部材を介して略270°開閉自在となされた
ヒンジであって、第1部材の第1ヒンジ構成部が、同部
材の後端外側縁より後方にのびかつ内側に断面略135
°の角度に相当する円弧形を有する凸面部を備えた後方
張出部と、後方張出部の先端より前方突出状に設けられ
かつ端面が点(A) を中心とする横断面半円形を有する第
1係合部とによって構成されて、この第1ヒンジ構成部
内に、外方に向かって開口した開口部を有しかつこの開
口部に続く円弧形を有する案内面を有する第3ヒンジ構
成部一部嵌込み用凹部が設けられ、連結部材の第3ヒン
ジ構成部が、同部材の前端外側縁に前方斜め内向きにの
びかつ断面略135°の角度に相当する円弧形を有する
第1案内部と、同部材の前端外側縁より前方にのびかつ
先端に前方内向きの第3係合部を有する前方張出部とに
よって構成されて、第3ヒンジ構成部内に、前方に向か
って開口した開口部を有する第1ヒンジ構成部嵌込み用
凹部が設けられ、第2部材の第2ヒンジ構成部が、同部
材の外側縁より外方にのびかつ前側に断面略135°の
角度に相当する円弧形を有する凸面部を備えた外方張出
部と、外方張出部の先端より内方突出状に設けられかつ
端面が点(B) を中心とする横断面半円形を有する第2係
合部とによって構成されて、この第2ヒンジ構成部内
に、後方に向かって開口した開口部を有しかつこの開口
部に続く円弧形を有する案内面を有する第4ヒンジ構成
部一部嵌込み用凹部が設けられ、連結部材の第4ヒンジ
構成部が、同部材の後端内側縁に前方斜め内向きにのび
かつ断面略135°の角度に相当する円弧形を有する第
2案内部と、同部材の後端内側縁より内方にのびかつ先
端に前方内向きの第4係合部を有する内方張出部とによ
って構成されて、第4ヒンジ構成部内に、内方に向かっ
て開口した開口部を有する第2ヒンジ構成部嵌込み用凹
部が設けられており、第1部材に対し連結部材を介して
組み合わせられた第2部材が回転する前の状態において
は、第1部材の第1ヒンジ構成部が、連結部材の第3ヒ
ンジ構成部の凹部内に収められるとともに、第2部材の
第2ヒンジ構成部が、連結部材の第4ヒンジ構成部の凹
部内に収められており、連結部材に対して第2部材が、
第2部材側の第2ヒンジ構成部の係合部の端面の中心点
(B) を中心として揺動し、第2部材が連結部材に対して
略135°回転した状態では、第2ヒンジ構成部の凹部
内に、連結部材の第4ヒンジ構成部の第4係合部が収め
られて、第2ヒンジ構成部の第2係合部と第4ヒンジ構
成部の第4係合部とが相互に係り合わせられるととも
に、略135°回転後の第2部材と一緒に連結部材が、
第1部材に対して連結部材の第3ヒンジ構成部の第3係
合部が、第1部材側の第1ヒンジ構成部の係合部の点
(A) を中心とする横断面半円形の端面に沿って揺動し、
第2部材が連結部材と共に第1部材に対してさらに略1
35°回転した状態では、第1ヒンジ構成部の凹部内に
第3ヒンジ構成部の第3係合部が収められて、第1ヒン
ジ構成部の第1係合部と第3ヒンジ構成部の第3係合部
とが相互に係り合わせられるようになされているもの
で、この発明によれば、例えばトラック荷台の第1部材
(後部支柱)に対する第2部材(後部扉)のヒンジの回
転機構が簡素化されており、第2部材(後部扉)の略2
70°の開閉(回転)が可能であるとともに、従来の丁
番の取付けが全く不要である。
設けられた第1ヒンジ構成部と、第2部材に設けられた
第2ヒンジ構成部と、両部材を連結する連結部材の一側
に設けられかつ第1部材の第1ヒンジ構成部に組み合わ
せられた第3ヒンジ構成部と、同連結部材の他側に設け
られかつ第2部材の第2ヒンジ構成部に組み合わせられ
た第4ヒンジ構成部とよりなり、第1部材に対して第2
部材が連結部材を介して略270°開閉自在となされた
ヒンジであって、第1部材の第1ヒンジ構成部が、同部
材の後端外側縁より後方にのびかつ内側に断面略135
°の角度に相当する円弧形を有する凸面部を備えた後方
張出部と、後方張出部の先端より前方突出状に設けられ
かつ端面が点(A) を中心とする横断面半円形を有する第
1係合部とによって構成されて、この第1ヒンジ構成部
内に、外方に向かって開口した開口部を有しかつこの開
口部に続く円弧形を有する案内面を有する第3ヒンジ構
成部一部嵌込み用凹部が設けられ、連結部材の第3ヒン
ジ構成部が、同部材の前端外側縁に前方斜め内向きにの
びかつ断面略135°の角度に相当する円弧形を有する
第1案内部と、同部材の前端外側縁より前方にのびかつ
先端に前方内向きの第3係合部を有する前方張出部とに
よって構成されて、第3ヒンジ構成部内に、前方に向か
って開口した開口部を有する第1ヒンジ構成部嵌込み用
凹部が設けられ、第2部材の第2ヒンジ構成部が、同部
材の外側縁より外方にのびかつ前側に断面略135°の
角度に相当する円弧形を有する凸面部を備えた外方張出
部と、外方張出部の先端より内方突出状に設けられかつ
端面が点(B) を中心とする横断面半円形を有する第2係
合部とによって構成されて、この第2ヒンジ構成部内
に、後方に向かって開口した開口部を有しかつこの開口
部に続く円弧形を有する案内面を有する第4ヒンジ構成
部一部嵌込み用凹部が設けられ、連結部材の第4ヒンジ
構成部が、同部材の後端内側縁に前方斜め内向きにのび
かつ断面略135°の角度に相当する円弧形を有する第
2案内部と、同部材の後端内側縁より内方にのびかつ先
端に前方内向きの第4係合部を有する内方張出部とによ
って構成されて、第4ヒンジ構成部内に、内方に向かっ
て開口した開口部を有する第2ヒンジ構成部嵌込み用凹
部が設けられており、第1部材に対し連結部材を介して
組み合わせられた第2部材が回転する前の状態において
は、第1部材の第1ヒンジ構成部が、連結部材の第3ヒ
ンジ構成部の凹部内に収められるとともに、第2部材の
第2ヒンジ構成部が、連結部材の第4ヒンジ構成部の凹
部内に収められており、連結部材に対して第2部材が、
第2部材側の第2ヒンジ構成部の係合部の端面の中心点
(B) を中心として揺動し、第2部材が連結部材に対して
略135°回転した状態では、第2ヒンジ構成部の凹部
内に、連結部材の第4ヒンジ構成部の第4係合部が収め
られて、第2ヒンジ構成部の第2係合部と第4ヒンジ構
成部の第4係合部とが相互に係り合わせられるととも
に、略135°回転後の第2部材と一緒に連結部材が、
第1部材に対して連結部材の第3ヒンジ構成部の第3係
合部が、第1部材側の第1ヒンジ構成部の係合部の点
(A) を中心とする横断面半円形の端面に沿って揺動し、
第2部材が連結部材と共に第1部材に対してさらに略1
35°回転した状態では、第1ヒンジ構成部の凹部内に
第3ヒンジ構成部の第3係合部が収められて、第1ヒン
ジ構成部の第1係合部と第3ヒンジ構成部の第3係合部
とが相互に係り合わせられるようになされているもの
で、この発明によれば、例えばトラック荷台の第1部材
(後部支柱)に対する第2部材(後部扉)のヒンジの回
転機構が簡素化されており、第2部材(後部扉)の略2
70°の開閉(回転)が可能であるとともに、従来の丁
番の取付けが全く不要である。
【0042】上記第1部材(後部支柱)、第2部材(後
部扉)および連結部材は、単に組み合わせるだけで良い
ので、ヒンジの取付工数を大幅に削減することができ、
ヒンジの取付け作業に手間がかゝらず、しかも素人でも
取付作業が可能であり、かつ取付精度を確実に出すこと
ができる。
部扉)および連結部材は、単に組み合わせるだけで良い
ので、ヒンジの取付工数を大幅に削減することができ、
ヒンジの取付け作業に手間がかゝらず、しかも素人でも
取付作業が可能であり、かつ取付精度を確実に出すこと
ができる。
【0043】また上記第1部材(後部支柱)、第2部材
(後部扉)および連結部材は、通常アルミニウム押出型
材製であり、従ってヒンジの軽量化を果たし得るととも
に、トラック荷台の後部扉部分等には、従来ような多数
の丁番が現れて見えないため、外観が非常にきれいであ
り、美観を向上し得るという効果を奏する。
(後部扉)および連結部材は、通常アルミニウム押出型
材製であり、従ってヒンジの軽量化を果たし得るととも
に、トラック荷台の後部扉部分等には、従来ような多数
の丁番が現れて見えないため、外観が非常にきれいであ
り、美観を向上し得るという効果を奏する。
【図1】本発明のヒンジにより後部扉が開閉自在に取り
付けられたトラック荷台の要部拡大水平断面図で、後部
扉が閉じた状態を示している。
付けられたトラック荷台の要部拡大水平断面図で、後部
扉が閉じた状態を示している。
【図2】同要部拡大水平断面図で、後部扉が135°開
いた状態を示している。
いた状態を示している。
【図3】同要部拡大水平断面図で、後部扉がさらに13
5°開いた状態を示している。
5°開いた状態を示している。
【図4】本発明のヒンジにより270°開閉する後部扉
付き荷台を備えたトラックの概略斜視図である。
付き荷台を備えたトラックの概略斜視図である。
【図5】図1のヒンジの上下抜止め防止機構部分を示す
トラック荷台の要部拡大水平断面図である。
トラック荷台の要部拡大水平断面図である。
【図6】図5のI−Iに沿う要部拡大矢視図である。
A 中心点 B 中心点 1 後部支柱(第1部材) 2 第1ヒンジ構成部 3 後方張出部 4 凸面部 5 ヒンジ 6 第1係合部 7 端面 8 開口部 9 第3ヒンジ構成部一部嵌込み用凹部 9a 案内面 10 トラック荷台 11 後部扉(第2部材) 12 第2ヒンジ構成部 13 外方張出部 14 凸面部 16 第2係合部 17 端面 18 開口部 19 第4ヒンジ構成部一部嵌込み用凹部 19a 案内面 21 連結部材 22 第3ヒンジ構成部 23 第1案内部 24 前方張出部 26 第3係合部 28 開口部 29 第1ヒンジ構成部嵌込み用凹部 32 第4ヒンジ構成部 33 第2案内部 34 内方張出部 36 第4係合部 38 開口部 39 第2ヒンジ構成部嵌込み用凹部
Claims (1)
- 【請求項1】 第1部材(1) に設けられた第1ヒンジ構
成部(2) と、第2部材(11)に設けられた第2ヒンジ構成
部(12)と、両部材(1) (11)を連結する連結部材(21)の一
側に設けられかつ第1部材(1) の第1ヒンジ構成部(2)
に組み合わせられた第3ヒンジ構成部(22)と、同連結部
材(21)の他側に設けられかつ第2部材(11)の第2ヒンジ
構成部(12)に組み合わせられた第4ヒンジ構成部(32)と
よりなり、第1部材(1) に対して第2部材(11)が連結部
材(21)を介して略270°開閉自在となされたヒンジで
あって、第1部材(1) の第1ヒンジ構成部(2) が、同部
材(1) の後端外側縁より後方にのびかつ内側に断面略1
35°の角度に相当する円弧形を有する凸面部(4) を備
えた後方張出部(3) と、後方張出部(3) の先端より前方
突出状に設けられかつ端面(7) が点(A) を中心とする横
断面半円形を有する第1係合部(6) とによって構成され
て、この第1ヒンジ構成部(2) 内に、外方に向かって開
口した開口部(8) を有しかつこの開口部(8) に続く円弧
形を有する案内面(9a)を有する第3ヒンジ構成部一部嵌
込み用凹部(9) が設けられ、連結部材(21)の第3ヒンジ
構成部(22)が、同部材(21)の前端外側縁に前方斜め内向
きにのびかつ断面略135°の角度に相当する円弧形を
有する第1案内部(23)と、同部材(21)の前端外側縁より
前方にのびかつ先端に前方内向きの第3係合部(26)を有
する前方張出部(24)とによって構成されて、第3ヒンジ
構成部(22)内に、前方に向かって開口した開口部(28)を
有する第1ヒンジ構成部嵌込み用凹部(29)が設けられ、
第2部材(11)の第2ヒンジ構成部(12)が、同部材(11)の
外側縁より外方にのびかつ前側に断面略135°の角度
に相当する円弧形を有する凸面部(14)を備えた外方張出
部(13)と、外方張出部(13)の先端より内方突出状に設け
られかつ端面(17)が点(B) を中心とする横断面半円形を
有する第2係合部(16)とによって構成されて、この第2
ヒンジ構成部(12)内に、後方に向かって開口した開口部
(18)を有しかつこの開口部(18)に続く円弧形を有する案
内面(19a) を有する第4ヒンジ構成部一部嵌込み用凹部
(19)が設けられ、連結部材(21)の第4ヒンジ構成部(32)
が、同部材(21)の後端内側縁に前方斜め内向きにのびか
つ断面略135°の角度に相当する円弧形を有する第2
案内部(33)と、同部材(21)の後端内側縁より内方にのび
かつ先端に前方内向きの第4係合部(36)を有する内方張
出部(34)とによって構成されて、第4ヒンジ構成部(32)
内に、内方に向かって開口した開口部(38)を有する第2
ヒンジ構成部嵌込み用凹部(39)が設けられており、第1
部材(1) に対し連結部材(21)を介して組み合わせられた
第2部材(11)が回転する前の状 態においては、第1部
材(1) の第1ヒンジ構成部(2)が、連結部材(21)の第3
ヒンジ構成部(22)の凹部(29)内に収められるとともに、
第2部材(11)の第2ヒンジ構成部(12)が、連結部材(21)
の第4ヒンジ構成部(32)の凹部(39)内に収められてお
り、連結部材(21)に対して第2部材(11)が、第2部材(1
1)側の第2ヒンジ構成部(12)の係合部(16)の端面(17)の
中心点(B) を中心として揺動し、第2部材(11)が連結部
材(21)に対して略135°回転した状態では、第2ヒン
ジ構成部(12)の凹部(19)内に、連結部材(21)の第4ヒン
ジ構成部(32)の第4係合部(36)が収められて、第2ヒン
ジ構成部(12)の第2係合部(16)と第4ヒンジ構成部(32)
の第4係合部(36)とが相互に係り合わせられるととも
に、略135°回転後の第2部材(11)と一緒に連結部材
(21)が、第1部材(1) に対して連結部材(21)の第3ヒン
ジ構成部(22)の第3係合部(26)が、第1部材(1) 側の第
1ヒンジ構成部(2) の係合部(6) の点(A) を中心とする
横断面半円形の端面(7) に沿って揺動し、第2部材(11)
が連結部材(21)と共に第1部材(1) に対してさらに略1
35°回転した状態では、第1ヒンジ構成部(2) の凹部
(9) 内に第3ヒンジ構成部(22)の第3係合部(26)が収め
られて、第1ヒンジ構成部(2) の第1係合部(6) と第3
ヒンジ構成部(22)の第3係合部(26)とが相互に係り合わ
せられるようになされている、ヒンジ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04098253A JP3136344B2 (ja) | 1992-04-17 | 1992-04-17 | ヒンジ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04098253A JP3136344B2 (ja) | 1992-04-17 | 1992-04-17 | ヒンジ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05295942A JPH05295942A (ja) | 1993-11-09 |
JP3136344B2 true JP3136344B2 (ja) | 2001-02-19 |
Family
ID=14214802
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP04098253A Expired - Fee Related JP3136344B2 (ja) | 1992-04-17 | 1992-04-17 | ヒンジ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3136344B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113104120B (zh) * | 2021-05-08 | 2023-06-02 | 山东三星机械制造有限公司 | 一种安全开合式货箱及其开合方法 |
-
1992
- 1992-04-17 JP JP04098253A patent/JP3136344B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05295942A (ja) | 1993-11-09 |
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Legal Events
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