JP3218343B2 - 車両荷台における幌シート取付装置 - Google Patents

車両荷台における幌シート取付装置

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JP3218343B2 JP04655793A JP4655793A JP3218343B2 JP 3218343 B2 JP3218343 B2 JP 3218343B2 JP 04655793 A JP04655793 A JP 04655793A JP 4655793 A JP4655793 A JP 4655793A JP 3218343 B2 JP3218343 B2 JP 3218343B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、車両荷台における幌
シート取付装置に関するものである。
【0002】この明細書において、荷台側壁とは、いわ
ゆるアオリであって、車両荷台に開閉自在に取り付けら
れた左右両側壁および後側壁を意味するものとする。
【0003】
【従来の技術】従来、例えばアルミニウム中空押出形材
製のパネルが上下に所要数重ね合わせられてなるトラッ
ク等車両の荷台側壁(アオリ)においては、雨水および
日射をさけて荷物を保護するため、荷台側壁の上に幌シ
ートが被せられていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来は、荷
台側壁を構成する中空状パネルの外面に、フック掛止部
材が所定間隔おきに取り付けられるとともに、すべての
フック掛止部材を貫通するように、1本のステンレス鋼
製もしくはアルミニウム製の飾りパイプが取り付けら
れ、幌シート取付用の帯状ゴム板などよりなる緊締部材
の先端部に備えられたフック(鉤形およびリング形のも
のを含む、以下同じ)が、各フック掛止部材に掛け止め
られていた。
【0005】しかし、このような従来の幌シート取付装
置では、荷台側壁の外面にフック掛止部材が大きく張り
出しているため、危険であり、またこのようなフック掛
止部材が外方に張り出す分だけ、荷台製作時その内法寸
法を縮小しなければならず、荷物積載空間が狭められる
という問題があった。そのうえ、幌シートを荷台側壁に
取り付けるさい、緊締部材は、荷台側壁外面より外方に
大きく張り出したフック掛止部材に向かって外方斜め下
向きに引っ張られるため、幌シートの下側縁部が荷台側
壁外面より離れて、隙間が生じ、従って幌シートの取付
け後、幌シートがバタツキやすく、かつ雨水が侵入しや
すいという問題があるうえに、部品点数が非常に多く、
取付工数を多く必要として、製造コストが高くつき、ま
た外観も劣るという問題があった。
【0006】この発明の目的は、上記の従来技術の問題
を解決し、荷台側壁の外面にフック掛止部材を張出部分
を少なくして取り付けることができて、非常に安全性が
高く、かつ荷台製作時その内法寸法を広くとることがで
きて、荷物積載空間を広げられるうえに、取付け後の幌
シートのバタツキを防止し得、また雨水の侵入を確実に
阻止し得るうえに、部品点数が少なく、取付工数が削減
されて、製造コストが非常に安くつき、また荷台側壁の
外観がきれいである、車両荷台における幌シート取付装
置を提供しようとするにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の目的
を達成するために、所要数の中空状パネルよりなる荷台
側壁が開閉自在に取り付けられ、この荷台側壁の上に幌
シートが被せられる車両の荷台において、荷台側壁を構
成する中空状パネルの外面に、外側方に開口した凹陥部
が該パネルの長さ方向にかつ水平状に設けられ、凹陥部
の開口上壁部に横断面鉤形の第1ヒンジ構成部が下方突
出状に設けられ、凹陥部内に、第2ヒンジ構成部を上縁
部に備えかつ幌シート取付用緊締部材の先端部に備えら
れたフックを掛け止めるフック掛止部を下縁部に備えた
フック掛止部材が収められ、このフック掛止部材の第2
ヒンジ構成部が荷台側壁側の第1ヒンジ構成部に係り合
わせられて、フック掛止部材が荷台側壁に揺動自在に取
り付けられている、車両荷台における幌シート取付装置
を要旨としている。
【0008】
【作用】上記幌シート取付装置によれば、荷台側壁の中
空状パネルの外面に設けられた凹陥部内に、フック掛止
部材が、例えば略90°揺動自在に収められている。従
って、幌シートの使用時には、フック掛止部材を略90
°揺動させて、その先端のフック掛止部を凹陥部の外側
に突出させれば、帯状ゴム板などよりなる幌シート取付
用緊締部材先端部のフックを、フック掛止部材にワンタ
ッチで迅速に掛け止めることができる。
【0009】そして、この状態では、フック掛止部材
は、荷台側壁の凹陥部からの突出長さが短く、幌シート
の取付け後の状態では、フックおよび緊締部材は、荷台
側壁に沿うようにほぼ真下に引っ張られるため、幌シー
トの下側縁部と荷台側壁の外面との間に隙間があくこと
なく密着せしめられ、取付け後の幌シートのバタツキを
有効に防止し得るとともに、雨水の侵入をも確実に阻止
し得る。
【0010】なお、幌シートの未使用時には、フック掛
止部材は自重により略90°揺動して、凹陥部内に収め
られるので、荷台側壁の外面にフック掛止部材が全く張
り出すことがない。従って、非常に安全性が高いし、フ
ック掛止部材の張出しがない分だけ、荷台製作時、荷台
の内法寸法を広くとることができて、荷物積載空間を広
げられるとともに、部品点数が非常に少なく、取付工数
が削減されるものである。
【0011】なお、荷台側壁は、2枚以上のアルミニウ
ム中空押出形材製パネルが積み重ねられて連結される場
合と、1枚のアルミニウム中空押出形材製パネルのみに
よって構成される場合とがある。
【0012】この発明による幌シート取付装置は、これ
らの荷台側壁を構成する中空パネルのいずれの部分に設
けられていても良いものである。例えば荷台側壁が3枚
の中空パネルによって構成されている場合、幌シート取
付装置は、上段の中空パネル(アッパーレール)、中段
の中空パネル(ミドルレール)、および下段の中空パネ
ル(ロアレール)のうちのいずれの中空パネルに設けら
れていても良い。
【0013】
【実施例】つぎに、この発明の実施例を図面に基づいて
説明する。
【0014】なお、この発明による幌シート取付装置
は、トラック等車両の荷台の左右両側壁に、あるいはま
た左右両側壁と後側壁に取り付けられるものであるが、
各荷台側壁における取付構造は同じであるので、図面に
おいては、一側壁部分のみを図示して、説明し、他の側
壁部分での取付構造の説明は、これを省略するものとす
る。
【0015】図1〜図4は、この発明の第1実施例を示
すものである。
【0016】まず図4において、トラック等車両(1) の
荷台(2) には、所要数のアルミニウム中空押出形材製の
中空状パネル(4) よりなる荷台側壁(3) が開閉自在に取
り付けられ、この荷台側壁(3) の上端部に所要数の幌受
けパイプ(15)が取り付けられて、幌シート(6) が被せら
れている。
【0017】なお、図1に示す上下に隣り合う2つのパ
ネル(4A)(4B)は、いわゆる凹凸嵌合によりかつ相互に係
合部同志を掛かり合わせることによって、ボルトレスで
結合されている。
【0018】図1〜図3において、荷台側壁(3) を構成
する下側の中空状パネル(4) の外面に、外側方に開口し
た凹陥部(7) が該パネル(4) の長さ方向にかつ水平状に
設けられ、凹陥部(7) の開口上壁部(7a)に、先端に上向
き折返し係合部(12)を有する横断面鉤形の第1ヒンジ構
成部(11)が下方突出状に設けられている。なお、第1ヒ
ンジ構成部(11)の上向き押返し係合部(12)の端面は、中
心点(A) を中心とする横断面円弧状となされている。
【0019】凹陥部(7) 内に、第2ヒンジ構成部(21)を
上縁部に備えかつ帯状ゴム板よりなる幌シート取付用緊
締部材(8) の先端部に備えられたフック(9) を掛け止め
るフック掛止部(28)を下縁部に備えたアルミニウム押出
形材製のフック掛止部材(20)が、所定間隔おきに複数個
収められ、各フック掛止部材(20)の第2ヒンジ構成部(2
1)が荷台側壁(3) 側の第1ヒンジ構成部(11)に係り合わ
せられて、各フック掛止部材(20)が荷台側壁(3) に略9
0°揺動自在に取り付けられている。
【0020】各フック掛止部材(20)の上縁部の第2ヒン
ジ構成部(21)は、水平部(24)とこれの先端より下向きに
折り返した係合部(23)とよりなり横断面略倒L字形を有
している。そしてフック掛止部材(20)上部の第2ヒンジ
構成部(21)の下側に、荷台側壁(3) 側の第1ヒンジ構成
部(11)の上向き折返し状係合部(12)を嵌め入れる外向き
に開口した凹溝(25)が設けられている。凹溝(25)内に
は、フック掛止部材(20)の揺動時に第1ヒンジ構成部(1
1)の係合部(12)を案内する横断面円弧状の案内面(26)が
形成されている。
【0021】凹陥部(7) 内には、各フック掛止部材(20)
が、これの第2ヒンジ構成部(21)の水平部(24)が凹陥部
(7) の上壁部(7a)の下側近くに位置するように収めら
れ、かつ第2ヒンジ構成部(21)先端の下向き折返し係合
部(23)が、荷台側壁(3) 側の第1ヒンジ構成部(11)の上
向き折返し係合部(12)に係り合わせられて、フック掛止
部材(20)が荷台側壁(3) に略90°揺動自在に、換言す
れば、その先端のフック掛止部(28)が凹陥部(7) より出
入れ自在なように取り付けられている。
【0022】なお、荷台側壁(3) の凹陥部(7) 内に、フ
ック掛止部材(20)を収めるには、荷台側壁(3) の一端よ
りフック掛止部材(20)を、これの第2ヒンジ構成部(21)
の先端の下向き折返し係合部(23)が荷台側壁(3) 側の第
1ヒンジ構成部(11)の上向き折返し係合部(12)に係り合
うようにスライドさせながら挿入すれば良い。
【0023】このようなフック掛止部材(20)の取付け作
業は、単に嵌め合わせるだけの作業であるため、作業容
易であり、フック掛止部材(20)の取付機構を簡素化する
ことができ、手間がかゝらず、取付工数が削減される。
なお、図示は省略したが、荷台側壁(3) の凹陥部(7) の
両端部には、フック掛止部材(20)の脱出を阻止するため
のストッパがそれぞれ取り付けられている。
【0024】なお、この実施例では、凹陥部(7) の内底
壁部(7b)と中空状パネル(4) の内側壁(5) との間に中空
部(10)が設けられて、荷台側壁(3) の強度の増大が図ら
れている。また、凹陥部(7) の下壁(7c)は、後述のよう
にフック掛止部材(20)が揺動したさい、そのフック掛止
部(28)の先端を逃がすために横断面円弧形となされてい
る。
【0025】上記において、トラック等車両(1) の幌シ
ート(6) の未使用時には、図1に示すように、フック掛
止部材(20)は凹陥部(7) 内に収められている。
【0026】そして、例えばトラック等車両(1) の幌シ
ート(6) の使用時には、フック掛止部材(20)を揺動させ
ると、これの第2ヒンジ構成部(21)が、あたかも第1ヒ
ンジ構成部(11)の上向き押返し係合部(12)先端の横断面
円弧状の端面の中心点(A) を中心として揺動し、図2、
図3および図4に示すように、結局、フック掛止部材(2
0)が略90°揺動して、その先端のフック掛止部(28)が
凹陥部(7) の外側に突出せしめられる。この状態で、幌
シート(6) の帯状ゴム板よりなる幌シート取付用緊締部
材(8) 先端部のフック(9) をフック掛止部材(20)にワン
タッチで迅速に掛け止めることができる。
【0027】なお、この場合、フック掛止部材(20)のフ
ック掛止部(28)は、荷台側壁(3) の凹陥部(7) からの突
出長さが短いので、幌シート(6) の取付け後の状態で
は、フック(9) および緊締部材(8) は荷台側壁(3) に沿
うように、ほぼ真下に引っ張られるため、幌シート(6)
の下側縁部と荷台側壁(3) の外面との間に隙間があくこ
となく密着せしめられ、取付け後の幌シート(6) のバタ
ツキを有効に防止し得るとともに、雨水の侵入をも確実
に阻止し得る。
【0028】またとくに、この実施例では、複数個のフ
ック掛止部材(20)が移動自在となされているので、幌シ
ート(6) の取付用緊締部材(8) とフック(9) の取付位置
に応じて、フック掛止部材(20)を適宜移動させることが
でき、非常に便利である。
【0029】上記のように、幌シート(6) の未使用時に
は、フック掛止部材(20)は自重により略90°揺動し
て、凹陥部(7) 内に収められているので、荷台側壁(3)
の外面にフック掛止部材(20)が全く張り出すことがな
い。従って、非常に安全性が高いし、フック掛止部材(2
0)の張出しがない分だけ、荷台(2) 製作時、荷台(2) の
内法寸法を広くとることができて、荷物積載空間を広げ
ることができる。
【0030】また、凹陥部(7) 内にフック掛止部材(20)
が収められているので、荷台側壁(3) を外部より見た場
合、非常にスッキリしており、外観が非常にきれいであ
る。
【0031】なお、上記第1実施例では、荷台側壁(3)
の凹陥部(7) 内に、複数個のフック掛止部材(20)が移動
自在に収められているが、フック(9) が鉤形である場合
には、フック掛止部材(20)は、例えばアルミニウム押出
形材製であって、荷台側壁(3) の略全長にわたる長さを
有するものであっても良い。
【0032】図5は、この発明の第2実施例を示すもの
である。ここで、上記第1実施例の場合と異なる点は、
フック掛止部材(20)が、例えばアルミニウム押出形材製
で、荷台側壁(3) の略全長にわたる長さを有しており、
このフック掛止部材(20)の先端部に、複数個のフック掛
止部(28)が、素材の切欠きにより所定間隔おきに設けら
れている点にある。従って、この第2実施例では、上記
第1実施例と同様に、フック(9) が鉤形およびリング形
のいずれの場合にも、適用可能である。
【0033】なお、図5は、トラック等車両(1) の幌シ
ート(6) の使用時に、フック掛止部材(20)が略90°揺
動して、フック掛止部(28)が凹陥部(7) の外側に突出せ
しめられ、このフック掛止部(28)に幌シート取付用緊締
部材(8) 先端部のフック(9)が掛け止められた状態を示
している。
【0034】この第2実施例のその他の点は、上記第1
実施例の場合と全く同様であり、図面において同一のも
のには同一の符号を付した。
【0035】なお、上記実施例において、フック掛止部
材(20)はアルミニウム押出形材製であるが、これに限ら
ず、これはその他の金属、あるいは硬質の合成樹脂によ
りつくられていても良い。またフック掛止部材(20)の形
状も、図示のものに限らず、その他の形状を有するもの
であっても良い。
【0036】なお、図示の上下に隣り合う2つの中空状
パネル(4A)(4B)は、いわゆる凹凸嵌合によりかつ相互に
係合部同志を掛かり合わせることによって、ボルトレス
で結合されているが、両中空状パネル(4A)(4B)は、もち
ろん通しボルトおよびナット(図示略)によって相互に
結合されていても良い。
【0037】
【発明の効果】この発明は、上述のように、所要数の中
空状パネルよりなる荷台側壁が開閉自在に取り付けら
れ、この荷台側壁の上に幌シートが被せられる車両の荷
台において、荷台側壁を構成する中空状パネルの外面
に、外側方に開口した凹陥部が該パネルの長さ方向にか
つ水平状に設けられ、凹陥部の開口上壁部に横断面鉤形
の第1ヒンジ構成部が下方突出状に設けられ、凹陥部内
に、第2ヒンジ構成部を上縁部に備えかつ幌シート取付
用緊締部材の先端部に備えられたフックを掛け止めるフ
ック掛止部を下縁部に備えたフック掛止部材が収めら
れ、このフック掛止部材の第2ヒンジ構成部が荷台側壁
側の第1ヒンジ構成部に係り合わせられて、フック掛止
部材が荷台側壁に揺動自在に取り付けられているもので
あるから、この発明によれば、幌シートの使用時には、
このフック掛止部材を、例えば略90°揺動させて、フ
ック掛止部材先端のフック掛止部を凹陥部の外側に突出
させれば、帯状ゴム板などよりなる幌シート取付用緊締
部材先端部のフックを、フック掛止部材にワンタッチで
迅速に掛け止めることができる。
【0038】しかもこのフック掛止部材先端のフック掛
止部は、荷台側壁の凹陥部からの突出長さが短く、幌シ
ートの取付け後の状態では、フックおよび緊締部材は、
荷台側壁に沿うようにほぼ真下に引っ張られるため、幌
シートの下側縁部と荷台側壁の外面との間に隙間があく
ことなく密着せしめられ、取付け後の幌シートのバタツ
キを有効に防止し得るとともに、雨水の侵入をも確実に
阻止し得る。
【0039】そして、幌シートの未使用時には、フック
掛止部材は自重により略90°揺動して、凹陥部内に収
められるので、荷台側壁の外面にフック掛止部材が全く
張り出すことがない。従って、非常に安全性が高いもの
である。
【0040】またフック掛止部材の張出しがない分だ
け、荷台製作時、荷台の内法寸法を広くとることができ
て、荷物積載空間を広げることができる。
【0041】またこの発明の幌シート取付装置によれ
ば、部品点数が非常に少なく、かつ荷台側壁の凹陥部内
にフック掛止部材を収めるには、荷台側壁の一端よりフ
ック掛止部材をスライドさせながら挿入すれば良いの
で、作業容易であり、フック掛止部材の取付機構が簡素
化されていて、手間がかゝらず、取付工数が削減され、
荷台側壁の製造コストが非常に安くつく。
【0042】そのうえ、荷台側壁の中空状パネルの凹陥
部内に、フック掛止部材が収められているので、荷台側
壁を外部より見た場合、非常にスッキリしており、外観
がきれいであるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例を示す車両の荷台側壁の
要部拡大断面図で、幌シートの未使用時、フック掛止部
材が凹陥部内に収められた状態を示している。
【図2】同要部拡大断面図で、幌シートの使用時、フッ
ク掛止部材が揺動してフック掛止部材が凹陥部の外側に
突出した状態を示している。
【図3】同要部拡大断面図で、図2の幌シートの使用時
の斜視図である。
【図4】図1の第1実施例における車両荷台の部分切欠
き概略背面図である。
【図5】この発明の第2実施例を示す車両の荷台側壁の
要部拡大断面図で、幌シートの使用時、フック掛止部材
が揺動してその先端のフック掛止部が凹陥部の外側に突
出した状態を示している。
【符号の説明】
1 トラック等車両 2 荷台 3 荷台側壁 4 中空状パネル 6 幌シート 7 凹陥部 7a 開口上壁部 8 幌シート取付用緊締部材 9 フック 11 横断面鉤形の第1ヒンジ構成部 20 フック掛止部材 21 第2ヒンジ構成部 28 フック掛止部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭61−73422(JP,U) 実開 昭60−20480(JP,U) 実開 昭61−176019(JP,U) 実開 昭56−48967(JP,U) 実開 昭52−146418(JP,U) 実開 昭58−32076(JP,U) 実開 平4−62292(JP,U) 実開 昭54−97918(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60J 7/10 B60P 7/04 B62D 33/023

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所要数の中空状パネル(4) よりなる荷台
    側壁(3) が開閉自在に取り付けられ、この荷台側壁(3)
    の上に幌シート(6) が被せられる車両(1) の荷台(2) に
    おいて、荷台側壁(3) を構成する中空状パネル(4) の外
    面に、外側方に開口した凹陥部(7) が該パネル(4) の長
    さ方向にかつ水平状に設けられ、凹陥部(7) の開口上壁
    部(7a)に横断面鉤形の第1ヒンジ構成部(11)が下方突出
    状に設けられ、凹陥部(7) 内に、第2ヒンジ構成部(21)
    を上縁部に備えかつ幌シート取付用緊締部材(8) の先端
    部に備えられたフック(9) を掛け止めるフック掛止部(2
    8)を下縁部に備えたフック掛止部材(20)が収められ、こ
    のフック掛止部材(20)の第2ヒンジ構成部(21)が荷台側
    壁(3) 側の第1ヒンジ構成部(11)に係り合わせられて、
    フック掛止部材(20)が荷台側壁(3) に揺動自在に取り付
    けられている、車両荷台における幌シート取付装置。
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