JP3448154B2 - 雪止め金具 - Google Patents

雪止め金具

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JP3448154B2 JP09870096A JP9870096A JP3448154B2 JP 3448154 B2 JP3448154 B2 JP 3448154B2 JP 09870096 A JP09870096 A JP 09870096A JP 9870096 A JP9870096 A JP 9870096A JP 3448154 B2 JP3448154 B2 JP 3448154B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、折版屋根1の頂部
間に架設状態に配される雪止めアングルに垂設し、折版
屋根の頂部間の谷部内に垂下配設される雪止め金具に関
するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
このような雪止め金具としては様々なものが開発されて
いるが、取付強度が十分でなかったり、また取付強度を
上げるために締付固定機構が複雑であったり、締付操作
が厄介であったりした。
【0003】単に雪止めアングルに被嵌当接して締付固
定したのでは、締付固定部分に大きな負荷がかかり締付
固定機構の締付固定強度を高くせざるを得ない。
【0004】そこで、本発明は、先端部を雪止めアング
ルの水平片部の先端縁に引っ掛け係止して取り付け、こ
の引っ掛け係止した状態で締付固定することにより、非
常に取付強度が向上することを見い出し、この引っ掛け
係止方式を採用する構造とすると共に、次々と雪止めア
ングルに取り付ける際、この取り付けがスムーズに行え
ると共に、締付固定作業もスムーズとなり、取付強度に
秀れると同時に取付作業性も秀れた極めて画期的な雪止
め金具を提供することを目的としてる。
【0005】
【課題を解決するための手段】添付図面を参照して本発
明の要旨を説明する。
【0006】折版屋根1の頂部間に架設状態に配される
雪止めアングル2に垂設し、折版屋根1の頂部間の谷部
内に垂下配設される雪止め金具であって、前記雪止めア
ングル2の垂下片部2Aの外面に重合当接する垂下板部
3の上部に、前記雪止めアングル2の水平片部2Bの上
面に重合当接する係止水平板部4を連設状態に設け、前
記垂下板部3若しくは垂下板部3に設けた雪止め板部5
を雪止め部として前記折版屋根1の谷部内に垂下配設し
得るように雪止め基板体aを構成し、この雪止め基板体
aの垂下板部3に、前記雪止めアングル2に締め付け固
定し得る固定機構bを設けた雪止め金具において、前記
係止水平板部4の先端に折り返し状の引っ掛け係止部6
を設け、少なくとも前記雪止め基板体aを前記雪止めア
ングル2に被嵌する際この引っ掛け係止部6を雪止めア
ングル2の水平片部2Bの先端縁に引っ掛け係止し得る
ように構成し、且つ雪止め基板体aを上方へやや傾けて
この引っ掛け係止部6を水平片部2Bの先端縁に引っ掛
け係止した状態で雪止め基板体aを下方へ回動せしめて
雪止め基板体aの垂下板部3を雪止めアングル2の垂下
片部2Aに重合させて垂下板部3を垂下片部2Aに沿っ
て垂下せしめる際、雪止めアングル2の角部が邪魔とな
らない角部逃げ凹部7を雪止め基板体aの角部に角部を
外方へ膨出せしめることで設けたことを特徴とする雪止
め金具に係るものである。
【0007】また、前記固定機構bの締付操作部8を、
前記雪止め基板体aの雪止め部を折版屋根1の谷部内に
垂下配設した際、雪止め基板体aの屋根峰部側に配設し
たことを特徴とする請求項1記載の雪止め金具に係るも
のである。
【0008】また、前記雪止め基板体aの垂下板部3に
取付体9をスライド自在に設け、この取付体9の上部に
前記雪止めアングル2の垂下片部2Aに係合する係合部
10を設け、前記取付体9若しくは前記垂下板部3に取付
孔として長窓孔11Aを設け、この長窓孔11Aを介して締
付ボルトなどの締付体12により垂下板部3に取付体9を
スライド自在に締付固定し得るように構成し、前記雪止
め基板体aを前記雪止めアングル2に被嵌する際には垂
下板部3に対して取付体9を下方へ逃動せしめ、被嵌し
た後垂下板部3に対して取付体9を上方へスライド移動
せしめて係合部10に垂下片部2Aを係合させ、締付体12
により締め付け固定することにより雪止め基板体aを雪
止めアングル2に被嵌固定し得るように前記固定機構b
を構成したことを特徴とする請求項1,2のいずれか1
項に記載の雪止め金具に係るものである。
【0009】また、折版屋根1の頂部間に架設状態に配
される雪止めアングル2に垂設し、折版屋根1の頂部間
の谷部内に垂下配設される雪止め金具であって、前記雪
止めアングル2の垂下片部2Aの外面に重合当接する垂
下板部3の上部に、前記雪止めアングル2の水平片部2
Bの上面に重合当接する係止水平板部4を連設状態に設
け、前記垂下板部3若しくは垂下板部3に設けた雪止め
板部5を雪止め部として前記折版屋根1の谷部内に垂下
配設し得るように雪止め基板体aを構成し、この雪止め
基板体aの垂下板部3に、前記雪止めアングル2に締め
付け固定し得る固定機構bを設けた雪止め金具におい
て、前記係止水平板部4の先端に折り返し状の引っ掛け
係止部6を設け、少なくとも前記雪止め基板体aを前記
雪止めアングル2に被嵌する際この引っ掛け係止部6を
雪止めアングル2の水平片部2Bの先端縁に引っ掛け係
止し得るように構成し、前記雪止め基板体aの垂下板部
3に取付体9をスライド自在に設け、この取付体9の上
部に前記雪止めアングル2の垂下片部2Aに係合する係
合部10を設け、前記取付体9若しくは前記垂下板部3に
取付孔として長窓孔11Aを設け、この長窓孔11Aを介し
て締付ボルトなどの締付体12により垂下板部3に取付体
9をスライド自在に締付固定し得るように構成し、前記
雪止め基板体aを前記雪止めアングル2に被嵌する際に
は垂下板部3に対して取付体9を下方へ逃動せしめ、被
嵌した後垂下板部3に対して取付体9を上方へスライド
移動せしめて係合部10に垂下片部2Aを係合させ、締付
体12により締め付け固定することにより雪止め基板体a
を雪止めアングル2に被嵌固定し得るように前記固定機
構bを構成したことを特徴とする雪止め金具に係るもの
である。
【0010】
【発明の実施の形態】好適な本発明の実施の形態(発明
をどのように実施するか)を、図面に基づいてその作用
効果を示して簡単に説明する。
【0011】先ず、雪止め基板体aを上方へやや傾けて
先端の引っ掛け係止部6を雪止めアングル2の水平片部
2Bの先端縁に引っ掛け、この引っ掛け係止した状態の
まま雪止め基板体aを下方へ回動して係止水平板部4を
水平片部2B上に当接すると共に、垂下板部3を垂下片
部2Aの外面に当接若しくはほぼ当接した沿設状態に垂
下せしめる。
【0012】引っ掛け係止部6を引っ掛け係止した状態
のままであっても、雪止め基板体aの角部は単に角形と
はなっておらず、外方へ膨出されて角部逃げ凹部7を有
していることから、雪止めアングル2の角部が邪魔とな
らず、前述のように略ぴったりに(さほどガタ付くこと
なく雪止めアングル2の水平片部2Bの先端縁に引っ掛
け係止部6を引っ掛け係止したまま)被嵌取り付けでき
ることとなる。
【0013】また、この被嵌取り付けの際、下方へ逃動
していた取付体9を長窓孔11Aを介して上方へスライド
移動させて、取付体9の係合部10に雪止めアングル2の
垂下片部2Aを係合させる。
【0014】そして、この取付体9に設けた締付ボルト
などの締付体12により締付固定する。
【0015】従って、雪止めアングル2への取付作業が
非常にスムーズに行えると共に、前記固定機構bの締付
体12による締付と、先端の引っ掛け係止部6が雪止めア
ングル2の水平片部2Bに引っ掛け係止した状態となっ
ていることから、取付強度も非常に強固のものとなる。
【0016】
【実施例】本発明の具体的な実施例について図面に基づ
いて説明する。
【0017】補強条13を長さ方向に沿って設けたアング
ル状の雪止め基板体aを一体形成し、この垂下部を垂下
板部3とし、水平部を係止水平板部4としている。
【0018】この雪止め基板体aの係止水平板部4の先
端部を折り返し折曲して引っ掛け係止部6を一体形成し
ている。
【0019】この引っ掛け係止部6は、折り返し先端が
雪止めアングル2の水平片部2Bの先端部裏面側を押さ
え受けるように構成すると共に、水平片部2Bの先端が
この引っ掛け係止部6内に突き当たり係止し得るように
構成している。
【0020】また、この折り返した引っ掛け係止部6自
体(折り返し部分)にたわみ弾性を有するように形成
し、引っ掛け係止部6を水平片部2Bの先端に引っ掛け
係止した状態で雪止め基板体aを下方へ回動した時に引
っ掛け係止部6が外れることなく係止した状態のまま雪
止め基板体aをスムーズに回動でき、雪止め基板体aを
略ぴったりと雪止めアングル2に被嵌当接し得るように
している。
【0021】また、この雪止め基板体aの角部を外方へ
膨出せしめて断面半円形に湾曲した角部逃げ凹部7を一
体形成している。
【0022】本実施例のこの角部逃げ凹部7は、雪止め
基板体aの角部に側方より見て半円形型の逃げ空間が形
成されるように構成したもので、図3に示すように、前
記引っ掛け係止部6を雪止めアングル2の水平片部2B
の先端に引っ掛け係止したまま、雪止め基板体aを下方
へ回動して雪止め基板体aを被嵌当接する際に、雪止め
アングル2の角部が邪魔にならないように設計してい
る。
【0023】従って、雪止め基板体aをやや上方へ傾け
て引っ掛け係止部6を引っ掛け係止したまま、雪止め基
板体aを下方へ回動することで、略ぴったりと引っ掛け
係止部6を係止した状態のまま雪止め基板体aを雪止め
アングル2に被嵌当接できることとなる。
【0024】従って、単に引っ掛け係止部6を引っ掛け
て回動するだけで次々と雪止め基板体aを雪止めアング
ル2に引っ掛け状態で略ぴったりと被嵌取り付けできる
こととなり、取り付け作業能率が向上すると共に、引っ
掛け係止状態で取り付けられるから、固定機構bの締付
機構を簡略化しても十分な取付強度を確保することがで
きる。
【0025】例えば、単にこの引っ掛け方式を採用し、
雪止め基板体aの角部に何ら角部逃げ凹部7が設けられ
ていないと、引っ掛け係止したまま、雪止め基板体aを
下方へ回動しても雪止めアングル2の角部が邪魔となっ
て被嵌取り付けできないし、これを考慮して被嵌できる
ようにすると、この角部を逃げ得るために雪止め基板体
aの垂下板部3がやや雪止めアングル2の垂下片部2A
から離れて取り付けられることとなる。
【0026】即ち、垂下板部3が垂下片部2Aにぴった
りと当接できず、大きなガタを生じしてしまう。従っ
て、このまま固定機構bにより締付固定しなければなら
ないから、固定機構bの締付作業がやりにくいこととな
るばかりか、固定機構bによる締付強度も落ちてしま
う。
【0027】また、このガタをなくすため垂下板部3を
雪止めアングル2に押し付けてぴったりとを重合当接す
ると、逆に引っ掛け係止部6の引っ掛け係止状態は解除
されてしまう。
【0028】即ち、雪止めアングル2の水平片部2Bの
先端は引っ掛け係止部6から離れてしまい、引っ掛け係
止部6の利点(取付強度の向上)は失われてしまう。
【0029】本実施例は、このように引っ掛け係止部6
による強度向上の利点を有しつつ、取付作業性も向上す
る画期的な雪止め金具となるものである。
【0030】次に本実施例の固定機構bについて説明す
る。
【0031】雪止め基板体aの垂下板部3にチャンネル
板状の取付体9をスライド自在に被嵌している。
【0032】この取付体9には、締付操作部8となる締
付ナット14を螺着する締付ボルト(締付体12)を取付孔
を介して貫通させ、この締付ボルト12を垂下板部3に設
けた縦長の長窓孔11Aに貫通させている。
【0033】従って、この長窓孔11Aをガイドとして取
付体9は垂下板部3に沿って上下にスライド移動自在に
設けられ、締付体12と締付ナット14とにより締付固定し
得るように構成している。
【0034】この取付体9の上縁には垂下片部2Aの下
縁が挿入係合する係合溝を係合部10として設けている。
【0035】従って、図3,図4に示すように、雪止め
基板体aを前述のようにして雪止めアングル2に被嵌当
接する際は、取付体9を下方へ逃動スライドさせておき
(取付体9の自重により下方へ逃動し)、被嵌した後
は、一旦取付体9を上方を押し上げて取付体9の係合部
10に垂下片部2Aの下縁を係合し、締付ナット14を締付
回動して雪止めアングル2に固定する。
【0036】このように本実施例では、単に下方へ配し
た取付体9を上方へスライド移動して締付体12(締付体
12に螺着した締付ナット14を締付回動すること)により
簡易に締付固定できることになる。
【0037】従って、非常に締付固定操作が容易となる
と共に、この固定機構bの構成も非常に簡易となり、嵩
張った構造にもならず、量産性に秀れ、コストダウンも
図ることが可能な画期的な雪止め金具となる。
【0038】しかも、本実施例の取付体9は長窓孔11A
と締付体12とを介して上下スライド自在とすると共に、
取付体9をチャンネル状とし、しかも取付体9の補強条
が垂下板部3の補強条13に被嵌係合するようにして、取
付体9の上下動が安定性良く非常にスムーズとなるか
ら、一層操作性に秀れる。
【0039】また、本実施例では前記固定機構bの締付
操作部8を、前記雪止め基板体aの雪止め部を折版屋根
1の谷部内に垂下配設した際、雪止め基板体aの屋根峰
部側に配設した構成としている。
【0040】具体的には、締付体12に螺着して締付回動
する締付ナット14を、取付時において雪止め基板体aの
峰側に位置するようにしている。
【0041】これにより、取り付けに際しては軒側に手
を回さなくても、顔を軒側へ乗り出さなくても雪止めア
ングル2に対して峰側から締付操作ができるため、安全
性に秀れると共に、非常に作業性が向上することとな
る。
【0042】尚、図1〜図5に示す本実施例において
は、雪止め基板体aの垂下板部3の下部に雪止め板部5
を交差連結して雪止め部としているが、図5に示すよう
にこのような雪止め板部5を設けず、垂下板部3の下部
がそのまま雪止め部として機能するように構成しても良
い。
【0043】
【発明の効果】本発明は上述のように構成したから、引
っ掛け係止部を雪止めアングルの水平片部の先端に引っ
掛け係止した状態のまま、略ぴったりと雪止めアングル
に被嵌取り付けすることができ、引っ掛け係止部に引っ
掛けた状態のまま締付固定できるため、取付強度が強固
となると共に、この引っ掛け被嵌取り付け作業を非常に
スムーズに行うことができ、取付作業性にも秀れる画期
的な雪止め金具となる。また、請求項2記載の発明にお
いては、雪止めアングルに対して軒側に手を伸ばした
り、顔を軒側へ乗り出したりして締付作業せずとも峰側
において締付作業ができるから、安全性に秀れるととも
に取付作業能率が一層向上する画期的な雪止め金具とな
る。
【0044】また、請求項3記載の発明においては、雪
止め基板体を雪止めアングルに被嵌取付する際には邪魔
とならず、被嵌後単に取付体を上方へスライド移動して
締め付け作業することにより締付固定できることとな
り、一層取付作業性に秀れると共に、簡易な構成で実現
でき、量産性にも秀れ、極めて実用性に秀れた画期的な
雪止め金具となる。
【0045】また、請求項4記載の発明においては、前
述のように引っ掛け係止した状態で取付固定でき、請求
項3記載の発明と同様に、雪止め基板体を雪止めアング
ルに被嵌取付する際には邪魔とならず、被嵌後単に取付
体を上方へスライド移動して締め付け作業することによ
り締付固定できることとなり、取付作業性に秀れると共
に、簡易な構成で実現でき、量産性にも秀れ、極めて実
用性に秀れた画期的な雪止め金具となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の取付状態を示す斜視図である。
【図2】本実施例の使用状態を示す説明図である。
【図3】本実施例の被嵌取付途中の説明側面図である。
【図4】本実施例の被嵌取付時(締付固定前)の説明側
面図である。
【図5】本実施例の取付状態を示す説明側面図である。
【図6】本実施例の別例を示す斜視図である。
【符号の説明】
a 雪止め基板体 b 固定機構 1 折版屋根 2 雪止めアングル 2A 垂下片部 2B 水平片部 3 垂下板部 4 係止水平板部 5 雪止め板部 6 引っ掛け係止部 7 角部逃げ凹部 8 締付操作部 9 取付体 10 係合部 11 取付孔 11A 長窓孔 12 締付ボルト 13 垂下板部

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 折版屋根の頂部間に架設状態に配される
    雪止めアングルに垂設し、折版屋根の頂部間の谷部内に
    垂下配設される雪止め金具であって、前記雪止めアング
    ルの垂下片部の外面に重合当接する垂下板部の上部に、
    前記雪止めアングルの水平片部の上面に重合当接する係
    止水平板部を連設状態に設け、前記垂下板部若しくは垂
    下板部に設けた雪止め板部を雪止め部として前記折版屋
    根の谷部内に垂下配設し得るように雪止め基板体を構成
    し、この雪止め基板体の垂下板部に、前記雪止めアング
    ルに締め付け固定し得る固定機構を設けた雪止め金具に
    おいて、前記係止水平板部の先端に折り返し状の引っ掛
    け係止部を設け、少なくとも前記雪止め基板体を前記雪
    止めアングルに被嵌する際この引っ掛け係止部を雪止め
    アングルの水平片部の先端縁に引っ掛け係止し得るよう
    に構成し、且つ雪止め基板体を上方へやや傾けてこの引
    っ掛け係止部を水平片部の先端縁に引っ掛け係止した状
    態で雪止め基板体を下方へ回動せしめて雪止め基板体の
    垂下板部を雪止めアングルの垂下片部に重合させて垂下
    板部を垂下片部に沿って垂下せしめる際、雪止めアング
    ルの角部が邪魔とならない角部逃げ凹部を雪止め基板体
    の角部に角部を外方へ膨出せしめることで設けたことを
    特徴とする雪止め金具。
  2. 【請求項2】 前記固定機構の締付操作部を、前記雪止
    め基板体の雪止め部を折版屋根の谷部内に垂下配設した
    際、雪止め基板体の屋根峰部側に配設したことを特徴と
    する請求項1記載の雪止め金具。
  3. 【請求項3】 前記雪止め基板体の垂下板部に取付体を
    スライド自在に設け、この取付体の上部に前記雪止めア
    ングルの垂下片部に係合する係合部を設け、前記取付体
    若しくは前記垂下板部に取付孔として長窓孔を設け、こ
    の長窓孔を介して締付ボルトなどの締付体により垂下板
    部に取付体をスライド自在に締付固定し得るように構成
    し、前記雪止め基板体を前記雪止めアングルに被嵌する
    際には垂下板部に対して取付体を下方へ逃動せしめ、被
    嵌した後垂下板部に対して取付体を上方へスライド移動
    せしめて係合部に垂下片部を係合させ、締付体により締
    め付け固定することにより雪止め基板体を雪止めアング
    ルに被嵌固定し得るように前記固定機構を構成したこと
    を特徴とする請求項1,2のいずれか1項に記載の雪止
    め金具。
  4. 【請求項4】 折版屋根の頂部間に架設状態に配される
    雪止めアングルに垂設し、折版屋根の頂部間の谷部内に
    垂下配設される雪止め金具であって、前記雪止めアング
    ルの垂下片部の外面に重合当接する垂下板部の上部に、
    前記雪止めアングルの水平片部の上面に重合当接する係
    止水平板部を連設状態に設け、前記垂下板部若しくは垂
    下板部に設けた雪止め板部を雪止め部として前記折版屋
    根の谷部内に垂下配設し得るように雪止め基板体を構成
    し、この雪止め基板体の垂下板部に、前記雪止めアング
    ルに締め付け固定し得る固定機構を設けた雪止め金具に
    おいて、前記係止水平板部の先端に折り返し状の引っ掛
    け係止部を設け、少なくとも前記雪止め基板体を前記雪
    止めアングルに被嵌する際この引っ掛け係止部を雪止め
    アングルの水平片部の先端縁に引っ掛け係止し得るよう
    に構成し、前記雪止め基板体の垂下板部に取付体をスラ
    イド自在に設け、この取付体の上部に前記雪止めアング
    ルの垂下片部に係合する係合部を設け、前記取付体若し
    くは前記垂下板部に取付孔として長窓孔を設け、この長
    窓孔を介して締付ボルトなどの締付体により垂下板部に
    取付体をスライド自在に締付固定し得るように構成し、
    前記雪止め基板体を前記雪止めアングルに被嵌する際に
    は垂下板部に対して取付体を下方へ逃動せしめ、被嵌し
    た後垂下板部に対して取付体を上方へスライド移動せし
    めて係合部に垂下片部を係合させ、締付体により締め付
    け固定することにより雪止め基板体を雪止めアングルに
    被嵌固定し得るように前記固定機構を構成したことを特
    徴とする雪止め金具。
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