JP2529256Y2 - 車両取付用シート張設金具 - Google Patents
車両取付用シート張設金具Info
- Publication number
- JP2529256Y2 JP2529256Y2 JP1990051656U JP5165690U JP2529256Y2 JP 2529256 Y2 JP2529256 Y2 JP 2529256Y2 JP 1990051656 U JP1990051656 U JP 1990051656U JP 5165690 U JP5165690 U JP 5165690U JP 2529256 Y2 JP2529256 Y2 JP 2529256Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vehicle
- plate
- mounting
- locking groove
- hook body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Tents Or Canopies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、車両のドア上部に位置する屋根のひさし若
しくはモールなどの係止溝部を利用して車両に取り付
け、車両の側方に張設するシートを係止せしめる車両取
付用シート張設金具に関するものである。
しくはモールなどの係止溝部を利用して車両に取り付
け、車両の側方に張設するシートを係止せしめる車両取
付用シート張設金具に関するものである。
従来、車両取付用シート張設金具としては、第4図に
示すような金具がある。
示すような金具がある。
この金具は、下端をほぼ直角に折曲して係止溝部50の
下面に当接する受片51を形成した垂直板52と、係止溝部
50内に下縁を挿入せしめた締付板53との間に係止溝部50
の外側縁のわずかに立ち上がった立ち上がり片部50′を
はさみ込み、締付具54により垂直板52と締付板53とを係
止溝部50にほぼ垂直状態に突設固定する取付金具bであ
って、垂直板52のほぼ中央を切り出し、この切り出し片
の先端を上方に折曲してフック55を形成した構造であ
る。
下面に当接する受片51を形成した垂直板52と、係止溝部
50内に下縁を挿入せしめた締付板53との間に係止溝部50
の外側縁のわずかに立ち上がった立ち上がり片部50′を
はさみ込み、締付具54により垂直板52と締付板53とを係
止溝部50にほぼ垂直状態に突設固定する取付金具bであ
って、垂直板52のほぼ中央を切り出し、この切り出し片
の先端を上方に折曲してフック55を形成した構造であ
る。
しかしながら、このような従来の金具では、締付板53
の下縁は係止溝部50内に挿入するだけで何ら締め付けて
はいなく、単にわずかに立ち上がっている立ち上がり片
部50′を締付板53と垂直板52とによりはさみ締め付けて
いるにすぎず、非常に固定強度が弱く、取付状態が不安
定となる問題があった。
の下縁は係止溝部50内に挿入するだけで何ら締め付けて
はいなく、単にわずかに立ち上がっている立ち上がり片
部50′を締付板53と垂直板52とによりはさみ締め付けて
いるにすぎず、非常に固定強度が弱く、取付状態が不安
定となる問題があった。
本考案は、このような問題を解決した車両取付用シー
ト張設金具を提供するものである。
ト張設金具を提供するものである。
添付図面を参照して本考案の要旨を説明する。
車両1のドア2上部に位置する屋根のひさし若しくは
モールなどの係止溝部3を利用して車両1に取り付け、
車両1の側方に張設するシート4を係止せしめる車両取
付用シート張設金具であって、係止溝部3の下面に当接
する受板5′を一側に連設した主板5の上部に左右に垂
下片6a・6bを設けたチャンネル状の締付板6を載置し、
この締付板6の一側の垂下片6aの下端縁を係止溝部3内
に位置せしめ、且つ他側の垂下片6bの下端縁を主板5上
に当接せしめるように設け、この主板5と締付板6との
ほぼ中心部に両者を一体に締め付ける締付具7を付設し
て係止溝部3にほぼ水平状態に突設固定する取付金具a
を形成し、この取付金具aの締付具7にフック体8の基
板8aに設けた取付挿着孔17を被嵌して締付具7に対して
フック体8を略水平回動自在に設け、フック体8の回動
位置を調整した上で締付具7を締め付け操作することに
よるフック体8が回動不能に締め付け固定されるように
構成したことを特徴とする車両取付用シート張設金具に
係るものである。
モールなどの係止溝部3を利用して車両1に取り付け、
車両1の側方に張設するシート4を係止せしめる車両取
付用シート張設金具であって、係止溝部3の下面に当接
する受板5′を一側に連設した主板5の上部に左右に垂
下片6a・6bを設けたチャンネル状の締付板6を載置し、
この締付板6の一側の垂下片6aの下端縁を係止溝部3内
に位置せしめ、且つ他側の垂下片6bの下端縁を主板5上
に当接せしめるように設け、この主板5と締付板6との
ほぼ中心部に両者を一体に締め付ける締付具7を付設し
て係止溝部3にほぼ水平状態に突設固定する取付金具a
を形成し、この取付金具aの締付具7にフック体8の基
板8aに設けた取付挿着孔17を被嵌して締付具7に対して
フック体8を略水平回動自在に設け、フック体8の回動
位置を調整した上で締付具7を締め付け操作することに
よるフック体8が回動不能に締め付け固定されるように
構成したことを特徴とする車両取付用シート張設金具に
係るものである。
締付具7を緩め、受板5′を係止溝部3の下面に当接
せしめて主板5をほぼ水平状態とし、締付板6の一側の
垂下片6aの下端縁を係止溝部3内に位置せしめると共
に、他側の垂下片6bの下端縁を主板5上に当接せしめ、
この状態で締付具7を締め付けて係止溝部3にほぼ水平
状態に取付金具aを突設固定する。
せしめて主板5をほぼ水平状態とし、締付板6の一側の
垂下片6aの下端縁を係止溝部3内に位置せしめると共
に、他側の垂下片6bの下端縁を主板5上に当接せしめ、
この状態で締付具7を締め付けて係止溝部3にほぼ水平
状態に取付金具aを突設固定する。
また、締付具7を締付螺子11により締め付ける際、フ
ック体8の基板8aを所定角度廻動してから締め付け、フ
ック体8を所定方向に突設せしめ、このフック体8に例
えばシート4の側縁部に形成した係止リング12を引っか
け係止して、車両の側方にシート4を張設する。
ック体8の基板8aを所定角度廻動してから締め付け、フ
ック体8を所定方向に突設せしめ、このフック体8に例
えばシート4の側縁部に形成した係止リング12を引っか
け係止して、車両の側方にシート4を張設する。
本実施例は、主板5の一側に段差を設けて受板5′を
形成しており、また取り付ける車両1の屋根のひさし
(係止溝部3)に傷がつかないようにこの受板5′と締
付板6の一方の垂下片6aの下端縁とに夫々ラバー13を被
嵌している。
形成しており、また取り付ける車両1の屋根のひさし
(係止溝部3)に傷がつかないようにこの受板5′と締
付板6の一方の垂下片6aの下端縁とに夫々ラバー13を被
嵌している。
また、主板5の突出側の先端部にシート4を紐14によ
り係止する場合に利用する取付孔15を2カ所形成してい
る。
り係止する場合に利用する取付孔15を2カ所形成してい
る。
また、本実施例では、フック体8の基板8aを締付板6
の上面と蝶螺子11との間に、樹脂製のすべり座板16a・1
6bに挾着して挿着している。
の上面と蝶螺子11との間に、樹脂製のすべり座板16a・1
6bに挾着して挿着している。
そのため、本実施例では蝶螺子11により取付金具aを
締め付け固定した後でも、フック体8に力を加えること
によりすべり座板16a・16bがすべりフック体8を廻動せ
しめることができる。
締め付け固定した後でも、フック体8に力を加えること
によりすべり座板16a・16bがすべりフック体8を廻動せ
しめることができる。
なお、本実施例は締付板6に設けたボルト孔9を長窓
形状として締め付け前に締付板6をスライド可能として
取付を容易とし、フック体8の基板8aに設けた取付挿着
孔17を長窓形状とし、フック体8の突出度を調節可能と
している。
形状として締め付け前に締付板6をスライド可能として
取付を容易とし、フック体8の基板8aに設けた取付挿着
孔17を長窓形状とし、フック体8の突出度を調節可能と
している。
本考案は、上述のように構成したからチャンネル状の
締付板により締め付ける構造であるため、バランス良く
締付固定でき、そのために大きな締付力で係止溝部内と
下面とから圧接固定することができ、極めて取付強度の
強い車両取付用シート張設金具となる。
締付板により締め付ける構造であるため、バランス良く
締付固定でき、そのために大きな締付力で係止溝部内と
下面とから圧接固定することができ、極めて取付強度の
強い車両取付用シート張設金具となる。
また、本考案は、上述のように、フック体を回動自在
に設けた構造としたから、シートの張設作業が容易とな
り、フック体を例えば車両側に向ければシートを車両の
屋根を覆い取付金具aを取り付けた反対側の側方にもシ
ートを張設することができるなど秀れた実用上の効果を
発揮する。
に設けた構造としたから、シートの張設作業が容易とな
り、フック体を例えば車両側に向ければシートを車両の
屋根を覆い取付金具aを取り付けた反対側の側方にもシ
ートを張設することができるなど秀れた実用上の効果を
発揮する。
また、このフック体は、締付板上面上に位置し、この
締付板上面に沿った水平方向に突設させる構成であるた
め、このフックにシートを引っ掛けてシートを張設した
際、このシートの張設負荷は締付板の上面に上板面方向
(ほぼ水平方向)に加わるため、締付板の垂下片と主板
の受板とで挾持した係止溝部の立ち上がり片部とほぼ直
交する方向に加わることとなり、この負荷が本金具が係
止溝部から外れ易い方向に加わらず、本金具の取付強度
がシート張設後も変わらずに固持される秀れた構造とな
る。
締付板上面に沿った水平方向に突設させる構成であるた
め、このフックにシートを引っ掛けてシートを張設した
際、このシートの張設負荷は締付板の上面に上板面方向
(ほぼ水平方向)に加わるため、締付板の垂下片と主板
の受板とで挾持した係止溝部の立ち上がり片部とほぼ直
交する方向に加わることとなり、この負荷が本金具が係
止溝部から外れ易い方向に加わらず、本金具の取付強度
がシート張設後も変わらずに固持される秀れた構造とな
る。
第1図〜第3図は本考案の一実施例を示すもので、第1
図は取付状態の斜視図、第2図は第1図の断面図、第3
図は使用状態の外観図、第4図は従来例の取付状態の斜
視図である。 1…車両、2…ドア、3…係止溝部、4…シート、5…
主板、5′…受板、6…締付板、6a・6b…垂下片、7…
締付具、8…フック体、8a…基板、9…ボルト孔、10…
締付ボルト、11…蝶螺子。
図は取付状態の斜視図、第2図は第1図の断面図、第3
図は使用状態の外観図、第4図は従来例の取付状態の斜
視図である。 1…車両、2…ドア、3…係止溝部、4…シート、5…
主板、5′…受板、6…締付板、6a・6b…垂下片、7…
締付具、8…フック体、8a…基板、9…ボルト孔、10…
締付ボルト、11…蝶螺子。
Claims (1)
- 【請求項1】車両のドア上部に位置する屋根のひさし若
しくはモールなどの係止溝部を利用して車両に取り付
け、車両の側方に張設するシートを係止せしめる車両取
付用シート張設金具であって、係止溝部の下面に当接す
る受板を一側に連設した主板の上部に左右に垂下片を設
けたチャンネル状の締付板を載置し、この締付板の一側
の垂下片の下端縁を係止溝部内に位置せしめ、且つ他側
の垂下片の下端縁を主板上に当接せしめるように設け、
この主板と締付板とのほぼ中心部に両者を一体に締め付
ける締付具を付設して係止溝部にほぼ水平状態に突設固
定する取付金具を形成し、この取付金具の締付具にフッ
ク体の基板に設けた取付挿着孔を被嵌して締付具に対し
てフック体を略水平回動自在に設け、フック体の回動位
置を調整した上で締付具を締め付け操作することによる
フック体が回動不能に締め付け固定されるように構成し
たことを特徴とする車両取付用シート張設金具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990051656U JP2529256Y2 (ja) | 1990-05-17 | 1990-05-17 | 車両取付用シート張設金具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990051656U JP2529256Y2 (ja) | 1990-05-17 | 1990-05-17 | 車両取付用シート張設金具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0411146U JPH0411146U (ja) | 1992-01-30 |
JP2529256Y2 true JP2529256Y2 (ja) | 1997-03-19 |
Family
ID=31571287
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990051656U Expired - Lifetime JP2529256Y2 (ja) | 1990-05-17 | 1990-05-17 | 車両取付用シート張設金具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2529256Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100402769B1 (ko) * | 2000-12-15 | 2003-10-22 | 기아자동차주식회사 | 레저용 차량의 캠핑매트 설치구조 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS49118510U (ja) * | 1973-01-31 | 1974-10-09 | ||
JPS6083157U (ja) * | 1983-11-16 | 1985-06-08 | 荒川 数巳 | 簡便な車庫 |
JPS60138960U (ja) * | 1984-02-25 | 1985-09-13 | 横内 哲郎 | 車用サイドテント |
-
1990
- 1990-05-17 JP JP1990051656U patent/JP2529256Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0411146U (ja) | 1992-01-30 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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EXPY | Cancellation because of completion of term |