JPH077273Y2 - 車両用エンジンカバー構造 - Google Patents
車両用エンジンカバー構造Info
- Publication number
- JPH077273Y2 JPH077273Y2 JP1989111649U JP11164989U JPH077273Y2 JP H077273 Y2 JPH077273 Y2 JP H077273Y2 JP 1989111649 U JP1989111649 U JP 1989111649U JP 11164989 U JP11164989 U JP 11164989U JP H077273 Y2 JPH077273 Y2 JP H077273Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- engine cover
- engine
- wall surface
- seat
- hook
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Body Structure For Vehicles (AREA)
- Connection Of Plates (AREA)
- Hooks, Suction Cups, And Attachment By Adhesive Means (AREA)
- Seats For Vehicles (AREA)
- Superstructure Of Vehicle (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 本考案は、キャブオーバ型車両のエンジンサービスホー
ルの開閉に供される車両用エンジンカバー構造に関する
ものである。
ルの開閉に供される車両用エンジンカバー構造に関する
ものである。
《従来の技術》 従来のこの種の車両用エンジンカバー構造は、第4図に
示すように、エンジンカバー20の後縁部の立上がり壁部
21を、複数の取付ボルト22で、ボデイ23の後側の傾斜部
23aに取り付け、エンジンカバー20の前縁部に設けた止
めフック24を、ボデイ23の前側の傾斜部23bに設けた止
め金具25で下方に引き込み固定して、ボデイ23に取り付
けてあって、エンジンカバー20が、ボデイ20の座席配置
部23cの形成されたエンジンサービスホール26を閉塞し
ている。
示すように、エンジンカバー20の後縁部の立上がり壁部
21を、複数の取付ボルト22で、ボデイ23の後側の傾斜部
23aに取り付け、エンジンカバー20の前縁部に設けた止
めフック24を、ボデイ23の前側の傾斜部23bに設けた止
め金具25で下方に引き込み固定して、ボデイ23に取り付
けてあって、エンジンカバー20が、ボデイ20の座席配置
部23cの形成されたエンジンサービスホール26を閉塞し
ている。
《考案が解決しようとする課題》 しかしながら、上記した従来例では、エンジンカバー20
の取り付けに複数の取付ボルト22を用い、これら取付ボ
ルト22を締め付けるようにしているために、エンジンカ
バー20の取り付けが困難で時間が掛かっていたし、エン
ジンカバー20に孔明加工が必要になり、また、取付ボト
ル22等の部品費が必要になるなどの問題点があった。
の取り付けに複数の取付ボルト22を用い、これら取付ボ
ルト22を締め付けるようにしているために、エンジンカ
バー20の取り付けが困難で時間が掛かっていたし、エン
ジンカバー20に孔明加工が必要になり、また、取付ボト
ル22等の部品費が必要になるなどの問題点があった。
本考案は、上記の問題点に着目して成されたものであっ
て、その目的とするところは、従来のボトル締めで行う
ものに比べて、エンジンカバーのボデイへの取り付けが
容易になるし、エンジンカバーへの孔明加工が不必要に
なり、また、取付ボルト等の部品費が不必要になるばか
りか、エンジンカバーのがたつきを吸収することができ
る車両用エンジンカバー構造を提供することにある。
て、その目的とするところは、従来のボトル締めで行う
ものに比べて、エンジンカバーのボデイへの取り付けが
容易になるし、エンジンカバーへの孔明加工が不必要に
なり、また、取付ボルト等の部品費が不必要になるばか
りか、エンジンカバーのがたつきを吸収することができ
る車両用エンジンカバー構造を提供することにある。
《課題を解決するための手段》 上記の目的を達成するために、本考案は、ボデイの座席
配置部に、この座席配置部に形成したエンジンサービス
ホールを開閉するエンジンカバーを設けたエンジンカバ
ー構造において、ボデイの座席配置部後側の壁面に係止
孔を設けると共に、ボデイの座席配置部前側の壁面に係
止用部材を設け、エンジンカバーの後縁部に前記係止孔
に挿入されるフックを設けると共に、エンジンカバーの
前縁部に、エンジンカバーがエンジンサービスホールを
閉塞した状態で前記係止用部材に係脱自在に係止される
止めフックを設け、エンジンカバーの後部に、エンジン
カバーがエンジンサービスホールを閉塞した状態でボデ
イの後方の壁面に圧接して弾性によりエンジンカバーの
がたつきを吸収する弾性部材を設けた構成にしてある。
配置部に、この座席配置部に形成したエンジンサービス
ホールを開閉するエンジンカバーを設けたエンジンカバ
ー構造において、ボデイの座席配置部後側の壁面に係止
孔を設けると共に、ボデイの座席配置部前側の壁面に係
止用部材を設け、エンジンカバーの後縁部に前記係止孔
に挿入されるフックを設けると共に、エンジンカバーの
前縁部に、エンジンカバーがエンジンサービスホールを
閉塞した状態で前記係止用部材に係脱自在に係止される
止めフックを設け、エンジンカバーの後部に、エンジン
カバーがエンジンサービスホールを閉塞した状態でボデ
イの後方の壁面に圧接して弾性によりエンジンカバーの
がたつきを吸収する弾性部材を設けた構成にしてある。
《作用》 エンジンカバーのフックを係止孔に挿入し、エンジンカ
バーの前側を下方向に移動させて、エンジンカバーをボ
デイの座席配置部に当接させてエンジンサービスホール
を覆い、係止用部材を止めフックに掛けて固定してエン
ジンカバーをボデイに取り付ける。しかも、前記弾性部
材をボデイの後側の壁面に圧接して弾性変形させて、エ
ンジンカバーのがたつきを吸収する。
バーの前側を下方向に移動させて、エンジンカバーをボ
デイの座席配置部に当接させてエンジンサービスホール
を覆い、係止用部材を止めフックに掛けて固定してエン
ジンカバーをボデイに取り付ける。しかも、前記弾性部
材をボデイの後側の壁面に圧接して弾性変形させて、エ
ンジンカバーのがたつきを吸収する。
《実施例》 以下本考案の一実施例を第1図乃至第3図に基づいて説
明する。第1図は車両の運転室の概略的な側面図を示
し、第2図は本考案に係わる車両用エンジンカバー構造
の分解斜視図を示し、第3図に同車両用エンジンカバー
構造の縦断面図を示す。
明する。第1図は車両の運転室の概略的な側面図を示
し、第2図は本考案に係わる車両用エンジンカバー構造
の分解斜視図を示し、第3図に同車両用エンジンカバー
構造の縦断面図を示す。
車両の運転室1のボデイ2の座席配置部2aのエンジン3
の真上部分には、エンジンサービスホール4が形成して
ある。また、ボデイ2の座席配置部2a後側の壁面である
傾斜部2bには、エンジンサービスホール4の後方に位置
させて、一対の係止孔5が形成してある。また、ボデイ
2の座席配置部2aの前側の壁面である傾斜部2cには、ト
グル機構を利用した係止用部材である止め金具6が設け
てある。
の真上部分には、エンジンサービスホール4が形成して
ある。また、ボデイ2の座席配置部2a後側の壁面である
傾斜部2bには、エンジンサービスホール4の後方に位置
させて、一対の係止孔5が形成してある。また、ボデイ
2の座席配置部2aの前側の壁面である傾斜部2cには、ト
グル機構を利用した係止用部材である止め金具6が設け
てある。
7はエンジンカバーであり、このエンジンカバー7は段
付きの面部7aの後縁部から左側縁部にかけて立ち上がり
壁部7bを設け、この立上り壁部7bの後側上縁部には一対
のフック8が後方に向かって突設してあり、また、面部
7aの前縁部には止めフック9が固着してある。そして、
前記立上がり壁部7bの後面部には、弾性部材である板ば
ね10が、その下端部を立上り壁部7bに固着され、その上
端部を自由にして取り付けてあり、板ばね10はその中央
が後方に膨らんでいる。このエンジンカバー7には座席
シート11のクッションシート12が装着されるものであ
る。
付きの面部7aの後縁部から左側縁部にかけて立ち上がり
壁部7bを設け、この立上り壁部7bの後側上縁部には一対
のフック8が後方に向かって突設してあり、また、面部
7aの前縁部には止めフック9が固着してある。そして、
前記立上がり壁部7bの後面部には、弾性部材である板ば
ね10が、その下端部を立上り壁部7bに固着され、その上
端部を自由にして取り付けてあり、板ばね10はその中央
が後方に膨らんでいる。このエンジンカバー7には座席
シート11のクッションシート12が装着されるものであ
る。
そして、前記エンジンカバー7のフック8を第3図に示
すように係止孔5に挿入し、エンジンカバー7の前側を
下方向に移動させて、エンジジンカバー7をボデイ2の
座席配置部2aに当接させてエンジンサービスホール4を
覆い、止め金具6を止めフック9に掛けて固定する。こ
の場合、前記板ばね10がボデイ2の後側の傾斜部2bに圧
接して弾性変形し、ばね反力がエンジンカバー7に作用
して、このエンジンカバー7のがたつきを吸収する。
すように係止孔5に挿入し、エンジンカバー7の前側を
下方向に移動させて、エンジジンカバー7をボデイ2の
座席配置部2aに当接させてエンジンサービスホール4を
覆い、止め金具6を止めフック9に掛けて固定する。こ
の場合、前記板ばね10がボデイ2の後側の傾斜部2bに圧
接して弾性変形し、ばね反力がエンジンカバー7に作用
して、このエンジンカバー7のがたつきを吸収する。
《考案の効果》 以上説明したように、本考案はボデイの座席配置部に、
この座席配置部に形成したエンジンサービスホールを開
閉するエンジンカバーを設けたエンジンカバー構造にお
いて、ボデイの座席配置部後側の壁面に係止孔を設ける
と共に、ボデイの座席配置部前側の壁面に係止用部材を
設け、エンジンカバーの後縁部に前記係止孔に挿入され
るフックを設けると共に、エンジンカバーの前縁部に、
エンジンカバーがエンジンサービスホールを閉塞した状
態で前記係止用部材に係脱自在に係止される止めフック
を設け、エンジンカバーの後部に、エンジンカバーがエ
ンジンサービスホールを閉塞した状態でボデイの後方の
壁面に圧接して弾性によりエンジンカバーのがたつきを
吸収する弾性部材を設けたから、エンジンカバーのフッ
クを係止孔に挿入し、エンジンカバーの前側を下方向に
移動させて、エンジンカバーをボデイの座席配置部に当
接させてエンジンサービスホールを覆い、係止用部材を
止めフックに掛けて固定してエンジンカバーをボデイに
取り付けることができる。
この座席配置部に形成したエンジンサービスホールを開
閉するエンジンカバーを設けたエンジンカバー構造にお
いて、ボデイの座席配置部後側の壁面に係止孔を設ける
と共に、ボデイの座席配置部前側の壁面に係止用部材を
設け、エンジンカバーの後縁部に前記係止孔に挿入され
るフックを設けると共に、エンジンカバーの前縁部に、
エンジンカバーがエンジンサービスホールを閉塞した状
態で前記係止用部材に係脱自在に係止される止めフック
を設け、エンジンカバーの後部に、エンジンカバーがエ
ンジンサービスホールを閉塞した状態でボデイの後方の
壁面に圧接して弾性によりエンジンカバーのがたつきを
吸収する弾性部材を設けたから、エンジンカバーのフッ
クを係止孔に挿入し、エンジンカバーの前側を下方向に
移動させて、エンジンカバーをボデイの座席配置部に当
接させてエンジンサービスホールを覆い、係止用部材を
止めフックに掛けて固定してエンジンカバーをボデイに
取り付けることができる。
このように、エンジンカバーのボデイへの取り付けに際
し、フックを係止孔に挿入係止するようにしたので、従
来のボルト締めで行うものに比べて、エンジンカバーの
ボデイへの取り付けが容易になるし、エンジンカバーへ
の孔明加工が不必要になり、また、取付ボルト等の部品
費が不必要になるばかりか、前記弾性部材がボデイの後
側の壁面に圧接して弾性変形し、エンジンカバーのがた
つきを吸収することができる。
し、フックを係止孔に挿入係止するようにしたので、従
来のボルト締めで行うものに比べて、エンジンカバーの
ボデイへの取り付けが容易になるし、エンジンカバーへ
の孔明加工が不必要になり、また、取付ボルト等の部品
費が不必要になるばかりか、前記弾性部材がボデイの後
側の壁面に圧接して弾性変形し、エンジンカバーのがた
つきを吸収することができる。
第1図は車両の運転室の概略的な側面図、第2図は本考
案に係わる車両用エンジンカバー構造の分解斜視図、第
3図は同車両用エンジンカバー構造の縦断面図、第4図
は従来の車両用エンジンカバー構造の組立斜視図であ
る。 2……ボデイ、4……エンジンサービスホール、5……
係止孔、6……止め金具(係止用部材)、7……エンジ
ンカバー、8……フック、9……止めフック、10……板
ばね(弾性部材)。
案に係わる車両用エンジンカバー構造の分解斜視図、第
3図は同車両用エンジンカバー構造の縦断面図、第4図
は従来の車両用エンジンカバー構造の組立斜視図であ
る。 2……ボデイ、4……エンジンサービスホール、5……
係止孔、6……止め金具(係止用部材)、7……エンジ
ンカバー、8……フック、9……止めフック、10……板
ばね(弾性部材)。
Claims (1)
- 【請求項1】ボデイの座席配置部に、この座席配置部に
形成したエンジンサービスホールを開閉するエンジンカ
バーを設けたエンジンカバー構造において、ボデイの座
席配置部後側の壁面に係止孔を設けると共に、ボデイの
座席配置部前側の壁面に係止用部材を設け、エンジンカ
バーの後縁部に前記係止孔に挿入されるフックを設ける
と共に、エンジンカバーの前縁部に、エンジンカバーが
エンジンサービスホールを閉塞した状態で前記係止用部
材に係脱自在に係止される止めフックを設け、エンジン
カバーの後部に、エンジンカバーがエンジンサービスホ
ールを閉塞した状態でボデイの後方の壁面に圧接して弾
性によりエンジンカバーのがたつきを吸収する弾性部材
を設けたことを特徴とする車両用エンジンカバー構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989111649U JPH077273Y2 (ja) | 1989-09-26 | 1989-09-26 | 車両用エンジンカバー構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989111649U JPH077273Y2 (ja) | 1989-09-26 | 1989-09-26 | 車両用エンジンカバー構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0350592U JPH0350592U (ja) | 1991-05-16 |
JPH077273Y2 true JPH077273Y2 (ja) | 1995-02-22 |
Family
ID=31660121
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989111649U Expired - Lifetime JPH077273Y2 (ja) | 1989-09-26 | 1989-09-26 | 車両用エンジンカバー構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH077273Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6498592B2 (ja) * | 2015-10-29 | 2019-04-10 | 株式会社日立建機ティエラ | 小型の建設機械 |
JP7140537B2 (ja) * | 2018-04-25 | 2022-09-21 | 日本車輌製造株式会社 | 搬送車 |
-
1989
- 1989-09-26 JP JP1989111649U patent/JPH077273Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0350592U (ja) | 1991-05-16 |
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