JPH0565038A - 作業車の走行操作構造 - Google Patents

作業車の走行操作構造

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Publication number
JPH0565038A
JPH0565038A JP3227640A JP22764091A JPH0565038A JP H0565038 A JPH0565038 A JP H0565038A JP 3227640 A JP3227640 A JP 3227640A JP 22764091 A JP22764091 A JP 22764091A JP H0565038 A JPH0565038 A JP H0565038A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pedal
tool
operation tool
return
idling
Prior art date
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Pending
Application number
JP3227640A
Other languages
English (en)
Inventor
Takafumi Iritani
啓文 入谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
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Publication of JPH0565038A publication Critical patent/JPH0565038A/ja
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  • Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 機体発進を円滑に行えるとともに、アイドリ
ング状態では、出力を最小限に抑制して低燃費、低騒音
を実現する。 【構成】 アイドリング側に復帰付勢されたエンジン調
速用操作具15を接当操作するハンドアクセルレバー1
6を任意設定位置で摩擦保持自在に設けるとともに、前
記操作具15に連動連結した調速操作具19と、機体走
行駆動系に介装された無段変速装置3の変速操作具22
とを近接させて並列配備し、これらの操作具19,22
を同時に接当操作自在な操作ペダル23を設け、この操
作ペダル23の復帰位置において、アイドリング復帰状
態にある前記調速操作具19と前記操作ペダル23とは
略接当状態となり、中立状態にある前記変速操作具22
と前記操作ペダル23との間に所定の操作融通用の間隙
Sを設けてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、農用トラクタ等の作業
車の走行操作構造に関する。
【0002】
【従来の技術】上記作業車の走行操作構造において、従
来では、例えば特開平3−96443号公報に開示され
るように、静油圧式無段変速装置の変速操作ペダルの回
動支軸と一体回動する駆動部材と、調速装置の操作揺動
アームとを、前後進操作夫々において、連動連結する構
成のものがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来構造は、路上
走行において、変速中立状態に設定した場合にはその変
速操作に伴ってエンジン出力もアイドリング状態になる
ようにして、騒音の低減と燃費の抑制を図るようにした
ものである。ところが、上記従来構造によると、変速操
作ペダルを踏み込み操作し始めるときは、調速装置はア
イドリング状態に設定されているので、エンジンの出力
が低い状態となっており、この状態で走行負荷が掛かる
と、出力不足となるおそれがあるので、アイドリング状
態におけるアクセルセットをやや高めに設定する必要が
ある。その結果、アイドリング状態におけるエンジン回
転数が高くなり、騒音の低減や、燃費の抑制も不充分と
なる欠点がある。本発明は上記不具合点を解消すること
を目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴構成は、ア
イドリング側に復帰付勢されたエンジン調速用操作具を
接当操作するハンドアクセルレバーを任意設定位置で摩
擦保持自在に設けるとともに、前記操作具に連動連結し
た調速操作具と、機体走行駆動系に介装された無段変速
装置の変速操作具とを近接させて並列配備し、これらの
操作具を同時に接当操作自在な操作ペダルを設け、この
操作ペダルの復帰位置において、アイドリング復帰状態
にある前記調速操作具と前記操作ペダルとは略接当状態
となり、中立状態にある前記変速操作具と前記操作ペダ
ルとの間に所定の操作融通用の間隙を設けてある点にあ
る。
【0005】
【作用】圃場での作業走行においては、ハンドアクセル
レバーの操作によりフルアクセル状態に設定しておく
と、前記調速操作具はそれに連動して操作ペダルから離
間した状態になり、操作ペダルを操作すると、変速操作
具だけが操作されることになる。そして、路上走行を行
う場合には、ハンドアクセルレバーをアイドリング位置
に設定しておき、操作ペダルを操作すると、操作ペダル
が前記間隙を通過する間は、アイドリング復帰状態にあ
る調速操作具を接当操作して、エンジン回転数を少し上
げ、その後、変速操作具に接当して変速操作を開始す
る。
【0006】
【発明の効果】従って、路上走行の際に変速操作が開始
されるときには、調速装置はアイドリング状態から少し
出力増大側に予め操作されているので、エンジン出力が
アップした状態で機体を発進させることになり、円滑な
発進を行えることになる。しかも、アイドリング状態で
は、走行負荷がかかることがないので、出力を最小限に
抑制でき、燃料消費が少なく、騒音の発生も小さいもの
にできる。
【0007】
【実施例】以下、実施例を図面に基いて説明する。図3
に作業車の一例としての農用トラクタを示している。こ
の農用トラクタは、機体前部にエンジン1を搭載すると
ともに、後部にミッションケース2を配備し、ミッショ
ンケース2の前部側に静油圧式無段変速装置3を直結固
定してある。エンジン1からの動力が、左右全幅に亘り
平坦に形成された運転部ステップ4の下方を通る伝動軸
5を介して静油圧式無段変速装置3のポンプ軸6に伝わ
り、その上部に配置したモータ軸7からミッションケー
ス2に動力が伝えられ、後輪8を駆動するよう構成して
ある。又、ミッションケース2から前輪駆動軸9を介し
て前輪10に動力を供給するよう構成してある。そし
て、図4に示すように、前記静油圧式無段変速装置3の
下部において前輪駆動軸9の横側位置にオイルフィルタ
11を設けてある。
【0008】次に走行操作構造について説明する。図
1、図2に示すように、アイドリング側に復帰付勢され
たエンジン調速装置12の調速レバー13とロッド14
を介して連動連結されたL字形揺動アーム15(調速用
操作具の一例)を接当操作するハンドアクセルレバー1
6を皿バネ17により任意設定位置で摩擦保持自在に設
けるとともに、前記L字形揺動アーム15にリンク機構
18を介して連動連結した調速操作具19と、機体走行
駆動系に介装された無段変速装置3の変速レバー20に
ロッド21を介して連動連結された変速操作具22とを
近接させて運転部ステップ4に並列配備してある。そし
て、これらの操作具19,22を同時に接当操作自在で
復帰付勢された操作ペダル23を設け、この操作ペダル
23の復帰位置(図に示す状態)において、アイドリン
グ復帰状態にある前記調速操作具19と前記操作ペダル
23とは略接当状態となり、中立状態に復帰付勢された
前記変速操作具22と前記操作ペダル23との間には、
所定の操作融通用の間隙Sを設けてある。
【0009】このように構成すると、圃場での作業走行
の際には、作業負荷が大きいのでハンドアクセルレバー
16によりエンジン1を最大出力に近い状態にエンジン
調速装置12を設定して走行する。このとき、前記調速
操作具19は、ハンドアクセルレバー16の接当操作並
びに摩擦保持により、操作ペダル23から下方に離間し
た位置にあり、操作ペダル23の踏み込み操作時には、
無段変速装置3の変速操作具22のみが操作されること
になる。又、路上走行の際には、ハンドアクセルレバー
16がアイドリング状態に設定されるので、復帰位置に
ある操作ペダル23を踏み込み操作すると、すぐに調速
操作具19が操作されるが、無段変速装置3の変速操作
具22は操作ペダル23が前記間隙Sを通過する間は操
作されず、変速操作具22が操作され始めるときには、
エンジン調速装置12は所定の値まで出力が増大してい
るので、円滑な発進が行える。又、アイドリング状態で
は、エンジン1の出力を最小限まで小さくしても、機体
発進時の出力不足が生じることがない。
【0010】〔別実施例〕図5に示すように、前記操作
ペダル23と無段変速装置3の変速レバー20に連動連
結された操作ロッド22(変速操作具の他の例)との間
に融通用の長孔S(間隙の他の例)を介して連動連係さ
せ、操作ペダル23と前記調速操作具19とを接当連係
させる構成にしてもよい。
【0011】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
容易にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】操作連係図
【図2】操作ペダルの平面図
【図3】農用トラクタの全体側面図
【図4】オイルフィルタ配設部の正面図
【図5】別実施例の操作連係図
【符号の説明】
3 無段変速装置 15 調速用操作具 16 ハンドアクセルレバー 19 調速操作具 22 変速操作具 23 操作ペダル S 間隙

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アイドリング側に復帰付勢されたエンジ
    ン調速用操作具(15)を接当操作するハンドアクセル
    レバー(16)を任意設定位置で摩擦保持自在に設ける
    とともに、前記操作具(15)に連動連結した調速操作
    具(19)と、機体走行駆動系に介装された無段変速装
    置(3)の変速操作具(22)とを近接させて並列配備
    し、これらの操作具(19),(22)を同時に接当操
    作自在な操作ペダル(23)を設け、この操作ペダル
    (23)の復帰位置において、アイドリング復帰状態に
    ある前記調速操作具(19)と前記操作ペダル(23)
    とは略接当状態となり、中立状態にある前記変速操作具
    (22)と前記操作ペダル(23)との間に所定の操作
    融通用の間隙(S)を設けてある作業車の走行操作構
    造。
JP3227640A 1991-09-09 1991-09-09 作業車の走行操作構造 Pending JPH0565038A (ja)

Priority Applications (1)

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JP3227640A JPH0565038A (ja) 1991-09-09 1991-09-09 作業車の走行操作構造

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JP3227640A JPH0565038A (ja) 1991-09-09 1991-09-09 作業車の走行操作構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0565038A true JPH0565038A (ja) 1993-03-19

Family

ID=16864048

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JP3227640A Pending JPH0565038A (ja) 1991-09-09 1991-09-09 作業車の走行操作構造

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JP (1) JPH0565038A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010234963A (ja) * 2009-03-31 2010-10-21 Kubota Corp 作業車の走行操作装置
US20220205219A1 (en) * 2020-12-25 2022-06-30 Kubota Corporation Work vehicle

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010234963A (ja) * 2009-03-31 2010-10-21 Kubota Corp 作業車の走行操作装置
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