JPH0565017A - 車両用空調制御装置 - Google Patents
車両用空調制御装置Info
- Publication number
- JPH0565017A JPH0565017A JP25698291A JP25698291A JPH0565017A JP H0565017 A JPH0565017 A JP H0565017A JP 25698291 A JP25698291 A JP 25698291A JP 25698291 A JP25698291 A JP 25698291A JP H0565017 A JPH0565017 A JP H0565017A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- switching
- outlet
- vehicle
- discharge port
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ウォームアップ制御運転時ラム圧が発生して
も吹出し口を切替え、フロントウィンドが曇らないよう
にした車両用空調制御装置を提供する。 【構成】 ステップ20では、上記ウォームアップ制御
運転が行われる。ステップ21では、内外気切替ダンパ
の位置が外気導入側であるか否かを検出する。外気導入
側に切替えられていれば、ステップ22へ進み車速を検
出する。検出された車速が15km/hを超えたとステ
ップ23で判定されると、ステップ24の吹出し口切替
制御処理を行う。車速が15km/hであれば約8秒
間、車速が40km/h以上であれば、約4秒間吹出し
口をデフ吹出し口からヒート吹出し口へ切替える。上記
処理により、内外気切替ダンパが外気導入側へ切替って
いる場合に車両を発進させても、ラム圧により空気流が
生じエバポレータに付着した水分がデフ吹出し口から吹
出すことがなく、フロントウィンドが曇ることがない。
も吹出し口を切替え、フロントウィンドが曇らないよう
にした車両用空調制御装置を提供する。 【構成】 ステップ20では、上記ウォームアップ制御
運転が行われる。ステップ21では、内外気切替ダンパ
の位置が外気導入側であるか否かを検出する。外気導入
側に切替えられていれば、ステップ22へ進み車速を検
出する。検出された車速が15km/hを超えたとステ
ップ23で判定されると、ステップ24の吹出し口切替
制御処理を行う。車速が15km/hであれば約8秒
間、車速が40km/h以上であれば、約4秒間吹出し
口をデフ吹出し口からヒート吹出し口へ切替える。上記
処理により、内外気切替ダンパが外気導入側へ切替って
いる場合に車両を発進させても、ラム圧により空気流が
生じエバポレータに付着した水分がデフ吹出し口から吹
出すことがなく、フロントウィンドが曇ることがない。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両用空調制御装置に
関するものである。
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、エンジン冷却水温が所定温度以下
の場合には、空調装置を作動させてもブロワを停止し吹
出し口をデフ吹出し口に切替えるウォームアップ制御運
転が行われる。
の場合には、空調装置を作動させてもブロワを停止し吹
出し口をデフ吹出し口に切替えるウォームアップ制御運
転が行われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このウ
ォームアップ制御運転時、内外気切替ダンパが外気導入
側へ切替っている場合に車両を発進させると、ラム圧に
より空気流が生じエバポレータに付着した水分がデフ吹
出し口から吹出し、フロントウィンドが曇るという問題
点がある。本発明は上記問題点を解決するためになされ
たものであり、上記ウォームアップ制御運転時ラム圧が
発生しても吹出し口を切替えることにより、フロントウ
ィンドが曇らないようにした車両用空調制御装置を提供
することを目的とするものである。
ォームアップ制御運転時、内外気切替ダンパが外気導入
側へ切替っている場合に車両を発進させると、ラム圧に
より空気流が生じエバポレータに付着した水分がデフ吹
出し口から吹出し、フロントウィンドが曇るという問題
点がある。本発明は上記問題点を解決するためになされ
たものであり、上記ウォームアップ制御運転時ラム圧が
発生しても吹出し口を切替えることにより、フロントウ
ィンドが曇らないようにした車両用空調制御装置を提供
することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の具体的手段として、目標温度及び外気センサ、内気セ
ンサ、エンジン冷却水温センサ、日射センサ等の各種セ
ンサの検出信号を入力し、所定の制御プログラムに従っ
て必要吹出し温度を演算し、該演算値に基づいてエアミ
ックスダンパの開度、ブロワの送風量及び吹出し口切替
ダンパ等の切替作動を制御する車両用空調制御装置にお
いて、内外気切替ダンパの切替位置検出手段と車速検出
手段とを備え、エンジン冷却水温が所定温度以下のた
め、ブロワを停止し吹出し口をデフ吹出し口に切替える
ウォームアップ制御運転時、内外気切替ダンパの位置が
外気導入側で且つ車速が所定速度を超えた場合、所定時
間前記デフ吹出し口から他の吹出し口へ切替える吹出し
口切替制御を行うことを特徴とする車両用空調制御装置
が提供される。
の具体的手段として、目標温度及び外気センサ、内気セ
ンサ、エンジン冷却水温センサ、日射センサ等の各種セ
ンサの検出信号を入力し、所定の制御プログラムに従っ
て必要吹出し温度を演算し、該演算値に基づいてエアミ
ックスダンパの開度、ブロワの送風量及び吹出し口切替
ダンパ等の切替作動を制御する車両用空調制御装置にお
いて、内外気切替ダンパの切替位置検出手段と車速検出
手段とを備え、エンジン冷却水温が所定温度以下のた
め、ブロワを停止し吹出し口をデフ吹出し口に切替える
ウォームアップ制御運転時、内外気切替ダンパの位置が
外気導入側で且つ車速が所定速度を超えた場合、所定時
間前記デフ吹出し口から他の吹出し口へ切替える吹出し
口切替制御を行うことを特徴とする車両用空調制御装置
が提供される。
【0005】
【作用】上記車両用空調制御装置によれば、エンジン冷
却水温が所定温度以下のため車両用空調装置がウォーム
アップ制御運転されている場合、内外気切替ダンパの切
替位置検出手段が内外気切替ダンパが外気導入側へ切替
えられていることを検出し、さらに車速検出手段が所定
車速を超えたことを検出すると、所定時間吹出し口をデ
フ吹出し口から他の吹出し口へ切替える。
却水温が所定温度以下のため車両用空調装置がウォーム
アップ制御運転されている場合、内外気切替ダンパの切
替位置検出手段が内外気切替ダンパが外気導入側へ切替
えられていることを検出し、さらに車速検出手段が所定
車速を超えたことを検出すると、所定時間吹出し口をデ
フ吹出し口から他の吹出し口へ切替える。
【0006】
【実施例】本発明の1実施例を、図面を参照して以下に
説明する。図1は車両用空調制御装置の概略ブロック図
である。マイクロコンピーュタ、RAM,ROM等のメ
モリ及び各種インタフェース(いずれも図示しない)等か
ら構成されるオートエアコンアンプ1には、外気センサ
2、日射センサ3、内気センサ4、エバポレータ後セン
サ5及びエンジン冷却水温センサ6の各センサが接続さ
れ、それぞれ外気温度TAM、日射量TS、内気温度TR、
エバポレータ通過空気温度TE及びエンジン冷却水温TW
が入力される。エンジンの電子制御ユニット7からは、
車速信号が入力される。さらに、温度コントローラ8に
より設定された目標温度が入力される。
説明する。図1は車両用空調制御装置の概略ブロック図
である。マイクロコンピーュタ、RAM,ROM等のメ
モリ及び各種インタフェース(いずれも図示しない)等か
ら構成されるオートエアコンアンプ1には、外気センサ
2、日射センサ3、内気センサ4、エバポレータ後セン
サ5及びエンジン冷却水温センサ6の各センサが接続さ
れ、それぞれ外気温度TAM、日射量TS、内気温度TR、
エバポレータ通過空気温度TE及びエンジン冷却水温TW
が入力される。エンジンの電子制御ユニット7からは、
車速信号が入力される。さらに、温度コントローラ8に
より設定された目標温度が入力される。
【0007】オートエアコンアンプ1は、前記各センサ
が検出する情報と目標温度に基づき、所定制御プログラ
ムに従い必要吹出し温度TAOを演算する。さらに、該
必要吹出し温度TAOに基づき空調装置10の内外気切
替えサーボモータ、エアミックスサーボモータ、冷風バ
イパスサーボモータ(いずれも図示しない)及び吹出し口
切替えサーボモータ11に対する制御信号を出力する。
また、ブロワ12に制御信号を出力し送風量を制御す
る。その他、冷凍サイクルのコンプレッサ13に対する
オンオフ信号等を出力して、所定の空調制御を行う。
が検出する情報と目標温度に基づき、所定制御プログラ
ムに従い必要吹出し温度TAOを演算する。さらに、該
必要吹出し温度TAOに基づき空調装置10の内外気切
替えサーボモータ、エアミックスサーボモータ、冷風バ
イパスサーボモータ(いずれも図示しない)及び吹出し口
切替えサーボモータ11に対する制御信号を出力する。
また、ブロワ12に制御信号を出力し送風量を制御す
る。その他、冷凍サイクルのコンプレッサ13に対する
オンオフ信号等を出力して、所定の空調制御を行う。
【0008】図2は、ウォームアップ制御運転時前記オ
ートエアコンアンプ1による処理内容を示したフローチ
ャートである。空調装置10のウォームアップ制御運転
は、エンジン冷却水温が低く吹出し口がヒート吹出し口
のとき、足元からの冷風吹出しによる不快感をなくすた
めに行うもので、エンジン冷却水温が50〜60℃に上
昇しヒータコアが暖まるまではブロワを停止する。さら
に、吹出し口がデフ吹出し口に切替えられる。ステップ
20では、上記ウォームアップ制御運転が行われる。ス
テップ21では、内外気切替ダンパの位置が外気導入側
であるか否かを検出する。外気導入側に切替えられてい
れば、ステップ22へ進み車速を検出する。
ートエアコンアンプ1による処理内容を示したフローチ
ャートである。空調装置10のウォームアップ制御運転
は、エンジン冷却水温が低く吹出し口がヒート吹出し口
のとき、足元からの冷風吹出しによる不快感をなくすた
めに行うもので、エンジン冷却水温が50〜60℃に上
昇しヒータコアが暖まるまではブロワを停止する。さら
に、吹出し口がデフ吹出し口に切替えられる。ステップ
20では、上記ウォームアップ制御運転が行われる。ス
テップ21では、内外気切替ダンパの位置が外気導入側
であるか否かを検出する。外気導入側に切替えられてい
れば、ステップ22へ進み車速を検出する。
【0009】検出された車速が15km/hを超えたと
ステップ23で判定されると、ステップ24の吹出し口
切替制御を行う。該ステップ24では、図3に示すよう
に検出される車速に応じて、例えば車速が15km/h
であれば約8秒間、車速が40km/h以上であれば、
約4秒間吹出し口をデフ吹出し口からヒート吹出し口へ
切替える。上記処理により、内外気切替ダンパが外気導
入側へ切替っている場合に車両を発進させても、ラム圧
により空気流が生じエバポレータに付着した水分がデフ
吹出し口から吹出すことがなく、フロントウィンドが曇
ることがない。上記吹き出し切替制御は、車速が一旦1
5km/hを超えればスタートし所定時間行われるもの
で、走行中車速が落ちて再度15km/hを超えても再
び行われないようになっている。
ステップ23で判定されると、ステップ24の吹出し口
切替制御を行う。該ステップ24では、図3に示すよう
に検出される車速に応じて、例えば車速が15km/h
であれば約8秒間、車速が40km/h以上であれば、
約4秒間吹出し口をデフ吹出し口からヒート吹出し口へ
切替える。上記処理により、内外気切替ダンパが外気導
入側へ切替っている場合に車両を発進させても、ラム圧
により空気流が生じエバポレータに付着した水分がデフ
吹出し口から吹出すことがなく、フロントウィンドが曇
ることがない。上記吹き出し切替制御は、車速が一旦1
5km/hを超えればスタートし所定時間行われるもの
で、走行中車速が落ちて再度15km/hを超えても再
び行われないようになっている。
【0010】尚、上記ステップ21で内外気切替ダンパ
の位置が内気導入側に切替えられていることが検出され
た場合、及びステップ23で車速が15km/hを超え
ないと判定された場合は、いずれも通常の空調制御を行
う。上記ステップ23での設定車速は車両構造により適
宜変更するものとし、吹出し口切替時間は、エバポレー
タに付着した水分によりフロントウィンドウが曇らなく
なるまでの時間であるため、設定車速により一定として
もよく、また検出される車速に応じて変更してもよい。
の位置が内気導入側に切替えられていることが検出され
た場合、及びステップ23で車速が15km/hを超え
ないと判定された場合は、いずれも通常の空調制御を行
う。上記ステップ23での設定車速は車両構造により適
宜変更するものとし、吹出し口切替時間は、エバポレー
タに付着した水分によりフロントウィンドウが曇らなく
なるまでの時間であるため、設定車速により一定として
もよく、また検出される車速に応じて変更してもよい。
【0011】
【発明の効果】本発明は上記構成を有し、内外気切替ダ
ンパの切替位置検出手段が内外気切替ダンパが外気導入
側へ切替えられていることを検出し、さらに車速検出手
段が所定車速を超えたことを検出すると、所定時間吹出
し口をデフ吹出し口から他の吹出し口へ切替えるもので
あるため、ラム圧によりエバポレータの水分を含んだ空
気がフロントウィンドウに吹出して曇りを生ずることが
ない。
ンパの切替位置検出手段が内外気切替ダンパが外気導入
側へ切替えられていることを検出し、さらに車速検出手
段が所定車速を超えたことを検出すると、所定時間吹出
し口をデフ吹出し口から他の吹出し口へ切替えるもので
あるため、ラム圧によりエバポレータの水分を含んだ空
気がフロントウィンドウに吹出して曇りを生ずることが
ない。
【図1】空調制御装置の概略ブロック図である。
【図2】制御処理の内容を示したフローチャートであ
る。
る。
【図3】車速と吹出し口切替時間との関係を示した特性
図である。
図である。
2...外気センサ、 3...日射センサ、 4...内気セ
ンサ、 6...エンジン冷却水温センサ、 11...吹出
し口切替サーボモータ, ステップ21...内外気切替
ダンパの切替位置検出手段、ステップ22...車速検出
手段(エンジンの電子制御ユニット)。
ンサ、 6...エンジン冷却水温センサ、 11...吹出
し口切替サーボモータ, ステップ21...内外気切替
ダンパの切替位置検出手段、ステップ22...車速検出
手段(エンジンの電子制御ユニット)。
Claims (1)
- 【請求項1】 目標温度及び外気センサ、内気センサ、
エンジン冷却水温センサ、日射センサ等の各種センサの
検出信号を入力し、所定の制御プログラムに従って必要
吹出し温度を演算し、該演算値に基づいてエアミックス
ダンパの開度、ブロワの送風量及び吹出し口切替ダンパ
等の切替作動を制御する車両用空調制御装置において、 内外気切替ダンパの切替位置検出手段と車速検出手段と
を備え、エンジン冷却水温が所定温度以下のため、ブロ
ワを停止し吹出し口をデフ吹出し口に切替えるウォーム
アップ制御運転時、内外気切替ダンパの位置が外気導入
側で且つ車速が所定速度を超えた場合、所定時間前記デ
フ吹出し口から他の吹出し口へ切替える吹出し口切替制
御を行うことを特徴とする車両用空調制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25698291A JPH0565017A (ja) | 1991-09-09 | 1991-09-09 | 車両用空調制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25698291A JPH0565017A (ja) | 1991-09-09 | 1991-09-09 | 車両用空調制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0565017A true JPH0565017A (ja) | 1993-03-19 |
Family
ID=17300083
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25698291A Pending JPH0565017A (ja) | 1991-09-09 | 1991-09-09 | 車両用空調制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0565017A (ja) |
-
1991
- 1991-09-09 JP JP25698291A patent/JPH0565017A/ja active Pending
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