JP3194323B2 - 車両用空調装置 - Google Patents

車両用空調装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両の窓ガラスが曇る
条件となったときは吹出空気を除湿する車両用空調装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、車両用空調装置として、車室
内湿度を検出或いは計算により推定することにより、窓
ガラスが曇る条件となったときは、エバポレータの出口
温度を防曇設定温度まで冷却する構成のものが供されて
いる。つまり、窓ガラスが曇るのは、外気温度と車室内
湿度との環境条件に依存するので、それらの関係に基づ
いて窓ガラスが曇る条件となったときは、窓ガラスが曇
らない程度までエバポレータにより吹出空気を除湿,冷
却するのである。この場合、車室内の温度を設定温度に
維持する必要があるので、車室内への吹出空気を防曇設
定温度まで一旦冷却してからヒータコアにより目標吹出
温度まで上昇させるようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例のものでは、防曇運転のための防曇設定温度を低め
に設定した場合には、車室内への吹出空気の除湿量が高
まって防曇効果は高まるものの、省燃費効果は低下す
る。これに対して、防曇設定温度を高めに設定した場合
には、省燃費効果は高くなるが、防曇機能が低下して安
全性という観点からは問題がある。
【0004】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、車両の窓ガラスが曇る曇り条件となっ
たときは車室内への送風空気を所定温度まで一旦冷却す
る構成において、省燃費を図りながら確実に防曇するこ
とができる車両用空調装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の車両用空調装置
は、車室内に空気を導くためのダクトを設け、コンプレ
ッサの駆動に応じて前記ダクト内を通過する空気を冷却
・除湿する除湿手段を設け、この除湿手段を通過して車
室内に吹出す空気温度を調節する吹出温度調節手段を設
け、各種条件に応じて目標吹出温度を求めると共に車室
内への吹出温度が目標吹出温度となるように前記吹出温
度調節手段を制御する第1の制御手段を設け、車両の窓
ガラスが曇る曇り条件が成立したときは前記除湿手段に
よる冷却温度が所定の防曇設定温度となるように前記コ
ンプレッサを駆動する防曇待機運転を実行する第2の制
御手段を設け、この第2の制御手段が防曇待機運転を実
行するときは前記除湿手段による冷却温度を前記防曇設
定温度よりも低い所定温度に所定時間だけ保持させる過
冷却手段を設けたものである。
【0006】
【作用】第1の制御手段は、各種条件に応じて目標吹出
温度を求め、その目標吹出温度となるように吹出温度調
節手段を駆動する。このとき、第2の制御手段は、車両
の窓ガラスが曇る曇り条件が成立したときは、除湿手段
による冷却温度を窓ガラスの曇りを除去できる所定の防
曇設定温度となるようにコンプレッサを駆動して防曇待
機運転を実行する。
【0007】さて、過冷却手段は、第2の制御手段が防
曇待機運転を実行するときは、除湿手段による冷却温度
が防曇設定温度よりも低い所定温度に所定時間保持する
ようにコンプレッサを駆動する。従って、防曇設定温度
を高く設定して省燃費を図った場合でも、確実に窓ガラ
スの曇りを除去することができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明を自動車の空調装置に適用した
場合の一実施例について図面を参照しながら説明する。
図1は全体の機能ブロック構成を示すもので、図示しな
い車室の前部に配置されたエアダクト1において、その
上流側入口には内外気切換ダンパ2が回動可能に設けら
れ、その下流側にブロワ3が設けられている。内外気切
換ダンパ2は、サーボモータ2aにより駆動されるもの
で、空気の吸入口を内気導入口4a或は外気導入口4b
のいずれかに切換える。ブロワ3はブロワモータ5によ
り回転駆動され、内気導入口4a或は外気導入口4bの
いずれか設定された側から空気を吸引して下流側に送風
する。
【0009】除湿手段たるエバポレータ6は、ブロワ3
の下流側に配設され、ブロワ3により送られてくる空気
を冷却して下流側に送るもので、冷凍サイクル7を構成
する要素のひとつである。冷凍サイクル7は、エバポレ
ータ6からコンプレッサ8,凝縮器9,レシーバ10及
びエキスパンションバルブ11を介してエバポレータ6
に冷媒が循環するように形成されたもので、コンプレッ
サ8の運転によりエバポレータ6による上記冷却機能を
得ることができる。
【0010】吹出温度調節手段たるエアミックスダンパ
12は、エバポレータ6の下流側に回動可能に設けら
れ、サーボモータ12aにより駆動される。エアミック
スダンパ12の下流側には、エアダクト1の一部を占め
るようにエバポレータ6と共に除湿手段を構成するヒー
タコア13が配設される。ヒータコア13は、図示しな
いエンジンの冷却水を熱源として空気を加熱するもの
で、エバポレータ6から送られてくる冷風を加熱する。
エアミックスダンパ12は、サーボモータ12aにより
設定される開度に応じて、エバポレータ6から送られて
くる冷風をヒータコア13及びバイパス通路14に分配
する。
【0011】エアダクト1の出口側には、デフロスト吹
出口15,フェイス吹出口16及びフット吹出口17の
3つの吹出口が配設されており、それぞれに対応してデ
フロスト吹出口ダンパ18,フェイス吹出口ダンパ19
及びフット吹出口ダンパ20が配設されている。各吹出
口ダンパ18乃至20はサーボモータ18a乃至20a
により駆動される。
【0012】デフロスト吹出口15は、窓ガラス21の
車室内側の面に向けて配置されており、サーボモータ1
8aによりデフロスト吹出口ダンパ18が開放されるこ
とにより窓ガラス21に送風可能な状態となる。
【0013】第1の制御手段、第2の制御手段及び過冷
却手段としての制御装置22は、CPU22a,ROM
22b及びRAM22c等を含んで構成されるもので、
予め空調制御のための自動空調制御プログラムが記憶さ
れている。ROM22bは、後述する外気温度及び外気
湿度に応じてコンプレッサ8を停止可能な目標吹出温度
が記憶されている。
【0014】制御装置22の出力端子A乃至Eは、それ
ぞれ前記各サーボモータ2a,12a,18a,20
a,19aに接続され、出力端子Fは駆動回路5aを介
してブロワモータ5に接続されている。サーボモータ1
2aにはエアミックスダンパ12の開度θを検出するエ
アミックスダンパ開度センサ12bが設けられ、制御装
置22の入力端子Gに接続されている。
【0015】また、制御装置22の出力端子Hは、駆動
回路8aを介してコンプレッサ8の電磁クラッチ(図示
せず)に接続されており、その電磁クラッチのコイルに
通電することによりエンジンの回転力を伝達してコンプ
レッサ8を駆動する。尚、駆動回路8aは、電磁クラッ
チのコイルの通電電流を検出する機能を有し、その出力
端子は制御装置22の入力端子Iに接続されている。
【0016】制御装置22の入力端子J乃至Lは、それ
ぞれ図示しない操作パネルに配置された内外気切換スイ
ッチ23,温度設定スイッチ24及びデフロストモード
設定スイッチ25に接続され、入力端子M乃至Rは、そ
れぞれ内気センサ26,外気センサ27,水温センサ2
8,日射センサ29,エバポレータセンサ30及び内気
湿度センサ31に接続されている。
【0017】尚、内気センサ26及び外気センサ27
は、それぞれ車室内及び車外の温度Tr 及びTamを検出
し、水温センサ28はエンジンの冷却水温度Tw を検出
し、日射センサ29は車室内に入射する日射量Ts を検
出し、内気湿度センサ31は車室内の相対湿度RHr を
検出する。
【0018】次に、本実施例の作用について図2乃至図
6を参照して説明する。制御装置22は、電源が投入さ
れて空調制御プログラムをスタートすると、図2のフロ
ーチャートに従って制御を実施する。即ち、制御装置2
2は、まず、ステップS1において初期化処理を行なっ
て、各種カウンタやフラグ等を初期化してステップS2
に移行する。
【0019】制御装置22は、ステップS2において、
温度設定スイッチ24から設定温度Tset を読込み、R
AM22cに記憶する。続いて、制御装置22は、ステ
ップS3において、車両環境状態を検知するために各種
センサから検出信号を読込む。即ち、制御装置22は、
内気センサ26から内気温度(室温)Tr ,外気センサ
27から外気温度Tam,水温センサ28からエンジンの
冷却水温度Tw ,日射センサ29から日射量Ts ,エバ
ポレータセンサ30からエバポレータ6の出口温度Te
,内気湿度センサ31から車室内の相対湿度RHr を
読込んでRAM22cに記憶する。
【0020】次に、制御装置22は、ステップS4にお
いて、上記読出した各種データに基づいてROM22b
内に予め記憶されている演算式により目標吹出温度Tao
を算出する。この場合、データとしては設定温度Tset
,内気温度Tr ,外気温度Tam及び日射量Ts を用
い、次式(1)で示す演算式に代入することにより上述
の目標吹出温度Taoを求める。
【0021】 Tao=A×Tset +B×Tr +C×Tam+D×Ts +E …(1) 但し、A乃至Eは利得を設定する任意の定数である。
【0022】続いて、制御装置22は、ステップS5に
おいて、ステップS2,S3において読出し記憶した設
定温度Tset 及び環境状態を検知する各種センサからの
検出信号に基づいて、ブロワ電圧Ve を設定する。この
ブロワ電圧Ve は、ブロワ3による送風量を設定するた
めに、駆動回路5aを介してブロアモータ5に与える電
圧である。
【0023】制御装置22は、ステップS6になると、
RAM22cに記憶した各種データに基づいてROM2
2b内に予め記憶されている演算式によりエアミックス
ダンパ12の目標開度θo を算出する。この場合、デー
タとしては、目標吹出温度Tao,冷却水温度Tw 及びエ
バポレータ6の出口温度Te を用い、次式(2)で示す
演算式に代入することにより上述のエアミックスダンパ
12の目標開度θo を求める。
【0024】 θo =[(Tao−Te )/(Tw −Te )]×100(%) …(2) 次に、ステップS7 では、コンプレッサ8の駆動・停止
処理を行う。そして、上述の各ステップで求めた結果に
基づいて、ステップS8 で制御信号を出力し、車室内の
空調制御を行う。
【0025】この場合、制御装置22は、ブロワ駆動信
号を駆動回路5aに与えてブロワモータ5をブロワ電圧
Ve にて駆動させ、これによりブロワ3を所定の送風量
で運転する。また、制御装置22は、エアミックスダン
パ開度制御信号をサーボモータ12aに与え、エアミッ
クスダンパ12の開度θをステップS6で算出した目標
開度θo となるように制御する。さらに、制御装置22
は、内外気導入モード制御信号をサーボモータ2aに出
力して内外気切換ダンパ2を所定位置に駆動する。
【0026】続いて、制御装置22は、次にステップS
9に移行して所定の制御周期τが経過するまで待機し、
この後、再び上述のステップを繰り返すようになる。従
って、制御装置22は、一定周期毎に上述のプログラム
を繰り返し実行し、これにより、設定温度Tset 及び車
両環境状態に応じた空調制御を行なって車室内を快適な
状態に保持するようになる。
【0027】さて、このように空調制御が行なわれてい
る状態で、ステップS7で行われているコンプレッサ8
の駆動・停止処理について説明する。図3はコンプレッ
サ8の駆動・停止処理を表している。この図3におい
て、制御装置22は、ステップT1において、温度調節
制御、快適湿度制御、防曇制御という各制御を実行する
際に必要となるエバポレータ6の出口設定温度(以下、
エバ後設定温度と称する)を算出する。
【0028】ここで、温度制御とは、図4に示すように
目標吹出温度TAOに応じてエバ後設定温度TE1 となる
ようにコンプレッサ8を駆動する制御である。また、快
適湿度制御とは、図5に示すように車室内湿度に応じて
エバ後設定温度TE2 となるようにコンプレッサ8を駆
動,停止するもので、車室内湿度が上限設定値を上回っ
たときは、コンプレッサ8を駆動して除湿運転を行い、
車室内湿度が下限設定値以下のときは、コンプレッサ8
を停止する制御である。そして、防曇制御とは、図6に
示すように車室内湿度が外気温に対する曇り限界室内湿
度となったときはエバ後設定温度TE3 となるようにコ
ンプレッサ8を駆動する制御のことである。
【0029】さて、制御装置22は、上述のようにして
求めたエバ後設定温度、即ち温度調節のためのTE1 、
快適湿度維持のためのTE2 、防曇のためのTE3 のう
ちの最も小さい値に応じて以後のコンプレッサ8に対す
る制御内容を決定する。つまり、温度調節、快適湿度維
持及び防曇の全ての制御を適切に実行するには、エバ後
設定温度がステップT1で求めたTE1 乃至TE3 のう
ちの最小値となるようにコンプレッサ8を駆動する必要
があるからである。
【0030】そこで、制御装置22は、まず、ステップ
においてTE1,TE2,TE3のうちの最小値と
現在のエバ後設定温度TEとを比較する。このとき、現
在のエバ後設定温度TEの方が最小値よりも大きいとき
は、エバ後設定温度TEを設定変更する必要があるの
で、ステップT3においてt=0に設定してから、ステ
ップT4乃至T6においてTE1,TE2,TE3のう
ちから最小値を選択する。このとき、温度調節のための
TE1が最小値であったときは、ステップ7において
目標吹出温度TAOがエアダクト1の吸込温度である外
気温度TAMよりも所定温度αを上回っているか否かを
判定し、TAO>TAM+αのときはステップT8にお
いてコンプレッサ8の停止処理を実行する。
【0031】つまり、外気がエアダクト1を通過する際
には周囲の熱により所定温度α(例えば5℃)だけ上昇
するので、目標吹出温度TAOの方が外気温度よりも所定
温度高いという条件であるTAO>TAM+αのときはコン
プレッサ8を停止することができるのである。また、ス
テップT7においてTAO>TAM+αが成立しなかったと
きは、ステップT9においてTEにTE1 を設定する。
【0032】一方、快適湿度維持のためのTE2 が最小
のときは、ステップT10においてTEにTE2 を設定
し、防曇のためのTE3 が最小のときは、ステップT1
1においてTEにTEmin (例えば3℃)を設定する。
そして、制御装置22は、エバ後設定温度TEを設定し
た後は、ステップT12においてコンプレッサ8の駆動
処理を実行する。
【0033】さて、制御装置22は、上述のようにして
エバ後設定温度TEを設定した後は、メインルーチンに
リターンして設定されたエバ後設定温度TEとなるよう
にコンプレッサ8を制御し、制御周期τが経過すると、
再びコンプレッサ8の駆動・停止処理を実行する。この
とき、前回のコンプレッサ8の駆動・停止処理におい
て、エバ後設定温度TEにTEmin が設定されたとき
は、制御装置22は、ステップT2において「YES」
と判定して防曇待機運転を実行する。
【0034】この防曇待機運転では、まず、ステップT
13においてt>tmax (例えば300sec )となった
か否かを判定する。このとき、t=0であるから、ステ
ップT14においてt=t+τと設定することによりメ
インルーチンにおける制御周期τをカウントアップして
からステップT15においてコンプレッサ8の駆動・停
止処理を実行する。そして、コンプレッサ8の駆動・停
止処理の繰返しの実行によりt>tmax となったとき
は、ステップT16においてt=0と設定すると共にス
テップT17においてTEにTE1 ,TE2 ,TE3 の
うちの最小値を設定してからコンプレッサ8の駆動・停
止処理を実行する。
【0035】上記構成のものによれば、外気温度及び車
室内湿度に基づいて窓ガラス21が曇る曇り条件となっ
たときは、エバ後設定温度TEが窓ガラス21が曇らな
いような防曇設定温度となるようにコンプレッサ8を駆
動する防曇待機運転を実行すると共に、その防曇待機運
転の開始時にエバ後設定温度TEを防曇設定温度よりも
低い所定温度TEmin に所定時間tmax だけ保持するよ
うにしたので、十分な防曇効果を発揮させるためにエバ
後設定温度を比較的低温度に設定しなければならない従
来例のものと違って、防曇設定温度を高めに設定するこ
とによりコンプレッサ8の駆動率を低下して省燃費運転
が可能でありながら、窓ガラス21の曇りを確実に除去
することができる。
【0036】尚、上記実施例では、内気湿度センサ31
により車室内の湿度を検出するようにしたが、これに代
えて、外気温度及び外気湿度等の環境条件に基づいて車
室内の湿度を推測するようにしてもよい。
【0037】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の車両用空調装置によれば、除湿手段による冷却温度を
車両の窓ガラスが曇らない所定の防曇設定温度となるよ
うにコンプレッサを駆動する防曇待機運転を実行すると
きは、除湿手段による冷却温度を防曇設定温度よりも低
い所定温度に所定時間だけ保持するように構成したの
で、車両の窓ガラスが曇る曇り条件となったときは車室
内への送風空気を所定温度まで一旦冷却する構成におい
て、省燃費を図りながら確実に防曇することができると
いう優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における全体構成を示す概略
【図2】制御装置のメインルーチン動作を示すフローチ
ャート
【図3】制御装置のサブルーチン動作を示すフローチャ
ート
【図4】温度制御における目標吹出温度とエバ後設定温
度との関係を示す制御特性図
【図5】快適湿度制御における車室内湿度とエバ後設定
温度との関係を示す制御特性図
【図6】防曇制御における外気温と曇り限界室内湿度と
の関係を示す特性図
【符号の説明】
1はエアダクト、6はエバポレータ(除湿手段)、8は
コンプレッサ、12はエアミックスダンパ(吹出温度調
節手段)、13はヒータコア(除湿手段)、22は制御
装置(第1の制御手段、第2の制御手段、過冷却手
段)、31は内気湿度センサである。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−345515(JP,A) 特開 昭63−93617(JP,A) 特開 昭63−71414(JP,A) 特開 平5−221240(JP,A) 実開 平5−20904(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60H 3/00 B60H 1/32

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車室内に空気を導くためのダクトと、 コンプレッサの駆動に応じて前記ダクト内を通過する空
    気を冷却・除湿する除湿手段と、 この除湿手段を通過して車室内に吹出す空気温度を調節
    する吹出温度調節手段と、 各種条件に応じて目標吹出温度を求めると共に車室内へ
    の吹出温度が上記目標吹出温度となるように前記吹出温
    度調節手段を制御する第1の制御手段と、 車両の窓ガラスが曇る曇り条件が成立したときは前記除
    湿手段による冷却温度が所定の防曇設定温度となるよう
    に前記コンプレッサを駆動する防曇待機運転を実行する
    第2の制御手段とこの第2の制御手段が防曇待機運転を
    実行するときは前記除湿手段による冷却温度を前記防曇
    設定温度よりも低い所定温度に所定時間だけ保持させる
    過冷却手段とを備えたことを特徴とする車両用空調装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101765425B1 (ko) * 2016-12-20 2017-08-07 오진우 곤충 사육박스
KR101816612B1 (ko) * 2016-06-22 2018-01-10 대한민국 축사용 사료탱크의 사료잔량 감지장치 및 이를 이용한 사료잔량 제어방법
KR102036973B1 (ko) * 2017-12-05 2019-11-26 (주)몬도미오 동물 급식 시스템 및 잔량 측정 방법

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