JPH056470B2 - - Google Patents

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JPH056470B2
JPH056470B2 JP9278084A JP9278084A JPH056470B2 JP H056470 B2 JPH056470 B2 JP H056470B2 JP 9278084 A JP9278084 A JP 9278084A JP 9278084 A JP9278084 A JP 9278084A JP H056470 B2 JPH056470 B2 JP H056470B2
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JP
Japan
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rotating body
magnetic
ball
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guide frame
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JP9278084A
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JPS59230573A (ja
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Hideaki Sasaki
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Sophia Co Ltd
Original Assignee
Sophia Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は遊技盤表面に位置する回転体が永久
磁石の作用により回転し、打球を受け入れ難い状
態と入れ易い状態とに変換するようにしたパチン
コ機用回転入賞装置に関するものである。
周知のように、打球を受け入れ難い状態と受け
入れ易い状態とに変換可能なパチンコ機の入賞装
置としては、基板の表面に一対の可動翼片を対向
させて軸着し、この可動翼片を直立状態、又は傾
斜状態に変換するいわゆるチユーリツプ式入賞装
置がある。ところが上記チユーリツプ式入賞装置
は、変換動作に新鮮味がないので、遊技の興趣を
高めることができない。また、両可動翼片間に揺
動底板の先端を臨ませ、該揺動底板の揺動により
両可動片の状態を変換するので、組み立てに高い
精度が要求されるし、揺動底板の先端を可動翼片
の下端部に直接当接して押圧するので、摩擦抵抗
が大きく、このため電気的手段により変換する場
合には強力な電磁石が必要となる。
本発明は上記に鑑み提案されたもので、第1磁
性部を後面に有する回転体を基板の表面に回転自
在に設け、基板の裏面に設けた誘導枠の内部には
左右の磁極が異なつて回転体の第1磁性部に磁気
作用を与える第2磁性部を有する旋回体を回動可
能に支え、該旋回体を基板に開設した通孔から誘
導枠の内部に入る入賞球と、旋回体に設けて誘導
枠の外部に延出するレバーの外部作動とにより回
動可能とし、旋回体の回動により両磁性部の磁気
作用で回転体を附随回動させて、打球の受け入れ
状態を大きな回転動作によつて変換し、入賞球に
よつて打球の受け入れ状態を変換するだけでなく
電磁石や機械的な連動機構などの外部からの作動
によつても打球の受け入れ状態を変換できるよう
にしてパチンコ遊技の興趣を十分に高めるように
したものである。
以下に本発明を図示の実施例について説明する
と、遊技盤の表面に取付ける基板1の表面には支
持軸2により回転体3を支える。この回転体3は
例えば合成樹脂のように非励磁材で成形するもの
で支持軸2を中心として自由に回転することがで
き、横幅が狭くて打球を受け入れ難い第1受部4
と、横幅が広くて打球を受け入れ易い第2受部5
とを上下に背向状に設ける。そして上記回転体3
の高さの中央には後面に臨むように第1磁性部
6,6′を左右に設ける。各第1磁性部6,6′は
永久磁石からなるもので、小さな永久磁石を回転
体3の後面左右に埋設状に取付けて構成してもよ
いし、或いは一本の横長な永久磁石を回転体3の
後面に埋設状に取付け、該永久磁石の左右端部を
第1磁性部6,6′としてもよい。
第1磁性部6,6′の磁極は異なるもので、例
えば一方の第1磁性部6がN極であれば他方の第
1磁性部6′はS極で、第1磁性部6がS極であ
れば他方の第1磁性部6′がN極である。
前記した基板1は合成樹脂、アルミニウムなど
の磁気に影響されない材質で作成するもので、回
転体3の上方に位置する受部(図面では第1受部
4)に入つた打球を裏側に導く通孔7を開設し、
裏面に誘導枠8を設ける。
誘導枠8は横幅が打球の直径の2倍以上で下面
に排出口9を有し、内部には通孔7から流入する
打球を受け止める旋回体10を取付ける。該旋回
体10は誘導枠8の後面部8′に設けられて誘導
枠の内部を前後方向に横切る軸11に支えられて
回動自在な板材であるが、旋回体10と軸11と
を固定して軸11を後面部8′に回動自在に支え
てもよい。
旋回体10は一側縁12が肉厚で他側縁13が
肉薄となつているので上下の表面部14,14が
一側縁12から他側縁13に向つて傾斜し、かつ
基板1側の先端から後面部8′側の後端に向つて
緩く下り傾斜する。そして旋回体10の先端には
第1磁性部6,6′に対応するように第2磁性部
15,15′を設ける。第2磁性部15,15′は
第1磁性部6,6′と同様に1本の横長な永久磁
石若しくは小さな永久磁石を左右に設けてなり、
各々磁極が異なる。
後面部8′には軸11を中心とする半円状ガイ
ド孔16を開設し、旋回体10の後端に後向きに
突設したレバー17をガイド孔16に通してレバ
ー17の先端部分を誘導枠8の外部に突出させ
る。そして後面部8′に設けた電磁ソレノイドな
どの駆動源18の駆動部18′をレバー17の先
端部分に斜め下方から臨ませ、駆動源18の外部
作動によりレバー17を回動できるようにする。
本発明は上記のようにしてなるものであつて、
第1磁性部6,6′と第2磁性部15,15′とが
各々対向して磁気が互いに作用する。
したがつて旋回体10がほゞ水平状態で静止し
ている場合、第1磁性部6と対向する第2磁性部
15とが異極で、第1磁性部6′と対向する第2
磁性部15′とが異極であれば回転体3は静止し、
この状態で第1受部4が上方に向いて打球を受け
入れる第1状態となつている。この第1状態で第
1受部4に打球が入ると、該打球は通孔7から旋
回体10の表面部14に載つて傾斜に従い転動
し、肉薄な側縁13の方向に転動すると自重で旋
回体10を回動させる。旋回体10は打球が排出
口9に達するまで回動し、また回動勢及び肉厚な
側縁12が上方に回動して軸11を越えることに
よる重心の変位により反転状に180度回動する。
この旋回体10の回動範囲はガイド孔16及びレ
バー17によつて規制される。
旋回体10が上記したように180度だけ反転す
ると第2磁性部15,15′の左右位置が変り、
対向する第1磁性部6,6′と同極になる。した
がつて回転体3は、対向する第1磁性部と第2磁
性部との同極による反発力により基板1から離れ
るように移動するとともに支持軸2を中心に回転
し、ある程度回転すると第1磁性部と第2磁性部
との異極による吸引力で更に回転することにな
り、第1磁性部と第2磁性部との異極による吸引
力が最も強く作用する180度回転して静止する。
回転体3が上記のように回転すると上に向いて
いた第1受部4が下に、下向いていた第2受部5
が上に向くので、打球の受入れ状態が変換するこ
とになる。
旋回体10を回動させた打球は排出口9から遊
技盤裏面の入賞球集合樋に流下して入賞球とな
る。
このように第1受部4に打球が入り、該打球に
より旋回体10が回動すると第2磁性部15,1
5′の位置が変ることにより対向する第1磁性部
6,6′と同極となり、同極となることによつて
生じる反発力で回転体を180度だけ回転させるの
である。回転体が180度だけ回転すると第2受部
5が上に向いて打球を受け入れ易い第2状態とな
り、この第2受部5に打球が入ると上記と同様に
旋回体10が打球により180度だけ回動して第2
磁性部15,15′の左右位置が変化する。そし
て第2磁性部15,15′の位置が変化すると対
向する第1磁性部6,6′に対して同極になるの
で、回転体3は再び180度回転して第1受部4が
上を向き、レバー17が駆動源側に位置する第1
状態に復元する。
この第1状態において駆動源18を励磁する
と、駆動部18′がレバー17を斜め上方に突き
上げるので、レバー17がガイド孔16に沿い弧
状に移動し、軸11を越えると前記と同様に重心
の変位により180度回動する。即ち、駆動源18
を励磁すると、打球が入らなくても旋回体10を
180度回動することができ、このため回転体3が
第1、第2磁性部6,6′,15,15′の磁気作
用により旋回体10と共に附随回転し、第1状態
から第2状態に変換する。
なお、駆動源18は、レバー17を略々90度回
動すればその後は旋回体10が重心の変位により
回動するので、極く短時間だけ励磁すればよい。
そして第2受部5が上に向いた第2状態におい
て、該第2受部5に打球が入ると、該打球の自重
により旋回体10が180度だけ戻り回動するので、
回転体3は再び180度回転して第1状態に復元す
る。
このように本発明によれば受部に打球が入るご
と、もしくはレバーを外部作動させることにより
回転体3が回転して上下の受部が交互に変化し、
打球が入り難い状態と入り易い状態とに変換する
のであつて、回転体3は第1磁性部6,6′と第
2磁性部15,15′との磁気作用により単独で
回転するので小さな外力により回転する。なお回
転体3の回転方向を一定に規制するため例えば一
側に軽い重錘を設け、重心位置を支持軸2から外
すとよい。また旋回体10は、回転体3の第1磁
性部6,6′に磁気作用を与える第2磁性部15
を有し、入賞球とレバー17の外部作動とにより
回動するものであればどのような構成でもよい。
例えば、大きさ、形状、回転方向等を適宜に設計
変更してもよいし、第2磁性部の大きさ、数を変
えてもよい。更に、レバー17の外部作動は、電
磁ソレノイドに限定されるものではなく、レバー
17を回動することができれば、クランク、カム
など、どのような構成でもよい。
例えば第6図に示す他の実施例は、誘導枠8の
後面部8′に揺動杆19を揺動可能に軸支し、該
揺動杆19の一端をレバー17に下方から臨ま
せ、他端を球流下樋20の内部に臨ませたもので
ある。なお揺動杆19は、常には第6図実線で示
すように球流下樋20側の端部を上昇し、レバー
17側の端部を下降してストツパ21上に載つた
状態で静止している。この状態で球流下樋20内
を打球(例えば他の入賞具から導いた打球)が流
下すると、該打球が揺動杆19の一端を下降する
ので、他端が上昇してレバー17を持ち上げる。
レバー17がほぼ90度回動して軸11を越える
と、重心の変位により旋回体10が自ずと回動す
る。したがつて回転体3は180度附随回転して打
球の受け入れ状態を変換する。なお揺動杆19を
揺動した打球は、第6図鎖線で示すように揺動杆
19が十分揺動すると揺動杆19の端部から外れ
るので、そのまま流下する。
以上要するに本発明によれば、打球が入るご
と、もしくは、旋回体に設けて誘導枠の外部に延
出するレバーを外部作動させることにより回転体
が磁気作用で大きく回転して打球の入る状態を変
換するので、外部作動の時機を適宜に設定するこ
とにより遊技態様を多様に構成でき、パチンコ遊
技の興趣を高めることができる。
また回転体の回転は回転体に設けた第1磁性部
と、誘導枠内の旋回体に設けた第2磁性部との磁
気作用によつて間接的に附随回転させるだけであ
るから小さな力で旋回体を回動すればよく、した
がつて旋回体に設けたレバーに作動する電磁石や
機械的な連動機構が小型、簡略化することができ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図は
一部を欠截した正面図、第2図は同上の側面図、
第3図は同上の平面図、第4図は同上の背面図、
第5図は縦断背面図、第6図は他の実施例の背面
図である。 1……基板、3……回転体、4……第1受部、
5……第2受部、6,6′……第1磁性部、8…
…誘導枠、10……旋回体、15,15′……第
2磁性部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 基板の表面に設けた回転自在な回転体に第1
    受部と第2受部とを背向状に設け、該回転体の後
    面には磁極が異なる第1磁性部を左右に設け、基
    板の裏面に設けた誘導枠の内部には、左右の磁極
    が異なつて回転体の第1磁性部に磁気作用を与え
    る第2磁性部を有する旋回体を回動可能に支え、
    該旋回体を基板に開設した通孔から誘導枠の内部
    に入る入賞球と、旋回体に設けて誘導枠の外部に
    延出するレバーの外部作動とにより回動可能と
    し、旋回体の回動により両磁性部の磁気作用で回
    転体を附随回転させるようにしたことを特徴とす
    るパチンコ機用回転入賞装置。
JP9278084A 1984-05-11 1984-05-11 パチンコ機用回転入賞装置 Granted JPS59230573A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9278084A JPS59230573A (ja) 1984-05-11 1984-05-11 パチンコ機用回転入賞装置

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JP9278084A JPS59230573A (ja) 1984-05-11 1984-05-11 パチンコ機用回転入賞装置

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Publication Number Publication Date
JPS59230573A JPS59230573A (ja) 1984-12-25
JPH056470B2 true JPH056470B2 (ja) 1993-01-26

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9278084A Granted JPS59230573A (ja) 1984-05-11 1984-05-11 パチンコ機用回転入賞装置

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