JPH0354776Y2 - - Google Patents

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JPH0354776Y2
JPH0354776Y2 JP13366183U JP13366183U JPH0354776Y2 JP H0354776 Y2 JPH0354776 Y2 JP H0354776Y2 JP 13366183 U JP13366183 U JP 13366183U JP 13366183 U JP13366183 U JP 13366183U JP H0354776 Y2 JPH0354776 Y2 JP H0354776Y2
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ball
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winning ball
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、打球入賞装置の改良に関し、詳し
くは入賞口を開口した基板前面に回転角度に応じ
て該入賞口への飛入条件を変化させる転回体を回
転自在に設け、前記転回体に互いに極性を異なら
せた対の永久磁石を設け、前記基板の裏面には枠
を設けて該枠内には前記入賞口へ飛入した入賞球
により回動する翼片を有する制御体を配設し、前
記制御体の翼片にその周回り方向にそれぞれ左右
に極性の異なる永久磁石を設け、前記制御体の回
動により前記転回体を回転制御して入賞口への飛
入条件を変化させるパチンコ機の打球入賞装置に
関する。
このような入賞装置は特公昭56−50989号公報
で公知であつて、転回体の上に向いた大口、小口
どちらかの入賞口に飛入した打球が基板の裏の枠
内に流入し、制御体の例えば4枚ある翼片の一つ
に載つて制御体を90°回動すると同時に、この翼
片の次翼片のの先端を転回体側に向け、これによ
り次の翼片の先端にある桿磁石の両端の極性と、
転回体に設けた二つの磁石片の極性で転回体を反
転させるか、反転させないかを定め、例えば転回
体の上に向いた大口入賞口に3回打球が飛入する
と転回体は反転して小口入賞口を上に向け、小口
入賞口は1回打球が飛入すると転回体は再び反転
して大口入賞口を上に向けると言つた具合に打球
の受け入れ状態を変化させるものである。
しかし、従来の装置では翼片の1枚に載つた入
賞球が自重で制御体を回動するにまかせているた
め、制御体の回動は入賞球がその翼片上から落下
したのち停止するようになつている。従つて、転
回体の上に向いている大口或いは小口の入賞口に
飛入し、枠内に流れ込む入賞球の勢いが強いとき
には制御体が惰性で所要回動角度によりオーバー
ランし、次の翼片は桿磁石を正しく転回体の磁石
片に向けず、これにより的確な磁気作用が与えら
れず転回体がふらつき、上を向いた入賞口に折角
飛入しようとする打球を弾いて飛入させないと言
う問題が発生し易かつた。
そこで、本考案は枠内に、入賞口に飛入した入
賞球により翼片が所要回動回転角度まで回動する
ように規制する案内部材を翼片の回動範囲内に設
けて、基板背面と案内部材とにより上記入賞球を
流下誘導する流下通路を形成し、翼片が受け入れ
た入賞球を硫下通路へ誘導して、入賞球の流下勢
による翼片の所要外の回動を阻止することによ
り、翼片の回動状態を安定させ、翼片が先端の桿
磁石を転回体の永久磁石に正しく向けたときに回
動を停止して的確な磁気作用によつて転回体のふ
らつきを防止するようにしたものである。
以下、図示の実施例を参照して説明する。
1は基板、2は転回体、3は転回体を基板1に
枢着する軸を示す。転回体2は一方が上を向いた
ときに他方が下を向く大口入賞口4と小口入賞口
5を180°の位相で有すると共に、裏側には両入賞
口4,5と直交した配置で軸3の左右に極性の異
なる二つの永久磁石からなる磁石片6と7を備え
ている。
基板1の裏には枠8が取り付けてあり、枠8の
両側壁8′,8′間には等間隔放射状で、夫々先端
に永久磁石からなる桿磁石9′を有する4枚の翼
片9を備えた水車状の制御体10を枢軸10′で
枢着する。
大口、小口両入賞口4,5は共に底4′,5′を
有し、上を向いているときに飛入した入賞球を底
4′或いは5′から基板1に開設した孔11を通じ
て枠8の内部上方に流入させ、先端を基板1の裏
面に水平に向けている制御体10の翼片9の1枚
の上に載せる。従つて、翼片9上に載つた入賞球
は自重で制御体10を回動させ、入賞球の勢いが
強いと前述したように制御体10は惰性でオーバ
ーランし、次いで翼片9の桿磁石9′を有する先
端を基板1の裏面に、つまり転回体2の磁石片
6,7に正しく向けないので桿磁石9′の両端と、
転回体2の磁石片6,7との間の磁力が弱くて転
回体2がふらつく。
尚、転回体2が反転するか、しいかは次のよう
にして定まる。大口入賞口が上を向いたとき、転
回体2の左の磁石片6がN極、右の磁石片7がS
極とすると、制御体10の回動により基板1の裏
に先端を向ける翼片9の桿磁石9′の左端がN極、
右端がS極である場合は同極同志が対向するので
転回体2は磁性反発力で反転し、又、逆に桿磁石
9′の左端がS極、右端がN極の場合は吸引し合
つて反転しない。従つて、4枚の翼片9の各先端
に設ける桿磁石9′の左端と右端の極性をどのよ
うに選択するかによつて上を向いた大口入賞口4
に何回打球が飛入したら転回体2は反転し、次に
上を向いた小口入賞口5に何回打球が飛入したら
転回体2は反転するかを任意に決めることができ
る。
さて、本考案は、制御体10が所要回動角度ま
で回動する前に、翼片9に載つて制御体10を回
動させている入賞球を案内部材としての突当片1
2に当接させて入賞球の流下勢を殺し、その後制
御体10が惰性で回動してその翼片9を真下に向
け、次の翼片9の先端を基板1に正しく向けるよ
うにしたものである。
このため本考案では、枠8内に、入賞口4,5
に飛入した入賞球により翼片9が所要回動角度ま
で回動するように規制する案内部材を翼片9の回
動範囲内に設けて、前記基板1と案内部材とによ
り上記入賞球を流下誘導する流下通路を形成し、
翼片9が受け入れた入賞球を流下通路へ誘導する
ようにした。即ち、図示の実施例によれば、枠8
の側壁内面から入賞球の載つた翼片9が入賞球の
自重で水平状態から下向きに回動し、真下を向く
までの途中の位置で翼片9上の入賞球が突当る突
当片12を案内部材として枢軸10′とほぼ平行
に突設し、各翼片9には回動する際に突当片12
を避ける切欠き13を設けた。
突当片12は枠8の側壁の一方の内面に突設し
てもよいし、第4図の実施例の如く両側壁の内面
から突設してもよく、各翼片9の切欠き13は突
当片12に対応して形成する。
これにより翼片9に載つて制御体10を回動さ
せている入賞球は、その翼片9が未だ真下を向か
ない途中の所定位置で案内部材としての突当片1
2に当接して翼片9上から強制的に排除され、基
板1の背面と案内部材としての突当片12により
形成された流下通路に誘導される。従つて、制御
体10に作用する入賞球による回転力が消失す
る。しかし、制御体10は惰性により回動を緩や
かに続け、それまで入賞球が載つていた翼片9を
真下に向けると共に、次の翼片9の先端を基板1
の背面に向けて先端の桿磁石9′の両端を転回体
1の磁石片6と7に対向させて、磁極が同極同志
であるときは転回体2を反転させて、磁極が相互
に異なつているときは転回体2を反転させないで
磁力の吸引により停止する。従つて、制御体10
は所要回動角度以上にオーバーランすることがな
く、結局転回体2がふらつかない。
尚、案内部材としての突当片12に当接した入
賞球は一瞬突当片12上に留まるが、その後制御
体10をゆつくり回動させながら流下通路内に落
下する。
枠8の下方部には、入賞球を受けて賞球を排出
するための賞球排出作動装置を有するセーフ通路
(図示せず)に導入する誘導樋14を上記流下通
路に連通するように設けてもよい。
また、第3図、第4図に示すように、誘導樋1
4の代りに軸15で揺動するシーソー形の揺動板
16を枠8の下方に設け、この揺動板16には真
下を向いた翼片9の桿磁石9′の両端と対向する
磁極が同極(例えば共にS極)になるように磁石
片17,18を設け、翼片9の桿磁石9′に一方
を吸引させる共に他方を反発させ、これにより揺
動板16を軸15を支点に左下り又は右下りに傾
き、案内部材としての突当片12上からその上に
落下する入賞球を左側又は右側のセーフ通路に振
分けて導入し、勿論、どちらのセーフ通路に流入
しても賞球を排出させるが、例えば左側のセーフ
通路に流入した場合は別の一つの入賞装置を打球
が入賞し易く、或いは入り難く作動し、又、右側
のセーフ通路に流入した場合は他の一つの入賞装
置を同様に打球が入り易く或いは入り難く作動
し、ゲーム内容に更に変化を与えるようにするこ
とができる。
こうして本考案によれば、突当片12である案
内部材を翼片9の回動範囲内に設けたので、入賞
口より流入した入賞球の流下勢を殺すことがで
き、入賞球により回動させられる制御体10の所
要回動角度を越えるオーバーランを確実に防い
で、これにより発生する転回体2の回転制御時の
ふらつきを防止し、入賞口4,5に飛入しようと
する打球を入賞不能に弾いてしまうなど、従来の
入賞装置の欠点を解消することができる。また、
案内部材を設けるだけで外形等を大きく変更する
ことがないので、実用的価値が高い。
尚、所定停止位置における翼片9の桿磁石9′
に対向する位置に吸磁性対、例えば鉄片19を設
けると、該鉄片19と桿磁石9′との吸引力によ
り制御体10を所定停止位置に向けて保持するこ
とができ、これにより制御体10の回転に一層節
度を付けることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は一部を
断面にした側面図、第2図は同上の一部を断面に
した分解斜視図、第3図は本考案の他の一実施例
を示す一部を断面にした側面図、第4図は同上の
一部を断面にした分解斜視図で、図中、1は基
板、2は転回体、4は大口入賞口、5は小口入賞
口、6と7は磁石片、8は枠、9は翼片、10は
制御体、12は案内部材としての突当片、13は
切欠きを示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 入賞口を開口した基板前面に回転角度に応じて
    該入賞口への飛入条件を変化させる転回体を回転
    自在に設け、前記転回体に互いに極性を異ならせ
    た対の永久磁石を設け、前記基板の裏面には枠を
    設けて該枠内には前記入賞口へ飛入した入賞球に
    より回動する翼片を有する制御体を配設し、前記
    制御体の翼片にその周回り方向にそれぞれ左右に
    極性の異なる永久磁石を設け、前記制御体の回動
    により前記転回体を回転制御して入賞口への飛入
    条件を変化させる入賞装置において、 上記枠内には、入賞口に飛入した入賞球により
    前記翼片が所要回動角度迄回動するように規制す
    る案内部材を翼片の回動範囲内に設けて、前記基
    板背面と案内部材とにより上記入賞球を流下誘導
    する流下通路を形成し、翼片が受け入れた入賞球
    を流下通路へ誘導して、入賞球の流下勢による翼
    片の所要外の回動を阻止することにより翼片の回
    動状態が安定するようにしたことを特徴とするパ
    チンコ機の打球入賞装置。
JP13366183U 1983-08-31 1983-08-31 パチンコ機の打球入賞装置 Granted JPS6043374U (ja)

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JP13366183U JPS6043374U (ja) 1983-08-31 1983-08-31 パチンコ機の打球入賞装置

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Publication Number Publication Date
JPS6043374U JPS6043374U (ja) 1985-03-27
JPH0354776Y2 true JPH0354776Y2 (ja) 1991-12-04

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