JPH0563966A - 走査した画像情報をプリント媒体への出力に変換する方法および装置 - Google Patents

走査した画像情報をプリント媒体への出力に変換する方法および装置

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JPH0563966A
JPH0563966A JP3053855A JP5385591A JPH0563966A JP H0563966 A JPH0563966 A JP H0563966A JP 3053855 A JP3053855 A JP 3053855A JP 5385591 A JP5385591 A JP 5385591A JP H0563966 A JPH0563966 A JP H0563966A
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    • H04N1/405Halftoning, i.e. converting the picture signal of a continuous-tone original into a corresponding signal showing only two levels
    • H04N1/4055Halftoning, i.e. converting the picture signal of a continuous-tone original into a corresponding signal showing only two levels producing a clustered dots or a size modulated halftone pattern

Abstract

(57)【要約】 【目的】インクジェット印刷等のカラー及びモノクロ印
刷におけるエラー拡散信号処理において、ウォームのア
ーティファクトを生じることなく優れた空間解像度、グ
イレスケール階調、高演算速度を実現する。 【構成】画像を走査して得た画像入力信号をオーダード
・ディザー商信号に変換し、所定の優先順位に従ってこ
の信号を、出力スーパー画素群の各々に所定数の画素と
して割り当てる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、モノクロ印刷及びカラ
ー印刷に関し、特に並列信号処理によるオーダード・デ
ィザー(ordered dithering)法とエラー拡散法との新
規なプロセスの組合せを用いてカラー画像を再生する方
法に関する。本発明は、再生されたカラー画像の印刷品
質を改良するのに効果があり、比較的高い演算速度で使
用することができる。
【0002】
【従来技術及び発明が解決しようとする課題】従来、デ
ィジタル・カラー画像は、オーダード・ディザー法また
はエラー拡散法を用いてカラープリンタによりハードコ
ピー信号に変換されている。これらの技術は、いずれも
カラー画像再生技術の分野においては周知であり、例え
ばクリハラ(Kurihara)他に対して交付された米国特許
第4,733,230号、コーチ(Koch)に対して交付
された米国特許第4,651,228号及び、テンプル
(Temple)に対して交付された米国特許第4,339,
774号等、多くの先行技術文献に記載がなされてい
る。より最近では、エラー拡散技術は、カラー・インク
ジェット印刷の分野において、高い解像度と高い印刷品
質のカラー画像を得るためにグレースケール割当て法と
組み合わせて用いられている。そのようなプロセスの一
例が、例えば既に本願発明者に対して許可された198
8年12月2日付出願の「カラー・インクジェット・プ
リンタにより生成されるカラー画像及び白黒画像の品質
を改善するための方法及びシステム(Method and Syste
m forEnhancing the Quality of Both Color and Black
and White ImagesProducedby Color Ink Jet Printers
)」と言う名称の出願番号第278,881号中に開
示されている。上記出願は、本願譲受人に譲渡され、本
願に併合されている。
【0003】画像再生のオーダード・ディザー法におい
ては、輝度1(x,y)の範囲内の所与の画素位置
(x,y)の画素を印刷するかしないかという決定は、
所与の位置におけるディザー・マトリクスD(x,y)
の値に基づいてなされる。なお、D(x,y)は、一般
には、「n」×「m」の行列である。これらのマトリク
スの値は、スーパー画素または基準マトリクスあるいは
「タイル」のX方向及びY方向沿いの所与の画素シーケ
ンスに従い予め割り当てられており、このスーパー画素
または基準マトリクスは、選択された数の個別画素より
なる。そして、もしI(x,y)の値がスーパー画素ま
たは基準マトリクス上の所与の個別画素位置のD(x,
y)より大きいと、その位置(x,y)の画素は印刷さ
れ、そうでない場合は、印刷されない。
【0004】上記のようなオーダード・ディザー法に対
する従来のアプローチの主な利点は、単に画素毎にスレ
ショルド比較を反復するだけであるから、その簡便性に
あると言えよう。この場合、ディザー・マトリクスDを
選択する方法が異なれば、出力特性が異なり、またマト
リクス・サイズ(n×m)をどのように選ぶかによって
も出力印刷品質が左右される。この画像再生におけるオ
ーダード・ディザー法は、演算速度に優れている上、グ
レースケール解像度または空間解像度のどちらかを高く
することができるが、グレイスケール解像度と空間解像
度を共に高くすることは不可能である。大きなオーダー
ド・ディザー・マトリクスDでは、良好なグレイスケー
ル解像度が得られるが、空間解像度が低下し、他方オー
ダード・ディザー・マトリクスDが小さいと、空間解像
度は良好になるが、グレイスケール解像度が悪くなる。
【0005】これらの従来のオーダード・ディザー手法
をカラー画像処理に拡張する場合、オーダード・ディザ
ー・マトリクス・マスクは色平面と同じ数だけ存在す
る。異なるマスクを何種類使用するかに関わらず、所与
の画素を2つ以上の色平面に対してオンしなければなら
ない情況が常に存在することになる。このような情況
は、一部の印刷プロセスにおいては許容されるが、異な
る色のインク同士を互いに重ねると色の混じりが十分で
なかったり、好ましくないカラー・ブリード(色にじ
み)が生じたりするインクジェット印刷のような他の印
刷プロセスにおいても常に許容されるわけではない。透
明トナーを用いない電子写真印刷プロセスにおいても、
色の異なるトナー同士を互いに重ねると画像品質が悪く
なる。インクジェット印刷及び電子写真印刷のどちらに
ついても上記の互いに相容れない要求を満たすために
は、非常に多くの演算プロセスが必要である。
【0006】上記のような形態のオーダード・ディザー
法は、フォーリー(Foley) とバン・ダン(Van Dam) 共著
の「対話型コンピュータ・グラフィックスの基礎(Funda
mentals of Interactive Computer Graphics )」(Addis
oion-Wesley Publishing Company、1982年版権取
得)という名称の書籍にも記載されており、その内容は
引用文献として掲げることにより本願に組み込まれてい
る(特にSection 17.2.2及び597〜602ペー
ジを参照)。
【0007】エラー拡散法は、原色印刷画素(Primary
Printed pixel )を取り囲む近隣ピクセルに剰余信号を
配分するために用いられる技術である。この剰余信号
は、印刷可能なグレイスケール・ナンバーと走査された
画像を真に表す全入力画像グレイスケール・データとの
間の誤差を表す信号である。このエラー拡散法は、前述
の本願発明者による出願番号第278,881号、及び
情報ディスプレイ学会会報1972年Vol.17/2
のフロイド(Floyd )及びステインバーグ(Steinberg
)による「空間グレイスケール用の適応アルゴリズム
(An Adaptive Algorithm For Spatial Gray Scale)」
という名称の論文中に記載されたいくつかの周知アルゴ
リズムの中の一つを用いて行われることが多い。
【0008】オーダード・ディザー処理だけあるいはエ
ラー拡散処理だけしか用いないカラー印刷方法及びモノ
クロ印刷方法には、特徴的に明白な短所がいくつかあ
る。オーダード・ディザー・プロセスは、演算速度は非
常に早いが、前述のスレショルド比較法によるため相当
量のグレイスケール情報が失われ得る。これらのオーダ
ード・ディザー・プロセスには、ノイズが過大、空間解
像度が劣る、低周波及び高周波応答が悪いという特徴も
ある。さらに、多数の色平面を用いるとき及びフォーマ
ット生成がドットーネックストーツー−ドット(DND )
フォーマットに限定されているときは、従来のオーダー
ド・ディザー法は実施し難く、DND フォーマット生成の
必要を満たすのに非効率的である。
【0009】これに対して、エラー拡散プロセスのみ用
いてオーダード・ディザー技術を全く用いない印刷方法
は、演算速度が比較的遅く(例えば、オーダード・ディ
ザー・プロセスの演算速度の約1/8)、カラー印刷技
術の分野で「ウォーム(虫)」として知られる好ましく
ないアーティファクト(人為結果)を伴ったプリントを
生じる。このアーティファクトは、エラー拡散プロセス
中に生じる誤差数(error number)を蓄積させることに
より、また誤差剰余ドロップ・カウント(error remain
dardrop counts)を印刷されたばかりの画素またはスー
パー画素の回りの画素に対して適切に配分することがで
きないことにより生じる。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、総じ
て、エラー拡散信号処理において「ウォーム」のアーテ
ィファクトを生じることなく優れた詳密性及び演色性が
確保されるようなやり方でオーダード・ディザー・プロ
セスとエラー拡散プロセスの両者の大半の長所を組み合
わせたカラー及びモノクロ印刷の新規で進歩性を有する
方法並びにシステムを提供することにある。また、本発
明のシステム及び方法は、オーダード・ディザー・プロ
セスと同じ演算速度が可能な上、オーダード・ディザー
・プロセスのみの場合に比べて低周波及び高周波応答が
はるかに改善されている。さらに、本発明のシステム及
び方法は、ドット−ネックスト−ツー−ドット(DND )
印刷のフォーマット生成上の制約を容易に解消し得る共
に、紙のしわ立ち(cockleing )を防止あるいは最小限
に抑えるため印刷媒体の単位面積当たり最大インク容積
(Vmax )の条件による制約がある場合も、効果的に使
用することができる。このように、本発明は「ウォーム
・フリー」な優れた空間解像度、優れたグレイスケール
階調(解像度)、及び高演算速度により印刷画像を再生
するのに極めて有用である。
【0011】本発明は、走査したカラー画像情報をハー
ドコピー出力に変換するめの方法及びシステムを提供す
るものであり、その方法及びシステムは、まずカラー画
像を走査してシアン(青緑色)(C)、マゼンタ
(M)、イエロー(Y)及びブラック(K)のスーパー
画素情報を含む情報を生成して以後の処理に供するステ
ップを有する。この情報は、別個の色平面において加え
られ、それらの各色平面で加えられたスーパー画素情報
を表すCsum 、Msum、Ysum 及びKsum 情報が得られ
る。次に、この情報は、各色平面で除算され、これによ
って各色平面毎に商信号及び剰余信号が得られる。これ
らの商信号及び剰余信号は、各色平面毎にCQ 、CR ;
Q R ; YQ 、YR ;KQ 、KR という符号で表され
る。各色平面の剰余信号は、閉ループ誤差配分システム
を通じて配分され、上記の各色平面で最初に加えられた
画素情報と再結合される。各色平面における上記除算の
結果生じる商情報は、オーダード・ディザー・プロセス
においてオーダード・ディザー出力マトリクスに配分さ
れ、この出力マトリクスから印刷カラー画像を導出する
ことができる。このプロセス及びその関連システムを用
いるならば、オーダード・ディザー法とエラー拡散信号
法による信号処理並びに印刷を組み合わせて、これら各
プロセスの数多くの長所を同時に誘出することができ
る。例えば、オーダード・ディザー・プロセス及びエラ
ー拡散プロセスでそれぞれ「x」及び「8x」の演算時
間が必要とすると、本発明において必要な演算時間は、
通常約1.2x乃至1.3xである。
【0012】本発明の一実施例においては、スーパー画
素より大きなスーパー画素マトリクス(I,J)内の各
スーパー画素はm×n個の個別画素よりなり、これに対
して選択されたグレイ・レベル正規化係数は、8ビット
のデータ表現形式の場合28 に等しい。この正規化係数
の底の値は2であるから、この方法及び信号処理システ
ムは、極めて、高速な演算速度を有する。従来のエラー
拡散技術と比較して、本発明のプロセスにおいてはドロ
ップ(インク滴)の誤差剰余数は、主画素あるいは印刷
さたばかりのスーパー画素の近傍の指定されたスーパー
画素に拡散される。こうすることによって、誤差データ
が不都合に蓄積される可能性を最小限とすることがで
き、このようなスーパー画素エラー拡散に投じられる演
算動作が単一画素エラー拡散の場合に比べて少なくる。
【0013】後述の本発明の実施例によれば、単一のデ
ータ処理方法またはコードを用いてオーダード・ディザ
ー・プロセス及びエラー拡散プロセスを両方とも扱うこ
とができる。一方この新規な特徴によって、本発明を実
施するためのシステム及び方法の構成を簡単化すること
ができ、そのコストを提言することが可能となる。
【0014】従って、本発明の目的は、上記のような形
態の方法及びシステムにおいて、ハイブリッド画像変換
プロセスでエラー拡散処理の最良の性能特性の多くをオ
ーダード・ディザー処理の最良の性能特性の多くと組み
合わせた新規で進歩性を有する方法及びシステムを提供
することにある。本発明のこのプロセスは、ハードコピ
ー出力に再生されるカラー画像の総合的印刷品質及び解
像度を改善するのに効果的である。
【0015】本発明の他の目的は、上記のような形態の
方法及びシステムにおいて、エラー拡散画像変換処理で
特徴的に見られる「ウォーム」のアーティファクトを排
除した新規で進歩性を有する方法及びシステムを提供す
ることにある。
【0016】本発明の他の目的は、上記のような形態の
方法及びシステムおいて、比較的速い演算速度で動作可
能な新規で進歩性を有する方法及びシステムを提供する
ことにある。本発明の他の目的は、上記のような形態の
方法及びシステムにおいて、良好な空間解像度及びかな
り良好なグレイスケール解像度と共に、良好な低周波及
び高周波応答特性を有するハードコピー出力画像を生成
し得る方法及びシステムを提供することにある。
【0017】本発明の他の目的は、上記のような形態の
方法及びシステムにおいて、ドット−オン−ドット(DO
D) 及びドット−ネックスト−ツー−ドット(DND)の両
方のフォーマット生成に対して適合する新規で進歩性を
有する方法及びシステムを提供することにある。
【0018】本発明の新規な特徴は、走査画像のハード
コピー再生において最大の情報量を保持するのに効果的
な並列信号処理系においてオーダード・ディザー法とエ
ラー拡散法を同時に採用したモノクロ及びカラー印刷両
用のシステム並びに方法が得られるということである。
オーダード・ディザー商信号は、一連の所定スーパー画
素基準マトリクス中に印刷されてハードコピー出力が生
成され、この商信号に付随する剰余信号は、閉ループフ
ィードバック・プロセス及びシステムに分散され、入力
される画像信号と再結合される。この操作は、走査画像
をシステムよりハードコピー出力として再生する間にお
ける情報損失をできる限り少なくするようなやり方で行
われる。
【0019】本発明の他の特徴は、上記のような形態の
方法及び装置において、走査画像を表すオーダード・デ
ィザー商及び剰余信号を生成するようにした方法及び装
置が得られるということである。この装置は、より大き
なスーパー画素基準マトリクスまたはマスク内において
個別画素位置の所定の優先順位に従い商データ信号を印
刷するよう動作する。
【0020】本発明の他の特徴は、上記のような形態の
方法及びシステムにおいて、シアン(C)、イエロー
(Y)、マゼンタ(M)、及びブラック(K)のような
複数の各色平面毎に商及び剰余信号を生成するようにし
た方法及び装置が得られるということである。この場
合、各色平面のデータは、上記のやり方を用いてスーパ
ー画素基準マトリクスまたはマスク中に印刷され、各色
平面毎にスーパー画素基準マトリクスまたはマスクを使
用する従来技術の場合のように、ドット−オン−ドット
(DOD)印刷が強制的に実行されることは全くない。さら
に、インクジェット印刷におけるようなカラー・プリー
ドを除去または少なくするために、印刷されたスーパー
画素中にボイドを保持することができる。これは、各色
平面毎に別個のスーパー画素基準マトリクス(タイルま
たはマスクともいう)が必要な従来技術のオーダード・
ディザー法においては不可能であった。
【0021】本発明の他の特徴は、上記のような形態の
方法及び装置において、エラー拡散プロセスとの組合せ
における新規性とは別に、オーダード・ディザー・プロ
セス自体に新規性を有する方法及び装置が得られるとい
うことである。この新規なオーダード・ディザー法にお
いては、より大きなスーパー画素基準マトリクス内の個
別画素に対してオーダード・ディザー商情報が予め割り
当てられる。この商情報は、全てハードコピー出力を生
成する際に用いられ、従来のオーダード・ディザー・プ
ロセスにおけるように、相当量の画像情報が失われる基
準マトリクスまたはマスク・スレショルド技術を用いた
画素単位のやり方で比較処理されることはない。
【0022】本発明の他の特徴は、誤差剰余信号が抽出
される印刷されたばかりのスーパー画素を取り巻く複数
個のスーパー画素に誤差剰余信号を分散させるようにし
たそれ自体新規性を有するエラー拡散プロセスが得られ
るということである。この技術は、個別画素だけが印刷
されたばかりの画素またはスーパー画素から誤差分布デ
ータを与えられる従来のエラー拡散プロセスとは著しく
対照的である。本発明の他の特徴は、後述するように、
独特の協働的かつすっきりして簡単なやり方で、エラー
拡散プロセス及びオーダード・ディザー・プロセスを両
方とも処理するのに適する共通アルゴリズムを用いて画
像変換を行うようにした新規な並列信号処理システムが
得られるということである。
【0023】本発明の他の特徴は、上記のような形態の
プロセス及びシステムにおいて、印刷されるドロップま
たはドット容積を、例えばインクジェット印刷アプリケ
ーションで要求される所に従い、所定の最大プリント容
積Vmax に制限することが可能な進歩性を有するプロセ
ス及びシテスムが得られるということである。この技術
は、インクジェット印刷アプリケーションにおいては紙
のしわ立ちを防止するのに用いられ、また電子写真印刷
アプリケーションにおいては所与の印字媒体上に投入さ
れるトナーの量を制限するのに用いられている。
【0024】本発明の他の特徴は、上記のような形態の
信号処理システムにおいて、クラスターまたは分散画素
割当て法を用いる出力オーダード・ディザー・マトリク
ス用として特に好適な信号処理システムが得られるとい
うことである。これらの本発明の方法は、画素ボイドを
含む全てのドット−ネックスト−ツー−ドット(DND)及
びドット−オン−ドット(DOD)フォーマット生成形式を
統合的に処理することができる。
【0025】
【実施例】まず図1を参照しつつ説明すると、スキャナ
10は、カラー画像をグレースケール・データに変換し
て加法混色性の赤−緑−青(R−G−B)フォーマット
変換部12以下、フォーマット変換部(2)へ供給する
のに用いられる。フォーマット変換部12からのR−G
−B出力データは、図示のように、減法混色性の三原色
部、すなわちシアン−イエロー−マゼンタ(C−Y−
M)色変換部(以下、C−Y−M色変換部(4)として
知られているものに供給される。C−Y−M色変換部1
4は、周知のように、最大100%のアンダーカラー除
去(UCR)が可能である。有彩色(黒)は、Y−M−Cの
インク色を混合することにより容易に作ることはできず
そのようなインク色の混合は、インクの消費量を増大さ
せる一方、純粋な黒色を得ることはできない。そのた
め、YMCカラーによって作られる黒色インクは、ピュア
・ブラック(K)に置き換えることが望ましく、当技術
分野においては、この置換及びピュア・プラックの生成
は、アンダーカラー除去(UCR)として知られている。従
って、100%のアンダーカラー除去を用いるのは、イ
ンク消費をできるだけ少なくすると共に、ハードコピー
出力上に再生される画像の解像度を改善するためであ
る。
【0026】C−Y−M色変換部14の出力は、デジタ
ル、データ・ストリームであって、ハイブリッド・誤差
分散(ED)及びオーダード・ディザー(OD)部16(以
下ハイブリッドED/OD 部(6)に供給され、ハイブリッ
ドED/OD 部16は、例えば、熱インクジェットカラープ
リンタのようなカラープリンタ18を駆動する。このハ
イブリッドED/OD 部16を除き、図1の画像走査及び再
生システムの全体の機能的構成は、画像処理の分野にお
いて一般に周知のものである。このようなシステムの画
像処理動作の一例がバイト・マガジン(BYTE Magazine)
誌1987年3月号の169ページ以後に収録されたビ
ー・エム・ダウソン(B.M.Dawson) による「画像処理ア
ルゴリズム入門(IntoroductionTo Image Processing A
lgorithms) 」という名称の論文中に記載されている。
この種の画像処理能力及びそれに対応するシステム動作
は、ギャリー・ディスポト(Gary Dispoto) 他による
「ラスタ画像プリンタ・アルゴリズム設計ガイド(Rast
er Image Printer Algorithms)」第1版(本願譲受人で
あるカリフォルニア州パロアルトのヒューレット・パッ
カード・カンパニー社が1986年12月、版権取得)にも記
載されている。これらの文献の内容は、いずれも引用文
献として掲げることにより本願中に組み込まれている。
【0027】次に、図2には、I,Jのインデックスで
示されるスーパー画素の大きなマトリクスが描かれてお
り、これらのスーパー画素は、m−nのインデックスに
より示される個別スーパー画素が構成されている。m−
nの各スーパー画素は、個別の16のi−j画素を有す
る。この図は、本願明細書中の一部の数式で用いられる
x−yマトリクス情報を提供し、図2のm−nスーパー
画素は、典型的な4×4型、即ち16セグメント型スー
パー画素である。本発明を実施するに際しては、6×3
または8×4のスーパー画素を用いると、計算効率と出
力画像品質との間に良好なバランスあるいは釣り合いを
確保することができるということが明らかにされてい
る。
【0028】次に、図3Aは、本発明により1つのスー
パー画素を処理する方法を示す。図3Aの最初のステッ
プにおいては、C、M、Y、及びKのスーパー画素値
(CSu m 、MSum 、Ysum 、及びKsum )の各々毎に加
えられたドロップ・カウント数が合計され、除算ステッ
プ28へ送られる。上記の図2の場合、それらの和は各
色平面毎に次式で与えられる。
【0029】
【数1】
【0030】但し、Kij、Cij、Mij、及びYijは、そ
れぞれブラック、シアン、マゼンタ、及びイエローの画
素値であり、Kr 、Cr 、Mr 、及びYr は、それぞれ
ブラック、シアン、マゼンタ、及びイエローのそれまで
のスーパー画素残留値である。
【0031】上記の原色画素の和は、除算ステップ28
において正規化係数28 で除算されるが、これは8ビッ
ト・データ表現の場合において、合計された各原色毎に
正規化商を得、またステップ30に示すようにエラー拡
散のための誤差剰余を得るためである。ステップ30に
おいては、誤差剰余がそれまでに合計された和情報に結
合され(図3Cに示す如く)、除算ステップ28からの
商出力がエラー拡散と並列に処理され、その結果が出力
スーパー画素選択及びカラー印刷ステップ32に供給さ
れる。
【0032】出力ステップ32は、図3Bの機能ブロッ
ク図に示す調節制御部34を含む。この調節制御部34の
機能は、各色平面におけるC、M、Y、及びKドットの
総数を計数し、その総数を最大容積Vmax として定義さ
れるドロップの所定の最大許容数または容積と比較する
ことにある。ただし、Vmax は最大容積のみならず、ド
ット・カウントの上限をも示すものとする。ドロップ数
またはドット・カウントVmax を超えると、各色平面に
おけるC、M、Y、及びKについてその次に使用可能な
最大許容ドロップ数またはドットカウントが与えられ、
上記2つの合計の差が、原色画素または印刷されたばか
りの画素を取り巻くスーパー画素に対するエラー拡散の
ための基準として用いられる。これについては、以下に
さらに説明する。C、M、Y、及びKのドロップ・カウ
ントの総計がVmax (または許容最大ドットカウント・
カウント数)以下となるように最終的に選択されると、
調整制御部34の出力信号は、本発明の新規なピクセル
割当てプロセスに従って出力オーダード・ディザー(or
dered dither) 動作を実行する。調整制御部34は、入
力されるドット・カウント信号を予め指定された最大ド
ット・カウント数Vmax と比較してその2本の出力ライ
ン38及び39の一方に「yes 」または「no」の出力信
号を発生する総ドット・カウント部37を有する。総ド
ット・カウントがVmax を超えない場合は、画素割当て
及びオーダード・ディザー・マトリクス部40の入力
に、カラー・ハードコピーを生成する際に使用するオー
ダード・ディザー印刷及びスーパー画素マトリクスを得
るための信号が供給される。しかしながら、総ドット・
カウント部37の総ドット・カウントがVmax を超える
と、最大ドット・カウントの色平面を識別する色平面識
別部41の入力のライン38に信号が発生し、これに対応
する出力信号がその前に読み込まれた色平面のドット・
カウントを1だけ減少する次のステージ42の入力に供
給される。
【0033】ステージ42の出力信号は、減少された誤
差信号を直ぐ上に述べたスーパー画素の近傍のスーパー
画素に配分するエラー拡散部43を駆動するために用い
られる。次に、エラー拡散部43は、総ドット・カウン
トを更新すると共に、出力信号をもう一つのまたは第2
のドット・カウント比較部45の入力に供給する次段の
ドット・カウント更新部44に入力信号を供給する。ド
ット・カウント比較部45は、新たに更新されたドット
・カウントをVmax と比較し、更新されたドット・カウ
ント画Vmax を超えなくなった場合は、ライン46上に
「no」出力信号を発生し、オーダード・ディザー・マト
リクス部40に供給する。ドット・カウントが依然とし
てVmax を超える場合は、ドット・カウント比較部45
は「yes」出力信号を発生し、フィードバック・ライン
47を介して色平面識別部41の入力に供給する。色平
面識別部41は、再度、その次に高いドット・カウント
の色平面を識別し、上記のように「no」出力信号がライ
ン46上に発生するまで、Vmax との比較プロセスを繰
り返す。
【0034】次に図3Cを参照しつつ説明すると、スー
パー画素スキャナ36は、前述の図1の各部10、1
2、及び14を含み、図3Bのデータ・ライン15は図
1のデータ・ライン15に相当する。図示のように、こ
のデータ・ライン15は、図3Bに機能ブロック図形式
で示されているエラー拡散及びオーダード・ディザー部
16を駆動するよう接続されている。図示の4つの色平
面のシアン、マゼンタ、イェロー、及びブラックの各加
算56、58、60、及び62でそれぞれ使用される4
つのデータ入力48、50、52、及び54を供給す
る。上記の図2における走査すべての走査スーパー画素
の総画素情報の上記4原色は、それぞれ出力データ・ラ
イン64、66、68、及び70上に発生する。これら
の出力データ・ラインは、図示のように、シアン、マゼ
ンタ、イェロー、及びブラックの並列処理された色平面
における4つの除算器72、74、76、及び78を駆
動するよう接続されている。これらのシアン、マゼン
タ、イェロー、及びブラックの画素情報除算器72、7
4、76、及び78は、それぞれ商出力データ・ライン
80、82、84、及び86を有し、これらの各ライン
上にそれぞれCQ 、MQ 、YQ 、及びKQ の商データを
出力する。さらに、これらの除算器72、74、76、
及び78は、それぞれ剰余信号CR 、MR 、YR 、及び
R を出力する出力剰余データ・ライン88、90、9
2、及び94を有する。これらの剰余信号は、それぞれ
ブラック、イェロー、マゼンタ、及びシアンの剰余ルッ
クアップ・テーブル(LUT )96、98、100、10
2を含むフィードバック・ループに供給される。上記の
各ルックアップ・テーブル96、98、100、102
は、出力データ・ライン104、106、108、及び
110に剰余誤差拡散信号を発生するのに必要なグレイ
スケール情報を得るのに用いられる。これらの誤差拡散
信号は、次いで、図示のエラー拡散フィードバック・ル
ープにおけるブラック、イェロー、マゼンタ、及びシア
ンの4つの色平面用のエラー拡散部112、114、1
16、及び118に供給される。これらのエラー拡散部
112、114、116、及び118は、それぞれ出力
データ・ライン120、122、124、及び126を
有し、これらの出力データ・ライン120、122、1
24、及び126は、図示のように、それらの上のエラ
ー拡散信号をそれぞれ四原色画素の加算部56、58、
60、及び62の合計情報と再結合するよう接続されて
いる。
【0035】シアン、マゼンタ、イェロー、及びブラッ
クの各除算器72、74、76、及び78より導出され
る商出力データ・ライン80、82、84、及び86
は、図示のように、それぞれブラック、イェロー、マゼ
ンタ、及びシアンの各色平面用の各商ルックアップ・テ
ーブル128、130、132、及び134に接続され
ている。これらの各商ルックアップ・テーブル128、
130、132、及び134の各出力データ・ライン1
36、138、140、及び142は、図示のように、
上に図3Bで説明した調節制御部34に接続されてい
る。前述のように、調節制御部34は、出力データ・ラ
イン136、138、140、及び142について合計
したドット・カウント出力信号をVmax より小さい値に
なるまで減少して、調節制御部34の出力データ・ライ
ン144上に最大許容ドット・カウント数(信号)を得
るのに用いられる。このようにして得られる信号は、カ
ラー画像出力信号を出力端子148に発生する出力オー
ダード・ディザー・マトリクス部146を駆動するのに
用いられる。
【0036】広義に言うならば、本発明においては、オ
ーダード・ディザー・マトリクス部146は、本願中に
説明する形態のエラー拡散プロセスに適合するものであ
れば、どのようなオーダード・ディザー・プロセスでも
適宜用いることが可能である。
【0037】ここで、本発明のオーダード・ディザー・
プロセスが優れていることを具体的に示すために、図4
A乃至4C、図5A乃至5C、図6A乃至6C、及び図
7A及び7Bにより、従来のスレショルド型のオーダー
ド・ディザー法を用いると、如何に画像情報が失われ、
不具合であるかを説明する。これらの図面では、説明の
便宜上、モノクロの場合の例についてしか図示されてい
ないが、本発明のオーダード・ディザー・プロセスの優
れた特徴はカラー印刷についても同等に適用可能であ
る。これらの図面により従来のオーダード・ディザー法
について論じた後、続いて図8A及び8B乃至図10A
及び10Bにより本発明による新規なオーダード・ディ
ザー・マトリクス選択方法の実施例を説明する。
【0038】図4A、4B及び4Cを参照しつつ説明す
ると、図4Aは2×2の4コードラント型スーパー画素
であり、各コードラントには、走査画像より輝度レベル
が割り当てられる。図4Bは、各コードラントに予めス
レショルド値が割り当てられたディザー・マトリクスま
たは基準タイルあるいはマスクを示す。この場合、図4
Aの画像のスーパー画素は、単に図4Bの基準マスクま
たはタイルに重ねられ、図4Cのスーパー画素の右上の
コードラントだけが印刷される。即ち、図4Aの右上の
コードラント中の画素輝度レベルだけが図4Bの基準タ
イルの右上コードラントに比べて上回っている。したが
って、図4Aの実際の情報400/1024であるが、
図4Cの印刷された情報は255/1024である。こ
のようにして、図示例のスレショルド型オーダード・デ
ィザー・プロセスにおける情報の損失は、145/10
24に等しい。
【0039】次に、図5A、5B、及び5Cには、最大
情報量がスレショルド比較時に失われ、図5Cに示すよ
うに情報が少なすぎる結果として空プリントあるいはア
ンダープリント画素が生じるプロセスの例が図示されて
いる。これに対して、図6A乃至6Cは、上記同様スレ
ショルド型プロセスにおいて、オーバープリンティング
で最大情報損失が生じる例を示し、この例では、図6C
に示すように、4つの全てのコードラントが「過多情
報」により印刷されている。これも、従来のオーダード
・ディザー・スレショルド・プロセスの不正確な性質の
結果生じるものである。
【0040】次に、図7A及び7Bは、従来のオーダー
ド・ディザー・プロセスを図示したものであるが、これ
らの図による説明を理解することは、本発明の顕著な特
徴を理解するのに最も効果的であろうと思われる。図7
A及び7Bは、シアン、マゼンタ、イェロー、及びブラ
ックの4つの色平面におけるカラー印刷時のスレショル
ド型プロセスの筋書を図示したものであり、色平面で著
しい情報損失が起こるばかりでなく、2×2のスーパー
画素にとって最も不都合な印刷画素割当における幾何学
的出力位置の合併を生じている。
【0041】図7Aの最上行は、C、M、Y、及びKの
4つの色平面における2×2の4つのスーパー画素につ
いての走査カラー画像の実際の画素値を示す。図7Aの
2番目の行は、基準ディザー・マトリクスまたはタイル
の基準画素値を示し、図7Aの第3行目に示す出力情報
のみを生成するために、これらの基準画素値に対して上
記最上行の画素が比較される。この出力情報は、実際に
供給された画素値がディザー・マトリクス値を超える3
行目の右上コードラントにのみ出力される。
【0042】図7Aの合併出力の結果、C、M、Y、及
びKのカラー・ドットが全て図7Bの右上のコードラン
トに印刷されることになり、図7Aのスレショルド比較
プロセスにおいて生じる情報損失に加え、この情報損失
と図7Bのコードラント印刷の選択性が極めて悪いこと
とが重なって、再生出力画像の印刷品質が一層低下する
ということは、当技術分野の知識が全くない者であって
も容易に理解できよう。
【0043】上記の図7A及び7Bのスレショルド及び
画素オーバーレイ印刷プロセスに対して、以下に説明す
る例から明らかなように、本発明による商及び剰余信号
処理法においては、出力画素を印刷する際全ての商情報
が保持されるばかりでなく、この特徴と最適画素割当て
の優先選択順位とが組み合わされる。この組合せ操作
は、商情報の損失を生じることなく同時に最高の印刷品
質が確保されるよう、出力マトリクスを印刷する際に実
行される。前に述べたように、誤差剰余を配分するのに
使用するエラー拡散プロセスは、当技術分野において周
知であり、従って詳細な説明は省略する。
【0044】ここで、ある個別スーパー画素が下記の値
を有するものと仮定する:Ksum=700;Csum
=700;Msum=700;Ysum=0 256 レベルのグレイスケールの場合、即ち、28 =25
6を正規化係数とすると、KQ 、CQ 、MQ は全て2に
等しく、KR 、CR 、RR は全て188に等しい。そし
て、この例では、YQ 、YR はどちらも0である。この
例においては、Vma x の制限がないものと仮定すると、
印刷出力マトリクスは、例えば図8Aに示すように構成
される。即ち、図8Aのスーパー画素の上側の2つのコ
ードラントには各々ブラック・ドットが1つずつ印刷さ
れ、図8Aのスーパー画素の下側の2つのコードラント
にはどちらもシアン・ドットとマゼンタ・ドットが印刷
される。次に、例えばインクジェット印刷の分野でイン
ク量過剰による紙のしわ立ちを最小限に抑えるためとい
うような場合を考えて、上記の例にけるVmax を4であ
ると仮定する。すると、KQ とCQ とMQ の和は6に等
しいから、2×2のスーパー画素のこの合計6ドットを
4ドットに減じなければならないことになる。それに
は、例えば、KQ とCQ を各々1ドットに減らすことに
よって、KR の剰余を188+256即ち444に増加
し、CR の剰余をやはり188+256=444に増加
すればよい。このように大きくした剰余を前述のエラー
拡散プロセスによって周囲の画素に配分すると、印刷画
素シーケンスは図8Bに示すようになり、2×2のスー
パー画素の上側の2つのコードラントにはブラック・ド
ットとシアン・ドットが各々1個ずつ印刷され、スーパ
ー画素の下側の2つのコードラントまたは画素には各々
マゼンタ・ドットが1つずつ印刷され、これによって上
述のVmaxの上限4が維持される。
【0045】図9A及び9Bは、全ての商情報が図9A
の画素割当て優先順位により図9Bに示すように印刷さ
れて色の商情報損失が全く起こらないことを例証的に示
す本発明による画素割当てプロセスを図解したものであ
る。図9Aは、スーパー画素を形成する9つの画素の1
から9までの印刷シーケンス(順序)を示し、これらの
順番を内側から外側への右回り回転させるやり方は、当
技術分野においては「クラスター」画素割当てまたはジ
オメトリとして知られている。図示は省略するが、スー
パー画素内に印刷するドットの割当て方としては、外側
から内側へ向けて順番を割り当てる画素割当て法を用い
ることもでき、この方法もやはり「クラスター」型画素
割当てに含まれる。さらに、順序的に連続する2つの画
素を互いにできるだけ間隔を隔てて印刷するようにした
もう一つの画素配置法も、「分散型」画素割当て法とし
て知られている。このようにして、図9A及び9Bに示
すように、K、C、M、及びYのドット・カウントが1
+3+2+0=6の場合、Kドットが中心の「1」のク
ラスター画素割当て位置に印刷され、続いて3つのシア
ン・ドットが「2」、「3」、及び「4」の位置に次々
に印刷され、その後2つのマゼンタ・ドットが「5」及
び「6」の位置に印刷される。従って、色の全ての商情
報が保存され、従来のオーダード・ディザー法における
ように商情報の損失が生じないのみならず、上記のよう
なドット−ネックスト−ツー−ドット(DND) 印刷のクラ
スター型印刷順序によれば、出力ハードコピーの変換画
像の総合的印刷品質が最適化されるという作用効果も得
られる。
【0046】このドット−ネックスト−ツー−ドット(D
ND) 印刷は、図10A及び10Bの左下のコードラント
に示すようなボイド・コードラントの使用に対しても適
合性があり、このように1つまたは2つ以上の画素をボ
イドとして残す技術は、ある種のカラー印刷アプリケー
ション技術においてカラー・ブリードをなくすかまたは
できるだけ少なくすることが望まれるある種のインクジ
ェット印刷アプリケーションに効果的に利用することが
できる。
【0047】以上に説明した実施例については、本発明
の要旨及び範囲を逸脱することなく種々の変更、改良を
行うことが可能である。例えば、インクジェット印刷の
説明の文脈の中で、「ドロップ」あるいは「ドット」と
いう用語を度々使用したが、本発明は、電子写真印刷や
レーザ・ジェット印刷等、他の形態の印刷プロセスにも
幅広く適用可能である。従って、「ドロップ」または
「ドット」という用語は、電子写真印刷のような他の印
刷方法の印刷プロセスにおける他の種々の画素選択技術
についても互換的に使用することができるものとする。
【0048】インクジェット印刷における最大インク容
積を示す「Vmax」等の他の用語についても、電子写真
印刷のような他の印刷形態に関する文脈で使用する際に
は、ドット・カウントの上限を指示する意味に解釈する
ものとする。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、エラー拡
散信号処理において「ウォーム」のアーティファクトを
生じることなく優れた詳密性及び演色性が確保されるよ
うなやり方でオーダード・ディザー・プロセスとエラー
拡散プロセスの両者の大半の長所を組み合わせたカラー
及びモノクロ印刷方法並びにシステムを提供することが
できる。
【0050】また、本発明は、オーダード・ディザー・
プロセスと同じ演算速度が可能な上、オーダード・ディ
ザー・プロセスのみの場合に比べて低周波及び高周波応
答を著しく改善することができる。
【0051】さらに、本発明は、ドット−ネックスト−
ツー−ドット(DND) 印刷のフォーマット生成上の制約を
容易に解消し得る共に、紙のしわ立ち(cockleing)を防
止あるいは最小限に抑えるため印刷媒体の単位面積当り
最大インク容積(Vmax )の条件による制約がある場合
も、効果的に使用することができる。
【0052】このように、本発明は「ウォーム・フリ
ー」な優れた空間解像度、優れたグレイスケール階調
(解像度)、及び高演算速度により印刷画像を再生する
のに極めて有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の機能ブロック図である。
【図2】I、Jのインデックスで示されるスーパー画素
のマトリクスを示す図である。
【図3A】本発明の信号処理を説明するフローチャート
である。
【図3B】本発明の信号処理を説明するフローチャート
である。
【図3C】図3Bの信号処理の詳細を示す機能ブロック
図である。
【図4A】従来のスレショルド型のオーダード・ディザ
ー法を用いた画素処理を示す図である。
【図4B】従来のスレショルド型のオーダード・ディザ
ー法を用いた画素処理を示す図である。
【図4C】従来のスレショルド型のオーダード・ディザ
ー法を用いた画素処理を示す図である。
【図5A】従来のスレショルド型のオーダード・ディザ
ー法を用いた画素処理を示す図である。
【図5B】従来のスレショルド型のオーダード・ディザ
ー法を用いた画素処理を示す図である。
【図5C】従来のスレショルド型のオーダード・ディザ
ー法を用いた画素処理を示す図である。
【図6A】従来のスレショルド型のオーダード・ディザ
ー法を用いた画素処理を示す図である。
【図6B】従来のスレショルド型のオーダード・ディザ
ー法を用いた画素処理を示す図である。
【図6C】従来のスレショルド型のオーダード・ディザ
ー法を用いた画素処理を示す図である。
【図7A】従来のスレショルド型のオーダード・ディザ
ー法を用いた画素処理を示す図である。
【図7B】従来のスレショルド型のオーダード・ディザ
ー法を用いた画素処理を示す図である。
【図8A】本発明によるオーダード・ディザー・マトリ
クス選択方法を用いた画素処理を示す図である。
【図8B】本発明によるオーダード・ディザー・マトリ
クス選択方法を用いた画素処理を示す図である。
【図9A】本発明によるオーダード・ディザー・マトリ
クス選択方法を用いた画素処理を示す図である。
【図9B】本発明によるオーダード・ディザー・マトリ
クス選択方法を用いた画素処理を示す図である。
【図10A】本発明によるオーダード・ディザー・マト
リクス選択方法を用いた画素処理を示す図である。
【図10B】本発明によるオーダード・ディザー・マト
リクス選択方法を用いた画素処理を示す図である。
【符号の説明】
10:スキャナ 12:フォーマット変換部 14:C−Y−M色変換部 16:ハイブリッドED/OD 部 18:カラープリンタ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像入力信号を得るために画像を走査する
    ステップと、 上記画像入力信号をオーダード・ディザー商信号に変換
    するステップと、 所定の優先順位にしたがって、上記オーダード・ディザ
    ー商信号のすべてを、印刷された出力スーパー画素群の
    各々、またはプリント媒体の与えられた領域の各々に、
    所定数の画素として割り当てるステップと、 からなることを特徴とする走査した画像情報をプリント
    媒体への出力に変換する方法。
  2. 【請求項2】画像入力信号を得るために画像を走査する
    ステップと、 上記画像入力信号をオーダード・ディザー商信号および
    エラー拡散剰余信号に変換するステップと、 上記エラー拡散剰余信号を上記画像入力信号に再結合す
    るステップと、 所定の印刷順位にしたがって、上記オーダード・ディザ
    ー商信号を複数のスーパー画素の各々に割り当てるステ
    ップと、 からなることを特徴とする走査した画像情報をプリント
    媒体への出力に変換する方法。
  3. 【請求項3】シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー
    (Y)、及びブラック(K)のスーパー画素信号を含む
    情報を得るためにカラー画像を走査するステップと、 別個の色平面上に上記スーパー画素信号を加えて、各色
    平面のスーパー画素情報としてスーパー画素合計信号た
    るCsum ,Msum ,Ysum およびKsum を得るステップ
    と、選択された正規化係数によって上記スーパー画素信
    号を除算し、 各色平面で商信号(Q)たるCQ ,MQ ,YQ およびK
    Q および剰余信号(R)たるCR ,MR ,YR およびK
    R を得るステップと、 各色平面で上記エラー剰余信号を、エラー拡散処理によ
    り各色平面の選択されたスーパー画素へ配分するステッ
    プと、 各色平面で上記商信号を、オーダード・ディザー手段に
    より得られる印刷カラー画像からオーダード・ディザー
    ・マトリクスに配分するステップと、 からなることを特徴とする走査したカラー画像情報をプ
    リント媒体のハードコピーへの出力に変換する方法。
  4. 【請求項4】走査した画像を代表するオーダード・ディ
    ザー商信号を生成し、 上記オーダード・ディザー商信号の全てを所定の優先順
    位にしたがってスーパー画素の個々の画素に割り当て
    る、 ことを特徴とする画像再生のためのオーダード・ディザ
    ー手段。
  5. 【請求項5】画像入力信号を得るために画像を走査する
    手段と、 上記画像を走査する手段に接続され、上記画像入力信号
    をオーダード・ディザー商信号に変換する手段と、 上記変換手段に接続され、所定の優先順位にしたがっ
    て、上記オーダード・ディザー商信号を、印刷された出
    力スーパー画素群の各々、またはプリント媒体の与えら
    れた領域の各々に、所定数の画素として割り当てる手段
    と、 からなることを特徴とする走査した画像情報を印刷媒体
    への出力に変換する装置。
  6. 【請求項6】画像入力信号を得るために画像を走査する
    手段と、 上記画像を走査する手段に接続され、上記画像入力信号
    をオーダード・ディザー商信号およびエラー拡散剰余信
    号に変換する手段と、 上記変換手段に接続され、上記エラー拡散剰余信号を上
    記画像入力信号に再結合する手段と、 上記変換手段に接続され、所定の印刷順位にしたがっ
    て、上記オーダード・ディザー商信号を複数のスーパー
    画素の各々に割り当てる手段と、 からなることを特徴とする走査した画像情報をプリント
    媒体への出力に変換する装置。
  7. 【請求項7】シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー
    (Y)、及びブラック(K)のスーパー画素信号を含む
    情報を得るためにカラー画像を走査する手段と、上記画
    像を走査する手段に接続され、別個の色平面上に上記ス
    ーパー画素信号を加えて・各色平面のスーパー画素情報
    としてスーパー画素合計信号たるCsum,Msum,Ysumお
    よびKsum を得る手段と、 上記スーパー画素信号を加える手段に接続され、選択さ
    れた正規化係数によって上記スーパー画素信号を除算
    し、各色平面で商信号(Q)たるCQ 、MQ 、YQ 、お
    よびKQ および剰余信号(R)たるCR 、MR 、YR
    よびKR を得る手段と、 上記スーパー画素信号を除算する手段に接続され、各色
    平面で上記エラー剰余信号を、エラー拡散処理により各
    色平面の選択されたスーパー画素へ配分する手段と、 上記スーパー画素信号を除算する手段に接続され、各色
    平面で上記商信号を、オーダード・ディザー手段により
    得られる印刷カラー画像からオーダード・ディザー・マ
    トリクスに配分する手段と、 からなることを特徴とする走査したカラー画像情報をプ
    リント媒体のハードコピーへの出力に変換する装置。
  8. 【請求項8】走査した画像を代表するオーダード・ディ
    ザー商信号を生成する手段と、 上記生成する手段に接続され、上記オーダード・ディザ
    ー商信号の全てを所定の優先順位にしたがってスーパー
    画素の個々の画素に割り当てる、 ことを特徴とするオーダード・ディザー装置。
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