JPH0562641B2 - - Google Patents

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JPH0562641B2
JPH0562641B2 JP17961386A JP17961386A JPH0562641B2 JP H0562641 B2 JPH0562641 B2 JP H0562641B2 JP 17961386 A JP17961386 A JP 17961386A JP 17961386 A JP17961386 A JP 17961386A JP H0562641 B2 JPH0562641 B2 JP H0562641B2
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JP
Japan
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valve
port
pressure
output port
proportional
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JP17961386A
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JPS6338703A (ja
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Tetsuro Tokuda
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SMC Corp
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SMC Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、ストローク終端において一定の作用
力を保持する必要があるアクチユエータの駆動の
ための電空比例弁に関するものである。
[従来の技術] 例えば、スポツト溶接においては、通電中の電
極を一定の作用力で押圧するために、上記電極を
駆動するアクチユエータには、ストローク終端に
おいて一定の作用力を保持することが要求され
る。
従来、この種アクチユエータの駆動回路を構成
するには、通常、第10図に示すように、流体圧
シリンダ1の駆動側圧力室2と復帰側圧力室3に
選択的に空気源4の高圧空気を給排する5ポート
電磁弁5と、該電磁弁5の出力ポートの一方と駆
動側圧力室2間の流路に配設される電空比例弁6
と使用される。該電空比例弁6は、ソレノイドへ
の通電量に比例する流体圧を出力するものであ
る。
上記流体圧シリンダ1は、図示の状態において
電磁弁5及び電空比例弁6に通電すると、5ポー
ト電磁弁5の流路が切換わつて、高圧空気源4の
高圧空気が電空比例弁6を通つて駆動側圧力室2
に供給されるとともに、復帰側圧力室3の流体が
排出され、この場合に、駆動側圧力室2に供給さ
れる流体圧力は、電空比例弁6への通電量に比例
する流体圧によつて制御されるので、流体圧シリ
ンダ1のピストンは、駆動ストローク終端におい
て、ソレノイドへの通電量に比例した所定の作用
力を保持している。
弁5,6への通電を断つと、それらが図示の状
態に切換わるので、空気源4の高圧空気が復帰側
圧力室3に供給されるとともに駆動側圧力室2の
流体が排出され、流体圧シリンダ1は図示の状態
に復帰する。
しかしながら、上記アクチユエータの駆動回路
では、2個のソレノイドを必要とするばかりでな
く、2個のソレノイドの性質ガ相違するために、
それらの通電系統が異なり、そのため全体として
比較的高価なものとなり、また上記のように通電
系統が異なるため、作業中にいずれの通電系統に
故障があつてもアクチユエータが誤動作しないよ
うにする配慮が必要になる。また、上記のように
複数の弁を直列的に接続することは、圧力流体に
対して大きな抵抗を与えることになり、好ましい
ことではない。
[発明が解決しようとする課題] 本発明が解決しようとする課題は、単一の弁に
よつて駆動可能で、かつストローク終端で一定の
作用力を保持できるアクチユエータを提供するこ
とにある。
[課題を解決するための手段] 上記課題を解決するため、本発明の電空比例弁
は、圧力流体の供給ポート、流体圧アクチユエー
タの圧力室に接続される第1及び第2の出力ポー
ト、並びに第1及び第2の排出ポートを有する弁
本体内に、各ポート間の流路を切換える弁部材を
設けた弁部と、該弁部材の一端に駆動力を作用さ
せる駆動部と、該弁部材の他端に復帰力を作用さ
せる復帰ばねを備えた弁において、上記弁部を、
中立位置を境にした弁部材の駆動側及び復帰側へ
の変位によつて、供給ポートと出力ポートの一
方、及び排出ポートと出力ポートの他方がそれぞ
れ連通し、供給ポートが閉鎖されて第1の出力ポ
ートの出力流体圧が設定された中立位置におい
て、第2の出力ポートが第2の排出ポートに連通
する5ポート弁として構成し、上記弁本体に、弁
部材に復帰ばねの作用方向にフイードバツク圧力
を作用させるフイードバツク室及び該フイードバ
ツク室と第1出力ポートを連通させるフイードバ
ツク通路を設け、上記駆動部を、可動鉄心に作用
する吸引力がソレノイドへの通電量に比例する比
例ソレノイドによつて構成したことを特徴として
いる。
[作用] 比例ソレノイドに非通電のときは、弁部材が復
帰ばねの付勢力によつて移動し、供給ポートと第
2の出力ポート間の流路及び第1出力ポートと第
1排出ポート間の流路が連通している。したがつ
て、フイードバツク室は第1出力ポートを介して
第1排出ポートに連通している。
この状態においては、比例ソレノイドに通電す
ると、駆動部からソレノイドへの通電量に比例す
る駆動力が出力されて、弁部材が復帰ばねの付勢
力に抗して変位し、ポート間の連通が切換わつ
て、第2出力ポートと第2排出ポート間の流路及
び供給ポートと第1出力ポート間の流路が連通す
るので、供給ポートからの圧力流体が、第1出力
ポートに流出するとともに、フイードバツク通路
を通つてフイードバツク室に流入する。
第1出力ポートの流体圧の上昇に伴つてフイー
ドバツク室の流体圧が上昇し、フイードバツク室
の流体圧の作用力と復帰ばねの付勢力との和が上
記比例ソレノイドの駆動力に等しくなると、弁部
材が供給ポートが閉鎖される中立位置に移動し
て、第1出力ポートの流体圧がソレノイドへの通
電量によつて定まる所定の圧力に保持されるとと
もに、第2出力ポートが第2排出ポートに連通し
て、アクチユエータの圧力室の残圧が排される。
比例ソレノイドへの通電を断つと、弁部材が復
帰ばねの付勢力によつて復帰し、供給ポートから
の圧力流体が第2出力ポートに流出するとともに
第1出力ポートが第1排出ポートに連通するの
で、弁部材は元の状態に復帰し、フイードバツク
室の流体は第1排出ポートから排出される。
したがつて、単一のソレノイド作動の弁によつ
て、ストローク終端で一定の作用力を保持するこ
とが必要なアクチユエータを駆動することがで
き、しかも圧力室の残圧が排出されるので、残圧
による作用力の変動がない。
[実施例] 第1図ないし第5図は本発明の第1実施例を示
し、この電空比例弁は、弁部11、駆動部12及
びベース13で構成されている。
弁部11における弁本体15は、圧力流体の供
給ポート16、アクチユエータ1の圧力室2,3
(第2図参照)に接続される第1及び第2の出力
ポート17a,17b並びに第1及び第2の排出
ポート18a,18bを備え、弁本体15には上
記各ポートに各別に連通する開口を開設したスリ
ーブ19を内設し、該スリーブ19内に、供給ポ
ート16と出力ポート17a,17b間の流路
と、出力ポート17a,17bと排出ポート18
a,18b間の流路とを切換えるセンタ切換えの
スプール20が摺動自在に嵌挿されている。
上記弁本体15内のスリーブ19の両端には、
ストツパ21とばね座22が嵌挿され、弁本体1
5のばね座側端部はカバー23によつて閉鎖さ
れ、スプール20は、ばね座22に縮設された復
帰ばね25の付勢力によつて、ストツパ21側に
押圧されている。
一方、駆動部12は、ストツパ21の貫通孔を
通つて延長しているスプール20の軸杆を押圧す
るための棒杆27を、コイルへの通電により固定
鉄心29に吸引される可動鉄心30に連結し、こ
れらによつて構成されるソレノイドは、両鉄心2
9,30間の吸引力がコイルへの通電量にほぼ比
例する比例ソレノイド28として構成している。
上記ベース13は、供給口P、アクチユエータ
1の駆動室2,3に接続される2つの出力口A,
B及び2つの排出口Ea,Eb並びにこれらの各口
に各別に連通する通路(図示省略)を有し、これ
らの通路は、ベース13上に弁部11を載置固定
したときに、弁部11における各ポート16,1
7a,17b,18a,18bに各別に連通する
ように開設されており、出力口Aに連通する通路
は、ベース13及び弁本体15に開設されたフイ
ードバツク通路33によつてばね座22とスプー
ル20の間に形成したフイードバツク室24に連
通させている。
第1図中、符号34は弁本体15及びストツパ
21に開設された呼吸路、35はコイルに給電す
るソケツトである。
次に、第3図ないし第5図を参照して、上記第
1実施例の作用を説明する。
第1図は比例ソレノイド28が非通電の状態を
示し、スプール20は復帰ばね25の付勢力fkに
より移動して、第2排出ポート18bが閉鎖し、
供給ポート16と第2出力ポート17b間の流
路、及び第1出力ポート17aと第1排出ポート
18a間の流路が連通し、フイードバツク室24
は第1出力ポート17aを通して第1排出ポート
18aに連通している。
比例ソレノイド28のコイルに一定の通電量で
通電すると、固定鉄心29と可動鉄心30間に、
コイルへの通電量に比例した吸引力Fが作用し、
過渡的に吸引力Fが復帰ばね25の付勢力fkより
も大きくなると、棒杆27によつてスプール20
が押圧されて、第1排出ポート18aが閉鎖し、
供給ポート16と第1出力ポート17a間の流
路、及び第2出力ポート17bと第2排出ポート
18b間の流路が連通する。
したがつて、供給ポートの圧力流体が第1出力
ポート17aに流出するとともに、フイードバツ
ク通路33を通つてフイードバツク室24に流入
する(第3図参照)。
圧力流体の流入によつてフイードバツク室24
の流体圧が上昇し、この流体圧の作用力faと復帰
ばねの付勢力fkの和が過渡的に吸引力Fより大き
くなると、スプール20が変位して第1出力ポー
ト17aと第1排出ポート18a間の流路が連通
するので、第1出力ポート17aの流体が第1排
出ポート18aに流出するとともに、フイードバ
ツク室24の作用力faが低下する(第4図参照)。
このようにして、駆動部12の吸引力Fとフイ
ードバツク室24の復帰力fa+fkが等しくなる
と、スプール20が中立位置に停止して供給ポー
ト16を閉鎖するとともに、第2出力ポート17
bが第2排出ポート18bに連通するので、第1
出力ポート17aの圧力は、比例ソレノイド28
への通電量に比例した吸引力Fにより定まる圧力
Paに保持されるとともに、第2出力ポート17
bに連通する圧力室の残圧が排出される(第5図
参照)。
比例ソレノイド28への通電を断ち、あるいは
一定の通電量以下の通電を行うと、スプール20
は復帰ばね25の付勢力で変位して第1図の状態
に復帰し、フイードバツク室24の流体は、フイ
ードバツク通路33、第1出力ポート17aを通
つて第1排出ポート18aから排出される。
第6図は、比例ソレノイド28への通電量の百
分比と出力口A,Bの流体圧との関係の一実験例
を示し、この実験例においては、比例ソレノイド
28への通電量が最大通電量の約26%より多くな
ると、スプール20が駆動することを示してい
る。同図で明らかなように、アクチユエータ1の
駆動側圧力室2に接続される第1出力口Aの流体
圧は、比例ソレノイド28への通電量の増減によ
つて所望の圧力に設定することができる。
第7図ないし第9図は第1実施例の変形例を示
し、各図はそれぞれ第3図ないし第5図に対応す
る状態を示している。この変形例は、スプール3
6が4つのランドを有する出力ポート切替スプー
ルであること以外、その構成及び作用が第1実施
例と同じであるから、図中に同一の符号を付して
詳細な説明は省略する。
前記第1図の実施例は、比例ソレノイドによつ
てスプール20を直接的に駆動するようにしてい
るが、上記スプール20はパイロツト流体圧等で
駆動することもできる。この場合には、駆動部1
2として、吸引力がコイルへの通電量に比例する
比例ソレノイドにより、その通電量に比例するパ
イロツト流体圧を出力する電空パイロツト弁を用
い、その流体圧をスプール20の端部に作用させ
るように構成すればよい。
[発明の効果] 本発明は、1個のソレノイドで作動する電空比
例弁によつてアクチユエータの圧力室に圧力流体
を給排できるばかりでなく、出力流体圧を所望の
圧力に保持することができる。
また、一方の圧力室に出力する流体圧の設定に
よつて他方の圧力室の流体が排出されために、設
定流体圧が他方の圧力室の残圧の影響を受けるこ
とがなくて確実に一定圧を保持できる。
したがつて、駆動ストローク終端において一定
圧を保持することが要求されるアクチユエータ駆
動用の弁を、安価なものにすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例の要部縦断正面
図、第2図は同上回路図、第3図ないし第5図は
作動説明図、第6図は通電量と設定出力圧の関係
を示す線図、第7図ないし第9図は第1実施例の
変形例の作動説明図、第10図は一般的な流体圧
シリンダの制御回路図である。 11……弁部、12……駆動部、15……弁本
体、16……供給ポート、17a,17b……出
力ポート、18a,18b……排出ポート、20
……スプール、24……フイードバツク室、25
……復帰ばね、28……コイル、29……固定鉄
心、30……可動鉄心、32……フイードバツク
通路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 圧力流体の供給ポート、流体圧アクチユエー
    タの圧力室に接続される第1及び第2の出力ポー
    ト、並びに第1及び第2の排出ポートを有する弁
    本体内に、各ポート間の流路を切換える弁部材を
    設けた弁部と、該弁部材の一端に駆動力を作用さ
    せる駆動部と、該弁部材の他端に復帰力を作用さ
    せる復帰ばねを備えた弁において、上記弁部を、
    中立位置を境にした弁部材の駆動側及び復帰側へ
    の変位によつて、供給ポートと出力ポートの一
    方、及び排出ポートと出力ポートの他方がそれぞ
    れ連通し、供給ポートが閉鎖されて第1の出力ポ
    ートの出力流体圧が設定された中立位置におい
    て、第2の出力ポートが第2の排出ポートに連通
    する5ポート弁として構成し、 上記弁本体に、弁部材に復帰ばねの作用方向に
    フイードバツク圧力を作用させるフイードバツク
    室及び該フイードバツク室と第1出力ポートを連
    通させるフイードバツク通路を設け、 上記駆動部を、可動鉄心に作用する吸引力がソ
    レノイドへの通電量に比例する比例ソレノイドに
    よつて構成した、 ことを特徴とする電空比例弁。」
JP17961386A 1986-07-30 1986-07-30 電空比例弁 Granted JPS6338703A (ja)

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JPS6338703A JPS6338703A (ja) 1988-02-19
JPH0562641B2 true JPH0562641B2 (ja) 1993-09-08

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JP2706032B2 (ja) * 1993-05-12 1998-01-28 東京精密測器株式会社 位置決め荷重制御装置
JPH09106208A (ja) * 1995-10-11 1997-04-22 Nec Corp ヒートロールの温度制御装置

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