JPH031553B2 - - Google Patents
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- JPH031553B2 JPH031553B2 JP18086486A JP18086486A JPH031553B2 JP H031553 B2 JPH031553 B2 JP H031553B2 JP 18086486 A JP18086486 A JP 18086486A JP 18086486 A JP18086486 A JP 18086486A JP H031553 B2 JPH031553 B2 JP H031553B2
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 5
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 5
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 4
- 230000004043 responsiveness Effects 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
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Landscapes
- Magnetically Actuated Valves (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、ストローク終端において一定の作用
力を保持する必要があるアクチユエータの駆動の
ための電空比例弁に関するものである。
力を保持する必要があるアクチユエータの駆動の
ための電空比例弁に関するものである。
[従来の技術]
例えば、スポツト溶接においては、通電中の電
極を一定の作用力で押圧するために、上記電極を
駆動するアクチユエータには、ストローク終端に
おいて一定の作用力を保持することが要求され
る。
極を一定の作用力で押圧するために、上記電極を
駆動するアクチユエータには、ストローク終端に
おいて一定の作用力を保持することが要求され
る。
従来、この種アクチユエータの駆動回路を構成
するには、通常、第17図に示すように、流体圧
シリンダ1の駆動側圧力室2と復帰側圧力室3に
選択的に空気源4の高圧空気を給排する5ポート
電磁弁5と、該電磁弁5の出力ポートの一方と駆
動側圧力室2間の流路に配設される電空比例弁6
とが使用される。該電空比例弁6は、ソレノイド
への通電量に比例する流体圧を出力するものであ
る。
するには、通常、第17図に示すように、流体圧
シリンダ1の駆動側圧力室2と復帰側圧力室3に
選択的に空気源4の高圧空気を給排する5ポート
電磁弁5と、該電磁弁5の出力ポートの一方と駆
動側圧力室2間の流路に配設される電空比例弁6
とが使用される。該電空比例弁6は、ソレノイド
への通電量に比例する流体圧を出力するものであ
る。
上記流体圧シリンダ1は、図示の状態において
電磁弁5及び電空比例弁6に通電すると、5ポー
ト電磁弁5の流路が切換わつて、高圧空気源4の
高圧空気が電空比例弁6を通つて駆動側圧力室2
に供給されるとともに、復帰側圧力室3の流体が
排出され、この場合に、駆動側圧力室2に供給さ
れる流体圧力は、電空比例弁6への通電量に比例
する流体圧によつて制御されるので、流体圧シリ
ンダ1のピストンは、駆動ストローク終端におい
て電空比例弁6への通電量に比例した所定の作用
力を保持している。
電磁弁5及び電空比例弁6に通電すると、5ポー
ト電磁弁5の流路が切換わつて、高圧空気源4の
高圧空気が電空比例弁6を通つて駆動側圧力室2
に供給されるとともに、復帰側圧力室3の流体が
排出され、この場合に、駆動側圧力室2に供給さ
れる流体圧力は、電空比例弁6への通電量に比例
する流体圧によつて制御されるので、流体圧シリ
ンダ1のピストンは、駆動ストローク終端におい
て電空比例弁6への通電量に比例した所定の作用
力を保持している。
弁5,6への通電を断つと、それらが図示の状
態に切換わるので、空気源4の高圧空気が復帰側
圧力室3に供給されるとともに駆動側圧力室2の
流体が排出され、流体圧シリンダ1は図示の状態
に復帰する。
態に切換わるので、空気源4の高圧空気が復帰側
圧力室3に供給されるとともに駆動側圧力室2の
流体が排出され、流体圧シリンダ1は図示の状態
に復帰する。
しかしながら、上記アクチユエータの駆動回路
では、2個のソレノイドを必要とするばかりでな
く、2個のソレノイドの性質が相違するために、
それらの通電系統が異なり、そのため全体として
比較的高価なものとなり、また上記のように通電
系統が異なるため、作業中にいずれの通電系統に
故障があつてもアクチユエータが誤動作しないよ
うにする配慮が必要になる。
では、2個のソレノイドを必要とするばかりでな
く、2個のソレノイドの性質が相違するために、
それらの通電系統が異なり、そのため全体として
比較的高価なものとなり、また上記のように通電
系統が異なるため、作業中にいずれの通電系統に
故障があつてもアクチユエータが誤動作しないよ
うにする配慮が必要になる。
また、上記のように複数の弁を直列的に接続す
ることは、圧力流体に対して大きな抵抗を与える
ことになり、好ましいことではない。特に、これ
らの弁によつて駆動されるアクチユエータの起動
及び安定的な出力の発生に遅れが生じることは、
アクチユエータによつて行う作業の能率に大きな
影響を及ぼすことになるので、それを改善するこ
とが望まれる。
ることは、圧力流体に対して大きな抵抗を与える
ことになり、好ましいことではない。特に、これ
らの弁によつて駆動されるアクチユエータの起動
及び安定的な出力の発生に遅れが生じることは、
アクチユエータによつて行う作業の能率に大きな
影響を及ぼすことになるので、それを改善するこ
とが望まれる。
[発明が解決しようとする問題点]
本発明は、ストローク終端で一定の作用力を保
持することが必要なアクチユエータを、安価な単
一の弁によつて駆動可能にするとともに、アクチ
ユエータの対向する圧力室に連通させる一対の出
力ポートの圧力流体の差圧を、応答性よく一定値
に設定可能にすることを、解決しようとする問題
点とするものである。
持することが必要なアクチユエータを、安価な単
一の弁によつて駆動可能にするとともに、アクチ
ユエータの対向する圧力室に連通させる一対の出
力ポートの圧力流体の差圧を、応答性よく一定値
に設定可能にすることを、解決しようとする問題
点とするものである。
[問題点を解決するための手段]
本発明は、供給ポート、第1及び第2の出力ポ
ート、並びに第1及び第2の排出ポートを有する
弁本体内に、各ポート間の流路を切換える弁部材
を設けた弁部と、該弁部材の一端に駆動力を作用
させる駆動部と、該弁部材の他端に復帰力を作用
させる復帰ばねを備えた弁において、上記弁部
を、中立位置を境にした弁部材の変位によつて、
供給ポートと出力ポートの一方、排出ポートと出
力ポートの他方をそれぞれ連通させるとともに、
供給ポートを閉鎖して第1または第2の出力ポー
トを排出ポートに絞り状態で連通可能とした5ポ
ート弁として構成し、上記弁本体に、弁部材に対
して駆動及び復帰方向にフイードバツク流体圧を
作用させる第1及び第2のフイードバツク室と、
それらのフイードバツク室と各出力ポートとを連
通させる第1及び第2のフイードバツク通路を設
け、上記駆動部を、弁部材に対して比例ソレノイ
ドへの通電量に比例した駆動力が出力される駆動
力発生手段によつて構成し、それによつて上記問
題点を解決したものである。
ート、並びに第1及び第2の排出ポートを有する
弁本体内に、各ポート間の流路を切換える弁部材
を設けた弁部と、該弁部材の一端に駆動力を作用
させる駆動部と、該弁部材の他端に復帰力を作用
させる復帰ばねを備えた弁において、上記弁部
を、中立位置を境にした弁部材の変位によつて、
供給ポートと出力ポートの一方、排出ポートと出
力ポートの他方をそれぞれ連通させるとともに、
供給ポートを閉鎖して第1または第2の出力ポー
トを排出ポートに絞り状態で連通可能とした5ポ
ート弁として構成し、上記弁本体に、弁部材に対
して駆動及び復帰方向にフイードバツク流体圧を
作用させる第1及び第2のフイードバツク室と、
それらのフイードバツク室と各出力ポートとを連
通させる第1及び第2のフイードバツク通路を設
け、上記駆動部を、弁部材に対して比例ソレノイ
ドへの通電量に比例した駆動力が出力される駆動
力発生手段によつて構成し、それによつて上記問
題点を解決したものである。
[作用]
比例ソレノイドに非通電で、かつ供給ポートに
流体圧を加えない状態のときは、スプールが復帰
ばねの付勢力によつて変位し、供給ポートと第2
出力ポート間の流路及び第1出力ポートと第1排
出ポート間の流路が連通している。したがつて、
第1フイードバツク室は第1排出ポートに連通
し、第2フイードバツク室は、第2フイードバツ
ク通路を経て第2出力ポートに連通している。
流体圧を加えない状態のときは、スプールが復帰
ばねの付勢力によつて変位し、供給ポートと第2
出力ポート間の流路及び第1出力ポートと第1排
出ポート間の流路が連通している。したがつて、
第1フイードバツク室は第1排出ポートに連通
し、第2フイードバツク室は、第2フイードバツ
ク通路を経て第2出力ポートに連通している。
この状態において、供給ポートに流体圧を加え
ると、第2出力ポートに圧力流体が出力されると
ともに、第2フイードバツク通路を通つて第2フ
イードバツク室に圧力流体が供給される。第2フ
イードバツク室の流体圧による作用力は、復帰ば
ねの付勢力に抗してスプールに作用し、両者の作
用力のバランスにより、供給ポートと第2の排出
ポートが遮断される位置にスプールが保持され、
したがつて第2出力ポートの圧力は、復帰ばねの
付勢力によつて定まる値に設定される。
ると、第2出力ポートに圧力流体が出力されると
ともに、第2フイードバツク通路を通つて第2フ
イードバツク室に圧力流体が供給される。第2フ
イードバツク室の流体圧による作用力は、復帰ば
ねの付勢力に抗してスプールに作用し、両者の作
用力のバランスにより、供給ポートと第2の排出
ポートが遮断される位置にスプールが保持され、
したがつて第2出力ポートの圧力は、復帰ばねの
付勢力によつて定まる値に設定される。
この状態において、さらに、比例ソレノイドに
通電すると、駆動部からソレノイドへの通電量に
比例した駆動力が出力され、スプールが復帰ばね
の付勢力に抗する向きに変位して、第2出力ポー
トと第2排出ポートが連通するので、第2出力ポ
ートの流体圧が減少するとともに、第2フイード
バツク室のフイードバツク流体圧が減少する。こ
の場合、復帰ばねの付勢力によつて定まる一定値
より通電量が小さい範囲では、比例ソレノイドへ
の通電量に反比例して第2出力ポートの出力圧が
設定され、第1出力ポートは第1排出ポートに絞
り状態で連通したままである。
通電すると、駆動部からソレノイドへの通電量に
比例した駆動力が出力され、スプールが復帰ばね
の付勢力に抗する向きに変位して、第2出力ポー
トと第2排出ポートが連通するので、第2出力ポ
ートの流体圧が減少するとともに、第2フイード
バツク室のフイードバツク流体圧が減少する。こ
の場合、復帰ばねの付勢力によつて定まる一定値
より通電量が小さい範囲では、比例ソレノイドへ
の通電量に反比例して第2出力ポートの出力圧が
設定され、第1出力ポートは第1排出ポートに絞
り状態で連通したままである。
比例ソレノイドの通電量が復帰ばねの付勢力に
よつて決まる一定値以上の場合には、スプールが
復帰ばねの付勢力に抗してさらに変位し、供給ポ
ートと第1出力ポート間の流路及び第2出力ポー
トと第2排出ポート間の流路が連通するので、第
2フイードバツク室におけるフイードバツク流体
圧が大気圧に向かつて減少するとともに、第1フ
イードバツク室のフイードバツク流体圧が増加す
る。
よつて決まる一定値以上の場合には、スプールが
復帰ばねの付勢力に抗してさらに変位し、供給ポ
ートと第1出力ポート間の流路及び第2出力ポー
トと第2排出ポート間の流路が連通するので、第
2フイードバツク室におけるフイードバツク流体
圧が大気圧に向かつて減少するとともに、第1フ
イードバツク室のフイードバツク流体圧が増加す
る。
これによつて、第1フイードバツク室の流体圧
が設定値よりも大きくなると、スプールが逆方向
に変位して、第1フイードバツク室の流体圧が減
少し、第2フイードバツク室の流体圧が増加す
る。
が設定値よりも大きくなると、スプールが逆方向
に変位して、第1フイードバツク室の流体圧が減
少し、第2フイードバツク室の流体圧が増加す
る。
このようなスプールの変位によつて、スプール
は、比例ソレノイドの通電量に比例した駆動力と
復帰ばねの付勢力及び第1フイードバツク室の流
体圧による作用力がバランスして、供給ポートと
第1出力ポートが遮断し、第2出力ポートと第2
排気ポートが絞り状態で連通する設定状態に保持
され、第1出力ポートの出力圧が比例ソレノイド
への通電量によつて定まる所定の圧力に設定され
る。
は、比例ソレノイドの通電量に比例した駆動力と
復帰ばねの付勢力及び第1フイードバツク室の流
体圧による作用力がバランスして、供給ポートと
第1出力ポートが遮断し、第2出力ポートと第2
排気ポートが絞り状態で連通する設定状態に保持
され、第1出力ポートの出力圧が比例ソレノイド
への通電量によつて定まる所定の圧力に設定され
る。
この場合、スプールは両端に作用する第1、第
2フイードバツク室の流体圧の差圧、換言すれば
第1、第2出力ポートの流体圧の差圧によつて変
位し、この差圧は各出力ポートの流体圧が最終的
な設定値に達する以前に一定になるので、非常に
応答性よくアクチユエータの加圧力が一定にな
る。
2フイードバツク室の流体圧の差圧、換言すれば
第1、第2出力ポートの流体圧の差圧によつて変
位し、この差圧は各出力ポートの流体圧が最終的
な設定値に達する以前に一定になるので、非常に
応答性よくアクチユエータの加圧力が一定にな
る。
[実施例]
第1図ないし第6図は本発明の第1実施例を示
し、この電空比例弁は、弁部11、駆動部12及
びベース13で構成されている。
し、この電空比例弁は、弁部11、駆動部12及
びベース13で構成されている。
上記弁部11における弁本体15は、圧力流体
の供給ポート16に接続される第1及び第2の出
力ポート17a,17b、並びに第1及び第2の
排出ポート18a,18bを備え、弁本体15に
は上記各ポートに連通する開口を開設したスリー
ブ19を内設し、該スリーブ19内に、供給ポー
ト16と出力ポート17a,17b間の流路と、
出力ポート17a,17bと排出ポート18a,
18b間の流路とを切換えるセンタ切替のスプー
ル20が摺動自在に嵌挿されている。
の供給ポート16に接続される第1及び第2の出
力ポート17a,17b、並びに第1及び第2の
排出ポート18a,18bを備え、弁本体15に
は上記各ポートに連通する開口を開設したスリー
ブ19を内設し、該スリーブ19内に、供給ポー
ト16と出力ポート17a,17b間の流路と、
出力ポート17a,17bと排出ポート18a,
18b間の流路とを切換えるセンタ切替のスプー
ル20が摺動自在に嵌挿されている。
上記スプール20は、供給ポート16と第2出
力ポート17b間の流路及び第1出力ポート17
aと第1排出ポート18a間の流路が連通し、第
2排出ポート18bが閉鎖する状態から、供給ポ
ート16と第1出力ポート17a間の流路及び第
2出力ポート17bと第2排出ポート18b間の
流路が連通し、第1排出ポート18aが閉鎖する
状態に変位する間に、供給ポート16が閉鎖して
第1出力ポート17aと第1排出ポート18a間
の流路だけが絞り状態で連通する第1の中間状態
と、供給ポート16が閉鎖して第2出力ポート1
7bと第2排出ポート18b間の流路だけが絞り
状態で連通する第2の中間状態とを有するもので
ある(第2図参照)。
力ポート17b間の流路及び第1出力ポート17
aと第1排出ポート18a間の流路が連通し、第
2排出ポート18bが閉鎖する状態から、供給ポ
ート16と第1出力ポート17a間の流路及び第
2出力ポート17bと第2排出ポート18b間の
流路が連通し、第1排出ポート18aが閉鎖する
状態に変位する間に、供給ポート16が閉鎖して
第1出力ポート17aと第1排出ポート18a間
の流路だけが絞り状態で連通する第1の中間状態
と、供給ポート16が閉鎖して第2出力ポート1
7bと第2排出ポート18b間の流路だけが絞り
状態で連通する第2の中間状態とを有するもので
ある(第2図参照)。
上記弁本体15内のスリーブ19の両端には、
ストツパ21とばね座22が嵌挿され、弁本体1
5のばね座側端部はカバー23によつて閉鎖され
ている。ストツパ21は、軸線方向に貫通孔24
を有し、ばね座22とスプール20との間には第
1フイードバツク室25が形成され、スプール2
0は第1フイードバツク室25内に縮設され復帰
ばね26の付勢力によつてストツパ21に押圧さ
れ、スプーールの端面に突設された軸杆27は、
上記貫通孔24に延設されている。
ストツパ21とばね座22が嵌挿され、弁本体1
5のばね座側端部はカバー23によつて閉鎖され
ている。ストツパ21は、軸線方向に貫通孔24
を有し、ばね座22とスプール20との間には第
1フイードバツク室25が形成され、スプール2
0は第1フイードバツク室25内に縮設され復帰
ばね26の付勢力によつてストツパ21に押圧さ
れ、スプーールの端面に突設された軸杆27は、
上記貫通孔24に延設されている。
一方、駆動部12は、一端が上記軸杆27に当
接する棒杆29を、コイルへの通電により固定鉄
心31に吸引される可動鉄心32に連結し、これ
らによつて構成されるソレノイドは、両鉄心3
1,32間の吸引力がコイルへの通電量にほぼ比
例する比例ソレノイド30として構成している。
接する棒杆29を、コイルへの通電により固定鉄
心31に吸引される可動鉄心32に連結し、これ
らによつて構成されるソレノイドは、両鉄心3
1,32間の吸引力がコイルへの通電量にほぼ比
例する比例ソレノイド30として構成している。
上記ベース13は、供給口P、アクチユエータ
1の駆動室2,3に連通される2つの出力口A,
B及び2つの排出口Ea,Eb並びにこれらの各開
口に各別に連通する通路(図示省略)を有し、こ
れらの通路は、ベース13上に弁部11を載置固
定したときに、弁部11における各ポート16,
17a,17b,18a,18bに各別に連通す
るように構成されている。また、出力口Aに連通
する通路は、弁本体15に開設した第1フイード
バツク通路36によつて第1フイードバツク室2
5に連通させ、出力口Bに連通する通路は、弁本
体15に開設した第2フイードバツク通路37に
よつて、スプール20とストツパ21との間の第
2フイードバツク室38に連通させている。
1の駆動室2,3に連通される2つの出力口A,
B及び2つの排出口Ea,Eb並びにこれらの各開
口に各別に連通する通路(図示省略)を有し、こ
れらの通路は、ベース13上に弁部11を載置固
定したときに、弁部11における各ポート16,
17a,17b,18a,18bに各別に連通す
るように構成されている。また、出力口Aに連通
する通路は、弁本体15に開設した第1フイード
バツク通路36によつて第1フイードバツク室2
5に連通させ、出力口Bに連通する通路は、弁本
体15に開設した第2フイードバツク通路37に
よつて、スプール20とストツパ21との間の第
2フイードバツク室38に連通させている。
第1図中、符号39はコイルに給電するソケツ
トである。
トである。
次に、第1図ないし第6図を参照して、上記第
1実施例の作用を説明する。
1実施例の作用を説明する。
第1図は比例ソレノイド30が非通電でかつ供
給ポート16に流体圧が非供給の状態を示し、ス
プール20は復帰ばね26の付勢力fkによつて変
位して、第2排出ポート18bが閉鎖し、供給ポ
ート16と第2出力ポート17b間の流路、及び
第1出力ポート17aと第1排出ポート18a間
の流路が連通し、第1フイードバツク室25は、
第1フイードバツク通路36によつて第1排出ポ
ート18aに連通している。
給ポート16に流体圧が非供給の状態を示し、ス
プール20は復帰ばね26の付勢力fkによつて変
位して、第2排出ポート18bが閉鎖し、供給ポ
ート16と第2出力ポート17b間の流路、及び
第1出力ポート17aと第1排出ポート18a間
の流路が連通し、第1フイードバツク室25は、
第1フイードバツク通路36によつて第1排出ポ
ート18aに連通している。
この状態において、供給ポート16に流体圧を
加えると、第2出力ポート17bに圧力流体が出
力されるとともに、第2フイードバツク通路37
を通つて第2フイードバツク室38にも圧力流体
が供給される。第2フイードバツク室38の流体
圧による作用力fbは、復帰ばね26の付勢力fkに
抗してスプール20に作用し、両者の作用力のバ
ランスにより、供給ポート16と第2の排出ポー
ト18bが遮断される位置にスプール20が保持
され、したがつて第2出力ポート17bの圧力は
復帰ばね26の付勢力fkによつて定まる値に設定
される。
加えると、第2出力ポート17bに圧力流体が出
力されるとともに、第2フイードバツク通路37
を通つて第2フイードバツク室38にも圧力流体
が供給される。第2フイードバツク室38の流体
圧による作用力fbは、復帰ばね26の付勢力fkに
抗してスプール20に作用し、両者の作用力のバ
ランスにより、供給ポート16と第2の排出ポー
ト18bが遮断される位置にスプール20が保持
され、したがつて第2出力ポート17bの圧力は
復帰ばね26の付勢力fkによつて定まる値に設定
される。
次いで、比例ソレノイド30のコイルに通電す
ると、固定鉄心31と可動鉄心32間に、コイル
への通電量に比例した吸引力Fを生じ、過渡的に
この吸引力Fと第2フイードバツク室38におけ
る流体圧の作用力fbとの和が復帰ばね26の付勢
力fkよりも大きくなると、その力によつてスプー
ル20が変位する。この場合、スプール20に
は、ソレノイド30への通電当初から第2フイー
ドバツク室38の流体圧による作用力fbが作用
し、第1フイードバツク室25は外部に開放され
ているので、スプール20は速やかに変位する。
ると、固定鉄心31と可動鉄心32間に、コイル
への通電量に比例した吸引力Fを生じ、過渡的に
この吸引力Fと第2フイードバツク室38におけ
る流体圧の作用力fbとの和が復帰ばね26の付勢
力fkよりも大きくなると、その力によつてスプー
ル20が変位する。この場合、スプール20に
は、ソレノイド30への通電当初から第2フイー
ドバツク室38の流体圧による作用力fbが作用
し、第1フイードバツク室25は外部に開放され
ているので、スプール20は速やかに変位する。
コイルへの通電量が復帰ばね26の付勢力fkに
よつて定まる一定の通電量icよりも大きいとき
は、上記スプール20の変位により、それが第1
排出ポート18aを閉鎖し、出力ポート16と第
1出力ポート17a間の流路及び第2出力ポート
17bと第2排出ポート18b間の流路を連通さ
せる位置まで過渡的に変位する(第3図参照)。
よつて定まる一定の通電量icよりも大きいとき
は、上記スプール20の変位により、それが第1
排出ポート18aを閉鎖し、出力ポート16と第
1出力ポート17a間の流路及び第2出力ポート
17bと第2排出ポート18b間の流路を連通さ
せる位置まで過渡的に変位する(第3図参照)。
これによつて、第1フイードバツク室25に第
1出力ポート17aからの圧力流体が供給され
て、第1フイードバツク室25の流体圧による作
用力faが増加するとともに、第2出力ポート17
bの流体が第2排出ポート18bから流出して、
第2フイードバツク室38の流体圧による作用力
fbが低下するので、それに伴つてスプール20が
変位し(第4図参照)、最終的には第5図の状態
で第1出力ポート17aに設定圧が得られる。
1出力ポート17aからの圧力流体が供給され
て、第1フイードバツク室25の流体圧による作
用力faが増加するとともに、第2出力ポート17
bの流体が第2排出ポート18bから流出して、
第2フイードバツク室38の流体圧による作用力
fbが低下するので、それに伴つてスプール20が
変位し(第4図参照)、最終的には第5図の状態
で第1出力ポート17aに設定圧が得られる。
上述のように、スプール20はその両端に作用
するフイードバツク室25,38における流体圧
の作用力fa,fbの差、換言すれば第1出力ポート
18aと第2出力ポート18bにおける流体圧の
差圧によつて変位するが、この差圧は、第1出力
ポート17aの流体圧がコイルへの通電量によつ
て定まる一定の圧力に保持される以前にほぼ一定
になるので、これによつて駆動されるアクチユエ
ータの出力は、アクチユエータの駆動ストローク
中において既に一定の設定値に達することにな
り、すぐれた応答性が得られる。
するフイードバツク室25,38における流体圧
の作用力fa,fbの差、換言すれば第1出力ポート
18aと第2出力ポート18bにおける流体圧の
差圧によつて変位するが、この差圧は、第1出力
ポート17aの流体圧がコイルへの通電量によつ
て定まる一定の圧力に保持される以前にほぼ一定
になるので、これによつて駆動されるアクチユエ
ータの出力は、アクチユエータの駆動ストローク
中において既に一定の設定値に達することにな
り、すぐれた応答性が得られる。
ソレノイド30への通電量が前記ic以下の場合
には、スプール20が、吸引力Fと第2フイード
バツク室38の作用力fbの和が復帰ばね26の付
勢力fkと等しい第1の中間状態に保持されるの
で、第2の出力ポート17aの圧力がソレノイド
30への通電量に反比例した流体圧Pbに保持さ
れる(第6図参照)。
には、スプール20が、吸引力Fと第2フイード
バツク室38の作用力fbの和が復帰ばね26の付
勢力fkと等しい第1の中間状態に保持されるの
で、第2の出力ポート17aの圧力がソレノイド
30への通電量に反比例した流体圧Pbに保持さ
れる(第6図参照)。
第7図は、比例ソレノイド30への通電量の百
分比と出力口A,Bにおける流体圧との関係の実
験例を示し、この実構例においては、比例ソレノ
イド30への通電量が約25%より多いときは、出
力口Aの流体圧PAがソレノイドへの通電量に比
例して増加し、通電量が約0〜25%のときは、出
力口Bの流体圧PBがソレノイドへの通電量に反
比例して減少することを示している。
分比と出力口A,Bにおける流体圧との関係の実
験例を示し、この実構例においては、比例ソレノ
イド30への通電量が約25%より多いときは、出
力口Aの流体圧PAがソレノイドへの通電量に比
例して増加し、通電量が約0〜25%のときは、出
力口Bの流体圧PBがソレノイドへの通電量に反
比例して減少することを示している。
第8図は、比例ソレノイド30への通電量を最
大通電量のおよそ60%とした場合における流体圧
シリンダ1の加圧力、駆動側圧力室2の流体圧
PA及び復帰側圧力室3の流体圧PBの時間的変化
を示すものである。同図によつて明らかなよう
に、流体圧PAとPBが一定の圧力に達しないうち
に両者間の差圧、換言すれば流体圧シリンダの加
圧力がほぼ一定に保たれ、したがつて流体圧シリ
ンダが所要の加圧力に到達するまでの時間が著し
く短縮される。
大通電量のおよそ60%とした場合における流体圧
シリンダ1の加圧力、駆動側圧力室2の流体圧
PA及び復帰側圧力室3の流体圧PBの時間的変化
を示すものである。同図によつて明らかなよう
に、流体圧PAとPBが一定の圧力に達しないうち
に両者間の差圧、換言すれば流体圧シリンダの加
圧力がほぼ一定に保たれ、したがつて流体圧シリ
ンダが所要の加圧力に到達するまでの時間が著し
く短縮される。
第9図ないし第12図は第1実施例の変形例を
示し、各図はそれぞれ第3図ないし第6図に対応
する状態を示している。この変形例は、スプール
40が4つのランドを有する出力ポート切替スプ
ールであること以外、その構成及び作用が第1実
施例と同じであるから、図中に同一の符号を付し
て詳細な説明は省略する。
示し、各図はそれぞれ第3図ないし第6図に対応
する状態を示している。この変形例は、スプール
40が4つのランドを有する出力ポート切替スプ
ールであること以外、その構成及び作用が第1実
施例と同じであるから、図中に同一の符号を付し
て詳細な説明は省略する。
第13図は本発明の第2実施例を示し、この第
2実施例では、パイロツト作動の弁部41、駆動
部42及びベース43を備え、上記駆動部42
を、鉄心間の吸引力がコイルへの通電量に比例す
る比例ソレノイドと、該比例ソレノイドへの通電
量に比例したパイロツト流体圧を出力するパイロ
ツト弁部とを備えた電空パイロツト比例弁で構成
している。
2実施例では、パイロツト作動の弁部41、駆動
部42及びベース43を備え、上記駆動部42
を、鉄心間の吸引力がコイルへの通電量に比例す
る比例ソレノイドと、該比例ソレノイドへの通電
量に比例したパイロツト流体圧を出力するパイロ
ツト弁部とを備えた電空パイロツト比例弁で構成
している。
一方、弁部41は、第2フイードバツク室38
と駆動部42の間にパイロツトシリンダ45を設
け、該シリンダ45は、第2フイードバツク室3
8を貫通する軸杆の先端に固定したパイロツトピ
ストン46によつて、パイロツト室47と呼吸室
48とに区画し、パイロツト室47は駆動部42
における電空パイロツト比例弁の出力ポートに、
呼吸室48は外気に連通させている。また、弁部
41には、ベース43における供給口Pから駆動
部42にパイロツト用一次流体を供給するパイロ
ツト通路49が開設されている。
と駆動部42の間にパイロツトシリンダ45を設
け、該シリンダ45は、第2フイードバツク室3
8を貫通する軸杆の先端に固定したパイロツトピ
ストン46によつて、パイロツト室47と呼吸室
48とに区画し、パイロツト室47は駆動部42
における電空パイロツト比例弁の出力ポートに、
呼吸室48は外気に連通させている。また、弁部
41には、ベース43における供給口Pから駆動
部42にパイロツト用一次流体を供給するパイロ
ツト通路49が開設されている。
第2実施例の他の構成は、第1実施例の場合と
実質的に同じであるから、図中の同一または相当
部分に同一の符号を付して、詳細な説明は省略す
る。また、第2実施例の作用も、パイロツト流体
圧によりスプール20を駆動する以外は、第1実
施例と同じである。
実質的に同じであるから、図中の同一または相当
部分に同一の符号を付して、詳細な説明は省略す
る。また、第2実施例の作用も、パイロツト流体
圧によりスプール20を駆動する以外は、第1実
施例と同じである。
第14図は第2実施例の変形例を示すもので、
ばね座51の一部をカバー23側に突出させ、該
突出部52に第1フイードバツク室25内に突出
するバイアスボルト53を気密に螺挿し、バイア
スボルト53の先端とスプール20との間に復帰
ばね26を縮設している。上記バイアスボルト5
3は、ばね座51に対して進退させることによつ
て復帰ばね26の付勢力を調節するもので、ロツ
クナツト54によつて任意の位置に固定される。
ばね座51の一部をカバー23側に突出させ、該
突出部52に第1フイードバツク室25内に突出
するバイアスボルト53を気密に螺挿し、バイア
スボルト53の先端とスプール20との間に復帰
ばね26を縮設している。上記バイアスボルト5
3は、ばね座51に対して進退させることによつ
て復帰ばね26の付勢力を調節するもので、ロツ
クナツト54によつて任意の位置に固定される。
上記変形例の他の構成及び作用は、復帰ばね2
6の付勢力fkが調節可能である以外は第2実施例
と同じである。
6の付勢力fkが調節可能である以外は第2実施例
と同じである。
第15図は本発明の第3実施例を示し、この第
3実施例の弁部61は、スプール20における駆
動部42と反対側端に形成された差圧室62を有
し、該差圧室は、スプール20と一体の軸杆63
に固定された差圧ピストン64によつて、第1フ
イードバツク室65と第2フイードバツク室66
とに区画し、第1フイードバツク室65内に復帰
ばね67が縮設されている。
3実施例の弁部61は、スプール20における駆
動部42と反対側端に形成された差圧室62を有
し、該差圧室は、スプール20と一体の軸杆63
に固定された差圧ピストン64によつて、第1フ
イードバツク室65と第2フイードバツク室66
とに区画し、第1フイードバツク室65内に復帰
ばね67が縮設されている。
第3実施例の他の構成及び作用は第2実施例と
同じであるから、図中に同一の符号を付して詳細
な説明を省略する。
同じであるから、図中に同一の符号を付して詳細
な説明を省略する。
第16図A,Bは、第2図と同様の回路によつ
てシリンダの駆動速度を制御した場合の一例を示
し、比例ソレノイド30への通電量を復帰ばね2
6の付勢力fkによつて定まる一定の通電量icより
大きくするとシリンダが加速し、小さくすると減
速する。またシリンダのストローク端における加
圧力は、比例ソレノイド30への通電量と一定の
通電量icとの差ieによつて任意に制御することが
できる。
てシリンダの駆動速度を制御した場合の一例を示
し、比例ソレノイド30への通電量を復帰ばね2
6の付勢力fkによつて定まる一定の通電量icより
大きくするとシリンダが加速し、小さくすると減
速する。またシリンダのストローク端における加
圧力は、比例ソレノイド30への通電量と一定の
通電量icとの差ieによつて任意に制御することが
できる。
上記実施例は、1個のソレノイドによつてシリ
ンダを駆動するので、ソレノイドへの通電量によ
つてシリンダを前後進、加減速を制御することが
でき、しかも絞りによる減速と比べて背圧の上昇
によるバウンド現象を生じないので、スムーズに
減速させることができる。
ンダを駆動するので、ソレノイドへの通電量によ
つてシリンダを前後進、加減速を制御することが
でき、しかも絞りによる減速と比べて背圧の上昇
によるバウンド現象を生じないので、スムーズに
減速させることができる。
[発明の効果]
本発明によれば、1個のソレノイドで動作する
電空比例弁によつて、アクチユエータへの圧力流
体を給排するとともに、その流体圧を所望の圧力
に保持することができるので、ストローク終端に
おいて一定の作用力を保持することが要求される
アクチユエータ駆動用の弁を、安価なものにする
ことができる。
電空比例弁によつて、アクチユエータへの圧力流
体を給排するとともに、その流体圧を所望の圧力
に保持することができるので、ストローク終端に
おいて一定の作用力を保持することが要求される
アクチユエータ駆動用の弁を、安価なものにする
ことができる。
また、スプールに付設したフイードバツク室に
出力ポートの流体圧を作用させ、その流体圧の差
圧でスプールを変位させることによつて、出力ポ
ート間の差圧が一定になるようにしているので、
アクチユエータの応答性を著しく高めることがで
きる。
出力ポートの流体圧を作用させ、その流体圧の差
圧でスプールを変位させることによつて、出力ポ
ート間の差圧が一定になるようにしているので、
アクチユエータの応答性を著しく高めることがで
きる。
第1図は本発明の第1実施例の要部縦断正面
図、第2図は同上の流体回路図、第3図ないし第
6図は作動説明図、第7図は通電量と設定出力圧
の関係を示す線図、第8図は駆動側及び復帰側圧
力室並びにアクチユエータの加圧力の変化を示す
線図、第9図ないし第12図は第1実施例の変形
例における作動説明図、第13図は本発明の第2
実施例の要部縦断正面図、第14図は上記第2実
施例の変形例の要部縦断正面図、第15図は本発
明の第3実施例の要部縦断正面図、第16図A,
Bは、通電量と出力圧の関係を示す線図、第17
図は従来の流体圧シリンダの制御回路図である。 11,41,61……弁部、12,42……駆
動部、15……弁本体、16……供給ポート、1
7a,17b……出力ポート、18a,18b…
…排出ポート、20,40……スプール、25,
38,65,66……フイードバツク室、26,
67……復帰ばね、30……比例ソレノイド、3
1……固定鉄心、32……可動鉄心、36,37
……フイードバツク通路。
図、第2図は同上の流体回路図、第3図ないし第
6図は作動説明図、第7図は通電量と設定出力圧
の関係を示す線図、第8図は駆動側及び復帰側圧
力室並びにアクチユエータの加圧力の変化を示す
線図、第9図ないし第12図は第1実施例の変形
例における作動説明図、第13図は本発明の第2
実施例の要部縦断正面図、第14図は上記第2実
施例の変形例の要部縦断正面図、第15図は本発
明の第3実施例の要部縦断正面図、第16図A,
Bは、通電量と出力圧の関係を示す線図、第17
図は従来の流体圧シリンダの制御回路図である。 11,41,61……弁部、12,42……駆
動部、15……弁本体、16……供給ポート、1
7a,17b……出力ポート、18a,18b…
…排出ポート、20,40……スプール、25,
38,65,66……フイードバツク室、26,
67……復帰ばね、30……比例ソレノイド、3
1……固定鉄心、32……可動鉄心、36,37
……フイードバツク通路。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 供給ポート、第1及び第2の出力ポート、並
びに第1及び第2の排出ポートを有する弁本体内
に、各ポート間の流路を切換える弁部材を設けた
弁部と、該弁部材の一端に駆動力を作用させる駆
動部と、該弁部材の他端に復帰力を作用させる復
帰ばねを備えた弁において、 上記弁部を、中立位置を境にした弁部材の変位
によつて、供給ポートと出力ポートの一方、排出
ポートと出力ポートの他方をそれぞれ連通させる
とともに、供給ポートを閉鎖して第1または第2
の出力ポートを排出ポートに絞り状態で連通可能
とした5ポート弁として構成し、 上記弁本体に、弁部材に対して駆動及び復帰方
向にフイードバツク流体圧を作用させる第1及び
第2のフイードバツク室と、それらのフイードバ
ツク室と各出力ポートとを連通させる第1及び第
2のフイードバツク通路を設け、 上記駆動部を、弁部材に対して比例ソレノイド
への通電量に比例した駆動力が出力される駆動力
発生手段によつて構成した、 ことを特徴とする電空比例弁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18086486A JPS6338781A (ja) | 1986-07-31 | 1986-07-31 | 電空比例弁 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18086486A JPS6338781A (ja) | 1986-07-31 | 1986-07-31 | 電空比例弁 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6338781A JPS6338781A (ja) | 1988-02-19 |
JPH031553B2 true JPH031553B2 (ja) | 1991-01-10 |
Family
ID=16090688
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18086486A Granted JPS6338781A (ja) | 1986-07-31 | 1986-07-31 | 電空比例弁 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6338781A (ja) |
-
1986
- 1986-07-31 JP JP18086486A patent/JPS6338781A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6338781A (ja) | 1988-02-19 |
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