JPH0456888B2 - - Google Patents

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JPH0456888B2
JPH0456888B2 JP13634984A JP13634984A JPH0456888B2 JP H0456888 B2 JPH0456888 B2 JP H0456888B2 JP 13634984 A JP13634984 A JP 13634984A JP 13634984 A JP13634984 A JP 13634984A JP H0456888 B2 JPH0456888 B2 JP H0456888B2
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JP
Japan
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electromagnetic
control valve
directional control
pressure
manual
Prior art date
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JP13634984A
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JPS6136575A (ja
Inventor
Kenichi Shimora
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Nabco Ltd
Original Assignee
Nabco Ltd
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Publication date
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  • Fluid-Pressure Circuits (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明による手動−電磁操作機構を備えた方
向切換弁を複数個用いた油圧回路は、小型トラツ
ククレーン、高所作業車等の遠隔操作用の油圧回
路を形成するために利用される。
〔従来の技術〕
従来、手動−電磁操作機構を備えた方向切換弁
を複数個用いた油圧回路に使用される方向切換弁
は第3図(特開昭59−80588号)に示すものがあ
る。
この第3図に示す従来の手動−電磁操作機構を
備えた方向切換弁は、スプール3を摺動自在に嵌
入したスプール型方向切換弁2の一端に電磁操作
部1が設けられ他端に手動レバー16aを有する
手動操作部16が設けられたもので、スプール3
は、電磁操作部1あるいは手動操作部16のいず
れか一方で操作できる構成である。
前記電磁操作部1は、シリンダ部5と電磁圧力
制御弁22及びパイロツト弁部30とで構成して
ある。このシリンダ部5は、スプール型方向切換
弁2のスプール3に連結部材4の嵌合部7に摺動
自在に嵌入するピストン8a,8bが、摺動自在
に嵌入する内孔6を備えている。前記ピストン8
a,8bは、その間に後述するパイロツト弁部3
0に接続する中間室9を形成すると共に、ピスト
ン8aの左側及びピストン8bの右側には、後述
する電磁圧力制御弁部22に接続する圧力室10
a,10bが形成され、この圧力室10a,10
bには、ピストン8a,8bを図示の位置に復帰
させる電磁操作用戻しばね11a,11bが設け
てある。
電磁圧力制御弁22は、圧力室10a,10b
とスプール型方向切換弁2のタンク通路T2に連
通する通路T1との間に設けた電磁圧力制御弁2
2a,22bとで構成してある。この電磁圧力制
御弁22a,22bは、ソレノイド20a,20
bとこのソレノイド20a,20bの押圧力に応
じて通路T1と圧力室10a,10bの間を閉鎖
するポペツト弁部21a,21bとで構成してあ
る。
前記パイロツト弁部30は、圧力室10a,1
0bの夫々に接続する室31a,31bと、この
室31a,31bのパイロツト油圧で作動するパ
イロツトピストン32とで構成され、室31a、
又は31bにパイロツト油圧が作用したとき、パ
イロツトピストン32が中間室9を、パイロツト
油圧源17に接続する。また、室31a,31b
のいずれにもパイロツト油圧が作用しないとき
は、中間室9を通路T2に接続する。
13は、手動操作部16のための中立位置復帰
装置で、連結部材4の右端にリテーナ15a,1
5bを連結しこのリテーナ15a,15b間にば
ね14を設ける構成である。
上記の構成の手動−電磁操作機構を備えた方向
切換弁は、次のように作動する。
まず、手動操作について述べる。電磁操作部1
の電磁圧力制御弁部22に作動指令を与えない状
態では、パイロツト弁部30のパイロツトピスト
ン32が第3図の位置にあるので、中間室9が通
路T1,T2を介してタンクへ連通される。従つ
て手動操作部16の手動レバー16aを操作する
ことにより、中立位置復帰装置13のばね14の
抵抗に抗してスプール3を操作することができ
る。
次に電磁操作をする場合は、電磁操作部1の電
磁圧力制御弁22bに作動指令を印加すると、そ
のポペツト弁部21bが圧力室10bと通路T1
との間を閉鎖する。このため、圧力室10b及び
パイロツト弁部30の室31bの油圧が上昇し始
め、パイロツトピストン32が作動し、中間室9
にパイロツト圧油が供給される。そして、圧力室
10bにはパイロツト圧油が供給されるので、ピ
ストン8a,8bは、一体となつてスプール3と
共に左方向に移動し始める。この移動によつて戻
しばね11aが圧縮されるので、前記ピストン8
bに作用する押圧力(電磁圧力制御弁22bへの
指令信号の値)と釣り合う位置にスプール3が停
止するものである。(なお電磁圧力制御弁22a
に指令信号を印加した場合は、スプール3が右方
向に作動し、その作動は、前述の場合とほぼ同様
であるからその説明を省く。) 〔発明が解決しようとする問題点〕 上述した手動−電磁操作機構を備えた方向切換
弁は、その電磁操作部に2つのピストンを用い、
この2つのピストン間に中間室を形成し、この中
間室にパイロツト油圧を作用させることで2つピ
ストンを一体化し、その一体化されたピストンに
パイロツト油圧を作用させて方向切換弁の電磁操
作を行い、中間室の油をタンクへ放出させること
によりスプール型方向切換弁の手動操作を軽くし
たものである。従つて、この手動−電磁操作機構
を備えた方向切換弁は、それが単一で利用される
ときには、手動電磁操作のいずれか一方のみの操
作となる。
しかしながら、小型トラツククレーンや高所作
業車の油圧回路は複数個の方向切換弁が用いられ
るものである(アクチユエータが複数個あるた
め。)。この様な油圧回路を形成するため、前述し
た手動−電磁操作機構を備えた方向切換弁を用い
ると、遠隔操作と手動操作とが可能な油圧回路が
得られ小型トラツククレーンや高所作業車の操作
者の省人化を計ることができるものである。
しかし、この油圧回路は、その内の一つが遠隔
操作されているとき、他の手動−電磁操作機構を
備えた方向切換弁は、手動操作可能である。そし
て、遠隔操作が方向切換弁の設置場所から離れて
操作されるものであるから、遠隔操作中に手動操
作が行われると遠隔操作者の意図していないアク
チユエータが作動することになり極めて危険であ
る。
〔問題点を解決する手段〕
この発明は、スプール型方向切換弁の本体の一
端に、手動操作部を設けると共に他端に電磁操作
部を設け、この電磁操作部は、前記スプール型方
向切換弁のスプールに連結する連結部材に、2つ
のピストンを摺動自在に嵌入させ、この2つピス
トンの間に中間室を設けると共にこの中間室に前
記ピストンを介して対向する位置に戻しばねを備
えた圧力室を有し、この圧力室の夫々を電磁圧力
制御弁で制御する構成とした手動−電磁操作機構
を備えた方向切換弁を複数個用いた油圧回路にお
いて、前記複数個のすべての方向切換弁の中間室
が、前記いずれかの方向切換弁の電磁圧力制御弁
への指令と同時に励磁される電磁弁によりパイロ
ツト圧力流体源に連通される構成とした手動−電
磁操作桟構を備えた方向切換弁を複数個用いた油
圧回路としたものである。
〔作 用〕
2つのピストンの間に形成した中間室を、パイ
ロツト油圧源に、電磁弁を介して接続するもので
あるから、一つの油圧回路を複数の手動−電磁操
作機構を備えた方向切換弁で形成する場合、これ
らの方向切換弁の中間室を連通し、パイロツト油
圧源に1つの電磁弁を介して接続する構成にする
ことで、その内の1つの手動−電磁操作機構を備
えた方向切換弁を電磁操作部の電磁圧力制御弁で
操作されると、他の手動−電磁操作機構を備えた
方向切換弁の中間室にパイロツト油圧を作用さ
せ、手動操作を停止するものである。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例を示す第1図、第2
図について述べる。なお説明に当たつて従来の技
術と同一機能を有する部品には同一符号を付け、
その説明を省く。
この発明の手動−電磁操作桟構を備えた方向切
換弁を複数個用いた油圧回路に使用する方向切換
弁の実施例を示す第1図は、第3図に比べ、次の
点が相違するのみで、他は同一である。第3図に
おける電磁操作部1のパイロツト弁部30を省
き、ピストン8aと8bとの間に形成された中間
室9及び圧力室10a,10bを共にパイロツト
圧油圧源17に電磁弁28を介して接続するもの
で、この電磁弁28は、電磁圧力制御弁部22へ
の作動指令と共に作動指令が印加されるものであ
る。
この実施例の手動−電磁操作機構を備えた方向
切換弁は、電磁圧力制御弁部22の電磁圧力制御
弁22a又は22bと電磁弁28とに作動指令が
印加されると中間室9と圧力室10a,10bが
パイロツト油圧源17に接続されるので、中間室
9にパイロツト油圧が作用すると共に圧力室10
a、又は10bの油圧が電磁圧力制御弁22a、
又は22bへの指令値に応じて上昇し、スプール
3を切り換えるものである。
また、電磁操作部22及び電磁弁28に指令電
圧が印加されない場合は、中間室9が電磁弁28
でタンクに接続されるので手動レバー16aでス
プール3を操作することができる。
次に第2図に基づいてこの発明の油圧回路の実
施例について説明する。第2は、第1図に示した
手動−電磁操作機構を備えた方向切換弁を3個
(以下、方向切換弁A,B,Cと記す。)用い並列
回路を形成したものである。
第2図において、36は油圧ポンプでその吐出
側は、シーケンス弁37を介してアンロード回路
38と供給回路33に接続されると共に、減圧弁
34を介して、パイロツト供給回路35に接続す
る電磁弁28に接続している。方向切換弁A,
B,Cはそのスプール型方向切換弁2の上流側
は、供給回路33を介して油圧ポンプ36に接続
すると共にアンロード回路38を形成する。
減圧弁34は、パイロツト油圧源17に相当す
るもので、シーケンス弁37により生じた油圧を
電磁操作部1,1,1に必要な油圧に制御する。
今、第2図に示した油圧回路において、方向切
換弁Aをその電磁操作部1で制御する場合につい
て述べる。
方向切換弁Aの電磁操作部1の電磁圧力制御弁
22bと電磁弁28に作動指令が与えられるとパ
イロツト供給回路35に減圧弁34が接続される
ので、各電磁操作部1,1,1の中間室9,9,
9にパイロツト油圧が作用すると共に、方向切換
弁Aの圧力室10bの油圧が上昇し、そのスプー
ル3が左方向に移動させられ、その切り換えを終
了する。
この状態において、方向切換弁B,Cの中間室
9,9には、パイロツト油圧が作用しているの
で、そのピストン8a,8bは、戻しばね11
a,11bに当接している。従つて方向切換弁
B,Cの手動レバー16a,16bによる操作を
行おうとすれば戻しばね11a,11bの反力に
よる大きい抵抗をうけるので容易に操作できない
ものである。なおこの作用は、方向切換弁A以外
のものを電磁操作した場合も同様である。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明による手動−電磁
操作機構を備えた方向切換弁を複数個用いた油圧
回路に使用する方向切換弁は、その電磁操作部の
シリンダ部の2つのピストンにより、中間室を形
成し、この中間室をパイロツト油圧源に電磁弁を
介して接続するものであるから、複数個の方向切
換弁を用いた油圧回路において、その一つの方向
切換弁が電磁操作部により操作されると、他の方
向切換弁の電磁操作部の中間室にもパイロツト油
圧が作用するので、確実にロツクされるものであ
る。また中間室に、常時パイロツト油圧を作用さ
せておくことで、電磁操作部への指令信号に対す
るスプールの応答性が良好になる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の実施例に使用する手動−電
磁操作桟構を備えた方向切換弁の実施例の断面
図。第2図は第1図に示した手動−電磁操作機構
を備えた方向切換弁を複数個用いた油圧回路のブ
ロツク線図。第3図は、従来の手動−電磁操作機
構を備えた方向切換弁の断面図である。 1…電磁操作部、2…スプール型方向切換弁、
3…スプール、4…連結部材、5…シリンダ部、
8a,8b…ピストン、10a,10b…圧力
室、11a,11b…戻しばね、16…手動操作
部、22…電磁圧力制御弁部、22a,22b…
電磁圧力制御弁、28…弁磁弁。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 スプール型方向切換弁の本体の一端に、手動
    操作部を設けると共に他端に電磁操作部を設け、
    この電磁操作部は、前記スプール型方向切換弁の
    スプールに連結する連結部材に、2つのピストン
    を摺動自在に嵌入させ、この2つのピストンの間
    に中間室を設けると共に、この中間室に前記ピス
    トンを介して対抗する位置に戻しばねを備えた圧
    力室を有し、この圧力室の夫々を電磁圧力制御弁
    で制御する構成とした手動−電磁操作桟構を備え
    た方向切換弁を複数個用いた油圧回路において、
    前記複数個のすべての方向切換弁の中間室が、前
    記いずれかの方向切換弁の電磁圧力制御弁への指
    令と同時に励磁される電磁弁によりパイロツト圧
    力流体源に連通される構成とした手動−電磁操作
    機構を備えた方向切換弁を複数個用いた油圧回
    路。
JP13634984A 1984-06-30 1984-06-30 手動―電磁操作機構を備えた方向切換弁を複数個用いた油圧回路 Granted JPS6136575A (ja)

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JP5448869B2 (ja) * 2010-01-20 2014-03-19 ヤンマー株式会社 コンバイン

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