JPH0562269B2 - - Google Patents
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- JPH0562269B2 JPH0562269B2 JP59267081A JP26708184A JPH0562269B2 JP H0562269 B2 JPH0562269 B2 JP H0562269B2 JP 59267081 A JP59267081 A JP 59267081A JP 26708184 A JP26708184 A JP 26708184A JP H0562269 B2 JPH0562269 B2 JP H0562269B2
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- input
- continuously variable
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- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 65
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 28
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 4
- 239000000498 cooling water Substances 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000007274 generation of a signal involved in cell-cell signaling Effects 0.000 description 2
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 description 1
- 239000007858 starting material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
- Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)
- Control Of Transmission Device (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、無段変速装置を備えた車両用動力伝
達装置の制御に関する。
達装置の制御に関する。
[従来の技術]
運転席に設けられたシフトレバーまたはシフト
スイツチなどを人動操作することにより無段変速
装置のトルク比を任意に設定可能な無段変速装置
を備えている車両用動力伝達装置においては、車
両の走行状態に応じて自動的にトルク比を変化さ
せる、いわゆる自動変速のDレンジと、エンジン
ブレーキあるいは、マニユアル走行時のMレンジ
などを備えており、Dレンジにおいては、たとえ
ば最良燃費制御を行うように、スロツトル開度に
応じたエンジンの最良燃費回転速度になるように
無段変速装置のトルク比を自動的に制御してい
る。またMレンジでは、運転者の操作により設定
された任意のトルク比に無段変速装置のトルク比
が制御され、設定トルク比を運転者の操作により
順次変更することによりマニユアル走行ができ、
またトルク比の小さな定常走行状態から任意のト
ルク比を選択することにより、任意のエンジンブ
レーキを得ることができる。
スイツチなどを人動操作することにより無段変速
装置のトルク比を任意に設定可能な無段変速装置
を備えている車両用動力伝達装置においては、車
両の走行状態に応じて自動的にトルク比を変化さ
せる、いわゆる自動変速のDレンジと、エンジン
ブレーキあるいは、マニユアル走行時のMレンジ
などを備えており、Dレンジにおいては、たとえ
ば最良燃費制御を行うように、スロツトル開度に
応じたエンジンの最良燃費回転速度になるように
無段変速装置のトルク比を自動的に制御してい
る。またMレンジでは、運転者の操作により設定
された任意のトルク比に無段変速装置のトルク比
が制御され、設定トルク比を運転者の操作により
順次変更することによりマニユアル走行ができ、
またトルク比の小さな定常走行状態から任意のト
ルク比を選択することにより、任意のエンジンブ
レーキを得ることができる。
[発明が解決しようとする問題点]
上記構成の車両用動力伝達装置は、小さなトル
ク比(オーバードライブ状態)を設定して、高速
走行中、シフトレバー、シフトスイツチなどのシ
フトダウン操作によりMレンジを選択して大きな
トルク比を設定してエンジンブレーキを効かせる
場合、トルク比の設定が大き過ぎると、エンジン
がオーバーランしてしまうという問題点があつ
た。
ク比(オーバードライブ状態)を設定して、高速
走行中、シフトレバー、シフトスイツチなどのシ
フトダウン操作によりMレンジを選択して大きな
トルク比を設定してエンジンブレーキを効かせる
場合、トルク比の設定が大き過ぎると、エンジン
がオーバーランしてしまうという問題点があつ
た。
本発明は、高速走行中のタウンシフト時、エン
ジンがオーバーランすることを防止する車両用動
力伝達装置の制御装置の提供を目的とする。
ジンがオーバーランすることを防止する車両用動
力伝達装置の制御装置の提供を目的とする。
[問題点を解決するための手段]
本発明の車両用動力伝達装置の制御装置は、ト
ルク比を連続的に変化可能な無段変速装置を備え
ている車両用動力伝達装置の制御装置において、 最小トルク比から最大トルク比にわたつて連続
的に設定された複数のトルク比の中から運転者の
操作により任意のトルク比を選択し出力する設定
トルク比選択装置3と、 前記無段変速装置の入力部材の回転数を検出す
る入力部材回転数検出センサ7と、 前記無段変速装置の出力部材の回転数を検出す
る出力部材回転数検出センサ8と、 前記設定トルク比選択装置3の設定位置に応じ
て前記無段変速装置のトルク比を制御するトルク
比制御装置4と、 該トルク比制御装置4の出力信号に応じて前記
無段変速装置の入力及び出力部材間のトルク比を
変化させるアクチユエータ9とを備え、 前記トルク比制御装置4は、 前記設定トルク比選択装置3の操作量に応じて
トルク比を検出する設定トルク比検出装置32か
らのトルク比信号と前記出力部材回転数検出セン
サ8からの出力部材回転数とを入力し、前記無段
変速装置の入力部材の設定入力回転数を演算する
設定入力回転数演算手段41と、 該設定入力回転数演算手段41で演算された設
定入力回転数を入力し、該設定入力回転数が許容
エンジン回転数を越える時には前記許容エンジン
回転数を目標入力回転数として設定し、前記設定
入力回転数が許容エンジン回転数を越えない時に
は前記設定入力回転数を目標入力回転数として設
定する目標信号設定手段42と、 該目標信号設定手段42で演算された目標入力
回転数と前記入力部材回転数検出センサ7からの
入力部材回転数とを比較し、その回転数差[(目
標入力回転数)−(入力部材回転数)]が所定値よ
り大きい時には前記無段変速装置のトルクを増大
させるダウシフト信号を出力し、その回転数差
[(目標入力回転数)−(入力部材回転数)]がゼロ
より小さい時には前記無段変速装置のトルク比を
減少させるアツプシフト信号を出力し、その回転
数差[(目標入力回転数)−(入力部材回転数)]が
ゼロ以上で所定値以下の時には前記無段変速装置
のトルク比を現状トルク比に維持する信号を出力
するシフト信号発生手段43とからなることを特
徴とする。
ルク比を連続的に変化可能な無段変速装置を備え
ている車両用動力伝達装置の制御装置において、 最小トルク比から最大トルク比にわたつて連続
的に設定された複数のトルク比の中から運転者の
操作により任意のトルク比を選択し出力する設定
トルク比選択装置3と、 前記無段変速装置の入力部材の回転数を検出す
る入力部材回転数検出センサ7と、 前記無段変速装置の出力部材の回転数を検出す
る出力部材回転数検出センサ8と、 前記設定トルク比選択装置3の設定位置に応じ
て前記無段変速装置のトルク比を制御するトルク
比制御装置4と、 該トルク比制御装置4の出力信号に応じて前記
無段変速装置の入力及び出力部材間のトルク比を
変化させるアクチユエータ9とを備え、 前記トルク比制御装置4は、 前記設定トルク比選択装置3の操作量に応じて
トルク比を検出する設定トルク比検出装置32か
らのトルク比信号と前記出力部材回転数検出セン
サ8からの出力部材回転数とを入力し、前記無段
変速装置の入力部材の設定入力回転数を演算する
設定入力回転数演算手段41と、 該設定入力回転数演算手段41で演算された設
定入力回転数を入力し、該設定入力回転数が許容
エンジン回転数を越える時には前記許容エンジン
回転数を目標入力回転数として設定し、前記設定
入力回転数が許容エンジン回転数を越えない時に
は前記設定入力回転数を目標入力回転数として設
定する目標信号設定手段42と、 該目標信号設定手段42で演算された目標入力
回転数と前記入力部材回転数検出センサ7からの
入力部材回転数とを比較し、その回転数差[(目
標入力回転数)−(入力部材回転数)]が所定値よ
り大きい時には前記無段変速装置のトルクを増大
させるダウシフト信号を出力し、その回転数差
[(目標入力回転数)−(入力部材回転数)]がゼロ
より小さい時には前記無段変速装置のトルク比を
減少させるアツプシフト信号を出力し、その回転
数差[(目標入力回転数)−(入力部材回転数)]が
ゼロ以上で所定値以下の時には前記無段変速装置
のトルク比を現状トルク比に維持する信号を出力
するシフト信号発生手段43とからなることを特
徴とする。
[作用及び発明の効果]
本発明によれば、高速走行中に運転者が設定ト
ルク比選択装置を操作してダウンシフトした際
に、選択したトルク比が大きすぎた場合でも、設
定入力回転数がエンジンの最大許容回転数を越え
た時には、最大許容エンジン回転数を目標入力回
転数として、入力部材回転数が目標入力回転数に
一致するように無段変速装置のトルク比を制御し
たので、入力部材回転数がエンジンの最大許容回
転数を越えるようなことがなく、エンジンのオー
バーランが防止できるという効果を有する。
ルク比選択装置を操作してダウンシフトした際
に、選択したトルク比が大きすぎた場合でも、設
定入力回転数がエンジンの最大許容回転数を越え
た時には、最大許容エンジン回転数を目標入力回
転数として、入力部材回転数が目標入力回転数に
一致するように無段変速装置のトルク比を制御し
たので、入力部材回転数がエンジンの最大許容回
転数を越えるようなことがなく、エンジンのオー
バーランが防止できるという効果を有する。
[実施例]
本発明の車両用動力伝達装置の制御装置を図に
示す実施例に基づいて説明する。
示す実施例に基づいて説明する。
本発明の車両用動力伝達装置の制御装置は、ト
ルク比を連続的に変化可能な無段変速装置2を備
えている車両用動力伝達装置の制御装置1であ
り、運転者の設定に応じてP,R,N,D,Mの
各位置を任意に設定できる切換装置であるシフト
レバー6と、該シフトレバー6のMレンジにおい
て最小トルク比から最大トルク比の中から運転者
の操作により任意のトルク比を選択し出力する設
定トルク比選択装置3と、前記無段変速装置の入
力部材の回転数を検出する入力部材回転数検出セ
ンサ7と、前記無段変速装置の出力部材の回転数
を検出する出力部材回転数検出センサ8と、前記
設定トルク比選択装置3の設定位置に応じて前記
無段変速装置のトルク比を制御するトルク比制御
装置4と、該トルク比制御装置4の出力信号に応
じて前記無段変速装置の入力及び出力部材間のト
ルク比を変化させるアクチユエータ9とから構成
される。
ルク比を連続的に変化可能な無段変速装置2を備
えている車両用動力伝達装置の制御装置1であ
り、運転者の設定に応じてP,R,N,D,Mの
各位置を任意に設定できる切換装置であるシフト
レバー6と、該シフトレバー6のMレンジにおい
て最小トルク比から最大トルク比の中から運転者
の操作により任意のトルク比を選択し出力する設
定トルク比選択装置3と、前記無段変速装置の入
力部材の回転数を検出する入力部材回転数検出セ
ンサ7と、前記無段変速装置の出力部材の回転数
を検出する出力部材回転数検出センサ8と、前記
設定トルク比選択装置3の設定位置に応じて前記
無段変速装置のトルク比を制御するトルク比制御
装置4と、該トルク比制御装置4の出力信号に応
じて前記無段変速装置の入力及び出力部材間のト
ルク比を変化させるアクチユエータ9とから構成
される。
Vベルト式無段変速機21は、入力軸22、該
入力軸22と平行して並列された出力軸23、入
力軸22上に設けられ入力軸22と一体成型され
た固定フランジ24a及び入力軸22上を軸方向
に摺動する可動フランジ24bを有する入力プー
リ24、出力軸23上に設けられ出力軸23と一
体成型された固定フランジ25a及び出力軸23
上を軸方向に摺動する可動フランジ25bを有す
る出力プーリ25、入力プーリ24及び出力プー
リ25間に張設されたVベルト26からなり、ト
ルク比を無段階に可変とするよう入力プーリ24
及び出力プーリ25のV字状溝24A,25Aの
有効径を増大または減少させる。
入力軸22と平行して並列された出力軸23、入
力軸22上に設けられ入力軸22と一体成型され
た固定フランジ24a及び入力軸22上を軸方向
に摺動する可動フランジ24bを有する入力プー
リ24、出力軸23上に設けられ出力軸23と一
体成型された固定フランジ25a及び出力軸23
上を軸方向に摺動する可動フランジ25bを有す
る出力プーリ25、入力プーリ24及び出力プー
リ25間に張設されたVベルト26からなり、ト
ルク比を無段階に可変とするよう入力プーリ24
及び出力プーリ25のV字状溝24A,25Aの
有効径を増大または減少させる。
切換装置であるシフトレバー6は、パーキング
Pレンジ、リバースRレンジ、ニユートラルNレ
ンジ、ドライブDレンジ、マニユアルMレンジの
各設定位置を有するシフトレバー6のマニユアル
M設定位置は、HIGHからLOWまで往復摺動可
能となつており、その設定位置に応じた信号を出
力する設定トルク比選択装置3が設けられてい
る。この設定トルク比選択装置3は、シフトレバ
ー6の動きをポテンシヨメータ31に伝え、この
ポテンシヨメータ31の電位差により設定トルク
比を検出する設定トルク比検出装置32からな
る。
Pレンジ、リバースRレンジ、ニユートラルNレ
ンジ、ドライブDレンジ、マニユアルMレンジの
各設定位置を有するシフトレバー6のマニユアル
M設定位置は、HIGHからLOWまで往復摺動可
能となつており、その設定位置に応じた信号を出
力する設定トルク比選択装置3が設けられてい
る。この設定トルク比選択装置3は、シフトレバ
ー6の動きをポテンシヨメータ31に伝え、この
ポテンシヨメータ31の電位差により設定トルク
比を検出する設定トルク比検出装置32からな
る。
第6図および第7図はシフトレバーストローク
と設定トルク比の関係を示した図であり、第6図
はシフトレバーストロークに対して設定トルク比
を無段階に設定した場合を示し、第7図はシフト
レバーストロークに対して設定トルク比を多段階
に設定した場合を示す。
と設定トルク比の関係を示した図であり、第6図
はシフトレバーストロークに対して設定トルク比
を無段階に設定した場合を示し、第7図はシフト
レバーストロークに対して設定トルク比を多段階
に設定した場合を示す。
トルク比制御装置4は、前記設定トルク比選択
装置3の操作量に応じたトルク比を検出する設定
トルク比検出装置32からのトルク比信号と前記
出力部材回転数検出センサ8からの出力部材回転
数とを入力し、前記無段変速装置の入力部材の設
定入力回転数を演算する設定入力回転数演算手段
41と、該設定入力回転数演算手段41で演算さ
れた設定入力回転数を入力し、該設定入力回転数
が許容エンジン回転数を越える時には前記許容エ
ンジン回転数を目標入力回転数として設定し、前
記設定入力回転数が許容エンジン回転数を越えな
い時には前記設定入力回転数を目標回転数として
設定する目標信号設定手段42と、該目標信号設
定手段42で演算された目標入力回転数と前記入
力部材回転数検出センサ7からの入力部材回転数
とを比較し、その回転数差[(目標入力回転数)−
(入力部材回転数)]が所定値より大きい時には前
記無段変速装置のトルクを増大させるダウシフト
信号を出力し、その回転数差[(目標入力回転数)
−(入力部材回転数)]がゼロより小さい時には前
記無段変速装置のトルク比を減少させるアツプシ
フト信号を出力し、その回転数差[(目標入力回
転数)−(入力部材回転数)]がゼロ以上で所定値
以下の時には前記無段変速装置のトルク比を現状
トルク比に維持する信号を出力するシフト信号発
生手段43とからなる。
装置3の操作量に応じたトルク比を検出する設定
トルク比検出装置32からのトルク比信号と前記
出力部材回転数検出センサ8からの出力部材回転
数とを入力し、前記無段変速装置の入力部材の設
定入力回転数を演算する設定入力回転数演算手段
41と、該設定入力回転数演算手段41で演算さ
れた設定入力回転数を入力し、該設定入力回転数
が許容エンジン回転数を越える時には前記許容エ
ンジン回転数を目標入力回転数として設定し、前
記設定入力回転数が許容エンジン回転数を越えな
い時には前記設定入力回転数を目標回転数として
設定する目標信号設定手段42と、該目標信号設
定手段42で演算された目標入力回転数と前記入
力部材回転数検出センサ7からの入力部材回転数
とを比較し、その回転数差[(目標入力回転数)−
(入力部材回転数)]が所定値より大きい時には前
記無段変速装置のトルクを増大させるダウシフト
信号を出力し、その回転数差[(目標入力回転数)
−(入力部材回転数)]がゼロより小さい時には前
記無段変速装置のトルク比を減少させるアツプシ
フト信号を出力し、その回転数差[(目標入力回
転数)−(入力部材回転数)]がゼロ以上で所定値
以下の時には前記無段変速装置のトルク比を現状
トルク比に維持する信号を出力するシフト信号発
生手段43とからなる。
トルク比自動設定制御装置5は、シフトレバー
6をDレンジに設定した時に作動し、エンジン回
転数検出センサ51Aからのエンジン回転数
(Ne)信号、スロツトル開度検出センサ51Bか
らのスロツトル開度(θ)信号、冷却水温検出セ
ンサ51cからの冷却水温(Tw)信号、入力部
材回転数検出センサ7からの入力部材回転数
(Ni)信号、出力部材回転数検出センサ8からの
出力部材回転数(No)信号などの車両走行条件
に応じてVベルト式無段変速機21のトルク比を
最大トルク比から最小トルク比の範囲内にわたつ
て自動的に変更するように構成され、Dレンジに
設定された時、アクチユエータ9はトルク比自動
設定制御装置5の出力信号に応じて入力プーリ2
4および出力プーリ25のV字状溝24A,25
A間隔を制御する。
6をDレンジに設定した時に作動し、エンジン回
転数検出センサ51Aからのエンジン回転数
(Ne)信号、スロツトル開度検出センサ51Bか
らのスロツトル開度(θ)信号、冷却水温検出セ
ンサ51cからの冷却水温(Tw)信号、入力部
材回転数検出センサ7からの入力部材回転数
(Ni)信号、出力部材回転数検出センサ8からの
出力部材回転数(No)信号などの車両走行条件
に応じてVベルト式無段変速機21のトルク比を
最大トルク比から最小トルク比の範囲内にわたつ
て自動的に変更するように構成され、Dレンジに
設定された時、アクチユエータ9はトルク比自動
設定制御装置5の出力信号に応じて入力プーリ2
4および出力プーリ25のV字状溝24A,25
A間隔を制御する。
第2図は本発明の車両用動力伝達装置の制御装
置の作動フローチヤートを示す。
置の作動フローチヤートを示す。
スターターキーをONしてエンジンを作動させ
101、初期値設定を行い102、シフトレバー
8のシフトポジシヨン信号を出力し103、スロ
ツトル開度信号θTHを入力し104、入力プー
リ回転装置信号Niを入力し105、出力プーリ
回転速度信号Noを入力し106、設定トルク比
検出装置32より設定トルク比信号を入力し10
7、シフトレバー8のシフトポジシヨンがPかR
かNかDかMかを判断し108、Pレンジの時、
Pレンジコントロールサブルーチンを行い10
9、その後103へ帰還する。Rレンジの時、R
レンジコントロールサブルーチンを行い110、
その後103へ帰還し、Nレンジの時Nレンジコ
ントロールサブルーチンを行い111、その後1
03へ帰還し、Dレンジの時、Dレンジコントロ
ールサブルーチンを行い112、その後103へ
帰還し、Mレンジの時、Mレンジコントロールサ
ブルーチンを行い113、その後103へ帰還す
る。
101、初期値設定を行い102、シフトレバー
8のシフトポジシヨン信号を出力し103、スロ
ツトル開度信号θTHを入力し104、入力プー
リ回転装置信号Niを入力し105、出力プーリ
回転速度信号Noを入力し106、設定トルク比
検出装置32より設定トルク比信号を入力し10
7、シフトレバー8のシフトポジシヨンがPかR
かNかDかMかを判断し108、Pレンジの時、
Pレンジコントロールサブルーチンを行い10
9、その後103へ帰還する。Rレンジの時、R
レンジコントロールサブルーチンを行い110、
その後103へ帰還し、Nレンジの時Nレンジコ
ントロールサブルーチンを行い111、その後1
03へ帰還し、Dレンジの時、Dレンジコントロ
ールサブルーチンを行い112、その後103へ
帰還し、Mレンジの時、Mレンジコントロールサ
ブルーチンを行い113、その後103へ帰還す
る。
第3図は本発明の車両用動力伝達装置の制御装
置のD,Nレンジサブルーチンを示す。
置のD,Nレンジサブルーチンを示す。
Dレンジテーブル最良燃費データ(第8図から
スロツトル開度信号(θTH)に対応する入力プ
ーリ24の目標回転速度(最良燃費データ)を引
き出し121、つぎに{(目標回転速度)−(入力
プーリ回転速度)}=AがH<Aか0≦A≦HかA
<0かを判断し122、 H(ヒステリシス)<A
の時、アクチユエータ9にダウンシフト信号を出
力し123、Vベルト式無段変速機21をダウン
シフトさせる。0≦A≦Hの時、アクチユエータ
9に現状トルク比を維持する信号を出力し12
4、Vベルト式無段変速機21を現状トルク比に
維持する。A<0の時、アクチユエータ9にアツ
プシフト信号を出力し125、Vベルト式無段変
速機21をアツプシフトさせる。ここで、Hとは
ヒステリシスをもたせるための所定値を意味し、
アツプシフトとダウンシフトの変速が頻繁に繰り
返されてフイーリングを悪くすることを防ぐため
に、変速をさせずに現状トルク比を維持する範囲
を定めている。
スロツトル開度信号(θTH)に対応する入力プ
ーリ24の目標回転速度(最良燃費データ)を引
き出し121、つぎに{(目標回転速度)−(入力
プーリ回転速度)}=AがH<Aか0≦A≦HかA
<0かを判断し122、 H(ヒステリシス)<A
の時、アクチユエータ9にダウンシフト信号を出
力し123、Vベルト式無段変速機21をダウン
シフトさせる。0≦A≦Hの時、アクチユエータ
9に現状トルク比を維持する信号を出力し12
4、Vベルト式無段変速機21を現状トルク比に
維持する。A<0の時、アクチユエータ9にアツ
プシフト信号を出力し125、Vベルト式無段変
速機21をアツプシフトさせる。ここで、Hとは
ヒステリシスをもたせるための所定値を意味し、
アツプシフトとダウンシフトの変速が頻繁に繰り
返されてフイーリングを悪くすることを防ぐため
に、変速をさせずに現状トルク比を維持する範囲
を定めている。
第8図はDレンジのスロツトル開度に対する入
力プーリの目標回転速度の関係を示した図であ
り、この入力プーリの目標回転数は最良燃費をと
るように決定されたり、最大動力をとるように決
定されたりするものである。
力プーリの目標回転速度の関係を示した図であ
り、この入力プーリの目標回転数は最良燃費をと
るように決定されたり、最大動力をとるように決
定されたりするものである。
第4図は本発明の車両用動力伝達装置の制御装
置のP,Rレンジサブルーチンを示す。
置のP,Rレンジサブルーチンを示す。
P,Rレンジサブルーチンは、最大トルク比を
維持する信号を出力し131、Vベルト式無段変
速機21を最大トルク比に維持する。
維持する信号を出力し131、Vベルト式無段変
速機21を最大トルク比に維持する。
第5図は本発明の車両用動力伝達装置の制御装
置のMレンジサブルーチンを示す。
置のMレンジサブルーチンを示す。
設定トルク比と出力プーリ回転速度信号(No)
(車速)より設定入力回転速度信号を算出し14
1、{(設定入力回転速度)−(目標回転速度の最大
値)}=BがB≦0かB>0かを判断し142、B
≦0の時、設定入力回転速度信号を目標回転速度
とし143、つぎに{(目標回転速度)−(入力プ
ーリ回転速度)}=AがH<Aか0≦A≦HかA<
0かを判断し144、H(ヒステリシス)<Aの
時、アクチユエータ9にダウンシフト信号を出力
し145、Vベルト式無段変速機21をダウンシ
フトさせる。0≦A≦Hの時、アクチユエータ9
に現状トルク比を維持する信号を出力し146、
Vベルト式無段変速機21を現状トルク比に維持
する。A<0の時、アクチユエータ9にアツプシ
フト信号を出力し147、Vベルト式無段変速機
21をアツプシフトさせる。142において、B
>0の時、目標回転速度の最大値を目標回転速度
とし148、その後144へ進む。
(車速)より設定入力回転速度信号を算出し14
1、{(設定入力回転速度)−(目標回転速度の最大
値)}=BがB≦0かB>0かを判断し142、B
≦0の時、設定入力回転速度信号を目標回転速度
とし143、つぎに{(目標回転速度)−(入力プ
ーリ回転速度)}=AがH<Aか0≦A≦HかA<
0かを判断し144、H(ヒステリシス)<Aの
時、アクチユエータ9にダウンシフト信号を出力
し145、Vベルト式無段変速機21をダウンシ
フトさせる。0≦A≦Hの時、アクチユエータ9
に現状トルク比を維持する信号を出力し146、
Vベルト式無段変速機21を現状トルク比に維持
する。A<0の時、アクチユエータ9にアツプシ
フト信号を出力し147、Vベルト式無段変速機
21をアツプシフトさせる。142において、B
>0の時、目標回転速度の最大値を目標回転速度
とし148、その後144へ進む。
Dレンジにおけるトルク比の小さな高速中、運
転者によるシフトダウン操作(D→M操作)によ
りMレンジ内で設定される設定トルク比が大きい
場合、目標とすべき設定入力回転速度がエンジン
の許容回転速度を越えてしまうような場合が生
じ、エンジンがオーバランしてしまう危険があ
る。
転者によるシフトダウン操作(D→M操作)によ
りMレンジ内で設定される設定トルク比が大きい
場合、目標とすべき設定入力回転速度がエンジン
の許容回転速度を越えてしまうような場合が生
じ、エンジンがオーバランしてしまう危険があ
る。
本発明では、設定入力回転速度とエンジンの許
容回転速度付近に設定された目標回転速度の最大
値とを比較し、その差{(設定入力回転速度)−
(目標回転速度の最大値)}=BがB>0かB≦0
かを判断し142、B≦0の時は設定入力回転速
度を目標回転速度とし143、B>0の時は目標
回転速度の最大値を目標回転速度とし148、目
標回転速度がエンジンの許容回転速度以上にはな
らないようにして、エンジンのオーバランを防止
している。
容回転速度付近に設定された目標回転速度の最大
値とを比較し、その差{(設定入力回転速度)−
(目標回転速度の最大値)}=BがB>0かB≦0
かを判断し142、B≦0の時は設定入力回転速
度を目標回転速度とし143、B>0の時は目標
回転速度の最大値を目標回転速度とし148、目
標回転速度がエンジンの許容回転速度以上にはな
らないようにして、エンジンのオーバランを防止
している。
第1図は本発明の車両用動力伝達装置の制御装
置のブロツク図、第2図は本発明の車両用動力伝
達装置の制御装置のフローチヤート、第3図は本
発明の車両用動力伝達装置の制御装置のD,Nレ
ンジサブルーチン、第4図は本発明の車両用動力
伝達装置の制御装置のP,Rレンジサブルーチ
ン、第5図は本発明の車両用動力伝達装置のMレ
ンジサブルーチン、第6図は本発明の車両用動力
伝達装置の無段階のシフトレバーストロークと設
定トルク比の関係を示すグラフ、第7図は本発明
の車両用動力伝達装置の第1実施例の多段階のシ
フトレバーストロークと設定トルク比の関係を示
すグラフ、第8図は本発明の車両用動力伝達装置
の制御装置のDレンジの入力プーリの目標回転速
度を示すグラフである。 図中、1……車両用動力伝達装置の制御装置、
2……無段変速装置、3……設定トルク比選択装
置、4……トルク比制御装置、5……トルク比自
動設定制御装置、6……切換装置、7……入力部
材回転数検出センサ、8……出力部材回転数検出
センサ、9……アクチユエータ、31……ポテン
シヨメータ、32……設定トルク比検出装置、4
1……設定入力回転数演算手段、42……目標信
号設定手段、43……シフト信号発生手段、51
A……エンジン回転数検出センサ、51B……ス
ロツトル開度検出センサ、51C……冷却水温検
出センサ。
置のブロツク図、第2図は本発明の車両用動力伝
達装置の制御装置のフローチヤート、第3図は本
発明の車両用動力伝達装置の制御装置のD,Nレ
ンジサブルーチン、第4図は本発明の車両用動力
伝達装置の制御装置のP,Rレンジサブルーチ
ン、第5図は本発明の車両用動力伝達装置のMレ
ンジサブルーチン、第6図は本発明の車両用動力
伝達装置の無段階のシフトレバーストロークと設
定トルク比の関係を示すグラフ、第7図は本発明
の車両用動力伝達装置の第1実施例の多段階のシ
フトレバーストロークと設定トルク比の関係を示
すグラフ、第8図は本発明の車両用動力伝達装置
の制御装置のDレンジの入力プーリの目標回転速
度を示すグラフである。 図中、1……車両用動力伝達装置の制御装置、
2……無段変速装置、3……設定トルク比選択装
置、4……トルク比制御装置、5……トルク比自
動設定制御装置、6……切換装置、7……入力部
材回転数検出センサ、8……出力部材回転数検出
センサ、9……アクチユエータ、31……ポテン
シヨメータ、32……設定トルク比検出装置、4
1……設定入力回転数演算手段、42……目標信
号設定手段、43……シフト信号発生手段、51
A……エンジン回転数検出センサ、51B……ス
ロツトル開度検出センサ、51C……冷却水温検
出センサ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 トルク比を連続的に変化可能な無段変速装置
を備えている車両用動力伝達装置の制御装置にお
いて、 最小トルク比から最大トルク比にわたつて連続
的に設定された複数のトルク比の中から運転者の
操作により任意のトルク比を選択し出力する設定
トルク比選択装置3と、 前記無段変速装置の入力部材の回転数を検出す
る入力部材回転数検出センサ7と、 前記無段変速装置の出力部材の回転数を検出す
る出力部材回転数検出センサ8と、 前記設定トルク比選択装置3の設定位置に応じ
て前記無段変速装置のトルク比を制御するトルク
比制御装置4と、 該トルク比制御装置4の出力信号に応じて前記
無段変速装置の入力及び出力部材間のトルク比を
変化させるアクチユエータ9とを備え、 前記トルク比制御装置4は、 前記設定トルク比選択装置3の操作量に応じた
トルク比を検出する設定トルク比検出装置32か
らのトルク比信号と前記出力部材回転数検出セン
サ8からの出力部材回転数とを入力し、前記無段
変速装置の入力部材の設定入力回転数を演算する
設定入力回転数演算手段41と、 該設定入力回転数演算手段41で演算された設
定入力回転数を入力し、該設定入力回転数が許容
エンジン回転数を越える時には前記許容エンジン
回転数を目標入力回転数として説定し、前記設定
入力回転数が許容エンジン回転数を越えない時に
は前記設定入力回転数を目標入力回転数として設
定する目標信号設定手段42と、 該目標信号説定手段42で演算された目標入力
回転数と前記入力部材回転数検出センサ7からの
入力部材回転数とを比較し、その回転数差[(目
標入力回転数)−(入力部材回転数)]が所定値よ
り大きい時には前記無段変速装置のトルク比を増
大させるダウシフト信号を出力し、その回転数差
[(目標入力回転数)−(入力部材回転数)]がゼロ
より小さい時には前記無段変速装置のトルク比を
減少させるアツプシフト信号を出力し、その回転
数差[(目標入力回転数)−(入力部材回転数)]が
ゼロ以上で所定値以下の時には前記無段変速装置
のトルク比を現状トルク比に維持する信号を出力
するシフト信号発生手段43とからなることを特
徴とする車両用動力伝達装置の制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59267081A JPS61146639A (ja) | 1984-12-18 | 1984-12-18 | 車両用動力伝達装置の制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59267081A JPS61146639A (ja) | 1984-12-18 | 1984-12-18 | 車両用動力伝達装置の制御装置 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17718593A Division JPH0658151B2 (ja) | 1993-04-26 | 1993-04-26 | 車両用動力伝達装置の制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61146639A JPS61146639A (ja) | 1986-07-04 |
JPH0562269B2 true JPH0562269B2 (ja) | 1993-09-08 |
Family
ID=17439765
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59267081A Granted JPS61146639A (ja) | 1984-12-18 | 1984-12-18 | 車両用動力伝達装置の制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61146639A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3760545B2 (ja) | 1996-03-29 | 2006-03-29 | マツダ株式会社 | 自動変速機の制御装置 |
-
1984
- 1984-12-18 JP JP59267081A patent/JPS61146639A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61146639A (ja) | 1986-07-04 |
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