JPH056193Y2 - - Google Patents

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JPH056193Y2
JPH056193Y2 JP1986194831U JP19483186U JPH056193Y2 JP H056193 Y2 JPH056193 Y2 JP H056193Y2 JP 1986194831 U JP1986194831 U JP 1986194831U JP 19483186 U JP19483186 U JP 19483186U JP H056193 Y2 JPH056193 Y2 JP H056193Y2
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JP
Japan
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seat
roof
vehicle body
rear seat
hook
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は自動車のシート装置の改良に関する。
(従来技術とその問題点) 従来、自動車、特にワンボツクスカーにおいて
は、第8図aに示すように、リヤシート1のシー
トバツク2をシートクツシヨン3上に前倒させ、
ついで、第8図bに示すように、シートクツシヨ
ン3の前脚4のヒンジ部5を中心にリヤシート1
全体を前方へ回転させて、フロントシート6の後
方に折畳んで格納するようにしたシート装置が提
案されている(実開昭60−85236号公報参照)。
このように、リヤシート1を格納すると、荷室
を広く使えるという利点がある。
しかしながら、リヤシート1はフロントシート
6の後方に格納するだけのものであるから、リヤ
シート1の厚みTだけ荷室長が短くなるという問
題があつた。
(考案の目的) 本考案は上記従来の問題を解消するためになさ
れたもので、リクライニング機構を有する格納式
リヤシートを備えた自動車において、荷室長が拡
大して荷室をより広く使えるようにした構造が簡
単な自動車のシート装置を提供することを目的と
するものである。
(考案の構成) このため、本考案は、リヤシートのシートバツ
クがリクライニング機構によりシートクツシヨン
に角度調節可能に結合され、リヤシートの格納時
に上記リクライニング機構を操作してシートバツ
クを後倒させ、フロア上面に沿う使用位置から車
体のルーフ内面に沿う格納位置に上記リヤシート
が移動可能な自動車のシート装置であつて、 一端が上記車体にフロアとルーフとの間にて回
動可能に固定される一方、他端が上記シートクツ
シヨンの下面前部に結合されてなり、上記リヤシ
ートを使用位置と格納位置とに上下移動可能とす
るリンク部材と、上記シートクツシヨンの下面後
部にて回動可能に固定されてなる後脚と、該後脚
の先端に取着されてなる少なくともフツクを有す
る係合手段と、上記車体のフロア側に配置され、
上記リヤシートの使用位置で後脚の先端の係合手
段のフツクが係合する車体フロア側固定部材と、
上記車体のルーフ側に配置され、上記リヤシート
の格納位置でリヤシートの使用位置における後脚
の位置から回動させて上記係合手段のフツクが係
合するルーフ側固定部材とを備えたことを特徴と
している。
(考案の効果) 本考案によれば、リンク部材により、リクライ
ニング機構を操作してシートバツクを後倒させた
リヤシートがルーフ内面に沿う格納位置に移動
し、車体のフロア側固定部材およびルーフ側固定
部材に係合する後脚の係合手段がルーフ側固定部
材に係合するものであるから、リヤシートがルー
フ側の格納位置にロツクされることになり、フロ
ントシート後方にリヤシートが格納される従来の
ものに比較して、シートの厚み分だけ荷室長が拡
大され、荷室がより広く使えるようになるばかり
でなく、後脚の係合手段のフツクがフロア側固定
部材およびルーフ側固定部材に係合するので、フ
ロア側およびルーフ側にそれぞれ特別なロツク機
構を必要とせず、ロツク機構の構造が簡単にな
る。
(実施例) 以下、本考案の実施例を添付図面について詳細
に説明する。
第1図に示すように、ワンボツクスカー10に
は、乗降用のフロント開口11とリヤ開口12と
が形成されていて、フロント開口11に対しては
フロントシート(不図示)が設けられ、リヤ開口
12に対しては格納式のリヤシート13が設けら
れている。
該リヤシート13は、シートクツシヨン14と
シートバツク15とで構成され、該シートクツシ
ヨン14とシートバツク15はリクライニング機
構16で連結されていて、該リクライニング機構
16によりシートクツシヨン14に対してシート
バツク15が起立する(第1図参照)とともに、
シートバツク15が略水平に後倒する(第2図参
照)ようになつている。
上記シートクツシヨン14の下面前部には、第
3図a及び第3図bに詳細に示すように、ブラケ
ツト17で前後方向に回転自在に支承された前脚
18が設けられ、該前脚18は、第7図に示すよ
うに、ストツパー等により、シートクツシヨン1
4に対して略直角下向きとなる位置(実線参照)
と、略水平前向きとなる位置(二点鎖線参照)と
の間で回転が規制される。
上記シートクツシヨン14の下面後部には、第
5図に詳細に示すように、ブラケツト19で上下
方向に回転自在に支承された後脚20が設けら
れ、該後脚20は、第7図に示すように、ストツ
パー等により、シートクツシヨン14に対して、
略直角下向きとなる位置(実線参照)と、略直角
上向きとなる位置(二点鎖線参照)との間で回転
が規制される。
上記ワンボツクスカー10のフロント開口11
とリヤ開口12との間のピラー22の内面の上下
方向の中間部には、第4図a及び第4図bに詳細
に示すように、ブラケツト23のブツシユ24,
24で上端部25aが上下方向に回転自在に支承
された略L字状のリンク部材25が設けられ、該
リンク部材25の下端部25bは、第3図a及び
第3図bのように、上記シートクツシヨン14の
前脚18の下端部18aとブツシユ26を介して
ボルト・ナツト27で回転可能に連結されてい
る。
左右のリンク部材25は、パーテイシヨンバー
を兼ねる連結バー28で連結されている。
上記シートクツシヨン14の後脚20の下端部
20aには、第5図に示したように、略直角下向
き位置で、車体フロア側ストライカ29に係止さ
れるフツク30と、該フツク30を係止解除操作
するためのフツク解除レバー31とが設けられて
いる。
また、第6図に示したように、ルーフ34の内
面のルーフレール32には、略直角上向き位置で
上記後脚20のフツク30を係止するルーフレー
ル側ストライカ33が設けられている。
上記のような構成であれば、リヤシート13が
使用位置にあるときは、第1図のように、シート
バツク15が起立され、リンク部材25が下方に
回転されて、前脚18が下向きに回転され、後脚
20が下向きに回転されてフツク30が車体フロ
ア側ストライカ20に係止されている。
次に、リヤシート13を格納する場合には、第
2図に示すように、まず、リクライニング機構1
6によりシートバツク15を後倒させ、次いで、
フツク解除レバー31によりフツク30を車体フ
ロア側ストライカ20から係止解除させて後脚2
0を上向きに回転させる。
その後、リヤシート13を上方に持ち上げる
と、リンク部材25と前脚18とにより、リヤシ
ート13がルーフ側の格納位置に移動され、後脚
20のフツク30がルーフ側ストライカ33に係
止されると、リヤシート13は格納位置にロツク
されるようになる。
このように、リクライニング機構16を有する
リヤシート13がルーフ内面側に格納されるの
で、車体フロア側の荷室長が大幅に拡大されるの
である。
また、後脚20側にフツク30が設けられ、こ
のフツク30が車体フロア側ストライカ29およ
びルーフレール側ストライカ33に係合するの
で、フロア側およびルーフ側に特別なロツク機構
を必要とせず、ロツク機構の構造が簡単になる。
なお、リヤシート13を使用位置に戻すには、
上記と逆の手順で操作すればよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るリヤシートの使用位置の
斜視図、第2図は第1図のリヤシートの格納位置
の斜視図、第3図aは前脚とリンク部材との連結
構造を示す斜視図、第3図bは第3図aの−
線断面図、第4図aはリンク部材のピラーへの連
結構造を示す斜視図、第4図bは第4図aの−
線断面図、第5図は後脚の車体フロア側ストラ
イカへの係止構造を示す斜視図、第6図は後脚の
ルーフ側ストライカへの係止構造を示す側面図、
第7図は前脚と後脚の回転位置規制を示す側面
図、第8図a及び第8図bは従来のシート装置の
格納構造を示す側面図である。 10……ワンボツクスカー、13……リヤシー
ト、14……シートクツシヨン、15……シート
バツク、16……リクライニング機構、18……
前脚、20……後脚、22……ピラー、25……
リンク部材、29……車体フロア側ストライカ、
30……フツク、32……ルーフレール、33…
…ルーフレール側ストライカ、34……ルーフ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 リヤシートのシートバツクがリクライニング機
    構によりシートクツシヨンに角度調節可能に結合
    され、リヤシートの格納時に上記リクライニング
    機構を操作してシートバツクを後倒させ、フロア
    上面に沿う使用位置から車体のルーフ内面に沿う
    格納位置に上記リヤシートが移動可能な自動車の
    シート装置であつて、 一端が上記車体にフロアとルーフとの間にて回
    動可能に固定される一方、他端が上記シートクツ
    シヨンの下面前部に結合されてなり、上記リヤシ
    ートを使用位置と格納位置とに上下移動可能とす
    るリンク部材と、上記シートクツシヨンの下面後
    部にて回動可能に固定されてなる後脚と、該後脚
    の先端に取着されてなる少なくともフツクを有す
    る係合手段と、上記車体のフロア側に配置され、
    上記リヤシートの使用位置で後脚の先端の係合手
    段のフツクが係合する車体フロア側固定部材と、
    上記車体のルーフ側に配置され、上記リヤシート
    の格納位置でリヤシートの使用位置における後脚
    の位置から回動させて上記係合手段のフツクが係
    合するルーフ側固定部材とを備えたことを特徴と
    する自動車のシート装置。
JP1986194831U 1986-12-17 1986-12-17 Expired - Lifetime JPH056193Y2 (ja)

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JP1986194831U JPH056193Y2 (ja) 1986-12-17 1986-12-17

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Publication Number Publication Date
JPS6398232U JPS6398232U (ja) 1988-06-25
JPH056193Y2 true JPH056193Y2 (ja) 1993-02-17

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ID=31152169

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59120636U (ja) * 1983-02-03 1984-08-14 トヨタ車体株式会社 折りたたみ式自動車用リヤシ−ト

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Publication number Publication date
JPS6398232U (ja) 1988-06-25

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