JPS631626Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS631626Y2 JPS631626Y2 JP10575982U JP10575982U JPS631626Y2 JP S631626 Y2 JPS631626 Y2 JP S631626Y2 JP 10575982 U JP10575982 U JP 10575982U JP 10575982 U JP10575982 U JP 10575982U JP S631626 Y2 JPS631626 Y2 JP S631626Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seat
- cushion
- leg
- seat cushion
- attached
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 2
- 230000002452 interceptive effect Effects 0.000 description 2
Landscapes
- Seats For Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は自動車のシート装置に関するもので
ある。
ある。
たとえば、第9図で示すバン型車のように、所
定の長さl1を有す荷室20を確保しなければなら
ない自動車にあつては、当然フロントシート21
とリヤシート22からなるシート装置23が占め
る長さl3が制約され、特にリヤシート22がフロ
ントシート21寄りに配置されることになる。
定の長さl1を有す荷室20を確保しなければなら
ない自動車にあつては、当然フロントシート21
とリヤシート22からなるシート装置23が占め
る長さl3が制約され、特にリヤシート22がフロ
ントシート21寄りに配置されることになる。
このように、リヤシート22がフロントシート
21寄りに配設されることで、フロントシート2
1のシートバツク21aを仮想線Cで示すように
後方に倒した場合、シートバツク21aの端部が
リヤシート22のシートクツシヨン22a上に重
合されて、フルフラツト面を得ることができない
問題がある。
21寄りに配設されることで、フロントシート2
1のシートバツク21aを仮想線Cで示すように
後方に倒した場合、シートバツク21aの端部が
リヤシート22のシートクツシヨン22a上に重
合されて、フルフラツト面を得ることができない
問題がある。
この考案は上記従来の問題に鑑みなされたもの
で、シート装置が占める長さを制約された自動車
にあつて、荷室の長さを所定長さに確保した状態
で、フロントシートとリヤシートのシートクツシ
ヨンとでフルフラツト面を形成することができる
自動車のシート装置を提供することを目的とす
る。
で、シート装置が占める長さを制約された自動車
にあつて、荷室の長さを所定長さに確保した状態
で、フロントシートとリヤシートのシートクツシ
ヨンとでフルフラツト面を形成することができる
自動車のシート装置を提供することを目的とす
る。
以下、この考案の実施例を図面にしたがつて説
明する。
明する。
第1図において、1はシート装置を示し、この
シート装置1はフロントシート2とリヤシート3
とからなる。そして、これら両シート2,3は、
それぞれシートクツシヨン2a,3aとシートバ
ツク2b,3bとで構成され、フロントシート2
のシートバツク2aはヒンジ装置2cによつて後
方に倒すことができるようになつている。
シート装置1はフロントシート2とリヤシート3
とからなる。そして、これら両シート2,3は、
それぞれシートクツシヨン2a,3aとシートバ
ツク2b,3bとで構成され、フロントシート2
のシートバツク2aはヒンジ装置2cによつて後
方に倒すことができるようになつている。
4は荷室を示し、この荷室4は所定の長さl1を
確保して上記シート装置1の後方に形成されてい
る。
確保して上記シート装置1の後方に形成されてい
る。
リヤシート3はフロアパネル5上に立設したシ
ート脚6にレールとスライダとからなるスライド
部材によつてシートクツシヨン3aが前後方向に
移動自在に取付けられている。
ート脚6にレールとスライダとからなるスライド
部材によつてシートクツシヨン3aが前後方向に
移動自在に取付けられている。
即ち、第2図および第3図で明らかなように、
シート脚6のフレーム6a上に所定間隔wを存し
て前後方向に橋架した1対のレール7,7に、シ
ートクツシヨン3a下面に取付けられたスライダ
8,8が嵌合して後方に摺動自在となつている。
シートバツク3bの両側下端は、上記フレーム6
aの後端部両側に取付けたヒンジブラケツト9に
前方にのみ傾倒可能に取付けられている。そし
て、シートクツシヨン3aの左右方向長さは左右
一対のブラケツト9の間隔よりも若干小さくさ
れ、またこのブラケツト9に対して取付けられた
起立位置にあるシートバツク3bの下端部は、シ
ート脚6に対して上下方向に所定間隙を有するよ
うにされている。これにより、シートクツシヨン
3aを後方へ移動させた場合、該シートクツシヨ
ン3aの後端部は、起立位置にあるシートバツク
3bの下方、すなわちシートバツク3bとシート
脚6との間に形成されている上記所定間隙内に位
置し得ることになる。
シート脚6のフレーム6a上に所定間隔wを存し
て前後方向に橋架した1対のレール7,7に、シ
ートクツシヨン3a下面に取付けられたスライダ
8,8が嵌合して後方に摺動自在となつている。
シートバツク3bの両側下端は、上記フレーム6
aの後端部両側に取付けたヒンジブラケツト9に
前方にのみ傾倒可能に取付けられている。そし
て、シートクツシヨン3aの左右方向長さは左右
一対のブラケツト9の間隔よりも若干小さくさ
れ、またこのブラケツト9に対して取付けられた
起立位置にあるシートバツク3bの下端部は、シ
ート脚6に対して上下方向に所定間隙を有するよ
うにされている。これにより、シートクツシヨン
3aを後方へ移動させた場合、該シートクツシヨ
ン3aの後端部は、起立位置にあるシートバツク
3bの下方、すなわちシートバツク3bとシート
脚6との間に形成されている上記所定間隙内に位
置し得ることになる。
一方のスライダ8には、第4図で明らかなよう
にブラケツト10を支点に矢印X,Y方向に回動
可能な操作レバー11が取付けられ、操作レバー
11の先端に設けた係止爪11aがレール7の側
面に形成した凹所(図示省略)に対して係脱自在
に対応し、常時は上記凹所に係止爪11aが係合
してロツク状態を保持している。そして、操作レ
バー11には連結部材12の一端が連結され、こ
の連結部材12の他端は、他方のスライダ8にブ
ラケツト13を介して回動自在に取付けられた係
止爪14に連結されており、係止爪14は上記操
作レバー11の先端に設けた係止爪11aと同様
レール7の側面に形成した凹所に対して係脱自在
に対応している。
にブラケツト10を支点に矢印X,Y方向に回動
可能な操作レバー11が取付けられ、操作レバー
11の先端に設けた係止爪11aがレール7の側
面に形成した凹所(図示省略)に対して係脱自在
に対応し、常時は上記凹所に係止爪11aが係合
してロツク状態を保持している。そして、操作レ
バー11には連結部材12の一端が連結され、こ
の連結部材12の他端は、他方のスライダ8にブ
ラケツト13を介して回動自在に取付けられた係
止爪14に連結されており、係止爪14は上記操
作レバー11の先端に設けた係止爪11aと同様
レール7の側面に形成した凹所に対して係脱自在
に対応している。
上記シート脚6のフレーム6aの前後両端部に
は、下方に延出した脚部15a,15bが設けら
れ、これら脚部15a,15bにおける前側の脚
部15aは、その下端横架部15a1をフロアパネ
ル5に対して回動自在に取付け、後側の脚部15
bの下端横架部15b1をフロアパネル5に対して
図示せぬロツク手段を介して係脱自在に取付けら
れている。
は、下方に延出した脚部15a,15bが設けら
れ、これら脚部15a,15bにおける前側の脚
部15aは、その下端横架部15a1をフロアパネ
ル5に対して回動自在に取付け、後側の脚部15
bの下端横架部15b1をフロアパネル5に対して
図示せぬロツク手段を介して係脱自在に取付けら
れている。
上記構成において、通常は第1図で示す状態の
シート装置1として使用する。この場合、シート
脚6における脚部15bにおける下端横架部15
b1はフロアパネル5に対してロツクされている。
シート装置1として使用する。この場合、シート
脚6における脚部15bにおける下端横架部15
b1はフロアパネル5に対してロツクされている。
一方、フロントシート2のシートバツク2bを
後方に倒して、シートクツシヨン2aとシートバ
ツク2bおよびリヤシート3のシートクツシヨン
3aとでフルフラツト面を形成する場合には、ま
ず、操作レバー11を第4図の矢印X方向に回動
操作して、係止爪11aをレール7の側面に形成
した凹所から離脱させるとともに、連結部材12
を介して係止爪14を回動させて、係止爪14を
他方のレール7の側面に形成した凹所から離脱さ
せてシートクツシヨン3aのロツクを解く。つぎ
に、シートクツシヨン3aをスライダ8とともに
シートバツク3bの下側でレール7を案内に後退
させ(第5図参照)、この後退した位置で操作レ
バー11を矢印Y方向に復帰させ、スライダ8を
レール7に対してロツクした状態を得る。
後方に倒して、シートクツシヨン2aとシートバ
ツク2bおよびリヤシート3のシートクツシヨン
3aとでフルフラツト面を形成する場合には、ま
ず、操作レバー11を第4図の矢印X方向に回動
操作して、係止爪11aをレール7の側面に形成
した凹所から離脱させるとともに、連結部材12
を介して係止爪14を回動させて、係止爪14を
他方のレール7の側面に形成した凹所から離脱さ
せてシートクツシヨン3aのロツクを解く。つぎ
に、シートクツシヨン3aをスライダ8とともに
シートバツク3bの下側でレール7を案内に後退
させ(第5図参照)、この後退した位置で操作レ
バー11を矢印Y方向に復帰させ、スライダ8を
レール7に対してロツクした状態を得る。
このようにリヤシート3のシートクツシヨン3
aを後退させたのちに、フロントシート2のシー
トバツク2bを後方に倒すことで、第6図に示す
ように、フロントシート2のシートバツク2b
を、リヤシート3のシートクツシヨン3aに干渉
することなくシート脚6のフレーム6a上に傾倒
させることができ、フロントシート2のシートク
ツシヨン2aとシートバツク2bおよびリヤシー
ト3のシートクツシヨン3aとからなるフルフラ
ツト面を形成できる。
aを後退させたのちに、フロントシート2のシー
トバツク2bを後方に倒すことで、第6図に示す
ように、フロントシート2のシートバツク2b
を、リヤシート3のシートクツシヨン3aに干渉
することなくシート脚6のフレーム6a上に傾倒
させることができ、フロントシート2のシートク
ツシヨン2aとシートバツク2bおよびリヤシー
ト3のシートクツシヨン3aとからなるフルフラ
ツト面を形成できる。
この場合、シートクツシヨン3aの後端面がシ
ートバツク3bの上端部裏面よりも後方に突出し
ないので、荷室4は上記所定の長さl1を確保でき
る。
ートバツク3bの上端部裏面よりも後方に突出し
ないので、荷室4は上記所定の長さl1を確保でき
る。
他方、荷室4の長さを上記l1よりも大きく確保
する場合には、リヤシート3のシートバツク3b
をヒンジブラケツト9を支点に前方へ倒して第7
図の状態を得、そののち、シート脚6における脚
部15bの下端横架部15b1をフロアパネル5か
ら解ロツクし、脚部15aの下端横架部15a1を
支点に矢印Z方向へ回動して、第8図に示す状態
を得ることで、上記l1よりも大きいl2を有す荷室
4を確保することができる。
する場合には、リヤシート3のシートバツク3b
をヒンジブラケツト9を支点に前方へ倒して第7
図の状態を得、そののち、シート脚6における脚
部15bの下端横架部15b1をフロアパネル5か
ら解ロツクし、脚部15aの下端横架部15a1を
支点に矢印Z方向へ回動して、第8図に示す状態
を得ることで、上記l1よりも大きいl2を有す荷室
4を確保することができる。
上記リヤシート3のシートクツシヨン3aを後
退させるようにした構成に対して、実開昭56−
138730号においてシートクツシヨンを後退させる
ように構成したものが開示されているが、この種
のものは、フロントの助手席のシートクツシヨン
を後退させて、透視窓を通しての側方視界を拡大
するようにしたものに過ぎない。
退させるようにした構成に対して、実開昭56−
138730号においてシートクツシヨンを後退させる
ように構成したものが開示されているが、この種
のものは、フロントの助手席のシートクツシヨン
を後退させて、透視窓を通しての側方視界を拡大
するようにしたものに過ぎない。
以上説明したように、この考案によればリヤシ
ートのシートクツシヨンをシート脚に対して前後
移動自在に取付け、リヤシートのシートクツシヨ
ンを後方に移動させることによつて、フロントシ
ートのシートバツクをリヤシートのシートクツシ
ヨンに干渉することなくシート脚上に傾倒させる
ことができるから、所定長さを有する荷室を確保
した状態でフルフラツト面を形成することができ
る利点がある。
ートのシートクツシヨンをシート脚に対して前後
移動自在に取付け、リヤシートのシートクツシヨ
ンを後方に移動させることによつて、フロントシ
ートのシートバツクをリヤシートのシートクツシ
ヨンに干渉することなくシート脚上に傾倒させる
ことができるから、所定長さを有する荷室を確保
した状態でフルフラツト面を形成することができ
る利点がある。
第1図はこの考案に係るシート装置の側面図、
第2図はリヤシートとシート脚との関連を示す斜
視図、第3図は同側面図、第4図はリヤシートの
シートクツシヨンのシート脚に対するロツク機構
の一例を示す平面図、第5図はリヤシートのシー
トクツシヨンを後退させた状態を示す側面図、第
6図はフルフラツト面形成時の側面図、第7図お
よび第8図はリヤシートを折り畳んで前方に反転
して荷室を大きく確保した状態を示す側面図、第
9図は従来のシート装置におけるフロントシート
のシートバツクを後方に倒した状態を示す側面図
である。 1……シート装置、2……フロントシート、2
b……シートバツク、3……リヤシート、3a…
…シートクツシヨン、6……シート脚。
第2図はリヤシートとシート脚との関連を示す斜
視図、第3図は同側面図、第4図はリヤシートの
シートクツシヨンのシート脚に対するロツク機構
の一例を示す平面図、第5図はリヤシートのシー
トクツシヨンを後退させた状態を示す側面図、第
6図はフルフラツト面形成時の側面図、第7図お
よび第8図はリヤシートを折り畳んで前方に反転
して荷室を大きく確保した状態を示す側面図、第
9図は従来のシート装置におけるフロントシート
のシートバツクを後方に倒した状態を示す側面図
である。 1……シート装置、2……フロントシート、2
b……シートバツク、3……リヤシート、3a…
…シートクツシヨン、6……シート脚。
Claims (1)
- シートバツクがシートクツシヨンに対して傾倒
可能なフロントシートとフロントシートの後方に
配置されるリヤシートとからなる自動車のシート
装置であつて、上記リヤシートのシートバツク
は、シート脚に対してブラケツトを介して上下方
向に所定間隙を設けて取付けられると共に、シー
トクツシヨンはシート脚に対しスライド部材を介
して所定量前後方向に摺動可能に設けられ、フロ
ントシートのシートバツク後傾時にリヤシートの
シートクツシヨンを前記シートバツクとシート脚
との間隙を通して後方にスライドさせることによ
つてフルフラツトとなることを特徴とする自動車
のシート装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10575982U JPS599934U (ja) | 1982-07-12 | 1982-07-12 | 自動車のシ−ト装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10575982U JPS599934U (ja) | 1982-07-12 | 1982-07-12 | 自動車のシ−ト装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS599934U JPS599934U (ja) | 1984-01-21 |
JPS631626Y2 true JPS631626Y2 (ja) | 1988-01-16 |
Family
ID=30247762
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10575982U Granted JPS599934U (ja) | 1982-07-12 | 1982-07-12 | 自動車のシ−ト装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS599934U (ja) |
-
1982
- 1982-07-12 JP JP10575982U patent/JPS599934U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS599934U (ja) | 1984-01-21 |
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