JPH06211075A - 自動車のシート装置 - Google Patents

自動車のシート装置

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JPH06211075A
JPH06211075A JP5007160A JP716093A JPH06211075A JP H06211075 A JPH06211075 A JP H06211075A JP 5007160 A JP5007160 A JP 5007160A JP 716093 A JP716093 A JP 716093A JP H06211075 A JPH06211075 A JP H06211075A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ロック装置を有効利用し、左右のセカンドシー
トバック姿勢が相違している状態でのロック装置による
サードシートバックのロックを制限して、左右のセカン
ドシートバックによる分割機能をいかしつつ、サードシ
ートの安全性の向上を図る。 【構成】左右のセカンドシートバックの後方に、サード
シートバックをロック装置を介してロック可能に支持
し、上記左右のセカンドシートバック11L,11Rの
姿勢の相違を、付勢スプリング36の付勢力でもって突
出方向へ動作するガイドピン28の動きにより検知する
とともに、上記付勢スプリング36によるガイドピン2
8の突出方向への動きによりアームリンク25を介して
ストライカピン33を没入させてストライカピン33に
対する各キャッチ54の係合を不能に制限する制限機構
61を、上記アームリンク25とストライカピン33と
付勢スプリング36とにより構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車のシート装置に
関し、詳しくは、前向きシートのシートバックの後方に
設けられる車体後向きに着座可能な後向きシートの安全
対策に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、このような自動車のシート装置と
しては、例えば、実開昭62−174945号公報に開
示されるように、車体前向きに着座可能でかつ車体前方
へ傾倒可能な前向きシートのシートバックの後方に、車
体後向きに着座可能でかつ車体後方へ傾倒可能な後向き
シートのシートバックを設け、該後向きシートのシート
バックを上記前向きシートのシートバックにロック装置
を介してロック可能に支持するようにしたものが知られ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
前向きシートのシートバックは、乗員の着座性能を確保
しつつ長尺物の搭載性能を確保する上で、左右に分割構
成されることがある。
【0004】その場合、左右のシートバックのうちの一
方のシートバックを起立させかつ他方のシートバックを
倒伏させた状態、つまり左右のシートバック姿勢が相違
している状態で、後向きシートのシートバックを起立さ
せて前向きシートのシートバックに支持しようとして
も、前向きシートの一方のシートバックにしか後向きシ
ートのシートバックを支持することができず、前向きシ
ートのシートバックに対する後向きシートのシートバッ
クの支持剛性が弱いものとなる。
【0005】本発明はかかる点に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、上記ロック装置を有効利
用し、前向きシートの左右のシートバック姿勢が相違し
ている状態でのロック装置による後向きシートのシート
バックのロックを制限して、前向きシートの左右のシー
トバックによる分割機能をいかしつつ、後向きシートの
安全性の向上を図ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明が講じた解決手段は、車体前向
きに着座可能でかつ傾倒可能な前向きシートのシートバ
ックの後方に、車体後向きに着座可能でかつ車体後方へ
傾倒可能な後向きシートのシートバックを設け、該後向
きシートのシートバックを上記前向きシートのシートバ
ックにロック装置を介してロック可能に支持するように
した自動車のシート装置を前提とする。そして、上記前
向きシートのシートバックを、左右に分割構成すると共
に、その左右のシートバック姿勢が相違しているときに
動作する検知部材の動きによって該左右のシートバック
姿勢の相違を検知させるようにする。さらに、上記左右
のシートバックに、上記検知部材の動きにより上記ロッ
ク装置をロック不能な状態に制限する制限機構を設ける
構成としたものである。
【0007】また、請求項2記載の発明が講じた解決手
段は、上記請求項1記載の発明のロック装置を特定し、
ストライカと、該ストライカに対して係合可能なキャッ
チとを備える。そして、上記キャッチを、検知部材の動
きにより上記ストライカに対して係合不能とする構成に
している。
【0008】
【作用】上記の構成により、請求項1および2記載の発
明では、後向きシートのシートバックを前向きシートの
シートバックに対して支持する場合、前向きシートの左
右のシートバック姿勢が相違していると、その左右のシ
ートバック姿勢が相違しているときに動作する検知部材
の動きによって左右のシートバック姿勢の相違が検知さ
れて、左右のシートバックに設けた制限機構により、上
記ロック装置をロック不能な状態に制限、例えば、ロッ
ク装置のキャッチを、検知部材の動きにより没入する出
没自在なストライカにより係合不能に制限したり、検知
部材の動きにより突出する出没自在な遮蔽板によりスト
ライカに対して係合不能に制限したりして、前向きシー
トの左右のシートバック姿勢が相違しているときの該左
右のシートバックに対する後向きシートのシートバック
のロック装置を介したロックを不能にしている。これに
より、後向きシートのシートバックは前向きシートの左
右のシートバックの姿勢が位置しているときにのみロッ
ク装置を介して支持されることになり、後向きシートの
シートバックが前向きシートの一方のシートバックにの
み支持される不具合を防止して、前向きシートのシート
バックに対する後向きシートのシートバックの支持剛性
を高めることができる。
【0009】また、後向きシートのシートバックを倒伏
させている不使用時には、前向きシートの左右のシート
バックは、個別に倒伏および起立状態に左右のシートバ
ック姿勢を相違させることが可能となり、乗員の着座性
能を犠牲にすることなく、長尺物が搭載されることにな
る。
【0010】
【発明の効果】以上の如く、請求項1記載の発明におけ
る自動車のシート装置によれば、前向きシートの左右の
シートバック姿勢の相違を検知部材の動きにより検知し
て、前向きシートの左右のシートバックに対するロック
装置を介した後向きシートのシートバックをロック不能
に制限したので、後向きシート不使用時の前向きシート
の左右のシートバックによる乗員の着座性能および長尺
物の搭載性能を確保した分割機能をいかしつつ、前向き
シートのシートバックに対する後向きシートのシートバ
ックの支持剛性を高めて後向きシートの安全性の向上を
図ることができる。
【0011】また、請求項2記載の発明における自動車
のシート装置によれば、ロック装置のキャッチを検知部
材の動きによりストライカに対して係合不能にしたの
で、後向きシートのシートバックを前向きシートの一方
のシートバックにのみ支持される不具合を確実に防止
し、後向きシートの安全性の向上を簡単な構成で効果的
に図ることができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0013】図6は本発明の実施例に係るワゴンタイプ
の自動車のシート装置を示し、このシート装置1は、図
示しない自動車の1列目に配置された前向きのファース
トシートと、2列目に配置された前向きシートとしての
セカンドシート2と、3列目に配置された後向きシート
としてのサードシート3とを備えている。上記セカンド
シート2は、固定式のセカンドシートクッション2a
と、該セカンドシートクッション2aに対して乗員が車
体前向きに着座可能でかつ車体前方へ傾倒可能なセカン
ドシートバック2bとを備えている。また、上記サード
シート3は、固定式のサードシートクッション3aと、
該サードシートクッション3aに対して乗員が車体後向
きに着座可能でかつ車体後方へ傾倒可能なサードシート
バック3bとを備えている。そして、上記サードシート
3のサードシートバック3bは、上記セカンドシート2
のセカンドシートバック2bに対してロック装置4を介
してロック可能に支持されるようになっている。
【0014】また、図5に示すように、上記セカンドシ
ート2のセカンドシートバック2bは、左側セカンドシ
ートバック11Lと右側セカンドシートバック11Rと
に左右に分割構成されており、その左右のセカンドシー
トバック11L,11Rがセカンドシート2に着座する
乗員および長尺な荷物に応じて適宜個別に起立または倒
伏するようになっている。また、上記左右のセカンドシ
ートバック11L,11Rは、そのショルダー部の外側
端部に設けられたプル式のロック解除ノブ12,12の
引っ張り操作により起立姿勢が解除されるようになって
いる一方、左右のセカンドシートバック11L,11R
を倒伏姿勢から起立姿勢まで車体後方へ回動操作するこ
とによりロック解除ノブ12が引き下げられて起立姿勢
でロックされるようになっている。さらに、上記左右の
セカンドシートバック11L,11R内には、該左右の
セカンドシートバック11L,11Rの骨格たる略枠状
のパイプフレーム13L,13Rが周縁に沿って配され
ている。一方、上記サードシートバック3b内にも、該
サードシートバック3bの骨格たる略枠状のパイプフレ
ーム14が周縁に沿って配されている。そして、上記左
右のセカンドシートバック11L,11Rに設けられた
ヘッドレスト15,15は、サードシートバック3のヘ
ッドレストとして共用されている。
【0015】そして、図1ないし図3にも示すように、
上記ロック装置4は、上記セカンドシートバック2b側
に設けられるセカンドシートバック側ロック機構21
と、上記サードシートバック3b側に設けられるサード
シートバック側ロック機構22とからなる。
【0016】上記セカンドシートバック側ロック機構2
1は、上記右側セカンドシートバック11Rのパイプフ
レーム13Rを水平方向へ繋ぐフレーム23に中間部よ
りも下側でピン24を介して回動自在に支持された上下
方向へ延びるアームリンク25と、該アームリンク25
の下端にピン26を介して一端が回動自在に支持され、
他端が第1ベゼル27を介して右側セカンドシートバッ
ク11Rの左側面下端位置より外方(後述するスリット
40内)へ突出するよう水平方向へ延びるガイドピン2
8と、上記パイプフレーム13Rの下端部に固定され、
上記ガイドピン28を金属ブッシュ29,29を介して
水平移動可能に支持する略コ字状の第1ブラケット30
と、上記アームリンク25の上端にピン31を介して一
端が回動自在に支持され、他端が断面略L字状の第2ベ
ゼル32を介して右側セカンドシートバック11Rの左
側面上端位置より外方へ出没可能となるよう水平方向へ
延びるストライカピン33(ストライカ)と、上記パイ
プフレーム13Rの上端部に固定され、上記ストライカ
ピン33を金属ブッシュ34,34を介して水平移動可
能に支持する略コ字状の第2ブラケット35と、該第2
ブラケット35内におけるストライカピン33周りに巻
回され、該ストライカピン33を没入方向へ付勢する付
勢スプリング36と、上記ガイドピン28の他端に対向
する左側セカンドシートバック11Lのパイプフレーム
13Lの下端部に第3ブラケット37を介して締結固定
され、上記ストライカピン33を没入方向へ付勢する上
記付勢スプリング36によりアームリンク25を介して
突出状態にあるガイドピン28の他端を車体前後方向い
ずれからでも右側セカンドシートバック11R内へ没入
操作可能な傾斜面38f,38rを前後に有するキック
プレート38と、上記ストライカピン33の他端に対向
する左側セカンドシートバック11Lのパイプフレーム
13Lの上端部に固定され、上記キックプレート38に
よるガイドピン28の没入操作によりアームリンク25
を介して突出するストライカピン33の他端が挿入され
る孔部39aを有する支持部材39とを備えている。ま
た、上記左右のセカンドシートバック11L,11Rの
下端部間には、キックプレート38によるガイドピン2
8の没入操作が円滑に行えるようスリット40が設けら
れ、キックプレート38は、左側セカンドシートバック
11Lの右側面下端位置より外方となるスリット40内
に位置して設けられることになる。さらに、上記支持部
材39の孔部39aは、キックプレート38の傾斜面3
8f(又は38r)により没入操作され始めたガイドピ
ン28に伴いアームリンク25を介して突出し始めるス
トライカピン33の他端が円滑に挿入されるような円弧
状の長孔に形成されている。
【0017】一方、図4にも示すように、上記サードシ
ートバック側ロック機構22は、上記セカンドシートバ
ック側ロック機構21の突出状態のストライカピン33
(他端側)に対応するサードシートバック3bのパイプ
フレーム14の上端部に設けられている。具体的には、
サードシートバック3bのパイプフレーム14の上端部
中間位置に固定された略コ字状の第4ブラケット51
と、該第4ブラケット51の前面に固着された断面略コ
字状の支持ブラケット52と、該支持ブラケット52に
ピン部材53を介して車体前後方向へ揺動自在に支持さ
れ、上記セカンドシートバック側ロック機構21の突出
状態のストライカピン33に対して係合可能な左右一対
のキャッチ54,54を有するロックプレート55と、
上記ピン部材53周りに巻回され、上記各キャッチ54
(ロックプレート55)をストライカピン33に対する
係合方向へ付勢する付勢スプリング56と、上記ロック
プレート55の上面側に設けられ、上記付勢スプリング
56に抗した車体下方への押し下げ操作により上記各キ
ャッチ54がストライカピン33に対して離脱方向へ操
作されてロック装置4のロックが解除されるロック解除
レバー57とを備えている。尚、58は、ストライカピ
ン33を各キャッチ54により係合する際にストライカ
ピン33を反キャッチ54側(車体後方)から保持する
ストップラバーである。
【0018】そして、上記左右のセカンドシートバック
11L,11Rは、その姿勢の相違が上記ガイドピン2
8他端の外方への突出動作により検知されるようになっ
ており、このガイドピン28が、左右のセカンドシート
バック11L,11Rの姿勢が相違しているときに動作
する検知部材として構成されていて、ガイドピン28が
付勢スプリング36の付勢力でもって突出方向へ動作し
ているときは、左右のセカンドシートバック11L,1
1Rの姿勢の相違が検知される一方、ガイドピン28が
キックプレート38により没入操作されるときは左右の
セカンドシートバック11L,11Rの姿勢が一致して
いることが検知されるようになっている。また、上記付
勢スプリング36によるガイドピン28の突出方向への
動きによりアームリンク25を介してストライカピン3
3が没入するようになっており、この状態でストライカ
ピン33に対して各キャッチ54を係合不能に制限する
ことから、アームリンク25と、出没自在なストライカ
ピン33と、付勢スプリング36とにより、ガイドピン
28の突出方向への動きによってストライカピン33に
対して各キャッチ54を係合不能に制限する制限機構6
1が構成されている。
【0019】したがって、上記実施例では、サードシー
トバック3bを左右のセカンドシートバック11L,1
1Rに対して支持する場合、左右のセカンドシートバッ
ク11L,11Rの姿勢が相違しているときに付勢スプ
リング36の付勢力でもって突出方向へ動作するガイド
ピン28の動きによって左右のセカンドシートバック1
1L,11Rの姿勢の相違が検知され、このガイドピン
28の突出方向への動きによりアームリンク25を介し
てストライカピン33を没入させて各キャッチ54をス
トライカピン33に対して係合不能に制限させる制限機
構61により、左右のセカンドシートバック11L,1
1Rの姿勢が相違しているときの該左右のセカンドシー
トバック11L,11Rに対するサードシートバック3
bのロック装置4を介したロックを不能にしている。こ
れにより、サードシートバック3bは左右のセカンドシ
ートバック11L,11Rの姿勢が一致しているときに
のみロック装置4を介して支持されることになり、サー
ドシートバック3bが一方のシートバック11Lまたは
11Rにのみ支持される不具合を防止して、セカンドシ
ートバック2bに対するサードシートバック3bの支持
剛性を高めることができる。また、サードシートバック
3bを車体後方へ倒伏させている不使用時には、左右の
セカンドシートバック11L,11Rは、個別に倒伏お
よび起立状態に左右のセカンドシートバックの姿勢を相
違させることが可能となり、セカンドシート2への乗員
の着座性能を犠牲にすることなく、長尺物などが円滑に
搭載されることになる。
【0020】この結果、サードシート不使用時の左右の
セカンドシートバック11L,11Rによる乗員の着座
性能および長尺物の搭載性能を確保する分割機能をいか
しつつ、セカンドシートバック2bに対するサードシー
トバック3bの支持剛性を高めてサードシート3の安全
性の向上を図ることができる。
【0021】しかも、上記実施例によれば、左右のセカ
ンドシートバック11L,11Rの姿勢が相違している
ときに突出方向へ動作するガイドピン28の動きによっ
てストライカピン33に対する各キャッチ54の係合を
不能にすることから、サードシート3の安全性の向上を
簡単な構成で効果的に図ることができ、実施する上で非
常に有利なものである。
【0022】尚、上記実施例では、出没自在なストライ
カピン33を没入させて各キャッチ54の係合を不能と
するロック装置4を構成したが、ストライカピンと各キ
ャッチとにより構成されるロック装置に限定されること
はなく、例えば、ストライカピンと各キャッチとの間に
出没自在な遮蔽板を設け、この遮蔽板でもってストライ
カピンに対する各キャッチの係合を不能にするように構
成しても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】セカンドシートバックを切欠いた状態で車体後
方より視たセカンドシートバック側ロック機構の斜視図
である。
【図2】図1に係る正面図である。
【図3】スリット付近で切断したセカンドシートバック
の横断平面図である。
【図4】セカンドシートバック側ロック機構の斜視図で
ある。
【図5】ロック状態を示すセカンドシートバックおよび
サードシートバックの縦断側面図である。
【図6】車体後方より視たセカンドシートおよびサード
シートの斜視図である。
【符号の説明】
1 シート装置 2 セカンドシート(前向きシート) 2b セカンドシートバック(シートバック) 3 サードシート(後向きシート) 3b サードシートバック(シートバック) 4 ロック装置 11L 左側サードシートバック(左のシートバッ
ク) 11R 右側サードシートバック(右のシートバッ
ク) 28 ガイドピン(検知部材) 33 ストライカピン(ストライカ) 54 キャッチ 61 制限機構

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体前向きに着座可能でかつ傾倒可能な
    前向きシートのシートバックの後方に、車体後向きに着
    座可能でかつ車体後方へ傾倒可能な後向きシートのシー
    トバックを設け、該後向きシートのシートバックを上記
    前向きシートのシートバックにロック装置を介してロッ
    ク可能に支持するようにした自動車のシート装置におい
    て、上記前向きシートのシートバックは、左右に分割構
    成されていると共に、その左右のシートバック姿勢が相
    違しているとき動作する検知部材の動きによって該左右
    のシートバック姿勢の相違が検知されるようになってお
    り、上記左右のシートバックには、上記検知部材の動き
    により上記ロック装置をロック不能な状態に制限する制
    限機構が設けられていることを特徴とする自動車のシー
    ト装置。
  2. 【請求項2】 ロック装置は、ストライカと、該ストラ
    イカに対して係合可能なキャッチとを有し、制限機構
    は、検知部材の動きによりストライカに対してキャッチ
    を係合不能に制限するものであることを特徴とする請求
    項1記載の自動車のシート装置。
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