JP2011105042A - 車両用シート装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】見映え等を悪化させることなく、簡単な構成で乗員の頭部を効果的に保護できるようにする。
【解決手段】乗員の背部を支持するシートバック6,7を備えた乗員用シート3が搭載された車両において、上記シートバック6,7の外形に沿って配設された補強構造体8,31と、この補強構造体8,31の上部に設置されて乗員の頭部を支持するヘッドレスト6a,7aと、補強構造体8,31の車幅方向側部に配設されてこの補強構造体8,31を車体側部材に連結して支持する連結支持部11,12,33,34と、車両の後突時に上記補強構造体8,31の下部が後方に移動するのを許容して上記ヘッドレスト6a,7aを前方または上方へ移動させる移動許容部とを備えた。
【選択図】図3

Description

本発明は、車両の車室内に搭載される車両用シート装置に関するものである。
従来、自動車等の車両において、車両用シートに設けられたヘッドレストを、車両の後突時に前方へ移動させることにより乗員の頭部を効果的に支持し、その後方移動を抑制して乗員の頭部を保護することが検討されている。
例えば、特許文献1には、乗員の背部を支持するシートバックの後方にリヤパーセルシェルフと、このリヤパーセルシェルフを覆うリヤパーセルトリムとが配置され、このリヤパーセルトリムの前面から前方に突出するヘッドレスト支持部が設けられるとともに、リヤパーセルシェルフとシートバックとの間にスプリングが介在され、このスプリングを介してシートバックがリヤパーセルシェルフに支持されたシート装置が開示されている。このシート装置では、車両の後突時に、上記ヘッドレスト支持部とヘッドレストとが当接することでヘッドレストの後方移動が規制される一方、シートバックは上記スプリングを圧縮させつつ後方へ移動し、ヘッドレストがシートバックに対して相対的に前方へ移動する結果、乗員の頭部が背部に対して後方へ移動する量が小さく抑えられることになる。
特開2008−273445号公報
上記特許文献1のシート装置では、リヤパーセルにヘッドレス傾動装置が設けられているために見映えが悪く、またはリヤパーセルとヘッドレストとのレイアウトの自由度が制限される等の問題があった。
本発明は、このような問題に勘案してなされたものであって、見映え等を悪化させることなく、簡単な構成で乗員の頭部を効果的に保護できるようにすることを目的としている。
請求項1に係る発明は、乗員の背部を支持するシートバックを備えた乗員用シートが搭載された車両において、上記シートバックの外形に沿って配設された補強構造体と、この補強構造体の上部に設置されて乗員の頭部を支持するヘッドレストと、補強構造体の車幅方向側部に配設されてこの補強構造体を車体側部材に連結して支持する連結支持部と、車両の後突時に上記補強構造体の下部が後方に移動するのを許容して上記ヘッドレストを前方または上方へ移動させる移動許容部とを備えたものである。
この構成によれば、上記補強構造体の下方部に設けられた受圧部が乗員用シートに着座した乗員の背部により後方に押圧されるのに応じ、上記補強構造体を揺動変位させて上記ヘッドレストを確実に前方または上方へ移動させることにより簡単な構成で乗員の頭部の後方への移動を効果的に抑制することができる。しかも、リヤパーセルやヘッドレストの見映えが悪化したり、レイアウトの自由度が制限されたりする等の問題を生じることなく、例えばリヤパーセルを持たない車両にも上記構成を適用可能であり、設計の自由度を確保できるという利点がある。
請求項2に係る発明は、上記請求項1に記載の車両用シート装置において、上記補強構造体が、シートバックを傾動可能に支持する傾動枢支部により車体側に支持され、この傾動枢支部に上記移動許容部が設けられたものである。
この構成によれば、通常時には、上記傾動枢支部を支点としてシートバックを揺動変位させることにより、このシートバックを前傾状態と起立状態に変位させることができる。そして、車両の後突時には、上記受圧部に作用する押圧力に応じて補強構造体の下部を、上記傾動枢支部に設けられた移動許容部に沿って後方に移動させることにより、簡単な構成で上記ヘッドレストを前方または上方へ確実に移動させて乗員の頭部を効果的に保護することができる。
請求項3に係る発明は、上記請求項1または2に記載の車両用シート装置において、上記連結支持部が、シートバックの補強構造体または車体側部材の一方に設けられたストライカと、その他方に設けられたロックブラケットとにより構成されたものである。
この構成によれば、市販品を利用して上記連結支持部を安価に形成することができるとともに、この連結支持部により上記補強構造体と車体側部材とを容易かつ適正に連結することができる。
請求項4に係る発明は、上記請求項1〜3のいずれか1項に記載の車両用シート装置において、上記補強構造体の車幅方向一側端部に、この補強構造体を車体壁部に連結して支持する第1連結支持部が設けられ、かつ上記補強構造体の車幅方向他側端部に、この補強構造体をフロアパネルに連結して支持する第2連結支持部が設けられたものである。
この構成によれば、上記車体の側壁で支持することができない補強構造体の車幅方向他側端部をフロアバネに連結して支持する第2連結支持部を設けることにより、上記補強構造体の左右両側を安定して支持しつつ、上記受圧部に作用する押圧力に応じて補強構造体をスムーズに揺動変位させ、上記ヘッドレストを前方または上方へ確実に移動させて乗員の頭部を効果的に保護することができる。
請求項5に係る発明は、上記請求項4に記載の車両用シート装置において、上記補強構造体の車幅方向他側端部に、シートバックを傾動可能に支持する第2傾動枢支部が設けられるとともに、この第2傾動枢支部により上記第2連結支持部がフロアパネルに支持されたものである。
この構成によれば、上記第2連結支持部を利用して第2傾動枢支部を配設することにより、上記乗員用シートのシートバックを傾動可能に支持できるとともに、上記車体の側壁で支持することができない補強構造体の車幅方向他側端部を、上記第2連結支持部により簡単な構成で安定して支持できるという利点がある。
請求項6に係る発明は、上記請求項5に記載の車両用シート装置において、上記第2連結支持部に、補強構造体の下部が後方に移動するのを許容する移動許容部が設けられたものである。
この構成によれば、通常時には、上記補強構造体を第2連結支持部により安定して支持しつつ、車両の後突時には、上記補強構造体の下部が車体の後方側に移動するのを許容して、上記ヘッドレストを前方または上方へ確実に移動させて乗員の頭部を効果的に保護できるという利点がある。
請求項7に係る発明は、上記請求項4に記載の車両用シート装置において、上記第2連結支持部が、乗員用シートの後方に配設されたリヤパッケージトレイに補強構造体を連結して支持するように構成されたものである。
この構成によれば、上記リヤパッケージトレイを利用して補強構造体の左右両側を安定して支持しつつ、上記受圧部に作用する押圧力に応じて補強構造体をスムーズに揺動変位させることができる。
以上説明したように、本発明によれば、リヤパーセルやヘッドレストの見映えが悪化したり、レイアウトの自由度が制限されたりする等の問題を生じることなく、簡単かつコンパクトな構成で、上記受圧部が車両の後突時に後方移動するのに伴い、上記ヘッドレストを前方または上方へ移動させることにより、乗員の頭部の後方への移動を効果的に抑制できるという利点がある。
本発明の実施形態に係る車両用シート装置が搭載された車両の概略構成を示す側面図である。 上記車両の内部構造を示す斜視図である。 乗員用シートの内部構造を示す正面図である。 図3のIV−IV線断面図である。 連結支持部の離脱状態を示す説明図である。 連結支持部の連結状態を示す説明図である。 第1傾動枢支部および移動許容部の構成を示す側面断面図である。 第2傾動枢支部および移動許容部の構成を示す側面断面図である。 図3のVIII−VIII線断面図である。 第1シートの構成を示す側面断面図である。 本発明の他の実施形態を示す側面断面図である。 本発明の他の実施形態を示す平面図である。
図1および図2は、本発明の実施形態に係る車両用シート装置が搭載された車両の内部構造を示している。この車両の車室底部を形成するフロアパネル1上には、運転席および助手席からなる前列シート2が配設されるとともに、その後方には、上記車両用シート装置を構成する後列の乗員用シート3が配置されている。この乗員用シート3の車幅方向外側方部には、車両のサイドパネルからなる車体壁部4(側壁)が設けられている。また、上記乗員用シート3の後方には、荷室5が形成され、その底部5aは、乗員用シート3のシートバック下端部近傍から後方側に延びるように設置されている。
上記後列の乗員用シート3は、図3に示すように、複数の乗員が着座可能な共通のシートクッション3aと、その後端部に立設された一人用のシートバック6と、二人用のシートバック7とを有するベンチシートからなっている。上記一人用のシートバック6は、一名の乗員に対応した幅寸法を有し、その上端部には一つのヘッドレスト6aが設置されている。上記シートバック6内には、当該シートバック6を補強する補強構造体8と、その後方側に配設されるとともにシートバック6の背面に沿って延びる背面板(図示せず)と、車両の後突時に乗員に押圧されることにより後方へ移動するように支持された受圧部9とが配設されている。
上記補強構造体8は、シートバック6の外周に沿って延びるように、前面視でロ字状もしくは逆U字状に折り曲げられた丸パイプ製のシートバックフレームからなり、その上辺部にはヘッドレスト6aの支持バー6bが挿入されて保持される保持筒10が設けられている。上記補強構造体8の下端部には、丸パイプ材等からなる受圧部9が車幅方向に延びるように設置されている。なお、図3の破線で示すように、上記補強構造体8の下端部よりも上方に受圧部9を配設した構造としてもよい。
そして、車体壁部4の下方部にタイヤハウス等に対応した膨出部が設けられた車両において、この膨出部との干渉回避するために上記シートバック6の車外側下方部を車体の中央部側に凹入させるとともに、これに対応させて上記補強構造体8の右側部を下窄まり形状とすることにより、前面視で補強構造体8の下方部をその上方部に比べて幅狭に形成している。
上記補強構造体8は、その上下方向に略中央部から上部における右左両側方部が、第1,第2連結支持部11,12により車体側部材に連結されて支持されている。また、上記補強構造体8の右左下部は、シートブラケットからなる第1,第2傾動枢支部13,14を介してフロアパネル1にフロアパネル1に固定されるとともに、この第1,第2傾動枢支部13,14に設けられた支持軸13a,14aを支点として傾動可能に支持されている。そして、上記第1連結支持部11による補強構造体8の支持を解除した状態で、この補強構造体8を上記支持軸13a,14aを支点に傾動させることにより、乗員用シート3のシートバック6を起立状態と前倒状態とに変位可能に支持している。
上記補強構造体8の右側上部(車幅方向外方側部)を支持する上記第1連結支持部11は、図5に示すように、車体壁部4から車内側に向けて突設されたたU字状部材からなるストライカ15と、補強構造体8に取り付けられたロックブラケット16とを有している。このロックブラケット16には、上記ストライカ15が挿入される溝部17と、この溝部17内にストライカ15を保持させるラッチ18と、このラッチ18をストライカ15の保持位置にロックするロック部19とが設けられている。
そして、上記シートバック6を前倒状態から起立状態に移行させる際に、シートバック6に設けられた上記ロックブラケット16の溝部17が車体側のストライカ15に外嵌される。この結果、図6に示すように、このストライカ15によって上記ラッチ18が押動されてストライカ15の保持位置に回動変位するとともに、このラッチ18が上記ロック部19により保持位置に拘束される。このようにして上記ストライカ15がロックブラケット16の溝部17内に保持されることにより、上記補強構造体8が車体壁部4に連結されて支持されるとともに、上記シートバック6が起立状態に保持されることになる。
一方、上記シートバック6の不使用時には、上記補強構造体8の上端部に設けられたロック解除レバー20を操作することにより、図外のケーブルを介して上記ロック部19をラッチ18のロック解除位置に駆動し、上記第1連結支持部11による補強構造体8の支持状態を解除する。この状態で、上記ストライカ15をロックブラケット16の溝部17外に引き出すことにより、上記支持軸13a,14aを支点にシートバック6を揺動変位させて起立状態から前倒状態に変位させることができる。
また、上記補強構造体8の右側下部を車体のフロアパネル1に固定する上記シートブラケットからなる第1傾動枢支部13には、図7に示すように、補強構造体8から車幅方向外方側に向けて突設された支持軸13aを支持するとともに、その後方移動を許容する長孔からなる移動許容部21がシートブラケットの壁面に設けられている。この移動許容部21には、上記支持軸13aを移動許容部21の前端位置に保持するための突部22と、支持軸13aを前方に付勢する圧縮コイルばねからなる付勢部材23とが設けられている。
そして、車両の後突時に、一人用のシートバック6側に着座した乗員の背部がシートバック6に押し付けられて上記受圧部9が後方に押圧されると、上記支持軸13aが突部22を乗越えるとともに、上記付勢部材23の付勢力に抗して後方へ移動することにより、上記シートバック6内の補強構造体8が、図4の仮想線で示すように、上記ロックブラケット16の溝部17内に保持されたストライカ15の連結軸部15a、つまり略車幅方向に水平軸部を支点に揺動変位するとともに、これに対応して上記ヘッドレスト6aが斜め前上方側に移動することが許容されるようになっている。
上記補強構造体8の左側上部を支持する第2連結支持部12には、図8および図9に示すように、下端部がシートブラケットからなる第2傾動枢支部14により傾動可能に支持されるとともに、上記補強構造体8の左側辺部に沿って上下方向に延びる支持プレート24が設けられている。通常時には、上記第2傾動枢支部14に設けられたロック機構25により上記支持プレート24が起立状態に保持されている。そして、上記ストライカ15の連結軸部15aと同軸上において、補強構造体8から車幅方向中央側に突設された連結軸部26が、支持プレート24の上部に枢支されている。
また、上記支持プレート24の下部近傍には、補強構造体8から車幅方向外方側に向けて突設された水平軸部27を支持するとともに、その後方移動を許容する長孔からなる移動許容部28が設けられている。この移動許容部28には、上記水平軸部27を移動許容部28の前端位置に保持するための突部29と、連結軸部26を前方に付勢する圧縮コイルばねからなる付勢部材30とが設けられている。
そして、上記シートバック6を前倒状態から起立状態に移行させる際に、上記第1連結支持部11のロック解除レバー20が操作されると、上記傾動枢支部14のロック機構25による上記支持プレート24のロック状態が同時に解除されるように構成されている。これにより上記傾動枢支部14の支持軸14aを支点に上記支持プレート24および補強構造体8を揺動変位させて、シートバック6を起立状態から前倒状態に変位させることができる。
また、車両の後突時には、上記受圧部9に作用する押圧力に応じて上記連結軸部26が後方に付勢されることにより、この連結軸部26が上記移動許容部28に設けられた突部29を乗越えるとともに、上記付勢部材30の付勢力に抗して後方へ移動することにより、上記シートバック6内の補強構造体8が支持プレート24に連結軸部26を支点として揺動変位するとともに、これに対応して上記ヘッドレスト6aが斜め前上方側に移動するようになっている。
なお、上記移動許容部21,28に設けられた付勢部材23,30の付勢力が充分に強く、通常時(衝突前時)に、上記長孔からなる移動許容部21,28の前端部に、それぞれ上記支持軸13aおよび水平軸部26を位置させることが可能であれば、上記突起22,29を省略した構造としてもよい。
上記二人用のシートバック7は、図3に示すように、二名の乗員が着座可能な幅寸法を有し、その上端部に左右一対のヘッドレスト7a,7aが設置された点を除いて上記一人用のシートバック6と略同様に構成されている。すなわち、上記二人用のシートバック7内には、当該シートバック7を補する補強構造体31と、その後方側に配設されるとともに上記シートバック7の背面に沿って延びる背面板(図示せず)と、車両の後突時に乗員に押圧されることにより後方へ移動するように支持された受圧部32とが設けられている。
上記二人用のシートバック7内に配設された補強構造体31は、その左右上部が第1,第2連結支持部33,34を介して車体側部材(車体壁部4およびフロアパネル1)に連結されて支持され、かつ左右下部が、シートブラケットからなる第1,第2傾動枢支部35,36を介してフロアパネル1にフロアパネル1に固定されるとともに、この第1,第2傾動枢支部35,36に設けられた支持軸35a,36aを支点として傾動可能に支持されている。
上記第1,第2連結支持部33,34および第1,第2傾動枢支部35,36は、前面視で左右逆の配置となっている点を除き、一人用シートバック6の第1,第2連結支持部11,12および第1,第2傾動枢支部13,14と同様の構成を有している。具体的には、上記第1傾動枢支部35および第2連結支持部34には、車両の後突時に上記補強構造体31を揺動変位させてヘッドレスト7a,7aを前方または上方へ移動させる長孔からなる移動許容部21,28が配設されるとともに、上記第1連結支持部33および第2連結支持部34には、上記補強構造体31の揺動支点となる連結軸部15a,26が設けられている(図7〜図9参照)。
そして、通常時には、上記第1連結支持部33による補強構造体31と車体壁部4との連結状態を解除した状態で、この補強構造体31を、上記第1,第2傾動枢支部35,36の支持軸35a,36aを支点に傾動させることにより、乗員用シート3のシートバック7を起立状態と前倒状態とに変位できるように構成されている。また、車両の後突時には、補強構造体31の下部に設けられ支持軸35aおよび水平軸部27が上記移動許容部21,28に沿って後方に移動するとともに、これに対応して上記ヘッドレスト6a,7aが前方または上方へ移動することにより、乗員の頭部が支持されるようになっている。
一方、上記乗員用シート3の前方に設置された運転席および助手席等からなる前列シート2には、図10に示すように、シートバック2aの外周に沿って延びる丸パイプ製のシートバックフレームからな補強構造体37と、車両の後突時に乗員の後方移動により押圧されて後方へ移動するように支持された受圧部38とが設けられている。上記前列シート2は、フロアパネル1上に設置されたシートレール41に沿って前後移動可能に支持されているため、上記前列シート2のシートバック2aに設けられた補強構造体37を車体壁部4等に連結する連結支持部が設けられておらず、この連結支持部を備えていない点で上記乗員用シート3とは相違している。
また、前列シート2のシートバック2aには、ヘッドレスト2bと上記第1受圧部38とを連結する連結フレーム39が上記補強構造体37内に配設されるとともに、この補強構造体37に設けられた支持軸40を支点に上記連結フレーム39が揺動可能に支持されている。そして、車両の後突時に、上記受圧部38に作用する押圧力に応じ、上記支持軸40を支点に連結フレーム39を揺動変位させることにより、上記ヘッドレスト2bを前方または上方へ移動させるように構成されている。
上記のように乗員の背部を支持するシートバック6,7を備えた乗員用シート3が搭載された車両において、上記シートバック6,7の外形に沿って配設された補強構造体8,31と、この補強構造体8,31の上部に設置されて乗員の頭部を支持するヘッドレスト6a,7aと、車両の後突時に上記補強構造体8,31の下部が後方に移動するのを許容して上記ヘッドレスト6a,7aを前方または上方へ移動させる移動許容部21,28とを設けたため、簡単な構成で乗員の頭部を効果的に保護できるという利点がある。
すなわち、上記乗員用シート3を構成する一人用のシートバック6では、その車幅方向外方側に設けられた上記第1連結支持部11と、シートバック6の車幅方向中央側に設けられた第2連結支持部12とにより、上記補強構造体8の上部左右をそれぞれ支持するように構成したため、この補強構造体8の下方部に設けられた受圧部9が乗員用シート3に着座した乗員の背部により後方に押圧されるのに応じ、上記補強構造体8を揺動変位させて上記ヘッドレスト6aを確実に前方または上方へ移動させることができる。
したがって、リヤパーセルにヘッドレス傾動装置を設けた従来技術のように見映え等が悪化したり、あるいは上記運転席等からなる前列シート2のように、そのシートバック2aに設けられた補強構造体37内にヘッドレスト2bと上記受圧部38とを連結する連結フレーム39を配設して、これを揺動可能に支持する等とにより構造が複雑化したりする等の弊害を生じることなく、上記一人用のシートバック6内に補強構造体8を配設して揺動可能に支持するという簡単な構成で、車両の後突時に、ヘッドレスト6aを前方または上方へ移動させることにより乗員の頭部を安定して保持できるという利点がある。上記の効果は、乗員用シート3を構成する二人用のシートバック7においても同様に得られるものである。
また、上記実施形態では、シートバック6,7を傾動可能に支持するシートブラケットからなる第1傾動枢支部13,35に、長孔からなる移動許容部21を設けた構成としたため、通常時に、上記第1傾動枢支部13,35の支持軸14a,35aを支点としてシートバック6,7を揺動変位させることにより、このシートバック6,7を前傾状態と起立状態に変位させることができる。そして、車両の後突時には、上記受圧部9,32に作用する押圧力に応じて補強構造体8,31の下部を、上記傾動枢支部13,35に設けられた移動許容部21に沿って後方に移動させることにより、簡単な構成で上記ヘッドレスト6a,7aを前方または上方へ確実に移動させて乗員の頭部を効果的に保護することができる。
さらに、上記実施形態では、車体側部材(車体壁部4)に設けられたストライカ15と、シートバック6,7の補強構造体8,31に設けられたロックブラケット16とにより上記第1連結支持部11,33を構成したため、市販品を利用して上記第1連結支持部11,33を安価に形成することができるとともに、上記補強構造体8,31と車体側部材とを容易かつ適正に連結することができる。
なお、上記サイドパネルからなる車体壁部4にストライカ15を設けるとともに、上記補強構造体8,31にロックブラケット16を設けられてなる上記実施形態に代え、ストライカとロックブラケットの配置を逆にしてもよい。つまり、上記補強構造体8,31にロックブラケットを設けるとともに、上記サイドパネルからなる車体壁部4またはパッケージトレイ53にストライカを設けた構造としてもよい。
また、上記実施形態に示すように、補強構造体8,31の車幅方向一側端部に、この補強構造体8,31を車体壁部4に連結して支持する第1連結支持部11,33を設け、かつ上記補強構造体8,31の車幅方向他側端部に、この補強構造体8,31をフロアパネル1に連結して支持する第2連結支持部12,34を設けた場合には、上記補強構造体8,31の上部左右を安定して支持しつつ、上記受圧部9,32に作用する押圧力に応じて補強構造体8,31をスムーズに揺動変位させることにより、上記ヘッドレスト6a,7aを前方または上方へ確実に移動させて乗員の頭部を効果的に保護することができる。
また、上記実施形態では、シートバック6,7を傾動可能に支持する第2傾動枢支部14,36により上記第2連結支持部12,34をフロアパネル1に支持するように構成したため、上記シートバック6,7の車幅方向に中央部側に配設された第2傾動枢支部14,36を利用して車体壁部4で支持することができない補強構造体8,31の車幅方向他側端部を、上記第2連結支持部12,34により簡単な構成で安定して支持できるという利点がある。
例えば、上記一人用のシートバック6では、その左側辺部に沿って上下方向に延びるように上記第2連結支持部12の支持プレート24を配設するとともに、その下端部を、シートブラケットからなる上記第2傾動枢支部14に設けられたロック機構25により起立状態に保持した状態で、上記支持プレート24により補強構造体8の車幅方向他側端部を支持するように構成している。そして、車幅方向の中央部側に位置する上記補強構造体8の車幅方向他側端部を支持する第2連結支持部12の支持プレート24を、上記シートバック6を傾動可能に支持する上記第2傾動枢支部14によりフロアパネル1に支持するように構成したため、上記車体壁部4で支持することができない上記補強構造体8の車幅方向他側端部を安定して支持できるとともに、車両の後突時に、上記補強構造体8を適正に揺動変位させることができる。
さらに、上記実施形態では、補強構造体8の車幅方向他側端部を支持する上記第2連結支持部12に、補強構造体8の下部が後方に移動するのを許容する長孔からなる移動許容部28を設けた構造としたため、通常時には、上記補強構造体8の下部を上記第2連結支持部12により安定して支持しつつ、車両の後突時には、上記補強構造体8の下部が車体の後方側に移動するのを許容し、上記ヘッドレスト6aを前方または上方へ確実に移動させて乗員の頭部を効果的に保護できるという利点がある。
特に、上記実施形態のように、移動許容部21,28に設けられた突部22,29と、圧縮コイルばねからなる付勢部材23,30により、補強構造体8,31の下部に設けられた支持軸13aおよび水平軸部27を移動許容部21,28の前端位置に保持するようにした構成によれば、通常時に上記補強構造体8,31の下部を上記第1,第2連結支持部11,12において安定して支持できるため、上記補強構造体8,31の支持剛性を充分に確保できるという利点がある。
なお、上記支持プレート24を備えた第2連結支持部12,34により補強構造体8の車幅方向他側端部を支持するように構成した上記実施形態に代え、図11および図12に示すように、乗員用シート3の後方側にパッケージトレイ43が配設されたセダンタイプ等からなる車両において、このパッケージトレイ43からなる車体壁部に設けられたストライカ15と、上記補強構造体8の側辺部または補強構造体31の車幅方向中央部側部等に設けられたロックブラケット16とからなる第2連結支持部44,45を設けた構造としてもよい。
この場合には、上記支持プレート24を省略することにより、上記第2連結支持部の構造を簡略化しつつ、車幅方向の内方側に位置する上記補強構造体8,31の車幅方向他側端部を安定して支持することができる。そして、上記車幅方向の内方側に位置する上記補強構造体8,31の下方部を支持するシートブラケットからなる第2傾動枢支部14,36の壁面に、第1傾動枢支部13,35と同様の長孔からなる移動許容部21を設けることにより、車両の後突時に上記補強構造体8,31の下部が後方に移動するのを許容することができる。
また、上記補強構造体8,31を、シートバック6,7の外周に沿って延びるパイプ材からなるシートバックフレームにより構成した上記実施形態に代え、前面視でシートバック6,7の形状と略同一の形状の剛体からなるプレート材をシートバック6,7内に配設することにより、このシートバック6,7を補強する補強構造体を構成するとともに、これに設けられたビード状の補強部等を利用して上記傾動枢支部や連結支持部等を設置するように構成してもよい。この場合には、上記プレート材よりも前方に受圧部等が設けられことになる。さらに、上記乗員用シート3に着座可能な人数および上記ヘッドレスト6a,7aの個数は、上記実施形態に限られず、種々の変更が可能である。
2 第1シート
3 乗員用シート
4 車体壁部
6,7 シートバック
6a,7a ヘッドレスト
8,31 補強構造体
9,32 受圧部
11,33 第1連結支持部
12,34 第2連結支持部
13,35 第1傾動枢支部
14,36 第2傾動枢支部
21,28 移動許容部

Claims (7)

  1. 乗員の背部を支持するシートバックを備えた乗員用シートが搭載された車両において、上記シートバックの外形に沿って配設された補強構造体と、この補強構造体の上部に設置されて乗員の頭部を支持するヘッドレストと、補強構造体の車幅方向側部に配設されてこの補強構造体を車体側部材に連結して支持する連結支持部と、車両の後突時に上記補強構造体の下部が後方に移動するのを許容して上記ヘッドレストを前方または上方へ移動させる移動許容部とを備えたことを特徴とする車両用シート装置。
  2. 上記補強構造体は、シートバックを傾動可能に支持する傾動枢支部により車体側に支持され、この傾動枢支部に上記移動許容部が設けられたことを特徴とする請求項1に記載の車両用シート装置。
  3. 上記連結支持部は、シートバックの補強構造体または車体側部材の一方に設けられたストライカと、その他方に設けられたロックブラケットとにより構成されたことを特徴とする請求項1または2に記載の車両用シート装置。
  4. 上記補強構造体の車幅方向一側端部には、この補強構造体を車体壁部に連結して支持する第1連結支持部が設けられ、かつ上記補強構造体の車幅方向他側端部には、この補強構造体をフロアパネルに連結して支持する第2連結支持部が設けられたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の車両用シート装置。
  5. 上記補強構造体の車幅方向他側端部には、シートバックを傾動可能に支持する第2傾動枢支部が設けられるとともに、この第2傾動枢支部により上記第2連結支持部がフロアパネルに支持されたことを特徴とする請求項4に記載の車両用シート装置。
  6. 上記第2連結支持部には、補強構造体の下部が後方に移動するのを許容する移動許容部が設けられたことを特徴とする請求項5に記載の車両用シート装置。
  7. 上記第2連結支持部は、乗員用シートの後方に配設されたリヤパッケージトレイに補強構造体を連結して支持するように構成されたことを特徴とする請求項4に記載の車両用シート装置。
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