JP2023039537A - 車両用シート - Google Patents

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Abstract

【課題】意匠性を確保しつつ、後面衝突時におけるシートバックの変形を抑える。【解決手段】車両用シート10では、係合アーム24を有する係合機構部22及びホールド部材32が、左側シートバック14Lの右上端部内に設けられ、ホールド部材32によって係合機構部22が非作動状態に保持されている。車両Vの後面衝突時には、ホールド部材32が係合機構部22に対する保持状態を解除して、係合アーム24が、右側シートバック14Rの上端部に設けられたストライカ36に係合する。しかも、係合機構部22及びホールド部材32は、左側シートバック14L内部に配置され、ストライカ36は右側シートバック14Rの内部に配置されている。これにより、連結機構20を、左側シートバック14L及び右側シートバック14Rの一方から他方へ突出させることなく、シートバック14に設けることができる。【選択図】図3

Description

本発明は、車両用シートに関するものである。
車両(自動車)の後席用のリヤシートでは、車幅方向に延在されたシートバックが車幅方向に分割されたものがある。また、各々のシートバックは、車両前側へ傾倒可能に車両のフレームに支持されており、シートバックの車幅方向外側端部が、ロック機構等によってフレームに連結されている。このように、分割されたシートバックでは、車幅方向内側における上側角部がフレームに支持されていない構造となっている。このため、例えば、荷室から車両前方側への荷重がシートバックに作用した場合には、分割されたシートバックの車幅方向内側の角部が車両前方側且つ車幅方向外側へ変位するように、シートバックが変形する傾向になる。
これに対して、下記特許文献1に記載の車両用シートでは、分割されたシートバックの一方の角部に、係合凸部が設けられており、係合凸部は、他方のシートバック側へ突出すると共に、下側へ屈曲されている。さらに、他方のシートバックの角部には、上側へ開放された係合凹部が形成されており、係合凹部内には、係合凸部が配置されている。これにより、例えば、前方側への荷重がシートバックに作用した場合には、係合凸部及び係合凹部が車幅方向に係合する。このため、シートバックの変形を抑制することができる。
特開2016-30475号公報
ここで、車両の後面衝突時には、慣性力によって、分割されたシートバックの上側角部が後側に変位する。このため、上記特許文献1の車両用シートでは、車両の後面衝突時においても、係合凸部及び係合凹部が車幅方向に係合することで、シートバックの変形を抑制することができる。
しかしながら、上記車両用シートでは、係合凸部が一方のシートバックから他方のシートバック側へ突出し、係合凹部は、他方のシートバックにおいて上側へ開放された凹状に形成されている。このため、車両用シートの意匠性が低下する可能性がある。
本発明は、上記事実を考慮して、意匠性を確保しつつ、後面衝突時におけるシートバックの変形を抑えることができる車両用シートを提供することを目的とする。
本発明の1又はそれ以上の実施形態は、着座乗員の背部を支持すると共に、車幅方向に分割された第1シートバック及び第2シートバックを有するシートバックと、前記第1シートバックと前記第2シートバックとの一方の内部に設けられた被係合部材と、前記第1シートバックと前記第2シートバックとの他方の内部に設けられ、作動することで前記被係合部材に係合して前記第1シートバック及び前記第2シートバックを連結する係合部材を有する係合機構部と、前記第1シートバックと前記第2シートバックとの他方の内部に設けられ、前記係合機構部を非作動状態に保持すると共に、車両の後面衝突時に前記係合機構部に対する保持状態を解除して前記係合機構部を作動させる保持部材と、を備えた車両用シートである。
本発明の1又はそれ以上の実施形態は、前記係合部材は、前記係合機構部の非作動状態における初期位置と、前記被係合部材に係合する係合位置と、の間を移動可能に構成され、前記保持部材が、前記係合部材と係合して前記係合機構部を非作動状態に保持しており、車両の後面衝突時には、慣性力によって前記保持部材が移動して前記保持部材と前記係合部材との係合状態が解除されて、前記係合機構部が作動する車両用シートである。
本発明の1又はそれ以上の実施形態は、前記係合部材は、前記シートバックの骨格を構成するシートバックフレームに回動可能に連結された連結部と、被係合部材と係合可能に構成されたフック部と、を含んで構成されており、前記係合位置では、前記被係合部材と前記フック部とが車幅方向に係合する車両用シートである。
本発明の1又はそれ以上の実施形態は、前記係合部材は、前記係合機構部の非作動状態における初期位置と、前記被係合部材に係合する係合位置と、の間を移動可能に構成され、前記保持部材が、前記係合部材と係合して前記係合機構部を非作動状態に保持しており、前記保持部材には、アクチュエータが連結され、車両の後面衝突時には、前記アクチュエータが作動することで、前記保持部材と前記係合部材との係合状態が解除されて、前記係合機構部が作動する車両用シートである。
本発明の1又はそれ以上の実施形態は、前記係合部材は、前記シートバックの骨格を構成するシートバックフレームに車幅方向に移動可能に連結された本体部と、車幅方向に延在され、前記本体部から前記被係合部材へ向けて延出された係合部と、を含んで構成されており、前記被係合部材は、車幅方向を軸方向とする筒状に形成されており、前記係合位置では、前記係合部が前記被係合部材内に挿入され、前記係合部と前記フック部と前記被係合部材の径方向に係合する車両用シートである。
本発明の1又はそれ以上の実施形態は、前記第1シートバック及び前記第2シートバックは、起立位置と、起立位置から車両前側へ傾倒した傾倒位置と、の間を回動可能に構成され、前記アクチュエータは、制御部の制御によって作動すると共に、前記制御部には、前記第1シートバック及び前記第2シートバックの起立位置を検出する位置検出部が接続されており、前記制御部が前記第1シートバック及び前記第2シートバックの起立位置を検知しない場合には、前記制御部による前記アクチュエータの作動が禁止される車両用シートである。
本発明の1又はそれ以上の実施形態は、前記係合機構部は、前記係合部材を付勢する付勢部材を有しており、前記保持部材の前記係合機構部に対する保持状態が解除されたときには、前記付勢部材の付勢力によって前記係合部材が移動して前記係合機構部が作動する車両用シートである。
本発明の1又はそれ以上の実施形態によれば、意匠性を確保しつつ、後面衝突時におけるシートバックの変形を抑えることができる。
第1実施形態に係る車両用シートが適用された車両のキャビン内を模式的に示す車両右側から見た側面図である。 図1に示される車両用シートを示す車両前側から見た正面図である。 図2に示される連結機構を示す車両前側及び車両左側から見た2面図である。 図3に示される連結機構の上側から見た平面図である。 図3に示される連結機構の係合機構部が作動した状態を示す2面図である。 第2実施形態に係る車両用シートに適用される連結機構を示す車両前側から見た正面図である。 (A)は、図6に示されるホールド部材が保持位置から保持解除位置へ移動した状態を示す正面図であり、(B)は、(A)のスライダが初期位置から係合位置へ移動した状態を示す正面図である。
(第1実施形態)
以下、図1~図5を用いて、第1実施形態に係る車両用シート10について説明する。なお、図面に適宜示される矢印FRは、車両用シート10が適用された車両(自動車)Vの車両前側を示し、矢印UPは車両上側を示し、矢印LHは車両左側(車幅方向一方側)を示している。以下の説明において、上下、前後、左右の方向を用いて説明するときには、特に断りのない限り、車両上下方向、車両前後方向、車両左右方向を示すものとする。
図1に示されるように、車両用シート10は、車両VのキャビンC内の後部に配置される後席用のシートとして構成されている。車両用シート10は、着座乗員の大腿部を支持するシートクッション12と、着座乗員の背部を支持するシートバック14と、を含んで構成されている。シートクッション12は、車両Vのフロアパネル(図示省略)の上側に配置されて、フロアパネルに固定されている。
図2にも示されるように、シートバック14は、シートクッション12の後端部の上側において、起立した状態で配置されている。シートバック14は、車幅方向に2分割されている。具体的には、シートバック14は、シートバック14の左部を構成する第1シートバックとしての左側シートバック14Lと、シートバック14の右部を構成する第2シートバックとしての右側シートバック14Rと、を含んで構成されている。
左側シートバック14L及び右側シートバック14Rの内部には、それぞれの骨格を構成するシートバックフレーム16L、16Rが設けられている。シートバックフレーム16L、16Rは、複数のパイプ材等によって構成されると共に、前側から見た正面視で、略矩形枠状に形成されている。シートバックフレーム16L、16Rの下端部は、図示しないヒンジ機構によって、左右方向を軸方向として回動可能に車両Vのフロアパネルに連結されている。これにより、左側シートバック14L及び右側シートバック14Rが、起立位置(図1及び図2に示される位置)と、起立位置から前側へ傾倒した傾倒位置と、の間を回転可能に構成されている。
左側シートバック14Lの左上端部には、ロック機構17Lが設けられており、右側シートバック14Rの右上端部には、ロック機構17Rが設けられている。そして、ロック機構17L、17Rが、車両Vの側部のフレームに設けられたストライカ(図示省略)に係合して、左側シートバック14L及び右側シートバック14Rが起立位置に保持されている。これにより、左側シートバック14L及び右側シートバック14Rの下端部及び車幅方向外側端部が、車両Vのフレームに支持されている。一方、車両用シート10では、左側シートバック14L及び右側シートバック14Rの車幅方向内側端部における上端部(上側角部)が、車両Vのフレームに支持されていない。
なお、左側シートバック14L及び右側シートバック14Rに内部には、シートバックフレーム16L、16Rに連結された板状の支持パン(図示省略)と、支持パンの前側に配置されたパッド部(図示省略)と、が設けられており、パッド部が、シートカバーによって被覆されている。さらに、左側シートバック14L及び右側シートバック14Rの上端部には、着座乗員の頭部を支持するためのヘッドレスト18がそれぞれ設けられている。
また、シートバック14は、連結機構20を有している。そして、車両Vの後面衝突時には、連結機構20によって、左側シートバック14L及び右側シートバック14Rにおける車幅方向内側端部の上側角部同士を連結して、シートバック14の後側への変形を抑制するようになっている。以下、連結機構20の構成について説明する。
図3~図5に示されるように、連結機構20は、係合機構部22と、保持部材としてのホールド部材32と、被係合部材としてのストライカ36と、を含んで構成されている。
(係合機構部22について)
係合機構部22は、左側シートバック14Lの右上端部内に設けられている。係合機構部22は、係合部材としての係合アーム24と、付勢部材としての付勢バネ26と、を含んで構成されている。
係合アーム24は、上下方向に延在された略長尺状に形成されて、シートバックフレーム16Lの前側に配置されている。係合アーム24の下端部(基端部)は、連結部としてのアーム連結部24Aとして構成されており、アーム連結部24Aは、前後方向を軸方向とするアームピン28によって回動可能にシートバックフレーム16Lに連結されている。これにより、係合アーム24が、初期位置(図3に示される位置)と、初期位置から回動方向一方側(図3の矢印A方向側)に回動した係合位置(図5に示される位置)と、の間を回動(移動)可能に構成されている。
係合アーム24の上端部(先端部)には、フック部24Bが形成されており、フック部24Bは、正面視で、右側へ突出した略三角形ブロック状に形成されている。そして、係合アーム24の初期位置では、正面視で、係合アーム24の全体が左側シートバック14L内に配置されている。一方、係合アーム24の係合位置では、正面視で、係合アーム24がシートバックフレーム16Lから右側へ延出するように、初期位置に対して傾倒している。具体的には、フック部24Bが、左側シートバック14Lから右側へ突出して、右側シートバック14R内に挿入されるようになっている。なお、左側シートバック14L及び右側シートバック14Rの車幅方向内側面における上端部は、車幅方向内側へ開口しており、係合アーム24及び後述するストライカ36が、当該開口によって車幅方向内側へ露出している。
係合アーム24の上下方向中間部の前面には、後述する付勢バネ26を係止するための係止部24Cが形成されており、係止部24Cは、前後方向を軸方向とする略円柱状に形成されて、係合アーム24から前側へ突出している。また、係合アーム24の上端部の後面には、アーム当接部24Dが形成されており、アーム当接部24Dは前後方向を軸方向とする略円柱状に形成されて係合アーム24から後側へ突出している。
付勢バネ26は、引張コイルスプリングとして構成されている。付勢バネ26の一端部は、係合アーム24の係止部24Cに係止され、付勢バネ26の他端部は、シートバックフレーム16Lに固定されたスプリングホルダ30に係止されている。スプリングホルダ30は、係合アーム24の下側に配置されており、スプリングホルダ30には、付勢バネ26の他端部を係止するための係止ピン30Pが設けられている。そして、係合アーム24の初期位置では、付勢バネ26の他端部(下端部)が、付勢バネ26の一端部(上端部)に対して右斜め下方に配置され、係合アーム24の係合位置では、付勢バネ26の他端部(下端部)が、付勢バネ26の一端部(上端部)に対して下側に配置されている。これにより、付勢バネ26は、係合アーム24を回転方向一方側(係合位置側)へ付勢している。
(ホールド部材32について)
ホールド部材32は、左側シートバック14Lの右上端部内に設けられている。ホールド部材32は、上下方向に延在された略長尺ブロック状に形成されて、係合アーム24のフック部24Bの後側で且つシートバックフレーム16Lの右側に配置されている。ホールド部材32の下端部は、係合アーム24の下端部よりも上側に配置されて、左右方向を軸方向とする支持ピン34によってシートバックフレーム16Lに回転可能に連結されている。具体的には、ホールド部材32は、保持位置(図3に示される位置)と、保持位置から後側へ回転した保持解除位置(図5に示される位置)と、の間を回動可能に構成されている。なお、保持解除位置では、ホールド部材32が、図示しない位置で、左側シートバック14Lに当接して、保持解除位置におけるホールド部材32の後側への回動が制限されている。
ホールド部材32の上端部は、係合アーム24のアーム当接部24Dの右側に隣接して配置され、アーム当接部24Dが、ホールド部材32に当接している。これにより、初期位置において係合アーム24とホールド部材32とが係合し、係合アーム24の回動方向一方側への回動が制限されて、係合アーム24が初期位置に保持されている。
また、ホールド部材32の上端部には、後側へ突出したウェイト部32Aが形成されている。そして、車両Vの後面衝突時において、所定値以上の衝突力がシートバック14に付与されたときには、左側シートバック14Lの右上角部に作用する慣性力によってホールド部材32が保持位置から保持解除位置に回動する構成になっている。そして、ホールド部材32の保持解除位置では、係合アーム24とホールド部材32との係合状態が解除されて、付勢バネ26の付勢力によって係合アーム24が初期位置から係合位置へ回動するようになっている。すなわち、係合機構部22が作動するように設定されている。
(ストライカ36について)
ストライカ36は、右側シートバック14Rにおける左上端部内に設けられて、係合アーム24の下端部と車幅方向において対向するように配置されている、ストライカ36は、断面円形状の棒状部材によって構成されて、上側から見て、車幅方向外側(右側)へ開放された略U字形状に屈曲されている。そして、ストライカ36の長手方向両端部が、連結バー38によって、右側シートバック14Rのシートバックフレーム16Rの左端部に固定されている。ストライカ36の長手方向中間部は、被係合部36Aとして構成されて、被係合部36Aは前後方向に延在されている。
そして、係合アーム24の係合位置では、係合アーム24の先端部が被係合部36Aの上側に配置されて、フック部24Bが被係合部36Aの右側に隣接配置される。これにより、係合アーム24とストライカ36とが車幅方向に係合する構成になっている。
(作用効果)
上記のように構成された車両用シート10では、シートバック14が、車幅方向に2分割されている。具体的には、シートバック14が、シートバック14の左部を構成する左側シートバック14Lと、シートバック14の右部を構成する右側シートバック14Rと、を含んで構成されている。そして、左側シートバック14L及び右側シートバック14Rの車幅方向内側の上側角部同士は、それぞれ連結されておらず、当該角部は、車両Vのフレームに非連結となっている。
ここで、車両Vの後面衝突時では、車両前方側への衝突力が車両Vのフレームを介してシートバック14に作用する。このとき、上述のように、左側シートバック14L及び右側シートバック14Rの車幅方向内側の角部は、車両Vのフレームに非連結となっている。このため、車両Vの後面衝突時では、左側シートバック14L及び右側シートバック14Rの車幅方向内側の上側角部が、慣性力によって後側へ変位する。具体的には、左側シートバック14L及び右側シートバック14Rの車幅方向内側の上側角部が、後側へ向かうに従い車幅方向外側へ変位するように、シートバック14が変形する。
また、車両Vの後面衝突時では、慣性力によって着座乗員の上半身も後側へ変位する。このため、着座乗員から後側への荷重がシートバック14に作用して、左側シートバック14L及び右側シートバック14Rの車幅方向内側の上側角部の後側への変位量がさらに大きくなる。これにより、着座乗員の頭部が、シートバック14に設けられたヘッドレスト18に接触し難くなり、着座乗員に対する鞭打ち障害が悪化する可能性がある。
ここで、左側シートバック14Lの右上端部には、係合アーム24を有する係合機構部22と、ホールド部材32と、が設けられており、ホールド部材32によって係合機構部22が非作動状態に保持されている。そして、車両Vの後面衝突時には、ホールド部材32が係合機構部22に対する保持状態を解除して、係合機構部22が作動する。具体的には、係合アーム24の先端部が、左側シートバック14Lから右側へ突出し、右側シートバック14Rの上端部に設けられたストライカ36に係合する。これにより、左側シートバック14L及び右側シートバック14Rの車幅方向内側の上側角部同士が連結される。したがって、車両Vの後面衝突時におけるシートバック14の後側への変形を抑制することができると共に、ひいては着座乗員に対する鞭打ち障害の悪化を抑制できる。
しかも、係合機構部22及びホールド部材32は、左側シートバック14Lの内部に配置されており、ストライカ36は右側シートバック14Rの内部に配置されている。このため、左側シートバック14L及び右側シートバック14Rを連結するための連結機構20を、左側シートバック14L及び右側シートバック14Rの一方から他方へ突出させることなく、シートバック14に設けることができる。これにより、連結機構20が左側シートバック14L及び右側シートバック14Rの一方から他方へ突出する構成と比べて、車両用シート10の見栄えを向上することができる。以上により、車両用シート10の意匠性を確保しつつ、後面衝突時におけるシートバック14の変形を抑えることができる。
また、係合アーム24は、ホールド部材32によって初期位置に保持されている。具体的には、係合アーム24のアーム当接部24Dがホールド部材32に当接して、係合アーム24が初期位置に保持されている。そして、車両Vの後面衝突時には、慣性力によってホールド部材32が保持位置から保持解除位置に回動(移動)して、ホールド部材32と係合アーム24との係合状態が解除される。その結果、係合機構部22が作動し、係合アーム24が右側シートバック14Rの上端部に設けられたストライカ36に係合する。これにより、簡易な構成で、ホールド部材32によって係合機構部22を非作動状態に保持することができると共に、後面衝突時においてホールド部材32と係合アーム24との係合状態を解除することができる。
また、係合アーム24は、シートバックフレーム16Lに回動可能に連結されたアーム連結部24Aと、ストライカ36に係合可能に構成されたフック部24Bと、を含んで構成されており、ストライカ36は、平面視で車幅方向外側へ開放された略U字形棒状に形成されている。そして、係合機構部22の作動時には、車幅方向において係合アーム24とストライカ36とが係合される。これにより、車両Vの後面衝突時に、係合アーム24及びストライカ36に引張力を作用させて、シートバック14における左側シートバック14Lと右側シートバック14Rとの合わせ部の変形を抑制することができる。また、ストライカ36が、平面視で車幅方向外側へ開放されたU字形状に形成されていることで、前後方向においても、係合アーム24とストライカ36とを係合させることができる。したがって、係合アーム24とストライカ36との係合状態を良好に維持することができる。
また、係合機構部22は、係合アーム24を係合位置側へ付勢する付勢バネ26を有している。そして、ホールド部材32の係合アーム24に対する保持状態が解除されたときには、付勢バネ26の付勢力によって係合アーム24が回動して、係合機構部22が作動する。これにより、簡易な構成で、係合機構部22を作動させることができると共に、係合機構部22の作動時には、付勢バネ26の付勢力によって係合アーム24を瞬時に係合位置へ回動させることができる。
(第2実施形態)
次に、図6及び図7を用いて、第2実施形態に係る車両用シート100について説明する。車両用シート100では、以下に示す点を除いて、第1実施形態の車両用シート10と同様に構成されている。なお、図6及び図7では、車両用シート10と同様に構成されている部材には同一の符号を付している。
すなわち、車両用シート100では、第1実施形態の連結機構20の代わりに、連結機構110がシートバック14に設けられている。連結機構110は、係合機構部112と、保持部材としてのホールド部材120と、被係合部材としての係合パイプ部材122と、ホールド部材120に連結されたアクチュエータ124と、を含んで構成されている。
(係合機構部112について)
係合機構部112は、第1実施形態と同様に、左側シートバック14Lの右上端部内に設けられている。係合機構部112は、係合部材としてのスライダ114と、付勢部材としての一対の付勢バネ116と、を含んで構成されている。
スライダ114は、本体部としてのスライダ本体部114Aと、係合部としてのスライダ係合部114Bと、を含んで構成されている。スライダ本体部114Aは、略直方体ブロック状に形成されて、シートバックフレーム16Lに固定されたホルダ118に左右方向にスライド可能に連結されている。具体的には、スライダ114が、初期位置(図6に示される位置)と、初期位置から右側(右側シートバック14R側)へスライドした係合位置(図7(B)に示される位置)と、の間を移動可能に構成されている。
スライダ係合部114Bは、左右方向を軸方向とする略円柱状に形成されて、スライダ本体部114Aの上下方向中間部から右側(右側シートバック14R側)へ延出している。そして、スライダ114の初期位置では、スライダ係合部114Bが左側シートバック14L内に収容されており、スライダ114の係合位置では、スライダ係合部114Bの先端部が、左側シートバック14Lから右側へ突出して、右側シートバック14R内に配置される構成になっている。
スライダ本体部114Aの前面の左側部分には、上下方向中間部において、スライダ側当接部114Cが形成されている。スライダ側当接部114Cは、前後方向を軸方向とする略円柱状に形成されて、スライダ本体部114Aから前側へ突出している。
付勢バネ116は、第1実施形態と同様に、引張コイルスプリングとして構成されている。一対の付勢バネ116は、左右方向に延在されると共に、上下方向に並んで配置されている。付勢バネ116の左端部は、スライダ本体部114Aに形成された係止部114Dに係止され、付勢バネ116の右端部は、ホルダ118に形成された係止ピン118Pに係止されている。これにより、付勢バネ116が、スライダ114を右側(係合位置側)へ付勢している。
(ホールド部材120について)
ホールド部材120は、略矩形ブロック状に形成されて、スライダ114の前側で且つスライダ側当接部114Cの右側に隣接して配置されている。ホールド部材120は、ホルダ118に設けられたレール(図示省略)に、上下方向にスライド可能に連結されている。具体的には、ホールド部材120は、保持位置(図6に示される位置)と、保持位置から下側へスライドした保持解除位置(図7(A)及び(B)に示される位置)と、の間を移動可能に構成されている。
そして、ホールド部材120の保持位置では、スライダ114のスライダ側当接部114Cが、ホールド部材120に当接している。これにより、初期位置においてスライダ114とホールド部材120とが係合し、スライダ114の右側への移動が制限されて、スライダ114が初期位置に保持されている。一方、ホールド部材120の保持解除位置では、スライダ114(スライダ側当接部114C)とホールド部材120との係合状態が解除され、付勢バネ116の付勢力によって、スライダ114が初期位置から係合位置へ移動するようになっている。すなわち、係合機構部112が作動するように設定されている。
(係合パイプ部材122について)
係合パイプ部材122は、右側シートバック14Rの左上端部内に設けられて、スライダ114のスライダ係合部114Bと車幅方向において対向するように配置されている。係合パイプ部材122は、左右方向を軸方向とする略円筒状に形成されている。また、係合パイプ部材122の内径が左側へ向かうに従い大きくなるように、係合パイプ部材122の内周面が傾斜している。そして、スライダ114の係合位置では、スライダ114のスライダ係合部114Bの先端部が、係合パイプ部材122内に挿入されて、係合パイプ部材122とスライダ係合部114Bとが、係合パイプ部材122の径方向に係合するように設定されている。これにより、スライダ114と係合パイプ部材122とが、少なくとも前後方向に係合する構成になっている。
(アクチュエータ124について)
アクチュエータ124は、ホールド部材120の下側に配置されている。アクチュエータ124は、シリンダ124Aを有している。シリンダ124Aは、上下方向を軸方向とする略円筒状に形成されて、ホルダ118に固定されている。シリンダ124Aの上端部には、マイクロガスジェネレータ124Bが設けられている。マイクロガスジェネレータ124Bは、車両Vの制御部としてのECU(Electronic Control Unit)130に電気的に接続されており、ECU130の制御によってマイクロガスジェネレータ124Bが作動するようになっている。
また、アクチュエータ124は、ピストン124Cを有しており、ピストン124Cは、上下方向を軸方向とする略円柱状に形成され、シリンダ124Aと同軸上に配置されている。そして、ピストン124Cがシリンダ124A内に下側から収容されている。なお、シリンダ124Aとピストン124Cとの間は、図示しないシール部材によってシールされている。また、ピストン124Cの下端部が、リンク部材126によって、ホールド部材120に連結されている。
そして、マイクロガスジェネレータ124Bが作動すると、マイクロガスジェネレータ124Bによって発生したガスがシリンダ124A内に供給されて、シリンダ124A内のガス圧によってピストン124Cが下側へ変位して、ホールド部材120が保持位置から保持解除位置へ移動する構成になっている。
車両VのECU130には、衝突検知センサ132及び衝突予知センサ134が電気的に接続されている。衝突検知センサ132は、加速度センサ等によって構成されて、車両Vの後端部に設けられている。衝突予知センサ134は、例えば、車両Vの周囲を撮影するカメラ等によって構成されて、撮影データをECU130に出力する。そして、ECU130が、衝突検知センサ132や衝突予知センサ134からの出力信号に基づいて、車両Vの後面衝突を検知する。
また、ECU130には、シートバック14(左側シートバック14L及び右側シートバック14R)の起立位置を検出する位置検出部136が電気的に接続されている。位置検出部136は、例えば、車両Vの側部のフレームやヒンジ機構に設けられたスイッチとして構成され、ECU130は、位置検出部136から出力信号に基づいて、シートバック14の起立位置を検知するようになっている。また、ECU130が左側シートバック14L及び右側シートバック14Rの起立位置を検知しない場合には、ECU130によるアクチュエータ124の作動を禁止するように設定されている。
そして、ECU130が車両Vの後面衝突を検知すると、ECU130の制御によって、アクチュエータ124が作動する。これにより、図7(A)に示されるように、ホールド部材120が保持位置から保持解除位置に移動する。このため、ホールド部材120のスライダ114に対する保持状態が解除されて、スライダ114が、付勢バネ116の付勢力によって初期位置から係合位置に移動する。図7(B)に示されるように、スライダ114の係合位置では、スライダ114のスライダ係合部114Bの先端部が、係合パイプ部材122内に挿入されて、スライダ係合部114Bと係合パイプ部材122とが、前後方向に係合する。これにより、左側シートバック14L及び右側シートバック14Rの車幅方向内側の角部同士が連結される。これにより、第2実施形態においても、シートバック14の後側への変形を抑制することができると共に、ひいては着座乗員に対する鞭打ち障害の悪化を抑制できる。
しかも、第2実施形態においても、係合機構部112及びホールド部材120が、左側シートバック14Lの内部に配置されており、係合パイプ部材122が右側シートバック14Rの内部に配置されている。これにより、左側シートバック14L及び右側シートバック14Rを連結するための連結機構110を、左側シートバック14L及び右側シートバック14Rの一方から他方へ突出させることなく、シートバック14に設けることができる。以上により、第2実施形態においても、第1実施形態と同様に、車両用シート100の意匠性を確保しつつ、後面衝突時におけるシートバック14の変形を抑えることができる。
また、第2実施形態では、ホールド部材120にアクチュエータ124が連結されており、アクチュエータ124は、車両VのECU130に電気的に接続されている。そして、車両Vの後面衝突時(衝突予知時も含む)には、アクチュエータ124が作用して、ホールド部材120が保持位置から保持解除位置に瞬時に移動して、係合機構部112を作動させることができる。これにより、例えば、アクチュエータ124を早期に作動させることで、車両Vの後面衝突時におけるシートバック14の変形を効果的に抑制することができる。
また、第2実施形態では、スライダ114が左側シートバック14L内に左右方向にスライド可能に設けられている。そして、係合機構部112の作動時には、スライダ114が初期位置から右側へスライドし、スライダ114のスライダ係合部114Bの先端部が係合パイプ部材122内に挿入して、スライダ114と係合パイプ部材122とが前後方向に係合する。これにより、第1実施形態と比べて、上下方向における係合機構部112の作動スペースの省スペース化を図ることができる。
また、第2実施形態では、左側シートバック14L及び右側シートバック14Rの起立位置を検出する位置検出部136がECU130に電気的に接続されており、ECU130が左側シートバック14L及び右側シートバック14Rの起立位置を検知しない場合には、ECU130によるアクチュエータ124の作動が禁止される。このため、左側シートバック14L及び右側シートバック14Rの少なくとも一方が、傾倒位置に配置された場合には、左側シートバック14L及び右側シートバック14Rの車幅方向内側の角部同士を連結させる必要がないため、係合機構部22の不必要な作動を禁止することができる。
なお、第2実施形態では、アクチュエータ124がマイクロガスジェネレータ124Bを有しており、マイクロガスジェネレータ124Bによって発生するガスによって、アクチュエータ124が作動するようになっているが、アクチュエータ124の構成はこれに限らない。例えば、アクチュエータ124を、ソレノイド等によって構成して、ホールド部材120と連結してもよい。
10 車両用シート
14 シートバック
14L 左側シートバック(第1シートバック)
14R 右側シートバック(第2シートバック)
16L シートバックフレーム
16R シートバックフレーム
22 係合機構部
24 係合アーム(係合部材)
24A アーム連結部(連結部)
24B フック部
26 付勢バネ(付勢部材)
32 ホールド部材(保持部材)
36 ストライカ(被係合部材)
100 車両用シート
112 係合機構部
114 スライダ(係合部材)
114A スライダ本体部(本体部)
114B スライダ係合部(係合部)
116 付勢バネ(付勢部材)
120 ホールド部材(保持部材)
122 係合パイプ部材(被係合部材)
124 アクチュエータ
130 ECU(制御部)
136 位置検出部

Claims (7)

  1. 着座乗員の背部を支持すると共に、車幅方向に分割された第1シートバック及び第2シートバックを有するシートバックと、
    前記第1シートバックと前記第2シートバックとの一方の内部に設けられた被係合部材と、
    前記第1シートバックと前記第2シートバックとの他方の内部に設けられ、作動することで前記被係合部材に係合して前記第1シートバック及び前記第2シートバックを連結する係合部材を有する係合機構部と、
    前記第1シートバックと前記第2シートバックとの他方の内部に設けられ、前記係合機構部を非作動状態に保持すると共に、車両の後面衝突時に前記係合機構部に対する保持状態を解除して前記係合機構部を作動させる保持部材と、
    を備えた車両用シート。
  2. 前記係合部材は、前記係合機構部の非作動状態における初期位置と、前記被係合部材に係合する係合位置と、の間を移動可能に構成され、
    前記保持部材が、前記係合部材と係合して前記係合機構部を非作動状態に保持しており、
    車両の後面衝突時には、慣性力によって前記保持部材が移動して前記保持部材と前記係合部材との係合状態が解除されて、前記係合機構部が作動する請求項1に記載の車両用シート。
  3. 前記係合部材は、
    前記シートバックの骨格を構成するシートバックフレームに回動可能に連結された連結部と、
    被係合部材と係合可能に構成されたフック部と、
    を含んで構成されており、
    前記係合位置では、前記被係合部材と前記フック部とが車幅方向に係合する請求項2に記載の車両用シート。
  4. 前記係合部材は、前記係合機構部の非作動状態における初期位置と、前記被係合部材に係合する係合位置と、の間を移動可能に構成され、
    前記保持部材が、前記係合部材と係合して前記係合機構部を非作動状態に保持しており、
    前記保持部材には、アクチュエータが連結され、
    車両の後面衝突時には、前記アクチュエータが作動することで、前記保持部材と前記係合部材との係合状態が解除されて、前記係合機構部が作動する請求項1に記載の車両用シート。
  5. 前記係合部材は、
    前記シートバックの骨格を構成するシートバックフレームに車幅方向に移動可能に連結された本体部と、
    車幅方向に延在され、前記本体部から前記被係合部材へ向けて延出された係合部と、
    を含んで構成されており、
    前記被係合部材は、車幅方向を軸方向とする筒状に形成されており、
    前記係合位置では、前記係合部が前記被係合部材内に挿入され、前記係合部と前記被係合部材とが前記被係合部材の径方向に係合する請求項4に記載の車両用シート。
  6. 前記第1シートバック及び前記第2シートバックは、起立位置と、起立位置から車両前側へ傾倒した傾倒位置と、の間を回動可能に構成され、
    前記アクチュエータは、制御部の制御によって作動すると共に、前記制御部には、前記第1シートバック及び前記第2シートバックの起立位置を検出する位置検出部が接続されており、
    前記制御部が前記第1シートバック及び前記第2シートバックの起立位置を検知しない場合には、前記制御部による前記アクチュエータの作動が禁止される請求項4又は請求項5に記載の車両用シート。
  7. 前記係合機構部は、前記係合部材を付勢する付勢部材を有しており、
    前記保持部材の前記係合機構部に対する保持状態が解除されたときには、前記付勢部材の付勢力によって前記係合部材が移動して前記係合機構部が作動する請求項2~請求項6の何れか1項に記載の車両用シート。
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