JP6376097B2 - 車両のシート構造 - Google Patents
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Description
さらに、例えば、運転席に着座した乗員がバックミラー越しに車両後方を確認する際、最後列に位置するシートのヘッドレストが車両後方の視界を遮ることがあった。
上記シートクッションにおける一方の端部に対する反対側のシートクッションの端部とは、例えば、乗員が車両前方を向いて着座可能なシートの場合における車両前方側の端部、乗員が車両後方を向いて着座可能なシートの場合における車両後方側の端部、あるいは乗員が車両側方を向いて着座可能なシートの場合における車両内側の端部とすることができる。
上記所定方向は、例えば、乗員が車両前方を向いて着座可能なシートの場合における車両前方、乗員が車両後方を向いて着座可能なシートの場合における車両後方、あるいは乗員が車両側方を向いて着座可能なシートの場合における車両側方とすることができる。
具体的には、シートクッションにヘッドレストを押圧する押圧部を備えたことにより、車両のシート構造は、シートバックが起立位置から倒れ位置に倒伏する際、シートクッションに接触したヘッドレストを倒れ位置から使用位置に向けて押し戻すことができる。
この発明により、車両のシート構造は、座り心地の向上を図るとともに、起立位置へのシートバックの移行を容易にすることができる。
本実施形態における車両1のシート構造について、図1から図4を用いて詳しく説明する。
この車両1における車両後部は、図1及び図2に示すように、車両前後方向に延びる左右一対のサイドフレーム2と、サイドフレーム2の間に配置されるとともに、サイドフレーム2の上面部分に接合されたフロアパネル3とで、車室、及び荷室における床面を構成している。
クロスメンバ5は、車両前後方向に沿った断面において、フロアパネル3の上方に位置する断面略ハット状のアッパパネル5aと、フロアパネル3の下方に位置する断面略ハット状のロアパネル5bとを、フロアパネル3を挟んで車両上下方向で接合して閉断面形状に形成している。
このような車両1の車両後部には、図1及び図2に示すように、車両1に乗車した乗員が着座する後列シート10が、トランクボード8よりも車両前方側の床面に、シートフレーム11を介して載置固定されている。
左側フレーム113は、右側フレーム111に対して左右対称形状のため、その詳細な説明を省略する。
シートバック前倒機構部は、詳細な図示を省略するが、車両後方側に内蔵したシートバックフレーム121の下端に設けた左右一対の連結ブラケット125と、連結ブラケット125を前倒可能に支持するシートフレーム11の支持ブラケット115と、シートバック12の前倒を規制するロック機構などで構成している。
なお、ヘッドレスト13は、起立位置のシートバック12の上部に対して、頭部接触面132が車両前方を向いた状態で配置されている。この状態におけるヘッドレスト13の位置を、使用位置とする。
ヘッドレスト前倒機構部16は、図2及び図3に示すように、ヘッドレストフレーム131の下端同士を車幅方向に連結する連結部材161と、シートバックフレーム121の上部に設けるとともに、連結部材161を回転自在に支持する左右一対のシートバック側ブラケット162と、連結部材161の前倒を規制するロック機構163と、連結部材161を介してヘッドレストフレーム131を車両前方側へ付勢する付勢部材164とで構成している。
より詳しくは、付勢部材164は、図3に示すように、弾性を有する金属製線状体を所定の巻き数で巻き回したコイルスプリングで構成している。この付勢部材164は、連結部材161と押え部材166の間に、巻き回した部分を挿入して装着している。
なお、図5はシートバック12を前倒開始した状態の後列シート10の側面図を示し、図6はヘッドレスト13が押圧された状態の後列シート10の側面図を示し、図7はシートバック12が前倒位置に位置する状態の後列シート10の側面図を示している。
この際、ヘッドレスト13は、付勢部材164による付勢力によって、前面部143を車両後方上方側へ押圧した状態で、前面部143の車両前方側に位置する。
具体的には、シートクッション14にヘッドレスト13を押圧する湾曲面部142を備えたことにより、車両1のシート構造は、シートバック12が起立位置から前倒位置に倒伏する際、シートクッション14に接触したヘッドレスト13を前倒位置から使用位置に向けて押し戻すことができる。
従って、車両1のシート構造は、ヘッドレスト13を付勢する付勢部材164を備えたことにより、前倒位置のシートバック12をヘッドレスト13によって保持して、シートバック12の揺動を抑制することができる。
この発明のシートクッションにおける一方の端部は、実施形態のシートクッション14の後部に対応し、
以下同様に、
倒れ位置は、前倒位置に対応し、
他方の端部は、シートクッション14の前部に対応し、
所定方向は、車両前方に対応し、
押圧部は、湾曲面部142に対応し、
付勢手段は、付勢部材164に対応し、
他方の端部における押圧部よりも車両下方の部分は、前面部143に対応するが、
この発明は、上述の実施形態の構成のみに限定されるものではなく、多くの実施の形態を得ることができる。
12…シートバック
13…ヘッドレスト
14…シートクッション
142…湾曲面部
143…前面部
164…付勢部材
Claims (2)
- 車両に乗車した乗員が着座するシートクッションと、
該シートクッションにおける一方の端部側に配置されたシートバックと、
該シートバックの上部に配置されたヘッドレストとを備え、
前記シートクッションに対して起立した起立位置と、前記シートクッションに対面するように前記シートクッションに向けて倒れた倒れ位置とに移行可能に前記シートバックが支持され、
前記シートバックに対して起立した使用位置と、前記シートクッションへ向けて倒れた倒れ位置とに移行可能に前記ヘッドレストがヘッドレスト前倒機構部を介して支持された車両のシート構造であって、
前記シートクッションにおける前記一方の端部に対する反対側の前記シートクッションの端部を、他方の端部とし、
前記一方の端部から前記他方の端部への方向を所定方向として、
前記シートクッションにおける前記他方の端部に、
前記倒れ位置へ移行する前記シートバックと一体的に移動する倒れ位置の前記ヘッドレストを、前記所定方向側へ押圧する押圧部を備え、
前記押圧部よりも車両下方の部分に、倒れ位置の前記ヘッドレストを並置させる前面部を備え、
前記ヘッドレスト前倒機構部に、前記ヘッドレストを前記使用位置から前記倒れ位置へ向けて付勢する付勢手段と、前記ヘッドレストの前倒を規制するロック手段を備え、
前記ヘッドレストが、前記シートバックの前記倒れ位置に向けての倒れ込みの初期から、前記ロック手段による規制の解放により前記ヘッドレストの頭部接触面が車両下方を向く位置まで前倒可能である
車両のシート構造。 - 前記所定方向に沿った断面において、前記他方の端部における前記押圧部よりも車両下方の部分を、
前記所定方向、かつ車両下方へ向けて傾斜した形状に形成した
請求項1に記載の車両のシート構造。
Priority Applications (1)
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JP2015192499A JP6376097B2 (ja) | 2015-09-30 | 2015-09-30 | 車両のシート構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2015192499A JP6376097B2 (ja) | 2015-09-30 | 2015-09-30 | 車両のシート構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2017065418A JP2017065418A (ja) | 2017-04-06 |
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Family
ID=58493547
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2015192499A Active JP6376097B2 (ja) | 2015-09-30 | 2015-09-30 | 車両のシート構造 |
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JP2007302141A (ja) * | 2006-05-12 | 2007-11-22 | Toyota Motor Corp | 車両用可倒式シート装置 |
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2015
- 2015-09-30 JP JP2015192499A patent/JP6376097B2/ja active Active
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