JP6376097B2 - 車両のシート構造 - Google Patents

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Description

この発明は、例えば、前倒可能に支持されたシートバックと、前倒可能に支持されたヘッドレストとを備え、ヘッドレストを前倒した状態で、シートバックを前倒させるような車両のシート構造に関する。
自動車などの車両において、乗員が着座するシートは、一般的にシートクッションに対してシートバックが前倒、または後倒可能に支持されている。これにより、車両のシートは、シートバックを乗員が所望する位置に調整でき、車室内における居住性、快適性、及び利便性を確保している。
さらに、車室空間の車両後方と車両後部の荷室空間とがひとつづきに構成された車両(例えば、ミニバンやSUV等の車両)において、シートバックの背面と荷室内のトランクボードとが連続する平面となるように、最後列に位置するシートのシートバックが前倒可能に構成されたシート構造が知られている。
このような車両のシート構造の場合、シートバックを前倒させると、シートバックの上部に配置したヘッドレストが、前列に位置するシートのシートバックに接触して、シートバックを完全に倒すことができないことがあった。
さらに、例えば、運転席に着座した乗員がバックミラー越しに車両後方を確認する際、最後列に位置するシートのヘッドレストが車両後方の視界を遮ることがあった。
そこで、シートバックに対してヘッドレストを前倒可能に支持するとともに、ヘッドレストを前倒した状態で、シートバックを前倒させるシート構造が提案されている(特許文献1参照)。
特許文献1のようなシート構造では、ヘッドレストを前倒することで車両後方の視認性を向上するとともに、前列に位置するシートのシートバックに接触することなく、シートバックを前倒させることができる。
一方で、車室内における居住性、快適性を向上する一環として、シートクッションにおける車両前後方向の長さを長くして、シート着座者の座り心地を確保したいというニーズもある。
しかしながら、シートクッションにおける車両前後方向の長さを長くした場合、ヘッドレストを前倒した状態で、シートバックを前倒させると、ヘッドレストがシートクッションに当接して、シートバックを所望する倒れ位置に倒すことができないという問題があった。
特開2007−302141号公報
本発明は、上述の問題に鑑み、シートバックの確実な倒伏と、座り心地の向上とを両立できる車両のシート構造を提供することを目的とする。
この発明は、車両に乗車した乗員が着座するシートクッションと、該シートクッションにおける一方の端部側に配置されたシートバックと、該シートバックの上部に配置されたヘッドレストとを備え、前記シートクッションに対して起立した起立位置と、前記シートクッションに対面するように前記シートクッションに向けて倒れた倒れ位置とに移行可能に前記シートバックが支持され、前記シートバックに対して起立した使用位置と、前記シートクッションへ向けて倒れた倒れ位置とに移行可能に前記ヘッドレストがヘッドレスト前倒機構部を介して支持された車両のシート構造であって、前記シートクッションにおける前記一方の端部に対する反対側の前記シートクッションの端部を、他方の端部とし、前記一方の端部から前記他方の端部への方向を所定方向として、前記シートクッションにおける前記他方の端部に、前記倒れ位置へ移行する前記シートバックと一体的に移動する倒れ位置の前記ヘッドレストを、前記所定方向側へ押圧する押圧部を備え、前記押圧部よりも車両下方の部分に、倒れ位置の前記ヘッドレストを並置させる前面部を備え、前記ヘッドレスト前倒機構部に、前記ヘッドレストを前記使用位置から前記倒れ位置へ向けて付勢する付勢手段と、前記ヘッドレストの前倒を規制するロック手段を備え、前記ヘッドレストが、前記シートバックの前記倒れ位置に向けての倒れ込みの初期から、前記ロック手段による規制の解放により前記ヘッドレストの頭部接触面が車両下方を向く位置まで前倒可能であることを特徴とする。
上記シートは、例えば、乗員が車両前方を向いて着座可能なシート、乗員が車両後方を向いて着座可能なシート、あるいは乗員が車両側方を向いて着座可能なシートとすることができる。
上記シートクッションにおける一方の端部に対する反対側のシートクッションの端部とは、例えば、乗員が車両前方を向いて着座可能なシートの場合における車両前方側の端部、乗員が車両後方を向いて着座可能なシートの場合における車両後方側の端部、あるいは乗員が車両側方を向いて着座可能なシートの場合における車両内側の端部とすることができる。
上記所定方向は、例えば、乗員が車両前方を向いて着座可能なシートの場合における車両前方、乗員が車両後方を向いて着座可能なシートの場合における車両後方、あるいは乗員が車両側方を向いて着座可能なシートの場合における車両側方とすることができる。
この発明により、シートバックの確実な倒伏と、座り心地の向上とを両立することができる。
具体的には、シートクッションにヘッドレストを押圧する押圧部を備えたことにより、車両のシート構造は、シートバックが起立位置から倒れ位置に倒伏する際、シートクッションに接触したヘッドレストを倒れ位置から使用位置に向けて押し戻すことができる。
つまり、車両のシート構造は、シートクッションにおける他方の端部よりも所定方向側にヘッドレストが並置されるように、押圧部がヘッドレストを案内しながらシートバックを倒伏することができる。
これにより、車両のシート構造は、ヘッドレストとシートクッションとの当接によって、シートバックの起立位置から倒れ位置への倒伏が阻害されることを防止できる。このため、車両のシート構造は、シートクッションとシートバックとが近接して対面する位置まで、シートバックを容易に倒伏することができる。
さらに、押圧部がヘッドレストを押圧して押し戻すため、車両のシート構造は、例えば、ヘッドレストの位置を調整しながらシートバックを倒すことを不要にでき、乗員による操作を必要最小限に抑えてシートバックを倒伏することができる。
加えて、シートクッションにおける他方の端部よりも所定方向側にヘッドレストを案内できるため、車両のシート構造は、倒れ位置のヘッドレストが当接しない程度の所定方向の長さに形成したシートクッションに比べて、シートクッションにおける所定方向の長さを容易に長くすることができる。例えば、倒れ位置にヘッドレストが位置する状態で、シートバックを完全に倒伏可能な所定方向の長さを有するシートクッションに比べて、車両のシート構造は、シートクッションにおける所定方向の長さを容易に長くすることができる。
そして、シートクッションとヘッドレストとが所定方向に並置されるように、シートバックを倒伏できるため、例えば、ミニバンやSUVなどの車両において、車両のシート構造は、荷室内のトランクボードを所定方向に延設したような平面を、倒れ位置に位置するシートバックで容易に構成することができる。
従って、車両のシート構造は、倒れ位置のヘッドレストを押圧する押圧部をシートクッションに備えたことにより、シートバックの確実な倒伏と、座り心地の向上とを両立することができる。
記付勢手段は、例えば、コイルスプリング、及びコイルスプリングを支持する支持部材などで構成され、シートバック、またはヘッドレストに配置することができる。
ッドレストが付勢手段によって付勢されているため、車両のシート構造は、シートバックが倒れる過程において、ヘッドレストがシートバックに対して揺動することを防止できる。
これにより、車両のシート構造は、シートバックの倒伏に伴いヘッドレストが揺動する場合に比べて、ヘッドレストが描く最も外側の移動軌跡をより小さくすることができる。このため、車両のシート構造は、シートバックを倒伏させるのに必要な空間を最小限に抑えて、車室内の限られた空間を有効に活用することができる。
さらに、倒れ位置にシートバックが位置する状態において、付勢手段は、所定方向とは逆向きの略逆方向へヘッドレストを付勢することができる。このため、ヘッドレストは、付勢手段の付勢力によってシートクッションを押圧しながら、シートクッションに密着することができる。
これにより、車両のシート構造は、倒れ位置にシートバックが位置する状態において、ヘッドレストとシートクッションとの摺動抵抗を増加することができ、例えば、路面の凹凸などによるシートバックの揺動をも抑制することができる。
このため、例えば、ミニバンやSUVなどの車両において、車両のシート構造は、荷室の床面と連続するシートバックの背面に載置した荷物が、シートバックの揺動によって転倒する、あるいは荷崩れすることを防止できる。
従って、車両のシート構造は、ヘッドレストを付勢する付勢手段を備えたことにより、倒れ位置のシートバックをヘッドレストによって保持して、シートバックの揺動をも抑制することができる。
またこの発明の態様として、前記所定方向に沿った断面において、前記他方の端部における前記押圧部よりも車両下方の部分を、前記所定方向、かつ車両下方へ向けて傾斜した形状に形成することができる。
この発明により、車両のシート構造は、座り心地の向上を図るとともに、起立位置へのシートバックの移行を容易にすることができる。
具体的には、他方の端部における押圧部よりも車両下方の部分を、所定方向、かつ車両下方へ向けて傾斜した形状に形成しているため、シートクッションに乗員が着座した際、他方の端部と乗員の下腿とを近接させることができる。
つまり、シートクッションにおける他方の端部は、着座した乗員の下腿を車両下方から支持することができる。これにより、車両のシート構造は、シートの座り心地の向上を図ることができる。
さらに、例えば、他方の端部における押圧部よりも車両下方の部分を、所定方向とは逆方向、かつ車両下方へ向けて傾斜した形状に形成した場合、シートバックを倒れ位置に倒伏させると、押圧部よりも車両下方の部分にヘッドレストが潜り込むように位置することになる。換言すると、シートクッションにヘッドレストが係合するように、押圧部よりも車両下方の部分にヘッドレストが位置することになる。
このため、例えば、使用位置から倒れ位置に向けてヘッドレストを付勢する付勢手段を備えた場合、付勢手段の付勢力によって、ヘッドレストがシートクッションに係止された状態となり、シートクッションにヘッドレストが引っ掛かって、シートバックを起立位置に容易に戻せないおそれがあった。
これに対して、他方の端部における押圧部よりも車両下方の部分を、所定方向、かつ車両下方へ向けて傾斜した形状に形成しているため、シートクッションにおける他方の端部に、ヘッドレストが潜り込むようなスペースが形成されることがない。
このため、例えば、ヘッドレストが付勢手段によって付勢されている場合であっても、車両のシート構造は、シートクッションにおける他方の端部に、ヘッドレストが係止された状態になることを防止できる。これにより、車両のシート構造は、付勢手段を備えた場合であっても、倒れ位置から起立位置へのシートバックの移行を容易にすることができる。
従って、車両のシート構造は、他方の端部における押圧部よりも車両下方の部分を、所定方向、かつ車両下方へ向けて傾斜した形状に形成したことにより、座り心地の向上を図るとともに、起立位置へのシートバックの移行を容易にすることができる。
本発明により、シートバックの確実な倒伏と、座り心地の向上とを両立できる車両のシート構造を提供することができる。
車両の最後列に位置する後列シートの外観を示す外観斜視図。 車両前後方向に沿った断面における後列シートの側面視を示す側面図。 ヘッドレスト前倒機構部を示す要部拡大図。 ヘッドレストが前倒位置に位置する状態の後列シートを示す側面図。 シートバックを前倒開始した状態の後列シートを示す側面図。 ヘッドレストが押圧された状態の後列シートを示す側面図。 シートバックが前倒位置に位置する状態の後列シートを示す側面図。
この発明の一実施形態を以下図面と共に説明する。
本実施形態における車両1のシート構造について、図1から図4を用いて詳しく説明する。
なお、図1は車両1の最後列に位置する後列シート10の外観斜視図を示し、図2は車両前後方向に沿った断面における後列シート10の側面図を示し、図3はヘッドレスト前倒機構部16の要部拡大図を示し、図4はヘッドレスト13が前倒位置に位置する状態の後列シート10の側面図を示している。
また、本実施形態における要部の図示を明確にするため、図2中において車両中央フレーム112の図示を省略し、図3中において車両左側のヘッドレスト前倒機構部16を図示している。
また、図中において、矢印Fr及びRrは車両前後方向を示しており、矢印Frは車両前方を示し、矢印Rrは車両後方を示している。さらに、矢印Rh及びLhは車幅方向を示しており、矢印Rhは車両右方向を示し、矢印Lhは車両左方向を示している。加えて、図中の上方を車両上方とし、図中の下方を車両下方とする。
本実施形態における車両1は、例えば、ワゴンタイプやSUVなどのように、車室空間の車両後方と車両後部の荷室空間とがひとつづきに構成された車両である。
この車両1における車両後部は、図1及び図2に示すように、車両前後方向に延びる左右一対のサイドフレーム2と、サイドフレーム2の間に配置されるとともに、サイドフレーム2の上面部分に接合されたフロアパネル3とで、車室、及び荷室における床面を構成している。
さらに、左右一対のサイドフレーム2は、後輪(図示省略)が収容されるリヤホイールハウス4の車両前方側において、車幅方向に延びるクロスメンバ5によって連結している。
クロスメンバ5は、車両前後方向に沿った断面において、フロアパネル3の上方に位置する断面略ハット状のアッパパネル5aと、フロアパネル3の下方に位置する断面略ハット状のロアパネル5bとを、フロアパネル3を挟んで車両上下方向で接合して閉断面形状に形成している。
加えて、車両1の車両後部には、図1及び図2に示すように、フロアパネル3の後部に載置固定されたスペアタイヤ6と、スペアタイヤ6の車両上方を覆うように敷設した着脱自在のトランクマット7と、トランクマット7よりも車両上方に敷設した着脱自在のトランクボード8とを備えている。
なお、トランクボード8は、車両上下方向において、リヤハッチ(図示省略)で覆われる開口の下縁である開口下縁部9と略同位置に配置している。
このような車両1の車両後部には、図1及び図2に示すように、車両1に乗車した乗員が着座する後列シート10が、トランクボード8よりも車両前方側の床面に、シートフレーム11を介して載置固定されている。
なお、後列シート10は、車両前後方向において、クロスメンバ5の前端と略同位置に前端を有するとともに、車両1に乗り込んだ2名の乗員が車両前方を向いて着座可能な二人掛けシートである。
詳述すると、後列シート10は、図1及び図2に示すように、車幅方向に近接配置した2つのシートバック12と、シートバック12にそれぞれ支持された2つのヘッドレスト13と、車幅方向に近接配置した2つのシートクッション14と、これらを支持するシートフレーム11とで構成している。
シートフレーム11は、図1及び図2に示すように、車両右側のサイドフレーム2に固定された右側フレーム111と、車幅方向略中央において、前端がクロスメンバ5に固定された中央フレーム112と、車両左側のサイドフレーム2に固定された左側フレーム113と、右側フレーム111、中央フレーム112、及び左側フレーム113を車幅方向で連結する連結フレーム114とで構成している。
このシートフレーム11は、中央フレーム112と右側フレーム111とで、車両右側に配置されたシートバック12、及びシートクッション14を支持している。さらに、シートフレーム11は、中央フレーム112と左側フレーム113とで、車両左側に配置されたシートバック12、及びシートクッション14を支持している。
右側フレーム111は、シートバック12を支持する支持ブラケットと、支持ブラケットの後端、及びサイドフレーム2を連結する固定ブラケットとを一体的に接合して構成している。
左側フレーム113は、右側フレーム111に対して左右対称形状のため、その詳細な説明を省略する。
中央フレーム112は、詳細な図示を省略するが、左側フレーム113、及び右側フレーム111と略同一形状で、2つのシートバック12を支持する支持ブラケットと、支持ブラケットの前端、及びクロスメンバ5の前面を連結する固定ブラケットとで一体的に構成している。
連結フレーム114は、図2に示すように、車両前後方向に沿った断面が断面閉断面形状であって、左側フレーム113の下部、中央フレーム112の下部、及び右側フレーム111の下部を一体的に連結している。
なお、本実施形態では、説明を容易にするため、右側フレーム111の支持ブラケット、左側フレーム113の支持ブラケット、及び中央フレーム112の支持ブラケットを、シートフレーム11の支持ブラケット115として説明する。
また、シートバック12は、円筒状のパイプ部材を屈曲して形成した正面視略矩形のシートバックフレーム121や、シートバックフレーム121を囲繞するスポンジ部材(図示省略)などで構成され、その背面122が略平面状に形成されている。
このシートバック12は、乗員の背中が接触する背部接触面123が車両前方を向くとともに、下端に対して上端が車両後方に位置するように傾けた状態で配置されている。この状態におけるシートバック12の位置を、シートクッション14に対して起立した起立位置とする。
さらに、シートバック12の背部接触面123側には、図1に示すように、車幅方向に所定間隔を隔てるとともに、車両上下方向に延びる2つのスリット124を開口形成している。このスリット124は、後述するヘッドレスト13が前倒した際、ヘッドレストフレーム131を挿通可能に形成している。
このような構成のシートバック12は、シートバック前倒機構部を介して、シートフレーム11に前倒可能に支持されている。
シートバック前倒機構部は、詳細な図示を省略するが、車両後方側に内蔵したシートバックフレーム121の下端に設けた左右一対の連結ブラケット125と、連結ブラケット125を前倒可能に支持するシートフレーム11の支持ブラケット115と、シートバック12の前倒を規制するロック機構などで構成している。
このシートバック前倒機構部は、シートバック12の背面122に設けた操作レバー(図示省略)が乗員によって操作されると、ロック機構によるシートバック12の前倒を規制した状態が解放されるように構成している。
さらに、シートバック前倒機構部は、シートフレーム11の支持ブラケット115とシートバック12の連結ブラケット125との連結箇所であるシートバック連結箇所15を回転中心として、シートバック12の背部接触面123がシートクッション14の上面に当接する位置まで、前倒可能に構成している(図7参照)。この状態におけるシートバック12の位置を前倒位置とする。
なお、シートバック連結箇所15は、前倒位置において、シートバック12の背面122と、トランクボード8の上面とが連続した略平面となる車両前後方向、及び車両上下方向の位置で連結している。
また、ヘッドレスト13は、図2及び図3に示すように、円筒状のパイプ部材を屈曲して形成するとともに、その下端がシートバック12に埋没する車両上下方向長さを有する正面視略門型形状のヘッドレストフレーム131や、ヘッドレストフレーム131を囲繞するスポンジ部材(図示省略)などで構成している。
さらに、ヘッドレスト13は、乗員の頭部が接触する頭部接触面132が、側面視において、車両前方へ突出するように湾曲した形状に形成している。
なお、ヘッドレスト13は、起立位置のシートバック12の上部に対して、頭部接触面132が車両前方を向いた状態で配置されている。この状態におけるヘッドレスト13の位置を、使用位置とする。
このような構成のヘッドレスト13は、ヘッドレスト前倒機構部16を介して、シートバック12のシートバックフレーム121に前倒可能に支持されている。
ヘッドレスト前倒機構部16は、図2及び図3に示すように、ヘッドレストフレーム131の下端同士を車幅方向に連結する連結部材161と、シートバックフレーム121の上部に設けるとともに、連結部材161を回転自在に支持する左右一対のシートバック側ブラケット162と、連結部材161の前倒を規制するロック機構163と、連結部材161を介してヘッドレストフレーム131を車両前方側へ付勢する付勢部材164とで構成している。
このヘッドレスト前倒機構部16は、シートバック12の背面122に設けた操作レバーが乗員によって操作されると、ロック機構163による連結部材161の前倒を規制した状態が解放されるように構成している。
さらに、ヘッドレスト前倒機構部16は、図4に示すように、連結部材161とシートバック側ブラケット162との連結箇所であるヘッドレスト連結箇所165を回転中心として、ヘッドレスト13の頭部接触面132が車両下方を向く位置まで、前倒可能に構成している。この状態におけるヘッドレスト13の位置を前倒位置とする。
より詳しくは、連結部材161は、図3に示すように、車両前方側に平面を有する略平板状の連結前部161aと、連結前部161aの上端から車両後方へ略直角に延設した略平板状の連結上部161bと、連結前部161aにおける車幅方向の両端から車両後方へ延設した連結側部161cとで一体形成している。
さらに、連結前部161aの背面における車幅方向の略中央には、連結前部161aとで付勢部材164を挟持する押え部材166を備えている。この押え部材166は、車幅方向に延びる略棒状材の一端が連結前部161aに固定され、他端が連結前部161aに対して所定間隔だけ離間した形状に形成している。
左右一対のシートバック側ブラケット162は、図3に示すように、車幅方向に所定間隔を隔てて、シートバックフレーム121の車両前方側に溶着固定されている。さらに、シートバック側ブラケット162は、ヘッドレスト13が車両前方側へ約90度前倒すると、ヘッドレストフレーム131と当接して、ヘッドレスト13の前倒を規制するように構成している。
なお、ヘッドレスト連結箇所165は、図4に示すように、使用位置におけるヘッドレスト13の背面133が、前倒位置において、シートバック12の上端と車両上下方向で略同位置となる車両前後方向、及び車両上下方向の位置で連結している。
ロック機構163は、図3に示すように、操作ケーブル167を介して操作レバーに連結された入力カム163aや、入力カム163aに噛合した複数のカム部材などで構成している。このロック機構163は、乗員によって操作レバーが操作されると、操作ケーブル167によって入力カム163aが回動して、ヘッドレスト13の前倒を規制した状態を解放するように構成している。
付勢部材164は、使用位置に位置するヘッドレスト13を、車両前方側へ付勢するように構成している。
より詳しくは、付勢部材164は、図3に示すように、弾性を有する金属製線状体を所定の巻き数で巻き回したコイルスプリングで構成している。この付勢部材164は、連結部材161と押え部材166の間に、巻き回した部分を挿入して装着している。
さらに、付勢部材164は、シートバックフレーム121の上部における車幅方向略中央に設けた係止ブラケット168に一端を係止し、連結部材161の連結上部161bにおける後端に他端を係止している。
また、シートクッション14は、クッション材としてスポンジ部材やスポンジ部材を支持する支持部材などで構成し、後部に対して前部が車両上下方向に厚肉となる形状に形成している。このシートクッション14は、起立位置におけるシートバック12の下端の下方に、その後部が位置するようにシートフレーム11に支持されている。
より詳しくは、シートクッション14は、図1及び図2に示すように、側面視において、連結フレーム114に載置される後端近傍から車両前方上方へ傾斜するとともに、乗員の臀部が接触する上面部141と、上面部141の前端から車両前方下方へ湾曲した湾曲面部142と、湾曲面部142から車両前方下方へ傾斜した前面部143とを有する形状に形成している。
さらに、シートクッション14は、図4に示すように、前倒位置のヘッドレスト13が、シートバック連結箇所15を回転中心として車両前方下方へ回動した際における頭部接触面132側の回動軌跡Rと、湾曲面部142とが交差する車両前後方向の長さに形成している。
次に、上述した構成の後列シート10において、起立位置のシートバック12を、前倒位置へ前倒する工程について、図5から図7を用いて詳しく説明する。
なお、図5はシートバック12を前倒開始した状態の後列シート10の側面図を示し、図6はヘッドレスト13が押圧された状態の後列シート10の側面図を示し、図7はシートバック12が前倒位置に位置する状態の後列シート10の側面図を示している。
まず、図2に示すように、後列シート10のシートバック12が起立位置に位置するとともに、ヘッドレスト13が使用位置に位置する状態において、乗員がシートバック12の操作レバーを操作すると、ヘッドレスト前倒機構部16のロック機構163は、ヘッドレスト13の前倒を規制した状態を解放する。
そして、ロック機構163による前倒の規制が解放されると、ヘッドレスト13は、図4に示すように、付勢部材164の付勢力によって、ヘッドレスト連結箇所165を回転中心として、車両前方下方へ回動開始する。
その後、車両前方下方へ約90度回動して、シートバックフレーム131がシートバック側ブラケット162に当接すると、ヘッドレスト13の回動が規制され、ヘッドレスト13は、図4に示すように前倒位置に到達する。
引き続き、乗員が操作レバーを操作すると、シートバック前倒機構部のロック機構は、シートバック12の前倒を規制した状態を解放する。そして、操作レバーを操作した乗員が、シートバック12を車両前方側へ押圧すると、シートバック12は、図5に示すように、シートバック連結箇所15を回転中心として、車両前方下方へ回動開始する。
この際、ヘッドレスト13は、付勢部材164の付勢力によって、前倒位置に位置する状態が維持されながら、シートバック連結箇所15を回転中心として移動するように回動する。
そして、前倒位置に位置するヘッドレスト13の回動軌跡Rと交差する位置に湾曲面部142を形成しているため、シートバック13が所定角度だけ回動すると、ヘッドレスト13の頭部接触面132が、シートクッション14の湾曲面部142に接触する。
ヘッドレスト13が接触すると、湾曲面部142は、シートバック12の自重、及び回転慣性による車両前方下方への荷重を、その湾曲した形状によって、車両前方上方への荷重に変換して、ヘッドレスト13を押圧開始する。つまり、ヘッドレスト13が接触すると、湾曲面部142は、ヘッドレスト13が接触した際の反力によって、ヘッドレスト13を付勢部材164の付勢力に抗して車両前方側へ押圧開始する。
湾曲面部142がヘッドレスト13を押圧開始すると、ヘッドレスト13は、図6に示すように、頭部接触面132が湾曲面部142と摺動しながら、使用位置に押し戻されるように車両前方上方へ向けて回動する。
このため、シートバック12は、湾曲面部142とヘッドレスト13との当接によって回動が規制されることなく、さらに車両前方下方へ向けて回動する。この際、ヘッドレスト14は、湾曲面部142の湾曲した形状と、湾曲面部142からの押圧によって、前面部143の車両前方側に案内されるように回動する。
その後、シートクッション14の上面部141に背部接触面123が当接すると、シートバック12の回動が規制され、シートバック12は、図7に示すように前倒位置に到達する。
この際、ヘッドレスト13は、付勢部材164による付勢力によって、前面部143を車両後方上方側へ押圧した状態で、前面部143の車両前方側に位置する。
このようにして、車両1は、トランクボード8を車両前方へ延設したような平面を、前倒位置に到達したシートバック12の背面122とトランクボード8とで構成して、後列シート10の前倒を完了する。
以上のような動作を実現する車両1のシート構造は、シートバック12の確実な前倒と、座り心地の向上とを両立することができる。
具体的には、シートクッション14にヘッドレスト13を押圧する湾曲面部142を備えたことにより、車両1のシート構造は、シートバック12が起立位置から前倒位置に倒伏する際、シートクッション14に接触したヘッドレスト13を前倒位置から使用位置に向けて押し戻すことができる。
つまり、車両1のシート構造は、シートクッション14の前部よりも車両前方側にヘッドレスト13が並置されるように、湾曲面部142がヘッドレスト13を案内しながらシートバック12を倒伏することができる。
これにより、車両1のシート構造は、ヘッドレスト13とシートクッション14との当接によって、起立位置から前倒位置へのシートバック12の倒伏が阻害されることを防止できる。このため、車両1のシート構造は、シートクッション14とシートバック12とが当接する位置まで、シートバック12を容易に倒伏することができる。
さらに、湾曲面部142がヘッドレスト13を押圧して押し戻すため、車両1のシート構造は、例えば、ヘッドレスト13の位置を調整しながらシートバック12を倒すことを不要にでき、乗員による操作を必要最小限に抑えてシートバック12を倒伏することができる。
加えて、シートクッション14の前部よりも車両前方側にヘッドレスト13を案内できるため、車両1のシート構造は、前倒位置のヘッドレスト13が当接しない程度の車両前後方向の長さに形成したシートクッションに比べて、シートクッション14における車両前後方向の長さを容易に長くすることができる。例えば、前倒位置にヘッドレスト13が位置する状態で、シートバック12を完全に倒伏可能な車両前後方向の長さを有するシートクッションに比べて、車両1のシート構造は、シートクッション14における車両前後方向の長さを容易に長くすることができる。
そして、シートクッション14とヘッドレスト13とが車両前後方向に並置されるように、シートバック12を倒伏できるため、車両1のシート構造は、荷室内のトランクボード8を車両前方に延設したような平面を、前倒位置に位置するシートバック12で容易に構成することができる。
従って、車両1のシート構造は、前倒位置のヘッドレスト13を押圧する湾曲面部142をシートクッション14に備えたことにより、シートバック12の確実な前倒と、座り心地の向上とを両立することができる。
また、ヘッドレスト13を付勢する付勢部材164を備えたことにより、車両1のシート構造は、前倒位置のシートバック12をヘッドレスト13によって保持して、シートバック12の揺動を抑制することができる。
具体的には、付勢部材164によってヘッドレスト13が付勢されているため、車両1のシート構造は、シートバック12が前倒する過程において、ヘッドレスト13がシートバック12に対して揺動することを防止できる。
これにより、車両1のシート構造は、シートバック12の前倒に伴いヘッドレストが揺動する場合に比べて、ヘッドレスト13が描く最も外側の移動軌跡をより小さくすることができる。このため、車両1のシート構造は、シートバック12を前倒させるのに必要な空間を最小限に抑えて、車室内の限られた空間を有効に活用することができる。
さらに、前倒位置にシートバック12が位置する状態において、付勢部材164は、ヘッドレスト13を車両後方上方側へ付勢することができる。このため、ヘッドレスト13は、付勢部材164の付勢力によってシートクッション14を押圧しながら、シートクッション14に密着することができる。
これにより、車両1のシート構造は、前倒位置にシートバック12が位置する状態において、ヘッドレスト13とシートクッション14との摺動抵抗を増加することができ、例えば、路面の凹凸などによるシートバック12の揺動を抑制することができる。
このため、車両1のシート構造は、荷室の床面と連続するシートバック12の背面に載置した荷物が、シートバック12の揺動によって転倒する、あるいは荷崩れすることを防止できる。
従って、車両1のシート構造は、ヘッドレスト13を付勢する付勢部材164を備えたことにより、前倒位置のシートバック12をヘッドレスト13によって保持して、シートバック12の揺動を抑制することができる。
また、車両前方、かつ車両下方へ向けて傾斜した形状にシートクッション14の前面部143を形成したことにより、車両1のシート構造は、座り心地の向上を図るとともに、起立位置へのシートバック12の移行を容易にすることができる。
具体的には、車両前方、かつ車両下方へ向けて傾斜した形状に前面部143を形成しているため、シートクッション14に乗員が着座した際、前面部143と乗員の下腿とを近接させることができる。
つまり、シートクッション14の前面部143は、着座した乗員の下腿を車両下方から支持することができる。これにより、車両1のシート構造は、シートの座り心地の向上を図ることができる。
さらに、例えば、前面部を車両後方、かつ車両下方へ向けて傾斜した形状に形成した場合、シートバック12を前倒位置に倒伏させると、前面部にヘッドレスト13が潜り込むように位置することになる。換言すると、シートクッション14に係合するようにヘッドレスト13が位置することになる。
このため、付勢部材164の付勢力によって、ヘッドレスト13がシートクッション14に係止された状態となり、シートクッション14にヘッドレスト13が引っ掛かって、シートバック12を起立位置に容易に戻せないおそれがあった。
これに対して、前面部143を、車両前方、かつ車両下方へ向けて傾斜した形状に形成しているため、シートクッション14の前部にヘッドレスト13が潜り込むようなスペースが形成されることがない。
このため、車両1のシート構造は、シートクッション14の前部に、ヘッドレスト13が係止された状態になることを防止できる。これにより、車両1のシート構造は、付勢部材164を備えた場合であっても、前倒位置から起立位置へのシートバック12の移行を容易にすることができる。
従って、車両1のシート構造は、車両前方、かつ車両下方へ向けて傾斜した形状に前面部143を形成したことにより、座り心地の向上を図るとともに、起立位置へのシートバック12の移行を容易にすることができる。
この発明の構成と、上述の実施形態との対応において、
この発明のシートクッションにおける一方の端部は、実施形態のシートクッション14の後部に対応し、
以下同様に、
倒れ位置は、前倒位置に対応し、
他方の端部は、シートクッション14の前部に対応し、
所定方向は、車両前方に対応し、
押圧部は、湾曲面部142に対応し、
付勢手段は、付勢部材164に対応し、
他方の端部における押圧部よりも車両下方の部分は、前面部143に対応するが、
この発明は、上述の実施形態の構成のみに限定されるものではなく、多くの実施の形態を得ることができる。
例えば、上述した実施形態において、乗員が車両前方を向いて着座する後列シート10としたが、これに限定せず、乗員が車両後方を向いて着座するシート、乗員が車両側方を向いて着座するシート、あるいは乗員が車両前後方向に対して斜めに着座するシートであってもよい。
また、車両1の後部に配置した後列シート10としたが、これに限定せず、例えば、3列シートの車両における中列シート、あるいは助手席であってもよい。もしくは、車室や荷室に配置される折り畳み可能な補助シートなどであってもよい。
また、シートフレーム11によってシートバック12を支持する後列シート10としたが、これに限定せず、シートクッション14に内蔵したフレーム部材、及びシートバック前倒機構部によってシートバック12を支持する構成としてもよい。
また、付勢部材164をコイルスプリングで構成したが、これに限定せず、ヘッドレスト13を付勢可能であれば、適宜の構成としてもよい。例えば、ロック機構163にヘッドレスト13を付勢する付勢手段を設けてもよい。
また、シートバック前倒機構部を、シートバック連結箇所15を回転中心として、シートバック12を前倒させる構成としたが、これに限定せず、前倒位置にシートバック12を倒伏可能であれば適宜の構成のシートバック前倒機構部としてもよい。例えば、車両上方側へスライドさせたシートバック12を前倒する構成としてもよい。あるいは複数の回転軸を有するシートバック前倒機構部としてもよい。
また、ヘッドレスト前倒機構部16を、ヘッドレスト連結箇所165を回転中心として、ヘッドレスト13を前倒させる構成としたが、これに限定せず、前倒位置にヘッドレスト13を倒伏可能であれば適宜の構成のヘッドレスト前倒機構部16としてもよい。例えば、車両上方側へスライド移動させたヘッドレスト13を前倒する構成としてもよい。あるいは、複数の回転軸を有するヘッドレスト前倒機構部としてもよい。
1…車両
12…シートバック
13…ヘッドレスト
14…シートクッション
142…湾曲面部
143…前面部
164…付勢部材

Claims (2)

  1. 車両に乗車した乗員が着座するシートクッションと、
    該シートクッションにおける一方の端部側に配置されたシートバックと、
    該シートバックの上部に配置されたヘッドレストとを備え、
    前記シートクッションに対して起立した起立位置と、前記シートクッションに対面するように前記シートクッションに向けて倒れた倒れ位置とに移行可能に前記シートバックが支持され、
    前記シートバックに対して起立した使用位置と、前記シートクッションへ向けて倒れた倒れ位置とに移行可能に前記ヘッドレストがヘッドレスト前倒機構部を介して支持された車両のシート構造であって、
    前記シートクッションにおける前記一方の端部に対する反対側の前記シートクッションの端部を、他方の端部とし、
    前記一方の端部から前記他方の端部への方向を所定方向として、
    前記シートクッションにおける前記他方の端部に、
    前記倒れ位置へ移行する前記シートバックと一体的に移動する倒れ位置の前記ヘッドレストを、前記所定方向側へ押圧する押圧部を備え、
    前記押圧部よりも車両下方の部分に、倒れ位置の前記ヘッドレストを並置させる前面部を備え
    前記ヘッドレスト前倒機構部に、前記ヘッドレストを前記使用位置から前記倒れ位置へ向けて付勢する付勢手段と、前記ヘッドレストの前倒を規制するロック手段を備え、
    前記ヘッドレストが、前記シートバックの前記倒れ位置に向けての倒れ込みの初期から、前記ロック手段による規制の解放により前記ヘッドレストの頭部接触面が車両下方を向く位置まで前倒可能である
    車両のシート構造。
  2. 前記所定方向に沿った断面において、前記他方の端部における前記押圧部よりも車両下方の部分を、
    前記所定方向、かつ車両下方へ向けて傾斜した形状に形成した
    請求項1に記載の車両のシート構造。
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