JP2020040509A - 乗物用シート - Google Patents
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Description
上記の構成では、車体に設けられた被係合部と係合する際にロックユニットに入力される荷重を、サイドフレームの傾斜部に取り付けられた外側ブラケットを介して効率的にシートバックフレームに伝達することが可能となる。
上記の構成では、傾斜部よりも下方の第1フレーム部の強度を向上することが可能となる。
上記の構成では、車体に設けられた被係合部と係合する際にロックユニットに入力される荷重が、外側ブラケットに伝達された際に、シートバックフレームに対して捩れる方向の力にも耐えることが可能となるため、傾斜部周辺の強度が向上する。
上記の構成では、外側ブラケットの後面がスリットを備える構成であるため、板材を折り曲げるなどしてスリットを備える後面を形成することが可能となるため、外側ブラケットを成形する際の作業が容易なものとなる。
上記の構成では、サイドフレームの傾斜部が、外側ブラケット及び内側ブラケットにより囲まれているため、傾斜部付近の強度が向上する。
上記の構成では、外側ブラケットに入力された荷重を内側ブラケットが受け止め、内側ブラケットを介して効率的にシートバックフレームに伝達することが可能となる。
上記の構成では、サイドフレームの傾斜部が、外側ブラケット及び内側ブラケットにより挟み込まれてそれぞれ接合されているため、傾斜部付近の強度が向上する。
上記の構成では、ロック解除部材を簡素な構造によって固定することが可能となる。
上記の構成では、ロックユニットが、第1フレーム部の延在方向における前面よりも前方に設けられているため、シートバックを後方に傾斜させることが可能となるため、乗員の乗り心地が向上する。
また、本発明の乗物用シートによれば、車体に設けられた被係合部と係合する際にロックユニットに入力される荷重を、サイドフレームの傾斜部に取り付けられた外側ブラケットを介して効率的にシートバックフレームに伝達することが可能となる。
また、本発明の乗物用シートによれば、傾斜部よりも下方の第1フレーム部の強度を向上することが可能となる。
また、本発明の乗物用シートによれば、車体に設けられた被係合部と係合する際にロックユニットに入力される荷重が、外側ブラケットに伝達された際に、シートバックフレームに対して捩れる方向の力にも耐えることが可能となるため、傾斜部周辺の強度が向上する。
また、本発明の乗物用シートによれば、外側ブラケットの後面がスリットを備える構成であるため、板材を折り曲げるなどしてスリットを備える後面を形成することが可能となるため、外側ブラケットを成形する際の作業が容易なものとなる。
また、本発明の乗物用シートによれば、サイドフレームの傾斜部が、外側ブラケット及び内側ブラケットにより囲まれているため、傾斜部付近の強度が向上する。
また、本発明の乗物用シートによれば、外側ブラケットに入力された荷重を内側ブラケットが受け止め、内側ブラケットを介して効率的にシートバックフレームに伝達することが可能となる。
また、本発明の乗物用シートによれば、サイドフレームの傾斜部が、外側ブラケット及び内側ブラケットにより挟み込まれてそれぞれ接合されているため、傾斜部付近の強度が向上する。
また、本発明の乗物用シートによれば、ロック解除部材を簡素な構造によって固定することが可能となる。
また、本発明の乗物用シートによれば、ロックユニットが、第1フレーム部の延在方向における前面よりも前方に設けられているため、シートバックを後方に傾斜させることが可能となるため、乗員の乗り心地が向上する。
本実施形態の車両用シートSは、例えば車両の後部左側の座席に相当するリアシートである。本実施形態に係る車両用シートSは、図1に図示した外観を有している。なお、図1中、車両用シートSの一部については、図示の都合上、トリムカバーを外した構成にて図示している。
まず、図2を参照しながら、シートフレームFの構成の概要について説明する。図2では、図1に示す車両用シートSの左側のシートのシートフレームFを図示している。図2に示されるように、シートフレームFは、主にシートクッションフレーム1及びシートバックフレーム2により構成される。シートクッションフレーム1は、車両用シートSにおける着座部分の骨格をなし、シートバックフレーム2は、車両用シートSにおける背もたれ部分の骨格をなす。
車両用シートSは、シートバックフレーム2(シートバックS2)の傾動をロックするロックユニット30を備えている。以下、図3乃至図5を参照して、シートフレームFに対するロックユニット30の取り付けについて説明する。
以下、図6及び図7を参照して、外側ブラケット10の構成について説明する。
図6は外側ブラケット10の正面図であり、図7は外側ブラケット10をシート幅方向外側から見た側面図である。
以下、図8及び図9を参照して、内側ブラケット20の構成について説明する。
図8は内側ブラケット20の正面図であり、図9は内側ブラケット20を上方から見た外観図である。
図10は、シートフレームFの部分分解図である。図10に示すように、ロックユニット30は、シート幅方向における内側に内側側面31を有し、シート幅方向における外側に外側側面32を有しており、内側側面31には、ロックユニット30を外側ブラケット10に対して取り付ける際に用いられる不図示の取付孔が形成されている。ロックユニット30は支持ブラケット40に回動操作可能に支持されたロック解除部材41と接続されている。
図3及び図5に示すように、ワイヤ部材50は、ワイヤを折り曲げることで形成されており、シート幅方向に延在する第1延出部51及び第2延出部52と、第1延出部51及び第2延出部52を連結する連結部53と、を備えている。図3及び図5に示すように、第1延出部51の第1端部51aは、上部フレーム5に溶接されて取り付けられており、第2延出部52の第2端部52aは、外側ブラケット10の上面14に溶接されて取り付けられている。また、第1延出部51の第1端部51aとは反対側の端部である第1曲折部51bにおいてワイヤが折り曲げられて連結部53が連結されている。そして、第2延出部52の第2端部52aとは反対側の端部である第2曲折部52bにおいてワイヤが折り曲げられて連結部53が連結されている。
以上説明した車両用シートS(乗物用シート)によれば、シートクッションS1に対して傾動可能なシートバックS2を備えた車両用シートSであって、シートバックS2は、シートバックフレーム2と、車体に設けられた被係合部(ストライカ)と係合してシートバックフレーム2の傾動をロックするロックユニット30と、を備え、シートバックフレーム2は、車両用シートSの側部に配設されるサイドフレーム3を有し、該サイドフレーム3は、車両用シートSの上下方向に延在する第1フレーム部3aと、第1フレーム部3aの上端部から車両用シートSの幅方向において内側に傾斜している傾斜部3bと、を備え、ロックユニット30は、車両用シートSの幅方向において第1フレーム部3aの内側に設けられている。
以上、本発明の一実施形態に係る車両用シートSの構成について説明してきたが、上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするための一例に過ぎず、本発明を限定するものではない。すなわち、本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることは勿論である。
S1 シートクッション
S11 クッションパッド
S12 トリムカバー
S2 シートバック
S21 クッションパッド
S22 トリムカバー
S3 ヘッドレスト
S31 クッションパッド
S32 トリムカバー
F シートフレーム
1 シートクッションフレーム
1a 支持脚
2 シートバックフレーム
3 サイドフレーム
3a 第1フレーム部
3b 傾斜部
4 サイドフレーム
5 上部フレーム
6 下部フレーム
7 ワイヤフレーム
8 連結フレーム
10 外側ブラケット
11 外側面
11a 開口
11b 取付孔
12 前面
12a スリット
13 後面
13a スリット
14 上面
15 係合部
16 屈曲部
17 延出部
20 内側ブラケット
21 第1部分
21a 前端部
22 第2部分
22a 後端部
23 上端部
24 下端部
30 ロックユニット
31 内側側面
32 外側側面
33 バネ部材
34 ロック片
40 支持ブラケット
41 ロック解除部材
42 前方部
43 後方部
50 ワイヤ部材
51 第1延出部
51a 第1端部
51b 第1曲折部
52 第2延出部
52a 第2端部
52b 第2曲折部
53 連結部
SAB サイドエアバッグモジュール
Claims (10)
- シートクッションに対して傾動可能なシートバックを備えた乗物用シートであって、
前記シートバックは、
シートバックフレームと、
車体に設けられた被係合部と係合して前記シートバックフレームの傾動をロックするロックユニットと、を備え、
前記シートバックフレームは、
前記乗物用シートの側部に配設されるサイドフレームを有し、
該サイドフレームは、前記乗物用シートの上下方向に延在する第1フレーム部と、
該第1フレーム部の上端部から前記乗物用シートの幅方向において内側に傾斜している傾斜部と、を備え、
前記ロックユニットは、前記乗物用シートの幅方向において前記第1フレーム部の内側に設けられていることを特徴とする乗物用シート。 - 前記傾斜部の前記乗物用シートの幅方向における外側に取り付けられた外側ブラケットを備え、
前記ロックユニットは、前記外側ブラケットの前記乗物用シートの幅方向における外側面に取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載の乗物用シート。 - 前記外側ブラケットは、前記乗物用シートの上下方向において前記傾斜部よりも下方の前記第1フレーム部に取り付けられていることを特徴とする請求項2に記載の乗物用シート。
- 前記外側ブラケットは、前記乗物用シートの前後方向において前記傾斜部の後方において、前記傾斜部に取り付けられていることを特徴とする請求項2又は3に記載の乗物用シート。
- 前記外側ブラケットは、前記乗物用シートの前後方向における後方に後面を備え、
前記後面はスリットを備えていることを特徴とする請求項2乃至4のいずれか一項に記載の乗物用シート。 - 前記傾斜部の前記乗物用シートの幅方向における内側に取り付けられた内側ブラケットを備え、
前記傾斜部の少なくとも一部は、前記外側ブラケット及び前記内側ブラケットに囲まれていることを特徴とする請求項2乃至5のいずれか一項に記載の乗物用シート。 - 前記内側ブラケットは、前記乗物用シートの前後方向において前記傾斜部の前方、かつ、前記乗物用シートの幅方向において前記傾斜部の内側において、前記傾斜部に取り付けられていることを特徴とする請求項6に記載の乗物用シート。
- 前記傾斜部の少なくとも一部は、前記外側ブラケット及び前記内側ブラケットにより挟み込まれて接合されていることを特徴とする請求項6に記載の乗物用シート。
- 前記外側ブラケットは、前記乗物用シートの上下方向に上面を備え、
一端部が前記シートバックフレームに取り付けられたワイヤ部材を備え、
前記ワイヤ部材の他端部が、前記外側ブラケットの前記上面に取り付けられていることを特徴とする請求項2乃至8のいずれか一項に記載の乗物用シート。 - 前記ロックユニットは、前記乗物用シートの前後方向において前記第1フレーム部の延在方向における前面よりも前方に設けられていることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか一項に記載の乗物用シート。
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JP2018169110A JP2020040509A (ja) | 2018-09-10 | 2018-09-10 | 乗物用シート |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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---|---|
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Citations (5)
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2018
- 2018-09-10 JP JP2018169110A patent/JP2020040509A/ja active Pending
-
2023
- 2023-03-03 JP JP2023032806A patent/JP2023060140A/ja active Pending
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