JP5418139B2 - 車両用シート装置 - Google Patents

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この発明は、メインシートクッションおよびメインシートバックを有するメインシートと、サブシートクッションおよびサブシートバックを有するサブシートと、サブシートバックをメインシートバックに対して脱着可能に取付ける連結部と、を備えたような車両用シート装置に関する。
従来、2列目の後列シートにおいて、左右一対のメインシート間にサブシートを脱着可能に設け、このサブシートを使用しない場合、メインシートを2人掛けのゆったり乗車モードと成し、また一対のメインシート間の間隔を確保して、2列目と3列目との間のウオークスルーを確保したり、あるいは、サブシートの使用に際しては、一対のメインシート間にサブシートを取付けて、3人掛けのフル乗車モードを確保する等、多用なシートアレンジか可能な車両用シート装置が知られている。
特に、上記サブシートを使用しない場合、その収納を図る目的で、サブシートバックとサブシートクッションとが独立して設けられることも知られている。
一方で、上記サブシートにおいても安全面上の理由からシートベルトを設けることが義務化されており、通常は該サブシートにおいては2点式のシートベルトでサブシート乗員を拘束するように構成されているが、高い安全性を確保するためにはサブシートにおいても3点式のシートベルトでサブシート乗員を拘束することが望ましい。
この場合、サブシートに対して剛性が高いメインシートのシートバックを利用してサブシート用のショルダアンカを、メインシートのシートバック側方に設けることが知られているが、このように構成すると、メインシートのシートバック側方にサブシート用のショルダアンカが位置するので、非使用時の見栄えが悪く、また使用時においてもメインシートとサブシートとの間にショルダアンカのスペースに対応した比較的大きい隙間を形成する必要があるので、サブシートのシートバック(サブシートバック)を充分大きくすることができない問題点があった。
また、各種のシートアレンジを考慮してサブシートを収納可能に構成する場合、メインシート側にサブシート用のリトラクタやアンカを設けると、サブシートの収納が阻害される問題点があった。
ところで、特許文献1には、サブシートに着座した乗員を3点式シートベルトで拘束する構造が開示されているが、このサブシートにおいて、該サブシートのシートクッションはメインシートのシートクッションに支持されているが、サブシートのシートバックは該サブシートのシートクッションに取付けられているので、サブシートへの着座時の剛性が不充分で座り心地が劣るうえ、サブシート用のシートベルトのショルダアンカがメインシートのシートバックに取付けられており、加えて、サブシート用のリトラクタがメインシート側に設けられているので、上述同様の問題点があった。
また、特許文献2には、メインシートのシートクッション下部に、サブシートを収納する収納部を設ける一方、サブシートは、サブシートクッションと、該サブシートクッションの後端から折畳み可能に起立して乗員の背もたれ部を形成するサブシートバックと、サブシートの使用時にサブシートクッションを水平状態に保ち、サブシートの非使用時にサブシートクッションの底面に折畳まれるレッグ部材と、を備え、サブシートの使用時においてサブシート乗員を拘束する目的で、メインシート下部のスライドレールにブラケットを介してシートベルトアンカを設け、このシートベルトアンカにシートベルトを取付け、該シートベルトの先端にタングを設けると共に、上述のレッグ部材にもシートベルトアンカを設け、このシートベルトアンカにシートベルトを取付け、かつ該シートベルトの先端にバックルを設けることで、シートベルトアンカ、シートベルト、タング、バックルから成るシートベルト装置が、サブシートの上記収納部への収納を阻害しないように構成したものが開示されている。
しかしながら、この特許文献2に開示された従来構造においては、サブシートバックがサブシートクッションに起伏可能に取付けられているので、サブシートへの着座時の剛性が不充分で、座り心地が劣るうえ、上記シートベルトは巻取る必要性がない関係上、リトラクタについては何等開示されていない。
特開平11−129800号公報 特開2002−240606号公報
そこで、この発明は、メインシートバックの側部に設けられてサブシートバックをメインシートバックに対して脱着可能に取付ける連結部を備え、サブシート用のシートベルト装置のウエビングを巻取り可能に支持するリトラクタを、サブシートバックのフレームのメインシートの車幅方向反対側に設けると共に、ウエビングに設けられたタング部材を脱着可能に支持するバックル部材を、サブシートとメインシートとの間に設けることで、バックル部材、タング部材、ウエビング、リトラクタから成るシートベルト装置がサブシートの収納を阻害することがなく、またシートアレンジ性とサブシート乗員の安全性との両立を図ることができる車両用シート装置の提供を目的とする。
この発明による車両用シート装置は、メインシートクッションと、該メインシートクッションの後端から起立して乗員の背もたれ部を形成するメインシートバックとを有するメインシートと、上記メインシートクッションの下方に格納可能となるよう上記メインシートに支持されるサブシートクッションと、該サブシートクッションに着座する乗員の背もたれ部を形成するサブシートバックとを有するサブシートと、上記メインシートバックの側部に設けられて上記サブシートバックを上記メインシートバックに対して脱着可能に取付ける連結部と、を備えた車両用シート装置であって、上記サブシート用のシートベルト装置のウエビングを巻取り可能に支持するリトラクタが、上記サブシートバックのフレームの上記メインシートの車幅方向反対側に設けられると共に、上記ウエビングに設けられたタング部材を脱着可能に支持するバックル部材が、上記サブシートと上記メインシートとの間に設けられたものである。
上記構成によれば、サブシートの使用時には、連結部にサブシートバックを取付け、サブシートバックのフレームに設けたリトラクタからウエビングを引出して、該ウエビングに設けられたタング部材を、メインシート側のバックル部材に装着すると、サブシート乗員をウエビングで拘束することができる。
また、サブシートの非使用時には、バックル部材からタンク部材を離脱して、ウエビングをリトラクタで巻取った後に、サブシートバックを連結部から取外すと共に、サブシートクッションをメインシートクッションの下方に格納する。
このように、サブシートの非使用時には、該サブシートのサブシートバック側に設けられたリトラクタでウエビングを巻取るので、バックル部材、タンク部材、ウエビング、リトラクタから成るシートベルト装置がサブシートの収納を阻害することはない。
また、サブシートの使用時には、3人掛けのフル乗車モードが確保でき、サブシートの非使用時にはメインシートを2人掛けのゆったり乗車モードと成し、該メインシートをキャプテンシートとして使用することができると共に、ウオークスルー性の確保ができる等、シートアレンジ性を得ることができる。
さらに、サブシートの使用時において、上記ウエビングに設けられたタング部材を、メインシート側のバックル部材に装着すると、サブシート乗員をウエビングで拘束することができるので、該サブシート乗員の安全性を確保することができる。
つまり、シートアレンジ性とサブシート乗員の安全性との両立を図ることができるものである。
この発明の一実施態様においては、上記サブシートバックのフレームには、上記リトラクタと上下方向に離間して上記ウエビングを固定するベルトアンカが設けられたものである。
上記構成によれば、サブシートバックのフレームに、リトラクタとベルトアンカとを上下方向に離間させて設けたので、タング部をメインシート側のバックル部材に装着すると、ウエビングはショルダベルト部とラップベルト部とに設定され、上下に離間するリトラクタと、ベルトアンカと、メインシート側のバックル部材との3点式シートベルトでサブシート乗員を拘束することができ、安全性をさらに高めることができる。
また、サブシートの非使用時には、リトラクタ、ウエビング、ベルトアンカの何れもがサブシートバック側に存在するので、これらをサブシートと共に格納することができ、サブシート非使用時の外観を良好に保つことができる。
この発明の一実施態様においては、上記リトラクタが、上記サブシートバックのフレームの上下幅内に設けられたものである。
上記構成によれば、リトラクタをサブシートバックのフレームの上下幅内に設けたので、該リトラクタをフレーム内またはフレームと車両前後方向にオーバラップして設けることができ、これにより、サブシートバックの前後方向の長さを抑制することができて、該サブシートバックのコンパクトな収納性を確保することができる。
この発明の一実施態様においては、上記連結部は、上記メインシートのシートバックフレームに支持されたものである。
上記構成によれば、剛性が高いメインシートのシートバックフレームに連結部を支持させたので、連結部の支持剛性と、該連結部に取付けられるサブシートバックの支持剛性とを高めることができ、これにより、上記リトラクタが受ける荷重をサブシートバックのフレームで確実に受け止めることができる。
この発明の一実施態様においては、上記サブシート用のシートベルト装置は、上記リトラクタが、上記サブシートバックのフレームの上部に配設され、上記タング部材が上記ウエビングの中間部を移動可能な移動タング部材で形成されると共に、上記ウエビングの端部に設けられた固定タング部材を有しており、上記サブシートの上記メインシートと反対の側には、第2のメインシートが配設され、該第2のメインシートに、上記固定タング部材を脱着可能に支持する第2のバックル部材が設けられたものである。
上記構成によれば、ウエビングの端部に設けられた固定タング部材を、第2のメインシート側の第2のバックル部材に装着した後に、ウエビングの中間部に対して移動可能な移動タング部材を、メインシート側のバックル部材に装着すると、ウエビングはショルダベルト部とラップベルト部とに設定され、リトラクタと、バックル部材と、第2のバックル部材との3点式シートベルトでサブシート乗員を拘束することができて、より一層安全性を高めることができる。
しかも、移動タング部材と固定タング部材とによるダブルタング構成で、シートベルト装置の収納が効率的となり、さらに、ウエビングによるサブシート乗員の拘束時には、バックル部材を有するメインシート側と、第2のバックル部材を有する第2のメインシート側とに荷重を分散させることができ、これにより、サブシートの軽量化を図ることができる。
この発明によれば、メインシートバックの側部に設けられてサブシートバックをメインシートバックに対して脱着可能に取付ける連結部を備え、サブシート用のシートベルト装置のウエビングを巻取り可能に支持するリトラクタを、サブシートバックのフレームのメインシートの車幅方向反対側に設けると共に、ウエビングに設けられたタング部材を脱着可能に支持するバックル部材を、サブシートとメインシートとの間に設けたので、バックル部材、タング部材、ウエビング、リトラクタから成るシートベルト装置がサブシートの収納を阻害することがなく、またシートアレンジ性とサブシート乗員の安全性との両立を図ることができる効果がある。
本発明の車両用シート装置を示す正面図 図1の要部拡大正面図 サブシートバックを連結部から取外した状態で示す正面図 図2の部分拡大正面図 図4のX−X線矢視断面図 図4のY−Y線矢視断面図 図4の分解斜視図 サブシートクッションの支持構造を示す正面図 図1のA−A線矢視断面図 リトラクタの取付け構造を示す斜視図 フル乗車モードを示す斜視図 ゆったり乗車モードを示す斜視図 車両用シート装置の他の実施例を示す正面図 図13の要部拡大正面図 図13のB−B線矢視断面図 車両用シート装置のさらに他の実施例を示す正面図 図16の要部拡大正面図 図16のC−C線矢視断面図
バックル部材、タング部材、ウエビング、リトラクタから成るシートベルト装置がサブシートの収納を阻害することがなく、また、シートアレンジ性とサブシート乗員の安全性との両立を図るという目的を、メインシートクッションと、該メインシートクッションの後端から起立して乗員の背もたれ部を形成するメインシートバックとを有するメインシートと、上記メインシートクッションの下方に格納可能となるよう上記メインシートに支持されるサブシートクッションと、該サブシートクッションに着座する乗員の背もたれ部を形成するサブシートバックとを有するサブシートと、上記メインシートバックの側部に設けられて上記サブシートバックを上記メインシートバックに対して脱着可能に取付ける連結部と、を備えた車両用シート装置において、上記サブシート用のシートベルト装置のウエビングを巻取り可能に支持するリトラクタが、上記サブシートバックのフレームの上記メインシートの車幅方向反対側に設けられると共に、上記ウエビングに設けられたタング部材を脱着可能に支持するバックル部材が、上記サブシートと上記メインシートとの間に設けられるという構成にて実現した。
この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。
図面は車両用シート装置を示し、図1において、この車両用シート装置は、左右のメインシートM1,M2と、これら左右のメインシートM1,M2間に位置するサブシートSとを備えている。なお、この車両用シート装置は2列目のリヤシートとして適用することができる。
まず、メインシートM1,M2の構成について説明するが、左右のメインシートM1,M2の構成は、ほぼ同等であるので、車両の左側に位置するメインシートM1と、車両の右側に位置するメインシートM2において同一の部分には同一符号を付す。
車室の底面を形成する略水平なフロアパネル1を設け、このフロアパネル1の上部には、車幅方向に離間して車両の前後方向に延びる複数のシートスライドレール2,2を取付けている。
ここで、上述のシートスライドレール2は1つのメインシート当り一対が設けられており、このシートスライドレール2はフロアパネル1に固定された固定構造のロアレール3と、このロアレール3に沿って車両の前後方向へスライドする可動構造のアッパレール4とを備えている。
上述のメインシートM1,M2は、乗員の着座部を形成するメインシートクッション5と、このメインシートクッション5の後端から起立して乗員の背もたれ部を形成するメインシートバック6と、メインシートM1,M2に着座した乗員の頭部を保持するヘッドレスト7とを有しており、メインシートクッション5内にはメインシートクッションフレーム8が設けられている。
このメインシートクッションフレーム8の下部左右は、正面視逆L字状のシートクッション支持ブラケット9,9および左右のシートクッションフレームサイド10,10を介してアッパレール4が一体連結されている。
シートクッションフレームサイド10はシートクッション支持ブラケット9の外側部に位置して、車両の前後方向に延びるもので、上述のシートクッション支持ブラケット9とシートクッションフレームサイド10とは、支軸11を介して連結されている。
また、左右のシートクッションフレームサイド10,10のリヤ側には、メインシートバック6の下部に向けて上方に立上がるリクライニング支持ブラケット12,12を取付けている。そして、左右一対のリクライニング支持ブラケット12,12間には、車幅方向に延びるリクライニング軸13を設けている。
一方、メインシートバック6内には、方形枠状のメインシートバックフレーム14と、該メインシートバックフレーム14の左右両側に接合固定されたシートバックフレームサイド15,15とを設けており、これら左右のシートバックフレームサイド15,15をリクライニング軸13の対応部位まで下方へ延出して、該シートバックフレームサイド15の下方延出部をリクライニング軸13に配設することで、図示しないリクライニング装置によりメインシートバック6のリクライニング動作を可能と成している。
また、左側のメインシートM1におけるメインシートクッションフレーム8の下部には、後述するサブシートクッション20を格納するための凹形状の収納部16を設けている。一方、右側のメインシートM2におけるメインシートクッションフレーム8の下部には、後述するサブシートバック21を格納するための凹形状の収納部17を設けている。
上記構成により、左右のメインシートM1,M2は、シートスライドレール2に沿って車両前後方向にスライド可能に構成されると共に、リクライニング軸13を支点としてメインシートバック6がリクライニング可能に構成されている。
さらに、メインシートバックフレーム14の上片部には、一対のポールガイド18,18を取付ける一方、ヘッドレスト7に設けた正面視門形状のヘッドレストポール19を、上述のポールガイド18,18に挿通して、ヘッドレスト7の高さ調整、およびメインシートM1,M2に対するヘッドレスト7の着脱ができるように構成している。
ところで、上述のサブシートSは、左右のメインシートM1,M2のうちの一方のメインシート、この実施例では車両左側のメインシートM1に脱着可能に支持されており、このサブシートSは、左側のメインシートM1のメインシートクッション5の下方位置の収納部16に格納可能なサブシートクッション20と、このサブシートクッション20に着座する乗員の背もたれ部を形成するサブシートバック21と、サブシートSに着座した乗員の頭部を保持するヘッドレスト22と、を備えている。
図2は図1の要部拡大正面図つまりサブシートSの拡大図、図3はサブシートバック21を取外した状態の正面図、図4は図2の部分拡大図、図5は図4のX−X線矢視断面図、図6は図4のY−Y線矢視断面図、図7は図4で示した各部材の分解斜視図である。
図2に示すように、サブシートSの車両左側と対向するメインシートM1の車両右側には、シートバックフレームサイド15に固定部材23を固定し、この固定部材23に回転軸24を設けると共に、この回転軸24の先端には外筒25を取付けている。
この外筒25に対して脱着可能となるように、サブシートSにおけるサブシートバック21のメインシートM1寄りの部分には脱着部26を設けている。
この脱着部26は、図2〜図7に示すように、上下方向に離間した複数の係止孔27a…を有する内筒27と、この内筒27の側壁に固定された逆L字状のブラケット28と、このブラケット28の上部水平部28aに固定され、後述するアウタパイプ33を線接触支持する受け部材29と、上記ブラケット28の上部水平部28aの下面に溶接固定されたナット30に締結固定され、この締結部から上方に延びる長尺のインナパイプ31と、このインナパイプ31の外周にベアリング32を介して配設されたアウタパイプ33とを備え、このアウタパイプ33は上述のベアリング32と受け部材29とで軸支されて、インナパイプ31の外周部において回転可能に構成されている。
一方、外筒25には支軸34を支点として揺動可能なロックレバー35を設けている。
このロックレバー35は、図4に拡大図で示すように、内筒27の係止孔27aに対して係脱可能な係止爪35aを有し、外部には操作部35bが一体形成されている。外筒25には開口部25aが形成されると共に、開口部25aの下部にはロックレバー35を支持する軸受片25b,25bを設けており、支軸34で支持されたロックレバー35は開口部25aを利用して、その内外両部に位置するように配置されている。
また、上述のロックレバー35は、バネなどの付勢手段(図示せず)で、その係止爪35aが係止孔27aに常時係入するように付勢されている。
ここで、上述の外筒25とロックレバー35との両者で、各要素27〜33から成る脱着部26を連結する連結部36が構成されている。
図2に示すように、該連結部36はメインシートバック6の側部に設けられて上述のサブシートバック21をメインシートバック6に対して脱着可能に取付けるものであって、図2に示す連結状態のサブシートバック21をメインシートバック6から取外すには、回転軸24を支点として一旦、サブシートバック21を前方へ傾動させた後に、ロックレバー35の操作部35bを下方へ押圧すると、図3に示すように、該ロックレバー35が支軸34を支点としてアンロック方向へ揺動するので、脱着部26を含むサブシートバック21を上方へ引き抜いて、図3に示すようにサブシートバック21をメインシートバック6から取外すことができる。
また、取外したサブシートバック21をメインシートバック6に取付けるには、脱着部26下部の内筒27を上方から下方へ挿入すると、この内筒27の係止爪27aにロックレバー35の係止爪35aがバネ付勢されて係合するので、サブシートバック21をメインシートバック6の側部に設けた連結部36に、図2に示すようにワンタッチで取付けることができる。
さらに、図2に示すように、上述のアウタパイプ33にはアタッチメント37,37を用いて、サブシートバックフレーム38を取付けている。このサブシートバックフレーム38は金属丸パイプにより軽量化および剛性を確保するように構成されている。
図2に示すように、このサブシートバックフレーム38は、上側のアタッチメント37から車幅方向右側に延びる上片部38aと、この上片部38aの右端から上下方向に延びる右側片部38bと、この右側片部38bの下端から車幅方向左側に延びる下片部38cと、この下片部38cの左端から下側のアタッチメント37の対応位置まで上方に延びる左側片部38dと、この左側片部38dの上端から車幅方向左側に延びて下側のアタッチメント37に接続される取付け片部38eと、を一体形成したものである。
上述のサブシートバックフレーム38の上片部38aには、一対のポールガイド39,39を取付ける一方、ヘッドレスト22に設けた正面視門形状のヘッドレストポール40を、上述のポールガイド39,39に挿通して、ヘッドレスト22の高さ調整、およびサブシートSに対するヘッドレスト22の着脱ができるように構成している。
ここで、上述のアウタパイプ33はインナパイプ31に対して回動可能に支持されているので、サブシートSのサブシートバック21がインナパイプ31を中心として回動し、このサブシートバック21がメインシートバック6に対して折畳み可能に構成されている。
また、連結部36が回転軸24に対して回動可能に支持されているので、サブシートSのサブシートバック21が回転軸24を中心として回動し、このサブシートバック21がメインシートバック6に対して車両前後方向に回動可能に構成されており、該サブシートバック21をサブシートクッション20上に前倒しした時、左右のメインシートM1,M2に着座した乗員のアームレストとして利用できるように構成している。
一方、サブシートSのサブシートクッション20は図2、図8、図9に示すように構成している。
すなわち、図8は正面図、図9は側面図であって、該サブシートクッション20内には金属丸パイプ製で、かつ方形枠状のサブシートクッションフレーム41と、このサブシートクッションフレーム41の上部に接合固定された略平板状のプレート42とが設けられている。
なお、図8は図9のVIII−VIII線断面図、図9はサブシートクッション20の車幅方向中央の断面図である。
そして、上述のサブシートクッションフレーム41は、図1、図2、図8、図9に示すように、支持ブラケット43を介してメインシートM1のシートクッションフレームサイド10側に設けられた支点部44に取付けられており、これら各要素41,42,43が図1に実線で示す使用状態と、同図に仮想線で示すように収納部16内に位置する格納状態とに選択可能に構成され、各要素41,42,43を使用状態と成した場合には、サブシートクッション20に着座可能となり、各要素41,42,43を格納状態と成した場合には、サブシートバック21を折畳むか、または、サブシートバック21を取外す、もしくは、サブシートバック21をメインシートバック6に対して折畳み状態にすると、2列目、3列目間のウオークスルーが可能となる。
ここで、上述の支持ブラケット43は、図9に示すように車両前後方向に所定幅を有し、サブシートクッション20を充分な支持剛性で支持すべく、該支持ブラケット43は図8に示すように、ブラケットアウタ45とブラケットインナ46との2部材で構成している。
次に、図1、図2、図9(図9は図1のA−A線矢視断面図)、図10を参照して、サブシートS用のシートベルト装置50の構成について説明する。
上述のシートベルト装置50は、ウエビング51を巻取り可能に支持するリトラクタ52を有し、このリトラクタ52はサブシートバックフレーム38のメインシートM1に対して車幅方向反対側に設けられている。換言すれば、連結部36と反対側に位置するように、サブシートバックフレーム38の車両右側に設けられている。
すなわち、図2の要部斜視図を図10に示すように、サブシートバックフレーム38の右側片部38bと下片部38cとのコーナ部背面において、これら両片部38b,38cに跨るように支持ブラケット53を溶接固定すると共に、リトラクタ52の左右両側に位置する平面視L字状の一対の取付けブラケット54,54を、ボルト、ナット等の取付け部材55を用いて、上述の支持ブラケット53に固定することで、リトラクタ52の支持剛性の向上を図っている。
ここで、上述のリトラクタ52は、図2に示すように、サブシートバックフレーム38の上下幅内に設けられており、これにより図10に斜視図で示すように、リトラクタ52をサブシートバックフレーム38と車両前後方向にオーバラップして設けている。
一方、図2に示すように、ウエビング51の先端にはタング部材としての先端タング56を取付けており、この先端タング56を脱着可能に支持するバックル部材57は、左側のメインシートM1における右側のリクライニング支持ブラケット12に設けられている。
また、図9に示すように、サブシートバック21においてリトラクタ52と対応する部分(この実施例では右側下部)には上記ウエビング51を取出すためのウエビング取出し口58が形成されている。
図示実施例は上記の如く構成するものにして、以下作用を説明する。
サブシートSの使用時には、図2に示すように、連結部36にサブシートバック21を取付け、サブシートバックフレーム38の右下コーナ部に設けたリトラクタ52からウエビング51を引出して、このウエビング51の先端に設けられた先端タング56を、左側のメインシートM1側のバックル部材57に装着すると、サブシート乗員をウエビング51で拘束することができ、該サブシート乗員の安全性を確保することができる。
また、上述のサブシートSの使用時には、図11に示すように、2列目の後列シートにおいて3人掛けのフル乗車モードが確保できる。
なお、図11において、60は運転席シートおよび助手席シートからなる前列シート、61は3列目の後列シートである。
一方、サブシートSの非使用時には、メインシートM1側のバックル部材57から先端タング56を取外し、ウエビング51をリトラクタ52で巻取った後に、サブシートバック21を連結部36から取外し、さらに、支点部44を中心としてサブシートクッション20を左側のメインシートM1におけるメインシートクッション5下方の収納部16に格納するものであって、このように、サブシートSの非使用時には、該サブシートSのサブシートバック21側に設けられたリトラクタ52で上述のウエビング51を巻取るので、バックル部材57、先端タング56、ウエビング51、リトラクタ52から成るシートベルト装置50がサブシートSの収納を阻害するものではない。
また、このサブシートSの非使用時には、図12に示すように、左右のメインシートM1,M2を2人掛けのゆったり乗車モードと成し、これらメインシートM1,M2を所謂キャプテンシートとして使用することができると共に、左右のメインシートM1,M2間には、図12に示すようにウオークスルー通路が形成されるので、ウオークスルー性の確保ができる。
なお、図中、矢印Fは車両前方を示し、矢印Rは車両後方を示し、矢印OUTは車両外方を示す。
このように、図1〜図12で示した実施例の車両用シート装置は、メインシートクッション5と、該メインシートクッション5の後端から起立して乗員の背もたれ部を形成するメインシートバック6とを有するメインシートM1と、上記メインシートクッション5の下方に格納可能となるよう上記メインシートM1に支持されるサブシートクッション20と、該サブシートクッション20に着座する乗員の背もたれ部を形成するサブシートバック21とを有するサブシートSと、上記メインシートバック6の側部に設けられて上記サブシートバック21を上記メインシートバック6に対して脱着可能に取付ける連結部36と、を備えた車両用シート装置であって、上記サブシートS用のシートベルト装置50のウエビング51を巻取り可能に支持するリトラクタ52が、上記サブシートバックフレーム38の上記メインシートM1の車幅方向反対側に設けられると共に、上記ウエビング51に設けられたタング部材(先端タング56参照)を脱着可能に支持するバックル部材57が、上記サブシートSと上記メインシートM1との間に設けられたものである(図1、図2参照)。
この構成によれば、サブシートSの使用時には、連結部36にサブシートバック21を取付け、サブシートバックフレーム38に設けたリトラクタ52からウエビング51を引出して、該ウエビング51に設けられたタング部材(先端タング56参照)を、メインシートM1側のバックル部材57に装着すると、サブシート乗員をウエビング51で拘束することができる。
また、サブシートSの非使用時には、バックル部材57からタング部材(先端タング56参照)を離脱して、ウエビング51をリトラクタ52で巻取った後に、サブシートバック21を連結部36から取外すと共に、サブシートクッション20をメインシートクッション5の下方に格納する。
このように、サブシートSの非使用時には、該サブシートSのサブシートバック21側に設けられたリトラクタ52でウエビング51を巻取るので、バックル部材57、タンク部材(先端タング56参照)、ウエビング51、リトラクタ52から成るシートベルト装置50がサブシートSの収納を阻害することはない。
また、サブシートSの使用時には、3人掛けのフル乗車モード(図11参照)が確保でき、サブシートSの非使用時にはメインシートM1を2人掛けのゆったり乗車モード(図12参照)と成し、該メインシートM1をキャプテンシートとして使用することができると共に、ウオークスルー性の確保ができる等、シートアレンジ性を得ることができる。
さらに、サブシートSの使用時において、上記ウエビング51に設けられたタング部材(先端タング56参照)を、メインシートM1側のバックル部材57に装着すると、サブシートSの乗員をウエビング51で拘束することができるので、該サブシート乗員の安全性を確保することができる。
つまり、シートアレンジ性とサブシート乗員の安全性との両立を図ることができるものである。
また、上記リトラクタ52が、上記サブシートバック21のフレーム、つまりサブシートバックフレーム38の上下幅内に設けられたものである(図2、図10参照)。
この構成によれば、リトラクタ52をサブシートバックフレーム38の上下幅内に設けたので、該リトラクタ52をサブシートバックフレーム38内またはサブシートバックフレーム38と車両前後方向にオーバラップして設け、さらにシートバックフレーム38の上下方向外側にリトラクタ52を配置しなくてすみ、これにより、サブシートバック21の前後方向の長さと上下方向の長さとを抑制することができて、該サブシートバック21のコンパクトな収納性を確保することができる。
さらに、上記連結部36は、上記メインシートM1のシートバックフレーム(メインシートバックフレーム14参照)に支持されたものである(図2参照)。
この構成によれば、剛性が高いメインシートバックフレーム14に連結部36を支持させたので、連結部36の支持剛性と、該連結部36に取付けられるサブシートバック21の支持剛性とを高めることができ、これにより、上記リトラクタ52が受ける荷重をサブシートバックフレーム38で確実に受け止めることができる。
図13、図14、図15は車両用シート装置の他の実施例を示す。
図13は車両用シート装置を示す正面図、図14は図13の要部拡大正面図、図15は図13のB−B線矢視断面図である。
図13〜図15で示す実施例2においては、サブシートSのサブシートバック21内におけるサブシートバックフレーム38に対して、リトラクタ52とベルトアンカ62とを上下方向に離間して設けたものである。
この場合、図14、図15に示すように、上述のリトラクタ52は、支持ブラケット53および取付けブラケット54を用いて、サブシートバックフレーム38の上片部38aと右側片部38bとのコーナ部に固定し、ベルトアンカ62は、サブシートバックフレーム38の右側片部38bと下片部38cとのコーナ部に溶接固定したブラケット63に取付けている。
つまり、シートベルト装置50のウエビング51を巻取り可能に支持するリトラクタ52が、サブシートバックフレーム38のメインシートM1の車幅方向反対側かつ上部に設けられると共に、ウエビング51を固定するベルトアンカ62が、サブシートバックフレーム38のメインシートM1の車幅方向反対側かつ下部の設けられたものであって、リトラクタ52とベルトアンカ62の何れもが、サブシートバックフレーム38のコーナ部にブラケット53,63を介して取付ける構造を採用することにより、リトラクタ52、ベルトアンカ62の支持剛性の向上を図っている。
ここで、上述のウエビング51は、図15に示すように、リトラクタ52と対応する位置に設けられたウエビング取出し口58と、ベルトアンカ62と対応する位置に設けられたウエビング取出し口64とから、サブシートバック21の乗員背もたれ面に導出されており、該ウエビング51の中間部には、バックル部材57に脱着可能に支持される中間タング65が移動可能に設けられている。
また、この実施例2においても、上述のリトラクタ52が、サブシートバックフレーム38の上下幅内に設けられており、リトラクタ52を該サブシートバックフレーム38と車両前後方向にオーバラップして設け、サブシートバック21の前後方向の長さを抑制すべく構成している。
さらに、実施例2における連結部36の支持構造は先の実施例1と同様であって、この連結部36はメインシートM1のシートバックフレーム14に支持されており、これにより、連結部36の支持剛性と、該連結部36に取付けられるサブシートバック21の支持剛性とを高め、リトラクタ52およびベルトアンカ62が受ける荷重をサブシートバックフレーム38で確実に受け止めるように構成している。
図13、図15に示すシートベルト非装着状態から図14に示すように、中間タング65をメインシートM1側のバックル部材57に装着すると、ウエビング51はショルダベルト部とラップベルト部とに設定され、上下に離間させたリトラクタ52とベルトアンカ62と、メインシートM1側のバックル部材57との3点式シートベルト構造でサブシート乗員を拘束することができるので、乗員安全性をより一層高めることができるものである。
このように、図13〜図15で示した実施例2においては、上記サブシートバックフレーム38には、上記リトラクタ52と上下方向に離間して上記ウエビング51を固定するベルトアンカ62が設けられたものである(図14、図15参照)。
この構成によれば、サブシートバックフレーム38に、リトラクタ52とベルトアンカ62とを上下方向に離間させて設けたので、中間タング65をメインシートM1側のバックル部材57に装着すると、ウエビング51はショルダベルト部とラップベルト部とに設定され、上下に離間するリトラクタ52と、ベルトアンカ62と、メインシートM1側のバックル部材57との3点式シートベルトでサブシート乗員を拘束することができ、安全性をさらに高めることができる。
また、サブシートSの非使用時には、リトラクタ52、ウエビング51、ベルトアンカ62の何れもがサブシートバック21側に存在するので、これらをサブシートSと共に格納することができ、サブシート非使用時の外観を良好に保つことができる。
図13〜図15で示した実施例2においても、その他の構成、作用、効果については、先の実施例1と同様であるから、図13〜図15において前図と同一の部分には同一符号を付して、その詳しい説明を省略するが、リトラクタ52とベルトアンカ62との上下位置関係を図示実施例の逆と成して、リトラクタ52を下部に、ベルトアンカ62を上部に設け、該ベルトアンカ62をショルダアンカとして用いてもよい。
図16、図17、図18は車両用シート装置のさらに他の実施例を示す。
図16は車両用シート装置を示す正面図、図17は図16の要部拡大正面図、図18は図16のC−C線矢視断面図である。
図16〜図18で示すこの実施例3においては、シートベルト装置50にダルブタング構造を採用したものである。
すなわち、リトラクタ52を、サブシートバックフレーム38の上片部38aと右側片部38bとのコーナ部に溶接固定した支持ブラケット53に対して一対の取付けブラケット54,54を用いて配設固定し、このサブシートバックフレーム38の上部に位置するリトラクタ52から延びるウエビング51には、左側のメインシートM1のバックル部材57に脱着可能に支持される移動タング部材としての中間タング65と、固定タング部材としての先端タング56とを設けている。
中間タング65はウエビング51の中間部に移動可能に設けられ、先端タング56はウエビング51の端部に取付けられている。
また、サブシートSの左側のメインシートM1と反対の側には、第2のメインシートとしての右側のメインシートM2が配設されており、この右側のメインシートM2におけるリクライニング支持ブラケット12には、図17に示すように、先端タング56を脱着可能に支持する第2のバックル部材66が設けられている。
図16、図18に示すシートベルト非装着状態から図17に示すように、ウエビング51の端部に設けられた先端タング56を右側のメインシートM2の第2のバックル部材66に係入させた後に、ウエビング51の中間部に対して移動可能な中間タング65を、左側のメインシートM1のバックル部材57に装着すると、ウエビング51はショルダベルト部とラップベルト部とに設定され、リトラクタ52、バックル部材57、第2のバックル部材66との3点式シートベルト構造でサブシート乗員を拘束することができ、サブシート乗員のより一層高い安全性を確保することができる。
このように、図16〜図18で示した実施例3においては、上記サブシート用のシートベルト装置は、上記リトラクタ52が、上記サブシートバックフレーム38の上部に配設され、上記タング部材が上記ウエビング51の中間部を移動可能な移動タング部材(中間タング65参照)で形成されると共に、上記ウエビング51の端部に設けられた固定タング部材(先端タング56参照)とを有しており、上記サブシートSの上記メインシートM1と反対の側には、第2のメインシートM2が配設され、該第2のメインシートM2に、上記固定タング部材(先端タング56参照)を脱着可能に支持する第2のバックル部材66が設けられたものである(図17参照)。
この構成によれば、ウエビング51の端部に設けられた固定タング部材(先端タング56)を、第2のメインシートM2側の第2のバックル部材66に装着した後に、ウエビング51の中間部に対して移動可能な移動タング部材(中間タング65)を、メインシートM1側のバックル部材57に装着すると、ウエビング51はショルダベルト部とラップベルト部とに設定され、リトラクタ52と、バックル部材57と、第2のバックル部材66との3点式シートベルトでサブシート乗員を拘束することができて、より一層安全性を高めることができる。
しかも、移動タング部材(中間タング65)と固定タング部材(先端タング56)とによるダブルタング構成で、シートベルト装置50の収納が効率的となり、さらに、ウエビング51によるサブシート乗員の拘束時には、バックル部材57を有するメインシートM1側と、第2のバックル部材66を有する第2のメインシートM2側とに荷重を分散させることができ、これにより、サブシートSの軽量化を図ることができる。
この発明の構成と、上述の実施例との対応において、
この発明のタング部材は、実施例のタング56に対応し、
以下同様に、
固定タング部材は、先端タング56に対応し、
移動タング部材は、中間タング65に対応し、
メインシートは、車両左側のメインシートM1に対応し、
第2のメインシートは、車両右側のメインシートM2に対応するも、
この発明は、上述の実施例の構成のみに限定されるものではない。
M1,M2…メインシート
S…サブシート
5…メインシートクッション
6…メインシートバック
14…メインシートバックフレーム
20…サブシートクッション
21…サブシートバック
36…連結部
38…サブシートバックフレーム
50…シートベルト装置
51…ウエビング
52…リトラクタ
56…先端タング(固定タング)
57,66…バックル部材
62…ベルトアンカ
65…中間タング(移動タング)

Claims (5)

  1. メインシートクッションと、該メインシートクッションの後端から起立して乗員の背もたれ部を形成するメインシートバックとを有するメインシートと、
    上記メインシートクッションの下方に格納可能となるよう上記メインシートに支持されるサブシートクッションと、該サブシートクッションに着座する乗員の背もたれ部を形成するサブシートバックとを有するサブシートと、
    上記メインシートバックの側部に設けられて上記サブシートバックを上記メインシートバックに対して脱着可能に取付ける連結部と、を備えた車両用シート装置であって、
    上記サブシート用のシートベルト装置のウエビングを巻取り可能に支持するリトラクタが、上記サブシートバックのフレームの上記メインシートの車幅方向反対側に設けられると共に、
    上記ウエビングに設けられたタング部材を脱着可能に支持するバックル部材が、上記サブシートと上記メインシートとの間に設けられたことを特徴とする
    車両用シート装置。
  2. 上記サブシートバックのフレームには、上記リトラクタと上下方向に離間して上記ウエビングを固定するベルトアンカが設けられた
    請求項1記載の車両用シート装置。
  3. 上記リトラクタが、上記サブシートバックのフレームの上下幅内に設けられた
    請求項1または2記載の車両用シート装置。
  4. 上記連結部は、上記メインシートのシートバックフレームに支持された
    請求項1〜3の何れか1に記載の車両用シート装置。
  5. 上記サブシート用のシートベルト装置は、上記リトラクタが、上記サブシートバックのフレームの上部に配設され、上記タング部材が上記ウエビングの中間部を移動可能な移動タング部材で形成されると共に、
    上記ウエビングの端部に設けられた固定タング部材を有しており、
    上記サブシートの上記メインシートと反対の側には、第2のメインシートが配設され、
    該第2のメインシートに、上記固定タング部材を脱着可能に支持する第2のバックル部材が設けられた
    請求項1〜4の何れか1に記載の車両用シート装置。
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