JP6456107B2 - 車両用シート - Google Patents

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Description

本発明は、車両用シートに係り、特に、シートバック及びシートクッションを車体フロアよりも低位置に収納可能な車両用シートに関する。
従来、シート本体を構成するシートバック及びシートクッションを車体フロアよりも低位置に形成された収納フロアに収納可能な車両用シートは既に知られており、その中には、シート本体を前倒れさせてシート前方に設けられた収納フロアに収納可能な車両用リアシートが存在する(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載の車両シートは、車体フロアに取り付けられ、シートバックを回動可能に支持する取り付け軸と、上端がシートクッションの前方部分を支持し、下端が収納フロアに固定された保持溝に回動可能に保持される脚部材と、からなる収納構造を備えている。
シート本体の収納操作時には、シートバックが車体フロアに対してシートクッションを収納フロアへ移動させるように回転し、脚部材がシートバックと連動して保持溝を中心として回転することで、シート本体を収納フロアに収納可能な構成となっている。
また、車両シートは、乗員が着座可能な使用状態から、脚部材を保持溝から離脱させた上で、シートクッションを上方に跳ね上げたチップアップ状態へ切り替え可能な構成となっている。
特開2009−67309号公報
ところで、特許文献1のようなシート本体を収納可能なシートでは、シート本体を収納した収納状態のときに、空いたスペースを荷室スペースとして利用することができる。
そのため、当該荷室スペースを出来る限り広く確保すべく、収納状態のときにシートのコンパクト化を図ることが望まれていた。
また、特許文献1のシートでは、シート本体を設置する車体フロア面だけでなく、収納フロア面にも収納構造の構成部品を取り付けており、シート本体を収納するために複雑な構造となっていた。
そのため、シンプルな構造で、収納フロアに収納可能な車両用シートが望まれていた。
また、特許文献1のようなシートでは、シートクッションを支持する脚部材が、シートクッションと収納フロアとの間で連結されるために長尺な部材となっていた。
そうすると、使用状態とチップアップ状態との切り替え操作で脚部材を保持溝から着脱させるときに、脚部材の全長が長いことで、離脱した脚部材の前後方向の振れ幅が大きくなってしまい、脚部材を保持溝に再装着させる操作が困難になっていた。
そこで、使用状態から切り替え操作が容易な車両用シートが望まれていた。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、シート本体を収納した収納状態のときにコンパクト化を果たした車両用シートを提供することにある。
また、本発明の他の目的は、シンプルな構造で収納フロアに収納可能な車両用シートを提供することにある。
また、本発明の他の目的は、使用状態から切り替え操作が容易な車両用シートを提供することにある。
前記課題は、本発明の車両用シートによれば、背もたれ部となるシートバックと、該シートバックに連結され、着座部となるシートクッションと、を有するシート本体を備え、該シート本体を車体フロアに形成された収納位置に収納可能な車両用シートであって、前記車体フロア上に取り付けられ、シート前後方向に延びる左右のロアレールと、該ロアレールに沿って摺動可能に取り付けられ、前記シート本体を支持する左右のアッパレールと、該左右のアッパレール上に取り付けられ、前記シート本体を支持する支持ベースと、前記アッパレールに上下方向において重なる位置に配置され、前記車体フロア側に対して前記シート本体を回動可能に連結するリクライニング装置と、を備え、該リクライニング装置は、前記支持ベースのシート幅方向の外側面にリクラ取り付けブラケットを介して取り付けられ、該リクラ取り付けブラケットには、前記支持ベースに組み付けられる組み付け部が少なくとも2つ設けられていること、により解決される。
上記のように、リクライニング装置は、車体フロア上に取り付けられたアッパレールに上下方向において重なる位置に配置されているため、従来と比較してリクライニング装置の高さ位置を低く設定することができる。その結果、シート本体を車体フロア側に収納回転したときにシート全体の高さ位置が低くなって、シート上方に形成される荷室スペースを広く確保することができる。
すなわち、収納状態のときにコンパクト化を果たした車両用シートを実現できる。
また、上記構成により、リクライニング装置の組み付け剛性が一層向上する。
このとき、前記組み付け部は、シート前後方向において前記リクライニング装置を間に挟むように配置されていると良い。
上記組み付け部の配置によって、シート上下方向においてシートの大型化を抑制できる。
このとき、前記シート本体を車体フロアよりも低位置に収納可能であって、前記支持ベース上に取り付けられ、前記リクライニング装置の回動軸として前記シート本体のシート前後方向の一端側に連結されるシート回動軸と、上端部が前記シート本体の他端側に取り付けられ、下端部が前記支持ベース上に着脱可能に支持される着脱脚と、を備え、前記リクライニング装置は、前記支持ベースに上下方向において重なる位置に配置されていると良い。
上記のように、収納構造の構成部品を車体フロア上に全て配置するため、シンプルな構造で収納フロアに収納可能な車両用シートを実現できる。
また、着脱脚の下端部分が従来のように収納フロアではなく、車体フロア上に配置されているため、着脱脚の全長を小さくできる。着脱脚の全長が小さい分だけ、着脱脚の前後方向の振れ幅が小さくなることから、着脱脚が脚保持部材に保持され易くなる。従って、使用状態から切り替え操作が一層容易になる。
このとき、前記リクライニング装置は、前記アッパレールのシート幅方向の外側に配置されていると良い。
上記構成により、リクライニング装置が、左右のアッパレールの間に配置される構成部品に干渉することがないため、リクライニング装置の配置レイアウトの自由度が増す。
また、左右のアッパレール間のピッチを狭めることができ、シート幅方向においてシートの大型を抑制できる。
このとき、前記左右のアッパレールの間に取り付けられ、該アッパレールを前記ロアレールに支持された状態でロック可能なレールロック装置を備え、前記リクライニング装置は、シート前後方向において前記レールロック装置と重なる位置に配置されていると良い。
上記構成により、シート前後方向においてシートの大型化を抑制できる。
このとき、前記シート本体よりもシート幅方向の外側に配置され、シートベルトに設けられたタングプレートを装着するためのバックルを備え、前記リクライニング装置と前記バックルは、前記シート本体を介して互いに反対側の位置に配置されていると良い。
上記構成により、互いの配置レイアウトの自由度が向上する。
このとき、前記ロアレールを前記車体フロア上に連結させるためのフロア連結部材を備え、該フロア連結部材は、シート幅方向において前記リクライニング装置と重なる位置に配置されていると良い。
上記構成により、シート本体が、シート前後方向に加わる荷重負荷に対して効率良く耐えられる。
このとき、前記フロア連結部材は、前記リクライニング装置よりもシート後方に配置され、前記フロア連結部材の少なくとも1つは、前記リクライニング装置よりもシート前方に配置されていると良い。
上記構成により、シート本体が、車両の加速時及び後面衝突時に加わる後方負荷に対して効率良く耐えられる。
また上記構成により、シート本体が、車両の減速時及び前面衝突時に加わる前方負荷に対して効率良く耐えられる。
このとき、前記シートバックの下端部と前記リクライニング装置を連結する連結ブラケットを備え、該連結ブラケットは、前記リクライニング装置よりもシート幅方向の外側に取り付けられ、前記リクライニング装置を前記支持ベースとで挟む位置に配置され、前記リクライニング装置は、シート前後方向において前記アッパレールの略中央部分に配置されていると良い。
上記構成により、リクライニング装置の組み付け剛性が向上する。
また、上記構成により、シート本体からリクライニング装置を介して掛かる荷重負荷に対してアッパレールが効率良く耐えられる。
このとき、前記連結ブラケットは、前記シートバックの左右側方部分に設けられ、前記左右の連結ブラケットの一方は、前記アッパレールよりもシート幅方向の外側に配置され、他方は、前記アッパレールよりもシート幅方向の内側に配置されていると良い。
上記構成により、左右の連結ブラケットをどちらもシート幅方向の一方側から組み付け作業することができ、組み付け作業の効率が上がる。
このとき、前記支持ベースは、前記左右のアッパレール上に架設されるベース本体部と、該ベース本体部の上方に取り付けられ、前記ベース本体部とで閉断面構造を形成する補強ベース部と、を備え、前記支持ベースにおいて前記リクラ取り付けブラケットが組み付けられた部分が、前記閉断面構造を有していると良い。
上記構成により、リクライニング装置及びその周辺部分の組み付け剛性が一層向上する。
このとき、前記支持ベースは、前記左右のアッパレール上に架設されるベース本体部と、該ベース本体部の上方に取り付けられ、前記ベース本体部とで閉断面構造を形成する補強ベース部と、を備え、前記支持ベースにおいて前記リクラ取り付けブラケットが組み付けられた部分が、前記閉断面構造を有していると良い。
上記構成により、リクライニング装置及びその周辺部分の組み付け剛性が一層向上する。
このとき、前記支持ベースの前記閉断面構造を有している部分は、前記着脱脚と対向する位置において該着脱脚側とは反対側に窪んでいると良い。
上記構成により、シート本体の収納時に移動する着脱脚と、支持ベースとの干渉を抑制できる。
発明によれば、従来と比較してリクライニング装置の高さ位置を低く設定できる。その結果、シート本体を収納したときにシート全体の高さ位置が低くなって、シート上方に形成される荷室スペースを広く確保できる。すなわち、収納状態のときにコンパクト化を果たした車両用シートを実現できる。
発明によれば、シンプルな構造で収納フロアに収納可能なシートを実現できる。また、シート本体を使用状態と収納状態との間で移動させるときに、切り替え操作が良好になる。
発明によれば、リクライニング装置の配置レイアウトの自由度が増す。また、シート幅方向においてシートの大型を抑制できる。
本発明によれば、シート前後方向においてシートの大型化を抑制できる。
本発明によれば、リクライニング装置とバックルの互いの配置レイアウトの自由度が向上する。
本発明によれば、シート前後方向に加わる荷重負荷に対してシート本体が効率良く耐えられる。
本発明によれば、シート本体が、車両の加速時及び後面衝突時に加わる後方負荷に対して効率良く耐えられる。
本発明によれば、シート本体が、車両の減速時及び前面衝突時に加わる前方負荷に対して効率良く耐えられる。
本発明によれば、リクライニング装置の組み付け剛性が向上する。
本発明によれば、左右の連結ブラケットの組み付け作業の効率が上がる。
本発明によれば、リクライニング装置及びその周辺部分の組み付け剛性が一層向上する。また、シート上下方向においてシートの大型化を抑制できる。
本明によれば、着脱脚と支持ベースとの干渉を抑制できる。
本発明によれば、シート本体からリクライニング装置を介して掛かる荷重負荷に対してアッパレールが効率良く耐えられる。
本実施形態に係る車両用シートの斜視図である。 別の角度から見た車両用シートの斜視図である。 車両用シートの骨格となるシートフレームの斜視図である。 車両用シートの支持ベースの斜視図である。 図4の要部拡大図であって、リクライニング装置周辺を示す斜視図である。 図5の分解斜視図である。 支持ベースを保護するベースカバーの斜視図である。 車両用シートの側面図であって、使用状態から収納状態へ移動する動作を説明する図である。 車両用シートの側面図であって、収納状態へ移動する動作を説明する図である。 車両用シートの側面図であって、収納状態からチップアップ状態へ移動する動作を説明する図である。 車両用シートの側面図であって、チップアップ状態から使用状態へ復帰する動作を説明する図である。
以下、本発明の実施形態に係る車両用シートについて、図1〜図11を参照しながら説明する。
本実施形態は、シート本体を収納フロアに収納可能な車両用シートであって、車体フロア上に固定され、シート本体を前後移動可能に支持する左右のレール装置と、左右のレール装置上に架設された支持ベースに対してシート本体を回動可能に連結するリクライニング装置とを備えており、リクライニング装置が上下方向においてアッパレールに重なる位置に配置されていることを特徴とする車両用シートの発明に関するものである。
なお、車両用シートのシートバックに対して乗員が着座する側がシート前方側となる。
本実施形態の車両用シートSは、例えば車両の後部座席に相当するリアシートである。
車両用シートSは、図1、図2に示すように、シートバック1と、シートクッション2と、ヘッドレスト3とを有するシート本体と、シート本体を下方から支持する着脱脚30と、着脱脚30を下方から支持する支持ベース40と、支持ベース40上に取り付けられ、着脱脚30の下端を着脱可能に保持する脚保持部材50と、支持ベース40を上方から覆うベースカバー60と、から主に構成されている。
また、車両用シートSは、図2、図3に示すように、車体フロア上にフロア連結部材6を介して取り付けられ、シート本体を前後移動可能に支持する左右のレール装置7と、支持ベース40に対してシートバック1を回動可能に連結するリクライニング装置13と、を備えている。
車両用シートSのシート前方側には、図8に示すように、車体フロアよりも低位置に形成された凹型の収納フロアが設けられている。
車両用シートSは、乗員が着座可能な使用状態と、シート本体を収納フロアに収納させた収納状態と、シート本体を上方に跳ね上げたチップアップ状態との3種類の形態のシートアレンジが可能なシートである。
具体的には、車両用シートSは、図8(a)に示す使用状態から、乗員が図1の操作レバー1cを引っ張ると、シート本体が前倒れして折り畳まれ、収納フロアに収納された図9(c)に示す収納状態に切り替わる。また、収納状態から、乗員が手動でシート本体を上方に起こすことで図10(b)に示すチップアップ状態に切り替わる。さらに、チップアップ状態から、乗員が操作部分として機能する着脱脚30を引っ張ると、シートバック1に対してシートクッション2がシート下方に回転し、図11(b)に示す使用状態に復帰する。詳細は後述する。
シートバック1は、図1に示すように、乗員の背中を後方から支持する背もたれ部であって、骨格となる図2のバックフレーム10に、クッションパッド1aを載置して、表皮1bで被覆されて構成されている。シートバック1上面においてシート幅方向の右側には操作レバー1cが配置されている。
シートクッション2は、図1に示すように、乗員を下方から支持する着座部であって、骨格となる図2のクッションフレーム20に、クッションパッド2aを載置して、クッションパッド2aの上から表皮2bによって被覆されて構成されている。
シートクッション2の左側には、不図示のシートベルトに設けられたタングプレートを装着するためのバックル5が取り付けられている。バックル5とリクライニング装置13は、図2に示すように、シート本体を介して互いに反対側の位置に配置されている。
ヘッドレスト3は、乗員の頭を後方から支持する頭部であって、芯材となる不図示のピラーにクッションパッド3aを載置して表皮3bで被覆されて構成されている。
フロア連結部材6は、図2、図3に示すように、シートの左右側方部分に取り付けられており、シート幅方向においてリクライニング装置13と重なる位置に配置されている。
フロア連結部材6は、シート前後方向においてリクライニング装置13を挟む位置に配置される前方フロア連結部材6aと、後方フロア連結部材6bを備えている。
前方フロア連結部材6aは、湾曲形状のプレート体からなり、図3に示すように、左右のロアレール7aの前方部分に一端が重ね合わされてボルト締結され、他端がシート前方に延びて車体フロア上にボルト締結されている。
後方フロア連結部材6bは、平板形状のプレート体からなり、左右のロアレール7aの後方部分に一端が取り付けられ、他端がシート幅方向の外側に延びて車体フロア上にボルト締結されている。
レール装置7は、上下方向においてシート本体と車体フロアとの間に配置されており、図3に示すように、車体フロア上にフロア連結部材6を介して固定され、シート前後方向に延びる左右のロアレール7aと、ロアレール7aに沿って摺動可能に支持される左右のアッパレール7bと、から主に構成されている。
左右のアッパレール7bの上面には支持ベース40が架設されており、支持ベース40上には、図4に示すように、アッパレール7bをロアレール7aに支持された状態でロック可能なレールロック装置8が取り付けられている。
レールロック装置8は、図4に示すように、シート前後方向においてリクライニング装置13と重なる位置に配置されており、アッパレール7bをロックしたロック状態と、ロック解除した状態との間で切り替えるための操作ストラップ8aを備えている。
操作ストラップ8aは、シート幅方向の右側に配置され、シート前方に向かって張り出すように延びている。
バックフレーム10は、シートバック1の骨格となる略矩形状の枠状体からなり、図3に示すように、バックフレーム10の左右外側面の下方部分には、支持ベース40と連結するための左右の連結ブラケット11が取り付けられている。
連結ブラケット11は、上下方向に延出する略弓形状の板金部材からなり、連結ブラケット11の上端がバックフレーム10に取り付けられ、その下端が支持ベース40に取り付けられている。なお、連結ブラケット11の左右内側面には、剛性を向上すべく補強ブラケット11aが組み付けられている。
左側の連結ブラケット11の下端には、左右方向において支持ベース40に軸支されたシート回動軸12が設けられ、右側の連結ブラケット11の下端部には、支持ベース40に対してバックフレーム10を回動可能に連結するリクライニング装置13が取り付けられている。
なお、右側の連結ブラケット11は、右側にあるアッパレール7bよりもシート幅方向の外側に配置される一方で、左側の連結ブラケット11は、左側にあるアッパレール7bよりもシート幅方向の内側に配置されている。
リクライニング装置13は、公知の装置からなり、図4〜図6に示すように、右側の連結ブラケット11のシート幅方向の内側面に収容されており、リクラ取り付けブラケット14を介して支持ベース40の外側面に組み付けられている。
またリクライニング装置13は、上下方向においてアッパレール7bに一部重なる位置に配置され、シート前後方向においてアッパレール7bの略中央部分に配置され、シート幅方向において右側のアッパレール7bよりも外側に配置されている。
リクライニング装置13は、リクラ本体13aと、リクライニング装置13の回動軸となるシート回動軸12と、バックフレーム10をシート回動軸12を中心として前方側に回転させるように付勢する不図示の渦巻きバネと、から主に構成されている。
シート回動軸12は、シート幅方向において連結ブラケット11と、リクラ本体13aと、リクラ取り付けブラケット14とに軸支されている。
不図示の渦巻きバネは、その一端がバックフレーム10側に係止され、他端が支持ベース40側に係止されている。
リクライニング装置13は、バックフレーム10の回動動作をロックするロック状態に切り替え可能であって、バックフレーム10を図1の起立姿勢にロックし、操作レバー1cが操作されることでロック状態を解除し、渦巻きバネの付勢力によってバックフレーム10を前方側に回転させて車体フロア側に折り畳むことができる。
リクラ取り付けブラケット14は、リクラ本体13aを支持ベース40の外側面に取り付けるための部材であって、外側ブラケット14aと内側ブラケット14bとが組み付けられて略中空体として形成されている。
リクラ取り付けブラケット14のシート前後方向の略中央部分には、シート回動軸12を軸支するための回動軸穴が形成されている。
また、リクラ取り付けブラケット14の前方部分及び後方部分には、支持ベース40のサイドベース部41に組み付けるためのボルト組み付け部14cが各々形成されている。
なお、連結ブラケット11に設けられたフランジ部11bが、外側ブラケット14a及び内側ブラケット14bの上端に当接することで互いに位置決めされている。
クッションフレーム20は、シートクッション2の骨格となる略矩形状の枠状体からなり、図3に示すように、左右側方に配置されたサイドフレーム21と、各サイドフレーム21の前方部分を連結する前方連結パイプ22と、各サイドフレームの前後方向の中央部分を連結する中央連結パイプ23と、前方連結パイプ22と中央連結パイプ23を連結する板状のパンフレーム24と、から主に構成されている。
サイドフレーム21は、シート前後方向に延出する板金部材からなり、その前方部分が前方連結パイプ22と連結され、その後端部分には、バックフレーム10に対してクッションフレーム20を回動可能に連結するクッション回動装置25が取り付けられている。
前方連結パイプ22は、コ字形状のパイプ部材からなり、その左右内側面には、クッションフレーム20に対して着脱脚30を回動可能に連結する脚回動装置28が取り付けられている。
クッション回動装置25は、公知の装置からなり、図3に示すように、クッション回動軸26と、クッションフレーム20をクッション回動軸26を中心として下方側に付勢する渦巻きバネ27と、を備えている。
クッション回動軸26は、左右方向においてバックフレーム10側とクッションフレーム20側とに軸支され、渦巻きバネ27は、その一端がバックフレーム10側に係止され、他端がクッションフレーム20側に係止されている。
クッション回動装置25は、クッションフレーム20の回動動作をロックするロック状態に切り替え可能である。
クッション回動装置25は、図9(c)に示すように、シート本体を収納フロアに収納させたときに、具体的には、バックフレーム10をクッションフレーム20側に折り畳んだ状態のときに、クッションフレーム20の回動動作をロックする。そして、図11(a)に示すように、操作レバーとして機能する着脱脚30が引っ張られるとロック状態を解除し、渦巻きバネ27の付勢力によってバックフレーム10に対してクッションフレーム20を下方側に回転させることができる。
脚回動装置28は、脚回動軸28aと、着脱脚30を脚回動軸28aを中心としてクッションフレーム20とは逆側に、言い換えれば、クッションフレーム20から離れる方向に付勢するバネ部材28bと、を備えている。
脚回動軸28aは、左右方向において前方連結パイプ22と、着脱脚30の上端部とに軸支され、バネ部材28bは、その一端がクッションフレーム20側に係止され、他端が着脱脚30側に係止されている。
脚回動装置28は、着脱脚30の回動動作をロックするロック状態に切り替え可能であって、図9(a)に示すように、着脱脚30が脚保持部材50から離脱し、クッションフレーム20側に収納されたときに、着脱脚30の回動動作をロックする。そして、図11(a)に示すように、ロックされた着脱脚30が引っ張られるとロック状態を解除し、バネ部材28bの付勢力によって、使用状態に復帰させるように着脱脚30を脚保持部材50に装着可能な位置に移動させることができる。
着脱脚30は、図3に示すように、シートクッション2を支持する略コ字形状のパイプ部材であり、左右側方に配置された脚本体部31と、各脚本体部31の下端を連結する脚連結部32と、を備えている。
脚本体部31の上端は、クッションフレーム20の前後方向の略中央部分において左右内側面に連結されており、脚連結部32の左右方向の略中央部は、脚保持部材50に着脱可能に保持されている。
着脱脚30の上端部は、着脱脚30の下端部よりもシート前方に張り出しており、着脱脚30の下端部から着脱脚30の上端部に向かって前方に上方傾斜している。
支持ベース40は、シート本体を支持する部材であり、図4に示すように、左右のアッパレール7b上に沿って配置された左右のサイドベース部41と、各サイドベース部41の前方部分を連結する第1ベース連結部42と、各サイドベース部41の略中央部分を連結する第2ベース連結部43と、各サイドベース部41の上面に取り付けられる左右の補強ベース部44と、第1ベース連結部42及び第2ベース連結部43を連結し、脚保持部材50を支持する保持部材支持部45と、を備えている。
なお、左右のサイドベース部41、第1ベース連結部42及び第2ベース連結部43が、特許請求の範囲においてベース本体部に相当する。
サイドベース部41、補強ベース部44は、図4に示すように、前後方向に長尺な略クランク形状の板金部材からなり、サイドベース部41はアッパレール7b上面に連結され、補強ベース部44はサイドベース部41と上下で重なり合って閉断面構造を形成している。
当該閉断面構造が形成された部分の外側面には、図5に示すように、リクラ取り付けブラケット14が組み付けられている。
また、当該閉断面構造が形成された部分には、着脱脚30と対向する位置において着脱脚30側とは反対側(下側)に窪んだ段差部46が形成されている。
第1ベース連結部42、第2ベース連結部43それぞれの左右両端は、図3に示すように、サイドベース部41と補強ベース部44とで挟まれて連結されている。
保持部材支持部45は、脚保持部材50を支持する湾曲形状の板金部材であり、その前方部分は第1ベース連結部42に取り付けられ、その後方部分は第2ベース連結部43に取り付けられている。
脚保持部材50は、図3、図4に示すように、着脱脚30を着脱可能に保持する略U字形状のクリップ部材からなり、その開口部分を前方斜め上方に向けた位置で保持部材支持部45に支持されている。
脚保持部材50は、一対の側壁部51と、各側壁部51の下端部を連結する底壁部52と、から構成されている。
各側壁部51は、その下端部から上端部に向かって互いに近接する方向に折り曲げられており、言い換えれば、脚保持部材50の開口部分を狭めるように折り曲げられており、その上端部には、開口部外側方向に反り曲げられたカール部53が形成されている。
一対のカール部53は、図7に示すベースカバー60に設けられた開口部を各々貫通し、着脱脚30側の外部に露出している。
脚保持部材50に隣接した部分には、車両の後面衝突時に着脱脚30の脚連結部32を脚保持部材50に保持させた状態でロックする慣性ロック装置54が配置される。
ベースカバー60は、支持ベース40全体を上方から覆う樹脂成形品からなり、図7に示すように、シート前方側に配置される前方カバー61と、前方カバー61の後方に配置される後方カバーと、から構成されている。
前方カバー61は、シート本体と共に移動する着脱脚30をガイドするガイド形状を有しており、具体的には、着脱脚30を収容する脚収容凹部62と、着脱脚30が脚収容凹部62よりも後方に移動することを規制する脚移動規制部63と、を備えている。
脚収容凹部62は、ベースカバー60上面の略中央部分から下方側に向かって窪んだ略U字形状の凹部からなり、その開口部分を前方斜め上方に向けた位置で配置されている。
脚収容凹部62の前後の側壁部には四角形状の開口部が形成されており、ベースカバー60裏面側から脚保持部材50の一部が、図1に示すように、当該開口部を介して外部に露出している。
また、後方の側壁部には、上下に延びる開口部が形成されており、ベースカバー60裏面側から慣性ロック装置54の一部が、当該開口部を介して外部に露出している。
脚移動規制部63は、ベースカバー60上面の略中央部分からシート前方側に向かって張り出した部分からなり、脚収容凹部62の後方部分から連続して形成されている。
脚移動規制部63は、着脱脚30を脚収容凹部62に収容するときに、着脱脚30の後方移動を規制し、着脱脚30を脚収容凹部62側にガイドできる。
<シート収納動作>
次に、図8、図9に基づいてシート本体を使用状態から収納状態へ移動させる動作を説明する。なお、図8、図9において、リクライニング装置13、クッション回動装置25、及び脚回動装置28は、黒丸で図示されるときにロック状態を示し、白丸で図示されるときにロック解除状態を示すものとする。図10、図11も同様である。
車両用シートSが図8(a)に示す使用状態にあるとき、シートバック1は、支持ベース40に支持され、リクライニング装置13によって起立姿勢にロックされており、シートバック1に連結されたシートクッション2は、脚保持部材50に保持された着脱脚30によって下方から支持されている。
車両用シートSを使用状態から収納状態へ移動させるときには、シートバック1上面に設けられた図1の操作レバー1cを操作する。
乗員が操作レバー1cを操作することで、図8(b)に示すように、リクライニング装置13のロック状態が解除され、シートバック1は、渦巻きバネの付勢力によって、シートクッション2を収納フロアまで移動させるようにシート回動軸12を中心としてシート前方側に回転を開始する。
着脱脚30は、シートバック1の回転に連動して、シートクッション2に対して脚回動軸28aを中心としてシートクッション2側に回転を開始する。このとき、着脱脚30は、シートクッション2と車体フロア側との間で突っ張った状態となるため、シートクッション2及びシートバック1を安定して移動させることができる。
なお、操作レバー1cとリクライニング装置13との間には、不図示の公知なケーブルが連結されており、操作レバー1cの操作によってケーブルが牽引され、ロック状態を解除する機構となっている。
当該ケーブルは、リクライニング装置13の周辺においてバックフレーム10と、連結ブラケット11と、補強ブラケット11aとで囲まれた領域を通過することで位置決めされていることが望ましい。
シートバック1が、図9(a)に示すように所定の回転位置に到達したときに、着脱脚30が脚保持部材50から離脱する。
離脱した着脱脚30は、ベースカバー60上面を乗り上げることで、バネ部材28bの付勢力に抗して脚回動軸28aを中心としてシートクッション2側に折り畳まれるように回転する。そして、着脱脚30は、所定の回転位置に到達したときに、脚回動装置28によってシートクッション2側に収納された状態でロックされる。
さらに、シートバック1が、図9(b)に示すように所定の回転位置に到達したときに、シートクッション2の前方部分が、着脱脚30よりも先に収納フロア面に当接する。
上記一連の動作によって、図9(c)に示すように、シート本体が収納フロアに収納され、車両用シートSが収納状態に切り替わる。
シートクッション2は、収納状態のときに、具体的にはシートバック1がシートクッション2側に折り畳まれた状態のときに、クッション回動装置25によってロックされる。
<シートチップアップ動作>
次に、図10に基づいてシート本体を収納状態からチップアップ状態へ移動させる動作を説明する。
車両用シートSが図10(a)に示す収納状態にあるときに、乗員が手動でシート本体を上方に起こすことで図10(b)に示すチップアップ状態に切り替わる。
このとき、クッション回動装置25がシートクッション2の回動動作をロックしているため、シートバック1を上方に起こすことでシートクッション2も一体的に上方に起こすことができる。
なお、チップアップ状態のときに、アッパレール7bをロアレール7aに対してシート後方側に摺動させることによって、シート前方側に広い荷室スペースを確保できる。
車両用シートSが図10(b)に示すチップアップ状態に切り替わったとき、シートバック1は、使用状態の位置と同じ位置に復帰し、リクライニング装置13によって起立姿勢でロックされることになる。
<シート復帰動作>
次に、図11に基づいてシート本体をチップアップ状態から使用状態へ移動させる動作を説明する。
車両用シートSをチップアップ状態から使用状態へ移動させるときには、図11(a)に示すように、例えば操作部分として機能する着脱脚30を操作する。
乗員が着脱脚30を脚回動軸28aを中心として上方回転させるように、言い換えれば、シートクッション2側から離れる方向に引っ張ることで、クッション回動装置25及び脚回動装置28のロック状態が解除される。
なお、着脱脚30と、クッション回動装置25との間には、不図示の公知なケーブルが連結されており、着脱脚30の操作によってケーブルが引っ張られ、ロック状態を解除する構成となっている。
シートクッション2は、クッション回動装置25の解除に伴い、図11(b)に示すように、渦巻きバネ27の付勢力によって、シートバック1に対して下方側に回転する。
着脱脚30は、脚回動装置28の解除に伴い、バネ部材28bの付勢力によって、脚保持部材50に装着可能な位置まで脚回動軸28aを中心として回転し、脚保持部材50に装着される。
このとき、着脱脚30は、ベースカバー60のうち、脚収容凹部62及び脚移動規制部63にガイドされることよって、脚収容凹部62の下端側に取り付けられた脚保持部材50に向かって移動するようになる。
上記一連の動作により、車両用シートSが図11(b)に示す使用状態に復帰する。
<その他の実施形態>
上記実施形態において、図8に示すように、車両用シートSのシート前方に収納フロアが形成されているが、特に限定されることなく、車両用シートSの後方に収納フロアが形成されていても良い。
その場合、シート回動軸12と着脱脚30とのシート前後方向の位置関係が逆の配置になることが望ましい。
上記実施形態において、図3、図4に示すように、リクライニング装置13は、支持ベース40を介して車体フロア上のレール装置7(アッパレール7b)に連結されているが、特に限定されることなく、支持ベース40を不要として直接アッパレール7bに取り付けられていても良い。
また、リクライニング装置13は、連結ブラケット11を不要として直接シートバック1と支持ベース40とを連結させても良い。さらに支持ベース40を不要として直接シートバック1とアッパレール7bとを連結させても勿論良い。
上記実施形態では、具体例として自動車に用いられる収納可能な車両用シートについて説明したが、これに限定されることなく、電車、バス等の車両用シートのほか、飛行機、船等の乗物用シートとしても利用することができる。
本実施形態では、主として本発明に係る車両用シートSに関して説明した。
ただし、上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするための一例に過ぎず、本発明を限定するものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることは勿論である。
S 車両用シート
1 シートバック
1a、2a、3a クッションパッド
1b、2b、3b 表皮
1c 操作レバー
2 シートクッション
3 ヘッドレスト
5 バックル
6 フロア連結部材
6a 前方フロア連結部材
6b 後方フロア連結部材
7 レール装置
7a ロアレール
7b アッパレール
8 レールロック装置
8a 操作ストラップ
10 バックフレーム
11 連結ブラケット
11a 補強ブラケット
11b フランジ部
12 シート回動軸
13 リクライニング装置
13a リクラ本体
14 リクラ取り付けブラケット
14a 外側ブラケット
14b 内側ブラケット
14c ボルト組み付け部
20 クッションフレーム
21 サイドフレーム
22 前方連結パイプ
23 中央連結パイプ
24 パンフレーム
25 クッション回動装置
26 クッション回動軸
27 渦巻きバネ
28 脚回動装置
28a 脚回動軸
28b バネ部材
30 着脱脚
31 脚本体部
32 脚連結部
40 支持ベース
41 サイドベース部
42 第1ベース連結部
43 第2ベース連結部
44 補強ベース部
45 保持部材支持部
46 段差部
50 脚保持部材
51 側壁部
52 底壁部
53 カール部
54 慣性ロック装置
60 ベースカバー
61 前方カバー
62 脚収容凹部
63 脚移動規制部

Claims (12)

  1. 背もたれ部となるシートバックと、該シートバックに連結され、着座部となるシートクッションと、を有するシート本体を備え、
    該シート本体を車体フロアに形成された収納位置に収納可能な車両用シートであって、
    前記車体フロア上に取り付けられ、シート前後方向に延びる左右のロアレールと、該ロアレールに沿って摺動可能に取り付けられ、前記シート本体を支持する左右のアッパレールと、
    該左右のアッパレール上に取り付けられ、前記シート本体を支持する支持ベースと、
    前記アッパレールに上下方向において重なる位置に配置され、前記車体フロア側に対して前記シート本体を回動可能に連結するリクライニング装置と、を備え、
    該リクライニング装置は、前記支持ベースのシート幅方向の外側面にリクラ取り付けブラケットを介して取り付けられ、
    該リクラ取り付けブラケットには、前記支持ベースに組み付けられる組み付け部が少なくとも2つ設けられていることを特徴とする車両用シート。
  2. 前記組み付け部は、シート前後方向において前記リクライニング装置を間に挟むように配置されていることを特徴とする請求項1に記載の車両用シート。
  3. 前記シート本体を車体フロアよりも低位置に収納可能であって、
    前記支持ベース上に取り付けられ、前記リクライニング装置の回動軸として前記シート本体のシート前後方向の一端側に連結されるシート回動軸と、
    上端部が前記シート本体の他端側に取り付けられ、下端部が前記支持ベース上に着脱可能に支持される着脱脚と、を備え、
    前記リクライニング装置は、前記支持ベースに上下方向において重なる位置に配置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の車両用シート。
  4. 前記リクライニング装置は、前記アッパレールのシート幅方向の外側に配置されていることを特徴とする請求項3に記載の車両用シート。
  5. 前記左右のアッパレールの間に取り付けられ、該アッパレールを前記ロアレールに支持された状態でロック可能なレールロック装置を備え、
    前記リクライニング装置は、シート前後方向において前記レールロック装置と重なる位置に配置されていることを特徴とする請求項3又は4に記載の車両用シート。
  6. 前記シート本体よりもシート幅方向の外側に配置され、シートベルトに設けられたタングプレートを装着するためのバックルを備え、
    前記リクライニング装置と前記バックルは、前記シート本体を介して互いに反対側の位置に配置されていることを特徴とする請求項乃至5のいずれか1項に記載の車両用シート。
  7. 前記ロアレールを前記車体フロア上に連結させるためのフロア連結部材を備え、
    該フロア連結部材は、シート幅方向において前記リクライニング装置と重なる位置に配置されていることを特徴とする請求項3乃至6のいずれか1項に記載の車両用シート。
  8. 前記フロア連結部材は、前記リクライニング装置よりもシート後方に配置され、
    前記フロア連結部材の少なくとも1つは、前記リクライニング装置よりもシート前方に配置されていることを特徴とする請求項7に記載の車両用シート。
  9. 前記シートバックの下端部と前記リクライニング装置を連結する連結ブラケットを備え、
    該連結ブラケットは、前記リクライニング装置よりもシート幅方向の外側に取り付けられ、前記リクライニング装置を前記支持ベースとで挟む位置に配置され、
    前記リクライニング装置は、シート前後方向において前記アッパレールの略中央部分に配置されていることを特徴とする請求項乃至8のいずれか1項に記載の車両用シート。
  10. 前記連結ブラケットは、前記シートバックの左右側方部分に設けられ、
    前記左右の連結ブラケットの一方は、前記アッパレールよりもシート幅方向の外側に配置され、他方は、前記アッパレールよりもシート幅方向の内側に配置されていることを特徴とする請求項9に記載の車両用シート。
  11. 前記支持ベースは、前記左右のアッパレール上に架設されるベース本体部と、該ベース本体部の上方に取り付けられ、前記ベース本体部とで閉断面構造を形成する補強ベース部と、を備え、
    前記支持ベースにおいて前記リクラ取り付けブラケットが組み付けられた部分が、前記閉断面構造を有していることを特徴とする請求項乃至10のいずれか1項に記載の車両用シート。
  12. 前記支持ベースの前記閉断面構造を有している部分は、前記着脱脚と対向する位置において該着脱脚側とは反対側に窪んでいることを特徴とする請求項11に記載の車両用シート。
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