JP7436832B2 - 車両用シート - Google Patents
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Description
レールブラケットに着目すると、このレールブラケットは、レール装置の構成部品となるアッパレール上に固定されており、このアッパレールの長さ方向(シート前後方向)に沿って長尺となるように延びているため、レールブラケット及びストライカの組み付け剛性が確保されている。
また、レールブラケット及びストライカの組み付け剛性を向上させるべく、アッパレールの長さ方向に沿ってレールブラケットが長尺になっているほか、ストライカがレールブラケットに対して上方及び側方から覆われるようにして固定されている。
そのため、シート本体をアレンジ可能な車両用シートにおいて、アレンジ機構の構成部品となるレールブラケット、ストライカの組み付け剛性を確保しながらも、これら構成部品の大型化(特にシート前後方向の大型化)を抑制可能な車両用シートが望まれていた。
特に、上記車両用シートは、通常、車両前後方向に三列のシートを備える車両において二列目のミドルシートとして配置されるものであって、シート前後方向の大型化を可能な限り抑制することが要望されていた。
また、シート本体をアレンジ可能な車両用シートにおいては、必然的に構成部品が多くなり、複雑な機構を必要とするため、コンパクトな配置、部品点数の削減、シートの軽量化が求められていた。
また、本発明の他の目的は、構成部品のコンパクトな配置、部品点数の削減、シートの軽量化を考慮した車両用シートを提供することにある。
上記のように、レールブラケットのうち、係合ストライカを支持するためのストライカ支持部が、係合ストライカの延出方向(アッパレールの移動方向とは交差する方向)に沿って延びているため、従来と比較して、レールブラケット、ストライカの組み付け剛性を確保しつつ、これら構成部品の大型化(特にシート前後方向の大型化)を抑制することができる。
詳しく言うと、従来は、レールブラケットの剛性を高めるために、アッパレールがその移動方向に沿って延びていることを利用して、レールブラケットをアッパレールの延出方向に沿って長尺にする形状が採用されていた。そうすると、シートアレンジ可能なシートにおいてはレールブラケットに係合ストライカをさらに組み付けるため、一層シート前後方向に延ばす必要が生じていた。そこで、本発明では、係合ストライカ周辺においてアッパレールの移動方向とは交差する方向(シート幅方向)における空きスペースを利用して、レールブラケットのうち、特に剛性が必要とされるストライカ支持部を当該交差方向に延ばす形状にしている。
その結果、アレンジ機構の構成部品の組み付け剛性を確保しながらも、これら構成部品の大型化を抑制し、コンパクトな配置を果たした車両用シートを実現している。
また上記構成により、ストライカ支持部による係合ストライカの支持剛性が高まるとともに、レールブラケットと他の構成部品との干渉を抑制できる。
また、前記ストライカ支持部は、前記係合ストライカの延出方向の両端部分を支持するために複数設けられ、かつ、前記係合ストライカの両端部分をそれぞれ上方から覆っていると良い、
上記構成により、比較的シンプルな形状で、レールブラケットに対する係合ストライカの組み付け剛性を高めることができる。また、ストライカ支持部が湾曲形状となるため、レールブラケットの剛性を効率良く高めることもできる。
上記構成により、例えば、前方穴及び後方穴を利用してレールブラケットを他の構成部品と組み付ける場合に、ストライカと他の構成部品との干渉を抑制し、かつ、ストライカを効率良く支持することができる。
上記のような貫通穴が形成されているため、シート本体に設けられた係合部が係合ストライカに対して着脱し易くなる。また、レールブラケットの軽量化にもつながる。
上記構成により、レールブラケットの部品点数を削減することができる。
上記構成により、レールブラケットの剛性を高めつつも、シート全体で見たときにシート幅方向において大型化しない構成を実現できる。また、レールブラケットのシート幅方向の外側部分が劣化してしまうことを抑制できる。
また、前記ロアレール、前記アッパレール及び前記レールブラケットは、それぞれ前記シート本体の側方部分に一対となって配置され、前記一対のレールブラケットを連結するためにシート幅方向に延びるレール連結フレームをさらに備えていると良い。
上記構成により、レールブラケット、特にストライカ支持部の剛性を向上させることができる。
また上記発明によれば、比較的シンプルな形状で、レールブラケットに対する係合ストライカの組み付け剛性を高められる。
また上記発明によれば、レールブラケットの剛性を効率良く高めることができる。
また上記発明によれば、レールブラケットや係合ストライカと、他の構成部品との干渉を抑制することができる。
また上記発明によれば、レールブラケットの軽量化、レールブラケットの部品点数を削減することができる。
なお、車両用シートのシートバックに対して乗員が着座する側がシート前方側となる。
車両用シートSは、図1に示すように、シートクッション1と、シートバック2と、ヘッドレスト3とを備えるシート本体と、車体フロア上に取り付けられ、シート本体を前後方向に移動可能に支持するレール装置4と、シートクッション1とレール装置4を連結し、シートクッション1を支持する前方リンク30と、シートクッション1とシートバック2を連結する後方リンク35と、シートバック2とレール装置4を連結し、シートバック2を回動可能に支持する支持リンク40と、から主に構成されている。
また、レール装置4の前方部分の上面には、図1に示すように、上記リンク30,35,40を支持するリンク支持ベース50が取り付けられており、レール装置4の後方部分の上面には、シート本体の後端側にある支持リンク40の一部と連結するためのレールブラケット60が取り付けられている。
シートバック2は、乗員の背中を後方から支持する背もたれ部であって、骨格となるバックフレーム20に、クッションパッド2aを載置して、表皮2bで被覆されて構成されている。
ヘッドレスト3は、乗員の頭を後方から支持する頭部であって、芯材となる不図示のピラーにクッションパッド3aを載置して、表皮3bで被覆されて構成されている。
アッパレール4b上面の後方部分には、図2に示すように、係合ストライカ68を有するレールブラケット60が取り付けられている。また、左右のアッパレール4bの略中央部分には、各アッパレール4bを連結するレール連結フレーム69が取り付けられている。
レールブラケット60の詳細については後述する。
クッションサイドフレーム11の左右外側面のうち、その中央部分には前方リンク30の上端部が回動可能に連結され、また、その後方部分には後方リンク35の前端部が回動可能に連結されている。
クッションフレーム10は、前方リンク30及び支持リンク40の回動によって、乗員が着座する着座位置と、収納する収納位置との間で切り替え移動することができる。
詳しく言うと、クッションフレーム10は、前方リンク30の下端部を中心として移動可能であって、収納位置に移動するときには車体フロア側に対して前方斜め下方向に移動する。
バックサイドフレーム22の左右外側面の下方部分には、後方リンク35の後端部分が回動可能に連結されており、後方リンク35は、シート幅方向においてバックサイドフレーム22と取り付けブラケット23の間に挟まれている。
取り付けブラケット23のシート幅方向の外側面には、支持リンク40に対してバックフレーム20を回動可能に連結するためのリクライニング装置24が取り付けられている。
リクライニング装置24は、シートバック2を起立状態にロックし、不図示の操作レバーを操作することでロック解除され、支持リンク40に対してシートバック2を前方側に回転させてシートクッション1側に折り畳むことができる。
前方リンク30は、クッションフレーム10に対して回動可能に連結される上端軸31と、支持リンク40に対して回動可能に連結される下端軸32と、を備えている。
上端軸31は、シート前後方向において下端軸32よりも前方に配置されている。
後方リンク35は、クッションフレーム10の左右外側面に回動可能に連結される前端軸36と、バックサイドフレーム22の左右外側面に回動可能に連結された後端軸37と、を備えている。
後方リンク35は、バックサイドフレーム22と取り付けブラケット23の間に挟まれている。
支持リンク40は、その前方部分に配置されるリンク回動軸41と、リンク回動軸41よりも後方側に配置されるリンク係合部42と、を備えている。
支持リンク40の後方部分において上端部分には、リクライニング装置24が配置され、バックサイドフレーム22の下端部分と連結されている。
また、支持リンク40のうち、リンク係合部42の周辺部分には、リンク係合部42を係合ストライカ68に係合させた状態でロックする公知なロック装置43が取り付けられている。
詳しく言うと、リンク回動軸41の左右内側面側には、図1に示すように、付勢部材としてのバネ部材53が配置されている。バネ部材53は、公知な渦巻きバネであって、リンク回動軸41を中心としてリンク支持ベース50に対して支持リンク40を上方に跳ね上げ可能に付勢する。
リンク係合部42は、レールブラケット60に設けられた係合ストライカ68に対して着脱可能に連結される部分であって、例えば公知な係合フックである。
なお、図7A,Bに示すように、着座位置及び収納位置においては、ロック装置43によってリンク係合部42と係合ストライカ68が係合している。
支持リンク40が、シートバック2及びシートクッション1を所定の前傾角度に設定した跳ね上げ位置まで跳ね上げるように回転したとき、前方リンク30が、シートクッション1及びシートバック2をこの跳ね上げ位置で保持することができる。
リンク支持ベース50は、アッパレール4b上面に固定された底壁部51と、底壁部51のシート幅方向の外側端部から上方へ屈曲して延びる側壁部52とを備えている。
側壁部52は、その前方部分においてリンク回動軸41と回動可能に連結されており、その中央部分において前方リンク30の下端軸32と回動可能に連結されている。
また、側壁部52の前方部分の内側には、バネ部材53が取り付けられている。
レールブラケット60は、係合ストライカ68の延出方向の両端部分を支持する左右のストライカ支持部61と、シート前後方向において係合ストライカ68を間に挟む位置に配置され、上下方向に貫通した前方穴62及び後方穴63と、シート前後方向において係合ストライカ68と重なる位置に配置され、上下方向に貫通した貫通穴64と、を主に備えている。
また、レールブラケット60よりもややシート前方部分には、左右のアッパレール4bを連結するためのレール連結フレーム69が取り付けられている。
また、ストライカ支持部61は、係合ストライカ68よりも上方に突出するように湾曲した形状を有し、係合ストライカ68の両端部分を上方から覆っており、かつ、シート前後方向において係合ストライカ68を間に挟むように支持している。
上記構成により、係合ストライカ68に対するレールブラケット60の支持剛性を高めている。
また、ストライカ支持部61の側面のうち、係合ストライカ68を覆っている部分とは異なる下端部分には、上方に向かって切り欠かれた切り欠き65が形成されている。
上記構成により、レールブラケット60の支持剛性を高めつつ、ブラケットの軽量化を果たすことができる。
また貫通穴64は、同様にアッパレール4bの上面と重なる位置に形成され、シート前後方向に延びる矩形状の穴であって、係合ストライカ68に対してリンク係合部42を着脱可能に係合させるための貫通穴となる。
外周フランジ66は、係合ストライカ68及びロアレール4aのシート幅方向の両側面を覆うようにして配置されている。
また、レールブラケット60のうち、シート幅方向において外周フランジ66と前方穴62及び後方穴63との間には、上方に屈曲した左右の凸ビード67が形成されており、凸ビード67は、シート前後方向に延びている。
上記構成により、レールブラケット60の剛性が向上するほか、係合ストライカ68及びレール装置4に対するレールブラケット60の組み付け剛性が向上する。
そして、フレーム端部がアッパレール4bの上面にボルト締結されている。
レール連結フレーム69の外周部分のうち、シート前後方向の両端部分には、図○に示すように、上方に向かって延びる外周フランジ69aが形成されている。
上記構成により、レール連結フレーム69の剛性が向上するほか、アッパレール4bの組み付け剛性、そしてレールブラケット60の組み付け性が向上する。
なお、ベルトバックル5は、着座した乗員を拘束するシートベルトに設けられたタングプレートを装着するためのものであって、支持リンク40の後方部分に取り付けられている。
上記構成により、シート全体で見たときにシート幅方向において大型化しない構成を実現することができる。
車両用シートSが、図6Aに示す着座位置にあるとき、リンク係合部42と係合ストライカ68が係合状態にあり、かつ、ロアレール4aに対してアッパレール4bが移動不能なロック状態にある。着座位置において、シートクッション1は前方リンク30に支持され、シートバック2は支持リンク40に支持されて構成される。
乗員が操作ストラップ71を操作することで、リンク係合部42と係合ストライカ68のロック状態が解除され、さらにアッパレール4bが移動可能なロック解除状態に切り替わる。
なお、操作ストラップ71と、リンク係合部42及びレール装置4との間には、それぞれ不図示の公知なケーブルが連結されており、操作ストラップ71の操作によってケーブルが引っ張られ、それぞれロック状態を解除する構成となっている。
このとき、前方リンク30が、図6Bに示すように、シートクッション1及びシートバック2の跳ね上がりを規制するため、跳ね上がったシートクッション1及びシートバック2が、所定の前傾角度において保持される。
上記一連の動作によって、車両用シートSが図6Bに示す跳ね上げ位置に移動する。
車両用シートSを図7Aに示す着座位置から収納位置に移動させるときには、例えばシートクッション1の左側方部分に設けられた不図示の操作レバーを操作する。
乗員が操作レバーを操作することで、シートバック2を起立状態に保持するリクライニング装置24のロックが解除され、さらにアッパレール4bが移動可能なロック解除状態に切り替わる。
なお、操作レバーと、リクライニング装置24及びレール装置4との間には、それぞれ不図示の公知なケーブルが連結されており、操作レバーの操作によってケーブルが引っ張られ、それぞれロック状態を解除する構成となっている。
一方、アッパレール4bが移動可能なロック解除状態に切り替わった後、アッパレール4bは、不図示のバネ部材に付勢されて、ロアレール4aに対して後方側に相対移動する。
上記一連の動作によって、車両用シートSが図7Bに示す収納位置に移動する。
上記実施形態では、図3に示すように、レールブラケット60はレール連結フレーム69よりもシート後方に配置されているが、特に限定されることなく変更可能である。
例えば第2実施例として、図8に示すように、レールブラケット160がレール連結フレーム169よりもシート前方に配置されていても良い。
このように構成することで、レールブラケット160が、シート前後方向においてリンク支持ベース50とレール連結フレーム169の間に配置される。そのため、比較的剛性の高い構成部品の間に挟まれることで、レールブラケット160の組み付け剛性が一層向上する。
このように構成することで、部品点数の削減、空きスペースの確保、レールブラケットの剛性が一層向上する。
その場合、車両用シートSが使用位置から跳ね上げ位置に切り替わるときに、シート本体を車体フロア側に対して後傾方向に跳ね上げるように回転すること良い。
その場合、レールブラケット60のストライカ支持部61、係合ストライカ68は、アッパレール4bの延出方向とは交差する方向(シート前後方向)に延びていると望ましい。
例えば、係合ストライカ68の代わりに公知な係合部材が、シート本体の後端側に設けられた被係合部に対して着脱可能となるように係合していても良い。
ただし、上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするための一例に過ぎず、本発明を限定するものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることは勿論である。
特に、レールブラケットの配置や構成について、上記の実施形態にて説明したものは、あくまで一例に過ぎず、本発明を限定するものではない。
1 シートクッション
2 シートバック
2a、3a クッションパッド
2b、3b 表皮
3 ヘッドレスト
4 レール装置
4a ロアレール
4b アッパレール
4c ロック部材
4d 操作レバー
5 ベルトバックル
10 クッションフレーム
11 クッションサイドフレーム
12 パンフレーム
20 バックフレーム
21 メインフレーム
22 バックサイドフレーム
23 取り付けブラケット
24 リクライニング装置
25 回動軸
26 渦巻きバネ
30 前方リンク
31 上端軸
32 下端軸
35 後方リンク
36 前端軸
37 後端軸
40 支持リンク
41 リンク回動軸
42 リンク係合部(係合部)
43 ロック装置
50 リンク支持ベース
51 底壁部
52 側壁部
53 バネ部材
60,160,260 レールブラケット
61 ストライカ支持部
62 前方穴
63 後方穴
64 貫通穴
65 切り欠き
66 外周フランジ
67 凸ビード
68 係合ストライカ
69,169 レール連結フレーム
69a 外周フランジ
70 切り替え装置
71 操作ストラップ
Claims (9)
- 背もたれ部となるシートバックと、該シートバックに連結され、着座部となるシートクッションとを有するシート本体を備え、
乗員が着座可能な使用状態と、前記シート本体を前記使用状態から移動させた移動状態との間で切り替え可能な車両用シートであって、
車体フロアに固定されるロアレールと、
該ロアレールに対して相対移動可能に支持されるアッパレールと、
該アッパレールの上面に対して取り付けられ、前記シート本体のシート前後方向の一端側と連結されるレールブラケットと、を備え、
該レールブラケットには、前記シート本体の状態を切り替えるために、該シート本体の一端側に設けられた係合部に対して着脱可能となるように係合し、前記アッパレールの移動方向とは交差する方向に延びている係合ストライカが取り付けられ、
前記レールブラケットは、前記係合ストライカの延出方向の両端部分のうち、少なくとも一端部分を支持するストライカ支持部を有し、
該ストライカ支持部は、前記係合ストライカの延出方向に沿って延びて、前記係合ストライカの延出方向の外側面を覆っており、
前記ストライカ支持部の外側面において下端部分には、前記係合ストライカを覆っている部分とは異なる位置において、上方へ切り欠かれた切り欠きが形成されていることを特徴とする車両用シート。 - 前記ストライカ支持部は、前記係合ストライカよりも上方に突出するように湾曲し、前記アッパレールの移動方向において前記係合ストライカを間に挟むように支持していることを特徴とする請求項1に記載の車両用シート。
- 前記ストライカ支持部は、前記係合ストライカの延出方向の両端部分を支持するために複数設けられ、かつ、前記係合ストライカの両端部分をそれぞれ上方から覆っていることを特徴とする請求項1又は2に記載の車両用シート。
- 前記レールブラケットは、前記アッパレールの移動方向に沿って延びており、
前記レールブラケットには、前記アッパレールの移動方向において異なる位置に配置され、上下方向に貫通した前方穴と後方穴が形成され、
前記係合ストライカは、前記前方穴と前記後方穴の間に配置されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の車両用シート。 - 前記レールブラケットのうち、前記アッパレールの移動方向において前記係合ストライカと重なる部分には、上下方向に貫通した貫通穴が形成され、
該貫通穴は、前記ストライカ支持部の延出方向とは交差方向に延びていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の車両用シート。 - 前記レールブラケットは、板状部材からなり、該板状部材を折り曲げて前記ストライカ支持部を形成していることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の車両用シート。
- 前記シート本体側にある前記係合部を前記係合ストライカに係合させた状態でロックするロック装置と、
該ロック装置をロック状態と、ロック不能状態との間で切り替える切り替え装置と、
着座した乗員を拘束するシートベルトに設けられたタングプレートを装着するためのベルトバックルと、を備え、
前記レールブラケットは、シート幅方向において前記切り替え装置の外側端部よりも内側に配置され、かつ、前記ベルトバックルの外側端部よりも内側に配置されていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の車両用シート。 - 前記ストライカ支持部は、シート幅方向において前記アッパレールよりも張り出していることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の車両用シート。
- 前記ロアレール、前記アッパレール及び前記レールブラケットは、それぞれ前記シート本体の側方部分に一対となって配置され、
前記一対のレールブラケットを連結するためにシート幅方向に延びるレール連結フレームをさらに備えていることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の車両用シート。
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