JP2022157514A - 乗物用シート及び乗物用シートの製造方法 - Google Patents

乗物用シート及び乗物用シートの製造方法 Download PDF

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Abstract

Figure 2022157514000001
【課題】衝撃発生時はシートバックの移動を阻止し、通常時においてはシートバックを傾倒させる際の操作性を向上せる車両用シートを提供する。
【解決手段】乗物用シートSは、傾倒可能なシートバック1と、シートバック10Rの側部に設けられるロック装置50と、を備える。ロック装置50は、隣接する別のシートバック10L又は車体に配設された被係合部材53と係脱可能に設けられた係合部材51を有し、係合部材51は、通常時において被係合部材53に対して脱着状態でシートバック10Rに支持され、シートバック10R、10Lに衝撃が加わったとき、係合部材51が移動して被係合部材53と係合し、シートバック10R、10Lを固定する。
【選択図】図3A

Description

本発明は、乗物用シートに係り、特に、シートバックが傾倒可能な乗物用シートに関する。
ツーボックス型の自動車には、リアシートのシートバックを前倒可能に構成されたものがあり、そのリアシートを前倒させることにより、リアシート後方の荷室フロアを拡張できるようにしたものがある。そして、荷室フロアを拡張しない場合は、シートバックに設けられたロック装置により、事故等が発生したときの衝撃によるリアシートのシートバックの前倒を阻止し起立姿勢を保持している(例えば、特許文献1参照)。
特開2003-127727号公報
しかしながら、通常時において、シートバックを前倒させる度に、当該ロック装置のロックを含む全てのロックを解除する必要があり、手間がかかっていた。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、衝撃発生時はシートバックの移動を阻止し、通常時においてはシートバックを傾倒させる際の操作性を向上せることにある。
前記課題は、本発明に係る乗物用シートによれば、傾倒可能なシートバックと、該シートバックの側部に設けられるロック装置と、を備え、前記ロック装置は、隣接する別のシートバック又は車体に配設された被係合部材と係脱可能に設けられた係合部材を有し、前記係合部材は、通常時において前記被係合部材に対して脱着状態で前記シートバックに支持され、前記シートバックに衝撃が加わったとき、前記係合部材が移動して前記被係合部材と係合し、前記シートバックを固定することにより解決される。
また、前記課題は、本発明による乗物用シートの製造方法によれば、傾倒可能なシートバックと、隣接する別のシートバック又は車体に配設される被係合部材と係脱可能な係合部材であって、通常時において前記被係合部材に対して脱着状態で支持され、前記シートバックに衝撃が加わったとき、係合部材が移動して前記被係合部材と係合する係合部材を有するロック装置と、を準備するステップと、前記シートバックの側部に前記ロック装置を取り付けるステップと、を含むことにより解決される。
係合部材は通常時において、ロック装置の係合部材は脱着状態で支持され被係合部材と係合していないため、シートバックを傾倒させるとき当該ロック装置のロックを解除する必要がなく、シートバックを傾倒させる際の操作性が向上する。一方、事故等により大きな衝撃が加わった場合は、係合部材が移動して被係合部材と係合するため、シートバックが固定され安全を確保することができる。
上記の乗物用シートにおいて、前記係合部材は、前記シートバックの側部に回動可能に軸支されており、前記シートバックに衝撃が加わったとき、前記係合部材が回動して前記被係合部材と係合するとよい。
係合部材が回動する軸が固定されるため、ロックする位置を定めやすくなる。
上記の乗物用シートにおいて、前記被係合部材はストライカであるとよい。
被係合部材がストライカであることで、単純な構成で強固にロックすることができる。
また、上記の乗物用シートにおいて、前記係合部材は、前記被係合部材よりも上方に位置するとよい。
係合部材が被係合部材よりも上方に位置することで、衝撃発生時においてスムーズに係合部材が被係合部材に係合することができる。
また、上記の乗物用シートにおいて、前記ロック装置は、前記係合部材の周囲に前記係合部材を覆うカバー部材を有するとよい。
カバー部材を係合部材の周囲に設けることで、係合部材が視認されず外観を良好にすることができる。
また、上記の乗物用シートにおいて、前記カバー部材は、前記被係合部材より上方に配設され、前記カバー部材の下端部において、前記係合部材を出し入れする開口部が形成されているとよい。
係合部材を出し入れする開口部があることで、被係合部材との係合を妨げることがない。また、カバー部材により係合部材を覆うため外観を良好にすることができる。
また、上記の乗物用シートにおいて、前記ロック装置は、前記係合部材の可動方向の反対方向に前記係合部材を付勢する付勢部材を有するとよい。
付勢部材により付勢することで、不用意に係合部材が被係合部材に係合することが抑制される。また、衝撃が解除されたとき脱着状態に係合部材が戻されることから、通常時において係合部材を脱着状態に維持することができる。
また、上記の乗物用シートにおいて、前記ロック装置は、前記シートバックのフレームと接合し、前記係合部材を移動可能に支持する支持部を有し、前記付勢部材は、一端が前記係合部材に接続し、他端が前記支持部の引掛け部に接続するとよい。
付勢部材が間接的にシートバックのフレームに支持され、それにより、より強固にロックすることができる。
また、上記の乗物用シートにおいて、前記支持部の前記引掛け部は、前記係合部材より、前記係合部材が移動する方向の反対側に位置するとよい。
係合部材の動作を妨げることなく、付勢部材は係合部材を付勢することができる。
本発明によれば、係合部材は通常時において、ロック装置の係合部材は脱着状態で支持され被係合部材と係合していないため、シートバックを傾倒させるとき当該ロック装置のロックを解除する必要がなく、シートバックを傾倒させる際の操作性が向上する。一方、事故等により大きな衝撃が加わった場合は、係合部材が移動して被係合部材と係合するため、シートバックが固定され安全を確保することができる。
また、係合部材が回動する軸が固定されるため、ロックする位置を定めやすくなる。
また、被係合部材がストライカであることで、単純な構成で強固にロックすることができる。
また、係合部材が被係合部材よりも上方に位置することで、衝撃発生時においてスムーズに係合部材が被係合部材に係合することができる。
また、カバー部材を係合部材の周囲に設けることで、係合部材が視認されず外観を良好にすることができる。
また、係合部材を出し入れする開口部があることで、被係合部材との係合を妨げることがない。また、カバー部材により係合部材を覆うため外観を良好にすることができる。
また、付勢部材により付勢することで、不用意に係合部材が被係合部材に係合することが抑制される。また、衝撃が解除されたとき脱着状態に係合部材が戻されることから、通常時において係合部材を脱着状態に維持することができる。
また、係合部材を支持する支持部をフレームに接合することで、付勢部材が間接的にシートバックのフレームに支持されるので充分な強度を確保することができる。
また、引掛け部が係合部材の反対側に位置することで、係合部材の動作を妨げることなく、付勢部材は係合部材を付勢することができる。
本発明の一実施形態に係る車両用シートの斜視図である。 車両用シートのフレームを示す斜視図である。 通常時のロック装置示す斜視図であり、ロックが解除されている状態を示す図である。 衝撃を受けたときのロック装置を示す斜視図であり、ロックした状態を示す図である。 通常時のロック装置を示す側面図であり、ロックが解除された状態を示す図である。 衝撃を受けたときのロック装置を示す側面図であり、ロックした状態を示す図である。 ロック装置の動作を説明する説明図である。 高さの調整が可能なバックフレームを示す図であり、左側に背面図、右側にA-A線に沿った断面図を示す。 高さが調整されたバックフレームを示す図であり、左側に背面図、右側にB-B線に沿った断面図を示す。 ヒューズ部が設けられた支持ベースを有するバックフレームの背面図である。 ヒューズ部によりエネルギーを吸収した状態を示す説明図である。 図7AのC-C線に沿った断面図であり、バックフレームに設けられるストライカの取付構造及びその動作を説明する説明図である。 バックフレーム別例を示す背面図である。 図8AのB-B線に沿ったバックフレームの断面図である。 トランクスルーの穴を塞ぐプレート部材が設けられたバックフレームの背面図である。
以下、図面を参照して、本発明に係る乗物用シートを自動車の車両用シートとして後部座席(2列目及び3列目を含む)に適用した一実施形態を説明する。ただし、以下に説明する実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定するものではない。すなわち、本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることは勿論である。また、以下の説明中、シート構成部品の材質、形状及び大きさに関する内容は、あくまでも具体例の一つに過ぎず、本発明を限定するものではない。また、本発明は、自動車・鉄道など車輪を有する地上走行用乗物に搭載される車両用シートに限定されるものではなく、例えば、地上以外を移動する航空機や船舶などに搭載されるシートにも適用され得る。
以下の説明中、「前後方向」とは、車両用シートの前後方向(換言すると、シート本体の前後方向)であり、車両走行時の進行方向と一致する方向である。また、「シート幅方向」とは、車両用シートの横幅方向(換言すると、シート本体の幅方向)であり、車両用シートに着座した乗員から見た左右方向と一致する方向である。また、「上下方向」とは、車両用シートの上下方向であり、車両が水平面を走行しているときには鉛直方向と一致する方向である。
また、車両用シートに着座した乗員を基準にして左右を定める。また、左右方向において、シートの中央側を内方、相反する側を外方という。
また、シート幅方向の「車外側」とは、車体の外側により近い方(分かり易くは、最寄りのドアに近い側)を意味し、「車内側」とは、車体の内側により近い方(分かり易くは、最寄りのドアから離れている側)を意味している。
また、以下の説明中、「回動」は、特に断る場合を除き、シート幅方向に沿う軸を中心とした回動動作を意味する。
本実施形態の車両用シートSは、車体フロアの上に載置され、車両の乗員が着座するシートである。車両用シートSは、車両の後部座席に相当するリアシートとして利用される。ただし、これに限定されるものではなく、車両用シートSは前後方向に三列のシートを備える車両において二列目のミドルシートや三列目のリアシートとしても利用可能である。
図1に示すように、車両用シートSは、右側席を構成する右シートS1と、左側席及び中央席を構成する左シートS2とを有する。図1中車両用の右シートS1の一部については、図示の都合上、トリムカバーTを外した構成にて図示している。
右シートS1及び左シートS2は、その本体部分をなすシート本体Sh1、Sh2を有する。右シートS1のシート本体Sh1は、自動車の車体フロアに対して回動可能に設けられたシートバック1Rと、シートクッション2Rと、ヘッドレスト3Rとを備える。
左シートS2は、シートバック1Lと、シートクッション2Lと、ヘッドレスト3LA、3LBとを備える。
また、図2に示すように、シートクッション2R、2Lと車体フロアの間に取り付けられ、シートクッション2R、2Lを支持する支持脚30と、シートバック1R、1Lを回動可能に支持する支持ベース40と、シートバック1R、1Lのシート幅方向の外側部分に取り付けられ、シート本体を使用状態から収納状態へ切り替えるための切替装置45を備える。
また、車両用シートSの前方側には、車体フロアよりも低位置に形成された不図示の凹部の収納フロアが設けられている。
車両用シートSは、乗員が着座可能な使用状態と、シート本体Sh1、Sh2を収納フロアに収納させた収納状態との2種類の形態のシートアレンジが少なくとも可能なシートである。具体的には、車両用シートSは、使用状態から乗員が図1に示す操作レバー46を引っ張ると、シート本体Sh1、Sh2が前倒れして折り畳まれ、収納フロアに収納された収納状態に切り替わる。また、収納状態から、乗員が手動でシート本体Sh1、Sh2を上方に起こすことで使用状態に復帰する。
シートバック1R、1Lは、図1に示すように、乗員の背中を後方から支持する背凭れ部であって、骨格となる図2に示すバックフレーム10R、10Lに、パッドPを載置して、トリムカバーTで被覆されて構成されている。
シートクッション2R、2Lは、乗員を下方から支持する着座部であって、骨格となる図2に示すクッションフレーム20R、20Lに、パッドPを載置して、パッドPの上からトリムカバーTによって被覆されて構成されている。
ヘッドレスト3R、3LA、3LBは、乗員の頭を後方から支持する頭部であって、芯材となる不図示のヘッドレストピラーにパッドPを載置して、トリムカバーTで被覆されて構成されている。
バックフレーム10R、10Lは、シートバック1R、1Lの骨格となる略矩形状の枠状体からなり、図2に示すように、パイプ材で構成された枠状のメインフレーム11R、11Lと、メインフレーム11R、11Lの枠内に配置され、着座者を支持するためのパネルブラケット14R、14Lと、から主に構成されている。パネルブラケット14R、14Lには、シート前方側に向かって突出している複数の補強凸部15が形成されている。
左シートS2には、メインフレーム11Lの上方フレームと下方フレームとを連結する連結フレーム12が設けられている。連結フレーム12は、図2に示すように、長尺なパイプ材から構成されており、その上端部分及び下端部分には、プレス加工により部分的に潰された略平坦面が形成されている。これら略平坦面が、メインフレーム11の外周面に沿ってやや湾曲しながら、当該外周面に当接して取り付けられている。詳しく言うと、これら略平坦面のうちシート幅方向の両端部分が、メインフレーム11の前面に対して溶接されて取り付けられている。
車体連結ブラケット17は、図2に示すように、上下方向に延出する板金部材からなり、車体連結ブラケット17の上方部分がメインフレーム11のシート幅方向の外側面に取り付けられ、その下端部分が支持ベース40の内側面に対して回動可能となるように取り付けられている。
詳しく言うと、車体連結ブラケット17の上方部分は、メインフレーム11の外周面に沿って上下方向に延出し、当該外周面に対して溶接で接合されている。
車体連結ブラケット17の上端部は、図2に示すように、シート幅方向においてメインフレーム11R、11Lとクッションフレーム20R、20Lとの間に挟まれている。
左側の車体連結ブラケット17の下端部には、シート幅方向において支持ベース40に軸支されたシート回動軸18が設けられ、右側の車体連結ブラケット17の下端部には、支持ベース40に対してバックフレーム10R、10Lを回動可能に連結するリクライニング装置19が取り付けられている。
リクライニング装置19は、公知の装置からなり、図2に示すように、車体連結ブラケット17に取り付けられている。リクライニング装置19は、バックフレーム10R、10Lを、シート回動軸18を中心として前方側に回転させて収納状態に付勢する不図示の渦巻きバネを備えている。リクライニング装置19は、操作レバー46の操作に伴ってシートバック1R、1Lのロック状態が解除されることで作動し、渦巻きバネの付勢力によってバックフレーム10R,10Lを前方側に回転させて車体フロア側に折り畳むことができる。
クッションフレーム20R、20Lは、それぞれシートクッション2R、2Lの骨格となる略矩形状の枠状体からなり、図2に示すように、左右側方に配置された左右のサイドフレーム21R、21Lと、各サイドフレーム21R、21Lの前方部分を連結する前方連結パイプ22R、22Lと、各サイドフレームの前後方向の略中央部分を連結する中央連結パイプ23R、23Lと、前方連結パイプ22R、22Lと中央連結パイプ23R、23Lを連結する板状フレームとしてのパンフレーム24R、24Lと、から主に構成されている。
サイドフレーム21R、21Lは、シート前後方向に延出する断面略U字形状の板金部材からなり、その前方部分が前方連結パイプ22R、22Lと連結され、その後方部分が車体連結ブラケット17を介してメインフレーム11R、11Lの外側面に取り付けられている。
前方連結パイプ22R、22Lは、図2に示すように、略コ字形状のパイプ部材からなり、そのシート幅方向の内側面には、クッションフレーム20に対して脚回動軸29を中心として支持脚30を回動可能に連結する脚回動装置28が取り付けられている。
支持脚30は、図2に示すように、シートクッション2R、2Lを支持する略コ字形状のパイプ部材であり、左右側方に配置された脚本体部31と各脚本体部31の下端部を連結する脚連結部32とを備えている。
脚本体部31の上端部は、クッションフレーム20の左右内側面であって前後方向の略中央部分に連結されている。また、脚連結部32のシート幅方向の中央部は、車体フロア上にある脚保持部材33に着脱可能に保持されている。
支持脚30の上端部は、支持脚30の下端部よりもシート前方に張り出しており、支持脚30の下端部から支持脚30の上端部に向かって前方に上方傾斜している。
支持ベース40は、シートバック1R、1Lを支持する部材であって、図2に示すように、前後方向に長尺な略L字形状の板金部材からなり、シート幅方向の側方に配置されて車体フロアと連結されている。支持ベース40は、車体フロア上面に連結された連結壁部41と、連結壁部41の左右内側端部から上方へ屈曲して延出し、車体連結ブラケット17の下端部分にシート回動軸18を介して連結される外側壁部と、から主に構成されている。
切替装置45は、車両用シートSを使用状態から収納状態へ切り替えるための公知の装置からなり、図1、図2に示すように、バックフレーム10R、10Lの上方部分に取り付けられている。切替装置45は、操作レバー46を備え、操作レバー46によってロック可能なロック可能状態と、ロック不能なロック不能状態とに切り替え可能な構成となっている。
車両用シートSは、使用状態から、乗員が操作レバー46を操作すると、切替装置45によるバックフレーム10R、10Lのロック状態が解除される。シートバック1R、1Lのロック状態解除に伴って図2に示すリクライニング装置19が動作し、具体的には不図示の渦巻きバネの付勢力によってバックフレーム10R、10Lを前方側へ回転させて折り畳むことができる。
また、バックフレーム10R、10Lの回転動作に伴って図2に示すクッション回動装置26及び脚回動装置28がそれぞれ動作し、具体的には不図示の渦巻きバネの付勢力によって支持脚30を、脚回動軸29を中心としてクッションフレーム20R、20L側へ回転させて折り畳むことができる。
上記一連の動作によって、シート本体が収納フロアに収納され、車両用シートSが使用状態から収納状態に切り替わる。
<ロック装置>
以下、本実施形態の車両用シートSに取り付けられるロック装置50について図1から図5を用いて説明する。図3Aは、通常時のロック装置50を示す斜視図であり、図3Bは衝撃を受けたときのロック装置50であり、ロックした状態を示す斜視図である。図4Aは、通常時のロック装置50を示す側面図で、ロックが解除された状態を示す図であり、図4Bは衝撃を受けたときのロック装置50を示す側面図で、ロックした状態を示す図である。図5は、ロック装置50の動作を説明する説明図である。
ロック装置50は、図1及び図2に示すように、右シートS1のシートバック1Rと左シートS2のシートバック1Lとの間に設けられる。ロック装置50は、係合部材51と、係合部材51が係合するストライカ53とを主な構成要素とする。ストライカ53は本発明の被係合部材である。
係合部材51は、右シートS1のシートバック1R(より詳細にはバックフレーム10R)の側部に取り付けられる。係合部材51は、バックフレーム10Rに取り付けられた支持部57から延びる回動軸52を中心に回動可能に軸支されている。回動軸52は、シート幅方向に延びており、係合部材51は前後方向に回動可能に取り付けられている。
係合部材51は、例えば事故等によりシートバックに衝撃が加わったとき、その衝撃の力により前倒してストライカ53に係合するまで回動するように調整されている。
ストライカ53は、左シートS2のシートバック1Lの側部に設けられる。シートバック1Lの側部は、係合部材51が取り付けられるシートバック1Rの側部に対向している。ストライカ53は、図3A~図4Bに示すように、係合部材51よりも下方に位置している。言い換えれば、係合部材51はストライカ53よりも上方に位置している。ストライカ53は、シートバック1Lのバックフレーム10Lに溶接により固定されている。
係合部材51は、回動軸52と連結する端部とは反対側の端部に爪部51aが形成されており、ストライカ53と係脱可能となっている。そして、シートバック1Rに衝撃が加わったとき、係合部材51は、図3Aの状態から前方に向けて矢印A方向に回動する。係合部材51は回動した後、図3Bに示すように、その爪部51aがストライカ53に係合する。係合部材51がストライカ53に係合することでロック状態となり、シートバック1Rが、隣接する別のシートであるシートバック1Lに対して固定される。固定されることで、右シートS1のシートバック1Rと、左シートS2のシートバック1Lが一体的に動作するようになる。
また、爪部51aとは反対側の端部には前方側に突出する膨出部51bが形成されている。
通常時においては、係合部材51は、ストライカ53と係合していないため、荷室の拡張のためにシートを倒すとき、ロック装置50のロックを解除する必要がない。一方、事故等によりシートバック1R、1Lに衝撃が加わったときは、ロック装置50により、シートバック1R、1Lが固定され安全を確保することができる。
本実施形態のロック装置50は、図3Aから図4Bに示すように係合部材51の周囲に、係合部材51を覆うカバー部材55が取り付けられている。カバー部材55は、ロック装置50の係合部材51の回転移動を妨げないよう係合部材51を覆う大きさで設けられている。図3A及び図3Bでは、係合部材51を示すため、カバー部材55から透けて見えているが、実際は不透明な部材であり、外から係合部材51が視認されない。そのため、車両用シートSの外観を良好にしている。また、不用意に着座した乗員がロック装置50に触れることを抑制する。
カバー部材55は、ストライカ53より上方に配設されており、カバー部材55の下端部に開口部55aが形成されていて、係合部材51の出し入れが可能となっている。そのため、係合部材51はストライカ53との係合が邪魔されることがない。
また、ロック装置50は、上述したように、係合部材51を回動可能に支持する支持部57を有する。支持部57は、溶接によりバックフレーム10Rに溶接により固定されている。このとき、バックフレーム10Rのパネルブラケット14Rは一部を切欠いている。支持部57の回動軸52には、付勢部材としてトーションバネ56が設けられており、トーションバネ56の一方の端部56aが係合部材51の係止片51cに、他方の端部56bが支持部57の引掛け部58に接続している。トーションバネ56は、係合部材51を、図4Aにおいて時計回り(矢印B方向)に付勢している。すなわち、衝撃が加わったときの係合部材51の可動方向に対して反対方向に付勢している。そのため、通常の運転時にかかるような小さな慣性力が加わっても、係合部材51が移動しないよう調整されている。また、衝突時等大きな衝撃力が加わった場合は、その負荷が消えたと元の脱着状態に戻るようになっている。そのため、通常時において係合部材は脱着状態が維持されるようになり、乗員はロック装置50のロックを解除することがない。切替装置45のレバー操作だけで、シートバック1R、1Lを傾倒させることができ操作性が向上する。
図5を用いて、衝撃が加わったときのロック装置50の動作について説明する。図5の上段の左側は、衝撃がシートバックに加わる前の状態(通常時)を示しており、上段右側は係合部材51の状態を示している。衝撃が加わる前の状態では、係合部材51の爪部51aはストライカ53に係合していない。
次に、図5の中段左側に示すように、衝突時に荷室にある荷物70が前方(矢印C方向)に移動してシートバック1Rにぶつかると、中段右側に示すように、係合部材51がその衝撃により前方に回動する。爪部51aがストライカ53に係合して、シートバックは、その係合により固定される。
その後、衝突時6:4で耐え、負荷が消えたとき、トーションバネ56の作用により、係合部材51が図示時計回り(矢印C方向)に回動して自動的に係合を解除する。このように係合部材51が動作することで、通常時は脱着状態が維持されるものの、衝突時はシートバック1Rを固定することができ安全性が確保される。
<車両用シートの製造方法>
ロック装置50を備える車両用シートSの製造方法について説明する。傾倒可能な右シートS1のシートバック1Rと、隣接する左シートのシートバック1Lを準備する。また、シートバック1Lに取り付けられる被係合部材であるストライカ53と、ストライカ53と係合する係合部材51を有するロック装置とを準備する(準備ステップ)。次に、右シートS1のシートバック1Rの側面に係合部材51を回動可能に取り付ける。左シートのシートバック1Lの側面にストライカ53を取り付ける(ロック装置取付ステップ)。リクライニング装置等他の装置を取り付けて車両用シートSを完成させる。
以下に、本実施形態の車両用シートSに取り付けられるロック装置50以外の装置について説明する。車両用シートSには、ロック装置50以外にシートベルト装置61、ISOワイヤ62、テザーアンカ63、シートヒータ64、エアセル65、ブロア66を備える。
<シートベルト装置>
車両用シートSには、シートベルト装置61が設けられている。シートベルト装置61は、図1に示すように、着座者の上体を拘束するシートベルト61aと、シートベルト61aと、ベルト巻取装置61bと、ベルトガイド61cとから構成される。ベルト巻取装置61bは、バックフレーム10Lに取り付けられ、シートベルト61aを引き出し可能に巻き取る。ベルトガイド4cは、図2に示すように、バックフレーム10L上においてベルトリトラクタ4bよりも上方位置に取り付けられ、ベルトリトラクタ4bから引き出されたシートベルト4aを案内する。また、シートベルト61aの先端部には不図示のベルトタングプレートが取り付けられ、このベルトタングプレートは、不図示のベルトバックルと着脱自在に連結する構成となる。ベルト巻取装置61bは、ロック装置50とシート幅方向において重ならない位置に配置されている。
<ISOワイヤ>
また、車両用シートSには、シートクッションにチャイルドシートを取り付けるための取付部材(ISOワイヤ62)が設けられる。ISOワイヤ62は、ISOFIXという国際標準規格によって定められた、車両にチャイルドシートを取り付ける機構であり、図2に示すように、ワイヤによって形成されたISOワイヤ62が、車両用シートSの後方に設けられてバックフレーム10Rのメインフレーム11Rに取り付けられている。ISOワイヤ62は、ロック装置50より下側に設けられている。
<テザーアンカ>
また、車両用シートSには、チャイルドシートを固定するためのテザーアンカ63が設けられている。本実施形態において、テザーアンカ63は、図2に示すように、バックフレーム10R、10Lのメインフレーム11R、11Lに取り付けられている。テザーアンカ63は、略U字状の金属製の管状部材である。テザーアンカ63の水平方向(左右方向)に延出した延出部が、チャイルドシートを固定するためのテザーストラップを係合させる係合部となる。テザーアンカ63は、ロック装置50より下側に設けられている。
<シートヒータ>
また、車両用シートSには、図1及び図2に示すようにシートクッション2Rにシートヒータ64を備えている。シートヒータ64は、パッドとパッドを覆う表皮材との間に配置されている。図では、右シートS1にシートヒータ64を配置しているが、左シートS2にシートヒータ64を配置してもよい。シートヒータ64は、パッドPを間に挟んで支持部材及び基布と、基布に固定された電熱線とから構成される。電熱線は、車両の電気系統に電気的に接続している。シートヒータ64は、ロック装置50とシートの前後方向において重ならない位置に配置されている。
<エアセル>
また、車両用シートSのシートクッション2Lの内部には、袋体としてのエアセル65が配置されている。エアセル65は、流体としての圧縮空気が封入されることで膨出し、圧縮空気が排出されることで収縮する。エアセル65の膨縮動作により、シートクッション2Lの着座面の形状が変化する。通常時、各エアセル65は、収縮した状態(膨らんでいない状態)であるが、乗員が車両用シートSに着座して、所定の起動操作を行うと、マッサージ動作が開始されるようになる。エアセル65は、伸縮性に富む樹脂フィルムを袋状に積層することで構成される。エアセル65は、ロック装置50とシート幅方向において重ならなない位置に配置される。
<ブロア>
また、車両用シートSのシートバック1Lの内部には、ブロア66が設けられている。ブロア66はメインフレーム11Lに固定されていて、ブロア66が作動すると、例えば着座した乗員と接触面との間に空気が流入するように構成されている。これにより、乗員と表皮材とが接触する部分の湿度が上昇することが抑制され、着座した乗員の快適性が向上する。本実施形態においてブロア66はロック装置50と略同じ高さに配置されている。
<バックフレーム別例>
次に、シートバック1R、1Lの骨格となるバックフレーム10R、10Lの別例について説明する。従来、バックフレーム10R、10Lは、シートバック1R、1Lの大きさに合わせて、その大きさが定められていた。しかしながら、車種が多くなると、それに搭載される車両用シートの種類も多くなり、その車両用シートの種類に合わせてバックフレームを作製する必要があった。しかしながら種類が増えるとその管理が煩雑となった。
図6Aの左側にバックフレーム110R、110Lの背面図、右側にA-A線に沿った断面図を示す。また、図6Bの左側に高さを調整したバックフレーム110R、110Lの背面図、右側にB-B線に沿った断面図を示す。
図6A及び図6Bに示すバックフレーム110R、110Lでは、フレームを上下に分割されている。そして、搭載される車両用シートの高さに合わせて重なる部分Kの大きさを調整する。所望の高さに合わせた後、重なる部分Kを溶接する。それにより様々な高さのバックフレーム110R、110Lを製造することができ、同じ規格で様々な車種に対応することが可能になる。
<支持ベース別例>
次に、シートバック1R、1Lを支持する支持ベース40の別例について説明する。支持ベース40は、シートバック1Rを車体フロアに取り付けるため、衝突時の衝撃力が強く加わる部分である。図7A及び図7Bに示す支持ベース240では、支持ベース240の回動軸218を支える部分にヒューズ部242が形成されている。シートバック1R、1Lに所定値以上の荷重が作用した場合に支持ベース240のヒューズ部242が、図7Bの点線で示すように変形し、シートバック201R、201Lが前方に変位することが可能になっている。支持ベース140のようにヒューズ部242を設けることで衝突時のエネルギーを吸収し、シートバック201R、201Lのバックフレーム210R、210L等が破損することを抑止する。
<ストライカ>
次に、シートバック201R、201Lのバックパネル214R、214Lに設けられるストライカ245について説明する。車両用シートSが後部座席である場合、車両の後壁に設けられたロック装置と係合するためバックパネル214R、214Lの背面にストライカが設けられる場合がある。図7Cは、図7AのC-C線に沿った断面図であり、ストライカ245の取付構造及びその動作を示す図である。
ストライカは通常、バックパネルに直接取り付けられているが、図7Cに示すストライカ245は、断面形状がW字状(蛇腹折)に形成されたビード247を有するブラケット246を介して取り付けられている。ストライカ245は、ビード247の中心にある凹部に取り付けられており、シートバック201R、201Lが衝撃を受けた場合、ビード247が点線で示すように伸び、それによりエネルギーが吸収される。
<バックフレーム別例>
次に、シートバックのバックフレームの別例について説明する。図8Aは、別例であるバックフレーム310R、310Lを示す背面図であり、図8Bは、図8AのB-B線に沿った断面図である。従来のバックフレームは管状部材により形成されているが、図8Bのバックフレーム310R、310Lは、管形状の縦フレーム廃止し、板状のパネルブラケット314L、314Rの周囲にビード315を形成して、バックフレーム310R、310Lの形状を維持している。従来の縦フレームの代わりにビード315を形成することで強度が確保される。縦フレームを廃止することで軽量化される。
<バックフレーム別例>
図9を用いて、シートバックの更なる別例について説明する。車両用シートの後方に荷室がある場合、図9に示すシートバック401Lようにトランクスルー415が設けられている場合がある。その場合、バックフレーム410L内の全面にパネルブラケット414Lを設けられないため強度が不足する場合があった。そのため、図9に示すようにトランクスルー415となる穴を塞ぐよう、取り外し可能なプレート部材416を配置されている。プレート部材416を取り付けることで、トランクスルー周辺を補強して剛性が確保される。トランクスルー機能を用いる場合は、プレート部材416をシートバック401Lから取り外す。このように、トランクスルー機能を持たせつつ、バックフレーム410Lの剛性を確保することができる。
以上、本実施形態の車両用シートS及び車両用シートSの製造方法について図を用いて説明した。なお、本実施形態ではロック装置50を右シートS1のシートバック1Rと隣接する左シートS2のシートバック1Lとの間に設けられていたが、ロック装置50の配置場所はこれに限定されず、例えば、右シートS1のシートバック1Rと車体との間に設けてもよい。この場合、被係合部材であるストライカ53が車体側に取り付けられる。また、車体側に回動可能に軸支された係合部材51を設け、ストライカ53をシートバック1Rの側部に取り付けてもよい。
S 車両用シート
S1 右シート
Sh1 シート本体
S2 左シート
Sh2 シート本体
T トリムカバー
P パッド
1R、1L、101R、101L シートバック
2R、2L シートクッション
3R、3LA、3LB ヘッドレスト
10R、10L バックフレーム
11R、11L メインフレーム
12 連結フレーム
14R、14L パネルブラケット
15 補強凸部
17 車体連結ブラケット
18 シート回動軸
19 リクライニング装置
20R、20L クッションフレーム
21R、21L サイドフレーム
22R、22L 前方連結パイプ
24R、24L パンフレーム
28 脚回動装置
29 脚回動軸
30 支持脚
31 脚本体部
32 脚連結部
33 脚保持部材
40 支持ベース
45 切替装置
46 操作レバー
50 ロック装置
51 係合部材
51a 爪部
51b 膨出部
51c 係止片
52 回動軸
53 ストライカ(被係合部材)
55 カバー部材
55a 開口部
56 トーションバネ(付勢部材)
56a、56b 端部
57 支持部
58 引掛け部
61 シートベルト装置
61a シートベルト
61b ベルト巻取装置
61c ベルトガイド
62 ISOワイヤ
63 テザーアンカ
64 シートヒータ
65 エアセル
66 ブロア
70 荷物
101R、101L シートバック
110R、110L バックフレーム
201R、201L シートバック
210R、210L バックフレーム
214R、214L パネルブラケット
217 車体連結ブラケット
218 回動軸
240 支持ベース
242 ヒューズ部
245 ストライカ
246 ブラケット
247 ビード
310R、310L バックフレーム
314R、314L パネルブラケット
315 ビード
401R、401L シートバック
410R、401L バックフレーム
414R、414L パネルブラケット
415 トランクスルー
416 プレート部材

Claims (10)

  1. 傾倒可能なシートバックと、
    該シートバックの側部に設けられるロック装置と、を備え、
    前記ロック装置は、
    隣接する別のシートバック又は車体に配設された被係合部材と係脱可能に設けられた係合部材を有し、
    前記係合部材は、通常時において前記被係合部材に対して脱着状態で前記シートバックに支持され、
    前記シートバックに衝撃が加わったとき、前記係合部材が移動して前記被係合部材と係合し、前記シートバックを固定することを特徴とする乗物用シート。
  2. 前記係合部材は、前記シートバックの側部に回動可能に軸支されており、
    前記シートバックに衝撃が加わったとき、前記係合部材が回動して前記被係合部材と係合することを特徴とする請求項1に記載の乗物用シート。
  3. 前記被係合部材は、ストライカであることを特徴とする請求項1又は2に記載の乗物用シート。
  4. 前記係合部材は、前記被係合部材よりも上方に位置することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の乗物用シート。
  5. 前記ロック装置は、前記係合部材の周囲に前記係合部材を覆うカバー部材を有することを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の乗物用シート。
  6. 前記カバー部材は、前記被係合部材より上方に配設され、
    前記カバー部材の下端部において、前記係合部材を出し入れする開口部が形成されていることを特徴とする請求項5に記載の乗物用シート。
  7. 前記ロック装置は、前記係合部材の可動方向の反対方向に前記係合部材を付勢する付勢部材を有することを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の乗物用シート。
  8. 前記ロック装置は、前記シートバックのフレームと接合し、前記係合部材を移動可能に支持する支持部を有し、前記付勢部材は、一端が前記係合部材に接続し、他端が前記支持部の引掛け部に接続することを特徴とする請求項7に記載の乗物用シート。
  9. 前記支持部の前記引掛け部は、前記係合部材より、前記係合部材が移動する方向の反対側に位置することを特徴とする請求項8に記載の乗物用シート。
  10. 傾倒可能なシートバックと、隣接する別のシートバック又は車体に配設される被係合部材と係脱可能な係合部材であって、通常時において前記被係合部材に対して脱着状態で支持され、前記シートバックに衝撃が加わったとき、係合部材が移動して前記被係合部材と係合する係合部材を有するロック装置と、を準備するステップと、
    前記シートバックの側部に前記ロック装置を取り付けるステップと、を含むことを特徴とする乗物用シートの製造方法。
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