JPH0559399A - 革の処理方法 - Google Patents

革の処理方法

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JPH0559399A
JPH0559399A JP1863292A JP1863292A JPH0559399A JP H0559399 A JPH0559399 A JP H0559399A JP 1863292 A JP1863292 A JP 1863292A JP 1863292 A JP1863292 A JP 1863292A JP H0559399 A JPH0559399 A JP H0559399A
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meth
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JP1863292A
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James John Hodder
ジヨン ホツダー ジエームス
Patricia Marie Lesko
マリー レスコ パトリシア
Thomas Stewart
スチユアート トーマス
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Rohm and Haas Co
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 革の再なめしおよび加脂用の重合体を提供す
る。 【構成】 革を、少なくとも1種の疎水性単量体の主要
量および少なくとも1種の共重合性親水性単量体の少量
から生成した両親媒性共重合体を含有する、実質的に有
機溶媒のない、実質的に低曇り性の再なめし加脂剤を用
いて処理する方法。 【効果】 本発明方法によって造られた革は、所望の強
度および柔軟性および特に減少した曇り特性を有し、特
に乗物の室内装飾材料として使用するのに適している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】発明の分野 本発明は、許容できる強度および美的な性質および特に
最も意味のある低曇り特性を得るために、重合体の再な
めし加脂剤(polymeric retanfatl
iquor)を用いて革を処理する方法に関する。更に
詳細には、本発明は、乗物の室内装飾材料である革(v
ehicle upholsteryleather)
における曇りを有意に減少させるための実質的に無溶媒
の再なめし加脂剤として、選ばれた両親媒性の共重合体
を使用することを指向している。
【0002】発明の背景 革の特別な品物のための物理的および美的な要求は、革
のために指定された最終使用に大いに依存している。例
えば、1つの適用のためには、革の品物は主としてそれ
に強度を与えるために処理され、他の美的な品質は、そ
の意図された適用のためにはあまり重要でない。室内装
飾材料の適用においては、柔かさおよび強度の両方が要
求される。また、乗物の室内装飾材料例えば自動車およ
び航空機においては、処理された革は、曇りの一因にな
ってはならない。
【0003】ハイドおよびスキン(hides and
skins)を処理して革を形成させることは、多く
のお互いに依存している化学的操作および機械的操作を
伴っている。これらの操作のそれぞれは、処理された革
製品の最終の性質に影響を与える〔例えば、Leath
er Facts,New England Tann
ers(1972)を参照〕。革の処理における1つの
重要な化学的操作は加脂(fat−liquorin
g)である。加脂は、なめした革に所望の強度およびテ
ンパー性(temper property)を与える
のに使用される。加脂剤は革の繊維を滑らかにするの
で、革の乾燥後は、その繊維はお互いに滑ることが可能
になる。革の柔軟性を調節することに加えて、加脂は革
の引張り強度および引裂き強度に大いに寄与する。ま
た、加脂は、革の銀面(grain surface)
を内側へ曲げたときに形成される破れや折れ目模様に対
して堅固な影響を与えるので、その目的の1つは、曲げ
たときにちりめんじわ(wrinkls)が全く残らな
いかまたは僅かの微細なしわしか残らない革を造ること
である。“選定した両親媒性共重合体を用いる革処理”
と題し、1988年12月2日に提出された米国特許出
願第279,181号である本出願人の関連した共特許
出願の主題は、再なめし剤(retanning ag
ent)および加脂剤としての両方を行い、そして多く
の所望性質−この好ましい態様には改良された耐水性が
含まれる−を有する処理された革を提供する、両親媒性
の共重合体にあった。
【0004】従来の加脂作業に用いられた基本的な成分
は、水不溶性の油物質および脂肪物質例えば粗油および
硫酸化油および亜硫酸化油である。典型的には、革の重
量に基づく加脂剤の重量%は3〜10%である。油類を
革のすみからすみまで分布させる方法は、革の特性およ
びその次ぎの仕上げ作業に影響を与える。革繊維の大き
な表面上に均質な油の被覆を得るためには、典型的に
は、油を有機溶媒で希釈すること、または油を乳化剤を
使用する水性系中に分散させること、が必要である(例
えば、Leather Technician’s H
andbook,J.H.Sharphouse,Le
ather Producers’ Associat
ion(1971),chapter 21 and
24を参照)。しかしながら、革を加脂するのに使用さ
れた基材成分は、革の最後の曇り特性について有意に悪
影響を有していることが見出された。
【0005】本明細書で用いられる用語“曇り(Fog
ging)”は、乗物の内装品から生じる蒸発した揮発
性物質が、ガラス窓特に風防ガラス上に凝縮することを
意味する〔DIN75201(1988年4月)参
照〕。曇りは望ましくない。なぜなら、それは運転者の
妨げられない視野を特に暗がり中でそして特に運転者が
接近してくる交通機関に面したときに、妨げてしまうか
らである。第2の影響は、送風機(fan)を通して内
部にもたらされるほこり(dust)およびごみ(di
rt)によって引き起こされる。これらはガラス表面に
付着し更に視界を減じる原因となる。
【0006】Das Leder,1988,Issu
e 9,Fat Liquorsand “Foggi
ng”−the clnfluence of Var
ious Raw Materials and th
eir Processing Methods,M.
Kaussen,pages 161−165(tra
nslation)には、曇りは、内部装置内−これら
には編織物、プラスチックおよび革等が包含される−の
全ての揮発性物質から生じる、と述べられている。革か
ら由来する曇りの分析によれば、従来の革処理作業に使
用された多くの化学薬剤、例えば湿ったブルース(we
t blues)内の天然脂肪;フェノール性殺菌剤;
染料;汚れ防止剤として使用されたフタレート添加剤お
よび鉱油添加剤;および仕上げ剤中に使用された溶媒、
エマルゲイター(emulgator)(sic−乳化
剤)および可塑剤が、曇りの一因であることが示され
た。しかしながら、革に起因する曇りに寄与する全ての
因子の中で最も重要なものは、革の加脂処理工程に直接
起因する天然脂肪および加脂剤の両方、例えばトリグリ
セライドおよび遊離脂肪酸、であることが見出された。
この出版物には、革からの曇りを減少させるために、脱
グリース工程の重要性を強調しており、そして一般的に
車の車内装飾材料である革を製造するために使用する加
脂剤は、もし可能であれば、溶媒を含まないか、または
好ましくは極めて揮発性でない物質であることが提案さ
れている。また、この出版物には、反射(sic−反射
率)による曇りの測定に基づいて、パラフィンスルホネ
ート、クロロパラフィンスルホネートII、羊毛用脂肪ス
ルフィテート(woolfat sulphitate
s)〔sic−スルフィット(sulphite)〕お
よび魚油スルフィテートIII (sic−スルフィット)
は、曇りに対する良好な結果を示すことが結論されてい
る。
【0007】Fogging Characteris
tics of FatLiguor and Car
Seat Leathers:Part 1:Prel
iminary Studies,Samir Das
Gupta(May11,1989)には、革に由来
する曇り試験、特に反射率試験および重量測定試験の技
術の状態が論じられている。これらの試験の評価におい
ては、多くの従来の加脂剤が用いられた。加脂剤中の揮
発物の範囲および得られた曇りの結果を相関させる試み
は成功しなかった。これに関連して、この評価において
到達した結論は、特にスルホン化魚油およびスルホン化
クロロパラフィンに関して、前述したDas Lede
rの研究とまさに反対であった。このための1つの理由
としては、反射率試験と重量測定試験との間の有意の差
に起因すると報告されており、重量測定試験はより多く
精密な試験と考えられている。
【0008】いくつかの自動車製造業者は、彼等自身の
曇り試験法を公けにし、そして彼等自身の曇りに対する
必要条件を制定した。これらのあるものは反射率試験、
例えば、フォード モーター コンパニ(Ford M
otor Company)であり、そしてまたあるも
のは重量測定試験、例えばダイムラー ベンツ(Dai
mler−Benz)である。
【0009】本発明の目的は、典型的に、従来の加脂剤
と関連している必要な要件である強度特性およびテンパ
ー特性、および有意に減少している曇り、との両方を有
する処理革を提供する、革の再なめしおよび加脂のため
の重合体を提供することである。
【0010】更に、本発明の目的は、重量測定による曇
りの必要条件を満たす再なめしおよび加脂用の重合体を
提供することである。
【0011】発明の概要 本発明は、革を、少なくとも1種の疎水性単量体の主要
量および少なくとも1種の共重合性親水性単量体の少量
から生成した選ばれた両親媒性共重合体の分散液を含有
する、実質的に有機溶媒のない、低曇り性を再なめし加
脂剤を用いて処理する方法、に関する。この処理方法
は、所望の強度および柔軟性および特に低曇り性を有
し、かつ乗物用装飾材料に使用するのに適した革を製造
する。
【0012】発明の詳細 本発明は、従来の加脂工程中で革を処理するために、実
質的に有機溶媒のない選定された両親媒性共重合体の分
散液を使用することを指向している。本発明の両親媒性
共重合体は、それらの能力のために、所望の強度特性お
よび美的な柔軟特性を有し、かつ加脂した革の曇り特性
を驚異的に減少させる革を提供するように選ばれた。
【0013】本発明者は、これらの両親媒性共重合体の
分散液、好ましくは水性乳濁液の形態における分散液が
実質的であることを見出したのであり、または換言すれ
ば、それらが処理された革に残りそしてきびしい条件下
においてさえも例外的な低曇り性を供することを見出し
たのである。
【0014】選ばれた両親媒性共重合体は、少なくとも
1種の疎水性基および少なくとも1種の親水性基を含有
していなくてはならない。この共重合体は、少なくとも
1種の親水性単量体の10〜50重量%および少なくと
も1種の疎水性共単量体の50〜90重量%から生成さ
れる。この共重合体が、少なくとも1種の親水性単量体
の約15〜約45重量%および少なくとも1種の疎水性
共単量体の約55〜約85重量%から生成されるならば
好ましい。そして、この共重合体が、少なくとも1種の
親水性単量体の約20〜約40重量%および少なくとも
1種の疎水性共単量体の約60〜約80重量%から生成
されるならば更に好ましい。
【0015】両親媒性共重合体を製造するための疎水性
単量体の親水性単量体に対する相対量の選択は、後述す
る例証的な実施例によって示されているように、対照と
比較した共重合体の試験の経験に基づく結果である。
【0016】両親媒性共重合体を造るのに用いられる親
水性単量体は、水溶性エチレン性不飽和、好ましくはモ
ノエチレン性不飽和、の酸性単量体または塩基性単量体
またはそれらの混合物である。適当な親水性単量体に
は、アクリル酸;メタクリル酸;イタコン酸;フマル
酸;マレイン酸;およびそのような酸の無水物;酸置換
(メタ)アクリレート、例えばホスホエチルメタクリレ
ートおよびスルホエチルメタクリレート;酸置換(メ
タ)アクリルアミド、例えば2−アクリルアミド−2−
メチルプロピルスルホン酸;および塩基置換(メタ)ア
クリレートおよび(メタ)アクリルアミド、例えばアミ
ン置換メタクリレート(これにはジメチルアミノエチル
メタクリレート、ターシャリーブチル−アミノエチルメ
タクリレート、およびジメチルアミノプロピルメタクリ
アミドが含まれる)、等が包含される。両親媒性共重合
体を造るのに用いられる好ましい水溶性親水性単量体
は、アクリル酸およびメタクリル酸である。
【0017】親水性単量体の性質および濃度の選択は、
有機溶媒を実質的に含まない連続相例えば水の中によく
分散する能力を有する両親媒性共重合体を与え、かつ該
共重合体が革に浸透する能力に悪影響を与えることなし
に、取扱い可能なまたはせん断可能な(shearbl
e)粘度において高重合体固体において両親媒性共重合
体が造られるようになされる。
【0018】両親媒性共重合体を造るのに用いられる疎
水性共単量体は、アルキル(メタ)アクリレート、第一
アルケン(primary alkenes)、および
アルキルカルボン酸のビニルエステル、およびそれらの
混合物から選ばれた少なくとも1種の単量体である。適
当な疎水性共単量体には、C4 〜C12アルキルアクリレ
ート;C4 〜C12アルキルメタクリレート;C4 〜C12
1−アルケン、およびC4 〜C12アルキルカルボン酸の
ビニルエステル、が包含される。最良の性能特性を有す
る両親媒性共重合体を提供するのに見出された好ましい
疎水性共単量体は、C4 〜C12アルキル(メタ)アクリ
レートおよびそれらの混合物であり、最も好ましいのは
2−エチルヘキシルアクリレートである。
【0019】本明細書の記載中に全面に亘って用いられ
ている用語“メタ(meth)”−それに続いて他の用
語例えばアクリレートまたはアクリルアミドが用いられ
ている−の使用は、それぞれ、アクリレートまたはアク
リルアミドおよびメタクリレートおよびメタクリルアミ
ドの両方を称している。
【0020】全疎水性共単量体の50重量%に等しいか
またはそれ以下の濃度において、他のエチレン性不飽和
共重合性単量体の少量を、前記タイプの疎水性共単量体
の少なくとも1種の主要量(約50重量%以下)と組み
合わせて用いることができる。これらの追加の疎水性共
単量体は、両親媒性共重合体を用いる処理について、得
られた加脂剤の性質に悪影響を与えることなしに、他の
疎水性共単量体のための希釈剤として有用であることが
見出された。そのような有用な共重合性疎水性希釈剤共
単量体には、スチレン、メチルスチレン、ビニルアセテ
ート、(メタ)アクリロニトリル、n−アルキル(メ
タ)アクリルアミド、およびオレフィン、が包含され
る。
【0021】両親媒性共重合体は、従来の任意の重合技
術によって、親水性単量体および疎水性単量体の重合に
より造ることができる。本発明者は、全単量体の約0.
1〜約3重量%の濃度における水溶性遊離基開始剤を使
用して、標準の乳化重合操作を使用する重合を行うこと
が好ましいことを見出した。好ましくは、重合は、分子
量を調節するための連鎖移動剤例えばメルカプタンを使
用して、約40〜約100℃、好ましくは約50〜70
℃の温度において実施する。本発明の方法に有用な両親
媒性共重合体の重量平均分子量は、約2500〜約10
0,000の重量平均分子量であり、好ましくは50,
000以下である。重合は、全ての単量体をいっしょに
して重合することにより、または重合が本質的に完了す
るまで単量体を逐次添加することにより、行ってもよ
い。残留の未反応の単量体は、当業界でよく知られてい
る技術によって、次の開始剤を添加することにより重合
体に添入することができる。この重合は、非有機溶媒中
において、約20〜約60%固体の両親媒性共重合体固
体の濃度を製造する。後述の例証的実施例に例示されて
いる両親媒性共重合体は、単量体の選択および割合およ
び異った分子量の共重合体を得るための連鎖移動剤の相
対量を変えることにより、実施例1に記述した方法によ
って行うことができる。
【0022】本発明の処理方法は、革を、選ばれた両親
媒性共重合体の分散液にさらすことを必要としている。
革を処理するのに使用する共重合体の量は、革の重量に
基づいて約1〜約20重量%共重合体固体の範囲、好ま
しくは約2〜約15重量%の範囲、そして最も好ましく
は約3〜約12重量%の範囲、である。本発明者は、
“低曇り性”加脂剤であるとして販売促進されている従
来の加脂剤で処理された革の美的、強度、柔軟性、およ
び曇り性の諸特性と比較することにより、本発明の両親
媒性共重合体を評価した。処理された革の強度は、銀面
の亀裂点伸び(elongation at grai
n crack)およびボール破裂点伸び(elong
ation at ball burst)と称されて
いる技術によって測定した。これらの技術は、革を滑り
および強化させる加脂剤の効果を評価するのに当業界に
おいて通常用いられている。この試験は、ラストメータ
ー(Lastometer)と称される装置を使用し
て、製靴中の靴型上で革を引張ることを再現するように
設計されている。処理された革のストリップ(stri
p)を所定の場所に締付け、次いでプローブ(prob
e)で革を引張る。プローブの張力下における革の伸長
を、銀面に亀裂が最初に観察される点において〔銀面亀
裂(grain crack)〕、および革が裂ける点
において〔ボール破裂(ball burst)〕、ミ
リメートルにおいて測定する。銀面亀裂およびボール破
裂における伸びが大きければ、革の強度も大きい。
【0023】選ばれた両親媒性共重合体の適用によって
達成された強度の改良を評価することに加えて、本発明
者は、また、革のテンパー(temper)を定量的に
評価した。テンパーは、革の柔軟性および可塑性の尺度
であり、より高いテンパーは、より良好な革の柔軟性お
よび可塑性を意味する。本発明者は、Stubbing
sおよびE.Senfelder,JALCA,Vo
l.58,No.1,Jan,(1963)によって改
良されたハンター・スプリング コンプレッション テ
ンション テスター(Hunter−Spring c
ompression tension teste
r)を使用して、処理された革の試料のテンパーを測定
し、そして最小基準として、約150ミルス(mil
s)のテンパー値を設定した。
【0024】処理された革の強度およびテンパーを評価
することに加えて、本発明者は、処理された革の美感を
定量的に観察した。これは、革が軟質(soft)、引
き締まった硬質(firm)、または硬質(hard)
のいずれかであることを明示して、処理された革試料に
等級を指定することにより行った。
【0025】両親媒性の再なめし用加脂剤共重合体(r
etan fatliquor copolymer
s)の曇り特性は、重量測定試験法によって測定した。
使用したこの試験方法は、DIN75201として示さ
れている工業標準規格であり、それには評価すべき革の
各試験片を、デシケーター(desiccator)中
で7日間、5酸化リンを使用して乾燥させた。各重量測
定試験の測定は2回実験した。報告した値は、測定した
(凝縮した)曇りの重量であり、より低い値がより良好
であることを示している。この重量測定試験によって測
定したときの許容できる低曇り性は、2mg以下の値で
ある。
【0026】革の製造 選ばれた両親媒性再なめし加脂剤の評価と低曇り性加脂
剤として示されているある種の従来の加脂剤の評価とを
比較した。次の手順(対照手順)によって造った革を、
2種類の従来の市販されている低曇り性加脂剤:スルホ
塩素化油(sulfochlorinated oi
l)およびスルホン化魚油(sulfonated f
ish oil)、を評価するのに使用した。手順A
は、本発明の両親媒性再なめし加脂剤で革を処理するの
に使用した。特にことわりがなければ、全ての革は、3
オンス(1.19mm厚さ)〜3.5オンス(1.38
9mm厚さ)のクロムなめしした牛のハイド(cowh
ides)から造った。しかし、この操作は、他のタイ
プのハイドおよびスキン(hides and ski
ns)、例えば鉱物(クロム、アルミニウム、ジルコニ
ウム、チタン、マグネシウム)なめしした動物基体、例
えば豚皮、羊皮、等にも適用することができる。全ての
重量は素材(blue stock)の重量に基づいて
いる〔100%は、ドラム(drum)中の素材の重量
に等しい重量を意味する〕。
【0027】対照手順 (1)素材を、40℃において30分間、開放させて水
洗した。 (2)これに、40℃において、100%フロート(f
loat)(フロートとは水を稱する。100%フロー
トは、素材重量に等しい水の重量を添加することを意味
する)を加え、次いで2%酢酸ナトリウムおよび0.2
5%重炭酸ナトリウムを加えた。次いで、この混合物を
120分間ドラムで混合した。 (3)次いで、ドラムを排水し、素材を、50℃におい
て15分間、開放させて水洗した。 (4)これに、46〜54℃において100%フロート
を加えた。 (5)従来のなめし剤〔32%固体における6.0%L
eukotanTM970(1.9%活性Leukota
TMに等しい)〕を等量の水で希釈し、次いでガジオン
(gudgeon)(ドラムの開口部)を通してドラム
の混合物に加えた。次いでこの混合物をドラムで30分
間混合した。 (6)次いで、1%蟻酸(10%溶液に予め希釈した)
を加え、次いで素材を15分間ドラムで混合した。 (7)このドラムを排水した。次いで、このドラムに、
50℃において200%フロートを加え、次いで、50
℃において20%水に分散させたスルホクロル化油加脂
剤(65%活性)を加え、次いでこの混合物を60分間
ドラムで混合した。 (8)次いで、1.0%蟻酸を加えて加脂剤を固定し、
次いで素材を15分間ドラムで混合し、次いで排水し
た。 (9)素材を、35℃において15分間、開放させて水
洗した。 (10)次いで、素材を、一夜、馬に乗せた(木製の馬
に積んだ)。 (11)次いで、素材を並べて掛けて一夜乾燥させ、そ
して60%相対湿度、72°Fにおける一定温度の部屋
内で、1〜7日間状態調整し、次いでへらかけした(機
械的に軟化した)。
【0028】手順A (1)素材を、40℃において30分間、開放させて水
洗した。 (2)これに、40℃において、100%フロートを加
え、次いで2%酢酸ナトリウムおよび0.25%重炭酸
ナトリウムを加えた。次いで、この混合物を4時間ドラ
ムで混合した。 (3)次いで、ドラムを排水し、素材を、50℃におい
て15分間、開放させて水洗した。 (4)両親媒性共重合体を、激しくかくはんしながら1
00%フロートに分散させ、水酸化ナトリウム(共重合
体が酸性親水性共単量体から生成された場合におい
て)、または蟻酸(共重合体が塩基性親水性単量体から
生成された場合において)のいずれかを、それぞれ、酸
または塩基の共重合体の約75%を中和するのに充分な
量において加えた。次いで、100%フロート中にその
ような分散した両親媒性共重合体を、なめし用ドラム中
の素材に加え、その混合物を60分間50℃においてド
ラムで混合した。特に指示されなければ、両親媒性共重
合体は、素材重量に基づいて6重量%において仕込(c
harge)まれた。 (5)次いで、酸性親水性単量体を使用したときは、1
%蟻酸(10%溶液に予め希釈した)を加え、または、
塩基性親水性共単量体を使用したときは、1%重炭酸ナ
トリウムを加え、次いで、素材を50℃において15分
間ドラムで混合した。この工程は、フロートpHを4.
0以下に調節するために繰り返した。 (6)このドラムを排水し、素材を、開放させて35℃
で15分間洗った。 (7)次いで、素材を、一夜、馬に乗せた(木製の馬に
積んだ)。 (8)次いで、素材を並べて掛けて一夜乾燥させ、そし
て60%相対湿度、72°Fにおける一定温度の部屋内
で、1〜7日間状態調整し、次いでへらかけした(機械
的に軟化した)。
【0029】次の実施例は、本発明および試験手順によ
って得られた結果を例証するのに示した。これらの実施
例は、例証のためだけであり、本発明の範囲を限定する
ことを意図しているものではなく、またそのように解釈
すべきものでもない。なぜなら、当業者にとってその変
容は明らかであるからである。
【0030】実施例1両親媒性共重合体(70重量%の2−エチルヘキシルア
クリレート/30重量%のメタクリル酸)の製造 中心の口にテフロンTM(TeflonTM)製羽根を有す
るかくはん機、温度計およびその還流冷却器を備えた1
リットルの4ツ口丸底フラスコ中で、窒素雰囲気下で重
合を行った。このフラスコ中に、脱イオン水185g、
ラウリル硫酸ナトリウム4g、硫酸1滴、および硫酸第
一鉄の1重量%溶液0.3gを仕込んだ。次いで、この
混合物を60℃に加熱した。単量体(2−エチルヘキシ
ルアクリレート140gおよびメタクリル酸60g)を
n−ドデカンチオール連鎖移動剤10gといっしょに、
脱イオン水95%およびラウリル硫酸ナトリウム4gで
乳化させ、そして同時に、開始剤である水22gで希釈
した過硫酸アンモニウム0.6gおよび水22gで希釈
した重亜硫酸ナトリウム0.6を用いて、反応混合物の
温度を60℃に維持しながら、3時間かけて反応フラス
コに入れた。添加の終了において、追加のレドックスお
よび遊離基開始剤0.1gを投げ入れるようにして加え
ることにより残留単量体を重合体に変換させた。次い
で、重合体乳濁液を冷却し、水酸化ナトリウムの13%
水溶液20.4gを加えてpHを調節した。この最終生
成物は37.8重量%の固体を含んでおり、かつpH
5.5を有していた。標準としてポリアクリル酸共重合
体を使用するゲル透過クロマトグラフィー(gel p
ermeation chromatography)
により測定して、重合体の重量平均分子量は8200で
あり、数平均分子量は6600であった。
【0031】実施例2 処理された革の評価 加脂剤を用いないで処理した革試料〔素材(blves
tock)〕、本発明の両親媒性共重合体を用いて処理
した革試料、および比較例として従来の低曇り性加脂剤
(比較)を用いて処理した革試料を、前述したような手
順により評価した。これらの結果を次の第1表に示し
た。
【表1】 第 1 表 加脂剤組成 Mol.WT EGC EB TEMPER FOGGING(1) 感 触 (重量%) (Mw)(Mn) (mm) (mm) (mils) (Grav.mg.) 素材 - - 5.7 8.8 118 0.49,0.35 硬質 70EHA/30MAA 22000 12000 8.3 12.3 159 0.68,0.44 引き締まって硬 質 70EHA/30MAA 6200 4900 10.0 13.2 179 0.78,0.57 軟質 (比較) スル - - 8.8 12.2 194 1.17,0.99 軟質 ホ塩素化油 素材 - - 6.2 9.7 123 0.59,0.52 硬質 85EHA/15MAA 8000 6500 8.8 12.6 178 0.24,0.48 軟質 60EHA/40MAA 8000 6500 9.2 12.9 185 0.57,0.73 引き締まって硬 質 (比較)スル - - 8.9 13.0 187 0.95,0.95 軟質 ホ塩素化油 素材 - - 6.7 9.2 122 0.59,0.62 硬質 85EA/15MAA 8000 6500 8.2 12.2 133 0.96,0.96 硬質 (Comp.) 70EHA/30MAA 8200 6600 8.2 12.0 155 0.40,0.53 引き締まって硬 質
【表2】 第 1 表(続き) 加脂剤組成 Mol.WT EGC EB TEMPER FOGGING(1) 感 触 (重量%) (Mw)(Mn) (mm) (mm) (mils) (Grav.mg.) (比較)スル - - 10.0 12.5 195 0.92,0.84 軟質 ホ塩素化油 素材 - - 7.7 10.5 117 - 硬質 70LA/30MAA 12600 2100 10.6 13.2 189 1.28,1.51 軟質 80BA/20AA 10600 5100 9.9 13.2 180 0.85,0.80 軟質 (比較)スル - - 9.5 12.3 179 4.02,3.52 軟質 ホン化マーリ ン(marine oil) 素材 - - 7.8 10.5 111 - 硬質 80EHA/20MAA 7300 4900 10.6 14.7 208 1.16,1.30 引き締まって硬 質 80EHA/20AA 21300 5700 9.6 13.0 190 0.97,1.09 軟質 (比較)スル - - 9.4 12.4 196 4.49,4.16 軟質 ホン化マーリ ン油 素材 - - 7.7 10.8 109 - 硬質 70LMA/30MAA 12100 2100 9.2 13.2 168 1.91,1.64 引き締まって硬 質 70BA/30MAA 7600 5100 8.6 12.0 159 1.64,1.59 硬質 70CEMA/30AA - - 10.6 15.1 199 7.82,7.44 軟質 (比較)
【0032】注: (1) 全ての重量測定試験(前述のように改良されたDI
N75201)は2回行った。両方の試験結果を示し
た。 (2) 次の略字は、合成加脂剤を造るのに使用した単量体
を示した。AA=アクリル酸、EA=エチルアクリレー
ト、BA=ブチルアクリレート、MAA=メタクリル
酸、EHA=エチルヘキシルアクリレート、LA=ラウ
リルアクリレート、LMA=ラウリルメタクリレート、
CEMA=セチル−エイコシルメタクリレート
フロントページの続き (72)発明者 パトリシア マリー レスコ アメリカ合衆国ペンシルバニア州ランズデ ール,ビルスメイヤー ロード 1200 (72)発明者 トーマス スチユアート アメリカ合衆国ペンシルバニア州ドイルス タウン,ゲイマン ロード,アールデイー ナンバー 7

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 革を、少なくとも1種の親水性単量体の
    10〜50重量%および少なくとも1種の疎水性共単量
    体の50〜90重量%から生成させた、実質的に有機溶
    媒のない、両親媒性共重合体の分散液にさらすことから
    成る、革の処理方法。
  2. 【請求項2】 共重合体が、少なくとも1種の親水性単
    量体の約15〜約45重量%および少なくとも1種の疎
    水性共単量体の約55〜約85重量%である、請求項1
    に記載の革の処理方法。
  3. 【請求項3】 共重合体が、少なくとも1種の親水性単
    量体の約20〜約40重量%および少なくとも1種の疎
    水性共単量体の約60〜約80重量%である、請求項1
    に記載の革の処理方法。
  4. 【請求項4】 両親媒性共重合体を水性乳化重合によっ
    て生成させ、かつこの両親媒性共重合体を水の分散液と
    して存在させる、請求項1に記載の方法。
  5. 【請求項5】 両親媒性共重合体が約2500〜約5
    0,000の重量平均分子量を有する、請求項1に記載
    の方法。
  6. 【請求項6】 両親媒性共重合体を造るのに使用する親
    水性共単量体が、水溶性エチレン性不飽和の酸性または
    塩基性単量体またはそれらの混合物から選ばれる少なく
    とも1種の単量体である、請求項1に記載の方法。
  7. 【請求項7】 親水性共単量体が、アクリル酸、メタク
    リル酸、イタコン酸、フマル酸、マレイン酸、およびそ
    のような酸の無水物;酸置換(メタ)アクリレート、酸
    置換(メタ)アクリルアミド、および塩基置換(メタ)
    アクリレート、および(メタ)アクリルアミドから成る
    群から選ばれる、請求項6に記載の方法。
  8. 【請求項8】 両親媒性共重合体を造るのに使用する疎
    水性共単量体が、アルキル(メタ)アクリレート、第一
    アルケン、アルキルカルボン酸のビニルエステル、およ
    びそれらの混合物から選ばれる少なくとも1種の単量体
    である、請求項1に記載の方法。
  9. 【請求項9】 疎水性共単量体が、更に、C4 〜C12
    ルキルアクリレート、C4 〜C12アルキルメタクリレー
    ト、C4 〜C121−アルケン、およびC4 〜C12アルキ
    ルカルボン酸のビニルエステルから成る群から選ばれ
    る、請求項8に記載の方法。
  10. 【請求項10】 疎水性共単量体が、更に、スチレン、
    メチルスチレン、ビニルアセテート、(メタ)アクリロ
    ニトリル、およびn−アルキル(メタ)アクリルアミド
    およびオレフィンから成る群から選ばれた1種またはそ
    れ以上の第2の疎水性共単量体の50重量%以下を含有
    する、請求項8に記載の方法。
  11. 【請求項11】 両親媒性共重合体が、溶液または分散
    液の重量の約20〜約60重量%含まれている、請求項
    1に記載の方法。
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