JPH0559391A - 精製プロポリスおよび精製プロポリス成分含有o/w型乳化物の製造法 - Google Patents
精製プロポリスおよび精製プロポリス成分含有o/w型乳化物の製造法Info
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Abstract
いプロポリス抽出物を抽出、分離することを目的とす
る。 【構成】粉砕された粗製プロポリスに超臨界状態の二酸
化炭素を接触させプロポリスを抽出、分離することを特
徴とし、特に、抽出圧力が80〜500kg/cm2 、抽出
温度35〜90℃、分離圧力が50〜100kg/cm2 、
分離温度35〜90℃で精製プロポリスの抽出、分離を
おこなう。
Description
粗製プロポリスからの精製プロポリスの抽出分離方法お
よび精製プロポリス成分含有O/W型乳化物の製造方法
に関する。
蜂の巣の巣壁を構成する樹脂状ないしは蝋状の物質であ
って、蜜蜂が周辺の花、樹皮等から採取してきた蜜、花
粉等の諸物質を自らの唾液中の酵素の働きによって生成
したもので、一般に茶褐色ないし暗褐色の固い養蜂産物
の一つである。
れ、特に、ソ連、東欧諸国で種々の薬理作用が認められ
て臨床面での応用研究や、一方では香粧品や食品への利
用研究も近年益々盛んに行われている。本邦において
も、基礎的な研究ならびに多方面に亘る応用研究が行わ
れ、利用面についても多くの特許が出願されている。
8702、61−131750、63−145208、
平1−290614など、抗菌剤関係では63−145
207、63−145208、平2−228960な
ど、食品では平1−181750、2−245159、
公報平3−24182等が開示されている。
としては利用し難く、公知の技術であるエタノール抽出
法によって溶出分離された抽出物、または溶液を濾別し
てそのエタノール溶液を加工利用されることが多い。例
えば、エタノールに溶出するものを、プロポリス精製物
としてグリセリン等のOH基媒体に微量倍散したものが
市販されている。しかしながら、プロポリスのエタノー
ル抽出液または抽出物を各種用途に加工、利用する場合
には以下のような問題点がある。
(抽出物)は茶褐色を呈し諸種食品に配合加工する場
合、着色やヤニ質の混入をきらう向きには色調、食味性
の面からも好ましくない。 (2)粗製プロポリスのエタノール抽出物はエタノール
可溶化率が不明で乳化に必要な数値が求めにくい。 (3)エタノールに転移配向させ、それぞれに強制倍散
する事は乳化でのW/O、O/Wの判定も不明解な点が
多い。
ロポリスは加熱条件も加わり、グリセリン等との混合に
際しても、長時間加熱される条件下で褐変反応を起こし
易い欠点がある。 (5)粗製プロポリスのアルコール抽出液(抽出物)は
未精製のために刺激臭があり香味性に欠ける。 (6)アルコール抽出液を食品に加工する場合、アルコ
ールの混入が支障をきたすおそれがある等が考えられ
る。
解決するため、粗製プロポリスから超臨界二酸化炭素に
よる精製プロポリスの抽出分離方法ならびに精製プロポ
リス成分含有O/W型乳化物の製造方法を提供するもの
である。
決するための超臨界二酸化炭素抽出方法ならびに精製プ
ロポリス含有O/W型乳化物の調製方法について述べ
る。なお、本明細書に記載されている超臨界状態および
超臨界二酸化炭素抽出法について以下に説明する。
きる限界の温度、圧力である臨界温度、臨界圧力を超え
た状態で存在しているとき超臨界ガス(気体と液体との
中間)と呼ばれ、臨界点においては液体の蒸発潜熱が0
となる。超臨界状態では加熱によって沸騰を伴わずに液
相から気相に移り、明瞭な気液界面も消失する。高密度
条件(臨界温度以上の温度では、いくら加圧しても液化
せず密度だけが変化する)を作り出すことにより、密度
は液体に近く、粘度はむしろ気体に近く、拡散係数は液
体のそれよりも遥かに大きく200倍にもなる。これに
より固体や粘稠な物質への浸透性が良くなるとともに、
相分離も容易になる特性がある。
素の臨界温度、圧力は31.1℃、75.4kg/cm
2 である。二酸化炭素は比較的容易に超臨界状態にする
ことができ、化学的に安定であり、価格的にも安価で入
手しやすく、毒性が無いことからら最も一般的に使用さ
れる抽出ガスである。二酸化炭素のこの物性を利用した
抽出技術が「超臨界二酸化炭素抽出法」といわれるもの
である。その一般的特性として、 (1)少ない工程と高い効率で物質の分離分別ができ
る。抽剤の残存がなく、低粘度、高拡散性による急速抽
出が可能となる。 (2)温度圧力の僅かな調整で溶解度の大きな変化を得
ることができ、抽出物の分別が可能となる。 (3)常温近くでの抽出分離が可能なため、加熱等の温
度変化に弱い物質にも応用できる特徴を有し、食品、医
薬品分野など広範囲に利用できる。 以下本発明の超臨界二酸化炭素に使用する概念図(図
1)に基づいて抽出のプロセスを例示して説明する。
は二酸化炭素ボンベ、11は溶剤経路であり、以下手順
によって粗製プロポリスから精製プロポリスの抽出分離
を行う。
に投入する。続いて抽出溶媒の二酸化炭素ボンベ3から
二酸化炭素を圧縮機4を経由して溶剤経路11に加圧圧
送し、熱交換器6によって加熱して、所定の圧力、温度
条件を具備する二酸化炭素を抽出槽1に送入する。そし
て抽出槽1内の粗製プロポリスに超臨界状態の二酸化炭
素を接触させて粗製プロポリスの有効成分(精製プロポ
リス)を抽出する。しかるのち抽出された有効成分を含
む二酸化炭素を流量調節バルブ8によって減圧して分離
槽2に導き所定の分離条件のもとに、その有効成分を分
離した二酸化炭素は圧縮機4に戻り、再びリサイクル使
用される。そして抽出された有効成分(精製プロポリ
ス)を分離槽2から回収する。
記の圧力・温度条件が採択される。即ち抽出槽における
抽出条件は抽出圧力80〜500kg/cm2 好ましくは8
0〜350kg/cm2 、抽出温度35〜90℃、分離槽2
における分離条件は分離圧力50〜100kg/cm2 、分
離温度35〜90℃が採択される。第1段として抽出圧
力を80〜200kg/cm2 、抽出温度35〜70℃、分
離圧力を50〜80kg/cm2 、分離温度35〜70℃と
して抽出してプロポリスの低圧有効成分を得、さらに、
第2段として抽出圧力を150kg/cm2 〜350kg/cm
2 、分離圧力を50〜80kg/cm2 としてプロポリスの
高圧有効成分を抽出する2段階抽出分離方法を採用する
ことができる。
ス抽出物を、さらに精製して有効成分(フラポノイド
類)を高濃度で含むプロポリスを抽出するため、抽出圧
力80〜150kg/cm2 、温度35〜70℃、分離圧力
50〜70kg/cm2 、温度35〜80℃で再度抽出をお
こなってもよい。なお、図中5は圧力制御弁、7はガス
流量計、9は保圧弁、10は大気開放バルブである。次
に、超臨界状態の二酸化炭素にエントレーナー(連行
剤)としてエタノールを併用して抽出分離する方法を図
2に示す概念図に基づいて説明する。
3は抽出溶剤である二酸化炭素ボンベ、12はエントレ
ーナー(エタノール)容器、11は溶剤経路である。二
酸化炭素ボンベ3から圧縮機4を経由して溶剤経路11
に加圧、圧送すると共に、エタノールをエントレーナー
容器12から定量ポンプ13を経由して溶剤経路11中
の二酸化炭素に定量混合される、引続きその混合液体を
熱交換器6によって加熱し、所定量のエントレーナー
(エタノール)を混合し、所定の圧力、温度条件を具備
する抽剤が抽出槽1に送入され、抽出槽1内において前
記の抽出条件でプロポリスを抽出処理する。
二酸化炭素を減圧弁15によって減圧して分離槽2に導
き、前記の分離条件のもとにプロポリスエキスを二酸化
炭素から分離回収すると共に、プロポリスエキスを分離
した二酸化炭素は圧縮機4に戻りリサイクル使用され
る。なお、図中、5は圧力制御弁、7はガス流量計、8
は流量調整バルブ、14は台秤、16は大気開放バルブ
である。
精製プロポリスは濁りのない黄色を呈し、プロポリス成
分の一種であるフラボノイド固有の色調に類似してお
り、高純度のフラボノイド類を含有していることが判明
した。このフラボノイド類には抗菌性、消臭性、抗酸化
性、抗炎症性等広範囲にわたって、薬理的効果が認めら
れることは公知の通りである。超臨界二酸化炭素抽出法
によって得られた抽出物と、従来法(エタノール抽出
法)によって得られた抽出物の品質特性を表1に示し
た。
ス成分含有量O/W型乳化物の調製方法について述べ
る。
油相に相当する被媒体の水和プロポリス成分含有一次生
成物を得るために、精製プロポリス0.1〜20重量
部、食用中鎖脂肪酸トリグリセライド1〜40重量部、
還元澱粉糖化物10〜50重量部およびポリグリセリン
エステル0.5〜10重量部を加熱し均質な水和プロポ
リス成分含有一次油相生成物を得る。
乳化媒体となる水相部として還元澱粉糖化物もしくはO
H基体の多価アルコール体4〜10重量部、増粘多糖類
0.1〜4重量部、ポリグリセリンエステル0.1〜3
重量部および精製減菌純水10〜40重量部を加熱撹拌
し、均質な水相部を得て前記の油相部を徐々に添加撹拌
し精製プロポリス成分含有O/W型乳化物を得ることを
特徴とする。前述の精製プロポリス成分含有O/W型乳
化物の特性について説明する。
調製するに際し、油相部と水相部を明確に設定する必要
がある。油相部について主体となるプロポリスは蜜蝋、
樹脂成分等を含みそのままでは食品には不向きであり、
しかも乳化を阻害することも多く決して好ましいもので
はない。超臨界二酸化炭素によって抽出された精製プロ
ポリスは色調、純度、芳香性等もよく乳化もし易く、更
に乳化組成分の成分比を明確にする上からも重要なこと
である。
るため食用中鎖脂肪酸トリグリセライド、精製綿実油、
精製オリーブ油等が適当であるが、特に食用中鎖脂肪酸
トリグリセライドが最適で、精製プロポリスを加熱溶解
した後、作業上溶融点以下の非硬化性成分への抑止力が
大きく、プロポリスの芳香性を阻害しない無味無臭(好
ましい条件の一つ)である。
糖アルコールを含有し固形分70%以上の無色透明、無
臭の糖化物が優先するが、D−ソルビトール液および食
用グリセリン、液体分枝デキストリン、ガラクトオリゴ
糖、精製蜂蜜などが次いで好まれる素材といえる。親油
基の特徴を有する精製プロポリスと食用中鎖脂肪酸トリ
グリセライド等と還元澱粉糖化物等の親水性基を有する
ものとの水和に要する界面活性剤は特に非イオン界面活
性が好ましく、例えばポリグリセリンエステルのうち、
テトラグリセリンオレイン酸ペンタエステル、デカグリ
セリンオレイン酸デカエステル、デカグリセリンラウリ
ン酸モノエステル等の液体系の乳化剤が好ましく、単体
もしくは複数の種類を重畳的に用いてもよい。次に別法
による精製プロポリス成分含有O/W型乳化物の調製方
法について言及する。
た精製プロポリス0.1〜20重量部、還元澱粉糖化物
もしくはOH基体の多価アルコール体0.5〜20重量
部、非イオン界面活性剤ポリグリセリンエステル3〜1
5重量部、およびサポニン0.1〜3重量部を加熱して
水和プロポリス成分含有一次油相生成物を得る。
製減菌純水1〜20重量部、非イオン界面活性剤ポリグ
リセリンエステル0.5〜5重量部、サポニン0.1〜
10重量部を加熱撹拌し乳化媒体の水相部を得る。前記
の油相部を徐々に添加しホモジナイザーで撹拌し精製プ
ロポリス成分含有O/W型乳化物を得ることを特徴とす
るものである。上記精製プロポリス成分含有O/W型乳
化物の特性について説明する。
が好ましく、必須成分の還元澱粉糖化物、もしくはOH
基体の多価アルコール体の糖アルコールを有し、固形分
70%以上が望ましいが、D−ソルビトール液および液
体分枝デキストリン、ガラクトオリゴ糖、精製蜜蜂、食
用グリセリン等が好ましい。親油性基を有する精製プロ
ポリスを親油性界面活性剤と相和させるのに非イオン界
面活性剤であるポリグリセリンエステルが好ましく、デ
カグリセリンオレイン酸デカエステル、テトラグリセリ
ンオレイン酸ペンタエステル、テトラグリセリンポリリ
シノレートおよびヘキサグリセリンポリリシノレート等
のHLB値4.0以下の液体ポリグリセリンが適し、特
に、ヘキサグリセリンポリリシノレートが好ましい。親
油性等を有する精製プロポリスと親油性ポリグリセリン
エステルの混合物を還元澱粉糖化物と相和させるため界
面効果を必要とする。
ポニン、茶サポニン、キラヤサポニンのどれでもよく、
単体もしくは複数の条件で使用し必要な乳化油相部を得
ることができる。
は、例えばグアガム、カラギナン、タマリンドガム、タ
ラガム、トラガントガム、アラビアガム、キサンタンガ
ム等の植物性ガムが好ましい。水分としては一般の上水
道水、精製減菌純水、蒸留水であればよい。非イオン界
面活性剤はポリグリセリンエステルのうち、デカグリセ
リンラウリン酸モノエステル、デカグリセリンカプリル
酸モノエステル、ヘキサグリセリンカブリル酸モノエス
テル、デカグリラリンオレイン酸デカエステル、テトラ
グリセリンオレイン酸ペンタエステル等、単体もしくは
複数使用することができる。サポニンは前記の通りのも
のを適宜水相部に添加するとよい。水相部を加熱撹拌を
行いながら油相部を徐々に添加撹拌して乳化物を得る。
以上、水相部、油相部の撹拌については、乳化を加える
目的でホモジナイザーを使用し、必要な撹拌回転数はほ
ぼ3600rpm でよい。
物の総量を100重量部とした場合、精製プロポリス
0.1〜20重量部が好ましいが、0.1重量部未満で
あるとプロポリス乳化物としての主体性と特性に乏し
く、20重量部をこえるとプロポリス特有の硬化粘性が
顕著となるために好ましくない。また食用中鎖脂肪酸ト
リグリセライドが1重量部未満であると、プロポリスの
油相への分散を満たさず、40部を越えると油脂成分の
過剰をきたし好ましくない。還元澱粉糖化物10重量部
未満であると水和条件を満たさず好ましくなく、50重
量部を越えると油相部としての特性を失うので好ましく
ない。非イオン界面活性剤のポリグリセリンエステル系
は0.5重量部未満であると水和油相部構成が不可能と
なり好ましくない。逆に10重量部を越えると界面活性
剤の特性上の発泡、苦味等が発生して好ましくない。以
上は油相部に関する説明である。
化物もしくは糖アルコール体が4重量部未満であると適
正な粘度および固形物の分散性能が得られず好ましくな
い。10重量部を越えると適正粘度を超過して好ましく
ない。増粘多糖類0.1重量部未満であると、還元澱粉
糖化物との粘度に係わる相乗効果が減少して好ましくな
く、4重量部を越えると極度に粘度が上昇するために好
ましくない。非イオン界面活性剤のポリグリセリンエス
テル系0.5重量部未満であると、水相部としての分散
能が発揮できず、3.0重量部を越えるとポリグリセリ
ンエステル特有の発泡をきたすので好ましくない。精製
減菌純水が10重量部未満であると水相部としての必要
な水分が満たされず、40重量部をこえると水分過多と
なり好ましくない。
総量を100重量部とした場合、精製プロポリス0.1
〜20重量部であるが、0.1重量部以下であるとプロ
ポリス乳化物としての特性に乏しく、20重量部をこえ
るとプロポリス特有の硬化粘性が増大し乳化性向が好ま
しくない。還元澱粉糖化物もしくはOH基体の多価アル
コールは0.5〜20重量部であるが、0.5重量部未
満であると水和条件を満足せず、20重量部をこえると
油相部としての特性を失い好ましくない。
ポリグリセリンエステル3〜15重量部であるが、3重
量部未満では水和油相部としての構成が不可能となるた
め良くない。一方、15重量部をこえると界面活性剤特
有の発泡現象、苦味が増大して好ましくない。サポニン
は0.1〜3重量部であるが、0.1重量部未満である
と乳化助成効果が期待出来ず、3重量部を越えると風味
を阻害するおそれがある。次いで、水相部として使用す
る増粘多糖類は0.5〜5重量部であるが、0.5重量
部未満であると水相部としての粘性の保持が困難とな
る。5重量部をこえると極度に粘性が増大し不適性であ
る。精製減菌純水は1〜20重量部であるが、1重量部
未満であると、増粘剤等への水分の配分に不均衡を生ず
るため好ましくない。20重量部以上では水分過多とな
って好ましくない。
ルは0.5〜5.0重量部であるが、0.5重量部未満
であると水相部としての界面効果が付与できず不適性で
ある。5重量部を越えると味覚上好ましくない。天然乳
化剤であるサポニンは0.1〜10重量部であるが、
0.1重量部未満であると乳化助成ができず、3重量部
を越えると風味上好ましくない。
が3600rpm のものが一般に使用し得るが、本発明に
おいては特別の高速回転数を要求するものではなく、通
常の誘導電動機の1800〜3600rpm の回転数のも
のでもよい。
製プロポリス成分含有O/W型乳化物の製造法は、粉砕
した粗製プロポリスに超臨界状態の二酸化炭素を接触せ
しめることによってプロポリス中の有効成分を高度に精
製された状態で抽出分離することが出来る。また、エン
トレーナーとしてエタノールを併用する抽出物について
も淡色な精製プロポリスのエタノールエキスを得ること
ができ、プロポリスに含有されている難溶性の成分が容
易に抽出されるのでより高品位の抽出物が得られる。
体とする乳化媒体、いわゆる水相部について還元澱粉糖
化物、増粘多糖類、非イオン界面活性剤、サポニン、精
製減菌純水とを均質に混合し90℃で加熱撹拌を行い乳
化媒体である水相部を調製する。
乳化に絶対不可欠である。油相部に該当する水和プロポ
リス含有一次生成物は、精製プロポリスを主体として、
食用中鎖脂肪酸トリグリセライドおよび還元澱粉糖化
物、親油基を有する非イオン界面活性剤ポリグリセリン
エステル、サポニン等を混合加熱撹拌することにより親
油性水和プロポリス成分含有一次生成物を得る。精製プ
ロポリスをより微細な粒子に加工するために食用中鎖脂
肪酸トリグリセライド等食用油脂系と非界面活性剤のポ
リグリセリンエステル系と天然乳化剤等と混合加熱溶融
させることによってその目的を達成することができる。
水相部と80℃に温度保持しつつホモジナイザーにて3
600rpm で撹拌しながら油相部を徐々に添加し、添加
後30分間撹拌を継続し、乳化完了後さらに冷却撹拌し
て流動性に富む超微細な精製プロポリス成分含有O/W
型乳化物を得る。本発明によって得られる精製プロポリ
ス成分含有O/W型乳化物を、二次、三次媒体へ適宜量
でもって一般飲料、食品への倍散ができ、その他香粧
品、医薬品等への応用も可能である。
ポリス140gを抽出槽1に投入し、圧力、温度条件が
350kg/cm2 、40℃の超臨界二酸化炭素を接触させ
て有効成分を抽出し、続いて分離槽2に導いて圧力、温
度条件を60kg/cm2 、40℃にし、21.5g(1
5.4%)の淡黄色の芳香を有する極めて精製された抽
出物が得られた。 [実施例2]
ポリス140gを抽出槽1に投入し、圧力、温度条件が
150kg/cm2 、40℃の超臨界二酸化炭素を接触させ
て有効成分を抽出し、続いて分離槽2に導いて圧力、温
度条件を60kg/cm2 、40℃にし、12.8g(9.
1%)の芳香を有する淡黄色の精製された抽出物が得ら
れた。実施例1で得られるものより蝋分の少ないもので
あった。 [実施例3]
ポリス140gを抽出槽1に投入し、エントレーナーと
してエタノール7.0%(二酸化炭素に対する重量%)
を用い、抽出圧力、温度350kg/cm2 、40℃分離圧
力、温度60kg/cm2 、40℃の抽出条件で抽出処理
し、しかるのち分離槽2に導いてプロポリス・エタノー
ルエキス28gを分離回収した。エタノールを使用する
ことによって、抽出効率が向上すると共に、二酸化炭素
のみでは難抽出の成分も抽出が可能となった。 [実施例4]
部、食用中鎖脂肪酸トリグリセライド3重量部、還元澱
粉糖化物35重量部、デカグリセリンオレイン酸デカエ
ステル1重量部およびデカグリセリンラウリン酸モノエ
ステル1重量部を80℃まで加熱し、それぞれが可溶化
するように撹拌し、水和プロポリス成分含有一次油相生
成部を得た。次いで、水相部として精製蜂蜜16重量
部、グアガム2重量部、デカグリセリンラウリン酸モノ
エステル1重量および精製減菌純水31重量部をホモジ
ナイザーで撹拌し、油相部を徐々に添加し、添加終了後
3600rpm で30分間撹拌し、超微細な精製プロポリ
ス成分含有O/W型乳化物を得た。 [実施例5]
部、食用中鎖脂肪酸トリグリセライド2重量部、D−ソ
ルビトール液24重量部、テトラグリセリンオレイン酸
ペンタエステル2重量部およびデカグリセリンカプリル
酸モノエステル2重量部を加熱撹拌して可溶化し、水和
プロポリス成分含有一次油相生成部を得た。次いで、水
相部としてD−ソルビトール液30部、タマリンド種子
多糖類2重量部、デカグリセリンカプリル酸モノエステ
ル2重量部および精製減菌純水16重量部を95℃まで
加熱し、ホモジナイザーで3600rpm で撹拌しながら
油相部を徐々に添加し、添加終了後30分間撹拌しなが
ら冷却する。超微細な精製プロポリス成分含有O/W型
乳化物を得た。 [実施例6]
食用グリセリン12重量部、ヘキサグリセリンポリリシ
ノレート16重量部およびキラヤサポニン0.3重量部
を85℃で加熱溶解して水和プロポリス成分含有一次油
相生成物を得た。次いで、水相部としてD−ソルビトー
ル液25重量部、食用グリセリン30重量部、アラビヤ
ガム3重量部、精製減菌純水4.7重量部、デカグリセ
リンラウリン酸モノエステル2.3重量部およびデカグ
リセリンオレイン酸デカエステル1重量部を85℃で加
熱撹拌しつつ、前記の油相部を徐々に添加し、添加終了
後引続き撹拌しながら冷却し流動性の顕著な超微細な精
製プロポリス成分含有O/W型乳化物を得た。
分含有O/W型乳化物をそれぞれ媒散材であるガラクト
オリゴ糖に1000倍値になるように倍散し、倍散乳化
安定性を測定した。
倍散乳化物を温湯もしくは冷水に10万倍になるように
再倍散し乳化安定性を測定した。本発明で調製した精製
プロポリス成分含有O/W型乳化物を飲食用に供する場
合、好みに応じて適宜倍散するもよく、口の中に含んだ
感覚および喉ごしがよく可飲食性を高める。精製プロポ
リス成分含有O/W乳化原液をはじめ、ガラクトオリゴ
糖、精製蜂蜜等媒体に所定値の倍散を行った。これを表
3に示した。ミクロンスケールを装着した顕微鏡により
油脂球の径を測定し乳化安定度の尺度とした。
定、5〜15ミクロンを安定、15ミクロン以上粒径不
揃を不安定とした。また、それぞれの試料を試験管に5
0mlづつ採取し25℃の恒温器内に120時間放置し、
目視によって液面リングの発生の有無を検査し、リング
の発生を認めないものを極めて安定、液面上に僅かの曇
を認めるものを安定、リングが認められるものを不安定
と評価した。
ポリスから超臨界状態の二酸化炭素を接触させることに
より精製プロポリスを抽出分離することができ、また、
エントレーナーとしてエタノールを併用することによっ
て、エタノール可溶性プロポリス抽出エキスを抽出分離
することができる。その結果、プロポリス抽出物または
エキスは淡色で芳香を有し、有効成分含量の多い抽出物
が得られる。
他食品への加工が極めて容易であり、乳化安定性、食味
性の優れたものが得られる。精製プロポリスを調製原料
として使用する際に食品衛生上からも優れたものであ
る。
ロポリスの抽出、分離方法に用いる製造装置の回路図。
に用いる他の製造装置の回路図。
Claims (7)
- 【請求項1】 粉砕された粗製プロポリスに超臨界状態
の二酸化炭素を接触させプロポリスを抽出、分離するこ
とを特徴とする精製プロポリスの抽出分離方法。 - 【請求項2】 抽出圧力が80〜500kg/cm2 、抽出
温度35〜90℃、分離圧力が50〜100kg/cm2 、
分離温度35〜90℃である請求項1に記載の方法。 - 【請求項3】 抽出圧力が80〜200kg/cm2 、抽出
温度35〜70℃、分離圧力が50〜80kg/cm2 、分
離温度35〜70℃の圧力で抽出してプロポリスの低圧
有効成分を得、さらに、抽出圧力を150kg/cm2 〜3
50kg/cm2 、分離圧力50〜80kg/cm2 まで昇圧し
てプロポリスの高圧有効成分を抽出することを特徴とす
る請求項1に記載の方法。 - 【請求項4】 請求項2又は3で抽出された精製プロポ
リス抽出物からさらに目的とする有効成分を得るため抽
出圧力が80〜150kg/cm2 、抽出温度35〜70
℃、分離圧力が50〜70kg/cm2 、分離温度35〜8
0℃で抽出、分離することを特徴とする精製プロポリス
の抽出分離方法。 - 【請求項5】 エントレーナー(連行剤)としてエタノ
ールを5〜20%(二酸化炭素に対する重量%)を二酸
化炭素に混合して用いる請求項1、2、3又は4のいず
れかの項に記載の精製プロポリスの抽出分離方法。 - 【請求項6】 超臨界二酸化炭素抽出法で抽出された精
製プロポリス0.1〜20重量部、食用中鎖脂肪酸トリ
グリセライド1〜40重量部、還元澱粉糖化物10〜5
0重量部および非イオン界面活性剤であるポリグリセリ
ンエステル系0.5〜10重量部を加熱し、均質な水和
プロポリス成分含有の一次油相生成物を得、 次いで、O/W型乳化媒体となる水相部として還元澱粉
糖化物もしくは多価アルコール体4〜10重量部、増粘
多糖類0.1〜4重量部、ポリグリセリンエステル系非
イオン界面活性剤0.1〜3重量部、精製減菌純水10
〜40重量部を加熱撹拌し均質な二次水相生成部を得、
これに前記一次油相生成部を徐々に添加撹拌することを
特徴とする精製プロポリス成分含有O/W型乳化物の製
造方法。 - 【請求項7】 超臨界二酸化炭素抽出法で抽出された精
製プロポリス0.1〜20重量部、還元澱粉糖化物もし
くはOH基体の多価アルコール体0.5〜20重量部、
非イオン界面活性剤ポリグリセリエステル系3〜15重
量部、サポニン0.1〜3重量部を加熱し、水和プロポ
リス成分含有の一次油相生成物を得、 次いで、増粘多糖類0.5〜5重量部、精製減菌純水1
〜20重量部、非イオン界面活性剤ポリグリセリンエス
テル0.5〜5重量部、サポニン0.1〜10重量部を
加熱撹拌し乳化媒体の二次水相生成物を得、これに前記
一次油相生成物を徐々に添加しホモジナイザーで撹拌す
ることを特徴とする精製プロポリス成分含有O/W型乳
化物の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3220194A JPH0816233B2 (ja) | 1991-08-30 | 1991-08-30 | 精製プロポリスおよび精製プロポリス成分含有o/w型乳化物の製造法 |
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JP3220194A JPH0816233B2 (ja) | 1991-08-30 | 1991-08-30 | 精製プロポリスおよび精製プロポリス成分含有o/w型乳化物の製造法 |
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Publication Number | Publication Date |
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JPH0559391A true JPH0559391A (ja) | 1993-03-09 |
JPH0816233B2 JPH0816233B2 (ja) | 1996-02-21 |
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ID=16747364
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JP3220194A Expired - Lifetime JPH0816233B2 (ja) | 1991-08-30 | 1991-08-30 | 精製プロポリスおよび精製プロポリス成分含有o/w型乳化物の製造法 |
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- 1991-08-30 JP JP3220194A patent/JPH0816233B2/ja not_active Expired - Lifetime
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JPH0816233B2 (ja) | 1996-02-21 |
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