JPH0558467U - 車両用小物入れ装置 - Google Patents

車両用小物入れ装置

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JPH0558467U
JPH0558467U JP734792U JP734792U JPH0558467U JP H0558467 U JPH0558467 U JP H0558467U JP 734792 U JP734792 U JP 734792U JP 734792 U JP734792 U JP 734792U JP H0558467 U JPH0558467 U JP H0558467U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
case body
storage
ashtray
case
assembled
Prior art date
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Pending
Application number
JP734792U
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English (en)
Inventor
善孝 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kojima Industries Corp
Original Assignee
Kojima Industries Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kojima Industries Corp filed Critical Kojima Industries Corp
Priority to JP734792U priority Critical patent/JPH0558467U/ja
Publication of JPH0558467U publication Critical patent/JPH0558467U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 車室内装部材の灰皿格納部を有効に利用して
コインやメガネのような各種の小物を選別して収納す
る。 【構成】 車室内装部材1の灰皿格納部2に装着される
小物入れ装置であつて、灰皿格納部2には、上下複数段
の収納部を有しかつ最上段の収納部を浅底の小物入れ室
13としている第1ケース体11が組付けられ、第1ケ
ース体11の下段の収納部14には深底の小物入れ室3
3を有する第2ケース体31が開閉可能に組付けられて
いる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案の車両用小物入れ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
インストルメントパネル、コンソールボックス等の車室内装部材の灰皿格納部 に装着される灰皿ケースは喫煙をしない人にとっては不要であり、その灰皿ケー スを有効に利用するために、灰皿ケース内に、別体の小物入れケースを内装した ものが知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、車室内装部材の灰皿格納部に装着される灰皿ケースは深底に形成さ れる構造のものが一般的であり、その灰皿ケース内に対し、可能な限り収納スペ ースを大きく形成した小物入れケースを内装したとしても、その小物入れケース の収納スペースは灰皿ケースのすいがら収納スペースよりも小さくなり、収納効 率が悪くなる。 さらに、灰皿ケースに対応して小物入れケースも深底となるため、コインのよ うな小物を取出すことが困難となる。
【0004】 この考案の目的は、前記した従来の問題点に鑑み、車室内装部材の灰皿格納部 を有効に利用してコインやメガネのような各種の小物を選別して収納することが できる車両用小物入れ装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、この考案は、車室内装部材の灰皿格納部に装着さ れる小物入れ装置であって、 前記灰皿格納部には、上下複数段の収納部を有しかつ最上段の収納部を浅底の 小物入れ室としている第1ケース体が組付けられ、 前記第1ケース体の下段の収納部には深底の小物入れ室を有する第2ケース体 が開閉可能に組付けられている。
【0006】
【作用】
前記したように構成される車両用小物入れ装置において、コインのような小物 は第1ケース体の最上段の浅底の小物入れ室に収納され、メガネのような嵩張る 小物は第2ケース体の深底の小物入れ室に収納される。 このように、第1、第2の両小物入れ室に各種の小物を選別して収納すること で使い勝手の向上を図ることができる。
【0007】
【実施例】
以下、この考案の一実施例を図面にしたがって説明する。 図1と図2において、車室内装部材としてのインストルメントパネル1に形成 される灰皿格納部2の開口部3に装着される小物入れ装置は、リテーナ4と第1 、第2の両ケース体11,31とを主体として構成されている。
【0008】 灰皿格納部2の開口部3に取付けられるリテーナ4は上板5と左右の両側板6 とを備え、これら両側板6の内側面には第1ケース体11を引出し、押込み案内 するためのガイドレール7が設けられている。 第1ケース体11は、図示しない灰皿ケースと略同じ大きさの外形状をなしか つ上下二段の収納部を有する箱形状に形成されるとともに、第1ケース体11の 上部左右両側にはガイドレール7に嵌込まれる摺動部12が形成されている。
【0009】 第1ケース体11の上段の収納部は、同第1ケース体11の上面に開口する浅 底の小物入れ室13としている。また、第1ケース体11の下段の収納部14は 同第1ケース体11の前面に開口しており、その下段の収納部14には後述する 第2のケース体31が開閉可能に組付けられる。
【0010】 また、この実施例において、リテーナ4と第1ケース体11との間には、第1 ケース体11を引出方向へ付勢する駆動機構15と、第1ケース体11の急激な 引出し動作を抑制するダンパ機構18と、第1ケース体11を押込み位置(閉じ 位置)に係止保持するカムロック機構20と、第1ケース体11を引出し位置( 開き位置)に係止保持する係止機構25とがそれぞれ配設されている。
【0011】 前記駆動機構15は、リテーナ4の上板5下面に設けられたラック16と、該 ラック16に噛合って第1ケース体11の上面に組付けられた駆動ピニオン17 とを主体として構成されており、前記駆動ピニオン17が図示しないうず巻きば ねの弾発力によって所定方向へ回転されることで、第1ケース体11が引出し位 置まで引出されるようになっている。
【0012】 前記ダンパ機構18は、前記ラック16と、該ラック16に噛合って第1ケー ス体11の上面に組付けられたダンパ歯車19とを主体として構成されており、 第1ケース体11の引出し動作時に、ダンパ歯車19が流体抵抗に基づいて回転 されることで、第1ケース体11の急激な引出しを抑制するようになっている。
【0013】 前記カムロック機構20は、リテーナ4の上板5下面の奥側寄りに揺動可能に 軸支され、前端部にロックピン22を下向に有するロックレバー21と、第1ケ ース体11の上面の奥側寄りに形成されたハート形状のカム通路23を主体とし て構成されている。そして第1ケース体11が押込み位置まで押込まれることで 、ロックピン22とカム通路23のロック凹部24とが係合して第1ケース体1 1を押込み位置に係止し、その押込み位置からさらに第1ケース体11を若干押 込むことで、前記ロックピン22とロック凹部24との係合が解除されるように なっている。
【0014】 前記係止機構25は、リテーナ4のガイドレール7の側壁面に凹設された係合 凹部26と、該係合凹部26に係脱可能に係合する位置において第1ケース体1 1の摺動部12の側面に取付けられた板ばねよりなる係止ばね27とを主体とし て構成されており、第1ケース体11が引出し位置まで引出されたときに、前記 係合凹部26に係止ばね27が係合することで、第1ケース体11が引出し位置 に係止されるようになっている。
【0015】 前記第1ケース体11の下段の収納部14には、第2ケース体31が支持ピン 32を中心として開閉可能に組付けられる。 第2ケース体31は、上方に開口する深底の小物入れ室33を有する箱形状に 形成されており、その両側板の下部前側寄り部分に形成された軸孔34に支持ピ ン32が嵌挿されて回動可能に組付けられるとともに、両側板のうち、一方の側 板の上方には、第1ケース体11の一方の側壁に形成されたガイド孔35に嵌挿 されるガイドピン36を先端部にもつアーム37が形成されている。
【0016】 なお、前記第1ケース体11のガイド孔35は、前記支持ピン32を中心とす る円弧状に形成されている。 また、第2ケース体31の前面板の上端部中央には、前方に突出する取手38 と、後方に突出する係止片39とがそれぞれ形成されており、係止片39の先端 には、第2のケース体31を閉じ位置まで閉じたときに、図3に示すように、第 1ケース体11の仕切板11a下面の係止溝40と係脱可能に係合する係止突起 39aが形成されている。
【0017】 この実施例は上述したように構成される。したがって、押込み位置に保持され た第1ケース体11を若干押込むことで、カムロック構成20のロック解除がな され、駆動ピニオン17の回転によって第1ケース体11がガイドレール7に案 内されて、図3に示すように引出し位置まで引出されている。 ここで、第1ケース体11の上段の小物入れ室13に対し、小物、例えば、コ インの出入れが行われる。 第1ケース体11の上段の小物入れ室13は浅底に形成されるため、その小物 入れ室に対しコインの出入れが容易に行われる。
【0018】 第1ケース体11が元の押込み位置まで押込まれ、カムロック機構20によっ て前記押込み位置に保持された状態において、係止溝40と係止突起39aとの 係合力に抗して第2ケース体31をその取手38によって手前側へ引張すること で、第2ケース体31が支持ピン32を中心として図2に示すように開放される 。 ここで第2ケース体31の小物入れ室33に対し小物の出入れが行われる。第 2ケース体31の小物入れ室33は深底に形成されるため、メガネのような比較 的嵩張る小物であっても良好に収納される。
【0019】 なお、上記実施例においては、リテーナ4に対し第1ケース体11をプッシュ ・オープン式に構成したが、これに限るものではなく、手動の引出し式としても よく、回動式としてもよい。 また、上記実施例においては、第1ケース体11に上下2段の収納部を設け、 上段の収納部を浅底の小物入れ室13とし、下段の収納部に深底の小物入れ室3 3を有する第2ケース体31を開閉可能に組付けたが、これに限るものではない 。例えば、第1ケース体に上下3段の収納部を設け、最上段の収納部を浅底の小 物入れ室とし、中段の収納部にカード入れ用のケース体を引出し可能に組付け、 下段の収納部に深底の小物入れ室を有する第2ケース体を開閉可能に組付けても よい。
【0020】
【考案の効果】
以上述べたように、この考案によれば、車室内装部材の灰皿格納部に装着され る第1ケース体の最上段に形成される浅底の小物入れ室と、前記第1ケース体の 下段の収納部に開閉可能に組付けられる第2ケース体の深底の小物入れ室との双 方に、コインやメガネなどの各種の小物を選別して収納することで、使い勝手の 向上を図ることができ、車室内装部材の灰皿格納部のスペースを、収納効率のよ い小物入れスペースとして有効利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】車両用小物入れ装置を分解して示す斜視図であ
る。
【図2】押込み位置にある第1ケース体に対し第2ケー
ス体を開放した状態を示す側断面図である。
【図3】車室内装部材の灰皿格納部に対し第1ケース体
を引出した状態を示す側断面図である。
【符号の説明】
1 インストルメントパネル(車室内装部材) 2 灰皿格納部 4 リテーナ 11 第1ケース体 13 浅底の小物入れ室 14 下段の収納部 31 第2ケース体 33 深底の小物入れ室

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車室内装部材の灰皿格納部に装着される
    小物入れ装置であって、 前記灰皿格納部には、上下複数段の収納部を有しかつ最
    上段の収納部を浅底の小物入れ室としている第1ケース
    体が組付けられ、 前記第1ケース体の下段の収納部には深底の小物入れ室
    を有する第2ケース体が開閉可能に組付けられているこ
    とを特徴とする車両用小物入れ装置。
JP734792U 1992-01-24 1992-01-24 車両用小物入れ装置 Pending JPH0558467U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP734792U JPH0558467U (ja) 1992-01-24 1992-01-24 車両用小物入れ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP734792U JPH0558467U (ja) 1992-01-24 1992-01-24 車両用小物入れ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0558467U true JPH0558467U (ja) 1993-08-03

Family

ID=11663421

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP734792U Pending JPH0558467U (ja) 1992-01-24 1992-01-24 車両用小物入れ装置

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JP (1) JPH0558467U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101449316B1 (ko) * 2013-07-18 2014-10-08 현대자동차주식회사 차량용 선글라스 케이스
KR101449317B1 (ko) * 2013-07-18 2014-10-08 현대자동차주식회사 차량용 선글라스 케이스

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH025343B2 (ja) * 1982-03-18 1990-02-01 Ricoh Kk

Patent Citations (1)

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