JPH0557410U - パイプジョイント - Google Patents

パイプジョイント

Info

Publication number
JPH0557410U
JPH0557410U JP23492U JP23492U JPH0557410U JP H0557410 U JPH0557410 U JP H0557410U JP 23492 U JP23492 U JP 23492U JP 23492 U JP23492 U JP 23492U JP H0557410 U JPH0557410 U JP H0557410U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coil spring
diameter
lock pin
joint body
shaft portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP23492U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0636330Y2 (ja
Inventor
正大 松浦
映一 合川
Original Assignee
アサヒ産業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by アサヒ産業株式会社 filed Critical アサヒ産業株式会社
Priority to JP23492U priority Critical patent/JPH0636330Y2/ja
Publication of JPH0557410U publication Critical patent/JPH0557410U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0636330Y2 publication Critical patent/JPH0636330Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 仮設足場用建枠の縦パイプを接続するジョイ
ントの構造を簡略化してジョイントピンの外部への突出
量を少なくし、耐久性を向上させる。 【構成】 ジョイント本体1の中間部外周に設けた大径
部2の両側に横孔3、4を設け、ジョイント本体1内で
両横孔3、4間に圧縮状態で組込んだコイルばね26の
一方端部に小径巻回部27を設ける。ジョイントピン2
1は両横孔3、4間を貫通する軸部22の一端に上方へ
の屈曲部23とこの屈曲部23の上端に設けた係止片2
4とを連設して形成され、コイルばね26の小径巻回部
27は軸部22よりも少し小径に形成され、コイルばね
26内に軸部22を圧入すると軸部22に設けた小径段
部25内に小径巻回部27が弾力的に嵌合し、コイルば
ね26とロックピン21が結合され、ロックピン21に
コイルばね26で係止片24がジョイント本体1の係止
孔5に常時嵌合する方向の弾性を付勢している。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、パイプジョイント、更に詳しくは、枠組仮設足場を構成する建枠 を上下に接続するジョイントに関する。
【0002】
【従来の技術】
門型や鳥居型に形成された建枠を用い、枠組仮設足場を構築するには、各建枠 における両側縦パイプの上端にジョイントを取付けておき、起立させた下位建枠 をブレースで順次結合すると共に、下位建枠上に上位建枠を、ジョイントに縦パ イプの下端を挿入して接続することにより立設し、対向する建枠をブレースで結 合すると共に足場板を架設することによって組立てられる。
【0003】 従来、上下の建枠を結合するジョイントの一例は、図3に示すように、パイプ を用いたジョイント本体1の中間部外周に大径部2を設け、この大径部2の軸心 を挾む両側に横孔3、4を形成し、ジョイント本体1の外周で一方横孔3の直上 位置に係止孔5が設けられている。
【0004】 ロックピン6は両横孔3、4を貫通する軸部7の一端に上方への屈曲部8を設 け、この屈曲部8の上端に係止孔5へ抜差自在に嵌合する係合片9を連成して形 成され、大径部2の外側に突出する軸部7の他端側にカシメ部10を設け、この カシメ部10と大径部2の外面間に縮設したコイルばね11でロックピン6に係 合片9が係止孔5に常時嵌合する方向の移動弾性を付勢している。
【0005】 下位建枠の縦パイプAとジョイント本体1とは、縦パイプAの上端に大径部2 の下面段部が当接するように両者を嵌合し、ジョイント本体1の下部と縦パイプ Aをカシメピン12の貫通によって結合している。
【0006】 また、上位建枠における縦パイプBの下部外周面に、ジョイント本体1の上半 部に挿入したとき係止孔5と連通する位置に係止孔13が設けられ、両係止孔5 、13にわたって嵌合する係止片9によって縦パイプBとジョイント本体1を結 合すると共に、コイルばね11を圧縮するように軸部7を押込んで係止片9を係 止孔5、13から抜き取ることにより、接続を解くようになっている。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上記のような従来のジョイントは、ロックピン6に対してコイルば ね11をジョイント本体1の外部で組込んでいるため、外部からの衝撃により、 コイルばね11に破損が生じやすいと共に、コイルばね11の組込みスペース分 だけロックピン6は軸部7が長くなり、ジョイント本体1への突出両が多く邪魔 になるという問題がある。
【0008】 そこで、この考案は、上記のような問題点を解決するため、コイルばねをジョ イント本体内に収納して損傷の発生をなくし、ジョイントピンの短尺化を図るこ とができるパイプジョイントを提供することを課題としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記のような課題を解決するため、この考案は、中間部外周面にパイプ支持用 の段部を形成するための大径部を有し、この大径部の軸心を挾む両側の位置に横 孔と、大径部よりも上部の外周面で一方横孔の直上位置に係止孔とを設けたパイ プ製のジョイント本体と、 前記ジョイント本体の両横孔にわたって貫通する軸部の一端に、上方への屈曲 部と、この屈曲部の上端から連なって屈曲し、係止孔に対して抜差自在となる係 合片を設けたロックピンと、 前記ジョイント本体内において軸部に外嵌するよう組込まれ、ロックピンに係 合片が常時係止孔に嵌合する方向の移動弾性を付勢するコイルばねとからなり、 前記ロックピンは軸部外周に小径段部を周設し、コイルばねは軸部に対して遊 嵌する内径を有し、その一方端部に軸部よりも少し小径で小径段部に嵌合する内 径の小径巻回部を設け、 ジョイント本体内にコイルばねを収納した状態で、一方の横孔から他方の横孔 へコイルばね内を通過するように軸部を挿入し、小径巻回部に対して軸部を強制 圧入することにより、軸部の小径段部を小径巻回部と係合させ、ロックピンとコ イルばねを結合した構成を採用したものである。
【0010】
【作用】
ジョイント本体内の横孔間にコイルばねを組込んだ状態で、一方の横孔から他 方横孔へロックピンの軸部を貫通するように圧入すると、軸部はコイルばねの小 径巻回部を押し広げて通過し、小径凹部が臨むと小径巻回部はこの小径凹部内へ 弾力的に嵌合し、ロックピンとコイルばねは結合され、ロックピンはその係合片 が係止孔に常時嵌合する方向の弾性が付勢される。
【0011】 また、ロックピンの軸部をコイルばねに抗して押し込むと、係合片が係止孔か ら抜けることになる。
【0012】
【実施例】
以下、この考案の実施例を添付図面の図1と図2に基づいて説明する。なお、 図3に示した従来例と同一部分については同一符号を付して説明に代える。
【0013】 図示のように、ロックピン21は金属軸材を用いた軸部22と屈曲部23及び 係止片24からなり、軸部22は大径部2の一方の外面から他方の外面に貫通す る長さを有し、屈曲部23が大径部2の外面に当接する状態で、軸部22のジョ イント本体1内に位置する部分の外周面には他方横孔4に近接する位置に小径段 部25が周設されている。
【0014】 コイルばね26は、ジョイント本体1の内部径方向に圧縮状態で組込む長さと 、軸部22が遊嵌する内径を有し、その一方端部には軸部22の外径よりも少し 小径で小径段部25へ弾力的に嵌合する内径の小径巻回部27が設けられている 。
【0015】 ジョイント本体1に対してロックピン21及びコイルばね26をセットするた めには、図2のように、先ず、ジョイント本体1内の両横孔3と4間の位置にコ イルばね26を圧縮状態で挿入する。 次に、ロックピン21の軸部22を一方の横孔3に臨ませ、この軸部22を一 方の横孔からコイルばね26内を通って他方横孔4に貫通するように挿入する。
【0016】 軸部22はコイルばね26の小径巻回部27を押し広げるように貫通して行き 、屈曲部23が大径部2の外面に当接した時点で小径段部25が丁度小径巻回部 27に望み、小径巻回部27は縮径弾性によって小径段部25へ嵌合し、これに よってコイルばね26とロックピン21が結合され、ロックピン21はジョイン ト本体1に対し抜止状に保持され、かつコイルばね26によって係合片24が常 時係止孔5に嵌合する方向の弾性が付勢される。
【0017】 図1は上下建枠の縦パイプA、Bを接続した状態を示し、縦パイプAとジョイ ント本体1はカシメピン12によって結合され、縦パイプBとジョイント本体1 は両者の係止孔5、13に嵌合する係止片24によって結合されている。
【0018】 ジョイント本体1に対する縦パイプBの抜差しを行なうときは、ロックピン2 1における軸部22の端部をコイルばね26に抗してジョイント本体1内に押込 み、図1に一点鎖線で示すように、係止片24を両係止孔5、13から抜け出た 位置に保持しておけばよい。
【0019】
【効果】
以上のように、この考案によると、上記のような構成であるので、以下に示す 効果がある。
【0020】 (I)コイルばねをジョイント本体内に収納したので、コイルばねを確実に保護 することができ、耐久性の向上が図れる。
【0021】 (II)コイルばねをジョイント本体内に収納したので、ジョイント本体の外部に 対するロックピンの突出量を少なくすることができ、ロックピンの短尺化による 使用材料の削減と共に、邪魔になる部分の発生を少なくできる。
【0022】 (III )コイルばね内にロックピンを圧入するだけで両者の結合が行なえるので 、構造が簡単となり、組立て作業が容易に行なえる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係るパイプジョイントの縦断面図
【図2】同上の要部を示す組立時の説明図
【図3】従来のパイプジョイントを示す縦断面図
【符号の説明】
1 ジョイント本体 2 大径部 3、4 横孔 5 係止孔 21 ロックピン 22 軸部 23 屈曲部 24 係止片 25 小径段部 26 コイルばね 27 小径巻回部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中間部外周面にパイプ支持用の段部を形
    成するための大径部を有し、この大径部の軸心を挾む両
    側の位置に横孔と、大径部よりも上部の外周面で一方横
    孔の直上位置に係止孔とを設けたパイプ製のジョイント
    本体と、 前記ジョイント本体の両横孔にわたって貫通する軸部の
    一端に、上方への屈曲部と、この屈曲部の上端から連な
    って屈曲し、係止孔に対して抜差自在となる係合片を設
    けたロックピンと、 前記ジョイント本体内において軸部に外嵌するよう組込
    まれ、ロックピンに係合片が常時係止孔に嵌合する方向
    の移動弾性を付勢するコイルばねとからなり、 前記ロックピンは軸部外周に小径段部を周設し、コイル
    ばねは軸部に対して遊嵌する内径を有し、その一方端部
    に軸部よりも少し小径で小径段部に嵌合する内径の小径
    巻回部を設け、 ジョイント本体内にコイルばねを収納した状態で、一方
    の横孔から他方の横孔へコイルばね内を通過するように
    軸部を挿入し、小径巻回部に対して軸部を強制圧入する
    ことにより、軸部の小径段部を小径巻回部と係合させ、
    ロックピンとコイルばねを結合したパイプジョイント。
JP23492U 1992-01-08 1992-01-08 パイプジョイント Expired - Lifetime JPH0636330Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23492U JPH0636330Y2 (ja) 1992-01-08 1992-01-08 パイプジョイント

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23492U JPH0636330Y2 (ja) 1992-01-08 1992-01-08 パイプジョイント

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0557410U true JPH0557410U (ja) 1993-07-30
JPH0636330Y2 JPH0636330Y2 (ja) 1994-09-21

Family

ID=11468281

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23492U Expired - Lifetime JPH0636330Y2 (ja) 1992-01-08 1992-01-08 パイプジョイント

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0636330Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017203375A (ja) * 2017-07-19 2017-11-16 晃輝 平山 くさび緊結式足場用支柱及びそれを用いた支柱構造

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017203375A (ja) * 2017-07-19 2017-11-16 晃輝 平山 くさび緊結式足場用支柱及びそれを用いた支柱構造

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0636330Y2 (ja) 1994-09-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH04211791A (ja) 入れ子式チューブを結合する継手とその方法
JPH0557410U (ja) パイプジョイント
JPH0614523U (ja) 穴用スナップリングのロック部材
JPH0214555B2 (ja)
JPH0649753Y2 (ja) 鋼管足場用の鋼管連結構造
JPH0444675Y2 (ja)
KR200242893Y1 (ko) 울타리의 조립구조
JPH051545Y2 (ja)
JPH0745704Y2 (ja) 仮設足場用支柱の連結具
JPS5835713Y2 (ja) 電柱用支線棒
JP3100484U (ja) 締結部材
JP2574815Y2 (ja) パイプハウス骨組み用パイプ類の連結構造
JPS5830888Y2 (ja) 組立用ブロツク
JP3101758B2 (ja) 埋没式柵柱
KR100243855B1 (ko) 텐트용 알루미늄 폴대의 접속관 결합구조
JPH0583191U (ja) ジョイントピンの抜け止め具
JP3354484B2 (ja) プラグとコネクタの接続構造
KR200199025Y1 (ko) 텐트와 폴의 연결장치
JPH09119217A (ja) 仮設足場用支柱連結具の組立方法
JPH0136988Y2 (ja)
JPH066258Y2 (ja) 金属棒の連結金具
JP2523501Y2 (ja) ロック連結管用組立治具
JPS6348104Y2 (ja)
KR200250978Y1 (ko) 조립식 풀장의 프레임 연결 조인트
JPS6132278U (ja) グレ−チングの連結構造

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19950328