JP3101758B2 - 埋没式柵柱 - Google Patents

埋没式柵柱

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JP3101758B2
JP3101758B2 JP09079749A JP7974997A JP3101758B2 JP 3101758 B2 JP3101758 B2 JP 3101758B2 JP 09079749 A JP09079749 A JP 09079749A JP 7974997 A JP7974997 A JP 7974997A JP 3101758 B2 JP3101758 B2 JP 3101758B2
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純三 立野
恭夫 中川
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UNION CO.,LTD.
Nakagawa Sangyo Co Ltd
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UNION CO.,LTD.
Nakagawa Sangyo Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、柱体を地中に埋
設した埋設筒内から引き出して使用し、不使用時には柱
体を埋設筒内に没入させて収納するようにした埋没式柵
柱に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の埋没式柵柱の埋設筒は、地中に埋
設して使用するものであり、腐食しやすく、上からの圧
力により損傷する部分があるので、長年使用しても腐食
しない強度のある強化プラスチック(FRP)等が使用
されていた。また、埋設筒は、地中で回動しないように
するためと、内側面の角を柱体の下部に設けたガイドピ
ンを案内するガイド溝の役割をさせるために、断面方形
の筒状に形成されたものであった。
【0003】そのため、従来の埋没式柵柱は、埋設筒が
成形しにくく、製造価格が高いという問題点があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこでこの発明では、
上記の問題点を解決し、埋設筒を簡単で生産性の良いも
のとし、製造価格を安くした埋没式柵柱を提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】そのためこの発明では、
断面方形の埋設筒1と、前記埋設筒1内に昇降自在に嵌
挿された柱体2とを有し、柱体2を昇降させて柱体2を
地表Gに出没させるようにした埋没式柵柱であって、埋
設筒1を断面略L字形に折曲した金属板からなる側面板
1aを向かい合わせに二枚組み合わせたものとし、さらに
側面板1aの両側端部に互いに接合する接合部1e,1fを設
けた埋没式柵柱とした。
【0006】この発明では、埋設筒1を金属板を折曲し
たもので構成したため、埋設筒1が簡単に製造できるよ
うになる。
【0007】また請求項2に記載の発明のように、請求
項1記載の発明の構成に加え、側面板1a,1aの接合部
(1e,1f)どうしが、かしめ加工により接合されている
ものとすれば、特別な設備を必要としないで製造できる
ので、さらに生産性が良くなる。
【0008】請求項3に記載の発明のように、側面板1a
の一方の接合部が側端部を90°外側に折り曲げて形成
された鍔部1eであり、他方の接合部が側端部を180°
内側に折り曲げて形成された鍔挟持部1fであり、前記鍔
部1eと鍔挟持部1fをかしめることにより接合されている
ものとすれば、接合部の構造が簡単になるだけでなく、
二枚の側面板1aが同一形状になるので、さらに生産性が
良くなる。
【0009】請求項4に記載の発明のように、請求項3
記載の発明の構成に加え、鍔部1eに位置決め用穴1hを形
成し、鍔挟持部1fの前記穴1hに対応する位置に位置決め
用突起1jを形成したものとすれば、二枚の側面板1aを接
合するときの位置決めが容易になるだけでなく、位置決
め用穴1hと位置決め用突起1jが嵌合して接合した後に位
置ずれが生じなくなる。
【0010】請求項5に記載の発明のように、請求項
1,2,3又は4記載の発明の構成に加え、側面板1aの
下部に穴1cを形成し、底板5の両端に設けた舌片5aを前
記穴1cに挿入して底板5を固定するようにすれば、底板
5を簡単且つ強固に固定できるようになる。
【0011】請求項6に記載の発明のように、側面板1a
がステンレス板からなるものとすれば、埋設筒1は長年
使用しても腐食しなくなる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。
【0013】図1は、施工状態を示す斜視図であって、
この発明の埋没式柵柱は、断面方形の埋設筒1と、前記
埋設筒1内に昇降自在に嵌挿された柱体2とを有してい
る。そして、柱体2を埋設筒1内より引き出すことによ
り柱体2を地表Gに突出させ、柱体2を埋設筒1内に没
入させることにより収納するようになっている。
【0014】埋設筒1は、ステンレス板をプレス加工に
より断面略L字形に形成した側面板1aを向かい合わせに
二枚組み合わせたものであり、図2の断面図に示すよう
に、内部に柱体2を収納可能な断面略正方形の収納部3
を形成している。さらに、埋設筒1の上端部には、図1
に示すように、ドーナツ状のカバー4を設けており、カ
バー4の内側端4aは柱体2を昇降するときのガイドにな
っている。
【0015】またさらに、埋設筒1の下端部には、底板
5を設けており、柱体2を地中に没入させたときに必要
以上に柱体2が没入しないようにし、柱体2の上端とカ
バー4の上面とが略同一高さになるようにしている。
【0016】底板5は、収納部3の断面と略同一の大き
さを有する金属板であり、両端には舌片5aを設けてい
る。
【0017】図3は、埋設筒1の側面板1aの構造を説明
する斜視説明図であり、図示のとおり、側面板1aの上部
には、穴1bが形成されており、その穴1bを覆うようにし
て柱体2の下部に取り付けたガイドピン2aの端部が嵌入
可能な鉤溝を形成したカバー1dを取り付けている。さら
に、側面板1aの下部には前記底板5の舌片5aを支持可能
な穴1cを形成している。尚、底板5は、二枚の側面板1a
が接合されるときに舌片5aを穴1cに差し込むことにより
固定される。
【0018】側面板1aは、両側端部に互いに接合する接
合部を設けており、この実施例では、一方の接合部を、
側端部を90°外側に折り曲げて形成された鍔部1eと
し、他方の接合部を、側端部を180°内側に折り曲げ
て形成された鍔挟持部1fとしている。さらに、前記鍔部
1eには任意の位置に位置決め用穴1hを複数形成してお
り、鍔挟持部1fの前記穴1hに対応する位置には位置決め
用突起1jを形成している。
【0019】そして、一方の側面板1aの鍔挟持部1fによ
り形成された隙間に、もう一方の側面板1aの鍔部1eを入
れてかしめることにより、二枚の側面板1aが接合される
ようになっている。二枚の側面板1aを接合したとき、位
置決め用突起1jが位置決め用穴1hに嵌入されるので、接
合部が位置ずれしなくなっている。
【0020】また、側面板1aの上部は、90°外側に折
曲されており、前記ドーナツ状のカバー4を取り付ける
ためのカバー取付部1gとなっている。
【0021】このように構成された埋没式柵柱は、使用
時に柱体2を、地中に埋設した埋設筒1から引き出して
地表Gに突出させ、不使用時には柱体2を埋設筒1に没
入させて収納する。
【0022】柱体2を埋設筒1から引き出すとき、収納
部3の角部3aは、ガイドピン2aの端部が通るガイド溝の
役割をする。そして、埋設筒1の最上部まで柱体2を引
き出してから時計回りに回動させると、ガイドピン2aの
端部がカバー1dの鉤溝に入り、柱体2が下降しなくな
る。
【0023】柱体2を没入させるときは、前記と逆の操
作を行う。
【0024】
【発明の効果】この発明の埋没式柵柱は上述のように、
埋設筒1が断面略L字形に折曲した金属板からなる側面
板1aを向かい合わせに二枚組み合わせたものであるの
で、簡単に製造できるようになり、生産性が良くなり、
製造価格が安くなる。
【0025】請求項2に記載の発明のように、請求項1
記載の構成に加え、側面板1a,1aの接合部1e,1fどうし
が、かしめ加工により接合されているものとすれば、さ
らに生産性が良くなる。
【0026】請求項3に記載の発明のように、請求項1
記載の構成に加え、側面板1aの一方の接合部が側端部を
90°外側に折り曲げて形成された鍔部1eであり、他方
の接合部が側端部を180°内側に折り曲げて形成され
た鍔挟持部1fであり、前記鍔部1eと鍔挟持部1fをかしめ
て接合したものとすれば、接合部の構造が簡単になるだ
けでなく、二枚の側面板が同一形状になるので、さらに
生産性が良くなり、製造価格が安くなる。
【0027】請求項4に記載の発明のように、請求項3
記載の構成に加え、鍔部1eに位置決め用穴1hを形成し、
鍔挟持部1fの前記穴1hに対応する位置に位置決め用突起
1jを形成すれば、接合するときの位置決めが容易になる
だけでなく、接合後も位置ずれが生じなくなり、接合が
強固になる。
【0028】請求項5に記載の発明のように、請求項
1,2,3又は4記載の発明の構成に加え、側面板1aの
下部に穴1cを形成し、底板5の両端に設けた舌片5aを前
記穴1cに挿入して底板5を固定するようにすれば、底板
5を簡単且つ強固に固定できるので、生産性が高くな
る。
【0029】請求項6に記載の発明のように、前記側面
板1aにステンレス板を使用すれば、長年使用しても腐食
せず、耐久性のよいものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の埋没式柵柱の施工状態を示す説明図
である。
【図2】この発明の埋没式柵柱の柱体収納時における断
面図である。
【図3】埋設筒の側面板の構造を説明する斜視説明図で
ある。
【符号の説明】
G 地表 1 埋設筒 2 柱体 1a 側面板 1c 穴 1e 鍔部 1f 鍔挟持部 1h 位置決め用穴 1j 位置決め用突起 5 底板 5a 舌片
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E01F 13/00

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 断面方形の埋設筒(1)と、前記埋設筒
    (1)内に昇降自在に嵌挿された柱体(2)とを有し、
    柱体(2)を昇降させて柱体(2)を地表(G)に出没
    させるようにした埋没式柵柱であって、埋設筒(1)を
    断面略L字形に折曲した金属板からなる側面板(1a)を
    向かい合わせに二枚組み合わせたものとし、さらに側面
    板(1a)の両側端部に互いに接合する接合部(1e,1f)
    を設けたことを特徴とする埋没式柵柱。
  2. 【請求項2】 側面板(1a,1a)の接合部(1e,1f)ど
    うしが、かしめ加工により接合されていることを特徴と
    する請求項1記載の埋没式柵柱。
  3. 【請求項3】 側面板(1a)の一方の接合部が側端部を
    90°外側に折り曲げて形成された鍔部(1e)であり、
    他方の接合部が側端部を180°内側に折り曲げて形成
    された鍔挟持部(1f)であり、前記鍔部(1e)と鍔挟持
    部(1f)をかしめて接合していることを特徴とする請求
    項1記載の埋没式柵柱。
  4. 【請求項4】 鍔部(1e)に位置決め用穴(1h)を形成
    し、鍔挟持部(1f)の前記穴(1h)に対応する位置に位
    置決め用突起(1j)を形成したことを特徴とする請求項
    3記載の埋没式柵柱。
  5. 【請求項5】 側面板(1a)の下部に穴(1c)を形成
    し、底板(5)の両端に設けた舌片(5a)を前記穴(1
    c)に挿入して底板(5)を固定したことを特徴とする
    請求項1,2,3又は4記載の埋没式柵柱。
  6. 【請求項6】 側面板(1a)がステンレス板からなるも
    のであることを特徴とする請求項1,2,3,4又は5
    記載の埋没式柵柱。
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