JPH0557277U - 扉の開閉装置 - Google Patents

扉の開閉装置

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JPH0557277U
JPH0557277U JP68692U JP68692U JPH0557277U JP H0557277 U JPH0557277 U JP H0557277U JP 68692 U JP68692 U JP 68692U JP 68692 U JP68692 U JP 68692U JP H0557277 U JPH0557277 U JP H0557277U
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JP
Japan
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door
closed
motor
closing
opening
Prior art date
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Pending
Application number
JP68692U
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English (en)
Inventor
幹雄 東
健 谷水
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Daihatsu Diesel Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Daihatsu Diesel Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 開閉駆動用のアクチュエータへの給電停止時
に重り等による機械的な付勢機構にて閉動作するように
構成された自動扉の開閉装置において,この付勢機構に
て扉が閉じる場合でも,該扉が適度の速度でもって閉動
作し得るように制動制御すること。 【構成】 扉3は直流電動機8にて開閉動作される。そ
して,火災等が発生して上記直流電動機8への給電が停
止された場合,上記扉3は重り9の付勢力にて閉動作さ
れる。この場合,上記直流電動機8の巻線に対する給電
線が短絡状態となり,上記扉3の閉動作に伴って従動回
転する上記直流電動機8においては,発電制動が働く。
これにより,上記扉3の閉動作時における移動速度は好
適に制動制御される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は,自動扉の開閉装置に係り,詳しくは,例えば火災等の発生による緊 急時において開閉駆動用のアクチュエータへの給電が停止された際に機械的な付 勢機構にて閉動作される扉の開閉装置に関するものである。
【0002】
【考案の背景】
一般に,この種の扉では,通常の人の出入りに伴う開閉動作以外に,非常時に おいて扉を閉動作させる機能を要求される場合がある。これは,例えば火災発生 時においてその延焼を防止すべく機能させる場合に相当する。 この場合の動作として,当該装置に対する給電可能状態下にあっては,人の出 入りを検知するセンサからの信号入力を禁止し,火災警報信号との連動のもとに 扉が閉動作される。 他方,給電停止状態下にあっては,バッテリーを具備するものではこのバッテ リーからの給電により扉が閉動作される。また,このようなバッテリーを具備し ない装置にあっては,以下に示すような機械的な付勢機構にて扉を閉動作させる 構造が採用されている。 即ち,スプリング,ゴム等の弾性付勢力或いは重りの作用にて扉が自走的に閉 動作する。また,扉が走行するレールが予め閉方向に向けて傾斜配備されており ,該扉はこのレールに沿って自走的に閉動作する。 上記のような各種構造によって,非常時に扉を閉動作させ得る機能が達成され るが,火災の発生により停電状態となって当該装置への給電が停止された状態下 にあっては,火災による燃焼との関係で,上記構造の内,バッテリー,ゴム等を その構成要素する装置では扉の閉動作が保証されない。 そこで,上記のような非常時における扉の閉動作の確実性,コスト的に安価で ある等の点を考慮して,一般的にいわゆる傾斜レールによる方法,或いはスプリ ングや重り等を用いる方法等が採用されている。 ところが,このような機械的な付勢機構にて扉を閉動作させる構造にあっては ,前述の如くその確実な動作は確保し得るものの,扉が閉動作するに際して加速 度が加わり,衝撃的に閉じられる可能性がある。 そこで,本考案は,上記事情に鑑みて創案されたものであり,扉の開閉駆動用 のアクチュエータへの給電停止状態下にあって,機械的な付勢機構にて扉が閉じ る場合でも,該扉が適度の速度でもって閉動作し得るように制動制御することの できる扉の開閉装置の提供を目的とするものである。
【0003】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために,本考案が採用する主たる手段は,その要旨とする ところが,開閉駆動用のアクチュエータへの給電停止時に機械的な付勢機構にて 閉動作する扉の開閉装置において,上記アクチュエータに電動機を用いると共に ,上記扉が上記付勢機構にて閉動作する際の移動速度を上記電動機の発電制動作 用にて制御する発電制動回路を具備した点に係る扉の開閉装置である。
【0004】
【作用】
通常の人の出入りに際しては,扉は電動機にて最適速度で開閉動作される。 他方,例えば火災発生時等の停電による給電停止状態下にあっては,機械的な 付勢機構にて閉動作される上記扉は,上記電動機の発電制動作用にて適宜速度制 御される。
【0005】
【実施例】
以下添付図面を参照して,本考案を具体化した実施例につき説明し,本考案の 理解に供する。尚,以下の実施例は,本考案を具体化した一例であって,本考案 の技術的範囲を限定する性格のものではない。 ここに,図1は本考案の一実施例に係る扉の開閉装置を具備した自動扉の全体 構成図,図2は上記開閉装置の制御系の概略ブロック図,図3は上記開閉装置の 要部回路図,図4は上記開閉装置にて扉を開閉する場合の動作説明図である。 この実施例に係る開閉装置を備えた自動扉では,図1,図2及び図3に示す如 く,建物(不図示)の入口の上部にレール1が横設されており,該レール1には ,コロ2,2を介して扉3が開閉自在に懸架されている。上記レール1の上方に は,左右方向に離間してスプロケット4,5がそれぞれ回転自在に軸支されてお り,該スプロケット4,5には,チェーン6が無端状に巻き掛けられている。上 記チェーン6は,上記扉3と連結されており,上記スプロケット5が例えば直流 電動機8にて回転駆動されることにより,上記扉3は開閉動作される。 上記チェーン6には,更に重り9を垂下するワイヤ10が連結されている。上 記重り9は,扉3を常時閉方向へ機械的に付勢する作用をなし,上記直流電動機 8への給電停止時に,上記扉3を閉動作させる。 上記のような付勢機構においては,重り9に代えてスプリングを適用し,その 弾性付勢力を利用するようにしてもよい。更に,上記重りやスプリングを省略し ,レール1を扉3の閉方向に向けて予め傾斜配備し,扉3の自重の作用にて閉動 作させるようにしてもよい。 なお,図1において,LS1 ,LS2 ,LS3 及びLS4 の各リミットスイッ チは,レール1上における扉3の開閉位置を検出し,その制御タイミングを図る 作用をなし,上記直流電動機8を駆動制御する制御装置11に接続されている。
【0006】 即ち,上記扉3が高速で開動作されてリミットスイッチLS2 によりその位置 が検出されると,上記扉3は低速動作に切り替えられる。 上記リミットスイッチLS1 がONすることにより上記扉3の開放状態が検知 されると,重り9とバランスした状態のもとに扉3の開放状態が維持されるよう に制御がなされる。 上記扉3が重り9の付勢力の作用にて閉動作され,リミットスイッチLS3 に よりその位置が検知されると,後述の発電制動回路12の作用にて該扉3に対す る速度制御がなされる。 上記のようにして閉じられた扉3がリミットスイッチLS4 にて検知されると ,上記扉3の開閉動作に伴う一連の制御が終了する。 上記発電制動回路12では,上記扉3の閉動作時に,上記直流電動機8の巻線 を短絡状態にして閉回路を形成し得るように,リレーX1 ,X2 を具備しており ,その回路には,上記リミットスイッチLS3 の接点が介装されている。従って ,上記扉3が上述の付勢機構にて閉動作する際に,上記リレーX1 ,X2 及びリ ミットスイッチLS3 が動作することにより上記直流電動機8の巻線が短絡状態 となり,発電制動が働く。これにより,上記扉3は,好適に制動制御される。 また,上記回路は,上記扉3の重量等を考慮してその移動速度を調節し得るよ うに,上記直流電動機8における発電制動力を調整するためのボリュームVRを 備えている。
【0007】 本実施例に係る扉の開閉装置は上記したように構成されている。 引続き,上記開閉装置により扉3を開閉動作する場合の動作について,図4に 基づいて詳述する。 先ず,図外のセンサにて扉3の前後における人の存在が検知されると,直流電 動機8にはVM1 の制御電圧が給電され,上記扉3は高速で開動作される。 リミットスイッチLS2 にて上記扉3が検知されると,上記直流電動機8に対 する制御電圧がVM2 に切り替えられ,上記扉3の動作速度が低速に切り替えら れる。 そして,上記扉3の開放状態がリミットスイッチLS1 にて検知されると,上 記直流電動機8に対する制御電圧がVM3 に切り替えられ,重り9による閉方向 への付勢力とバランスするように制御がなされる。 人が通過することにより上記センサがOFF状態になると,リレーX1 ,X2 が切り替えられて上記直流電動機8に対する制御電圧の給電が解除される(図3 参照)。 すると,上記扉3は,重り9による機械的な付勢力の作用にて閉方向への自走 を開始する。 上記扉3がその慣性力の作用にて徐々に速度を増し,リミットスイッチLS3 にてその通過が検知されると,上記直流電動機8の巻線に対する給電線が閉回路 を形成して短絡状態となる。 すると,上記扉3の自走に伴って従動回転していた上記直流電動機8において は発電制動が働くこととなり,上記扉3の移動速度は好適に減速制御されること となる。その結果,上記扉3は滑らかに且つ静かに閉じられる。
【0008】 本実施例に係る装置は上記したように構成されているため,例えば火災発生時 において直流電動機8への給電が停止された状態下においても,扉3を確実に閉 動作させることができると共に,その際の移動速度も好適に制動制御することが できる。尚,火災発生時,給電停止状態下では,すべてのリミットスイッチから の信号入力が停止されるので,これを考慮して,扉3を閉動作の当初から減速制 御させるようにしてもよい。 なお,上記実施例においては,通常の人の出入りの際においても扉3の閉動作 は重り9の付勢力による場合を例に説明したが,非常時以外は直流電動機8にて 閉動作させるようにしてもよい。 また,扉3の通常の開閉動作時においてはチェーン6とワイヤ10とを切り離 して重り9をマグネットにて吊り下げ保持しておき,非常時にのみ上記ワイヤ1 0とチェーン6とをマグネットにて連結し,上記重り9の付勢力にて扉3を閉動 作させるようにしてもよい。 更にまた,上記実施例においては,直流電動機8を用いた場合を例に説明した が,この直流電動機8に代えて,例えば一般の三相かご型誘導電動機を用いるこ とも可能である。 この場合,直流を1相へ送ることにより発電制動作用を得ることができるが, この直流を確保するためのバッテリーを電源として備える必要がある。
【0009】
【考案の効果】
本考案は,上記したように,開閉駆動用のアクチュエータへの給電停止時に機 械的な付勢機構にて閉動作する扉の開閉装置において,上記アクチュエータに電 動機を用いると共に,上記扉が上記付勢機構にて閉動作する際の移動速度を上記 電動機の発電制動作用にて制御する発電制動回路を具備したことを特徴とする扉 の開閉装置であるから,扉の開閉駆動用のアクチュエータへの給電停止状態下に あって,機械的な付勢機構にて扉が閉じる場合でも,該扉が適度の速度でもって 閉動作し得るように好適に制動制御することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の一実施例に係る扉の開閉装置を具備
した自動扉の全体構成図。
【図2】 上記開閉装置の制御系の概略ブロック図。
【図3】 上記開閉装置の要部回路図。
【図4】 上記開閉装置にて扉を開閉する場合の動作説
明図。
【符号の説明】
3…扉 8…直流電動機 9…重り 11…制御装置 12…発電制動回路

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開閉駆動用のアクチュエータへの給電停
    止時に機械的な付勢機構にて閉動作する扉の開閉装置に
    おいて, 上記アクチュエータに電動機を用いると共に,上記扉が
    上記付勢機構にて閉動作する際の移動速度を上記電動機
    の発電制動作用にて制御する発電制動回路を具備したこ
    とを特徴とする扉の開閉装置。
JP68692U 1992-01-13 1992-01-13 扉の開閉装置 Pending JPH0557277U (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP68692U JPH0557277U (ja) 1992-01-13 1992-01-13 扉の開閉装置

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JP68692U JPH0557277U (ja) 1992-01-13 1992-01-13 扉の開閉装置

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JPH0557277U true JPH0557277U (ja) 1993-07-30

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ID=11480649

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JP68692U Pending JPH0557277U (ja) 1992-01-13 1992-01-13 扉の開閉装置

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Cited By (3)

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