JPH0643781B2 - 扉自動開閉装置 - Google Patents

扉自動開閉装置

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JPH0643781B2
JPH0643781B2 JP60176106A JP17610685A JPH0643781B2 JP H0643781 B2 JPH0643781 B2 JP H0643781B2 JP 60176106 A JP60176106 A JP 60176106A JP 17610685 A JP17610685 A JP 17610685A JP H0643781 B2 JPH0643781 B2 JP H0643781B2
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JP
Japan
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door
circuit
opening
detection circuit
power failure
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JP60176106A
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正之 林
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、モータを駆動源として扉を自動的に開閉する
扉自動開閉装置に係り、特に停電などの電源が切れた時
の保安対策に関する。
(従来技術) 従来のかかる扉自動開閉装置においては、一般に、停電
などにより電源が切れた場合、扉の開閉動作が所定の制
約を受けるようにはなっていない。すなわち、例えば、
扉が閉じている途中に電源が切れると、扉は重量物であ
るため、扉の移動慣性により、扉が閉じ続ける。この
時、人が近づき通り抜けようとすると、人が扉と衝突
し、怪我をするような可能性もあった。また、扉が開い
ている途中に電源が切れると、慣性により扉が開き続け
る。この時、扉の移動が制御されていないため、決めら
れた最大の開き位置より更に大きく開くことがあり、そ
れによって扉が機器に衝突し破損するといった虞れがあ
った。
このような問題点を回避するために特開昭54−512
34号公報に示されるように、電源の停電時に電機子を
抵抗を通して短絡する手段を備えて、停電時にモータに
制動をかける電動ドア装置が提案されている。しかしな
がら、この電動ドア装置では、停電時に扉の開閉速度の
抑止が可能で前記の問題点の回避は可能であるが、停電
時の扉の開閉動作方向及び開閉状態によらず扉に制動を
かけるため、モータ以外の駆動源がない場合には、扉の
動作が継続した方が好ましい場合でも扉が停止してしま
い好ましくない状態となる可能性があるという問題があ
る。
(発明の目的) 本発明は、簡単な構成にて停電時に扉の動作を止めるこ
とができ、通行人が扉に衝突したり、扉が機器に衝突し
て機器を破損したりすることを防止でき、かつ、扉の動
作が継続した方が好ましい場合には発電制動を停止させ
てより好ましい状態とすることのできる扉自動開閉装置
を提供するものである。
(発明の構成) 本発明は、ロータ及びステータの一方を永久磁石、他方
をコイルで構成した扉駆動用モータと、停電検出回路
と、この停電検出回路による停電検出時に前記扉駆動用
モータのコイルを抵抗を介して短絡し扉駆動用モータに
発電制動をかける発電制動回路とからなる扉自動開閉装
置において、発電制動回路は、扉の開き動作検出回路と
扉位置検出回路との信号を受けて扉が開き方向移動中で
かつ開き巾が小さいときに発電制御を停止させる信号を
出力する発電制動停止回路を具備した扉自動開閉装置で
ある。
この構成により、停電時に扉駆動用モータのコイルが短
絡され発電制動がかかり、扉が慣性でし続けることを防
止でき、しかも扉の動作が継続した方が好ましい場合に
は、発電制動を停止させてより好ましい状態とすること
ができるものである。
(実施例) 第1図は本発明の一実施例構成を示す。
同図において、制御回路1は後述第3図のフローチャー
トに示すように動作する自動制御用の回路で、後記人体
検知センサ5からの信号により、後記扉駆動用モータ4
に信号を送り、そのロータを回転させ扉を開閉させる機
能を有する。
停電検出回路2は、扉の電源が正常に供給されている
か、あるいは、停電なのかを判断し、それを出力する回
路である。
発電制動回路3は、停電検出回路2が出力する信号によ
り扉駆動用モータ4のコイルを短絡し扉駆動用モータ4
に発電制御をさせ、扉を停止させるための回路である。
扉駆動用モータ4は、ロータ4aが永久磁石で構成さ
れ、ステータがコイル4bで構成され、ロータ4aの回
転により、扉を開閉動作するよう構成されている。
人体検知センサ5は、超音波送受波器を備えた超音波セ
ンサで構成され、扉に近づく人を検知し、それを信号と
し制御回路1に出力し、扉駆動用モータ4を駆動して扉
の開閉を制御するものである。
扉位置検出回路6は自動扉の開き幅が狭い時、Hレベル
を出力し、人が十分通れる程度、扉が開いている時は、
Lレベルを出力する回路である。
開き動作検出回路7は扉の移動方向を出力する回路で、
扉が開き動作中Hレベルを出力し、扉が閉じ動作あるい
は停止中はLレベルを出力する。
AND回路8は扉位置検出回路6と開き動作検出回路7
の出力のANDを取る回路で、扉が開く途中で開き幅が
狭い時、Hレベルを出力し、それ以外の時は、Lレベル
を出力する。発電制動回路3内の発電制動停止回路9
は、AND回路8の出力がHレベルの時、コイル9aに
電流が流れ、接点3d,3e,3fをOFF(開)し、
Lレベルの時は、同接点をON(閉)する。
整流回路10は、各回路に電源を供給するための回路
で、停電時あるいは電源をOFFした時、数秒間、各回
路に電源を供給する。
上記構成の動作を説明する。
電源が正常に供給されている時は、停電検出回路2内の
リレーコイル2aに電流が流れ、発熱制動回路3内のリ
レー接点3a〜3cがOFF(開)の状態である。その
ため、制御回路1と扉駆動用モータ4は、人体検知セン
サ5からの検知信号をもとに扉を開閉させる。
次に、停電あるいは電源がOFFすると、停電検出回路
2内のリレーコイル2aに電流が流れなくなるため、発
電制動回路3内のリレー接点3a〜3cがON(開)す
る。そのため、扉駆動用モータ4のコイル4bは、発電
制御回路3の抵抗R,R,Rを介して短絡され
る。停電あるいは電源がOFFした時に、扉が動いてい
ると、扉駆動用モータ4のロータ4aも回転しているた
め、破線矢印のごとくコイル4aに電流が流れ、その結
果、発電制動の作用によりロータ4aに回転方向とは逆
方向に力がかかり、扉が停止する。なお、発電制御回路
3の抵抗R〜Rは、リレーの接点3a〜3cの保護
と、発電制動力の調整と、扉の手動開閉力の低下のため
に設けられている。
さらにこの実施例の動作について、扉位置と位置検出線
センサの関係を示す第2図とともに説明する。
第2図において、Aは2枚の扉が閉じている時の間口幅
を示し、中心に対し左右対称に扉が位置し、扉が完全に
開いた状態を破線で示し、相当大きく開いているが全開
状態よりも開き幅が狭い(距離L=数+cm)状態を実
線で示す。扉には磁石Mが設けられており、固定側には
上記磁石Mの位置に対応して扉の全閉位置および全開位
置をそれぞれ検出するリッドスイッチなどでなるセンサ
,Pおよび、上記扉位置検出回路6としての扉が
実線の状態にあることを検出するセンサPが設けられ
ている。
そして、扉位置が全閉状態から実線で示す状態までにあ
る時は、扉位置検出回路6はHレベルを、それより開い
ている時はLレベルを出力するようになっている。ま
た、停電が生じた時の扉の開閉動作状態と扉位置とか
ら、扉駆動用モータ4の動作(制動と空転)が決まるよ
うになっている。すなわち、扉が開き動作中で、開き幅
が狭い時だけ、扉駆動用モータ4が空転するので、扉の
慣性により、扉は開き続ける。この時、扉が十分開く
と、扉位置検出回路6の出力信号がHレベルからLレベ
ルに変わるので、扉駆動用モータ4の動作が空転から制
動に変わり、扉は停止する。このようにして、扉が開き
動作、開き幅が狭い時以外は、扉駆動用モータ4に制動
がかかり、自動扉は停止する。
次に第3図のフローチャートを用いて上記各実施例にお
ける制御回路1の動作を説明する。まず、電源が投入さ
れると(ステップS)、扉が閉じるように扉駆動用モ
ータ4に信号(例えば右回転信号)を出力し(ステップ
)、続いてセンサPにより扉位置が全閉か否かを
検出し、(ステップS)、全閉検出の時、扉が停止す
るように扉駆動用モータ4にブレーキ信号(例えば左回
転信号)を数秒間出力する(ステップS)。この状態
にて、人体検知センサ5から検知入力がないかどうか待
機し(ステップS)、人体検知の時、扉が開くように
扉駆動用モータ4に信号(左回転信号)を出力し(ステ
ップS)、その後、センサPにより扉の位置が全開
か否かを検出し(ステップS)、全開検出の時、扉が
停止するように扉駆動用モータ4にブレーキ信号(右回
転信号)を数秒間出力する(ステップS)。引き続い
て扉が自動的に閉じる(すなわち、人が扉を通過後)よ
う、上記ステップS,Sに移る。また、ステップS
にて扉が全閉でない時に、人体検知センサ5から検知
出力があると(ステップS)、ステップSへ移行す
るようになっている。以下、同様のステップを実行し
て、扉の自動開閉がなされるようになっている。
なお、本発明における扉駆動用モータ4としては、発電
制動できるものであればよく、上記実施例の他、ロータ
をコイルで構成し、ステータを永久磁石で構成したもの
であってもよい。
また、上記実施例のごとく扉駆動用モータ4のコイルを
抵抗R〜Rを介して短絡する構成としたことによ
り、停電時あるいは電源OFF時、手動による扉の開閉
動作が容易となる効果を有する。
また、扉の開き動作検出回路7と扉位置検出回路6との
信号を受け、扉が開き方向移動中で、かつ開き巾が小さ
いとき、発電制動を停止させる信号を出力する発電制動
停止回路9を具備したことにより、扉が開き動作中でそ
の開き幅が狭いときには、停電あるいは電源がOFFし
ても、慣性により扉が所定の開き幅以上に開くまで開き
続けるので、扉の開き幅が狭く、人が扉にぶつかるとい
ったことを防止できる。
(発明の効果) 以上のように本発明によれば、停電検出時に扉駆動用モ
ータのコイルを短絡してモータに発電制動がかかるよう
にしたものであるので、停電時にモータにブレーキがか
かり、扉が直ちに停止し、人と扉の衝突による怪我や扉
と機器との衝突による破損が生じることを防止できる。
また、扉が開き動作中でその開き巾が狭いときには、停
電あるいは電源がOFFしても、発電制動を停止させて
扉が開き動作を継続させてより好ましい状態とすること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の扉自動開閉装置の一実施例を示す電気
回路図、第2図は上記装置における扉の位置検出構成の
説明図、第3図は上記装置における制御回路の動作フロ
ーチャートである。 2……停電検出回路、2a……リレーコイル、3……発
電制動回路、3a,3b,3c……リレー接点、R
,R……抵抗、4……扉駆動用モータ、4a……
ロータ、4b……コイル、5……人体検知センサ、6…
…扉位置検出回路、7……開き動作検出回路、8……A
ND回路、9……発電制動停止回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ロータ及びステータの一方を永久磁石、他
    方をコイルで構成した扉駆動用モータと、停電検出回路
    と、この停電検出回路による停電検出時に前記扉駆動用
    モータのコイルを抵抗を介して短絡し扉駆動用モータに
    発電制動をかける発電制動回路とからなる扉自動開閉装
    置において、発電制動回路は、扉の開き動作検出回路と
    扉位置検出回路との信号を受けて扉が開き方向移動中で
    かつ開き巾が小さいときに発電制御を停止させる信号を
    出力する発電制動停止回路を具備したことを特徴とする
    扉自動開閉装置。
JP60176106A 1985-08-09 1985-08-09 扉自動開閉装置 Expired - Lifetime JPH0643781B2 (ja)

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JP60176106A JPH0643781B2 (ja) 1985-08-09 1985-08-09 扉自動開閉装置

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JPS6237490A JPS6237490A (ja) 1987-02-18
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JP2003063366A (ja) * 2001-08-30 2003-03-05 Nabco Ltd 鉄道車両用電気式応荷重弁
JP7246262B2 (ja) * 2019-06-20 2023-03-27 株式会社東光高岳 電動操作装置

Citations (1)

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JPS5451234A (en) * 1977-09-30 1979-04-21 Hitachi Ltd Electric door apparatus

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