JP2767693B2 - 自動ドアの開閉制御方法及び装置 - Google Patents

自動ドアの開閉制御方法及び装置

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JP2767693B2
JP2767693B2 JP7298844A JP29884495A JP2767693B2 JP 2767693 B2 JP2767693 B2 JP 2767693B2 JP 7298844 A JP7298844 A JP 7298844A JP 29884495 A JP29884495 A JP 29884495A JP 2767693 B2 JP2767693 B2 JP 2767693B2
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door
deceleration
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closing control
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弘司 萩野
明彦 村田
喜代人 近藤
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NIPPON SAABO KK
SORITSUKU KK
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NIPPON SAABO KK
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動ドアの開閉制御
方法及び装置、特に、減速位置検出センサ等を用いる自
動ドアにおいて、これらセンサの信号が故障,断線等に
より異常で危険と判断される場合にはこれを検出し、そ
の後の開閉動作を安全に継続する自動ドアの開閉制御方
法及び装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】モータを用いて開閉制御を行なう自動ド
アにおいては、危険防止のため、開あるいは閉方向の停
止点の手前で、高速走行しているドアに制動力を加えて
減速し、一旦低速度にして停止点まで走行させる停止緩
衝制御を行なっているのが普通である。
【0003】通常は、この減速,停止位置検出のために
リードスイッチとこれをON/OFFさせるための位置
検出センサ用マグネット6を組み合わせた減速,停止位
置検出手段を用いており、この位置検出手段の設置位置
は設置現場でドア重量、開閉速度、制動力等の条件を考
慮して適正に調整している。
【0004】図3は従来の自動ドアの開閉制御装置を示
し、31はインダクションモータであり減速機2に連結
され、減速機2の出力軸に取り付けられた駆動プーリ3
と従動プーリ4とにドア駆動ベルト5が巻掛けてあると
ともに、ベルト5にはドア7が連結具8で連結され、モ
ータ31を正逆転することでドア7が開閉駆動されるよ
うに構成されている。
【0005】ドア7の開閉動作時には、左側及び右側の
減速位置検出センサ15,16と、左側及び右側の停止
位置検出センサ17,18により、ドア7の減速と停止
位置への到達を検出し、減速,停止位置検出信号19と
してマイコン及び周辺回路20に入力し、停止緩衝制御
を実行している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、上記従来
の構成では、以下のような問題点を有する。
【0007】1)減速位置検出手段におけるセンサ等か
らの信号が故障、断線等により異常であった場合、正常
にドアの開閉動作が実行されず、特に減速開始位置の検
出ができない場合には停止点に対するドアの衝突事故を
引き起こし、またモータ及び駆動回路の温度上昇等を発
生する恐れがあり、極めて危険である。
【0008】2)減速位置検出手段におけるセンサ等か
らの信号が正常であっても、設置時のセンサ位置をはじ
めとした調整が適正でないと、場合によっては1)と同
様の結果を招き、極めて危険である。
【0009】3)減速位置検出手段におけるセンサ等か
らの信号が故障、断線等により異常であることを揮発性
のメモリにのみ記憶した場合は、電源断によりこの情報
が失われるので、センサが過渡的な故障状態にある場合
等は、電源再投入時に異常を検出できない恐れがあり、
安全性の面から好ましくない。
【0010】本発明は上記の欠点を除くようにしたもの
である。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の自動ドアの開閉
制御装置は、ドアの減速位置検出手段と、この減速位置
検出手段の応答限度位置を設定する手段と、ドアが上記
応答限度位置を通過しても上記減速位置検出手段からの
応答が無い時ブレーキ動作を開始せしめる手段と、この
ブレーキ動作開始の事実をメモリする不揮発性メモリと
を有する。
【0012】本発明の自動ドアの開閉制御方法は、ドア
の減速位置検出手段からの出力信号が応答限度位置を通
過しても発生しない時をこれを異常として検出する工程
と、上記異常が検出された時ドアのブレーキ動作を開始
せしめる工程とを有する。
【0013】また、上記異常が検出された事実を不揮発
性メモリに記憶せしめる工程と、電源断後に電源を再投
入した場合、上記メモリの記憶をもとに開閉動作を制御
せしめる工程とを更に含む。
【0014】
【発明の実施の形態】以下図面によって本発明の実施例
を説明する。
【0015】本発明においては図1に示すようにモータ
としてブラシレスDCモータを用い、ロータの磁極位置
を検出するためのホール素子やホールICを用いた磁極
位置センサ9を内蔵せしめる。モータ1が3相のブラシ
レスDCモータの場合、一般に磁極位置信号10におい
てはロータの磁極位置を3個のホールセンサを用いて1
20度位相差の3相信号として取り出し、モータドライ
バ11でモータ1をブラシレス駆動するために用いる。
【0016】一方、モータ出力軸とドアの移動量の間に
スベリが無い構成にしておけば、磁極位置センサ9の信
号を計数することにより、ドアの位置や速度を求めるこ
とができる。このため、上記磁極位置信号10はドア7
の位置と速度を制御するための分解能を上げるため、パ
ルス合成回路12で合成、逓倍し、位置速度パルス13
と方向判別信号14に変換する。
【0017】ドア7の開閉動作時には、従来方式と同様
左側及び右側の減速位置検出センサ15,16と、左側
及び右側の停止位置検出センサ17,18により、ドア
7の減速と停止位置への到達を検出し、減速,停止位置
検出信号19としてマイコン及び周辺回路20に入力
し、停止緩衝制御を実行している。
【0018】一方、設置時の初期設定あるいは電源投入
時に、前述の位置速度パルス13を計数することにより
全ストロークをメモリ21に記憶するとともに、以後は
この位置速度パルス13をモニタすることにより、開閉
制御のドア現在位置情報として併用する。
【0019】また、図2に示すようにメモリ21に記憶
された全ストロークに基づき、あらかじめ減速位置検出
センサ信号の応答限度位置A点を応答限度位置設定手段
23によって設定する。このA点はある固定値とするこ
とも、開閉速度から逆算して設定することも可能であ
る。
【0020】また、例えば左側へのドア7の開閉動作実
行中は左側減速位置検出センサ15の信号をモニタする
とともに、位置速度パルス13も併用してドア7の現在
位置を監視し、ドア7が上記A点を通過したにも関わら
ず、左側減速位置検出センサ15が応答しない場合は、
同センサ信号が異常であるとして、ブレーキ動作を強制
的に開始せしめる。また、同センサ信号が異常であった
場合には不揮発性メモリ22に記憶しておく。このよう
にすれば電源断後に電源を再投入した場合の開閉動作を
安全に実行できるようになる。
【0021】同様にして右側への開閉動作実行中は右側
減速位置検出センサ18の信号について同一の処理を行
なうようにする。
【0022】
【発明の効果】上記のように本発明によれば減速位置検
出センサ信号が異常の時には、これを自動的に検出で
き、以後の開閉動作を安全に継続できる。また、設置時
の減速位置検出センサの位置調整をはじめとする各種調
整が不適当であっても、自動的に安全な開閉動作を実行
させることもできる。さらに、減速位置検出センサの異
常状態を不揮発性モメリに記憶しておくこともできるか
ら、電源断後の電源再投入時にもあらかじめ安全策を講
じることもできる等大きな利益がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自動ドアの開閉制御装置の構成説明図
である。
【図2】本発明の自動ドアの開閉制御方法の説明図であ
る。
【図3】従来の自動ドアの開閉制御装置の構成説明図で
ある。
【符号の説明】
1 モータ 2 減速機 3 駆動プーリ 4 従動プーリ 5 ドア駆動ベルト 6 位置検出センサ用マグネット 7 ドア 8 連結具 9 磁極位置センサ 10 磁極位置信号 11 モータドライバ 12 パルス合成回路 13 位置速度パルス 14 方向判別信号 15 減速位置検出センサ 16 減速位置検出センサ 17 停止位置検出センサ 18 停止位置検出センサ 19 停止位置検出信号 20 周辺回路 21 メモリ 22 不揮発性メモリ 23 応答限度位置設定手段 31 モータ 32 モータドライバ
フロントページの続き (72)発明者 近藤 喜代人 東京都中野区上鷺宮1丁目21番20号 株 式会社ソリック内 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E05F 15/00 - 15/20 G05B 9/02

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 減速位置検出手段と、この減速位置検出
    手段の応答限度位置を設定する手段と、ドアが上記応答
    限度位置を通過しても上記減速位置検出手段からの応答
    が無い時ブレーキ動作を開始せしめる手段とを有するこ
    とを特徴とする自動ドアの開閉制御装置。
  2. 【請求項2】 減速位置検出手段と、この減速位置検出
    手段の応答限度位置を設定する手段と、ドアが上記応答
    限度位置を通過しても上記減速位置検出手段からの応答
    が無い時ブレーキ動作を開始せしめる手段と、このブレ
    ーキ動作開始の事実をメモリする不揮発性メモリとを有
    することを特徴とする自動ドアの開閉制御装置。
  3. 【請求項3】 ドアの減速位置検出手段からの出力信号
    が応答限度位置を通過しても発生しない時をこれを異常
    として検出する工程と、上記異常が検出された時ドアの
    ブレーキ動作を開始せしめる工程とを有することを特徴
    とする自動ドアの開閉制御方法。
  4. 【請求項4】 上記異常が検出された事実を不揮発性メ
    モリに記憶せしめる工程と、電源断後に電源を再投入し
    た場合、上記メモリの記憶をもとに開閉動作を制御せし
    める工程とを更に含むことを特徴とする請求項3記載の
    自動ドアの開閉制御方法。
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KR100383071B1 (ko) * 2000-11-16 2003-05-12 주식회사 두성하이텍 자동문의 정지 제어 장치
KR100414605B1 (ko) * 2000-11-16 2004-01-07 주식회사 두성하이텍 자동문의 소프트 정지 조정 장치
KR101639695B1 (ko) * 2015-02-11 2016-07-14 공주대학교 산학협력단 브러시리스 직류 전동기를 이용한 자동문 제어 장치 및 방법

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