JPH0557129U - 開口パネル - Google Patents

開口パネル

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Publication number
JPH0557129U
JPH0557129U JP364092U JP364092U JPH0557129U JP H0557129 U JPH0557129 U JP H0557129U JP 364092 U JP364092 U JP 364092U JP 364092 U JP364092 U JP 364092U JP H0557129 U JPH0557129 U JP H0557129U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
horizontal frame
opening
curtain rail
attached
wall panel
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP364092U
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English (en)
Inventor
美代子 中川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Misawa Homes Co Ltd
Original Assignee
Misawa Homes Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Misawa Homes Co Ltd filed Critical Misawa Homes Co Ltd
Priority to JP364092U priority Critical patent/JPH0557129U/ja
Publication of JPH0557129U publication Critical patent/JPH0557129U/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 カーテンレールを取り付けることにより横枠
を有効に利用することができ、外観も良好な開口パネル
を提供すること。 【構成】 開口部の上部を構成する小壁パネル34の下
側には、取り付け用の溝部42を有する横枠40を、こ
の溝部42内より止着部材を貫通させることにより取り
付ける。また、カーテンレール20をこの溝部20に埋
め込むようにして取り付ける。横枠40を取り付けるた
めの溝部42を利用してカーテンレール20を取り付け
ているため、横枠40を有効利用が図られる。カーテン
レール20は埋め込まれているため、見た目もよい。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、工業化住宅において洗面所等の出入口用に用いる開口パネルに関す る。
【0002】
【従来の技術】
近年、住宅の工業化に伴い、屋根や壁、床等の住宅の各部をパネルの形態で工 場で製造し、施工現場ではこのパネルを組み立てることにより施工を行うパネル 工法が盛んである。
【0003】 図5は、台所や洗面所等の出入口として使用される開口パネルを示す図である 。この開口パネルは、開口部を形成するための2枚の壁パネル30,32及び小 壁パネル34と、開口部に内接して取り付けられる2本の縦枠36,38及び横 枠40からなる木枠とで構成されている。
【0004】 壁パネル30,32と小壁パネル34を組み立てた後、縦枠36,38のそれ ぞれを壁パネル30,32に取り付け、最後に横枠40を取り付けて、開口パネ ルの組み立てを行う。この開口パネルの組み立ては工場で行い、施工現場では組 み立てられた開口パネルの全体を吊り上げて施工を行う。
【0005】 開口パネル内の木枠(縦枠36,38及び横枠40)は、組み立てた開口パネ ルを吊り上げる際に、あるいは、工場から施工現場まで運搬する際に、開口パネ ルの各部が歪まないようにするための補強材として機能するものである。
【0006】 図6は、図5に示した開口パネルのA−A線拡大断面図であり、小壁パネル3 4に横枠40を取り付ける場合の詳細構造を示している。
【0007】 横枠40は溝部42を有しており、溝部42の底部に釘44を打つことにより 、小壁パネル34の芯材に横枠40を取り付け固定する。釘打ち終了後、溝部4 2に目隠し用の仕上げ材46をはめ込んで接着固定する。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上述した開口パネルに使用される木枠は、補強材として使用されて いるだけであるため、建物が完成した後は有効に使用されていないという問題点 があった。例えば、ドア等を取り付ける開口パネルでは、この木枠をドア枠とし て利用することもできるが、台所や洗面所等で使用する開口パネルでは、開口部 に何も取り付けていなかったため、木枠を有効利用していなかった。
【0009】 また、上述した開口パネルでは、開口部に視線を遮るものが何もないため、来 客があった場合に台所等の内部が丸見えになってしまう。そのため、開口部にカ ーテンを取り付けて視線を遮る場合がある。しかし、開口部の横枠40にカーテ ンレールを取り付けると、開口部内部にあるいは側面にカーテンレールが突出し てしまい、見た目が悪いという不都合があった。
【0010】 本考案は、このような点に鑑みて創作されたものであり、カーテンレールを取 り付けることにより木枠(横枠)を有効に利用することができ、外観も良好な開 口パネルを提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本考案の開口パネルは、開口部の上部を構成する 第1の壁パネルと、この第1の壁パネルの開口部側に内接する横枠と、開口部の 側部を構成する第2の壁パネルと、この第2の壁パネルの開口部側に内接する縦 枠とを備える開口パネルにおいて、前記横枠は、表面長手方向に溝部を有し、こ の溝部内より止着部材を壁パネル側へ貫通させて前記横枠を第1の壁パネルへ取 り付けるとともに、この溝部内にカーテンレールを挿入して取り付けることを特 徴とする。
【0012】
【作用】
横枠の第1の壁パネルへの取り付けは、横枠に設けられた溝部を利用して行う 。例えば、釘や木ねじ等の止着部材を横枠に貫通させて第1の壁パネルに取り付 ける。また、この溝部を利用してカーテンレールを取り付ける。
【0013】 本考案においては、横枠を取り付けるための溝部を用いてカーテンレールが取 り付けられており、横枠を有効利用することができる。特に、横枠の溝部は従来 からあるものを利用することができるので、溝部を新設することなくカーテンレ ールを取り付け、容易に横枠の有効利用が可能となる。
【0014】 また、横枠の溝部内にカーテンレールが収まるため、カーテンレールが外部か ら見えず、外観も良好である。
【0015】
【実施例】
以下、図面に基づいて本考案の実施例について詳細に説明する。
【0016】 図1は、本考案の開口パネルの一実施例を示す図である。同図は、横枠の拡大 断面図であり、従来例で示した図5の開口パネルにおけるA−A線の拡大断面図 に相当する。図2の小壁パネル34が第1の壁パネルに、壁パネル30,32が 第2の壁パネルにそれぞれ対応している。
【0017】 横枠40は、横枠40自身を小壁パネル34の芯材に取り付け固定するための 溝部42を有しており、この溝部42内から止着部材としての釘44を打つ(あ るいはネジを締付ける)ことにより横枠40の取り付けを行う。
【0018】 この横枠40の溝部42には、カーテンレール20が取り付けられる。このカ ーテンレール20は、横枠40の取り付けに使用された釘44を被い隠す役目も なしており、図6に示した目隠し用仕上げ材46の代わりにもなっている。横枠 40を取り付けるために設けられた溝部42を利用しているため、特別に溝加工 等の工程を追加する必要がなく、簡単にカーテンレール20を取り付けることが できる。なお、図5に示した縦枠36,38については従来と同様に、溝部を目 隠し用の仕上げ材で埋めるようにする。
【0019】 図2は、カーテンレール20の取り付け方法の一例を示す図である。同図(A )は、横枠40を取り付けた後に、接着剤等を用いてカーテンレール20を取り 付ける場合を示している。同図(B)は、横枠40とカーテンレール20を同時 に小壁パネル34に取り付ける場合を示している。このように、カーテンレール 20の取り付け方法については任意であるが、いずれも溝部42に埋め込むよう にして取り付けているため、外部(開口パネルの開口部内側)へのカーテンレー ルの突出がほとんどなくなり、見た目も良い。
【0020】 図3は、カーテンレール20の端部を示す斜視図であり、開口部に取り付けら れた横枠40を下方から見上げた状態を示す。同図に示すように、カーテンレー ル20は、縦枠36の端面まで殆ど隙間なく取り付けられている。従って、単独 で取り付けた場合のように、カーテンレール20の端部にカーテンの落下を防止 するためのストッパーを備える必要がなく、縦枠36がその役目をなしている。 反対の縦枠38側についても同様である。
【0021】 このように、本考案の開口パネルでは、横枠34を取り付けるための溝部42 を利用してカーテンレール20の取り付けを行う。従って、カーテンレール20 が溝部42に隠れるため見た目が良く、しかも、従来からある溝部42を利用し て横枠40の有効利用を図ることができる。
【0022】 また、横枠40の溝部42は従来からあるものを利用しているため、カーテン の取り付けを希望する顧客に対してはカーテンレール20を取り付け、希望しな い顧客に対しては従来のように目隠し用の仕上げ材46を取り付ければよい。こ の場合に、横枠40は共用化することができ、部品点数を殆ど変える必要がない という利点もある。
【0023】 なお、本考案は上記実施例に限定されるものではなく、本考案の要旨の範囲内 で種々の変形実施が可能である。
【0024】 例えば、上述した実施例においては、開口部の両側に壁パネル30,32があ る場合について説明したが、図4に示すように、一方のみに壁パネル30がある 場合であっても同様に本考案を適用することができる。この場合は、カーテンレ ール20の一方端(壁パネル30と反対側)にはカーテンの落下を防止するため のストッパーを備える必要がある。
【0025】 また、上述した実施例では、横枠40と同じ長さのカーテンレール20を取り 付ける場合を説明したが、開口部の一部のみにカーテンを取り付けたい場合は、 カーテンレール20を横枠40の一部に取り付け、他の部分には従来の目隠し用 の仕上げ材46を取り付ければよい。
【0026】
【考案の効果】
上述したように、本考案によれば、横枠を第1の壁パネルに取り付けるための 溝部を用いてカーテンレールが取り付けられており、横枠を有効利用することが できる。
【0027】 また、カーテンレールが横枠の溝部内に収まるため、外部に露出せず、外観も 良好である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す横枠の拡大断面図であ
る。
【図2】一実施例のカーテンレールの取り付け方法を示
す説明図である。
【図3】取り付けたカーテンレールの端部を示す斜視図
である。
【図4】本考案の他の実施例における開口パネルを示す
図である。
【図5】従来例の開口パネルを示す図である。
【図6】図5のA−A線拡大断面図である。
【符号の説明】
20 カーテンレール 30,32 壁パネル 34 小壁パネル 36,38 縦枠 40 横枠 42 溝部 44 釘 46 目隠し用の仕上げ材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開口部の上部を構成する第1の壁パネル
    と、この第1の壁パネルの開口部側に内接する横枠と、
    開口部の側部を構成する第2の壁パネルと、この第2の
    壁パネルの開口部側に内接する縦枠とを備える開口パネ
    ルにおいて、 前記横枠は、表面長手方向に溝部を有し、この溝部内よ
    り止着部材を壁パネル側へ貫通させて前記横枠を前記第
    1の壁パネルへ取り付けるとともに、この溝部内にカー
    テンレールを挿入して取り付けることを特徴とする開口
    パネル。
JP364092U 1992-01-06 1992-01-06 開口パネル Withdrawn JPH0557129U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP364092U JPH0557129U (ja) 1992-01-06 1992-01-06 開口パネル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP364092U JPH0557129U (ja) 1992-01-06 1992-01-06 開口パネル

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0557129U true JPH0557129U (ja) 1993-07-30

Family

ID=11563086

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP364092U Withdrawn JPH0557129U (ja) 1992-01-06 1992-01-06 開口パネル

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JP (1) JPH0557129U (ja)

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Effective date: 19960404