JP3410717B2 - 外壁の構造 - Google Patents

外壁の構造

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JP3410717B2 JP2000300352A JP2000300352A JP3410717B2 JP 3410717 B2 JP3410717 B2 JP 3410717B2 JP 2000300352 A JP2000300352 A JP 2000300352A JP 2000300352 A JP2000300352 A JP 2000300352A JP 3410717 B2 JP3410717 B2 JP 3410717B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、外壁の構造に関
し、詳しくは外壁の一階用ガラス窓と二階用ガラス窓と
の間を化粧ガラスパネルにて外観よく仕舞うときに用い
る構造に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来、この種の外壁は図3乃至図7に示
すように施工される。建物1の外面には一階の外壁パネ
ル2と二階の外壁パネル3が建て込まれ、一階の外壁パ
ネル2と二階の外壁パネル3との間に胴差4が介装され
ている。一階の外壁パネル2や二階の外壁パネル3は金
属のパネル枠22の内面側に内装材5を貼ると共にパネ
ル枠4の外面側に木材の下地棧6を介して窯業系材料の
外装材7を貼って形成されている。一階の外壁パネル2
の外装材7の上端と二階の外壁パネル3の外装材7の下
端との間にこれらの外装材7と面一になるように窯業系
材料からなる別の外装材8が貼られている。外装材7と
外装材8との間の目地9にはコーキング材10が充填さ
れている。 【0003】一階の外壁パネル2には窓用開口を設けて
あり、この窓用開口に一階用ガラス窓11を嵌め込んで
装着してある。二階の外壁パネル3にも窓用開口を設け
てあり、この窓用開口に二階用ガラス窓12を嵌め込ん
で装着してある。一階用ガラス窓11及び二階用ガラス
窓12は窓枠13にガラス戸14を装着して形成されて
いる。一階用ガラス窓11と二階用ガラス窓12との間
にはこれらの間に亙るように化粧ガラスパネル15が装
着される。この化粧ガラスパネル15はガラス板15a
とガラス板15aの周囲に装着した周枠15bとで構成
されている。この化粧ガラスパネル15は周枠15bか
ら釘、ビス等の固着具16を、外装材7を介して外壁パ
ネル2,3の下地棧6に打入することにより装着されて
いる。一階用ガラス窓11の下方でも外壁パネル2の外
装材7の外面に化粧ガラスパネル17を配置して装着さ
れる。この化粧ガラスパネル17もガラス板17aとガ
ラス板17aの周囲に装着した周枠17bとで構成され
ている。この化粧ガラスパネル17は周枠17bから
釘、ビス等の固着具16を、外装材7を介して外壁パネ
ル2の下地棧6に打入することにより装着されている。 【0004】上記ように外壁が施工されるが、一階用ガ
ラス窓11と二階用ガラス窓12との間に化粧ガラスパ
ネル15を装着してあることと、一階用ガラス窓11の
下方に化粧ガラスパネル17を装着してあることによ
り、外壁の上下方向にガラス面があるような外観となっ
て外観が豪華になる。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】ところで、一階用ガラ
ス窓11と二階用ガラス窓12との間に化粧ガラスパネ
ル15を装着するとき、周枠15bから釘、ビス等の固
着具16を外壁パネル2,3の下地棧6に打入するので
あるが、一階の外壁パネル2と二階の外壁パネル3との
間に胴差4のある部分では胴差4の外面側に外装材8を
貼ってあるだけのために固着具16を打入して化粧ガラ
スパネル15を固定することができない。このために化
粧ガラスパネル15の固定に十分の強度が得られないと
いう問題がある。また化粧ガラスパネル15を固定する
とき周枠15bから固着具16を外壁パネル2,3の下
地棧6に打入するだけで固定する構造のため、固着具1
6を打入するとき外装材7と外装材8との間に目地9に
打入してしまうおそれがあり、目地9のコーキング材1
0を破損させて防水性を低下させてしまうという問題が
ある。 【0006】本発明は叙述の点に鑑みてなされたもので
あって、一階用ガラス窓と二階用ガラス窓との間に化粧
ガラスパネルを強固に固定できる外壁の構造を提供する
ことを課題とする。 【0007】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明の外壁の構造は、建物1の外面に一階の外壁パネ
ル2と二階の外壁パネル3を建て込むと共に一階の外壁
パネル2と二階の外壁パネル3との間に胴差4を介装
し、一階の外壁パネル2と二階の外壁パネル3との間で
胴差4の外面側に一階の外壁パネル2や二階の外壁パネ
ル3の外面側に貼った外装材7と面一になるように外装
材8を貼り、一階の外壁パネル2に設けた窓用開口に一
階用ガラス窓11を設けると共に二階の外壁パネル3に
設けた窓用開口に二階用ガラス窓12を設け、外装材
7,8の外面側で一階用ガラス窓11と二階用ガラス窓
12との間に亙るように化粧ガラスパネル15を配置す
ると共に化粧ガラスパネル15の周囲の周枠15bを
釘、ビス等の固着具16で一階及び二階の外壁パネル
2,3に固着した外壁の構造において、胴差4の外面側
の外装材8と胴差4との間に下地材18を介装すると共
に下地材18を上記外壁パネル2,3に固着し、化粧ガ
ラスパネル15の周枠15bから外装材7,8を介して
上記下地材18に固着具16を打入して化粧ガラスパネ
ル15を固定して成ることを特徴とする。一階の外壁パ
ネル2と二階の外壁パネル3との間の胴差4の部分でも
周枠15bから固着具16を下地材18に打入して固定
でき、化粧ガラスパネル15の固定強度が向上する。ま
た上記のように下地材18に固着具16を打入して固定
できるために外装材7,8間の目地9の近傍で固着具1
6を打入するようなことがなくなり、目地9のコーキン
グ材10に固着具16を打入してしまって防水性を低下
させてしまうようなおそれがない。 【0008】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の例に
ついて説明する。外壁全体の構造は上記従来例と基本的
に同じであり、同じ部分の説明は省略して異なる点だけ
を主に述べる。下地材18は合板等の木材にて図2に示
すように矩形板状に形成されており、下地材18の上下
に合計4個の取り付け金具19を釘、ビス等の固着具2
0にて固着してある。この下地材18は図1に示すよう
に胴差4と外装材8との間に配置され、取り付け金具1
9が一階の外壁パネル2と二階の外壁パネル3の下地棧
6に沿わせられ、取り付け金具19を釘、ビス等の固着
具21にて下地棧6に打入することで下地材18が取り
付けられている。 【0009】化粧ガラスパネル15は一階用ガラス窓1
1と二階用ガラス窓12との間で外装材7,8の外面に
沿って配置されるが、周枠15bから外装材7を介して
下地棧6にビス、釘等の固着具16を打入することによ
り化粧ガラスパネル15が外壁パネル2,3に装着され
る。本発明の場合、周枠15bから外装材8を介して
釘、ビス等の固着具16を下地材18に打入することで
も化粧ガラスパネル15が固定される。このように胴差
4の部分でも下地材18を利用して化粧ガラスパネル1
5を固定でき、化粧ガラスパネル15を強固に固定でき
る。また下地材18に固着具16を打入することで化粧
ガラスパネル15を固定するため、外装材7,8間の目
地9の近傍で固着具16を下地棧6に打入する必要もな
くなり、目地9のコーキング材10を破損させて防水性
を低下させるおそれもなくなる。 【0010】 【発明の効果】本発明は叙述の如く胴差の外面側の外装
材と胴差との間に下地材を介装すると共に下地材を上記
外壁パネルに固着し、化粧ガラスパネルの周枠から外装
材を介して上記下地材に固着具を打入して化粧ガラスパ
ネルを固定しているので、一階の外壁パネルと二階の外
壁パネルとの間の胴差の部分でも化粧ガラスパネルの周
枠から固着具を下地材に打入することにより胴差の部分
でも固定でき、化粧ガラスパネルの固定強度が向上する
ものであり、また上記のように下地材に固着具を打入し
て固定できるために外装材間の目地の近傍で固着具を打
入するようなことがなくなり、目地のコーキング材に固
着具を打入してしまって防水性を低下させてしまうよう
なおそれがないものである。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の実施の形態の一例の要部の断面図であ
る。 【図2】同上の下地材を示し、(a)は平面図、(b)
は正面図、(c)は側面図である。 【図3】建物の外観を示す正面図である。 【図4】同上の要部を示す正面図である。 【図5】図4のA−A線断面図である。 【図6】図4のB−B線断面図である。 【図7】図4のC−C線断面図である。 【符号の説明】 1 建物 2 一階の外壁パネル 3 二階の外壁パネル 4 胴差 7 外装材 8 外装材 11 一階用ガラス窓 12 二階用ガラス窓 15 化粧ガラスパネル 16 固着具 18 下地材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平10−299222(JP,A) 特開2001−342701(JP,A) 特開2001−329644(JP,A) 実公 昭59−30082(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04F 13/08 E04F 13/14 E06B 3/00

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 建物の外面に一階の外壁パネルと二階の
    外壁パネルを建て込むと共に一階の外壁パネルと二階の
    外壁パネルとの間に胴差を介装し、一階の外壁パネルと
    二階の外壁パネルとの間で胴差の外面側に一階の外壁パ
    ネルや二階の外壁パネルの外面側に貼った外装材と面一
    になるように外装材を貼り、一階の外壁パネルに設けた
    窓用開口に一階用ガラス窓を設けると共に二階の外壁パ
    ネルに設けた窓用開口に二階用ガラス窓を設け、外装材
    の外面側で一階用ガラス窓と二階用ガラス窓との間に亙
    るように化粧ガラスパネルを配置すると共に化粧ガラス
    パネルの周囲の周枠を釘、ビス等の固着具で一階及び二
    階の外壁パネルに固着した外壁の構造において、胴差の
    外面側の外装材と胴差との間に下地材を介装すると共に
    下地材を上記外壁パネルに固着し、化粧ガラスパネルの
    周枠から外装材を介して上記下地材に固着具を打入して
    化粧ガラスパネルを固定して成ることを特徴とする外壁
    の構造。
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