JPH0556558B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0556558B2
JPH0556558B2 JP1117898A JP11789889A JPH0556558B2 JP H0556558 B2 JPH0556558 B2 JP H0556558B2 JP 1117898 A JP1117898 A JP 1117898A JP 11789889 A JP11789889 A JP 11789889A JP H0556558 B2 JPH0556558 B2 JP H0556558B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
screw shaft
shaft
belt
loading
elastic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1117898A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02294892A (ja
Inventor
Hisashi Samejima
Fumya Yamamoto
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bando Chemical Industries Ltd
Original Assignee
Bando Chemical Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Bando Chemical Industries Ltd filed Critical Bando Chemical Industries Ltd
Priority to JP1117898A priority Critical patent/JPH02294892A/ja
Priority to DE4013519A priority patent/DE4013519A1/de
Priority to US07/517,223 priority patent/US5153415A/en
Publication of JPH02294892A publication Critical patent/JPH02294892A/ja
Publication of JPH0556558B2 publication Critical patent/JPH0556558B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06MCOUNTING MECHANISMS; COUNTING OF OBJECTS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06M7/00Counting of objects carried by a conveyor
    • G06M7/02Counting of objects carried by a conveyor wherein objects ahead of the sensing element are separated to produce a distinct gap between successive objects

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Sorting Of Articles (AREA)
  • Special Conveying (AREA)
  • Feeding Of Articles To Conveyors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、ベルトをはじめ輪ゴム、Oリング
などの弾性リングの数量を検出するための、弾性
リングの計数装置に関するものである。
[従来の技術] 例えばベルトの製造ラインにおいて、最終工程
でベルトの本数を数えて所定本数ごとにベルトを
束ね、梱包する作業は、従来、その大部分が作業
者による手作業で行われていた。とくにベルトの
計数作業については、作業者が本数を1本ずつ数
えることにより行われていた。
ところで、前記弾性リングのうちOリングにつ
いては、ランダムな多数のOリングを自動的に整
列させて、1本ずつ供給する装置が従来より提案
されている。したがつて、そのような供給装置を
利用すれば、Oリングなどの計数を比較的簡単に
しかも正確に行えるものと思われる。
この種の供給装置としては、Oリングを1本の
スクリユー軸の螺旋溝に順次緩入させることによ
つて整列する構造の一軸式と、Oリングを2本の
スクリユー軸間に掛け渡して整列する二軸式とが
ある。
一軸式のOリング供給装置には、特公昭56−
48412号公報に記載の装置がある。この装置は、
Oリングを緩挿可能な種スクリユー軸と、この主
スクリユー軸を回動自在に支持して、回動力を伝
達する複数本の駆動用スクリユー軸と、主スクリ
ユー軸の一端側においてその螺旋山に摺接してO
リングを螺旋溝内に落とし込む爪とを備え、主ス
クリユー軸を回転させてその一端(爪)側へ供給
したOリングを、爪によつて螺旋溝に順次落とし
込ませ、主スクリユー軸の他端側へOリングを搬
出する構造になつてびる。
二軸式のOリング供給装置には、特開昭60−
15314号公報に記載の装置がある。この装置は、
間隔をあけて回動自在に設けられた、先端部に螺
旋溝を有する2本のスクリユー軸と、スクリユー
軸の一方に対して他方のスクリユー軸を接近させ
る移動手段とを備え、両方のスクリユー軸の非螺
旋溝箇所間に多数のOリングを掛け渡して一方の
スクリユー軸を回転させ、Oリングを整列させな
がら、順次螺旋溝に緩入させて上端より搬出させ
る構造になつている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上記した作業者による従来のベ
ルトの計数作業では、手間がかかるうえに、数量
の間違いが起きる。しかも、製造ラインを自動化
して省人化を図る際の妨げになり、コスダウンの
ネツクにもなる。
また、上記した一軸式のOリング供給装置で
は、これをOリングに比べて口径の大きいベルト
の供給に使用しようとすると、前記主スクリユー
軸の駆動用スクリユー軸にベルトが干渉して供給
できない。また爪が固定されているため、その爪
と主スクリユー軸の螺旋山との間にベルトが食い
込んで、ベルトが破断されるおそれがあるうえ
に、とくにベルトが交差したり、二重になつた状
態で供給されてきた場合には、前記爪ではベルト
を螺旋溝内に落とし込むことが、ほとんど不可能
である。さらに主スクリユー軸の駆動機構が複雑
で、製造コストが高いという問題がある。
上記した二軸式のOリング供給装置では、これ
をベルトの供給に使用できるが、2本のスクリユ
ー軸の間隔があらかじめ決まつているので、サイ
ズの異なるベルトを供給することはできない。ま
た構造上からスクリユー軸間の最小間隔が制限さ
れるので、サイズの小さいベルトなどへは適用で
きない。さらに2本のスクリユー軸間にベルトな
どを掛け渡してセツトするので、セツト作業が簡
単に行えないうえに、最後にはスクリユー軸の平
行溝間にベルトが残つてしまうので、作業車がそ
のベルトを取り除かなければならないという問題
がある。
この発明は上述の点に鑑みなされたもので、ベ
ルト等の弾性リングの計数な自動的にしかも正確
に行うことができ、省人化及び製品のコストダウ
ンを図れ、装置自体の構造が簡単で、サイズの異
なる弾性リングの計数も可能な弾性リングの計数
装置を提供しようとするものである。
[課題を解決するための手段] 上記した目的を達成するためにこの発明の計数
装置は、ベルト等の弾性リングの幅よりもやや広
く且つ弾性リングの厚みよりやや深い螺旋溝を有
し、先端側を開放したスクリユー軸と、該スクリ
ユー軸の上方においてスクリユー軸と平行な支軸
に一連に緩挿され、それぞれ独立して回動及び上
下動自在で、前記スクリユー軸の螺旋山上に接触
する複数の仕分けローラとを備え、前記スクリユ
ー軸を回転させながら、その基端側へ前記弾性リ
ングを供給し、前記仕分けローラによつてスクリ
ユー軸の螺旋溝内に弾性リングを一本ずつ緩入さ
せて、スクリユー軸の先端から順次搬出させるこ
とにより、弾性リングの数量を数量検出手段で検
出するようにしている。
また、前記スクリユー軸の基端側を延長して弾
性リング装填軸に形成し、該装填軸及びスクリユ
ー軸を緩挿可能な弾性リングの装填スリーブを、
装填軸の周囲に回転しないようにかつ着脱自在に
保持し、前記装填軸に沿つて、装填スリーブ上の
弾性リングをスクリユー軸へ送り出すための送給
機構を配備し、スクリユー軸の先端に、弾性リン
グの回収手段の一端を連接し、該回収手段とスク
リユー軸との連接位置付近に、弾性リングの数量
検出手段を設けることが好ましい。
[作用] 上記の構成を有するこの発明の計数装置によれ
ば、スクリユー軸を特定方向(螺旋溝が先端側へ
送られる方向)に回転させながら、その基端側へ
弾性リングを供給することにより、一部の弾性リ
ングはスクリユー軸の螺旋溝内に緩入する。この
とき、スクリユー軸に接触する各仕分けローラ
は、スクリユー軸の回転に伴つて逆方向に回転す
る。また、螺旋山に引つ掛かつたり、交差あるい
は二重に絡みあつたりして螺旋溝に緩入しない弾
性リングのうち一部は、最初の仕分けローラの垂
直壁に接触して螺旋溝へ緩入する。弾性リングが
仕分けローラに接触しても、螺旋溝に緩入してい
ない場合は、逆に仕分けローラが弾性リングによ
つて押し上げられ、弾性リングをスクリユー軸の
先端側へ通過させる。このとき、弾性リングは仕
分けローラの底面に接触し、スクリユー軸の螺旋
送り方向あるいは螺旋送りと逆向きの力を受け
る。これにより、絡みあつた弾性リングが分離さ
れ、また螺旋山の弾性リングが螺旋溝内に緩入さ
れる。こうした仕分けローラによる仕分け作用
は、最初(基端側)のローラから最後(先端側)
のローラまで各ローラごとに行われるので、最終
的には、全ての弾性リングがスクリユー軸の螺旋
溝内に緩入する。そして螺旋溝内に緩入すると、
仕分けローラの底面が螺旋山上に接触して螺旋溝
の上端開口を塞ぎ、螺旋溝からの弾性リングの脱
出を阻止する。この結果、弾性リングは1本ずつ
スクリユー軸の螺旋溝内に緩入した状態で、スク
リユー軸の回転に伴つて先端側へ送られた後、ス
クリユー軸先端から順次搬出されるので、弾性リ
ングの数量を数量検出手段によつて容易かつ確実
に計数できる。
また、請求項2記載の計数装置によれば、装填
スリーブにより多数の弾性リングのセツト作業を
ワンタツチで行える。またスクリユー軸が回転し
ても装填スリーブが回転しないので、セツトした
装填スリーブ上の弾性リングは、絡みなどを生じ
ず送給機構によつてスクリユー軸の基端側へ円滑
に供給され、その後は仕分けローラとスクリユー
軸とによる上記した作用によつて、スクリユー軸
の先端から順次搬出される。搬出された弾性リン
グは回収手段によつて回収されるが、スクリユー
軸から弾性リングが搬出された際に、数量検出手
段によつて自動的に計数される。
[実施例] 以下、この発明の計数装置の実施例を、ベルト
を計数する場合を例にとつて説明する。
第1図はベルトの計数装置の全体を示す、一部
を断面で表した正面図である。
図において、シヤフト1は、螺旋溝2a(第3
図)が刻設された先端側のスクリユー軸2と、丸
棒状に形成された基端側の装填軸3とを一体に連
接して構成されている。支持盤4上の一端側(図
の右側)に支持台5が立設され、その支持台5の
上端に減速機構6が固設されており、減速機構6
の一端にドリルチヤツク7が装着されている。前
記シヤフト1(装填軸3)の基端は、ドリルチヤ
ツク7に着脱自在に片持ち支持される。減速機構
6の他端は、その下方の支持盤4上に設置された
駆動装置8の駆動軸8aに、伝動ベルト又はチエ
ーン9により接続されており、駆動装置8によつ
てシヤフト1は回転される。
ドリルチヤツク7の直ぐ先端側に、後述する装
填スリーブ30の一端を固定するためのマグネツ
トリング10が、支持盤4上に立設された支持部
材11の上端部に配設されている。マグネツトリ
ング10の中央口10aは、前記シヤフト1が挿
通可能な大きさをもつ。
ドリルチヤツク7にシヤフト1を取着した状態
で、装填軸3先端から基端寄りにかけて、その上
方にベルト送給機構15が、一対の支持柱16間
に昇降可能に配設されている。ベルト送給機構1
5は、本実施例では間隔を隔てた一対のプーリー
17間にベルト部材18を掛け渡し、そのベルト
部材18の適所に係止フツク18aを固着した構
造からなり、一方のプーリー17を支持盤4上に
設置した駆動装置19により伝動ベルト又はチエ
ーン19aを介して回転させ、ベルト部材18を
回走させる。
スクリユー軸2の螺旋溝2aは、その幅がベル
トAの幅よりもやや広く、その深さがベルトAの
厚みよりもやや深く設定されている。いいかえれ
ば、1つの螺旋溝2aに対し1本のベルトAは緩
入するが2本のベルトAは緩入しないように設定
されている。
スクリユー軸2の上には、ベルトAの仕分け機
構20が配備されている。この仕分け機構20
は、第2図に示すように、複数(例では8個)の
フラツトな仕分けローラ21の中央部に支軸22
よりも大きな孔21a(例えば、直径20mm)を開
口し、前記スクリユー軸2と平行に配置される支
軸22(例えば、直径10mm)に、各仕分けローラ
21の中央孔21aを挿通して仕分けローラ21
を一連に連接させた構造からなる。この構造によ
り、各仕分けローラ21は、支軸22に対し相互
に独立して上下動自在にかつ回動自在に支持され
る。なお、仕分けローラ21の幅は、前記スクリ
ユー軸2の螺旋溝2aに落ち込まないように螺旋
溝2aの幅よりも大きくする。前記支軸22の両
端は、下端を開放した支持枠23に固定され、そ
の上端に(例では1本の)支持杆23aと(例で
は2本の)ガイド杆23bがそれぞれ延出されて
いる。そして、支持盤4上に立設された支柱24
の上端部のクランプ機構25を介して支持杆23
aをガイド杆23bとともに上下に移動させるこ
とにより、仕分けローラ21は、スクリユー軸2
の螺旋山2b上に接触すると共に、スクリユー軸
2に対して上下動可能な範囲を調節可能に吊設さ
れる。
装填スリーブ30は、計数しようとするベルト
Aを前記装填軸3にセツトするためのもので、そ
の内径が前記シヤフト1よりも僅かに大きく形成
されている。装填スリーブ30の一端部(図の右
側)を拡径させて、その内周面側にベアリング部
材31を嵌着し、装填スリーブ30をシヤフト1
(スクリユー軸2)の先端から緩挿して基端(装
填軸3)まで移動させる際、スムーズにスライド
するようにしている。また、装填スリーブ30の
少なくとも基端は、前記マグネツトリング10に
吸着される材質で形成している。なお、前記ベル
ト送給機構15の係止フツク18aは、装填軸3
セツトされた装填スリーブ30上に接触する。
スクリユー軸2の先端側に、ベルトAの回収手
段40が配備されている。回収手段40は、ここ
では垂直な回転軸41の上端に、複数本の回収軸
42を上方に向けて等間隔に放射状に固設した構
造からなり、回転軸41は、その下端が駆動装置
43に連結され、各回収軸42の上端がスクリユ
ー軸2の先端と連接状態になる位置で停止するよ
うに所定角度ごとに間欠的に回転する。
スクリユー軸2の先端と連接状態にある回収軸
42の上端部付近に、数量検出手段としての例え
ば積算機構をもつ光センサー45が、回収軸42
に沿つて移動(落下)るベルトAを検出できるよ
うに配備されている。またセンサー45は、シヤ
フト1、送給機構15及び回収手段40の各駆動
装置8,19及び43の制御装置(図示せず)に
接続されており、センサー45がベルトAの数量
を読み取り、あらかじめ設定した数量に達する
と、シヤフト1及び送給機構15の駆動装置8及
び19を停止させた後、回収軸42の駆動装置4
3を所定角度回転させ、空の回収軸42をスクリ
ユー軸2の先端に連接させるようにしてある。
次に、上記した実施例のベルト計数装置につい
てその動作を説明する。
最初に、第1図において仕分け機構20及びベ
ルト送給機構15をそれぞれシヤフト1の上方へ
移動させ、シヤフト1の上方に空間を設けてお
く。
それから、装填スリーブ30をシヤフト1の先
端側へ抜き取り、第4図に示すように例えばベル
ト挟み治具50で多数のベルトAを挟んだ状態
で、装填スリーブ30にベルトAを緩挿し、ベル
ト挟み治具50と共に装填スリーブ30をシヤフ
ト1の先端側から緩挿して、シヤフト1に沿つて
基端側の装填軸3までスライドさせる(同図a)。
装填スリーブ30の基端がマグネツトリング10
に当接すると、マグネツトリング10に磁力で吸
着され、装填スリーブ30は装填軸3上に固定さ
れる(同図b)。ここで、ベルト挟み治具50を
開放し、例えばベルト押さえ板51でベルトAを
押さえるようにしてベルト挟み治具50を装填ス
リーブ30から抜き取れば、多数のベルトAは装
填スリーブ30上に装填される(同図c)。なお、
装填スリーブ30は、シヤフト1が回転しても共
回りしない、非回転状態に保持される。
上方へ移動させた仕分け機構20及びベルト送
給機構15を、それぞれシヤフト1上に下降させ
る。このとき、仕分けローラ21の上下動する範
囲を、仕分けローラ21の底面がスクリユー軸2
の螺旋山2bに接触した状態からベルトAの厚み
の3倍程度に調節し、クランプ機構25で固定す
る。なお、送給機構15は、ベルト部材18の係
止フツク18aが装填スリーブ30の基端側に位
置し、装填スリーブ30上に沿つて先端側へ水平
に移動できる状態になる。
上記した準備作業は主に作業者によつて行われ
るが、その準備作業が終了すれば、後はスタート
スイツチ(図示せず)を押すだけで、下記の要領
で自動的にベルトAが計数される。
送給機構15のベルト部材18が回走を始
め、係止フツク18aが、装填スリーブ30上
のベルトA群をスクリユー軸2輪へ移動し、ベ
ルトAをスクリユー軸2の基端へ順次供給す
る。
同時に、シヤフト1(スクリユー軸2)が回
転し、スクリユー軸2の基端側へ供給されたベ
ルトAをその先端側へ移動する。スクリユー軸
2の基端側へ供給されたベルトAのうち、螺旋
溝2a内に緩入するベルトAと緩入しないベル
トAがある。
上記では螺旋溝2aに緩入しなかつたベル
トAも、仕分けローラ21によつて螺旋溝2a
内に緩入され、最終的には全てのベルトAが螺
旋溝2a内に緩入した状態で、スクリユー軸2
の先端まで送られる。
スクリユー軸2の回転に伴つて、その先端か
らベルトAが順次搬出される。
搬出されたベルトAは、スクリユー軸2の先
端に連接した回収軸42に沿つて下降し、回収
軸42の下部に溜まつていく。ベルトAが回収
軸42に沿つて下降する際、センサー45がベ
ルトAの通過を検出し、ベルトAの数量を計数
する。
センサー45が、あらかじめ設定されたベル
トAの数量を計数すると、スクリユー軸2及び
ベルト部材18が停止する。
続いて、回転軸41が所定角度回転し、次の
回収軸42がスクリユー軸2の先端に連接す
る。
上記〜の動作が繰り返し行われ、全ての回
収軸42に予定数量のベルトAが回収されれば、
一旦スイツチを切つて、作業者が各回収軸42ご
とにベルトAを取り出してベルトAを結束し、梱
包すればよい。
次に、上記における仕分けローラ21の作用
を詳しく説明する。
第3図の各図は、スクリユー軸2が基端側(図
の右側)より見て反時計方向に回転してベルトA
が先端側へ送られている状態を示している。
同図aでは、螺旋山2b−1上でベルトAが下
向きの矢印xの位置に引つ掛かつており、またベ
ルトA上に仕分けローラ21−1が接触してい
る。この状態で、ベルトAにはスクリユー軸2の
基端方向(矢印r)への力が作用し、ベルトAは
螺旋矢印2b−1の右側の螺旋溝2a−1に緩入
する。
同図bでは、螺旋山2b−2上でベルトAが下
向きの矢印yの位置に引つ掛かつており、またベ
ルトA上に仕分けローラ21−2が接触してい
る。この状態で、ベルトAにはスクリユー軸2の
先端方向(矢印l)への力が作用し、ベルトAは
螺旋山2b−2の左側の螺旋溝2a−2に緩入す
る。
同図cでは、螺旋山2b−1上でベルトAが下
向きの矢印xの位置に、また螺旋山2b−2上で
ベルトAが矢印yの位置にそれぞれ引つ掛かつて
おり、2本のベルトAは交差するように絡まつて
いる。そして右側のベルトA上に仕分けローラ2
1−1が、左側のベルトA上に仕分けローラ21
−2がそれぞれ接触している。この状態で、上記
と同様の理由により、右側のベルトAには矢印r
方向への力が作用し、また左側のベルトAには矢
印l方向への力が作用するので、左右のベルトA
は絡みが解かれて、右側のベルトAは螺旋山2b
−1の右側の螺旋溝2a−1に緩入し、左側のベ
ルトA螺旋山2b−2の左側の螺旋溝2a−3に
緩入する。
同図dでは、二重に絡み合つたベルトAのう
ち、内側のベルトAは螺旋溝2a−2内に緩入し
ている。外側のベルトAの上に仕分けローラ21
−1が接触しており、外側のベルトAは左側の仕
分けローラ21−2の垂直面(矢印z)に当たつ
て矢印r方向への力を受ける。このため、内側の
ベルトAと分離される。そして螺旋溝2a−1に
緩入する。
同図eは、螺旋溝2a−1及び2a−3に緩入
したベルトAが先端方向へ送られている状態を示
しており、螺旋溝2a−1及び2a−3の上端開
口が仕分けローラ21−1及び21−2でそれぞ
れ塞がれ、ベルトAの脱出が阻止されている。
ところで、上記実施例では、複数の放射状の回
収軸42に順番に一定数量ずつベルトAを回収す
るようにしたが、例えば、スクリユー軸2の先端
から搬出したベルトを、ベルトコンベヤ上で回収
しながら、所定の場所へ順次搬送するようにして
もよい。また、ベルトAの幅や厚みが異なるベル
トを計数する場合は、そのベルトに合つた螺旋溝
を備えたスクリユー軸に交換すればよい。さら
に、スクリユー溝へのベルトAの供給割合を調節
できるように、ベルト送給機構の駆動装置の回転
を制御し、定速、間欠、変更運転などができるよ
うにしてもよい。なお、ベルトAの幅及び厚みが
同一の場合は、サイズ(径)の異なるベルトでも
そのまま適用できる。また本発明の計数装置は、
ベルトだけでなく、Oリングや輪ゴムなどの計数
にも利用できる。
[発明の効果] 以上説明したことから明らかなように、この発
明の弾性リングの計数装置は、下記の効果を奏す
る。
(1) ベルト等の弾性リングの計数を自動的にしか
も正確に行うことができ、省人化及び製品のコ
ストダウンを図れ、装置自体の構造が簡単で、
サイズの異なる弾性リングの計数も可能であ
る。また、弾性リングが整列された状態で順次
搬出され計数されるので、回収後に弾性リング
を結束して梱包する作業も容易に行える。
(2) 請求項2記載の計数装置によれば、多数の弾
性リングの計数装置へのセツト作業をタンタツ
チで行え、便利である。またスクリユー軸が回
転しても装填スリーブは回転しないよいうに保
持されるので、弾性リングが絡まず送給機構に
よつてスクリユー軸の基端側へ円滑に供給され
る。スクリユー軸の先端から順次搬出される弾
性リングを回収手段によつて自動的に回収で
き、同時に弾性リングの搬出数量を数量検出手
段によつて自動的に計数できるので、作業者の
作業負担が大幅に軽減され、作業能率も非常に
向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例にかかるベルトの計
数装置の全体を示す、一部を断面で表した正面
図、第2図は第1図の−線拡大断面図、第3
図a〜eはスクリユー軸上のベルトの各態様にお
ける、仕分けローラの作用を説明したスクリユー
軸及び仕分けローラの一部拡大正面図、第4図a
〜cはベルトの装填手順を説明した、シヤフト部
分の概要断面図である。 1……シヤフト、2……スクリユー軸、2a…
…螺旋溝、2b……螺旋山、3……装填軸、10
……マグネツトリング、15……ベルト送給機
構、20……仕分け機構、21……仕分けロー
ラ、30……装填スリーブ、40……ベルト回収
手段、45……センサー、A……ベルト。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ベルト等の弾性リングの幅よりもやや広く且
    つ弾性リングの厚みよりやや深い螺旋溝を有し、
    先端側を開放したスクリユー軸と、 該スクリユー軸の上方においてスクリユー軸と
    平行な支軸に一連に緩挿され、それぞれ独立して
    回動及び上下動自在で、前記スクリユー軸の螺旋
    山上に接触する複数の仕分けローラとを備え、 前記スクリユー軸を回転させながら、その基端
    側へ前記弾性リングを供給し、前記仕分けローラ
    によつてスクリユー軸の螺旋溝内に弾性リングを
    一本ずつ緩入させて、スクリユー軸の先端から順
    次搬出させることにより、弾性リングの数量を数
    量検出手段で検出するようにしたことを特徴とす
    る弾性リングの計数装置。 2 前記スクリユー軸の基端側を延長して弾性リ
    ング装填軸に形成し、 該装填軸及びスクリユー軸を緩挿可能な弾性リ
    ングの装填スリーブを、装填軸の周囲に回転しな
    いようにかつ着脱自在に保持し、 前記装填軸に沿つて、装填スリーブ上の弾性リ
    ングをスクリユー軸へ送り出すための送給機構を
    配備し、 スクリユー軸の先端に、弾性リングの回収手段
    の一端を連接し、 該回収手段とスクリユー軸との連接位置付近
    に、弾性リングの数量検出手段を設けた請求項1
    記載の弾性リングの計数装置。
JP1117898A 1989-05-10 1989-05-10 弾性リングの計数装置 Granted JPH02294892A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1117898A JPH02294892A (ja) 1989-05-10 1989-05-10 弾性リングの計数装置
DE4013519A DE4013519A1 (de) 1989-05-10 1990-04-27 Zaehler fuer elastische ringe
US07/517,223 US5153415A (en) 1989-05-10 1990-05-06 Counter for elastic rings

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1117898A JPH02294892A (ja) 1989-05-10 1989-05-10 弾性リングの計数装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02294892A JPH02294892A (ja) 1990-12-05
JPH0556558B2 true JPH0556558B2 (ja) 1993-08-19

Family

ID=14722941

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1117898A Granted JPH02294892A (ja) 1989-05-10 1989-05-10 弾性リングの計数装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US5153415A (ja)
JP (1) JPH02294892A (ja)
DE (1) DE4013519A1 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
SE519772C2 (sv) * 2001-08-10 2003-04-08 Abb Ab Anordning samt förfarande för styckvis tillhandahållande av föremål
JP4550376B2 (ja) * 2003-06-24 2010-09-22 三ツ星ベルト株式会社 環状物計数装置及び環状物計数方法
JP2005018616A (ja) * 2003-06-27 2005-01-20 Mitsuboshi Belting Ltd 環状物計数装置及び環状物計数方法
JP2005267231A (ja) * 2004-03-18 2005-09-29 Aruze Corp 物品送出装置
JP4619824B2 (ja) * 2004-04-06 2011-01-26 本田技研工業株式会社 リングの払い出し方法及びその装置

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
SU755512A1 (ru) * 1978-07-03 1980-08-15 Od Kt I Porshnevym Koltsam Устройство для транспортирования деталей 1
US4677283A (en) * 1986-08-26 1987-06-30 H. G. Kalish Inc. Device for counting and loading small items into containers
US4995531A (en) * 1989-06-14 1991-02-26 Bridgestone/Firestone, Inc. Ring dispenser

Also Published As

Publication number Publication date
US5153415A (en) 1992-10-06
JPH02294892A (ja) 1990-12-05
DE4013519A1 (de) 1990-11-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0310159B1 (en) Method and apparatus for removing yarn bobbins and depositing them in a peg trolley
US5082192A (en) Apparatus for delivering individual packages or groups thereof to a package transport system
CN110093694A (zh) 用于操纵线筒的装置、用于运输线筒的方法、环锭纺纱机的维护自动机械设备和环锭纺纱机
US4535944A (en) Spinning machine with a doffing apparatus
JPH0556558B2 (ja)
DE69818544T2 (de) Vorrichtung zum Aufziehen von Socken
US4144639A (en) Apparatus for fitting flexible annular part around an article
JPH0489768A (ja) パッケージ搬送方法
JP3215941B2 (ja) 苗株搬送装置とその搬送方法
EP0919505A1 (en) Winding unit particularly for winding yarns
SE460186B (sv) Saett och anordning foer mellanlagring paa hoegkant av i omlottformation ankommande tryckalster
JP2563132B2 (ja) ワイヤ結束部を切断する装置および機械
JPH0681652B2 (ja) 篭型鉄筋編成機の縦筋供給方法及び装置
JPH0581130U (ja) 環状物の計数装置
JPH0569389A (ja) 乾麺切断装置
JP2952619B2 (ja) 育苗マット充填装置
JP2831256B2 (ja) 残糸切断装置
CN209852666U (zh) 一种便于收料的气调包装机
JP2860139B2 (ja) ホース加工装置
JPS5927236B2 (ja) 自動選花機
KR800000266B1 (ko) 조방기(粗紡機)에 있어서의 도핑방법
JPH0770841A (ja) 巻管をペッグトレイに装着するための方法及び装置
JPH0681653B2 (ja) 篭型鉄筋編成機の縦筋差し込み装置
JPH05294317A (ja) ベルトの計数・結束装置
JPH05170211A (ja) ラッピング機用のフィルム自動チャッキング及びカッティング装置