JPH055585U - アウトサイドミラー装置 - Google Patents

アウトサイドミラー装置

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JPH055585U
JPH055585U JP4744991U JP4744991U JPH055585U JP H055585 U JPH055585 U JP H055585U JP 4744991 U JP4744991 U JP 4744991U JP 4744991 U JP4744991 U JP 4744991U JP H055585 U JPH055585 U JP H055585U
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stay
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pivotally attached
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JP4744991U
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貢三 山口
光衛 水野
征宏 馬上
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Isuzu Motors Ltd
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Isuzu Motors Ltd
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Abstract

(57)【要約】 〔目的〕 アウトサイドミラーの振動がなくなり、高速
走行時においても安定した後方視界を確保できるものを
提供することを目的とする。 〔構成〕 ミラー11を支持するコ字状の支持ステー1
0の下端を車体に、また上端を基端が車体に固定された
補助ステー14の先端に夫々回転自在となるように同一
軸線上Mで枢着A,13するとゝもに、前記支持ステー
10上端の枢着軸A上に該支持ステー10上端と所定の
摩擦力を有して回転可能となるようにその先端を枢着し
た駆動用レバー15の基端に駆動ユニット19を連結し
た構成。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、自動車の車幅から突出したミラーを、駆動手段あるいは外力により 変位するように構成したアウトサイドミラー装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
現在、アウトサイドミラー装置には、歩行者安全対策として可倒式(緩衝式) のものが採用されており、また保安基準では、ミラーが地上高1.8m以下の高 さに取付けられている場合には、前方から不測の外力を受けた時に25kgf以 下の力で十分に変位して、その衝撃を緩和するように定められている。
【0003】 そして従来、この種アウトサイドミラー装置として、特開平3−25041号 公報に開示されている図6及び図7に示すような発明がある。 すなわちこの装置は、ほゞコ字状に形成されアウトサイドミラー1を支持し、 且つ下端が車体2にポールジョイント構造Aにより枢着された支持ステー3と、 基端が車体2上部に枢着Bされ先端が支持ステー3の上端に枢着Cされた補助ス テー4と、該補助ステー4に枢着Dして車体2上部に設けられ、補助ステー4の 車体枢着部Bを支点として補助ステー4を揺動させることにより支持ステー3を 揺動させるステー駆動ユニット5とを備えたものである。
【0004】 そして、前記ステー駆動ユニット5を作動しない時に、アウトサイドミラー1 又は支持ステー3に不測の外力が加えられた場合には、支持ステー3はその下端 の車体枢着部Aと上端の補助ステー枢着部Cとを支点として変位し、外力を緩和 する。また、ステー駆動ユニット5を作動すると、支持ステー3および補助ステ ー4の各車体枢着部A,Bを支点にして補助ステー4を駆動することにより支持 ステー3を変位させ、アウトサイドミラー1を車幅内側に格納する。
【0005】
【考案が解決しようとする問題点】 しかし、前記従来例のものは、支持ステー3に外力が加えられた場合、該支持 ステー3は垂直な可倒軸Mを軸として変位し、またアウトサイドミラー1を格納 する場合には、支持ステー3を所定角度傾斜した格納軸Nを軸にして変位させる 構成であるため、各車体枢着部A,B,Cには、ポールジョイント構造を採用せ ざるを得ない。また、前記ポールジョイント構造の使用に加えて、アウトサイド ミラー1を支持する支持ステー3の上部アームに補助ステー4が連結され、且つ 補助ステー4にステー駆動ユニット5を連結する構造であるため、支持ステー3 の上部アームと補助ステー4との全長Lが長くなり、従って、走行時にアウトサ イドミラー1が振動し、特に高速走行時には振動が大きくなり、後方視野の映像 が不安定になるという問題点があった。
【0006】
【問題点を解決するための手段】
本考案は、上記のような従来の問題点を解決するために成されたもので、支持 ステーの上部アームの長さを短くするとゝもに、補助ステーの剛性を上げて、ア ウトサイドミラーの振動をなくし、高速走行時においても安定した後方視界を確 保できるものを提供することを目的としたものであり、その要旨は、ミラーを支 持するコ字状の支持ステーの下端を車体に、また上端を基端が車体に固定された 補助ステーの先端に夫々回転自在となるように同一軸線上で枢着するとゝもに、 前記支持ステー上端の枢着軸上に該支持ステー上端と所定の摩擦力を有して回転 可能となるようにその先端を枢着した駆動用レバーの基端に駆動ユニットを連結 したことを特徴とするアウトサイドミラー装置にある。
【0007】
【実施例】
以下、本考案を図1乃至図5に示す実施例により詳細に説明する。なお、図1 は本考案に係るアウトサイドミラー装置を自動車に適用した側面図で、図2は同 アウトサイドミラー装置の平面図、図3は同アウトサイドミラー装置の連結部の 断面図で、図4は同連結部の分解斜視図、図5は同連結部の他実施例を示す縦断 面図である。
【0008】 図において、10はアウトサイドミラー11を支持する支持ステーで、金属パ イプをほゞコ字状に折り曲げて下部アーム10Aと垂直アーム10Bと上部アー ム10Cとを形成し、垂直アーム10Bにミラー11を取付ける。そして、前記 支持ステー10の下端は、トラック等の車両12のフロントボディに水平方向に のみ回転するように軸受部13により支承する。
【0009】 14は補助ステーで、その先端は前記支持ステー10の上部アーム10Cの先 端に回動自在に枢着Aされており、また補助ステー14の基端は車両12のフロ ントボディに固定されている。そして、前記支持ステー10の下端の軸受部13 と補助ステー14の枢着部Aとを結ぶ軸線上に回転軸Mが形成されている。
【0010】 15は駆動用レバーで、その先端は前記支持ステー10と一体に回動できるよ うに所定の鋭角度で前記上部アーム10Cの先端に枢着されており、また基端は 第1駆動用リンクロッド16の先端に回動自在に枢着されている。
【0011】 17は第2駆動用リンクロッドで、その先端は前記第1駆動用リンクロッド1 6の基端に回動自在に枢着され、またその基端は車両12のルーフパネルに設置 したモータ18の回転軸18aに固定されており、前記第1及び第2駆動用リン クロッド16,17とモータ18とにより駆動用レバー15の駆動ユニット19 が構成されている。
【0012】 ここで、前記支持ステー10の上部アーム10Cと補助ステー14及び駆動用 レバー15との枢着部Aは、図3および図4に示すように構成されており、支持 ステー10の上部アーム10Cと補助ステー14の各枢着部10d,14aは、 偏平に圧潰されていて挿通孔10e,14bが形成されている。また、駆動用レ バー15の枢着部には上下二股の取付板15Aが形成されており、その両取付板 15Aにはそれぞれ挿入孔20が形成されているとゝもに、上部取付板15Aの 上面には回転止め21が設けられている。
【0013】 22は段付きの枢着ピンで、円板形状の頭部23と大径胴部24と、該胴部2 4より小径なネジ部25とから構成されており、頭部23の外周の一部は直線状 に切除23aされているとゝもに、大径胴部24の高さは前記駆動用レバー15 の両取付板15A間の高さと同一に設定されている。また、前記支持ステー10 の挿通孔10eの径は前記枢着ピン22のネジ部25と同径に形成され、補助ス テー14の挿通孔14bの径は枢着ピン22の大径胴部24より大きな径に形成 されており、駆動用レバー15の挿入孔20の径は枢着ピン22の大径胴部24 と同径に設定されている。
【0014】 26はフランジ付ブッシュで、前記補助ステー14の枢着部14aに設けた挿 通孔14bに上から挿入され、該ブッシュ26上にウエーブワッシャ27,枢着 部14a下面にワッシャ28を介して、前記駆動用レバー15の取付板15A間 内に挿入され、該取付板の挿入孔20,フランジ付ブッシュ26,ワッシャ27 に枢着ピン22の大径胴部24を挿入し、ネジ部25を駆動用レバー15の下部 取付板15Aから突出せしめている。この際、枢着ピン22は、頭部23の切除 部23aが取付板15Aの回転止め21に当接して回転不能になる。
【0015】 また、前記枢着ピン22のネジ部25には、支持ステー10の枢着部10dが 上下にワッシャ29,30を介して挿入されており、該ネジ部25にロックナッ ト31を介してキャップナット32を螺合し締着している。この結果、補助ステ ー14に対して支持ステー10及び駆動用レバー15は、所定の摩擦力により一 体となって水平方向に回転する。そして又、支持ステー10の可倒力はロックナ ット31の締付けトルクを調整することにより変化可能であり、支持ステー10 に所定以上の外力が加わると、駆動用レバー15とは関係なく回転するように設 定することができる。なお、図中45は補強用の保持ステーである。
【0016】 図5に示すものは枢着部Aの他実施例で、補助ステー14の枢着部14aには 先端にネジ部33aを有するピン33を固定直立し、支持ステー10の枢着部1 0dの挿入孔にはカラー34を挿入してフランジ部を溶接35する。そして、こ のカラー34は前記補助ステー14のピン33にワッシャ36,フランジ付きブ ッシュ37を介して挿入する。
【0017】 また、前記カラー34にはワッシャ38を介して駆動用レバー15の挿入孔を 挿入するとゝもに、該駆動用レバー15上にワッシャ39を挿入した後、カラー 34の上端に刻設した雄ネジ部に下部ロックナット40を螺合する。更に前記カ ラー34の上端より突出したピン33のネジ部33aには、フランジ付きブッシ ュ41,ワッシャ42を介して上部ロックナット43を螺合して全体を一体化す る。そこで、支持ステー10と補助ステー14との相互回転力は、上部ロックナ ット40の締付力により調整可能であり、支持ステー10と駆動用レバー15と の相互回転力は、下部ロックナット40の締付力により調整可能である。
【0018】 次に、上記実施例の作用について説明すると、通常時には、支持ステー10の 上部アーム10cは補助ステー14と同一軸線上に延びており、ミラー11は車 幅外に突出して後方視界の確認を行うことができる。 また、ミラー11を格納する時には、モータ18を所定回転角で回転すると、 駆動用レバー15が駆動用リンクロッド16,17を介して車幅内側に回転する ことにより、駆動用レバー15と所定の摩擦力で連結された支持ステー10も同 時に同方向に回転し、ミラー11は車幅内側に格納される。 更に、支持ステー10あるいはミラー11に所定以上外力、特に車幅外方向の 外力が加えられた場合には、支持ステー10のみが回転して外力を緩和し、駆動 用レバー15には摩擦力を介して連結されているので影響を及ぼさない。
【0019】
【考案の効果】
本考案に係るアウトサイドミラー装置は、上記のように、ミラーを支持するコ 字状の支持ステーの下端を車体に、また上端を基端が車体に固定された補助ステ ーの先端に夫々回転自在となるように同一軸線上で枢着するとゝもに、前記支持 ステー上端の枢着軸上に該支持ステー上端と所定の摩擦力を有して回転可能とな るようにその先端を枢着した駆動用レバーの基端に駆動ユニットを連結した構成 であるから、アウトサイドミラーの衝撃に関する保安基準を満たし、且つ電動で ミラーを車幅内に格納させることが出来ることは勿論のこと、アウトサイドミラ ーの固定端を車両の前方に設置することができるので支持ステーの長さを短くす ることが出来る。またアウトサイドミラーの格納,可倒軸を同一軸線上とした構 成であるため、ジョイント部の揺動がなくなってアウトサイドミラーの支持が強 固となる。したがって、アウトサイドミラーの振動がなくなり、高速走行時にお いても安定した後方視界を確保できるといった諸効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るアウトサイドミラー装置を自動車
に適用した側面図である。
【図2】同アウトサイドミラー装置の平面図である。
【図3】同アウトサイドミラー装置の連結部の縦断面図
である。
【図4】同連結部の分解斜視図である。
【図5】同連結部の他実施例を示す縦断面図である。
【図6】従来のアウトサイドミラー装置を自動車に適用
した斜視図である。
【図7】同アウトサイドミラー装置の作用説明図であ
る。
【符号の説明】
10 支持ステー 10A 同下部アーム 10B 同垂直アーム 10C 同上部アーム 11 アウトサイドミラー 12 車両 13 軸受部 14 補助ステー 15 駆動用レバー 16 第1駆動用リンクロッド 17 第2駆動用リンクロッド 18 モータ 19 駆動ユニット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 馬上 征宏 神奈川県大和市下鶴間1丁目3番1号 車 体工業株式会社内

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 ミラーを支持するコ字状の支持ステーの
    下端を車体に、また上端を基端が車体に固定された補助
    ステーの先端に夫々回転自在となるように同一軸線上で
    枢着するとゝもに、前記支持ステー上端の枢着軸上に該
    支持ステー上端と所定の摩擦力を有して回転可能となる
    ようにその先端を枢着した駆動用レバーの基端に駆動ユ
    ニットを連結したことを特徴とするアウトサイドミラー
    装置。
JP1991047449U 1991-05-27 1991-05-27 自動車用アウトサイドミラー装置 Expired - Lifetime JP2582717Y2 (ja)

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JPH055585U true JPH055585U (ja) 1993-01-26
JP2582717Y2 JP2582717Y2 (ja) 1998-10-08

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02125843U (ja) * 1989-03-28 1990-10-17

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH02125843U (ja) * 1989-03-28 1990-10-17

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Effective date: 19970603

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Effective date: 19980630