JPH0421694Y2 - - Google Patents

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JPH0421694Y2
JPH0421694Y2 JP1984034486U JP3448684U JPH0421694Y2 JP H0421694 Y2 JPH0421694 Y2 JP H0421694Y2 JP 1984034486 U JP1984034486 U JP 1984034486U JP 3448684 U JP3448684 U JP 3448684U JP H0421694 Y2 JPH0421694 Y2 JP H0421694Y2
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JP
Japan
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damper
sensor
vehicle height
vehicle body
pin
Prior art date
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JP1984034486U
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JPS60145911U (ja
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  • A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)
  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、自動車の積載荷重の増減に対応さ
せて車高を調整するときに車高を検出するような
車高検出装置に関する。
(従来技術) 従来、車体に装置された車高センサとアクスル
との間をリンクで連結し、アクスルの上下動を車
高として検出する装置(例えば特開昭58−97−
509号公報)があつた。
この従来構造の場合、アクスルとリンクとを連
結する連結部分は比較的低い位置にあるので、こ
の部分に路上の石が当つてリンクを破損する恐れ
があり、また該部分に泥の付着あるいは寒期では
氷の付着等によつてリンクの円滑な作動が得られ
ず、正確な車高検出が得られない問題点を有し、
またアクスルとセンサとを連結するリンクの両端
にはボ−ルジヨイントが必要であるため、コスト
高となる問題点を有していた。
(考案の目的) この考案の目的は、上述の石、泥および氷等の
障害物によつて車高の検出動作が損われることな
く、またコストも低減されるうえ、車輪の上下動
に起因したダンパの車体枢着点の回転変位を検出
することで、コンパクトな構造でありながら確実
に車高検出を行なうことができる車高検出装置の
提供を目的とする。
(考案の構成) この考案は、車体と、車輪を支持する懸架部材
との間に傾斜してダンパを設けた自動車であつ
て、上記ダンパは上端および下端がそれぞれ車体
および懸架部材に回動可能に枢着され、前記車体
には回転軸の回転位置を検出するセンサが装着さ
れ、前記ダンパの上端枢着部と前記センサの回転
軸とは、車輪の上下動に伴なうダンパの上端枢着
部の車体に対する回転変位を、上記センサの回転
軸に回転として伝達するリンク部材を介して連結
されている車高検出装置であることを特徴とす
る。
(考案の効果) この考案によれば、車体と懸架部材との間に配
設されるダンパを傾斜配置したので、車輪の上下
動に伴なつてダンパの車体枢着点(上端枢着部)
が回転すると、この回転をリンク部材を介してセ
ンサに伝達し、このセンサで車高を検出すること
ができる。
しかも、上述のセンサを連結する位置がダンパ
上端の高い位置となるため、リンク部材の石、泥
および氷等の障害物による破損や損傷がなくな
り、センサの保護を図りつつ確実な検出ができ
る。
さらに上記構成のダンパを利用することで、懸
架部材の比較的大きい上下方向の変位をリンク部
材の比較的小さい変位に縮小してセンサの回転軸
に伝達できるので、車高検出装置をコンパクトに
構成することができ、加えて、センサとダンパと
の連結を、たとえリンク部材やピンを使用すると
も連結構造が簡素化されコストダウンを図ること
ができる効果がある。
(実施例) この考案の1実施例を以下図面に基づいて詳述
する。
図面は自動車の車高検装置を示し、第1図にお
いて、この車高検出装置は後部車輪側に設けら
れ、サイドフレ−ム1の下面側には(実施例) この考案の一実施例を以下図面に基づいて詳述
する。
図面は自動車の車高検出装置を示し、第1図に
おいて、この車高検出装置は後部車輪側に設けら
れ、サイドフレーム1の下面側にはスプリングブ
ラケツト2,3が所定の間隙を隔てて固定され、
前部のスプリングブラケツト2には、板状のリヤ
リーフスプリング4の前端がピン5を介して連結
され、このリヤリーフスプリング4の後端はピン
6,7およびシヤツクル8を介して後部のスプリ
ングブラケツト3に連結されている。
上述のリヤリーフスプリング4の中間部の下面
側にはUボルト9、スプリングクランプ10を介
して車軸11のケーシング12が固定され、この
ケーシング12には、支持片13が固定されてい
る。
ダンパ14は、その上端枢着部15がサイドフ
レーム1に固定されたピン16に連結され、その
下端枢着部17はこのダンパ14が傾斜状になる
ように、前述の支持片13にピン18を介して連
結されて回動可能に設けられている。つまり、上
述のダンパ14の上端枢着部15は車輪挙動時に
車体に対して上下動することなく、車体に対して
回転変位するように構成している。
上述のダンパ14の上端枢着部15にはアーム
部材19の一端が例えば溶着等で固定され、この
アーム部材19の他端にはリンク部材20の一端
がピン21で連結されている。
上述のダンパ14の近傍のサイドフレーム1の
側面には、車高センサ22がビス23……によつ
て固定され、この車高センサ22は、その回転軸
24の回転量を検出することによつて車高を検出
し、この回転軸24には回転レバー25の基端部
が固定され、この回転レバー25の遊端部には前
述のリンク部材20の他端がピン26で連結され
ている。
つまり、上述のダンパ14の上端枢着部15
と、上述の車高センサ22の回転軸24とは、車
輪(図示せず)の上下動に伴なうダンパ14の上
端枢着部15の車体(サイドフレーム1)に対す
る回転変位を、上述の車高センサ22の回転軸2
4に回転として伝達するリンク部材20を介して
連結している。
なお、図中27はストツパ、28はリヤアクス
ルケーシングである。
このように構成した車高検出装置は車軸11が
上下動することによつて、ダンパ14は伸縮し、
同時に上端枢着部15のピン16を中心として回
動する。
上述の回動によるアーム部材19の上下移動量
を第2図および第3図に基づいて説明すると、ダ
ンパ14の上端枢着部15のピン16の水平線
と、下端部17のピン18の垂直線とが交差する
点を基点Oとして、 基点Oからピン16までの水平線上の長さを
A、 基点Oからピン18までの垂直線上の長さを
B、 ピン16からピン21までの長さをl、 車高移動量をx、 ピン21の上下移動量をX、 とすると、次の関係式が成立する。
X=l×(tan-1A/B−tan-1A/B+x) この式で理解できるように、車軸11の上下移
動量Xが、アーム部材19の遊端部のピン21の
上下移動量xとなるので、このアーム部材19の
上下動で車高センサ22の回転レバー25を回転
させて、その回転軸24の回転量を検出すること
で、車高を検出することができる。
また上述のように車高センサ22と、ダンパ1
4の上端枢着部15とを連結することで、その連
結部分を路上の障害物より保護することができ
る。
以上要するに、車体(サイドフレーム1)と懸
架部材(各要素11,12,13参照)との間に
配設されるダンパ14を傾斜配置したので、車輪
(図示せず)の上下動に伴なつてダンパ14の上
端枢着部15が回転すると、この回転をリンク部
材20を介して車高センサ22に伝達することが
でき、この伝達は懸架部材の比較的大きい上下方
向の変位をリンク部材20の比較的小さい変位に
縮小して行われるので、装置の小型コンパクト化
と、車高センサ22の保護との両立を図りつつ、
確実な車高の検出を行なうことができる効果があ
る。
この考案の構成と、上述の実施例の対応におい
て、 この考案の車体は、実施例のサイドフレーム1
に対応し、 以下同様に、 懸架部材は、車軸11、ケーシング12、支持
片13に対応し、 センサは、車高センサ22に対応するも、 この考案は、上述の実施例の構成のみに限定さ
れるものではない。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示し、第1図は車
高検出装置の正面図、第2図はダンパの移動量を
示す説明図、第3図はダンパ下端とアーム部材遊
端との移動の関係を示す特性図である。 1……サイドフレーム、11……車軸、12…
…ケーシング、13……支持片、14……ダン
パ、15……上端枢着部、19……アーム部材、
20……リンク部材、22……車高センサ、24
……回転軸、25……回転レバー。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 車体と、車輪を支持する懸架部材との間に傾斜
    してダンパを設けた自動車であつて、上記ダンパ
    は上端および下端がそれぞれ車体および懸架部材
    に回動可能に枢着され、前記車体には回転軸の回
    転位置を検出するセンサが装着され、 前記ダンパの上端枢着部と、前記センサの回転
    軸とは、車輪の上下動に伴なうダンパの上端枢着
    部の車体に対する回転変位を、上記センサの回転
    軸に回転として伝達するリンク部材を介して連結
    されていることを特徴とする。 車高検出装置。
JP3448684U 1984-03-10 1984-03-10 車高検出装置 Granted JPS60145911U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3448684U JPS60145911U (ja) 1984-03-10 1984-03-10 車高検出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3448684U JPS60145911U (ja) 1984-03-10 1984-03-10 車高検出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60145911U JPS60145911U (ja) 1985-09-27
JPH0421694Y2 true JPH0421694Y2 (ja) 1992-05-18

Family

ID=30537898

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3448684U Granted JPS60145911U (ja) 1984-03-10 1984-03-10 車高検出装置

Country Status (1)

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JP (1) JPS60145911U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6021907B2 (ja) * 1980-01-30 1985-05-30 株式会社京三製作所 通路遮断装置

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6021907U (ja) * 1983-07-22 1985-02-15 三菱自動車工業株式会社 防振型自動車用車高センサ

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6021907B2 (ja) * 1980-01-30 1985-05-30 株式会社京三製作所 通路遮断装置

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Publication number Publication date
JPS60145911U (ja) 1985-09-27

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