JP2650415B2 - ナットプロテクタ - Google Patents
ナットプロテクタInfo
- Publication number
- JP2650415B2 JP2650415B2 JP1110630A JP11063089A JP2650415B2 JP 2650415 B2 JP2650415 B2 JP 2650415B2 JP 1110630 A JP1110630 A JP 1110630A JP 11063089 A JP11063089 A JP 11063089A JP 2650415 B2 JP2650415 B2 JP 2650415B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nut
- cylindrical body
- wheel
- protector
- bolt
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Bolts, Nuts, And Washers (AREA)
- Vehicle Body Suspensions (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、締結後のナットと他の部材との干渉を防
止するナットプロテクタに関し、特に、装着性を損なう
ことなく、ナットプロテクタの脱落を確実に防止するこ
とにより、例えば車両サスペンションのように運動の激
しい部位等であっても好適に使用できるようにしたもの
である。
止するナットプロテクタに関し、特に、装着性を損なう
ことなく、ナットプロテクタの脱落を確実に防止するこ
とにより、例えば車両サスペンションのように運動の激
しい部位等であっても好適に使用できるようにしたもの
である。
従来、例えば特開昭63−22711号公報に記載されるよ
うに、車両サスペンションの延長部材とショックアブソ
ーバとを連結するためのナットを保護するような部材で
はなく、締結後は、剥き出しのままか、或いは、錆止め
のペンキが塗布される程度であった。
うに、車両サスペンションの延長部材とショックアブソ
ーバとを連結するためのナットを保護するような部材で
はなく、締結後は、剥き出しのままか、或いは、錆止め
のペンキが塗布される程度であった。
しかしながら、例えば車両のサスペンション等のよう
に動きが激しい部位にあっては、金属製のナットと他の
部材(サスペンションにおいてはブレーキ用の配管等)
とが干渉し、その部材を損傷してしまうという問題点が
ある。
に動きが激しい部位にあっては、金属製のナットと他の
部材(サスペンションにおいてはブレーキ用の配管等)
とが干渉し、その部材を損傷してしまうという問題点が
ある。
そこで、ナットに、他の部材との干渉を防止するプロ
テクタを装着することが考えられるが、例えば、単にナ
ットを包囲する部材をナットに外嵌するだけでは、振動
が激しい部位にあっては簡単に脱落してしまう。また、
座金に係止する爪等をプロテクタに設けても、振動等に
よってプロテクタが回転してしまうため余り効果がな
く、回転を防止するために多数の爪を設ける場合には、
複雑な説明を必要とするし、さらには、プロテクタの装
着性が損なわれてしまう。
テクタを装着することが考えられるが、例えば、単にナ
ットを包囲する部材をナットに外嵌するだけでは、振動
が激しい部位にあっては簡単に脱落してしまう。また、
座金に係止する爪等をプロテクタに設けても、振動等に
よってプロテクタが回転してしまうため余り効果がな
く、回転を防止するために多数の爪を設ける場合には、
複雑な説明を必要とするし、さらには、プロテクタの装
着性が損なわれてしまう。
この発明は、このような従来の技術が有する未解決の
課題に着目してなされたものであり、装着性を損なうこ
となく脱落を確実に防止できるナットプロテクタを提供
することを目的とする。
課題に着目してなされたものであり、装着性を損なうこ
となく脱落を確実に防止できるナットプロテクタを提供
することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明のナットプロテク
タは、ナットに回転方向一体に外嵌すると共に前記ナッ
トから突出するボルト軸部を包囲する合成樹脂製の円筒
体と、この円筒体の前記ボルト軸部を包囲する部分の内
面に突設し且つ先端が前記ボルト軸部に係合する係合部
材とを備え、さらに、前記円筒体のボルト軸部を包囲す
る部分と前記係合部材とに軸方向のスリットを設けた。
タは、ナットに回転方向一体に外嵌すると共に前記ナッ
トから突出するボルト軸部を包囲する合成樹脂製の円筒
体と、この円筒体の前記ボルト軸部を包囲する部分の内
面に突設し且つ先端が前記ボルト軸部に係合する係合部
材とを備え、さらに、前記円筒体のボルト軸部を包囲す
る部分と前記係合部材とに軸方向のスリットを設けた。
ナットに回転方向一体に外嵌する円筒体は、合成樹脂
製であるため、これに当接する部材を損傷し難い。
製であるため、これに当接する部材を損傷し難い。
そして、ナットと円筒体とは回転方向に一体であるの
で、回転方向の力に対して強く、且つ円筒体の内面に突
設した係合部材がナットから突出するボルト軸部に係合
するため、抜け方向の力に対しても強いから、振動の激
しい部位に用いられても、簡単に脱落するようなことは
ない。
で、回転方向の力に対して強く、且つ円筒体の内面に突
設した係合部材がナットから突出するボルト軸部に係合
するため、抜け方向の力に対しても強いから、振動の激
しい部位に用いられても、簡単に脱落するようなことは
ない。
さらに、円筒体のボルト軸部を包囲する部分と係合部
材とに軸方向のスリットを設けので、ナットプロテクタ
を装着する際にその円筒体のボルト軸部を包囲する部分
が拡径するから、ワンタッチで装着することができる。
材とに軸方向のスリットを設けので、ナットプロテクタ
を装着する際にその円筒体のボルト軸部を包囲する部分
が拡径するから、ワンタッチで装着することができる。
また、円筒体外周面の断面形状は円形であるから、ス
パナ等の工具を用いても、円筒体は回転し難いため、ナ
ットが円筒体と共に回転して外されてしまうようなこと
はない。
パナ等の工具を用いても、円筒体は回転し難いため、ナ
ットが円筒体と共に回転して外されてしまうようなこと
はない。
以下、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は、車両のダブルリンク式フロントサスペンシ
ョンの一部破断正面図であり、1は車輪、2はブレーキ
ディスク、3はナックルである。ナックル3は車輪1を
回転自在に指示していて、その下部3bはボールジョイン
ト6を介してロアアーム7に結合され、ロアアーム7の
内端はゴムブッシュ8を介して車体9のブラケットに結
合される。
ョンの一部破断正面図であり、1は車輪、2はブレーキ
ディスク、3はナックルである。ナックル3は車輪1を
回転自在に指示していて、その下部3bはボールジョイン
ト6を介してロアアーム7に結合され、ロアアーム7の
内端はゴムブッシュ8を介して車体9のブラケットに結
合される。
ナックル3の上部3aは、上方へ延びる延長部材の4の
下端に回動連結機構10を介して係合され、延長部材4の
上端はアッパアーム5に揺動可能に結合される。
下端に回動連結機構10を介して係合され、延長部材4の
上端はアッパアーム5に揺動可能に結合される。
回動連結機構10は、延長部材4下端に固定され且つ二
つの転がり軸受10c,10dが、その外輪において内嵌され
た軸筒10aと、ナックル3上部3aに圧入され、筒軸10aに
下側から挿入されて連結ブラケット10a内の転がり軸受1
0c,10dの内輪に支持される枢軸10bとを備える。なお、
枢軸10bの中心軸線が後述のキングピン軸11に一致して
いる。かくして、ナックル3は、ナックル3の上部3aと
延長部材4との結合部と、ナックル3の下部3bとロアア
ーム7との結合部(ボールジョイント6の回転中心)と
の、両結合部を通る軸線(すなわちキングピン軸11)ま
わりに回動可能となる。
つの転がり軸受10c,10dが、その外輪において内嵌され
た軸筒10aと、ナックル3上部3aに圧入され、筒軸10aに
下側から挿入されて連結ブラケット10a内の転がり軸受1
0c,10dの内輪に支持される枢軸10bとを備える。なお、
枢軸10bの中心軸線が後述のキングピン軸11に一致して
いる。かくして、ナックル3は、ナックル3の上部3aと
延長部材4との結合部と、ナックル3の下部3bとロアア
ーム7との結合部(ボールジョイント6の回転中心)と
の、両結合部を通る軸線(すなわちキングピン軸11)ま
わりに回動可能となる。
延長部材4は、上方に延びるに従って車輪1の上方部
分を迂回するように車体外側にカーブしており、その上
端は、車輪1の上側に位置し、アッパアーム5の外端に
ゴムブッシュ12を介して揺動自在に結合され、アッパア
ーム5の内端は車体9のブラケットに対してゴムブッシ
ュ13を介して揺動可能に結合される。アッパアーム5と
延長部材4との結合は、延長部材4がアッパアーム5に
対して揺動のみの運動をするため、結合部材としては高
さ寸法の小さいゴムブッシュ12による結合で足りる。
分を迂回するように車体外側にカーブしており、その上
端は、車輪1の上側に位置し、アッパアーム5の外端に
ゴムブッシュ12を介して揺動自在に結合され、アッパア
ーム5の内端は車体9のブラケットに対してゴムブッシ
ュ13を介して揺動可能に結合される。アッパアーム5と
延長部材4との結合は、延長部材4がアッパアーム5に
対して揺動のみの運動をするため、結合部材としては高
さ寸法の小さいゴムブッシュ12による結合で足りる。
また、車体9と延長部材4の下部の間には、該延長部
材4の前側にこれと略並行してショックアブソーバ14b
が上下方向に架設されている。ショックアブソーバ14b
のシリンダチューブの下端は、第2図に拡大図示するよ
うに、延長部材4の下端部を貫通するボルト15に、ゴム
ブッシュ16を介して連結されている。
材4の前側にこれと略並行してショックアブソーバ14b
が上下方向に架設されている。ショックアブソーバ14b
のシリンダチューブの下端は、第2図に拡大図示するよ
うに、延長部材4の下端部を貫通するボルト15に、ゴム
ブッシュ16を介して連結されている。
ゴムブッシュ16は、その平断面を第3図に示すよう
に、内筒16a,外筒16b及びこれら内外筒16a,16b間に介在
するゴム16cとから構成されていて、内筒16aをボルト15
が貫通すると共に、外筒16bにショックアブソーバ14bの
シリンダチューブの下端が固着されている。
に、内筒16a,外筒16b及びこれら内外筒16a,16b間に介在
するゴム16cとから構成されていて、内筒16aをボルト15
が貫通すると共に、外筒16bにショックアブソーバ14bの
シリンダチューブの下端が固着されている。
また、内筒16aの一端面には、ボルト15と一体となっ
た係止板15aが当接すると共に、内筒16aの他端面には、
ボルト15の先端に螺合するナット15bの座金15cに当接し
ていて、これにより、ボルト15とゴムブッシュ16とは軸
方向に一体となっている。
た係止板15aが当接すると共に、内筒16aの他端面には、
ボルト15の先端に螺合するナット15bの座金15cに当接し
ていて、これにより、ボルト15とゴムブッシュ16とは軸
方向に一体となっている。
そして、ナット15bには、ナットプロテクタ17が装着
されている。
されている。
このナットプロテクタ17は、比較的軟らかな合成樹脂
製であって、円筒体17aの途中部がナット15bに回転方向
一体に外嵌すると共に、円筒体17aの大径部17bの端面が
座金15cの上面に当接し、さらに、円筒体17aの小径部17
cが、ナット15bから突出するボルト15の軸部の先端部15
dを覆っている。
製であって、円筒体17aの途中部がナット15bに回転方向
一体に外嵌すると共に、円筒体17aの大径部17bの端面が
座金15cの上面に当接し、さらに、円筒体17aの小径部17
cが、ナット15bから突出するボルト15の軸部の先端部15
dを覆っている。
なお、円筒体17aとナット15bとは、例えば、第4図
(a)に示すように、ナット15bの対称位置にある二つ
の外面と円筒体17aの内面とが密着する構造とするか、
または、第4図(b)に示すように、ナット15bの外面
の角部が円筒体17aの内面に食い込む構造とすることに
より、回転方向に一体とすることができる。
(a)に示すように、ナット15bの対称位置にある二つ
の外面と円筒体17aの内面とが密着する構造とするか、
または、第4図(b)に示すように、ナット15bの外面
の角部が円筒体17aの内面に食い込む構造とすることに
より、回転方向に一体とすることができる。
また、円筒体17aの小径部17c内面には、係合部材17d
が突設していて、この係合部材17dの鋭角に成形された
先端17eは、ボルト15の先端部15dのネジ山に係合してい
る。
が突設していて、この係合部材17dの鋭角に成形された
先端17eは、ボルト15の先端部15dのネジ山に係合してい
る。
さらに、円筒体17a及び係合部材17dには、小径部17a
側が開口した軸方向のスリット17fが複数設けられてい
て、これにより、円筒体17a及び係合部材17dは、拡径す
ることができる。
側が開口した軸方向のスリット17fが複数設けられてい
て、これにより、円筒体17a及び係合部材17dは、拡径す
ることができる。
また、大径部17bの外周には、ナットプロテクタ17を
外す場合にドライバ等の工具が挿入される切り欠き部17
gが、周方向に適度に離間した複数位置に設けられてい
る。
外す場合にドライバ等の工具が挿入される切り欠き部17
gが、周方向に適度に離間した複数位置に設けられてい
る。
そして、このナットプロテクタ17は、ボルト15の先端
部15d側から、大径部17の先端面が座金15cの上面に当接
するまで押し込めば、スリット17fによって円筒体15a及
び係合部材17dが拡径するため、ワンタッチで装着する
ことができる。
部15d側から、大径部17の先端面が座金15cの上面に当接
するまで押し込めば、スリット17fによって円筒体15a及
び係合部材17dが拡径するため、ワンタッチで装着する
ことができる。
第1図に戻って、ショックアブソーバ14bのシリンダ
チューブから突出したピストンロッドの上端部は、車体
9にマウントラバー14aを介して連結され、ショックア
ブソーバ14bの外周にはコイスプリング14cが同軸に配置
されている。
チューブから突出したピストンロッドの上端部は、車体
9にマウントラバー14aを介して連結され、ショックア
ブソーバ14bの外周にはコイスプリング14cが同軸に配置
されている。
また、ショックアブソーバ14bを延長部材4の前方位
置に配置することにより、ショックアブソーバ14bに対
する風当たりを良好に冷却効果を大きくすることができ
る。
置に配置することにより、ショックアブソーバ14bに対
する風当たりを良好に冷却効果を大きくすることができ
る。
而して、この実施例においては、車輪1の幅方向中心
線19とキングピン軸11とが車輪1の接地面20上方におい
て交叉しており、接地面20とキングピン軸11との好転を
車輪1の幅方向中心線19より車両外側へ位置させて、ネ
ガティブスクラブとしているが、キングピン軸11の設定
は前記ナックル3と延長部材4との結合部10(具体的に
はボルト10bの軸線),そしてナックル3とロアアーム
7との結合部(ボールジョイント6の回転中心)の両結
合位置によってなされるものであるから、スクラブをネ
ガティブ,ポジティブ又はゼロに設定することに関して
は、アッパーアーム5にはかかわりがない。従ってアッ
パアーム5と延長部材4との連結部分はキングピン軸11
に拘束されることなく配置できるため、この実施例では
該連結部分を車輪1の上側に配置して車両外側へ寄せこ
れらを車両幅方向へオーバラップさせることによって、
最適なホイールアライメントを得ることができるアッパ
アーム5の長さを確保しつつアッパアーム5の車体連結
点も車両の幅方向外側近くに位置づけている。このこと
が、ホイールハウスの幅を狭くしてその内側のエンジン
ルーム等の幅を広げ得ることの1つの理由になってい
る。
線19とキングピン軸11とが車輪1の接地面20上方におい
て交叉しており、接地面20とキングピン軸11との好転を
車輪1の幅方向中心線19より車両外側へ位置させて、ネ
ガティブスクラブとしているが、キングピン軸11の設定
は前記ナックル3と延長部材4との結合部10(具体的に
はボルト10bの軸線),そしてナックル3とロアアーム
7との結合部(ボールジョイント6の回転中心)の両結
合位置によってなされるものであるから、スクラブをネ
ガティブ,ポジティブ又はゼロに設定することに関して
は、アッパーアーム5にはかかわりがない。従ってアッ
パアーム5と延長部材4との連結部分はキングピン軸11
に拘束されることなく配置できるため、この実施例では
該連結部分を車輪1の上側に配置して車両外側へ寄せこ
れらを車両幅方向へオーバラップさせることによって、
最適なホイールアライメントを得ることができるアッパ
アーム5の長さを確保しつつアッパアーム5の車体連結
点も車両の幅方向外側近くに位置づけている。このこと
が、ホイールハウスの幅を狭くしてその内側のエンジン
ルーム等の幅を広げ得ることの1つの理由になってい
る。
かくして、アッパアーム5の長さを確保することがで
きてロアアーム7と長さの差を小さくすることにより最
適なホイールアライメントを得ることができるし、両ア
ーム5,7の上下方向の間隔を拡大し得たから、サスペン
ション構成部材の組付誤差によるキャンバ角やキャスタ
角の変化を小さくすることができるとともに、車輪1の
上下動時における対車体キャンバ角の変化が発生しにく
くなり、且つこのキャンバ角の変化に対する両アーム5,
7の剛性は、これらの間隔の自乗に比例して大になるか
ら、これらの剛性は大となって、キャンバス角変化の限
界性能が向上する。
きてロアアーム7と長さの差を小さくすることにより最
適なホイールアライメントを得ることができるし、両ア
ーム5,7の上下方向の間隔を拡大し得たから、サスペン
ション構成部材の組付誤差によるキャンバ角やキャスタ
角の変化を小さくすることができるとともに、車輪1の
上下動時における対車体キャンバ角の変化が発生しにく
くなり、且つこのキャンバ角の変化に対する両アーム5,
7の剛性は、これらの間隔の自乗に比例して大になるか
ら、これらの剛性は大となって、キャンバス角変化の限
界性能が向上する。
また、車体重量はマウントラバー14Aとコイルスプリ
ング14cとショックアブソーバ14bのチューブと、延長部
材4の下部と、ナックル3の上部3aとを介して車輪12に
支持され、車輪1の上下動はショックアブソーバ14bの
伸縮によって減衰されるとともに、コイルスプリング14
cの撓みによって吸収される。
ング14cとショックアブソーバ14bのチューブと、延長部
材4の下部と、ナックル3の上部3aとを介して車輪12に
支持され、車輪1の上下動はショックアブソーバ14bの
伸縮によって減衰されるとともに、コイルスプリング14
cの撓みによって吸収される。
ここで、車輪1の上下動時には、これと一体にナック
ル3と延長部材4とが上下動をしてロアアーム7とアパ
ッチアーム5とが上下に揺動し、これに伴って、前記シ
ョックアブソーバ14bとコイルスプリング14cとが伸縮す
るが、いずれも上下方向の運動であるため、ナックル3
の上部3a及び延長部材4と、ショックアブソーバ14b及
びコイルスプリング14cとの干渉は発生しない。
ル3と延長部材4とが上下動をしてロアアーム7とアパ
ッチアーム5とが上下に揺動し、これに伴って、前記シ
ョックアブソーバ14bとコイルスプリング14cとが伸縮す
るが、いずれも上下方向の運動であるため、ナックル3
の上部3a及び延長部材4と、ショックアブソーバ14b及
びコイルスプリング14cとの干渉は発生しない。
また、図示しないステアリングリンケージからナック
ルアームを介してナックル3に操舵力が入ると、ナック
ル3にキングピン軸11を中心とする回転が発生して車輪
1は転舵される。このときキングピン軸11を中心として
回転するのはナックル3と車輪1と車軸18であって、ナ
ックル3は連結部10の一部であるボルト10bを中心とし
て回転自在になっているから、延長部材4は回転しな
い。その結果、延長部材4には車輪1と一体をなす前記
上下動のみが発生して、アッパアーム5との相対運動は
騒動のみとなるから、延長部材4とアッパアーム5との
結合部ボールジョイントを用いる必要がなく、ゴムブッ
シュ12で足りる。そして、ゴムブッシュ12はボールジョ
イントよりも高さ寸法が小さい(ダブルウィッシュボー
ン式サスペンションのアームに通常使用されるボールジ
ョイントとゴムブッシュとでは、ゴムブッシュが大体40
mm小さい。)から、ホイールハウスの高さを小さくする
ことができる。このことは、エンジンルームのフードを
低くできることにもなる。
ルアームを介してナックル3に操舵力が入ると、ナック
ル3にキングピン軸11を中心とする回転が発生して車輪
1は転舵される。このときキングピン軸11を中心として
回転するのはナックル3と車輪1と車軸18であって、ナ
ックル3は連結部10の一部であるボルト10bを中心とし
て回転自在になっているから、延長部材4は回転しな
い。その結果、延長部材4には車輪1と一体をなす前記
上下動のみが発生して、アッパアーム5との相対運動は
騒動のみとなるから、延長部材4とアッパアーム5との
結合部ボールジョイントを用いる必要がなく、ゴムブッ
シュ12で足りる。そして、ゴムブッシュ12はボールジョ
イントよりも高さ寸法が小さい(ダブルウィッシュボー
ン式サスペンションのアームに通常使用されるボールジ
ョイントとゴムブッシュとでは、ゴムブッシュが大体40
mm小さい。)から、ホイールハウスの高さを小さくする
ことができる。このことは、エンジンルームのフードを
低くできることにもなる。
さらに、車両の発進時及び制動時に車体と車輪1との
間に発生する前後方向の相対移動力は、アッパアーム5
にはキングピン軸11の延長線上である、アッパアーム5
の中途の点Pに入力されることになるため、この入力が
アッパアーム5の先端である場合と比較して車体に近い
位置となり、従って前記入力に起因するアッパアーム5
の車体取付部への負荷が小さくなる。このため、車体取
付部の軽量化、ゴムブッシュ13の小型化及びソフト化が
可能になる。ゴムブッシュ13のソフト化が可能になるこ
とは、車輪1側からの振動入力に対する吸収力が増大す
ることを意味し、その結果、車体の振動やこれに起因す
るこもり音を低減することができる。
間に発生する前後方向の相対移動力は、アッパアーム5
にはキングピン軸11の延長線上である、アッパアーム5
の中途の点Pに入力されることになるため、この入力が
アッパアーム5の先端である場合と比較して車体に近い
位置となり、従って前記入力に起因するアッパアーム5
の車体取付部への負荷が小さくなる。このため、車体取
付部の軽量化、ゴムブッシュ13の小型化及びソフト化が
可能になる。ゴムブッシュ13のソフト化が可能になるこ
とは、車輪1側からの振動入力に対する吸収力が増大す
ることを意味し、その結果、車体の振動やこれに起因す
るこもり音を低減することができる。
なお、この実施例においては、ショックアブソーバ14
bの下端をナックル3の上部3aに連結する構成をとって
いて、ロアアーム7には車体重量を支持させていないた
め、ロアアーム7やゴムブッシュ8の剛性を小さくする
ことができるし、場合によってはショックアブソーバ14
bの下端をロアアーム7に支持することもできる。
bの下端をナックル3の上部3aに連結する構成をとって
いて、ロアアーム7には車体重量を支持させていないた
め、ロアアーム7やゴムブッシュ8の剛性を小さくする
ことができるし、場合によってはショックアブソーバ14
bの下端をロアアーム7に支持することもできる。
また、延長部材4とアッパアーム5との結合部分は、
車輪1の上部に位置するため、飛び石等の外的付加によ
り損傷しやすいが、この実施例では、延長部材4の上端
がアッパアーム5の外端を覆うような構成としたため、
そのような外的付加から揺動部分等を保護することがで
きる。
車輪1の上部に位置するため、飛び石等の外的付加によ
り損傷しやすいが、この実施例では、延長部材4の上端
がアッパアーム5の外端を覆うような構成としたため、
そのような外的付加から揺動部分等を保護することがで
きる。
そして、ナットプロテクタ17を装着したことにより、
下記のような作用効果が得られる。
下記のような作用効果が得られる。
即ち、第5図に示すように、車両のサスペンションに
は、車体9側に設けられたマスタシリンダと車輪1側に
設けられたホイールシリンダとを接続するブレーキホー
ス21や、車輪1に設けられた車輪速センサ等の検出信号
を車体9側に設けられた処理装置に供給するためのハー
ネス22等が配設されるが、これらは、転舵によって車輪
1が旋回することを考慮して、車輪1に対する距離が転
舵中常に一定となるキングピン軸11の中心近傍、即ち、
回転連結機構10に近接した位置に固着されたブラケット
21A,22Aにおいて支持される。
は、車体9側に設けられたマスタシリンダと車輪1側に
設けられたホイールシリンダとを接続するブレーキホー
ス21や、車輪1に設けられた車輪速センサ等の検出信号
を車体9側に設けられた処理装置に供給するためのハー
ネス22等が配設されるが、これらは、転舵によって車輪
1が旋回することを考慮して、車輪1に対する距離が転
舵中常に一定となるキングピン軸11の中心近傍、即ち、
回転連結機構10に近接した位置に固着されたブラケット
21A,22Aにおいて支持される。
そして、延長部材4やショックアブソーバ14bは、車
輪1の上下動に伴って上下方向往復移動するため、ブレ
ーキホース21及びハーネス22をブラケット21A及び22Aか
ら車体9に固定されたブラケット21C,22Cに直接接続す
ると、ブレーキホース21,ハーネス22が延長部材4やシ
ョックアブソー14bと干渉する恐れがある。そこで、ブ
レーキホース21及びハーネス22は、延長部材4に固着さ
れたブラケット21B,22Bにおいても支持される。
輪1の上下動に伴って上下方向往復移動するため、ブレ
ーキホース21及びハーネス22をブラケット21A及び22Aか
ら車体9に固定されたブラケット21C,22Cに直接接続す
ると、ブレーキホース21,ハーネス22が延長部材4やシ
ョックアブソー14bと干渉する恐れがある。そこで、ブ
レーキホース21及びハーネス22は、延長部材4に固着さ
れたブラケット21B,22Bにおいても支持される。
この場合、車体9,延長部材4及び車輪1は、転舵や車
輪1の上下動に伴って相対的な位置が変化するため、ブ
レーキホース21及びハーネス22は、各ブラケット21A,21
B,21C;22A,22B,22Cの間に余裕を持った状態で配設され
ている。
輪1の上下動に伴って相対的な位置が変化するため、ブ
レーキホース21及びハーネス22は、各ブラケット21A,21
B,21C;22A,22B,22Cの間に余裕を持った状態で配設され
ている。
すると、例えばブレーキホース21にあっては、その中
途部がショックアブソーバ14bの下端部を支持するゴム
ブッシュ16の近傍に位置するため、ゴムブッシュ16とブ
レーキホース21が、ショックアブソーバ14bの上下動等
によって干渉する恐れがある。
途部がショックアブソーバ14bの下端部を支持するゴム
ブッシュ16の近傍に位置するため、ゴムブッシュ16とブ
レーキホース21が、ショックアブソーバ14bの上下動等
によって干渉する恐れがある。
しかし、上下実施例にあっては、ナットプロテクタ17
を装着しているため、金属製であるナット15bやボルト1
5の先端部15d等が、直接ブレーキホース21に干渉するこ
とはなく、損傷の危険性を低減できる。
を装着しているため、金属製であるナット15bやボルト1
5の先端部15d等が、直接ブレーキホース21に干渉するこ
とはなく、損傷の危険性を低減できる。
また、例えば、寒冷地等において、金属製のナット15
b等にブレーキホース21が凍りつく恐れが考えられた
が、このようなことも、ナットプロテクタ17を装着した
ことにより両者が凍りつき難くなるので解決できる。
b等にブレーキホース21が凍りつく恐れが考えられた
が、このようなことも、ナットプロテクタ17を装着した
ことにより両者が凍りつき難くなるので解決できる。
そして、延長部材4及びショックアブソーバ14bは、
車輪1の上下動に伴う上下方向の運動に加え、ボルト15
を中心とした回転運動も行う。このため、ナット15bに
は様々な方向の力が加わるが、ナットプロテクタ17は、
ナット15bに回転方向に一体に外嵌しているから、上記
のような回転方向の力に対して強く、且つ係合部材17d
の先端17eがナット15bの軸部に係合しているから、抜け
方向の力に対しても強い。
車輪1の上下動に伴う上下方向の運動に加え、ボルト15
を中心とした回転運動も行う。このため、ナット15bに
は様々な方向の力が加わるが、ナットプロテクタ17は、
ナット15bに回転方向に一体に外嵌しているから、上記
のような回転方向の力に対して強く、且つ係合部材17d
の先端17eがナット15bの軸部に係合しているから、抜け
方向の力に対しても強い。
その結果、本発明に係るナットプロテクタ17は、車輪
サスペンションのように振動の激しい部位に用いられて
も、簡単に外れてしまうようなことはない。
サスペンションのように振動の激しい部位に用いられて
も、簡単に外れてしまうようなことはない。
さらに、ナットプロテクタ17を構成する円筒体17aの
断面形状は円形であるから、スパナ等の工具を用いても
円筒体17aは回転させ難い。このため、例えば過って円
筒体17aを回転させようとしても回転しないから、ナッ
オ15bが円筒体17aと共に回転して緩んだり、或いは外さ
れてしまうようなことはない。
断面形状は円形であるから、スパナ等の工具を用いても
円筒体17aは回転させ難い。このため、例えば過って円
筒体17aを回転させようとしても回転しないから、ナッ
オ15bが円筒体17aと共に回転して緩んだり、或いは外さ
れてしまうようなことはない。
そして、ナットプロテクタ17を外す場合には、切り欠
き部17gに例えばドライバの先端を入れて軸方向の力を
加えると共に、適当な工具によって小径部17cを拡径す
れば、容易に外すことができる。
き部17gに例えばドライバの先端を入れて軸方向の力を
加えると共に、適当な工具によって小径部17cを拡径す
れば、容易に外すことができる。
この場合、ナット15bには回転方向の力が加わらない
ので、ナットプロテクタ17の取り外しによってナッオ15
bが緩んでしまうようなことはない。
ので、ナットプロテクタ17の取り外しによってナッオ15
bが緩んでしまうようなことはない。
さらに、この実施例では、円筒体のボルト軸部を包囲
する部分と係合部材とに軸方向のスリットを設けたの
で、ナットプロテクタを装着する際にその円筒体のボル
ト軸部を包囲する部分が拡径するから、ワンタッチで装
着することができる。
する部分と係合部材とに軸方向のスリットを設けたの
で、ナットプロテクタを装着する際にその円筒体のボル
ト軸部を包囲する部分が拡径するから、ワンタッチで装
着することができる。
なお、上記実施例では、車両用サスペンションのショ
ックアブソーバ14bの下端部を固定する部位に本発明を
適用した場合について説明したが、本発明の適用対象は
これに限定されるものではなく、サスペンションの他の
部位、或いはサスペンション以外の他の装置であっても
よい。
ックアブソーバ14bの下端部を固定する部位に本発明を
適用した場合について説明したが、本発明の適用対象は
これに限定されるものではなく、サスペンションの他の
部位、或いはサスペンション以外の他の装置であっても
よい。
以上説明したように、本発明のナットプロテクタによ
れば、ナットに回転方向一体に外嵌すると共に前記ナッ
トから突出するボルト軸部を包囲する合成樹脂製の円筒
体と、この円筒体の前記ボルト軸部を包囲する部分の内
面に突設し且つ先端が前記ボルト軸部に係合する係合部
材とを備え、さらに、前記円筒体のボルト軸部を包囲す
る部分と前記係合部材とに軸方向のスリットを設けたた
め、ワンタッチで装着することができるし、簡単に脱落
するようなことがないので、振動の激しい部位であって
も好適に使用することができる。
れば、ナットに回転方向一体に外嵌すると共に前記ナッ
トから突出するボルト軸部を包囲する合成樹脂製の円筒
体と、この円筒体の前記ボルト軸部を包囲する部分の内
面に突設し且つ先端が前記ボルト軸部に係合する係合部
材とを備え、さらに、前記円筒体のボルト軸部を包囲す
る部分と前記係合部材とに軸方向のスリットを設けたた
め、ワンタッチで装着することができるし、簡単に脱落
するようなことがないので、振動の激しい部位であって
も好適に使用することができる。
第1図は本発明の一実施例の構成を示す一部破断正面
図、第2図は第1図の要部を拡大した斜視図、第3図は
この実施例の要部を示した断面図、第4図(a)及び
(b)は、ナットと円筒体とを回転方向に一体にするた
めの構成例を示した断面図、第5図はサスペンションに
ブレーキホース及びハーネスを配設した状態での斜視図
である。 15……ボルト、15b……ナット、15d……先端部(ボルト
軸部)、17……ナットプロテクタ、17a……円筒体、17b
……大径部、17c……小径部、17d……係合部材、17f…
…スリット。
図、第2図は第1図の要部を拡大した斜視図、第3図は
この実施例の要部を示した断面図、第4図(a)及び
(b)は、ナットと円筒体とを回転方向に一体にするた
めの構成例を示した断面図、第5図はサスペンションに
ブレーキホース及びハーネスを配設した状態での斜視図
である。 15……ボルト、15b……ナット、15d……先端部(ボルト
軸部)、17……ナットプロテクタ、17a……円筒体、17b
……大径部、17c……小径部、17d……係合部材、17f…
…スリット。
Claims (1)
- 【請求項1】ナットに回転方向一体に外嵌すると共に前
記ナットから突出するボルト軸部を包囲する合成樹脂製
の円筒体と、この円筒体の前記ボルト軸部を包囲する部
分の内面に突設し且つ先端が前記ボルト軸部に係合する
係合部材とを備え、さらに、前記円筒体のボルト軸部を
包囲する部分と前記係合部材とに軸方向のスリットを設
けたことを特徴とするナットプロテクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1110630A JP2650415B2 (ja) | 1989-04-28 | 1989-04-28 | ナットプロテクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1110630A JP2650415B2 (ja) | 1989-04-28 | 1989-04-28 | ナットプロテクタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02286904A JPH02286904A (ja) | 1990-11-27 |
JP2650415B2 true JP2650415B2 (ja) | 1997-09-03 |
Family
ID=14540631
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1110630A Expired - Lifetime JP2650415B2 (ja) | 1989-04-28 | 1989-04-28 | ナットプロテクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2650415B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4757243B2 (ja) * | 2007-08-10 | 2011-08-24 | 東京電力株式会社 | 落下防止具 |
JP6049408B2 (ja) * | 2012-11-08 | 2016-12-21 | ニッタ株式会社 | 継手ナット部の緩み防止機構 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5747014A (en) * | 1980-09-02 | 1982-03-17 | Fuji Seimitsu Mfg Co Ltd | Loosen-proof cap |
JPS6215189Y2 (ja) * | 1981-05-30 | 1987-04-17 |
-
1989
- 1989-04-28 JP JP1110630A patent/JP2650415B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02286904A (ja) | 1990-11-27 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080516 Year of fee payment: 11 |
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