JPH04232108A - 三角形状サスペンションアームを備えた車両 - Google Patents

三角形状サスペンションアームを備えた車両

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JPH04232108A
JPH04232108A JP41687990A JP41687990A JPH04232108A JP H04232108 A JPH04232108 A JP H04232108A JP 41687990 A JP41687990 A JP 41687990A JP 41687990 A JP41687990 A JP 41687990A JP H04232108 A JPH04232108 A JP H04232108A
Authority
JP
Japan
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arm
wheel
triangular
supported
triangled
Prior art date
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Pending
Application number
JP41687990A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsugi Yamashita
貢 山下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin AW Co Ltd
Original Assignee
Aisin AW Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Aisin AW Co Ltd filed Critical Aisin AW Co Ltd
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Publication of JPH04232108A publication Critical patent/JPH04232108A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は三角形状のサスペンショ
ンアームを持つ車両に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、車輪操舵方向の回転を規制するサ
スペンションアームには次のようなものがある。■車輪
30側と車体(図示せず。)側に、それぞれに二ケ所の
支持点31、32および33、35を持つ台形アーム3
6を用いるもの(図6)。このとき台形アームは下側ア
ーム36の他に上側アーム37の二つを用いる。■車体
(図示せず。)側には一ケ所の支持点39を持ち、車輪
30側には二ケ所の支持点40、41を持つ逆三角形ア
ーム42を用いるもの(図7)。■二本のI字状のアー
ム43、45をそれぞれ車体(図示せず。)と車輪30
に支持させるもの(図8)。■車体(図示せず。)側に
は二ケ所の支持点46、47を持ち、車輪30側には一
ケ所の支持点49を持つ三角形アーム50と、車体側と
車輪30側にそれぞれ一ケ所の支持点51、52を持つ
I字状アーム53を用いるもの(図9)が知られている
【0003】なお、図6〜図9において、ナックル55
の上端部側にもアームを取り付けてもよい。そして、図
7と図8に示すものはアーム42、43の進行方向側に
ラジアスロッド56、57、59が取り付けられている
【0004】
【発明が解決しようとする課題】車輪30側および車体
側にそれぞれに二ケ所の支持点を持つ図6に示す台形ア
ーム36、37を用いるサスペンションアームでは、台
形アーム37自体がねじれないため、キャスタ変化また
は支持点の位置の誤差によるナックルの車輪回転方向の
回転を許容することができない。また、台形アーム36
の車体側の前記支持点33、35と台形アーム37の車
体側の支持点60、61にそれぞれ取り付け誤差がある
と、車体側の各支持点同士を結ぶ支持軸(イ)と(ロ)
間に不平行が生じる。しかし、台形アーム36、37は
ねじれないので、この支持軸(イ)、(ロ)間の不平行
に対応できない。
【0005】また、図7と図8に示すサスペンションア
ームは三点支持または二点支持であるのでキャスタ変化
には対応できるが、車輪30の操舵方向の回転を規制す
るには前後方向に伸びるラジアスロッド56、57また
は59が必要となり、例えば、ナックル55に付加され
た操舵機構により車輪30を操舵するにはこのラジアス
ロッド56、57または59が妨げとなる。
【0006】また、図9に示すサスペンションアームは
三角形アーム50の車体側の支持点46、47の間隔が
ロッド53があるため短くなり、支持剛性が弱くなる。
【0007】そこで、本発明の目的はキャスタ変化およ
び車体側の支持点の取り付け位置誤差によるナックルの
車輪回転方向の回転を許容することができるサスペンシ
ョンアームを備えた車両を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は次の
構成により達成される。すなわち、車体側に二ケ所で支
持され、車輪側の操舵軸支持部材に一ケ所で支持される
三角形アームと、該三角形アームの一方のアーム片の中
間部と車輪側の前記三角形アームを支持する位置とは異
なる位置に支持されるロッドを持つ三角形状サスペンシ
ョンアームを備えた車両である。
【0009】
【作用および発明の効果】本発明の三角形状サスペンシ
ョンアームは車輪側の操舵軸支持部材に三角形アームに
一ケ所、ロッドで一ケ所の計二ケ所で支持されているた
め車輪のキャスタ変化と三角形アームの車体側の二ケ所
の取り付け誤差を許容することができる。以下、具体例
を挙げて説明をする。
【0010】図4に示すようにアッパーアーム6の車体
側の支持点9、10とロアアーム7の車体側の支持点1
1、12同士を結ぶ支持軸(イ)、(ロ)が取り付けた
誤差により、図示のように互いに平行でない場合には、
路面の状態変化で、例えば図4の(b)に示すように車
輪2が上昇したときアッパーアーム6の車輪2側の支持
点13は支持軸(イ)に対して垂直方向(図中の矢印(
ホ)方向)に動くことができる。一方、ロアアーム7の
車輪2側の支持点15は支持軸(ロ)に対して垂直方向
(図中の矢印(ヘ)方向)に動く。そのためナックル5
の上下端が車輪2の回転方向に移動し、キャスタ変化が
起こる。
【0011】図5に示す例はアッパーアーム6を用いな
いでロアアーム7とその一方のアーム片の中間部にロッ
ド16の一端を支持させ、ロッド16の他端とロアアー
ム7の三角形の頂点相当部で車輪2側のナックル5の下
端部を支持したものである。この場合には車輪2の移動
方向に拘わらず、ロッド16は三角形のロアアーム7の
支持点18を中心に自由に回動できる(図中の矢印(ト
))。そのため、キャスタ変化に対応できる。
【0012】しかし、図5の(b)の台形アームではア
ーム自体がねじれないのでキャスタ変化に対応できない
【0013】また、本発明の三角形状サスペンションア
ームは、そのロッドのアーム側支持点がアームの中間部
にあるため、三角形アームの車体側支持点間の距離を大
きく取ることができるので、車輪の支持剛性を高めるこ
とができる。同時に上記ロッドのアーム側の支持点がア
ーム中間部にあることによりナックルに付加される操舵
装置による車輪操舵角が大きくとれる。
【0014】このように、本発明のサスペンションアー
ムを備えた車両はキャスタ変化および支持点位置の誤差
によるナックルの車輪回転方向の回転を許容することが
できる。また車輪に付加された操舵装置による車輪操舵
に対する妨げとならない。また、三角形アームの車体側
の支持点間の距離を大きくとることにより支持剛性を高
めることができる。
【0015】
【実施例】本発明の一実施例を説明する。本実施例のサ
スペンションアームのイメージ外観図を図1に示す。本
図面のサスペンションは車輪2の回転軸3が回転自在に
取り付けられたナックル5が車体(図示せず。)に対し
て回転を規制されて二つの三角形アーム6、7に支持さ
れている。
【0016】車体には二ケ所の支持点を持つアッパアー
ム6とロアアーム7の二つの三角形アームが取り付けら
れている。この二つの三角形アーム6、7の車体側の二
ケ所のそれぞれの支持点9、10と11、12を互いに
結ぶ支持軸(イ)、(ロ)は互いに平行にかつ水平方向
に設けられている。また、三角形アーム6、7の頂点側
のそれぞれの支持点13、15はナックル5に締結され
る。そして、ロアアーム7の一方のアーム片7aの中間
部に一端18を回動自在に支持され、他端20をナック
ル5に支持されるロッド16が設けられている。上記二
つの三角形アーム6、7とロッド16からなるサスペン
ションは車輪2のキャスタ変化と三角形アーム6、7の
車体側の二ケ所の取り付け誤差を許容することができる
ことは前記した図4に関する説明の通りである。
【0017】ここで、アッパアーム6を省いたサスペン
ションを電動車両の車輪操舵装置に取り付けた例を図2
に示す。車輪2には駆動用モータ17を内蔵した操舵軸
19が設けられている。この操舵軸19はナックル5に
回動自在に取り付けられている。ナックル5は車体(図
示せず。)にロアアーム7およびスプリング21を介し
て連結されている。なお、図2におけるロアアーム7、
ロッド16、ナックル5およびスプリング21の部分は
前方からみた外観図であり、車輪2および操舵軸19の
部分は断面図である。ロアアーム7の頂点部はナックル
5に固定され、底辺部の二ケ所の支持点11、12は車
体に固定されている。
【0018】図2の下側から見た図面を図3に示す。図
3から明らかなようにロッド16はロアアーム7の一方
のアーム片7aの中間部とナックル5に支持点をもって
いるので、車輪2の操舵角が大きく採れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のイメージ外観図である。
【図2】本発明の一実施例の横視一部断面図である。
【図3】図2の実施例の下視図である。
【図4】本発明のキャスタ変化対応説明図である。
【図5】本発明と従来技術とのキャスタ変化対応説明図
である。
【図6】従来技術のサスペンションアームを表す図であ
る。
【図7】従来技術のサスペンションアームを表す図であ
る。
【図8】従来技術のサスペンションアームを表す図であ
る。
【図9】従来技術のサスペンションアームを表す図であ
る。
【符号の説明】
5    ナックル 6    アッパーアーム 7    ロアアーム 16  ロッド

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体側に二ケ所で支持され、車輪側の操舵
    軸支持部材に一ケ所で支持される三角形アームと、該三
    角形アームの一方のアーム片の中間部と車輪側の前記三
    角形アームを支持する位置とは異なる位置に支持される
    ロッドを持つことを特徴とする三角形状サスペンション
    アームを備えた車両。
JP41687990A 1990-12-28 1990-12-28 三角形状サスペンションアームを備えた車両 Pending JPH04232108A (ja)

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JP41687990A JPH04232108A (ja) 1990-12-28 1990-12-28 三角形状サスペンションアームを備えた車両

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030000856A (ko) * 2001-06-27 2003-01-06 현대자동차주식회사 차량용 스트러트 타입 현가장치
JP2007504999A (ja) * 2003-09-09 2007-03-08 ルノー・エス・アー・エス 自動車用の独立ピボット懸架装置
JP2007269139A (ja) * 2006-03-31 2007-10-18 Honda Motor Co Ltd 車両用ストラット式サスペンション装置
JP2019127208A (ja) * 2018-01-26 2019-08-01 トヨタ自動車株式会社 転舵装置

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