JPH055550U - 脱着シートの脱着機構 - Google Patents
脱着シートの脱着機構Info
- Publication number
- JPH055550U JPH055550U JP009998U JP999891U JPH055550U JP H055550 U JPH055550 U JP H055550U JP 009998 U JP009998 U JP 009998U JP 999891 U JP999891 U JP 999891U JP H055550 U JPH055550 U JP H055550U
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- latch
- striker
- seat cushion
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- lever
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】シートクッションの前部左、右両端と車床との
脱着をスムーズに解除レバーで操作する。 【構成】解除レバー24の操作によって連動する連動部
19が係止するオープンレバー18の係止面18′dを
R形状に形成し、このオープンレバー18の係止面1
8′dに連動部19が摺動可能に係止した。
脱着をスムーズに解除レバーで操作する。 【構成】解除レバー24の操作によって連動する連動部
19が係止するオープンレバー18の係止面18′dを
R形状に形成し、このオープンレバー18の係止面1
8′dに連動部19が摺動可能に係止した。
Description
【0001】
本考案はシートクッションの前部を回動中心に後部を回動して起立状態となり 、更に、シートクッションの前部を車床から脱着することができる自動車用シー トにおける脱着シートの脱着機構に関するものである。
【0002】
脱着シートの脱着機構を本願人は提案した。 斯かる脱着シートの脱着機構は、図4、図5に示す様に、基本的には、シート クッションSCの後部左、右両端に各々回動可能に軸着し且つ車床Fの各後部ス トライカ1、1に係止する後部ラッチ11、11と、前記シートクッションSC の前部左、右両端に各々回動可能に軸着し且つ車床Fの各前部ストライカ2、2 に係止する解除レバー付前部ラッチ22、22と、前記各後部ラッチ11、11 にワイヤを介して連結し且つ前記後部ラッチ11、11の係止状態を解除する操 作レバー4とからなり、更に、前記一方の前部ストライカ2の前方の車床Fには シートクッションSCの起立状態を保持する起立用ストライカ6を設け、シート クッションSCには起立用ストライカ6に係止しシートクッションSCの起立状 態をロックする起立用ラッチ16を設け、操作レバー4を操作すると、後部ラッ チ11、11の後部ストライカ1、1からの係止状態が解除し、前部ラッチ22 、22が前部ストライカ2、2に係止した状態で、シートクッションSCが回動 して起立状態となり、そてし、起立用ラッチ16が、起立用ストライカ6に係止 し、シートクッションSCの起立状態をロックすることができる構成から成って いる。起立状態のシートクッションSCは前部ラッチ22、22の解除レバー2 4、24によって、前部ラッチ22、22の前部ストライカ2、2からの係止状 態が解除すると共に、起立用ラッチ16の起立用ストライカ6からの係止状態も 解除するため、シートクッションSCを車床Fから取り外すことができる。 5はトーションバーで、このトーションバー5はその作動端5aにより、シー トクッションSCが回動して起立状態となる方向へシートクッションSCを付勢 している。SBはシートバックで、このシートバックSBはシートクッションS C上に前倒しすることができる。
【0003】 一方の前部ストライカ2の前方の車床Fには、シートクッションSCの起立状 態を保持する逆U字状の起立用ストライカ6が設けられ、その両端が車床Fに固 設されている。 そして、シートクッションSCの前部左、右両端に固定した脚部SC1、SC1 の一方の脚部SC1には起立用ストライカに係止し、シートクッションSCの起 立状態をロックする起立用ラッチ16が設けられている。 この起立用ラッチ16には後部ラッチ11、11の後部ストライカ1、1から の係止状態を解除する操作レバー4へ連結するワイヤ17と、一方の前部ラッチ 22の方向へ延出するオープンレバー18とが設けられている。
【0004】 起立用ラッチ16は、前部ラッチ22の上方の脚部SC1における外側面SC4 に起立用ラッチ16の基端16aが回動可能に軸着している。 起立用ラッチ16は、シートクッションSCが回動して起立状態となると、起 立用ラッチ16の先端16bが起立用ストライカ6に係止し、シートクッション SCの起立状態をロックしている。 起立用ラッチ16の外側にはオープンレバー18が起立用ラッチ16の軸16 cに回動可能に設けられている。
【0005】 オープンレバー18はその下端部18aが起立用ラッチ16の先端16bと基 端16a間に形成した係止孔16cに係止し、オープンレバー18の先端部18 bがワイヤ17を介して操作レバー4に連結している。 従って、操作レバー4を操作すると、後部ラッチ11、11の後部ストライカ 1、1からの係止状態が解除すると共に、ワイヤ17、オープンレバー18を介 して起立用ラッチ16の起立用ストライカ6からの係止状態が解除する。
【0006】 オープンレバー18と一方の前部ラッチ22間には、この前部ラッチ22の前 部ストライカ2からの係止状態の解除に伴ってオープンレバー18に係止して、 起立用ラッチ16を起立用ストライカ6からの係止状態を解除する連動部19が 設けられている。 連動部19は前部ラッチ22の解除レバー24と一体に形成され、オープンレ バー18の方向へ延出して形成されている。 連動部19を形成した解除レバー24は、前部ラッチ22とは別体からなり、 前部ラッチ22の軸22cに、前部ラッチ22の外側から解除レバー24が回動 可能に取付けられている。 そして、解除レバー24の先端24aが、前部ラッチ22の先端22aと軸2 2c間に形成した係止穴22dに係止し、解除レバー24を図示矢印方向に操作 すると、前部ラッチ22の前部ストライカからの係止状態が解除する。
【0007】 連動部19はその先端に設けたピン19aがオープンレバー18の後端に形成 した係止部18cに係止している。 オープンレバー18の係止部18cは、解除レバー24を操作し、それに伴っ て連動部19が回動する際、連動部19のピン19aが係止部18cに係止しつ つ係止部18cの直線状係止面18dに沿ってスライドし、オープンレバー18 を介して起立用ラッチ16の起立用ストライカ6からの係止状態が解除する形状 から成っている。 オープンレバー18には、係止部18cの両端に、連動部19のピン19aが オープンレバー18から取りはずれることを防ぐストッパ部18c、18fが各 々形成されている。
【0008】 更に、オープンレバー18と連動部19間は引張りバネ20が張設されている 。 この引張りバネ20は、オープンレバー18、連動部19をそれぞれ付勢し、 オープンレバー18、連動部19を介して、起立用ラッチ16、前部ラッチ22 が起立用ストライカ6、前部ストライカ2に係止する方向へ付勢している。
【0009】 連動部19を形成した解除レバー24は、脚部SC1に形成した穴SC5から脚 部SC1の内側方向へ折曲延出し、解除レバー24の把手24bが脚部SC1の内 側に位置している。 解除レバー24の把手24bを脚部SC1の内側に位置させているのは、解除 レバー24を操作する際、脚部SC1の外側で操作するよりも内側の方が容易に 操作をすることができるからである。
【0010】 上記構成に係る脱着シートの脱着機構は、シートクッションSCを回動して起 立状態とすると、図5に示す様に、起立用ラッチ16が起立用ストライカ6に係 止し、左、右の前部ラッチ22、22も前部ストライカ2、2に係止しているた め、シートクッションSCの起立状態を確実に保持することができる。 そして、起立状態のシートクッションSCは、解除レバー24を操作すると、 前部ラッチ22の前部ストライカ2からの係止状態が解除すると共に、連動部1 9、オープンレバー18を介して、起立用ラッチ16の起立用ストライカ6から の係止状態が解除し、反対側の解除レバー24をも操作すると、前部ラッチ22 の前部ストライカ2からの係止状態が解除するので、車床から簡単に取り外すこ とができる。
【0011】
然しながら、連動部19のピン19aはオープンレバー18の直線状に形成し た係止面18dに沿ってスライドするので、解除レバー24を操作する際、その 操作力が急激にアップし、解除レバー24の操作がスムーズに行えないという不 具合があった。 そこで、本考案は、上記の様な不具合を解消すべくなされたものであり、スム ーズに解除レバーを操作することができることを目的とする。
【0012】
本考案は、連動部が係止するオープンレバーの係止面をR形状に形成し、この オープンレバーの係止面に連動部が摺動可能に係止したことを特徴とするもので ある。
【0013】 本考案に係る一実施例を図1乃至図3に基づいて説明するが、従来構造とは、 オープンレバーの係止面が異なるので、オープンレバーの係止面について説明し 、他は従来構造と同一符号を付し、その説明は省略する。
【0014】 オープンレバー18の係止面18′dは、図2に示す様に、連動部19のピン 19aの方向へ膨らむ円弧状から形成されている。 係止面18′dの形状は、解除レバー24を操作した際、連動部19は前部ラ ッチ22の軸22cを中心として回動する為、連動部19のピン19aの初期位 置Aと最終位置Bとが円周上となる様な円弧の形状から成っている。
【0015】 従って、解除レバー24を操作する際、係止面18′dが直線状の場合に比べ 、連動部19のピン19aがオープンレバー18の係止面18′dに沿ってスム ーズに摺動するので、解除レバー24の操作が行い易くなる。
【0016】
本考案によれば、連動部が係止するオープンレバーの係止面をR形状に形成し 、このオープンレバーの係止面に連動部が摺動可能に係止したことにより、解除 レバーを操作する際、連動部がオープンレバーの係止面に沿ってスムーズに摺動 する。 従って、解除レバーの操作を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本案を用いた脱着シートにおけるシートクッシ
ョンの前部側面図である
ョンの前部側面図である
【図2】図1に示すオープンレバーと連動部の要部側面
図である
図である
【図3】図1において解除レバーを操作した際のシート
クッションの前部側面図である
クッションの前部側面図である
【図4】従来構造の脱着シートの斜視図である
【図5】図4に示す脱着シートにおけるシートクッショ
ンの前部側面図である
ンの前部側面図である
SC シートクッション 2 前部ストライカ 22 解除レバー付前部ラッチ 6 起立用ストライカ 16 起立用ラッチ 18 オープンレバー 19 連動部 18′d オープンレバーの係止面
フロントページの続き (72)考案者 安井 太志 東京都昭島市松原町3丁目2番12号 株式 会社タチエス内 (72)考案者 新堀 秀雄 東京都昭島市松原町3丁目2番12号 株式 会社タチエス内
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 シートクッションの前部左、右両端に各
々回動可能に軸着し且つ車床の各前部ストライカに係止
する解除レバー付前部ラッチと、前記シートクッション
の前部一端に回動可能に軸着し前記前部ストライカの前
方における車床の起立用ストライカに係止する起立用ラ
ッチとからなり、この起立用ラッチに前記前部ラッチの
方向へ延出するオープンレバーを設け、このオープンレ
バーと前記前部ラッチ間に、前記オープンレバーに係止
し且つ前部ラッチの前部ストライカから係止状態が解除
するに伴って起立用ラッチを起立用ストライカからの係
止状態を解除する連動部を設けた脱着シートの脱着機構
において、 前記連動部が係止するオープンレバーの係止面をR形状
に形成し、このオープンレバーの係止面に連動部が摺動
可能に係止したことを特徴とする脱着シートの脱着機
構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991009998U JP2531693Y2 (ja) | 1991-02-01 | 1991-02-01 | 脱着シートの脱着機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991009998U JP2531693Y2 (ja) | 1991-02-01 | 1991-02-01 | 脱着シートの脱着機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH055550U true JPH055550U (ja) | 1993-01-26 |
JP2531693Y2 JP2531693Y2 (ja) | 1997-04-09 |
Family
ID=11735513
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991009998U Expired - Lifetime JP2531693Y2 (ja) | 1991-02-01 | 1991-02-01 | 脱着シートの脱着機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2531693Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-02-01 JP JP1991009998U patent/JP2531693Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2531693Y2 (ja) | 1997-04-09 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19961008 |