JP3196380B2 - 格納式リアシート - Google Patents

格納式リアシート

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JP3196380B2
JP3196380B2 JP32547792A JP32547792A JP3196380B2 JP 3196380 B2 JP3196380 B2 JP 3196380B2 JP 32547792 A JP32547792 A JP 32547792A JP 32547792 A JP32547792 A JP 32547792A JP 3196380 B2 JP3196380 B2 JP 3196380B2
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rear seat
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雅昭 稲石
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Suzuki Motor Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、バンやワンボックスカ
ーなどの荷物積載用自動車に装備する格納式リアシート
に関する。
【0002】
【従来の技術】出願人は先に格納操作が容易なリアシー
トを提案した(実願平2−120970号参照)。この
リアシートは、図7に示すように両端をそれぞれフロア
パネルaとシートクッションbに枢支結合したレッグc
を備えている。また、シートクッションbは裏面にスト
ライカdを備えており、これをラッチ機構eに係合させ
てリアシートのセットを行っている。そして、操作レバ
ーfによってラッチ機構eを解除しレッグcを前方に倒
して、リアシートをフロアパネルaの凹部gに格納する
ようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このリアシー
トは操作レバーfの操作に大きな力を要し、操作が面倒
である。また、フロアパネルaの下方にコントロールケ
ーブルhを設置しなければならず、組立作業が面倒であ
るという欠点もある。さらに、ストライカdがシートク
ッションbの裏面から突出している為、リアシートを格
納する凹部gの底面にストライカdの逃げを設けなけれ
ばならない。本発明は、このような事情に鑑み、格納操
作と組立作業が容易なリアシートの提供を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明は、シートクッション裏面のストライカをラッ
チ機構に係合させてセットするようにし、シートバック
の前倒時に上記ラッチ機構を自動的に解除する手段を設
た格納式リアシートにおいて、前記ラッチ機構をフロ
アパネルに固定し、該ラッチ機構のラッチに係合孔部を
設け、上記シートバックの前倒し操作に連動して移動す
るロッドをシートバックに設け、該ロッドを該係合孔部
に挿通し、該ロッドの移動によりラッチを回動させて、
上記ストライカとの係合を解除することにある。また、
本発明は、上記ストライカをカムを介して上記シートバ
ックに取付け、該シートバックの前倒時に該カムを回転
させることにより、上記ストライカを上方に移動する構
造としたことにある。
【0005】
【実施例】図1に本発明のリアシートを示す。このリア
シート1はシートクッション2とシートバック3を互い
に回動自在に結合してあり、シートバック3はロック手
段(図示せず)によって起立位置に保持される。そし
て、ノブ4を引っ張ると、このロック手段が解除され、
シートバック3が前方へ倒れてシートクッション2に折
り重なるようになっている。シートクッション2はレッ
グ5を備えており、このレッグ5の両端はシートクッシ
ョン2の裏面とフロアパネル6にそれぞれ枢支結合して
ある。さらに、シートクッション2はストライカ7を備
えており、これを車体側のラッチ機構8に係合させてリ
アシートのセットを行っている。また、シートバック3
を前方へ倒すと、このラッチ機構8が自動的に解除され
るようになっている。そして、その状態でレッグ5を前
方へ倒してリアシートをフロアパネル6の凹部9に格納
する。
【0006】ラッチ機構8は図6に示すようにベースプ
レート10にラッチ11をピン12で枢支結合するとと
もに、該ラッチ11をスプリング13で矢印C方向に付
勢している。そして、ベースプレート10の孔10aを
フロアパネル6の孔6aと一致させてベースプレート1
0をフロアパネル6に固定してある(図2参照)。一
方、シートクッション2のフレーム2aにはガイド部材
14が固設してあり、該部材14にストライカ7を上下
動自在に支持してある。また、ストライカ7はスプリン
グ15で上方に付勢されて、シートバック3のフレーム
3aに固設したカム16にその上端を押し付けている。
【0007】シートバック3の前倒時にラッチ機構8を
自動的に解除する手段は、次のように構成されている。
シートバック2の下面には、図2に示すようにガイド部
材17を固設してあり、該部材17内にスライダー18
を収納してある。該スライダー18はスプリング19で
図中右方へ付勢されるとともに、その下面から下方へ延
出するロッド20にコントロールケーブル21の一端を
連係してある。さらに、ロッド20はフロアパネル6と
ベースプレート10の長孔6b,10bを通してラッチ
11の長孔11aに係合させてある。一方、コントロー
ルケーブル21の他端はシートバック3のブラケット2
2に連係してある。なお、23はシートバック3のブラ
ケット22とシートクッション2のブラケット24を枢
支結合しているピンである。
【0008】本実施例はこのように構成してあるので、
リアシートの格納は次のようにして行なえばよい。リア
シート1のセット時には、図2に示すようにラッチ11
がストライカ7に係合している。いま、シートバック2
を前方へ倒すと、スライダー18がコントロールケーブ
ル21によって左方へ引っ張られ、ラッチ11がストラ
イカ7から離れる。それと同時にカム16が矢印D方向
へ回転し、ストライカ7がフロアパネル6から浮き上が
る(図3参照)。ここで、シートクッション2の後部を
持ち上げて、ロッド20をラッチ11の長孔11aから
引き抜き、リアシート1をフロアパネル6の凹部9に格
納すればよい。なお、ロッド20がラッチ11から外れ
ると、ラッチ12はスプリング13によって図4の位置
まで復動する。
【0009】一方、リアシート1をセットする場合に
は、シートバック3の前端を掴んでリアシート1を斜め
後方へ持ち上げ、ストライカ7をラッチ機構8のベース
プレート10の孔10aに押し込めばよい。その際、シ
ートバック3がロック手段によって起立状態に保持され
るとともに、ストライカ7はカム16によって押し下げ
られる。また、ラッチ11は図5に示すようにストライ
カ7の先端部によって少し左方へ回転させられ、その位
置でラッチ11の長孔11aにロッド20の先端が係合
することになる。
【0010】
【発明の効果】本発明によれば、ラッチ機構を解除する
手間が省け、操作性が向上するとともに、フロアパネル
に構造が複雑で組み付けスペースを要するラッチ機構を
設けているにも関わらず、車体にコントロールケーブル
を設置する必要がなくなり、作業性も向上する。さら
に、ストライカがシートクッションの裏面から突出しな
いため、リアシートを格納する凹部の底面にストライカ
の逃げを設ける必要がなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のリアシートを示す斜視図である。
【図2】図1に示したリアシートの左半分を矢印A方向
から見た図である。
【図3】図2のシートバックを倒した状態を示す図であ
る。
【図4】図2の要部を示す図で、ストライカをラッチ機
構から外した状態を示す図である。
【図5】図4のストライカをラッチ機構に係合させる状
態を示す図である。
【図6】図4のラッチ機構を矢印B方向から見た図であ
る。
【図7】図1と対応する従来例を示す図である。
【符号の説明】
1 リアシート 2 シートクッション 2a フレーム 3 シートバック 3a フレーム 4 シートバックロック解除ノブ 5 レッグ 6 フロアパネル 7 ストライカ 8 ラッチ機構 9 凹部 10 ベースプレート 11 ラッチ 11a 長孔 13 スプリング 14 ガイド部材 15 スプリング 16 カム 17 ガイド部材 18 スライダー 19 スプリング 20 ロッド 21 コントロールケーブル 22 ブラケット 23 ピン 24 ブラケット

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートクッション裏面のストライカをラ
    ッチ機構に係合させてセットするようにし、シートバッ
    クの前倒時に上記ラッチ機構を自動的に解除する手段を
    設けた格納式リアシートにおいて、前記ラッチ機構をフ
    ロアパネルに固定し、該ラッチ機構のラッチに係合孔部
    を設け、上記シートバックの前倒し操作に連動して移動
    するロッドをシートバックに設け、該ロッドを該係合孔
    部に挿通し、該ロッドの移動によりラッチを回動させ
    て、上記ストライカとの係合を解除することを特徴とす
    る格納式リアシート。
  2. 【請求項2】 上記ストライカをカムを介して上記シー
    トバックに取付け、該シートバックの前倒時に該カムを
    回転させることにより、上記ストライカを上方に移動す
    る構造としたことを特徴とする請求項1に記載の格納式
    リアシート。
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