JPH0519240Y2 - - Google Patents

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JPH0519240Y2
JPH0519240Y2 JP1986091040U JP9104086U JPH0519240Y2 JP H0519240 Y2 JPH0519240 Y2 JP H0519240Y2 JP 1986091040 U JP1986091040 U JP 1986091040U JP 9104086 U JP9104086 U JP 9104086U JP H0519240 Y2 JPH0519240 Y2 JP H0519240Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、シートのロツク機構に関し、特に、
自動車用スライド式シートのロツク機構に関す
る。
〔従来の技術〕
従来、自動車用スライド式シートSのスライド
機構としては、第12,13図に示すようなもの
が用いられており、シートクツシヨンaの下部に
は、レールbを構成する摺動部材としてのアツパ
レールcが取り付けられていて、自動車の床面d
には、レールbを構成する案内部材としてのロワ
ーレールeが取り付けられている。
そして、これらのアツパレールcとロワーレー
ルeとの間の摺動面にはグリスが塗布されてい
て、アツパレールcの内側下部上面とロワーレー
ルeの外側上部下面との間には、ボールfが介装
されている。
また、自動車用スライド式シートSのスライド
ロツク機構として、シートクツシヨンaに軸支さ
れたロツドgと、同ロツドgの後端部に取り付け
られたツメ部h付きの嵌合部材iと、ロワーレー
ルeの下部に取り付けられた凹部j付きのフラン
ジkと、ロツドgを一方向に付勢して、常時凹部
jにツメ部hを嵌合させる戻しばねlとが設けら
れている。
さらに、自動車用スライド式シートSのスライ
ドリリース機構として、ロツドgの前端部に取り
付けられたロツク解除用操作レバーmが設けられ
ている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、このような従来のシートのロツ
ク機構では、操作レバーmをはなしても、ツメ部
hが凹部jに嵌合していない状態(以下、この状
態を「目飛び状態」という。)Wにおいて、操作
レバーmがロツク位置へ復帰しないで、ツメ部h
が凹部jに嵌合してロツク状態Rになつたときに
おいて、操作レバーmがロツク位置へ復帰するた
め、この復帰に伴い非操作時に操作レバーmが動
くという問題点がある。
さらに、戻しばねlによる力は、ロツドg全体
および嵌合部材iの重量が大きいと、その初期加
速度が小さくなつてしまうので、動きが鈍くなつ
てしまうという問題点があり、この問題を解消す
べく、戻しばねlによる力を強くすると、操作力
が大きくなり、操作レバーの操作性が悪化する。
そこで、後述する本考案の実施例のリンクプレ
ート21を第14〜16図の各bに示したリンク
プレート21′に取り替えたものにおいても、す
なわち、連結ロツド20の上端屈曲部20aを円
穴21′aを介して連結したものにおいても、同
様な問題点が生じて、リリース状態L[第14図
a〜c参照]、目飛び状態W[第15図a〜c参
照]およびロツク状態R[第16図a〜c参照]
における各作動状態において、既述の問題点がそ
のまま残つている。
なお、第14〜16図の各a〜c中の符号11
はフロア10に取り付けられたレール、11aは
係合部としてのロツク穴、14はレール11内を
転動するローラ12をそなえた案内板(スライド
ステー)、15はロツクプレート、15aはロツ
クプレートの爪部、24はロツク解除用操作レバ
ーとしてのスライドレバーを示している。
本考案は、このような問題点を解決しようとす
るもので、操作レバーの不必要な作動を防止し、
レバー操作力を低減させることができるようにし
た、シートのロツク機構を提供することを目的と
する。
〔問題点を解決するための手段〕
このため、本考案のシートのロツク機構は、フ
ロアに装置される第1部材、係合部を有するとと
もにシートに取り付けられ同シートが上記第1部
材に案内されて変位し得るように同第1部材に係
合する第2部材、上記シート側に装置され少なく
とも上記係合部に係合して上記第2部材の変位を
規制する第1の位置および上記係合部から離脱し
て上記第2部材の変位を許容する第2の位置との
間を変位し得るロツクプレートと同ロツクプレー
トを上記第1の位置に向かつて付勢するロツク用
ばねとをそなえるロツク手段、一端が上記ロツク
プレートに連結されるとともに他端が上記ロツク
プレートの上記第1の位置から上記第2の位置に
向かう方向に延び先端部にてL字状に折曲された
連結ロツドと長手方向が上記連結ロツドの軸線方
向とほぼ一致するように上記ロツクプレートに近
い方の一端から同ロツクプレートより遠い方の他
端に延びるように形成され少なくとも上記ロツク
プレートが上記第1の位置を占有するとき該一端
に上記連結ロツドの折曲端部が係合する第1の状
態を保持し上記ロツクプレートが上記第2の位置
を占有するとき該他端に上記連結ロツドの折曲端
部が係合しない第2の状態を保持し得る長穴を有
するとともに上記連結ロツドの軸線から離れた位
置に一つの回動中心を有したリンクプレートとを
そなえるリリース手段、上記シート側に設けられ
操作者の操作に応動して自在に変位し得るととも
に上記リリース手段のリンクプレートに係合して
同リンクプレートを回動中心回りに所定方向に回
動せしめたとき上記長穴により上記第1の状態に
対応した位置に保持されるとともに上記ロツク用
ばねに抗して上記ロツクプレートを上記第2の位
置に変位せしめうる操作手段をそなえたことを特
徴としている。
〔作用〕
上述の本考案のシートのロツク機構では、操作
手段によりリリース手段のリンクプレートを所定
方向に回動せしめると、リンクプレートは第1の
状態を保持し連結ロツドがロツク用ばねに抗して
ロツクプレートを第1の位置から第2の位置に変
位させることになり、操作者に適当な手応え感を
与える。
そしてこの操作中に何らかの原因でロツクプレ
ートが第2の位置に固定した場合(不完全なロツ
ク状態)には、リリース手段のリンクプレートが
第2の状態、すなわち連結ロツドの折曲端部が上
記リンクプレートの長穴の一端と他端との間にあ
つて非係合の状態となるため、この非係合の状態
に対して操作手段は自在に変位し得ることとな
り、操作者に抵抗感を与えない。
したがつて、ロツクプレートが第2の位置に固
定した状態(不完全なロツク状態)にあることを
操作者に知らせることができる。
〔実施例〕
以下、図面により本考案の実施例について説明
すると、第1〜11図は本考案の一実施例として
のシートのロツク機構を示すもので、第1〜3図
はそれぞれその基台を破断して示す正面図、側面
図および平面図であり、第4図はその全体構成を
示すシートのスライド機構の斜視図、第5図はそ
の回転ロツク機構の要部斜視図、第6図a,bは
それぞれの軸受構造の拡大斜視図、第7図はその
スライドロツク機構およびスライドリリース機構
の要部斜視図、第8図はそのスライドロツク機構
の作用を示す側面図であり、第9〜11図はそれ
ぞれスライド機構のリリース状態、目飛び状態お
よびロツク状態を説明するための模式図で、第9
〜11図の各aはいずれも各状態に対応する操作
レバーの側面図、第9〜11図の各bはいずれも
各状態に対応するリンクプレートの側面図、第9
〜11図の各cはいずれもロツクプレートの垂直
部材の側面図である。
第1〜11図に示すように、自動車用スライド
式シートSが構成されており、この自動車用スラ
イド式シートSは、第4図に示すように、シート
クツシヨン1と、シートバツク2と、シートクツ
シヨン1を回転可能に支持してフロア10上にス
ライド可能に設置された基台3とをそなえて構成
されており、さらに、後述するスライド機構4
と、スライドロツク機構5と、スライドリリース
機構(第1のシート調節機構)6と、回転機構7
と、回転ロツク機構8と、回転リリース機構(第
2のシート調節機構)9とをそなえて構成されて
いる。
スライド機構4は、第1,2,4図に示される
ように、フロア10上に取り付けられて自動車の
前後方向に敷設された左右一対の第1の部材とし
てのレール11,11と、同レール11内を転動
するローラ12と、同ローラ12を回転可能に支
持するとともに前述の基台3の下部3bにボルト
13等により固定された第2の部材としてのスラ
イドステー14とをそなえて構成されている。
そして、スライドステー14は、一本のレール
11内に延在する前部スライドステー14aと後
部スライドステー14bとから構成されている。
また、スライドロツク機構5は、レール11の
底部に形成された係合部としてのロツク穴11a
と、このロツク穴11aに嵌合しうる爪部15a
をそなえたロツクプレート15と、このロツクプ
レート15の垂直部材15Aの上下動を案内すべ
く前部スライドステー14aの後端面14cおよ
び後部スライドステー14bの前端面14dによ
り構成された案内部16と、ロツクプレート15
の垂直部材15Aを接続する水平部材15Bと、
この水平部材15Bを下方へ付勢すべく水平部材
15Bと下部基台3bの円筒部材17aに取り付
けられた係止板17bとの間に介挿された戻しば
ね(ロツク用ばね)18と、この戻しばね18の
姿勢を保持するための案内部材19とから構成さ
れている。
さらに、スライドリリース機構6は、第7,8
図に示すように、前述のロツクプレート15を上
方へ引き上げて、ロツクプレート15の爪部15
aをレール11のロツク穴11aから引き抜くた
めのもので、ロツクプレート15の水平部材15
Bにその下端部20bを回転自在に取り付けられ
た連結ロツド20と、この連結ロツド20の上端
屈曲部20aを長穴21aに遊嵌するリンクプレ
ート21と、同リンクプレート21をその内側端
部22aに取り付けられた連動シヤフト(内軸)
22と、この連動シヤフト22の外側端部22b
に固定されたプレート23と、このプレート23
に取付部23aを介して回転可能に取り付けられ
るとともに、軸部24bにおいて下部基台3bの
フランジ42に軸支された取つ手24a付きのス
ライドレバー(スライドロツク解除用操作レバ
ー)24とから構成されている。
また、回転機構7は、シートクツシヨン1をフ
ロア10に対して相対的に回転させるもので、前
述の基台3が、スライド機構4により移動しうる
下部基台3bと、この下部基台3bの外部上面に
当接しうる外部下面をそなえた上部基台3aとに
2分割されていて、回転機構7は、これらの外部
上面と外部下面との当接面であつて上下方向に力
を受ける回転面25と、下部基台3bの中央部に
取り付けられた円筒部材17aと、同円筒部材1
7aに当接することにより、左右方向への変動を
抑制しうる上部基台3aの外部下面の先端部27
とから構成されている。
さらに、回転ロツク機構8は、第1〜3,5図
に示すように、下部基台3bの円筒部材17aに
係止板17bを介して取り付けられた円形のロツ
クデイスク28と、このロツクデイスク28の係
合穴28aに係合しうる一対のアーム29と、こ
れらのアーム29を取り付けられたアーム支持軸
30と、このアーム支持軸30を上部基台3aに
回転可能に支承するためのブラケツト31と、ア
ーム支持軸30を一方向に回転するように支承し
てアーム29をロツクデイスク28側へ回転させ
る図示しないスプリングとをそなえて構成されて
いる。
また回転リリース機構9は、第1〜3,5図に
示すように、アーム29を図示しないスプリング
に抗して係合穴28aから引き抜くためのもの
で、一方のアーム29の先端部にピン32を介し
て回転可能に取り付けられたプレート33と、こ
のプレート33をその中央部34aに取り付けら
れた鞘軸(第2のシート調節用シヤフト)として
の連動シヤフト(外軸)34と、この連動シヤフ
ト34の外側端部34bに固定されたプレート3
5と、このプレート35にピン35aを介して回
転可能に接続されたリンク36と、その基端部3
7aにおいてリンク36にピン36aを介して回
転可能に接続されてその中央部37bにおいて下
部基台3bに図示しないフランジを介してに軸支
されるとともに、その先端部37cに取つ手37
dを取り付けられた回転リリースレバー37とを
そなえて構成されている。
ところで、上述の連動シヤフト22,34は、
同軸的に配設されており、上部基台3aの中央部
において、サークリツプ38をそなえた軸受構造
をそなえたフランジ39が設けられており、さら
に、上部基台3aの側部において、コ字形の二重
軸受構造をそなえた軸受板40がシートフレーム
41に取り付けられている。
この軸受構造をそなえたフランジ39は、第1
図および第6図aに示すように、連動シヤフト
(外軸)34を受ける外軸用軸受部39bをそな
えた第1の立壁部と、連動シヤフト(内軸)22
を受ける内軸用軸受部39aをそなえた第2の立
壁部とをそなえている。
この二重軸受構造をそなえた軸受板40は、第
1図および第6図bに示すように、1枚のフラン
ジを屈曲させたもので、その下端部40aはシー
トフレーム41に溶接等により付設されていて、
この下端部40aに接続する第1の立壁部40b
には、連動シヤフト(外軸)34を受ける外軸用
軸受部40cが形成され、立壁部40bに屈曲部
(連結板)40dを介して接続する第2の立壁部
40eには、連動シヤフト(内軸)22を受ける
内軸用軸受部40fが取り付けられている。
本考案の実施例としてのシートのロツク機構は
上述のごとく構成されているので、常時は、スラ
イドロツク機構5が作動して、スライド機構4に
よる自動車用スライド式シートS全体の前後方向
への移動を防止するとともに、回転リリース機構
9が作動して、回転機構7による自動車用シート
のシートクツシヨン1およびシートバツク2の回
転を防止する。
そして、自動車用シートを前後方向へ移動させ
るには、第11図a〜cに示すロツク状態Rから
第9図a〜cに示すように、スライドリリース機
構6を作動させて、スライドレバー24を時計回
りに回転し起立させて、これに伴いリンクプレー
ト21を反時計回りにロツク位置からリリース位
置Lまで回転し長穴21aの下端により連結ロツ
ド20を上方へ引き上げ、ロツクプレート15を
上方へ引き上げることにより、爪部15aをロツ
ク穴11aから引き抜く。
これにより、スライド可能状態となつて、手操
作等により、自動車用シートの前後方向への移動
が行なわれる。
ついで、スライドレバー24を解放すると、戻
しばね18によるロツクプレート15の下方への
付勢により、垂直部材15Aの下端の爪部15a
がレール11の底部に押し付けられる。
このとき、爪部15aがロツク穴11aに整合
しない場合には、第10図a〜cに示すように目
飛び状態Wとなるが、リンクプレート21に形成
された長穴21aにより、連結ロツド20の上端
屈曲部20aが上方にあるにもかかわらず、リン
クプレート21のロツク位置への復帰が許容さ
れ、これによりスライドレバー24もロツク位置
Rへ復帰する。
そして、爪部15aがロツク穴11aに整合す
ると、第11図a〜cに示すように、垂直部材1
5Aが案内部16に案内されて、爪部15aがロ
ツク穴11a内に嵌入する。
これにより、自動車用シートは前後方向への移
動を禁止され、スライドロツク状態Rとなる。
また、自動車用シートのシートクツシヨン1お
よびシートバツク2を回転させるには、第6図b
に示すように、回転リリースレバー37の取つ手
37dを上方へ回動させて、リンク36を前方へ
移動させて、連動シヤフト(外軸)34を同図中
の反時計回りに回転させアーム29をロツクデイ
スク28の係合穴28aから上方へ引き上げて、
上部基台3aを下部基台3bに対して回転自在に
する。
そして、所望の回転角度近辺において回転リリ
ースレバー37をはなすと、目飛び状態Wとな
り、さらに少し回転させることにより、回転ロツ
ク状態Rとなる。
〔考案の効果〕
以上詳述したように、本考案のシートのロツク
機構によれば、次のような効果ないし利点が得ら
れる。
(1) 操作手段によりリリース手段のリンクプレー
トを所定方向に回動せしめると、リンクプレー
トは第1の状態を保持し連結ロツドがロツド用
ばねに抗してロツクプレートを第1の位置から
第2の位置に変位させることになり、操作者は
適当な手応え感を得ながらロツクを解除するこ
とができる。
(2) 上記の操作中、何らかの原因でロツクプレー
トが第2の位置に固定した場合(不完全なロツ
ク状態)には、リリース手段のリンクプレート
が第2の状態、すなわち連結ロツドの折曲端部
が上記リンクプレートの長穴の一端と他端との
間にあつて非係合の状態となるため、この非係
合の状態に対応して操作手段は自在に変位し得
ることとなり、操作者は抵抗感を感じない。
したがつて、ロツクプレートが第2の位置に
固定した状態(不完全なロツク状態)にあるこ
とを、操作者が明確に感知することができる。
(3) 目飛び状態からロツク状態へ移行する際に
は、ばねにより働く力は、ロツクプレートおよ
び連結部材の自重のみ加わるので、慣性質量が
小さく、所望の加速度(ばね復帰加速度)を得
ることが容易にできる。
(4) 上記第3項により、従来のものよりも復帰ば
ねの力を小さくすることができるので、ロツク
状態からリリース状態へリリースレバーを操作
するのに要する力を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
第1〜11図は本考案の一実施例としてのシー
トのロツク機構を示すもので、第1〜3図はそれ
ぞれその基台を破断して示す正面図、側面図およ
び平面図であり、第4図はその全体構成を示すシ
ートのスライド機構の斜視図、第5図はその回転
ロツク機構の要部斜視図、第6図a,bはそれぞ
れその軸受構造の拡大斜視図、第7図はそのスラ
イドロツク機構およびスライドリリース機構の要
部斜視図、第8図はそのスライドロツク機構の作
用を示す側面図であり、第9〜11図はそれぞれ
スライド機構のリリース状態、目飛び状態および
ロツク状態を説明するための模式図で、第9〜1
1図の各aはいずれも各状態に対応する操作レバ
ーの側面図、第9〜11図の各bはいずれも各状
態に対応するリンクプレートの側面図、第9〜1
1図の各cはいずれもロツクプレートの垂直部材
の側面図であり、第12,13図は従来のシート
のロツク機構を示すもので、第12図はその斜視
図、第13図はその要部正面図であり、第14〜
16図は従来の他のシートのロツク機構を示すも
ので、第14図a〜cは第9図a〜cに対応させ
て示すリリース状態の模式図、第15図a〜cは
第10図a〜cに対応させて示す目飛び状態の模
式図、第16図a〜cは第11図a〜cに対応さ
せて示すロツク状態の模式図である。 1……シートクツシヨン、2……シートバツ
ク、3……基台、3a……上部基台、3b……下
部基台、4……スライド機構、5……スライドロ
ツク機構、6……スライドリリース機構(第1の
シート調節機構)、7……回転機構、8……回転
ロツク機構、9……回転リリース機構(第2のシ
ート調節機構)、10……フロア、11……第2
の部材としてのレール、11a……係合部として
のロツク穴、12……ローラ、13……ボルト、
14……第1の部材としてのスライドステー、1
4a……前部スライドステー、14b……後部ス
ライドステー、14c……後端面、14d……前
端面、15……ロツクプレート、15a……爪
部、15A……垂直部材、15B……水平部材、
16……案内部、17a……円筒部材、17b…
…係止板、18……ロツク用ばねとしての戻しば
ね、19……案内部材、20……連結部材として
の連結ロツド、20a……上端屈曲部、20b…
…下端部、21……リンクプレート、21a……
長穴、22……第1のシート調節用シヤフトとし
ての連動シヤフト(内軸)、22a……内側端部、
22b……外側端部、23……プレート、23a
……取付部、24……ロツク解除用操作レバーと
してのスライドレバー、24a……取つ手、24
b……軸部、25……回転面、27……先端部、
28……ロツクデイスク、28a……係合穴、2
9……アーム、30……アーム支持軸、31……
ブラケツト、32……ピン、33……プレート、
34……第2のシート調節用シヤフトとしての連
動シヤフト(外軸)、35……プレート、35a
……ピン、36……リンク、36a……ピン、3
7……回転リリースレバー、37a……基端部、
37b……中央部、37c……先端部、37d…
…取つ手、38……サークリツプ、39……軸受
構造をそなえたフランジ、39a,39b……立
壁部、40……二重軸受構造をそなえた軸受板、
40a……下端部、40b……第1の立壁部(第
1の支持板)、40c……第2の軸受部としての
外軸用軸受部、40d……屈曲部(連結板)、4
0e……第2の立壁部(第2の支持板)、40f
……第1の軸受部としての内軸用軸受部、41…
…シートフレーム、42……フランジ、S……自
動車用スライド式シート。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. フロアに装置される第1部材、係合部を有する
    とともにシートに取り付けられ同シートが上記第
    1部材に案内されて変位し得るように同第1部材
    に係合する第2部材、上記シート側に装置され少
    なくとも上記係合部に係合して上記第2部材の変
    位を規制する第1の位置および上記係合部から離
    脱して上記第2部材の変位を許容する第2の位置
    との間を変位し得るロツクプレートと同ロツクプ
    レートを上記第1の位置に向かつて付勢するロツ
    ク用ばねとをそなえるロツク手段、一端が上記ロ
    ツクプレートに連結されるとともに他端が上記ロ
    ツクプレートの上記第1の位置から上記第2の位
    置に向かう方向に延び先端部にてL字状に折曲さ
    れた連結ロツドと長手方向が上記連結ロツドの軸
    線方向とほぼ一致するように上記ロツクプレート
    に近い方の一端から同ロツクプレートより遠い方
    の他端に延びるように形成され少なくとも上記ロ
    ツクプレートが上記第1の位置を占有するとき該
    一端に上記連結ロツドの折曲端部が係合する第1
    の状態を保持し上記ロツクプレートが上記第2の
    位置を占有するとき該他端に上記連結ロツドの折
    曲端部が係合しない第2の状態を保持し得る長穴
    を有するとともに上記連結ロツドの軸線から離れ
    た位置に一つの回動中心を有したリンクプレート
    とをそなえるリリース手段、上記シート側に設け
    られ操作者の操作に応動して自在に変位し得ると
    ともに上記リリース手段のリンクプレートに係合
    して同リンクプレートを回動中心回りに所定方向
    に回動せしめたとき上記長穴により上記第1の状
    態に対応した位置に保持されるとともに上記ロツ
    ク用ばねに抗して上記ロツクプレートを上記第2
    の位置に変位せしめうる操作手段をそなえたこと
    を特徴とする、シートのロツク機構。
JP1986091040U 1986-06-14 1986-06-14 Expired - Lifetime JPH0519240Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986091040U JPH0519240Y2 (ja) 1986-06-14 1986-06-14

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986091040U JPH0519240Y2 (ja) 1986-06-14 1986-06-14

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62201140U JPS62201140U (ja) 1987-12-22
JPH0519240Y2 true JPH0519240Y2 (ja) 1993-05-20

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