JP3630507B2 - シート - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、フロア上に設けられるロアレール,該ロアレールに摺動可能に係合するアッパレールからなるシートトラックと、前記アッパレールの摺動を禁止するスライドロック機構と、ウォークイン操作が行われると、前記スライドロック機構を解除して、前記アッパレールを最前位置へ移動させ、その後、前記アッパレールを後方へ移動させると、前記ロアレールの所定の位置で、前記ロック機構を作動させるウォークイン機構とを有するシートに関する。
【0002】
【従来の技術】
2ドアの車両のフロントシートや、シートが三列がある車両の二列目のシート等には、後方のシートへの乗降を容易にするため、ウォークイン機構が設けられる場合がある。
【0003】
このウォークイン機構は、ウォークイン操作が行われると、シートバックが前傾すると共に、シートスライドロック機構が解除され、スプリング等の付勢部材で前方に付勢されたシート全体が最前方位置まで移動し、後方のシートとの間隔を広げるものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来のウォークイン機構においては、ウォークインした後に、シートスライドロック機構は、ロック解除状態のままであるので、車両が急発進したりすると、付勢部材の付勢力に抗してシートが後方に移動する場合がある。
【0005】
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、その目的は、ウォークイン後にシートスライドがロック状態になるシートを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決する請求項1記載の発明は、フロア上に設けられるロアレール,該ロアレールに摺動可能に係合するアッパレールからなるシートトラックと、前記アッパレールの摺動を禁止するスライドロック機構と、ウォークイン操作が行われると、前記スライドロック機構を解除して、前記アッパレールを最前位置へ移動させ、その後、前記アッパレールを後方へ移動させると、前記ロアレールの所定の位置で、前記スライドロック機構を作動させるウォークイン機構とを有するシートにおいて、前記ウォークイン機構は、ウォークイン操作が行われ、前記アッパレールが最前位置へ移動すると、アッパレールの移動を禁止するものである。
【0007】
従って、ウォークインした後に、車両が急発進したりしても、シートが後方に移動することはない。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記スライドロック機構は、前記ロアレールの長手方向に沿って複数形成された被係合部と、前記アッパレールの長手方向に沿って配設される共に、前記アッパレールに回転可能に設けられ、端部に前記ロアレールの被係合部に係合可能な係合部が設けられたロックレバーと、該ロックレバーを前記被係合部と係合する方向に付勢する第1の付勢手段とからなり、前記ウォークイン機構は、前記アッパレールを前方に付勢する第2の付勢手段と、前記ロアレールに設けられたサブ被係合部と、前記アッパレールに回転可能に設けられ、一方の方向に回転すると、一方の回転端部が前記ロックレバーに、他方の回転端部が前記サブ係合部にそれぞれ係合可能なサブロックレバーと、前記サブロックレバーを一方の方向に付勢する第3の付勢手段と、前記アッパレールに設けられ、前記ロックレバーを前記被係合部より離反する方向に移動させると共に、前記サブロックレバーの他方の回転端部と前記サブ係合部との係合を解除するロックオープンレバーと、該ロックオープンレバーを前記ロックレバーから離反する方向に付勢する第4の付勢手段と、前記ロックオープンレバーをロックレバー方向に回転させるウォークインハンドルとからなることを特徴とするシートである。
【0008】
通常は、第4の付勢手段の付勢力でもって、ロックオープンレバーはロックレバーより離反した位置にある。
ウォークインを行う場合には、第4の付勢手段の付勢力に抗して、ウォークインハンドルを操作すると、ロックオープンレバーはロックレバー方向に移動し、ロックレバーを被係合部より離反する方向に移動させる。
【0009】
ロックレバーが被係合部より離反する方向へ移動すると、第3の付勢手段によって付勢されたサブロックレバーが一方の方向へ回転し、サブロックレバーの他方の回転端部がサブ被係合部と係合可能となる。
【0010】
更に、ロックレバーが被係合部より離反すると、スライドアンロック状態となり、第2の付勢手段の付勢力により、アッパレールは最前位置まで移動する。
アッパレールが最前位置まで移動すると、サブロックレバーの他方の回転端部がサブ被係合部に係合し、アッパレールの移動が禁止される。
【0011】
従って、ウォークインした後に、車両が急発進したりしても、シートが後方に移動することはない。
次に、ウォークインを解除する場合には、ウォークインハンドルを元位置まで戻す。すると、第4の付勢手段の付勢力により、ロックオープンレバーは回転し、
サブロックレバーとサブ被係合部との係合を解除し、アッパレールはロアレールに対して摺動可能な状態となると共に、ロックオープンレバーはロックレバーより離反し、ロックレバーはロアレールの被係合部に係合可能な状態となる。
【0012】
そして、第2の付勢手段に抗してアッパレールを後方へ移動させると、ロックレバーは複数あるロアレールの被係合部の一番前の位置にある被係合部に係合し、それ以上のアッパレールの移動が禁止される。
【0013】
請求項3記載の発明は、請求項2記載の発明において、前記シートトラックに対して、第1のヒンジピンを用いて前後方向に傾動可能に設けられた第1のアームと、該第1のアームに対して第2のヒンジピンを用いて前後方向に傾動可能に取り付けられた第2のアームと、前記第1のアームを前記シートトラックに対して所望の傾動角に保持するリクライニング機構と、前記第2のアームが前傾する方向に付勢する第5の付勢手段と、前記第1のアーム,前記第2のアームのうちどちらか一方に前記ウォークインハンドルを回転可能に設け、他方に前記ウォークインハンドルが係合可能な被係合部を設け、前記ウォークインハンドルが前記被係合部に係合した時、前記ロックオープンレバーは前記ロックレバーより離反した位置にあるように構成したものである。
【0014】
リクライニング機構を用いて、シートトラックに対する第1のアームの傾動角を変えることによって、所望のシートバックの傾動角を得ることができる。
ウォークインを行う場合は、ウォークインハンドルを第4の付勢手段の付勢力に抗して被係合部より離脱させ回転させると、第2のアームは第1のアームに対して回転可能な状態となり、第5の付勢手段の付勢力により第2のアーム(シートバック)が前傾すると共に、ロックオープンレバーがロックレバー方向に移動し、ロックレバーを第1の付勢手段に抗して、ロアレールの被係合部より離反させ、ロックレバーとロアレールの被係合部との係合が解除される。ロックレバーと被係合部との係合が解除されると、第2の付勢手段の付勢力により、ウォークインが行われ、アッパレールは最前位置まで移動する。
【0015】
次に、ウォークインを解除する場合は、前傾している第2のアーム(シートバック)を第5の付勢手段の付勢力に抗して起こす。すると、ウォークインハンドルが再び被係合部に係合し、元位置まで戻り、ロックオープンレバーは、ロックレバーより離反し、ウォークイン解除が行われる。
【0016】
上記構成によれば、ウォークイン解除を行った時に、シートバックはウォークイン前の傾動角に復帰することができる。
請求項4記載の発明は、請求項3記載の発明において、前記リクライニング機構は、一方の端部側が前記シートトラックのロアアームに上下方向に回転可能に設けられたハウジングと、一方の端部が前記第1のアームに回転可能に取り付けられ、他方の端部側が前記ハウジング内に配設されるシャフトと、該シャフトの円筒面に押接しながら巻回され、一方の端部が前記ハウジングに係止されたトーションスプリングと、該トーションスプリングの他方の端部に係合し、前記トーションスプリングを拡径する方向に駆動するリクライニングレバーと、前記シャフトを前記第1のアーム方向に付勢する第6の付勢手段とからなる軸ロック装置である。
【0017】
通常は、トーションスプリングがシャフトの円筒面を押接しているので、シャフトの軸方向の移動が禁止され、第1のアーム(シートバック)のロアアーム(シートクッション)に対する傾動は禁止されている。
【0018】
リクライニングレバーを用いて、トーションスプリングを拡径させると、トーションスプリングのシャフトの円筒面に対する押接が解除され、シャフトは軸方向の移動可能となり、第1のアーム(シートバック)はロアアーム(シートクッション)に対して傾動可能な状態となる。
【0019】
そして、所望の傾動角に第1のアーム(シートバック)を設定した後、リクライニングレバーへの操作力を解除するとトーションスプリングが再び縮径し、第1のアーム(シートバック)のロアアーム(シートクッション)に対する傾動が禁止される。
【0020】
上記構成によれば、シートバックの傾動角を無段階に調整できるので、所望のシートバックの傾動角を得ることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】
次に図面を用いて本発明の実施の形態を説明する。図1は本発明の第1の実施の形態例の側面図、図2は図1の背面図、図3は図1におけるスライドロック機構を説明する図、図4は図1における切断線A−Aにおける断面図、図5は図1における切断線B−Bにおける断面図、図6は図1における切断線C−Cにおける断面図、図7は図1における切断線D−Dにおける断面図、図8は図1における切断線F−Fにおける断面図、図9は図1における切断線G−Gにおける断面図、図10は図1における切断線H−Hにおける断面図、図11は図1における切断線J−Jにおける断面図、図12は図1における切断線K−Kにおける断面図、図13は図1における切断線L−Lにおける断面図、図14は図1における切断線M−Mにおける断面図である。
【0022】
これらの図において、シートトラック1はフロア上に設けられるロアレール2と、ロアレール2に摺動可能に係合するアッパレール3とからなっている。
ロアレール2は、フロアと略平行に設けられた基底部4と、基底部4の一方の端部より折曲し、フロアから離れる方向に延出する第1の側壁部5と、基底部4の他方の端部より折曲し、フロアから離れる方向に延出し、第1の側壁部5と略同じ長さの第2の側壁部6と、第1の側壁部5の上方の端部から、基底部4と略平行に折曲し、第2の側壁部6方向へ延出する第1の天部7と、第2の側壁部6の上方の端部から、基底部4と略平行に折曲し、第1の側壁部5方向へ延出し、第1の天部7と略同じ長さの第2の天部8と、第1の天部7の他方の端部から基底部4方向に折曲し、第1の側壁部5より長さが短い第1の垂下部9と、第2の天部8の他方の端部から基底部4方向に折曲し、第1の垂下部9と空間Sを介して対向し、第1の垂下部9と略同じ長さの第2の垂下部10とからなっている。
【0023】
そして、第1の垂下部9,第2の垂下部10のうちどちらか一方、本実施の形態例では第1の垂下部9及び第2の垂下部10には、ロアレール2の長手方向に沿って被係合部としてのロック突起11が複数形成されている。
【0024】
一方、アッパレール3は、第1のアッパレール12と第2のアッパレール13とから構成される。
第1のアッパレール12はロアレール2の第1の垂下部9,第2の垂下部10間に形成された空間Sを介してロアレール2内に挿入される第1の基部14と、第1の基部14から延出し、ロアレール2の第1の側壁部5,第1の天部7,第1の垂下部9で形成された空間S1まで延出する第1の延出部16とからなっている。
【0025】
一方、第2のアッパレール13は、ロアレール2の第1の垂下部9,第2の垂下部10間に形成された空間Sを介してロアレール2内に挿入される第2の基部15と、第2の基部15から延出し、ロアレール2の第2の側壁部6,第2の天部8,第2の垂下部10で形成された空間S2まで延出する第2の延出部17とからなっている。
【0026】
更に、第1のアッパレール12の第1の基部14と、第2のアッパレール13の第2の基部15とは固着され、一体化されている。
そして、ロアレール2の第1の天部7,第1の側壁部5及び第1のアッパレール12の第1の延出部16間に配置された鋼球20と、ロアレール2の第2の天部8,第2の側壁部6及び第2のアッパレール13の第2の延出部16間に配置された鋼球21と、ロアレール2の基部4,第1のアッパレール12の第1の延出部16及び第2のアッパレール12の第2の延出部17間に配設されたローラ22とで、アッパレール3は、ガタ無くロアレール2に対して摺動するようになっている。
【0027】
アッパレール3において、第1のアッパレール12の第1の基部14と、第2のアッパレール13の第2の基部15との間には、アッパレール3の長手方向に沿って空間S3が形成されている。
【0028】
この空間S3内に、ロックレバー30がピン31を用いて上下方向に回転可能に設けられている。ロックレバー30の一方の端部側の下部は、水平方向に折曲され、ロック突起11に係合可能なロック穴30aが形成されている。また、ロックレバー30の一方の端部の上部は、水平方向に折曲され、第2のアッパレール13に形成された第1の穴13aを介して外部に突出する突起部30bが形成されている。そして、アッパレール3上のブラケット32に設けられたスプリング係止板33に一端部が係止され、他端部がロックレバー30の突起部30bに係止された第1の付勢手段としてのスプリング34の付勢力により、ロックレバー30はロック穴30aがロック突起11に係合する方向に付勢されている。
【0029】
ロックレバー30の他方の端部にはアッパレール3の第1のアッパレール12に形成された第1及び第2の穴12a,12bを介して外部に突出するカーリング部30c,30dが形成されている。そして、カーリング部30c,30dにアウタ,インナ側のシートトラックのロックレバーを連結するハンドルバーが係合している。
【0030】
また、第1のアッパレール12の後部にはスプリング係止板35が、ロアレール2の前部には、スプリング係止板36がそれぞれ設けられている。第2の付勢手段としてのスプリング37の一端部がスプリング係止板35に他端部がスプリング係止板36にそれぞれ係止され、アッパレール3は前方へ付勢されている。
【0031】
更に、空間S3内には、ロックオープンレバー40がピン41を用いて上下方向に回転可能に設けられている。このロックオープンレバー40には、ロックレバー30の中間部に形成された半円状の当接部30eを押して、ロックレバー30のロック穴30aとロアレール2のロック突起11との係合を解除する方向に回転させるロック解除部40aが形成されている。そして、ロックオープンレバー40は、一端部がロックオープンレバー40に係止され、他端部が第1のアッパレール12に取り付けられたスプリング係止板43に係止された第4の付勢手段としてのスプリング42により、ロック解除部40aがロックレバー30より離反する方向に付勢されている。
【0032】
尚、ロックレバー30の当接部30e近傍には、ピン200が設けられ、このピン200は第1及び第2のアッパレール12,13に形成された円弧状の穴12d,13dに遊嵌している。
【0033】
アッパレール3の第2のアッパレール13には、サブロックレバー50がピン51を用いて上下方向に回転可能に取り付けられている。このサブロックレバー50の一方の回転端部側は、ロックレバー30の突起部30bに当接可能なロックレバー当接部50aが形成されている。また、他方の回転端部側には、ロアレール2に設けられたサブロックプレート52のサブ被係合部としてのロック穴52aに係合可能なロック突起部50bと、アッパレール3側に折曲され、第2のアッパレール13に形成された第2の穴13bを介して空間S3内に入り、ロックオープンレバー40に形成されたアーム部40bが当接可能なアーム部50cが形成されている。
【0034】
尚、ロアレール2の第1及び第2の垂下部9,10において、少なくともサブロックプレート52の近傍は、ロック突起11が設けられていない非ロック突起形成部250となっている。
【0035】
そして、一端部がアッパレール3の第2のアッパレール13に係止され、中間部がピン51に巻回され、他端部がサブロックレバー50に係止された第3の付勢手段としてのスプリング53により、サブロックレバー50は、ロックレバー当接部50aがロックレバー30の突起部30bに当接する方向に、ロック突起部50bがサブロックプレート52のロック穴52aに係合する方向に付勢されている。
【0036】
次に、本実施の形態例のシートのシートバック側の説明を行う。60はアッパレール3に設けられたアームブラケットである。このアームブラケット60には、第1のヒンジピン61を用いて第1のアーム62が回転可能に取り付けられている。更に、第1のアーム62には、第2のヒンジピン63を用いて第2のアーム64が回転可能に取り付けられている。これら第1及び第2のアーム62,64はシートバックのフレームに取り付けられるものである。
【0037】
69は基端部がシートトラック1のアッパレール3に、先端部が第1のアーム62にそれぞれ取り付けられ、第1のアーム62のシートトラック1に対する傾動角を調整するリクライニング機構としての軸ロック機構である。
【0038】
ここで、軸ロック機構69の説明を図15から図17を用いて行う。図15は軸ロック装置の斜視図、図16は図15におけるシャフト回りの分解斜視図、図17は図15におけるO−O断面構成図である。
【0039】
これらの図において、70はシートトラック1のアッパレール3に設けられるブラケット32にピン91を用いて基端部が上下方向に回転可能に取り付けられるハウジングである。このハウジング70内には、シャフト71の基端部側に係合し、シャフト71をシートバックに向かって軸方向に移動可能に案内するガイド72,73が取り付けられている。シャフト71の先端部は第1のアーム62の回転中心である第1のヒンジピン61より下端部側にボルト90を用いて回転可能に取り付けられている。更に、シャフト71の円筒面には、トーションスプリング74,75の中間部が押接しながら巻回され、これらトーションスプリング74,75の一方の端部はガイド72,73に係止されている。
【0040】
更に、トーションスプリング74,75には、トーションスプリング74,75の他方の端部を押圧して、トーションスプリング74,75を拡径させるレバー76が係合している。
【0041】
ハウジング70の側面には、先端部側にハンドル77が、基端部側にレバー78ががそれぞれ取り付けられたシャフト79が回転可能に設けられている。レバー78の回転端部には、ケーブル80のインナケーブル80aの一方の端部が係止され、このケーブル80のインナケーブル80aの他方の端部は、レバー76に係止されている。
【0042】
82はシャフト71の先端部側を巻回するように設けられ、一方の端部はハウジング70に形成された突部70aに、他方の端部はシャフト71のに固着されたピン81にそれぞれ当接し、シャフト71をシートバック方向に付勢するスプリングである。
【0043】
次に、第2のアーム64には、ウォークインハンドル100がピン101を用いて回転可能に取り付けられている。第1のアーム62には、ウォークインハンドル100が係合可能な被係合部としての係合凹部62aが形成されている。
【0044】
また、第2のアーム64は、第2のヒンジピン63を巻回し、外端部が第1のアーム62に設けられたスプリング係止板102に係止され、内端部が第2のヒンジピン63のすり割部63aに係止された第5の付勢手段としてのスプリング103によって、前傾れ方向に付勢されている。
【0045】
ウォークインハンドル100は、一方の端部が第2のアーム64に係止され、中間部がピン101に巻回され、他方の端部がウォークインハンドル100に係止されたスプリング110により、係合凹部62aに係合する方向に付勢されている。
【0046】
111はウォークインハンドル100の動きをロックオープンレバー40に伝達するケーブルで、インナケーブル111aの一端部がウォークインハンドル100に、他端部がロックオープンレバー40にそれぞれ係止されている。
【0047】
次に、図18から図26を用いて、上記構成のシートの作動を説明する。
[1] 通常のリクライニング(図24参照)
ハンドル77を操作していない場合には、トーションスプリング74,75がシャフト71の円筒面に押接しているので、シャフト71の移動は禁止されている。よって、シートバック側の第1のアーム62の傾動も禁止されたリクライニングロック状態となっている。
【0048】
次に、ハンドル77を図15において反時計方向に回転すると、レバー78も反時計方向に回転し、ケーブル80のインナケーブル80aを引く。よって、ハウジング70 内のレバー76は図6において、実線位置から二点鎖線位置へ回転し、トーションスプリング74,75の他方の端部を押し、トーションスプリング74,75を拡径させる。トーションスプリング74,75が拡径すると、シャフト71は軸方向に移動可能となり、第1のアーム62が傾動可能となるリクライニングロック解除状態となり、シートバックの傾動角の調整を行うことができる。
【0049】
最後に、ハンドル77への操作力を解除すると、トーションスプリング74,75は再び縮径し、シャフト71の移動が禁止され、リクライニングロック状態となる。
[2] ウォークイン(図25参照)
通常は、図18及び図19に示すように、スプリング110の付勢力でもってウォークインハンドル100は第1のアーム62の係合凹部62aに係合し、ロックオープンレバー40はスプリング42の付勢力でもって、ロックレバー30より離反した位置にある。
【0050】
ここで、図20及び図21に示すように、ウォークインハンドル100をスプリング110の付勢力に抗して操作し、ウォークインインハンドル100と第1のアーム62の係合凹部62aとの係合を解除すると、スプリング103により前傾れ方向に付勢された第2のアーム64(シートバック)が第1のアーム62に対して第2のヒンジピン63を中心に前傾れする。
【0051】
更に、第2のアーム63が前傾れすると共に、第2のアーム63に設けられたウォークインハンドル100も第2のヒンジピン63を中心に回転し、第1のケーブル111のインナケーブル111aを引張る。
【0052】
第1のケーブル111のインナケーブル111aが引張られると、ロックオープンレバー40がスプリング42の付勢力に抗してピン41を中心に回転し、ロックオープンレバー40のロック解除部40aがロックレバー30の当接部30eを押圧し、ロックレバー30は回転中心であるピン31を中心に回転し、ロック穴30aとロック突起11との係合が解除され、アッパレール3はロアレール2に対して摺動可能となる。(図25(a),(b))
更に、この時、サブロックレバー50はスプリング53の付勢力でもって、ロックレバー30に追従して回転し、ロック突起部50bがサブロックプレート52のロック穴52aに係合可能な状態となる。
【0053】
そして、スプリング37の付勢力でもって、アッパレール3は最前位置まで移動する。
この時、図22に示すように、サブロックレバー50のロック突起部50bがサブロックプレート52のロック穴52aに係合し、アッパレール3の移動が禁止される。(図25(c))
また、この状態で、ウォークインハンドル100を操作する力を解除しても、図23に示すように、ウォークインハンドル100は第1のアーム62の係合凹部6a以外の部分に押接し、インナケーブル111aを引張った状態を保持する。
【0054】
尚、本実施の形態例では、ウォークイン後、図25(d)に示すように、ハンドル77を操作して、第1のヒンジピン61を中心にシートバックを前傾させることで、シートバックの背面をフロアに対して略平行状態とすることができ、後方のシートの着座者用のテーブルとしての使用が可能となる。
[3] ウォークインからの復帰
シートバックを起こすと、即ち、第2のアーム64を第1のアーム62に対して第2のヒンジピン63を中心に回転させると、ウォークインハンドル100も第2のアーム64と共に回転し、インナケーブル111aの引張りが徐々に解除される。
【0055】
そして、スプリング110の付勢力によってウォークインハンドル100が第1のアーム62の係合凹部62aに係合し、第2のアーム64は元の位置に復帰し、インナケーブル111aの引張りが完全に解除される。
【0056】
インナケーブル111aの引張りが解除されると、ロックオープンレバー40はスプリング42の付勢力でもって、ロックオープンレバー40のロック解除部40aがロックレバー30の当接部30eより離反し、ロックレバー30はスプリング34の付勢力でもってロック穴30a側が非ロック突起形成部250に押接する。
【0057】
同時に、ロックオープンレバー40のアーム部40bがサブロックレバー50のアーム部50cを押し、サブロックレバー50のロック突起部50bとサブロックプレート52のロック穴52aとの係合が解除される(図26(a))。
【0058】
次に、シート全体をスプリング37の付勢力に抗して後退させると、ロックレバー30は、非ロック突起形成部250に摺接しながら移動し、ロックレバー30のロック穴30aは複数あるロック突起11の最初のロック突起11に係合し、アッパレール3の移動が禁止され、ウォークイン復帰が完了する(図26(b))。
最後に、図22(d)に示すように、ハンドル77を操作して、シートバックの背面をフロアに対して略平行とした場合には、ハンドル77を操作して、シートバックの傾動角に復帰させる(図26(c))。
上記構成によれば、ウォークインすると、サブロックレバー50のロック突起部50bがサブロックプレート52のロック穴52aに係合し、アッパレール3の移動を禁止することにより、ウォークインした後に、車両が急発進したりしても、シートが後方に移動することはない。
【0059】
また、シートバックの傾動を行う機構として、軸ロック機構69を用いたことにより、シートバックの傾動角の無段階調整が行える。
更に、ウォークイン後、軸ロック機構69を操作せず、ウォークイン復帰を行うと、ウォークイン復帰後のシートバックの傾動角は、ウォークインする前と同じ傾動角となり、ウォークイン後のシートバックの傾動角調整が不要となる。
【0060】
尚、本発明は上記実施の形態例に現地するものではない。上記構成では、ウォークインハンドルを第2のアーム64に、ウォークインハンドル100が係合する係合凹部62aを第1のアーム62にそれぞれ設けたが、逆に、第1のアーム62にウォークインハンドルを、第2のアーム64にウォークインハンドルが係合可能な係合凹部を設け、インナケーブル111aを第2のアーム64に係止するようにしてもよい。
【0061】
【発明の効果】
以上述べたように本発明によれば、下記のような効果を得ることができる。
請求項1記載の発明によれば、ウォークイン機構をウォークイン操作が行われ、前記アッパレールが最前位置へ移動すると、アッパレールの移動を禁止するようにしたことにより、ウォークインした後に、車両が急発進したりしても、シートが後方に移動することはない。
【0062】
請求項2記載の発明によれば、前記ウォークイン機構を前記アッパレールを前方に付勢する第2の付勢手段と、前記ロアレールに設けられたサブ被係合部と、前記アッパレールに回転可能に設けられ、一方の方向に回転すると、一方の回転端部が前記ロックレバーに、他方の回転端部が前記サブ係合部にそれぞれ係合可能なサブロックレバーと、前記サブロックレバーを一方の方向に付勢する第3の付勢手段と、前記アッパレールに設けられ、前記ロックレバーを前記被係合部より離反する方向に移動させると共に、前記サブロックレバーの他方の回転端部と前記サブ係合部との係合を解除するロックオープンレバーと、該ロックオープンレバーを前記ロックレバーから離反する方向に付勢する第4の付勢手段と、前記ロックオープンレバーをロックレバー方向に回転させるウォークインハンドルとから構成したことにより、アッパレールが最前位置まで移動すると、サブロックレバーの他方の回転端部がサブ被係合部に係合し、アッパレールの移動が禁止され、ウォークインした後に、車両が急発進したりしても、シートが後方に移動することはない。
【0063】
請求項3記載の発明によれば、前記シートトラックに対して、第1のヒンジピンを用いて前後方向に傾動可能に設けられた第1のアームと、該第1のアームに対して第2のヒンジピンを用いて前後方向に傾動可能に取り付けられた第2のアームと、前記第1のアームを前記シートトラックに対して所望の傾動角に保持するリクライニング機構と、前記第2のアームが前傾する方向に付勢する第5の付勢手段と、前記第1のアーム,前記第2のアームのうちどちらか一方に前記ウォークインハンドルを回転可能に設け、他方に前記ウォークインハンドルが係合可能な被係合部を設け、前記ウォークインハンドルが前記被係合部に係合した時、前記ロックオープンレバーは前記ロックレバーより離反した位置にあるように構成したことにより、ウォークイン解除を行った時に、シートバックはウォークイン前の傾動角に復帰することができる。
【0064】
請求項4記載の発明によれば、前記リクライニング機構は、一方の端部側が前記シートトラックのロアアームに上下方向に回転可能に設けられたハウジングと、一方の端部が前記第1のアームに回転可能に取り付けられ、他方の端部側が前記ハウジング内に配設されるシャフトと、該シャフトの円筒面に押接しながら巻回され、一方の端部が前記ハウジングに係止されたトーションスプリングと、該トーションスプリングの他方の端部に係合し、前記トーションスプリングを拡径する方向に駆動するリクライニングレバーと、前記シャフトを前記第1のアーム方向に付勢する第6の付勢手段とからなる軸ロック装置とした事により、シートバックの傾動角を無段階に調整できるので、所望のシートバックの傾動角を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態例の側面図である。
【図2】図1の背面図である。
【図3】図1におけるスライドロック機構を説明する図である。
【図4】図1における切断線A−Aにおける断面図である。
【図5】図1における切断線B−Bにおける断面図である。
【図6】図1における切断線C−Cにおける断面図である。
【図7】図1における切断線D−Dにおける断面図である。
【図8】図1における切断線F−Fにおける断面図である。
【図9】図1における切断線G−Gにおける断面図である。
【図10】図1における切断線H−Hにおける断面図である。
【図11】図1における切断線J−Jにおける断面図である。
【図12】図1における切断線K−Kにおける断面図である。
【図13】図1における切断線L−Lにおける断面図である。
【図14】図1における切断線M−Mにおける断面図である。
【図15】軸ロック装置の斜視図である。
【図16】図15におけるシャフト回りの分解斜視図である。
【図17】図15におけるO−O断面構成図である。
【図18】実施の形態例の作動を説明する図である。
【図19】実施の形態例の作動を説明する図である。
【図20】実施の形態例の作動を説明する図である。
【図21】実施の形態例の作動を説明する図である。
【図22】実施の形態例の作動を説明する図である。
【図23】実施の形態例の作動を説明する図である。
【図24】実施の形態例の作動を説明する図である。
【図25】実施の形態例の作動を説明する図である。
【図26】実施の形態例の作動を説明する図である。
【符号の説明】
1 シートトラック
2 ロアレール
3 アッパレール
64 軸ロック機構

Claims (4)

  1. フロア上に設けられるロアレール,該ロアレールに摺動可能に係合するアッパレールからなるシートトラックと、
    前記アッパレールの摺動を禁止するスライドロック機構と、
    ウォークイン操作が行われると、前記スライドロック機構を解除して、前記アッパレールを最前位置へ移動させ、その後、前記アッパレールを後方へ移動させると、前記ロアレールの所定の位置で、前記スライドロック機構を作動させるウォークイン機構とを有するシートにおいて、
    前記ウォークイン機構は、ウォークイン操作が行われ、前記アッパレールが最前位置へ移動すると、アッパレールの移動を禁止することを特徴とするシート。
  2. 前記スライドロック機構は、
    前記ロアレールの長手方向に沿って複数形成された被係合部と、前記アッパレールの長手方向に沿って配設される共に、前記アッパレールに回転可能に設けられ、端部に前記ロアレールの被係合部に係合可能な係合部が設けられたロックレバーと、該ロックレバーを前記被係合部と係合する方向に付勢する第1の付勢手段とからなり、
    前記ウォークイン機構は、
    前記アッパレールを前方に付勢する第2の付勢手段と、前記ロアレールに設けられたサブ被係合部と、前記アッパレールに回転可能に設けられ、一方の方向に回転すると、一方の回転端部が前記ロックレバーに、他方の回転端部が前記サブ係合部にそれぞれ係合可能なサブロックレバーと、前記サブロックレバーを一方の方向に付勢する第3の付勢手段と、前記アッパレールに設けられ、前記ロックレバーを前記被係合部より離反する方向に移動させると共に、前記サブロックレバーの他方の回転端部と前記サブ係合部との係合を解除するロックオープンレバーと、該ロックオープンレバーを前記ロックレバーから離反する方向に付勢する第4の付勢手段と、前記ロックオープンレバーをロックレバー方向に回転させるウォークインハンドルとからなる
    ことを特徴とする請求項1記載のシート。
  3. 前記シートトラックに対して、第1のヒンジピンを用いて前後方向に傾動可能に設けられた第1のアームと、
    該第1のアームに対して第2のヒンジピンを用いて前後方向に傾動可能に取り付けられた第2のアームと、
    前記第1のアームを前記シートトラックに対して所望の傾動角に保持するリクライニング機構と、
    前記第2のアームが前傾する方向に付勢する第5の付勢手段と、
    前記第1のアーム,前記第2のアームのうちどちらか一方に前記ウォークインハンドルを回転可能に設け、他方に前記ウォークインハンドルが係合可能な被係合部を設け、
    前記ウォークインハンドルが前記被係合部に係合した時、前記ロックオープンレバーは前記ロックレバーより離反した位置にあるように構成したことを特徴とする請求項2記載のシート。
  4. 前記リクライニング機構は、
    一方の端部側が前記シートトラックのアッパレールに上下方向に回転可能に設けられたハウジングと、
    一方の端部が前記第1のアームに回転可能に取り付けられ、他方の端部側が前記ハウジング内に配設されるシャフトと、
    該シャフトの円筒面に押接しながら巻回され、一方の端部が前記ハウジングに係止されたトーションスプリングと、
    該トーションスプリングの他方の端部に係合し、前記トーションスプリングを拡径する方向に駆動するリクライニングレバーと、
    前記シャフトを前記第1のアーム方向に付勢する第6の付勢手段と、
    からなる軸ロック装置であることを特徴とする請求項3記載のシート装置。
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