JPH0554245B2 - - Google Patents

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JPH0554245B2
JPH0554245B2 JP59261364A JP26136484A JPH0554245B2 JP H0554245 B2 JPH0554245 B2 JP H0554245B2 JP 59261364 A JP59261364 A JP 59261364A JP 26136484 A JP26136484 A JP 26136484A JP H0554245 B2 JPH0554245 B2 JP H0554245B2
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chip
type electronic
electronic component
external connection
electrode
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Atsuo Senda
Takuji Nakagawa
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Murata Manufacturing Co Ltd
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Murata Manufacturing Co Ltd
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01GCAPACITORS; CAPACITORS, RECTIFIERS, DETECTORS, SWITCHING DEVICES, LIGHT-SENSITIVE OR TEMPERATURE-SENSITIVE DEVICES OF THE ELECTROLYTIC TYPE
    • H01G4/00Fixed capacitors; Processes of their manufacture
    • H01G4/002Details
    • H01G4/228Terminals
    • H01G4/232Terminals electrically connecting two or more layers of a stacked or rolled capacitor
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C23COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
    • C23CCOATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
    • C23C14/00Coating by vacuum evaporation, by sputtering or by ion implantation of the coating forming material
    • C23C14/04Coating on selected surface areas, e.g. using masks
    • C23C14/042Coating on selected surface areas, e.g. using masks using masks
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01CRESISTORS
    • H01C17/00Apparatus or processes specially adapted for manufacturing resistors
    • H01C17/006Apparatus or processes specially adapted for manufacturing resistors adapted for manufacturing resistor chips
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01GCAPACITORS; CAPACITORS, RECTIFIERS, DETECTORS, SWITCHING DEVICES, LIGHT-SENSITIVE OR TEMPERATURE-SENSITIVE DEVICES OF THE ELECTROLYTIC TYPE
    • H01G13/00Apparatus specially adapted for manufacturing capacitors; Processes specially adapted for manufacturing capacitors not provided for in groups H01G4/00 - H01G11/00

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  • Ceramic Capacitors (AREA)
  • Apparatuses And Processes For Manufacturing Resistors (AREA)
  • Manufacturing Cores, Coils, And Magnets (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明はチツプ型電子部品の外部接続用電極
を形成する方法に関するものである。
(従来の技術) チツプ型電子部品として、代表的なものにコン
デンサ、抵抗、インダクタンスなどがある。
第6図はチツプ型コンデンサ、特にチツプ型積
層セラミツクコンデンサの典型的な構造を示す側
面図である。
この図において、複数の誘電体セラミツク層2
の間に内部電極3が介挿された状態で積層体1が
構成され、この積層体1の内部電極3に接続され
る外部接続用電極4が積層体1の側面に形成され
ている。
第7図はチツプ型抵抗の典型的な構造を示す側
面図である。
この図において、アルミナなどの基板5の上に
電極6,6が形成され、この電極6,6間にたと
えばRuO2からなる抵抗ペーストを焼き付けて抵
抗体7を形成し、電極6,6にそれぞれ電気接続
する外部接続用電極8が側面に形成されている。
第8図はチツプ型インダクタの典型的な構造を
示す概略側面図である。
この図において、詳細に図示していないが、導
体パターンを形成したフエライト生シートを複数
枚積み重ね、フエライト生シートに形成したスル
ーホールを介して導体パターンがたとえば上から
下へ連結され、結果的にはコイル9を内部に包含
した状態で形成され、加圧一体化されて焼成さ
れ、得られたチツプ10の側面にコイル9の端部
と電気接続するように外部接続用電極11が形成
されている。
上記した各種のチツプ型電子部品の外部接続用
電極は、通常ガラスフリツト、ワニスを含む銀ペ
ーストを塗布、印刷などの手段で付与し、これを
空気中で焼き付けることによつて形成されてい
る。
(発明が解決しようとする問題点) ところが、外部接続用電極は上記したように、
銀ペーストの焼き付けにより形成したものである
ため厚膜状に形成されている。特に、第6図〜第
8図に示した各種のチツプ型電子部品において、
両平面の端部に盛り上がり部分Aが形成されるこ
とになる。たとえば、第6図に示したチツプ型コ
ンデンサについて説明すれば、チツプ本体の厚み
が500μmに対して、外部接続用電極の盛り上が
り部分Aの厚みは50μm程度に形成され、上下の
電極の盛り上がり部分Aを合算すると100μmと
なり、チツプ本体の厚みの20%にも達する。
このような外部接続用電極の形成構造に起因し
て次のような点が問題とされている。
まず、チツプ型電子部品をプリント基板上に装
着するとき、真空チヤツクでチツプ型電子部品を
吸い上げるが、外部接続用電極が盛り上がり部分
を持つて形成されているため、上面が平坦状態で
はなく、チツプ型電子部品との間に隙間ができる
ことになり、真空チヤツクで吸い上げられないこ
とになる。
また、上記したように外部接続用電極の盛り上
がり部分があると、チツプ型電子部品の薄膜化に
逆行し、厚みが制約されている電子機器への組み
込みができなくなるという問題を含んでいる。
さらに、チツプ型コンデンサの場合、外部接続
用電極の盛り上がり部分だけ、誘電体層の積層数
を減らして、チツプ型電子部品の薄膜化を阻害し
ないようにすることも考えられる。しかし逆に容
量が小さくなるという問題を含むことになる。
そこで、接続用外部電極の厚みを薄くし、盛り
上がり部分をなくするため、真空蒸着法、スパツ
タリング法、イオンプレーテイング法などの薄膜
形成技術によりこの外部接続用電極を形成するこ
とが提案されている。
特開昭58−64017号はこの発明の最も好適な従
来技術を開示したものである。
第9図はチツプ型積層セラミツクコンデンサの
端面にスパツタリング法にて外部接続用電極を形
成する状態を示した側断面図である。
この図において、マスキング装置12のポケツ
ト13に積層ユニツト14を装着し、この状態で
スパツタリング装置に設置し、ターゲツト15を
スパツタリングして、積層ユニツト14の側面に
スパツタ粒子を付着して外部接続用電極16を形
成している。なお、17,18はそれぞれ内部電
極である。
しかしながら、このような方法で形成された外
部接続用電極16は次のような問題を有してい
る。
つまり、積層ユニツト14の側面にしか外部接
続用電極16が形成されていないため、積層ユニ
ツト14に対する十分な接合強度が得られないと
いうことである。このため、外部接続用電極16
を形成する前に、スパツタエツチング処理を施
し、側面表面を荒らすことが明示されているが、
このような処理をもつてしても十分な接合強度を
得るには至つていない。
したがつて、外部接続用電極を構造的な点から
改善する必要がある。つまり、第6図〜第8図に
示したように、外部接続用電極を側面にだけ形成
するのではなく、側面および側面から上下面の端
部にまで延びた形状、つまり断面コ字状をなす外
部接続用電極とする必要がある。
しかし、第9図に図示したマスキング装置で
は、チツプ型電子部品の本体の上下面にまで達つ
する外部接続用電極を形成することは不可能であ
る。しかも、従来の方法では、ポケツト13と積
層ユニツト14との間に隙間が存在することは不
適当であり、ポケツト13ならびに積層ユニツト
14の寸法精度を上げなければならない。また装
填作業や取り出し作業の点から見てもかなり面倒
なものであることは明らかである。
(発明の目的) したがつて、この発明は、チツプ型積層セラミ
ツクコンデンサ、積層チツプ型抵抗、チツプ型イ
ダクタなどのようなチツプ型電子部品の外部接続
用電極を真空蒸着法、スパツタリング法、イオン
プレーテイング法などの薄膜形成技術により形成
するに際して、チツプ型電子部品の端部に断面コ
字状をなす形状の外部接続用電極を形成する方法
を提供することを目的とする。
また、この発明は、チツプ型電子部品の端部に
外部接続用電極を形成するに際して、作業性のよ
い方法を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) この発明は、真空蒸着法、スパツタリング法、
イオンプレーテイング法などの薄膜形成技術によ
りチツプ型電子部品の端部に外部接続用電極を形
成するに際して、まず第2図に示すような六面体
状のチツプ型電子部品21を対象とする。このチ
ツプ型電子部品21は図示した位置からみて、左
右側面A1,A2、前後側面B1,B2および上
下主面C1,C2を有する。
このチツプ型電子部品21の端部、つまり左右
側面A1,A2および上下主面C1,C2の一部
に断面コ字状の外部接続用電極を形成する順序を
第3図に従つて説明する。
まず、第3図aに示すように、チツプ型電子部
品21を準備する。
次いで、第3図bに示すように、下主面C2の
左端部C2Lおよびこの左端部C2Lに連続して
左側面A1の一部に導電部22aを形成する一
方、右端部C2Rおよびこの右端部C2Rに連続
して右側面A2の一部に導電部23aを形成す
る。
さらに、第3図Cに示すように、チツプ型電子
部品21を裏返し、つまり、上下主面C1,C2
が互いに逆の位置に位置するように裏返す。
つづいて、第3図dに示すように、上主面C1
の左端部C1Lおよびこの左端部C1Lに連続し
て左側面A1の一部に導電部22bを形成する一
方、右端部C1Rおよびこの右端部C1Rに連続
して右側面A2の一部に導電部23bを形成す
る。このとき、チツプ型電子部品21の左側面A
1、右側面A2に形成される導電部22aと22
b、および導電部23aと23bは互いに重なる
状態で形成される。
なお、第3図dに示した状態のチツプ型電子部
品21の位置関係は第2図の状態で定義した位置
関係にもとづいて説明した。したがつて、第3図
dでの説明では上下の位置関係が逆転しているこ
とに注意されたい。
また第3図bの状態からチツプ型電子部品21
を第3図Cの状態に裏返したとき、上下の位置を
逆にしたが、左右側面を互いに逆の位置になるよ
うにしてもよい。
上記した工程を経ることより、チツプ型電子部
品21の端部に断面コ字状の外部接続用電極が形
成されたことになる。
第4図はチツプ型電子部品21の完成した状態
を示す図であり、両端部に断面コ字状の外部接続
用電極22,23がそれぞれ形成されている。第
3図dの状態では、チツプ型電子部品21の左右
側面A1,A2に導電部22a,22b、および
導電部23a,23bが重なつた状態で形成され
ている様子が示されているが、説明の便宜上厚み
をもつて図示しており、いずれも薄膜状に形成さ
れるため、実際には第4図に示すような状態に外
部接続用電極22,23が形成される。
(効果) この発明によれば、次のような種々の効果が得
られる。
薄膜状の外部接続用電極が形成でき、従来の
ように銀の焼き付け電極のように盛り上がり部
分は形成されない。
電極の盛り上がり部分がないため、真空チヤ
ツク装置でチツプ型電子部品を吸着することが
でき、プリント基板への自動装填が可能になる
とともに位置決め精度が上がる。
電極の盛り上がり部分の厚みだけ、チツプ型
電極部品本体の厚みを増やすことができ、たと
えば積層型セラミツクコンデンサであれば誘電
体セラミツク層を増加できるため、容量の増大
を図ることができる。さらには、抗折強度も増
大させることができる。
銀の焼き付け電極には、ガラスフリツト成分
であるアルカリ金属成分が含有されているた
め、耐湿性が悪いという欠点が見られるが、こ
の発明によれば上記したアルカリ金属成分を含
有しない電極材料で電極を形成するため、すぐ
れた耐湿性を有するチツプ型電子部品を提供す
ることができる。
電極材料としてニツケル、クロム、銅、アル
ミニウムなどの卑金属を用いることができるの
で、コストダウンを図ることができる。
チツプ型電子部品の端面のみに電極を形成し
た場合にくらべて接合強度が大きく、高信頼性
のチツプ型電子部品の作成が可能となる。
装填作業がやりやすく作業性や量産性に富
む。
(実施例) 以下この発明を図示した実施例に従つて詳細に
説明する。
第1図は電極の被着体であるチツプ型電子部品
を治具に装着した状態を示す一部側断面図であ
る。
この図において、31は保持具であり、チツプ
型電子部品21を収容する凹部32を有する。こ
の凹部32は溝状に形成されており、図示した状
態では明らかではないが、この凹部32にチツプ
型電子部品21が複数個互いに密着した状態で収
容される。つまり第2図で示したチツプ型電子部
品21の位置の定義によれば、隣り合うチツプ型
電子部品の前側面B1と後側面B2が互いに密着
した状態となる。また凹部32は複数条互いに並
行して形成され、同時に複数個のチツプ型電子部
品21に外部接続用電極を形成処理できるように
なつている。チツプ型電子部品21を収容する凹
部32の深さlはチツプ型電子部品21の厚みt
にくらべてl<1/2tの関係になるように設定さ
れている。
また図示した状態では凹部32にチツプ型電子
部品21が隙間が形成されないように収容されて
いるが、第5図に示すように凹部32の幅W1
チツプ型電子部品21の幅W2(左側面A1と右側
面A2との距離)よりやや幅広としてもよい。
41はスペーサであり、チツプ型電子部品21
の左右側面A1,A2を露出させる役割を果た
す。この場合、スペーサ41は独立した構成部分
として取り扱つているが、保持具31と一体に形
成してもよい。またスペーサ41を後述するマス
クと一体に形成してもよい。
51はマスクであり、このマスク51は図示し
た状態で上面がチツプ型電子部品21の下主面C
2と密着している。このマスク51には、スリツ
ト52が形成されており、マスク51の下方から
見たとき、チツプ型電子部品21の下主面C2の
左端部C2Lおよび右端部C2Rが露出するよう
な状態となつている。スリツト52の残余の部分
が遮蔽部53となつている。この遮蔽部53はチ
ツプ型電子部品21の下主面C2のほぼ中央部を
覆つており、後述する導電部の形成工程でこの中
央部に電極形成材料飛散源から飛散する電極形成
材料が形成されるのを阻止されることになる。
保持具31、スペーサ41およびマスク51は
ボルト71、ナツト72で相互に固定される。し
たがつて、チツプ型電子部品21は保持具31と
マスク51とに挾持固定され、外部接続用電極を
形成する工程に供される状態に準備される。
マスク51の下方には、外部接続用電極を形成
するための材料、つまり電極形成材料飛散源61
がマスク51に対して並行に設置されている。こ
の電極形成材料飛散源61はたとえば、真空蒸着
法、イオンプレーテイング法では通常蒸発源と称
され、ヒータ、ボート、るつぼなどを加熱して、
その上に蒸発材料が設置されたもので構成され
る。またスパツタリング法ではターゲツトと称さ
れるものが用いられる。図示したものは説明の適
宜上、スパツタリング法で用いられるターゲツト
を示した。
チツプ型電子部品21を装着した治具、ならび
に電極形成材料飛散源61は真空容器内に設置さ
れ、真空雰囲気中で外部接続用電極の形成処理が
行われる。
次に、外部接続用電極をチツプ型電子部品21
に形成する工程を説明する。
この工程については、第1図、第3図a〜dに
もとづいて説明する。
第1図に示した治具には第3図aの位置関係で
チツプ型電子部品21が装着される。
この状態で電極形成材料飛散源61からチツプ
型電子部品21を見たとき、マスク51のスリツ
ト52から下主面C2の左端部C2L、右端部C
2Rが露出し、またチツプ型電子部品21の左側
面A1、右側面A2が露出している。この状態で
電極形成材料飛散源61から粒子を飛散させる
と、粒子は露出している左端部C2Lおよびこの
左端部C2Lに連続して左側面A1の一部に付着
する一方、右端部C2Rおよびこの右端部C2R
に連続して右側面A2に付着する。このときチツ
プ型電子部品21の左側面A1と右側A2とは電
極形成材料飛散源51と対向していないが、飛散
粒子の斜め方向からの飛来により左側面A1と右
側面A2とに飛散粒子が付着する。チツプ型電子
部品21のその他の個所については、マスク51
の遮蔽部53により飛散粒子の付着が阻止された
り、チツプ型電子部品21が互いに密着している
ことにより、つまり前後側面B1,B2同志が密
着していることにより飛散粒子は被着しない。
このような形成状態を示したのが第3図bであ
る。
次いで、チツプ型電子部品21を治具から取り
外ずし、このチツプ型電子部品21を第3図Cに
示すように裏返し、この位置関係で第1図に示し
たようにチツプ型電子部品21を治具に装着す
る。
そして、上記した工程と同じように処理するこ
とにより、第3図dに示したように、チツプ型電
子部品21の上主面C1の左端部C1Lおよびこ
の左端部C1Lに連続して左側面A1に導電部2
2bが形成される一方、右端部C1Rおよびこの
右端部C1Rに連続して右側面A2に導電部23
bが形成される。この段階ですでに第1段階の工
程で形成した左側面A1、右側面A2の導電部2
2a,23aの上に一部重なつて導電部22b,
23bが形成されることになる。これはすでに上
述したように、つまり第1図に示すように、凹部
32の深さlをチツプ型電子部品21の厚みtに
くらべてl<1/2tの関係になるように設定した
ことにより、このような形成状態が実現すること
になる。したがつて、チツプ型電子部品21の左
側面A1、右側面A2に十分な厚みをもつて導電
部22a,22bおよび導電部23a,23bが
形成されることになり、半田付け時に半田喰われ
現像の発生を抑制することができる。しかもこの
チツプ型電子部品21には角部に不連続な部分が
形成されることのないL字状の導電部22a,2
2bおよび導電部23a,23bが形成され、外
部接続用電極のチツプ型電子部品21に対する接
着強度を強固なものにすることができる。
この工程を経たのちの状態を示したのが第4図
であり、チツプ型電子部品21の両端部およびこ
の両端部にそれぞれ連続する側面に、断面コ字状
の外部接続用電極、22,23が形成された状態
となつている。
上記した実施例では、治具に対して電極形成材
料飛散源61を並行に配置したが、治具を電極形
成材料飛散源61に対して斜め、第1図に示した
状態では右下がりか左下がりに配置してもよい。
逆に電極形成材料飛散源61を治具に対して斜
め、第1図に示した状態では右下がりか、左下が
りに配置してもよい。また処理工程中に治具また
は電極形成材料飛散源61を互いに斜め状態にな
るように移動させてもよい。
上記した外部接続用電極22,23としては、
ニツケル、クロム、銅、アルミニウムなどの卑金
属があるが、このほか、酸化ニツケル、酸化錫、
酸化マンガン、酸化鉄、酸化コバルト、窒化ニツ
ケル、酸化ニツケル、(第1層)−窒化ニツケル
(第2層)で構成していてもよい。後者の電極材
料で構成すれば、たとえばチツプ型積層セラミツ
クコンデンサでは高温での絶縁抵抗の劣化を生じ
させないという効果をもたらす。
また、この発明によれば、チツプ型積層セラミ
ツクコンデンサのほか、チツプ型抵抗、チツプ型
インダクタなど、要は六面体状のチツプ型電子部
品に外部接続用電極を形成する場合に有用なもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明を実施するに当つて、チツプ
型電子部品を治具に装着した状態を示す一部側断
面図である。第2図はチツプ型電子部品の主面お
よび側面の位置を特定する記号を示すための斜視
図である。第3図a〜第3図dはチツプ型電子部
品に外部接続用電極を形成する過程を示す側面図
である。第4図はこの発明を実施することにより
チツプ型電子部品の端部に外部接続用電極を形成
した状態を示す側面図である。第5図は凹部にチ
ツプ型電子部品を収容した他の態様を示す一部断
面側面図第6図〜第8図は各種チツプ型電子部品
の代表的なものを示した側面図であり、第6図は
チツプ型積層セラミツクコンデンサの例、第7図
はチツプ型抵抗の例、第8図はチツプ型インダク
タの例である。第9図はこの発明の従来技術に相
当し、チツプ型積層セラミツクコンデンサの端面
にスパツタリング法にて外部接続用電極を形成す
る状態を示した側断面図である。 21はチツプ型電子部品、22,23は外部接
続用電極、22a,22b,23a,23bは導
電部、31は保持具、32は凹部、41はスペー
サ、51はマスク、52はスリツト、53は遮蔽
部、61は電極形成材料飛散源。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 六面体状のチツプ型電子部品の端部に真空蒸
    着法、イオンプレーテイング法、スパツタリング
    法による薄膜形成技術により断面コ字状の外部接
    続用電極を形成するに際し、 前記チツプ型電子部品の一方主面を電極形成材
    料飛散源に対向させ、 第1段階の工程として、マスクを介して電極形
    成材料飛散源より電極形成材料を飛散させること
    により、前記チツプ型電子部品の一方主面の両端
    部および両端部のそれぞれに連続する側面に導電
    部を形成し、 次いで、前記チツプ型電子部品の他方主面を電
    極形成材料飛散源に対向させ、 第2段階の工程として、マスクを介して電極形
    成材料飛散源より電極形成材料を飛散させること
    により、前記チツプ型電子部品の他方主面の両端
    部および両端部のそれぞれに連続する側面に導電
    部を形成し、 結果的に、前記チツプ型電子部品の端部に断面
    コ字状の外部接続用電極を形成することを特徴と
    する、チツプ型電子部品の外部接続用電極を形成
    する方法。 2 前記チツプ型電子部品の側面に形成する導電
    部は、 第1段階の工程で形成する導電部の上に第2段
    階の工程で形成する導電部を重ねた状態で形成す
    ることを特徴とする、 特許請求の範囲第1項記載のチツプ型電子部品
    の外部接続用電極を形成する方法。 3 前記第1段階の工程および前記第2段階の工
    程は、 前記チツプ型電子部品を保持具の凹部に一部収
    容し、該チツプ型電子部品の一方主面または他方
    主面のほぼ中央部をマスクで覆つた状態で実施す
    ることを特徴とする、 特許請求の範囲第1項記載のチツプ型電子部品
    の外部接続用電極を形成する方法。
JP59261364A 1984-12-10 1984-12-10 チツプ型電子部品の外部接続用電極を形成する方法 Granted JPS61139018A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
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