JPH0552056A - 自動洗車装置付き立体駐車装置 - Google Patents

自動洗車装置付き立体駐車装置

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JPH0552056A
JPH0552056A JP21397091A JP21397091A JPH0552056A JP H0552056 A JPH0552056 A JP H0552056A JP 21397091 A JP21397091 A JP 21397091A JP 21397091 A JP21397091 A JP 21397091A JP H0552056 A JPH0552056 A JP H0552056A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 車両を使用しない駐車中の時間を利用して、
洗車希望車両に対する自動洗車を行なう。 【構成】 立体駐車装置の車両の搬送経路の末端に、自
動洗車装置20、20と開閉自在の防水隔壁23、23
とを設置する。防水隔壁23、23は、車両の搬送経路
の末端に洗車ルームH2 を形成し、エレベータ装置のキ
ャリッジ31は、任意の駐車車両を洗車ルームH2 に搬
入・搬出し、自動洗車装置20、20は、搬入車両を自
動的に洗車する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、内部に自動洗車装置
を備え、駐車時間を利用して洗車を済ませることができ
る自動洗車装置付き立体駐車装置に関する。
【0002】
【従来の技術】狭小な土地を利用して多数台の車両を駐
車させることができるものとして、駐車スペースを上下
多段に形成してなるタワー状の立体駐車装置が知られて
いる。
【0003】かかる立体駐車装置は、独立の駐車営業用
として利用される他、企業の社員用駐車施設として、ホ
テルの宿泊客用駐車施設等として活用され、利用形態に
若干の相異がみられるものの、多数台の車両を受け入
れ、これを一定時間収納しておくことには変わるところ
がない。
【0004】一方、立体駐車装置は、無人の車両を取り
扱う装置であるところから、必然的に機械的な車両搬送
機構を有するとともに、外部からの車両を受け入れ、送
り出す場所であるホームポジションから各駐車スペース
に対して連続的に形成する車両の搬送経路を有し、駐車
車両は、車両搬送機構を介して各駐車スペースへ搬送さ
れる。すなわち、預った車両は、車両の搬送経路中であ
れば、駐車時間中に任意の場所に移し変えることができ
る状態になっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】かかる従来技術によれ
ば、立体駐車装置は、その利用形態を問わず、駐車専用
の装置として考えられているため、一定時間車両を預り
入れているにも拘らず、また、駐車装置内部において、
車両搬送機構によって車両を自由に移動することができ
るにも拘らず、預った車両を単に納置しておくに過ぎな
いものであった。
【0006】そこで、この発明の目的は、駐車構造物内
の車両搬送経路の一定の位置に、自動洗車装置を組み込
み、預った車両を車両搬送機構を介して順次にこの位置
へ移動することによって、駐車時間を有効に利用して洗
車作業を行なうことができる自動洗車装置付き立体駐車
装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めのこの発明の構成は、エレベータ装置を介し、上下多
段に形成した駐車スペースとホームポジションとの間に
車両の搬送経路を形成してなる立体駐車装置において、
車両の搬送経路の末端に、自動洗車装置と、少なくとも
搬送経路が連続する側を開閉する防水隔壁とを設けるこ
とをその要旨とする。
【0008】なお、エレベータ装置のキャリッジは、自
動洗車装置の作動中、防水隔壁外に退避するようにして
もよい。
【0009】
【作用】かかる構成によるときは、自動洗車装置は、車
両の搬送経路の末端に設置されているので、エレベータ
装置によって、車両をホームポジションから直接に、ま
たは、一度、任意の駐車スペースに収納した後、任意の
時期にこれを取り出して自動洗車装置の設置位置に搬送
し、自動洗車装置は、搬送されてきた車両に対し、人手
を介さないで洗車を実施することができる。
【0010】防水隔壁は、搬送経路の末端側において、
搬送経路を遮断することによって、洗車ルームを形成
し、洗車に際しての洗剤等の飛散を防ぐことができる。
また、洗車ルームへの車両の搬入、搬出は、防水隔壁を
開閉して行なう。
【0011】なお、自動洗車装置の作動中、キャリッジ
を防水隔壁外に退避するときは、キャリッジは、残る搬
送経路を自由に往来することができるので、洗車中に
も、他の車両の入出庫をすることができる。
【0012】
【実施例】以下、図面を以って実施例を説明する。
【0013】自動洗車装置付き立体駐車装置は、駐車構
造物10の地上1階部分に設けられたホームポジション
Hに2基の自動洗車装置20、20を設置してなる(図
1、図2)。
【0014】駐車構造物10は、ほぼ、方形の敷地を占
有し、地上側に高層に建築した鉄骨造りのタワー状の構
造物である。また、駐車構造物10の基本骨組11、1
1は、駐車構造物10の外周部にのみ位置するように組
まれており、基本骨組11、11の四周は、図示しない
外壁部材によって囲み込まれている。
【0015】地表レベルGLには、コンクリートが打設
され、ホームポジションHにおける床面12を形成して
いる。床面12には、車両搬送用のパレットPを床面レ
ベルに一致させて支持するための低床部12aと、エレ
ベータ装置30のキャリッジ31を床面レベルに停止さ
せるためのピット12bとが形成されている。ただし、
低床部12aは、車両の進入方向IN側に向けて形成さ
れているのに対し、ピット12bは、低床部12aに直
交する向きに配置されている。
【0016】駐車スペースS、S…は、駐車構造物10
の地上2階以上の部分に上下多段に設けられている。2
階以上の各階には、それぞれ一対の駐車棚13、13が
駐車構造物10の両側に寄せて対向姿勢で配設され、中
間部は開放されている。各駐車棚13には、車両積載用
のパレットPが取外し自在に載置されている。このパレ
ットPは、駐車棚13上にローラレールを介してスライ
ドするように載せられており、駐車構造物10の中心側
に引き出すようにして取り外し、中心側から差し入れる
ようにして駐車棚13上に載せることができる。なお、
各駐車棚13は、車両の進入方向INに直交する向き、
すなわち、ピット12bと同方向に向けて配置され、こ
の配置は、各階共通となっている。
【0017】駐車構造物10の中央部には、車両搬送機
構として、エレベータ装置30が設けられている。エレ
ベータ装置30は、駐車構造物10の屋上部分に設置す
る図示しない駆動部と、キャリッジ31とからなり、キ
ャリッジ31は、駆動部から吊下する4本の索条体31
s、31s…によって、長手方向の両端を支持されてお
り、駐車構造物10の中央部をホームポジションHから
最上階に亘って自在に上下動することができる。
【0018】キャリッジ31には、リフタ32を伴うタ
ーン装置33と、図示しない横送り装置とが搭載されて
いる(図2)。横送り装置は、パレットPをキャリッジ
31の車載フレーム31aの幅方向に水平動自在に支持
する一対のローラレールと、パレットPの長手方向の両
端をローラレールに沿って駆動する両方向性の水平駆動
機構とからなり、車載フレーム31aとほぼ同一レベル
に組み込まれている。かかる横送り装置は、各階の駐車
棚13、13とキャリッジ31との間で、パレットPの
授受を実行することができる。したがって、キャリッジ
31の上下動と、横送り装置の水平動とによるパレット
Pの移動可能な全ての経路が、駐車構造物10内におけ
る車両の搬送経路となっている。
【0019】一方、ターン装置33は、キャリッジ31
の底部に設けるボトムフレーム31bに取り付けられて
いる。ボトムフレーム31bは、キャリッジ31の中央
部に位置し、ターン装置33は、リフタ32を介して車
載フレーム31aより下位レベルに支持されている。な
お。ボトムフレーム31bは、キャリッジ31がホーム
ポジションHに停止するときには、ピット12b内に収
納される。かかるターン装置33は、リフタ32の伸張
動作によって車載フレーム31a上のパレットPを上方
に押し上げた上、ターン装置33の回転動作によってパ
レットPの向きを車両の進行方向INに向けることがで
きる。
【0020】ホームポジションHには、ピット12bの
両側に一対の防水隔壁23、23が設置され、自動洗車
装置20、20は、各防水隔壁23を介して対向姿勢で
設置されている。
【0021】各防水隔壁23は、内側と底側開放の箱状
体であり、一対の防水隔壁23、23は、ピット12b
を中心に相互に接近して水密に一体化し(図3)、ま
た、相互に離れる向きに移動し、キャリッジ31が昇降
できるように、互いに分離することができる(図2)。
なお、車両の進入方向IN側に設けられる一方の防水隔
壁23には、扉板23d、23dが取り付けられ、両開
きに開くことができる(図1)。
【0022】各自動洗車装置20は、スライダ21aを
介し、防水隔壁23の長手方向、すなわち、ピット12
bの長手方向に沿って水平動自在なベース部材21と、
ベース部材21に対して上下動するノズル配設部材22
とからなり(図3)、ノズル配設部材22は、上方の水
平部、下方の直立部、その間の傾斜部とからなる。した
がって、防水隔壁23、23の合体により、一対のノズ
ル配設部材22、22は、全体として門形の配置をとる
ことができる。なお、各ノズル配設部材22の内側面に
は、各部の姿勢に応じ、複数の洗剤噴射ノズルと水噴射
ノズルとエア噴出ノズルとが配設され、複数方向から高
圧の洗剤、水、エアのジェット流を選択的に発生させる
ことができるようになっている。
【0023】このような自動洗車装置付き立体駐車装置
は、車両が入庫する際にホームポジションHにおいて直
ちに、または、一度任意の駐車スペースS、S…に収納
した車両をホームポジションHを使用しない任意の時間
帯にキャリッジ31を介してホームポジションHに搬送
することによって、駐車車両に対する洗車作業を実施す
ることができる。
【0024】入庫車両をホームポジションHにおいて直
ちに洗車する場合、車両は、進入方向IN側から進入し
て来るので(図1、図2)、防水隔壁23の扉板23
d、23dを開き、車両をホームポジションHの中央位
置へと導く。ただし、この際、キャリッジ31は、空車
の駐車スペースSからパレットPを受け取って下降し、
ホームポジションHの床面12の低床部12aのレベル
に停止し、ターン装置33は、パレットPを車両の進入
方向INに向けて待機しているものとする。したがっ
て、車両は、直進によってパレットP上に積載される。
ここで、リフタ32は、ターン装置33を介してパレッ
トPとともに車両をリフトアップし、約90度旋回して
車載フレーム31a上に降ろす。
【0025】次いで、防水隔壁23、23が中央寄りに
移動し、車両の前後左右と上方を防水可能に遮蔽するこ
とによって、ホームポジションHの中央部に洗車ルーム
H2が形成される(図3)。このとき、自動洗車装置2
0、20は、全体として車両を跨ぐような位置関係にな
る。なお、防水隔壁23の扉板23d、23dは、車両
の通過後、速やかに閉じるものとする。自動洗車装置2
0、20は、ベース部材21に対してノズル配設部材2
2を上下動することによって、車種に応じた高さに移動
し、スライダ21a、21aに沿って車両の前後方向に
往復移動する。この間、ノズル配設部材22のノズルか
らは、洗剤と水とが順次に噴射されて車両の汚れを洗い
落とすとともに、最後にエアが噴出され、濡れた車体を
ブロー乾燥して洗車を完了する。なお、洗車用の水等
は、ピット12b内に流れ込み、ピット12bの底に配
設する排出ポンプによって外部に排出されるものとす
る。
【0026】洗車完了後、防水隔壁23、23を左右に
開けば、遮断されていた車両の搬送経路が連続するから
(図2)、キャリッジ31は、車両を積載してパレット
Pを取り出した駐車スペースSの位置に上昇し、駐車棚
13と車載フレーム31aとが一致するように停止す
る。すると、駐車棚13側のローラレールとキャリッジ
31側のローラレールとが連続してパレットPを横送り
することができるようになり、車両は、パレットPとと
もに、駐車スペースS内に収納される。
【0027】なお、一度駐車スペースS、S…に収納し
た車両は、車両を収納する場合と逆の順序によってホー
ムポジションHへ搬送し、同様に洗車することができ
る。この場合には、ホームポジションHの使用頻度が少
ない時間帯を選んで洗車できるという利点がある。ま
た、いずれの時期に洗車する場合においても、自動洗車
装置20、20は、洗車ブラシ等を使わずに洗車可能で
あり、パール塗装やメタリック塗装等の高級車に対して
も、安心して利用することができるものである。
【0028】
【他の実施例】自動洗車装置20、20は、車両の搬送
経路の末端であれば、任意の箇所に設置することができ
る。たとえば、駐車構造物10がホームポジションH以
下に地階を有するものであるときは、地階を洗車ルーム
H2 として利用することができる(図4)。
【0029】自動洗車装置20、20は、地下1階部分
に一対設置され、防水隔壁23、23は、ホームポジシ
ョンHの床面12下に取り付けられている。地下の床面
15には、ピット15bが形成され、その両側には、一
対の移動床面15a、15aが敷設されている。移動床
面15a、15aは、互いにピット15bの中央へ移動
し、ピット15bの開口部を塞ぎ、また、両側へ退避す
ることができる。なお、一方の移動床面15a上には、
駐車スペースS、S…の各車載棚13と同等の構造の洗
車棚13aが配設されている。各自動洗車装置20は、
ピット15bに沿って移動可能なスライダ21aを介し
て各移動床面15a上に設置されており、この結果、各
自動洗車装置20は、ピット15bの幅方向と長手方向
とに移動することができる。一方、防水隔壁23、23
は、ホームポジションHの床面12下にピット12bを
形成するように取り付けられ、開閉機構23a1 、23
a1 を介し、引戸式の開閉底板23a、23aを開閉す
ることにより、車両の搬送経路を水密に遮断し、また、
開くことができる。
【0030】ホームポジションHに進入した車両は、キ
ャリッジ31によって駐車スペースSに収納することが
できるとともに、洗車が必要なものは、地階へ搬送され
る。ただし、開閉底板23a、23aは、開き切ってお
く。キャリッジ31は、地階のピット15bに入って停
止し、横送り装置によって車両とともにパレットPを洗
車棚13a側へ駆動し、移載する。車両を降ろしたキャ
リッジ31は、速やかに地上階側に退避し、開閉底板2
3a、23aが閉じられる。次いで、一対の移動床面1
5a、15aがピット15bを塞ぐように移動し、ピッ
ト15bを挾んで車両の反対側にあった自動洗車装置2
0も、車両に接近することができる。この際、一方の移
動床面15aは、ピット15b上においてパレットPの
下面側に差し込まれ、パレットPの落下を防止する。
【0031】自動洗車装置20、20は、車両の両側に
おいて車両に沿ってノーブラシ洗車を実行することがで
きる。一方、キャリッジ31は、地上階側に退避してい
るので、水に濡れることがなく、キャリッジ31や、こ
れに搭載されている横送り装置等が錆びるのを防ぐこと
ができるとともに、車両を洗車している間において、地
上階側において車両の入出庫を行なうことができる。
【0032】洗車ルームH2 は、任意の地上階の駐車ス
ペースSの側方に増設することができる(図5)。洗車
ルームH2 は、車両の出入口側の2階の駐車スペースS
に接続されている。洗車ルームH2 の床面42上には、
横送り装置を内蔵した洗車棚13aが車載棚13と同一
水平レベルに取り付けられており、洗車棚13aと車載
棚13との間にパレットPを授受することができる。な
お、床面42は、駐車構造物10の基本骨組11と、別
に設ける支柱部材41とによって4隅を支持された状態
で車両出入口の上方を覆っている。また、洗車ルームH
2 の周囲には、外壁部材43が貼られ、隣接する駐車ス
ペースS側の一面には、シャッタ形式の防水隔壁23が
取り付けられている。また、洗車ルームH2 の内部に
は、同期して移動可能な一対のベース部材21、21
と、これに上下動自在に取り付ける逆U字形のノズル配
設部材22とからなる自動洗車装置20が配置されてい
る。
【0033】このものは、洗車する車両をキャリッジ3
1を介して2階の駐車スペースSに収納し、収納した車
両を洗車棚13a内の横送り装置によって洗車ルームH
2 側に引き寄せて洗車棚13a上に載せ、防水隔壁23
を閉じた上、自動洗車装置20を往復移動して洗車を開
始する。この間、キャリッジ31は、他の車両を入出庫
することができる。なお、洗車完了した車両は、防水隔
壁23を開き、洗車ルームH2 から駐車スペースSへと
押し出される。この後、車両は、パレットPを取り出し
た駐車スペースSに収納することができる他、ホームポ
ジションHに戻して退場させてもよい。すなわち、洗車
中にキャリッジ31を自由に使用できる場合には、洗車
目的のみの車両を受け入れても何ら支障はない。
【0034】ターン装置33を地階のピット15bに備
え付け、洗車途中において車両を反転することにより、
車両の片側に設置する一基の自動洗車装置20によっ
て、車両全体を洗車するようにしてもよい。すなわち、
リフタ32を介してターン装置33をピット15bに設
置し(図6)、地階において、車両の片側毎に洗車を完
了した後、キャリッジ31によって車両を地上側へ搬出
する。なお、リフタ32は、ターン装置33を押し上
げ、ターン装置33は、洗車中における車両旋回を実施
する。ただし、このときも、ピット15bの片側の自動
洗車装置20を配設する側には、図示に拘らず、図4と
同様の洗車棚13a、移動床面15aを配設するものと
する。
【0035】なお、図6において、リフタ32の上下動
ストロークを十分に大きくし、ホームポジションHにあ
るキャリッジ31上のパレットPと、パレットP上の車
両を旋回できるようにすれば、キャリッジ31にリフタ
32やターン装置33を搭載する必要がないため、キャ
リッジ31の駆動機構の負担を軽減することもできる。
【0036】以上の説明は、駐車構造物10内の特定の
1箇所に自動洗車装置20を設置したものであるが、多
数台の車両を収納可能な大規模な駐車構造物10におい
ては、需要に応じ、複数箇所に自動洗車装置20を設置
し、複数台の車両を同時洗車することができるものとす
る。また、自動洗車装置20は、一般的なブラシ洗車装
置であってもよく、さらに、エアジェットのみによって
車両を洗浄するエア洗車装置であってもよい。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、駐車構造物内の車両の搬送経路の末端に、自動洗車
装置と、開閉自在の防水隔壁とを設置することによっ
て、駐車時間中の任意の時間帯にエレベータ装置を利用
して無人の駐車車両を搬入して洗車を実行することがで
きるので、駐車機能を阻害することなく、駐車時間を有
効に活用して駐車車両に対する洗車を行なうことができ
るという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 要部斜視説明図
【図2】 図1のX−X線矢視断面説明図
【図3】 図2相当の動作説明図
【図4】 他の実施例を示す図2相当図
【図5】 図4相当図
【図6】 図4相当図
【符号の説明】
S…駐車スペース H…ホームポジション 20…自動洗車装置 23…防水隔壁 30…エレベータ装置 31…キャリッジ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エレベータ装置を介し、上下多段に形成
    した駐車スペースとホームポジションとの間に車両の搬
    送経路を形成してなる立体駐車装置において、前記搬送
    経路の末端に、自動洗車装置と、少なくとも前記搬送経
    路が連続する側を開閉する防水隔壁とを設けてなる自動
    洗車装置付き立体駐車装置。
  2. 【請求項2】 前記エレベータ装置のキャリッジは、前
    記自動洗車装置の作動中、前記防水隔壁外に退避するこ
    とを特徴とする請求項1記載の自動洗車装置付き立体駐
    車装置。
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