JP2004156420A - 高層型立体駐車装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】昇降空間Eの四隅に立設した複数のガイドレール5・5a・5bと、前記ガイドレール5・5a・5bに案内されて昇降する複数基の昇降リフト2・2a・2bと、各昇降リフト2・2a・2bの内少なくとも一基に連通する出入口20と、複数基の昇降リフト2a・2bを移載する移載装置12と、により構成され、各昇降リフト2・2a・2bを連係させることで解決する駐車装置1である。この駐車装置1では、乗込場Sの昇降リフト2aがすばやく移載装置12に車両Cを待機させ、乗込場Sに戻り次の搬送動作をすることができ、移載装置12から次の昇降リフト2bで更に搬送させることで、高層型でも入出庫を速くすることができる。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、駐車塔を高層化して、より増加した駐車室に入出庫処理する複数基の昇降リフトを連動させた駐車装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の駐車塔50は、図5に示して説明すると、昇降空間Eには昇降リフト54を配置して、昇降空間Eに隣接して駐車室X・Yを複数階に亘って設け、駐車室X・Yには横行トレイ51を配置し、横行トレイ51を横行させる横行駆動装置4が各駐車室X・Yと昇降空間Eに面一で水平に設けられている。横行トレイ51は、前後端を断面コ字状の横行レールを備え、横行レールが複数の駆動ローラにより支持され、駆動ローラの駆動回転により横行する。
【0003】
駆動ローラは、水平で一線上に軸着したローラ用モータで、回転可能にした駆動ローラを複数個軸着したローラ体を、各階の駐車室X・Yと駐車室X・Yに隣接した昇降空間Eの前後端に一線状に配置し、横行トレイ51の横行レールを駆動ローラが支持して水平方向に横行させる。横行トレイ51を横行させる駐車室X・Yのローラ体と昇降空間Eのローラ体は、各階の駐車室X・Yと駐車室X・Yに隣接した昇降空間Eとに、複数階に亘って形成され、各ローラ体に搭載されたローラ用モータによって駆動ローラを移動方向に回転させて横行トレイ51を横行させている。
【0004】
昇降リフト54は、昇降空間Eの4隅に立設したガイドレール52に案内されるホーク固定部材7が左右一対に前後方向に備えられ、ホーク固定部材7に櫛歯形状のリフトホーク10が固定され、互いに内側に向けて突出させている。
リフトホーク10は、車両Cのタイヤを搭載して乗込場Sから各階の駐車室X・Yに隣接する昇降空間Eを昇降して、横行トレイ51のトレイホーク11とすれ違って、入出庫させることができる。
【0005】
横行トレイ51は、前後端に横行レールを備え、ローラ体のローラに支持され、中央に前後の横行レールを連結する支持フレームが備えられ、支持フレームにはトレイホーク11を櫛歯形状に左右方向に向けて外側に突出させている。
昇降リフト54のリフトホーク10と横行トレイ51のトレイホーク11は、各ホーク間をすれ違い可能に配置してあり、横行トレイ51が駐車室X・Yから昇降空間Eに横行して、昇降リフト54と横行トレイ51がすれ違って車両Cを受け渡しして、乗込場Sから駐車室X・Yに入庫又は、駐車室X・Yから乗込場Sに出庫可能にしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来の駐車塔に駐車室を増設して、高層化したときには、昇降リフトの昇降時間が長くなり、入出庫処理するのに時間が掛かり遅くなるために、乗込場の出入口に次の入出庫を待つ行列ができる問題があった。解決策としては、昇降リフトを高速で昇降出来るように昇降駆動部を大型にしていた。
【0007】
昇降駆動部を大型にしても昇降速度に限度があり、駐車室を高層化して増室するには期待することができず、新たに中層の駐車塔を建設したほうが、速く駐車車両の処理をすることができ、利用者には迷惑を掛けなくてよいが、施主にしては設置面積を必要にされ、施工費用の負担が大きくなり、経営の問題になっていた。
【0008】
本発明では、昇降駆動部の大型化よりも、昇降と横行とを複数ヶ所で同時に駆動させる複数箇所の連動動作により、出入口の車両を速く処理することを目的にして、地下・地上・高層階ごとに複数の昇降リフトを設け、複数の昇降リフトに連係する移載装置又は出入口を設けることで、処理時間の速い高層駐車装置を提供する。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明では、櫛形状のリフトホークを備えて、昇降空間を昇降する昇降リフトがあり、昇降空間に隣接した駐車室があり、駐車室には横行可能にして櫛形状のトレイホークを備えた横行トレイを配置してあり、車両を受渡し可能にして複数階に駐車室を形成したホーク式の駐車塔である。昇降空間には、ガイドレールを四隅に立設して、ガイドレールに案内される複数の昇降リフトと、前記昇降リフトの少なくとも1つに連通した出入口と、上下段の各昇降リフトと車両を載せ換える移載装置とを設けて、複数に配置した昇降リフトを同一昇降空間に配置する構成とする。
【0010】
請求項2の発明では、複数の昇降リフトを、地下区画で昇降する第一昇降リフトと、地上区画で昇降する第二昇降リフトと、高層区画で昇降する第三昇降リフトと、を昇降空間に配置する構成とする。
【0011】
請求項3の発明では、第一昇降リフトを昇降させる第一リフト駆動装置と第二昇降リフトを昇降させる第二リフト駆動装置を昇降空間に隣接する駐車室内に設置する構成とする。
【0012】
請求項4の発明では、地下区画の駐車室に搬送する第一昇降リフトと連通する乗込場と、地上区画の駐車室に搬送する第二昇降リフトと高層区画の駐車室に搬送する第三昇降リフトとに連通する乗込場と、は同一の出口又は入口である構成とする。
【0013】
請求項5の発明では、地下区画を搬送する第一昇降リフトを案内する第一ガイドレールと、地上区画を搬送する第二昇降リフトを案内する第二ガイドレールと、高層区画を搬送する第三昇降リフトを案内する第三ガイドレールと、を昇降空間に立設する構成とする。
【0014】
請求項1の構成では、複数の昇降リフトが同一昇降空間で昇降して、地下区画から高層区画まで、複数基の昇降リフトが連係して搬送をするので、入出庫処理が速くできる作用がある。
【0015】
請求項2の構成では、昇降空間を複数階に分割して、別々に昇降リフトを短距離の昇降と移載連係により速く乗込場又は出入口の稼動を高めることができる作用がある。
【0016】
請求項3の構成では、複数の昇降リフトが同一昇降空間を昇降するので、昇降リフトを昇降させる複数のリフト駆動装置に干渉することなく、駆動装置の側面を昇降できる作用がある。
【0017】
請求項4の構成では、複数の昇降リフトが出入口と連係しているので、複数台の入出庫車を連続して処理ができるので、入出庫処理を速くすることができる作用がある。
【0018】
請求項5の構成では、複数の昇降リフトを駆動装置別に昇降するので、干渉することなく、安定したスムーズな昇降動作をさせることができる作用がある。
【0019】
【発明の実施の形態】
本発明の横行駆動装置を具体化した一実施形態を図1〜図4で示し説明する。図1は、地下区画16と地上区画17と高層区画18を備えた駐車装置1であり、地上面GLの位置に乗込場Sを備えて立設した昇降空間Eとして、その昇降空間Eに隣接させた駐車室X・Yを備えている。駐車室X・Yは、横行トレイ3を備え車両Cを搭載可能にして、横行駆動装置4であるローラ体の作用により昇降空間Eに横行可能にしている。
【0020】
横行駆動装置4は、複数個の駆動ローラを軸着した部材に配置して、駆動モータの回転を駆動ローラに伝達する。昇降空間Eには、第一昇降リフト2が地下区画16に配置され乗込場Sから地下の駐車室X・Yまで第一リフト昇降駆動部6の巻上げ・巻戻しの回転で搬送可能にしている。
【0021】
第二昇降リフト2aは、地上区画17に配置され乗込場Sから地上の中層階に配置された移載装置12まで、第二リフト昇降駆動部6aの巻上げ・巻戻しの回転で搬送可能にしている。中層階の移載装置12は、駐車室X・Yと同様に移載トレイ13を配置して、第二昇降リフト2aと第三昇降リフト2bとがすれ違いできるようにしている。
【0022】
第二昇降リフト2aは、乗込場Sで車両Cを搭載して移載装置12の上方まで上昇すると、下面に移載トレイ13が横行し、第二昇降リフト2aを下降すると、リフトホーク10とトレイホーク11のすれ違いにより車両Cが移載トレイ13に移し替えすることができる。第二昇降リフト2aは、移載トレイ13に車両Cを搭載すると、乗込場Sまで下降して移動床14と一体の通路を形成する。
【0023】
第三昇降リフト2bは、高層区画18に配置され、移載装置12から最上階の駐車室X・Yまで第三リフト昇降駆動部6bの巻上げ・巻戻しの回転で搬送可能にしている。上述した第二昇降リフト2aから受取りした移載トレイ13の車両Cは、第三昇降リフト2bに受取られ高層区画18に上昇して入庫される。
【0024】
第一リフト昇降駆動部6は、乗込場Sの上階にある駐車室Xに配置してあり、第一ガイドレール5に案内されるように吊下げてある。第二リフト昇降駆動部6aは、地上区画の上端に位置して、第二ガイドレール5aに案内されるように吊下げてある。第三リフト昇降駆動部6bは、高層の最上階の駐車室Xに配置してあり、第三ガイドレール5bに案内されるように吊下げてある。
【0025】
乗込場Sは、第一昇降リフト2と第二昇降リフト2aのどちら一方が停止して、移動床14と一体になり、隙間の少ない平面状の通路19を形成して、出入口20としている。移動床14は、中央長手方向にフレームを持ち、フレームの両側にトレイホーク11を櫛歯状に突出させ、リフトホーク10と噛合い通路19としている。
【0026】
また、移動床14は横行移動することができ、第一昇降リフト2に搭載した車両Cを地下区画16に入庫するとき、通路19を形成していた第一昇降リフト2が一旦上昇して移動床14から離間すると、移動床14が横行して昇降空間Eを開口し、第一昇降リフト2を下降可能にする。
【0027】
移載装置12は、駐車室X・Yの位置の2箇所にあり、左右2台の移載トレイ13が配置されて、第二昇降リフト2aと第三昇降リフト2bが移載トレイ13とすれ違うことで、車両Cを一時待機させる空間にしている。
【0028】
図2は、駐車装置1の2階の平面図であり、駐車室Xの位置に第一リフト昇降駆動部6が配置されて第一昇降リフト2を吊下げている。駐車室Xに対応する駐車室Yには、車両Cを収納可能にすることができ、第二昇降リフト2aにより受渡しすることができる。下階の乗込場Sの昇降空間S位置には、第一昇降リフト2又は第二昇降リフト2aが移動床14と一体になるとき、通路19を形成することができる。出入口20は通路19の前後壁面を車両Cが走行できる透孔にしている。昇降空間Eの開口は、昇降空間Eに隣接する床面21に横行して、収納されて第一昇降リフト2と第二昇降リフト2aを昇降可能にしている。
【0029】
昇降空間Eの四隅には、第一昇降リフト2を案内する第一ガイドレール5と、第二昇降リフト2aを案内する第二ガイドレール5aとが立設されている。
第一昇降リフト2と第二昇降リフト2aのリフトホーク10は、ホーク固定部材7に固着されている。ホーク固定部材7が昇降する位置は、第一昇降リフト2・第二昇降リフト2a・第三昇降リフト2b供に、上下方向の位置を同じにして昇降させている。
【0030】
図3は、移載装置12の平面図であり、昇降空間Eの四隅には第二ガイドレール5aと第三ガイドレール5bが立設してあり、該昇降空間Eに隣接する駐車室X・Yには、移載トレイ13が配置してあり、第二昇降リフト2a又は第三昇降リフト2bから車両Cの受渡しを行い、一時移載トレイ13に待機させて、前記と異なる第三昇降リフト2b又は第二昇降リフト2aに移し換え、移載トレイ13が元の位置に戻ることで搬送することができ、処理を速め高層階の駐車塔として機能している。
【0031】
移載トレイ13は、移載装置12を設置した階の左右駐車室X・Y位置に配置され、第二昇降リフト2aと第三昇降リフト2bを交互に受渡しすることで、入出庫同時に処理することができる。例えば、高層区画18から出庫指令と、乗込場Sから高層区画18に入庫指令を同時に行うことができ、第二昇降リフト2aが入庫車を搭載して、移載装置12まで上昇して一方側の移載トレイ13に搭載して、移載装置12より下方位置に下降して停止する。
【0032】
第三昇降リフト2bは、出庫車の駐車室X・Yの横行トレイ3を昇降空間Eに横行させ、リフトホーク10によりすれ違うことで、車両Cを受取り下降する。該出庫車を搭載した第三昇降リフト2bは、他方側の移載トレイ13を昇降空間Eに横行させて、下降することで移載トレイ13に受け渡し、出庫車を搭載した移載トレイ13が駐車室Yに収納され、一方側の入庫車を搭載した移載トレイ13を横行させて昇降空間Eに移動させる。
【0033】
第三昇降リフト2bは、上昇して移載トレイ13とすれ違い入庫車を受取り高層区画18に上昇し、上述したすれ違いにより横行トレイ3に搭載して入庫させる。移載装置12の下方位置で停止していた第二昇降リフト2aは、出庫車を搭載した移載トレイ13を移載装置12の駐車室Xから横行させて、昇降空間Eに移動させると、上昇して出庫車を受取り、移載トレイ13を駐車室Xに戻し、乗込場Sまで下降させる。乗込場Sは、移動床14と第二昇降リフト2aが噛合い通路を形成するので、乗出すことで終了する。
【0034】
図4(a)は、地下区画16の平面を示し、昇降空間Eの四隅に第一ガイドレール5が立設してあり、隣接する位置に駐車室X・Yを備えている。入庫する車両Cは、乗込場Sで第一昇降リフト2に搭載されて、若干上昇させることで移動床14を横行させ昇降空間Eを開口させて下降させることができる。
【0035】
図4(b)は、地上区画17の平面を示し、昇降空間Eの四隅の外側位置に第二ガイドレール5aと内側位置に第三ガイドレール5bを立設して、第二昇降リフト2aと移載装置12付近を第三昇降リフト2bとが昇降可能にしている。入庫車は、乗込場Sから第二昇降リフト2aに搭載され、上昇可能位置の移載装置12まで昇降させることができる。
【0036】
図4(c)は、高層区画18の平面を示し、昇降空間Eの四隅に第三ガイドレール5bが立設してあり、第三昇降リフト2bが移載装置12から最上階まで昇降可能にする。移載装置12には、2台の移載トレイ13を備えていて、2台の入庫車又は出庫車を処理することも、入庫車1台と出庫車1台を処理することもできる。
【0037】
(入庫動作)
入庫する車両Cが複数台を連続で処理するときについて、説明する。
1台目の入庫車は、乗込場Sに乗入れ第一昇降リフト2か第二昇降リフト2a上に停車する。第一昇降リフト2で説明すると、第二昇降リフト2aが乗込場Sより上方位置で待機して、第一昇降リフト2と移動床14が形成する通路に入庫車が停車している。
【0038】
第一昇降リフト2は、一旦上昇して移動床14を横行させて乗込場Sを開口すると、地下区画16に下降して、入庫する駐車室X・Yの横行トレイ3を昇降空間Eに移動させ、第一昇降リフト2の下降ですれ違い、車両Cを横行トレイ3に受渡し、横行トレイ3を駐車室X・Yに戻し完了する。
【0039】
上記の第一昇降リフト2が1台目の車両Cを搭載して下降したとき、移動床14は横行して乗込場Sを閉鎖する。そのとき、第二昇降リフト2aが下降して一体の通路を形成する。
【0040】
次の2台目の入庫車は、第二昇降リフト2a上に停止することで搭載され、地上区画17の駐車室X・Yか高層区画18の駐車室X・Yに入庫することができる。地上区画17に入庫するには、指定階より上階に第二昇降リフト2aを停止させ、横行トレイ3を昇降空間Eに横行させ、第二昇降リフト2aを下降することで、すれ違い横行トレイに車両Cを受渡しする。
【0041】
このとき、第一昇降リフト2は、1台目の処理を終えて乗込場Sに戻り、3台目の車両Cを入庫するように地下区画16に上述した工程で下降する。
高層区画18の駐車室X・Yを指定したときは、第二昇降リフト2aが入庫車を搭載して、移載装置12で停止し移載トレイ13を下面に横行させ、下降することで移載トレイ13に受渡しする。移載トレイ13は、駐車室X・Yに戻り、第三昇降リフト2bを移載トレイ13位置より下方に停止させ、移載トレイ13を横行させる。
【0042】
第三昇降リフト2bは、上昇して移載トレイ13とすれ違い、車両Cを受取り高層区画18の駐車室X・Yの上方で停止して、横行トレイ3を横行させて、第三昇降リフト2bを下降させることで受渡しすることができる。
前記横行トレイ3は、入庫車を搭載して駐車室X・Yに戻り2台目の車両Cの入庫を完了する。
【0043】
第二昇降リフト2aは、第三昇降リフト2bに車両Cを連係させると、乗込場Sに戻るように下降するが、乗込場Sで第一昇降リフト2が3台目の入庫を終えて通路を形成しているときには、途中階で待機状態にして停止している。第一昇降リフト2が入出庫のために下降して、乗込場Sから移動すれば、待機していた第二昇降リフト2aが下降して乗込場Sで通路を形成し、4台目の車両Cを処理することができる。
【0044】
入庫車について説明したが、途中に出庫車が指令されても、出庫車の連続でも入庫動作と逆に動作すれば同様に複数台の車両Cを短時間に複数の昇降リフトに搭載して連係させるので、入出庫の処理が速くできる。
【0045】
【発明の効果】請求項1の発明では、複数の昇降リフトに乗込場の車両をすばやく入出庫させることができるため、出入口の混雑を防止できる効果がある。
請求項2の発明では、同一昇降空間に複数基の昇降リフトを配置することで、設置面積を広げることなく複数台の車両を搬送する動作が一度にできるので、複数の車両を同時に処理することができ、連続入出庫できる効果がある。
請求項3の発明では、昇降空間を複数基の昇降リフトが昇降するとき、リフト昇降駆動部に干渉することなく、スムーズな昇降ができる効果がある。
請求項4の発明では、複数基の昇降リフトと連通するので、出入口を共通化することができ、スペースを節約することができる。
請求項5の発明では、各昇降リフトを別々に索状体が移動するので、接触することなく安全に昇降できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】駐車装置の正面断面図。
【図2】図1のA−A断面を説明する平面図。
【図3】移載装置を示す平面図。
【図4】(a)地下区画の駐車室と昇降空間を示す平面図。
(b)地上区画の駐車室と昇降空間を示す平面図。
(c)高層区画の駐車室と昇降空間を示す平面図。
【図5】従来の駐車塔を示す断面正面図。
【符号の説明】
1 駐車装置
2 第一昇降リフト
3 横行トレイ
4 横行駆動装置
5 第一ガイドレール
6 第一リフト昇降駆動部
12 移載装置
13 移載トレイ
14 移動床
16 地下区画
17 地上区画
18 高層区画
S 乗込場
X・Y 駐車室
E 昇降空間
Claims (5)
- 櫛形状のリフトホークを備え昇降空間を昇降する昇降リフトと、昇降空間に隣接する駐車室と、駐車室に配置されて横行可能にして櫛形状のトレイホークを備えた横行トレイと、により車両を受渡し可能にして複数階に駐車室を形成したホーク式の駐車塔において、
昇降空間の四隅に立設した複数のガイドレールと、ガイドレールに案内される複数の昇降リフトと、前記昇降リフトの少なくとも1つに連通した出入口と、上下段の各昇降リフトと車両を載せ換える移載装置とを設け、複数に配置した昇降リフトを同一昇降空間に配置することを特徴とする高層型立体駐車装置。 - 複数の昇降リフトは、地下区画で昇降する第一昇降リフトと、地上区画で昇降する第二昇降リフトと、高層区画で昇降する第三昇降リフトと、を昇降空間に配置することを特徴とする請求項1記載の高層型立体駐車装置。
- 第一昇降リフトを昇降させる第一リフト駆動装置と第二昇降リフトを昇降させる第二リフト駆動装置を、昇降空間に隣接する駐車室内に設置することを特徴とする請求項1記載の高層型立体駐車装置。
- 地下区画の駐車室に搬送する第一昇降リフトと連通する乗込場と、地上区画の駐車室に搬送する第二昇降リフトと高層区画の駐車室に搬送する第三昇降リフトとに連通する乗込場と、は同一の出口又は入口であることを特徴とする請求項1記載の高層型立体駐車装置。
- 地下区画を搬送する第一昇降リフトが案内される第一ガイドレールと、地上区画を搬送する第二昇降リフトが案内される第二ガイドレールと、と高層区画を搬送する第三昇降リフトが案内される第三ガイドレールと、を昇降空間に設けたことを特徴とする請求項2記載の高層型立体駐車装置。
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