JPH0550892B2 - - Google Patents

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JPH0550892B2
JPH0550892B2 JP60190705A JP19070585A JPH0550892B2 JP H0550892 B2 JPH0550892 B2 JP H0550892B2 JP 60190705 A JP60190705 A JP 60190705A JP 19070585 A JP19070585 A JP 19070585A JP H0550892 B2 JPH0550892 B2 JP H0550892B2
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JP
Japan
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circuit
terminal
transistors
transistor
output
Prior art date
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JP60190705A
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English (en)
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JPS6248806A (ja
Inventor
Shuji Kaneuchi
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NEC Corp
Original Assignee
Nippon Electric Co Ltd
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Publication date
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  • Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は出力回路に関し、特にMOS型集積回
路の出力回路に関する。
〔従来の技術〕
従来、MOS型集積回路における出力回路は、
第4図に示すように、ドレイン端子を電源端子3
3に、ソース端子を出力端子34に接続した第1
のトランジスタ31と、ドレイン端子を出力端子
34に、ソース端子をアース端子35に接続した
第2のトランジスタ32とから構成され、前記第
1のトランジスタ31のゲート端子にはこのトラ
ンジスタをオン・オフする第1の入力信号VIN1
入力端子36が接続され、前記第2のトランジス
タ32のゲート端子には、このトランジスタを前
記第1のトランジスタ31のオン・オフとは逆の
関係にオフ・オンする第2の入力信号VIN2の入力
端子37が接続されており、前記第1および第2
の入力信号VIN1、VIN2により、前記第1のトラン
ジスタ31がオンのときは前記第2のトランジス
タ32はオフに、前記第1のトランジスタ31が
オフのときは前記第2のトランジスタ32はオン
になり、この結果、出力端子34に低レベル、高
レベルの出力信号VOUTを伝達していた。また前
記各トランジスタの動作において、ターンオンあ
るいはターンオフするタイミングは同時に行なわ
れていた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上述した従来の出力回路は、前記各トランジス
タがターンオンあるいはターンオフする過渡時に
おいて、瞬間的に各トランジスタが導通状態とな
り各トランジスタに大電流が流れ、また出力端子
に容量成分を含んだ負荷が接続されているときに
は、この容量成分への充放電のためにターンオン
するトランジスタを通して大電流が流れるので、
これらの瞬間的な大電流により集積回路内の電源
電圧が瞬間的に変動したり、ほかの回路への誘導
雑音が発生したりして集積回路の誤動作の原因に
なるという欠点があつた。
本発明の目的は、出力信号が低レベルから高レ
ベルへ、あるいは高レベルから低レベルへ変化す
る過渡時において発生する瞬間的な電源変動や誘
導雑音により集積回路が誤動作することを防止す
るよう構成された出力回路を提供することにあ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の出力回路は、異つた電流増幅率を有す
る複数個のトランジスタで構成され且つこれら各
トランジスタのドレイン端子およびソース端子の
うちの一方は共に電源端子に、他方は共に出力端
子にそれぞれ接続された第1の回路と、異つた電
流増幅率を有し前記第1の回路と同数のトランジ
スタで構成され且つこれらの各トランジスタのド
レイン端子およびソース端子のうちの一方は共に
出力端子に、他方は共にアース端子にそれぞれ接
続された第2の回路と、前記第1の回路のトラン
ジスタをオン・オフさせる第1の入力信号の入力
端子と前記第1の回路の各トランジスタのゲート
端子との間、および前記第1の回路のトランジス
タのオン・オフとは逆の関係に前記第2の回路の
トランジスタをオフ・オンさせる第2の入力信号
の入力端子と前記第2の回路の各トランジスタの
ゲート端子との間にそれぞれ接続され、且つ第1
の回路および第2の回路のそれぞれの各トランジ
スタのターンオフのタイミングは同時でありター
ンオンのタイミングをわずかづつずらすように異
つた遅延量を有するように構成され、遅延量の長
短に対応してトランジスタの電流増幅率の大小が
対応するように接続された複数個の遅延回路とを
有している。
〔実施例〕
次に、本発明の実施例について図面を参照して
説明する。
第1図は本発明の第1の実施例を示す回路図で
ある。
第1図において、第1の回路1は電流増幅率の
異つた複数個のP型トランジスタ2a,2b……
2nで構成され、前記の各P型トランジスタ2
a,2b……2nのソース端子は共に電源端子3
に、ドレイン端子は共に出力端子4にそれぞれ接
続されている。第2の回路5は、電流増幅率が異
なり、第1の回路1のP型トランジスタ2a,2
b……2nと同数のN型トランジスタ6a,6b
……6nで構成され、前記の各N型トランジスタ
6a,6b……6nのドレイン端子は共に出力端
子4に、ソース端子は共にアース端子7にそれぞ
れ接続されている。第1の回路1のP型トランジ
スタ2a,2b……2nをオン・オフさせるため
の第1の入力信号VIN1の入力端子8と第1の回路
1のP型トランジスタ2a,2b……2nの各ゲ
ート端子との間、および第2の回路5のN型トラ
ンジスタ6a,6b……6nを第1の回路1の各
トランジスタのオン・オフとは逆の関係にオフ・
オンさせるための第2の入力信号VIN2の入力端子
9と第2の回路5のN型トランジスタ6a,6b
……6nの各ゲート端子との間には、それぞれ遅
延回路10a,10b……10n,11a,11
b……11nが次の構成と条件で接続されてい
る。
(イ) 第1の回路1側に接続されている遅延回路1
0a,10b……10nの出力波形は、低レベ
レから高レベルへの上昇ステツプのタイミング
は同時であり、高レベルから低レベルへの下降
ステツプのタイミングは少しづつずれるように
遅延量を変えて構成されている。
(ロ) 第2の回路5側に接続されている遅延回路1
1a,11b……11nの出波形は、高レベル
から低レベルへの下降ステツプのタイミングは
同時であり、低レベルから高レベルへの上昇ス
テツプのタイミングは少しづつずれるよう遅延
量を変えて構成されている。
(ハ) トランジスタの電流増幅率の大小と対応し、
遅延量の長短が対応するように接続する。
上記各遅延回路は、トランジスタ、抵抗素子、
容量素子、ダイオード等を組合わせることにより
容易に構成することができる。
第2図は本発明の第2の実施例を示す回路図で
ある。
第2の実施例は、第1の実施例に比較すると、
第1の回路1および第2の回路5が、それぞれ2
個のトランジスタで構成された最も簡単な実施例
であり、また遅延回路も、第1図に示されるよう
にそれぞれの入力端子から個別に分離された回路
でなく、一部の回路を共用し、しかも入力信号端
子も共用している。第1の回路1側に接続されて
いる遅延回路20は信号の上昇時間が遅く、下降
時間が速い波形を作る波形成形回路20cと、2
つのトランジスタの電流増幅率が共に中程度であ
るインバータ20aと2つのトランジスタのうち
アース側に接続されたトランジスタの電流増幅率
が小であり他方が大であるインバータ20bとか
ら構成されている。従つて、インバータ20bの
出力信号はインバータ20aの出力信号と比較す
ると、上昇ステツプのタイミングは同時で下降ス
テツプのタイミングがわずかに遅れた波形とな
る。一方、第2の回路5側に接続されている遅延
回路21は、信号の上昇時間が速く、下降時間が
遅い波形を作る波形成形回路21cと、2つのト
ランジスタの電流増幅率が共に中程度であるイン
バータ21aと、2つのトランジスタのうちアー
ス側に接続されたトランジスタの電流増幅率が大
であり、他方が小であるインバータ21bとから
構成されている。従つて、インバータ21bの出
力信号は、インバータ21aの出力信号と比較す
ると下降ステツプのタイミングは同時であり、上
昇ステツプのタイミングがわずかに遅れた波形と
なる。
次に第1、第2の実施例の動作について説明す
る。
第3図は、トランジスタの過渡状態と過渡電流
を示す波形図である。第3図において、上段は第
1の回路1および第2の回路5のそれぞれについ
てトランジスタ全体を一つのトランジスタに置き
換えた場合のトランジスタのオン・オフの状態を
示す波形図、中段は電源端子3から各トランジス
タを通してアース端子へ流れる過渡電流ITの波形
図、下段は容量性負荷の場合のその容量成分に充
放電される過渡電流ICの波形図を示す。
第1図および第2図で説明したように、第1、
第2の何れの実施例においても第1の回路1およ
び第2の回路5の各トランジスタのターンオンす
るタイミングを電流増幅率の小さいものから順次
わずかづつ遅らせてターンオフさせるように構成
されているので、ターンオン・ターンオフの過渡
時における電源端子3から第1の回路1および第
2の回路5の各トランジスタを通してアース端子
7に流れる過渡電流ITの波形は、立上りがゆるや
かで、しかも最高値は従来の回路に比較して大幅
に低減された波形となり、また容量性負荷の場合
ターンオフ側トランジスタを通して容量成分へ充
放電される過渡電流ICの波形も、同様に立上りが
ゆるやかで最高値が大幅に低減された波形とな
る。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明は、トランジスタ
がターンオン、ターンオフする過渡時において、
電源端子から、各トランジスタを通してアース端
子へ流れる過渡電流の波形、および容量性負荷時
におけるターンオン側トランジスタから容量成分
への充放電過渡電流の波形等を立上りがゆるやか
でしかも最高値を従来の回路に比較して大幅に低
減した波形にすることができるので、電源電圧の
瞬間的な変動はゆるやかでその変化量も少なく、
また、容量性負荷時の容量成分への充放電過渡電
流による誘導雑音レベルも大幅に低くなり、集積
回路の誤動作する原因を取り除くことができ、動
作の安定した集積回路を得ることができる効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例の回路図、第2
図は第2の実施例の回路図、第3図は第1および
第2の実施例の動作時におけるトランジスタの過
渡状態と過渡電流を示す波形図、第4図は従来の
出力回路の一例の回路図である。 1……第1の回路、2a,2b,……2n……
P型トランジスタ、3……電源端子、4……出力
端子、5……第2の回路、6a,6b,……6n
……N型トランジスタ、7……アース端子、8…
…第1の入力信号の入力端子、9……第2の入力
信号の端子、10a,10b,……10n,11
a,11b,……11n,20……遅延回路、2
0a,20b……インバータ、20c……波形成
形回路、21……遅延回路、21a,21b……
インバータ、21c……波形成形回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 異つた電流増幅率を有する複数個のトランジ
    スタで構成され且つこれら各トランジスタのドレ
    イン端子およびソース端子のうちの一方は共に電
    源端子に、他方は共に出力端子にそれぞれ接続さ
    れた第1の回路と、異つた電流増幅率を有し前記
    第1の回路と同数のトランジスタで構成され且つ
    これら各トランジスタのドレイン端子およびソー
    ス端子のうちの一方は共に出力端子に、他方は共
    にアース端子にそれぞれ接続された第2の回路
    と、前記第1の回路のトランジスタをオン・オフ
    させる第1の入力信号の入力端子と前記第1の回
    路の各トランジスタのゲート端子との間、および
    前記第1の回路のトランジスタのオン・オフとは
    逆の関係に前記第2の回路のトランジスタをオ
    フ・オンさせる第2の入力信号の入力端子と前記
    第2の回路の各トランジスタのゲート端子との間
    にそれぞれ接続され、且つ前記第1の回路および
    第2の回路のそれぞれの各トランジスタのターン
    オフのタイミングは同時でありターンオンのタイ
    ミングをわずかづつずらすように異つた遅延量を
    有するように構成され、遅延量の長短に対応して
    トランジスタの電流増幅率の大小が対応するよう
    に接続された複数個の遅延回路とを有することを
    特徴とする出力回路。
JP60190705A 1985-08-28 1985-08-28 出力回路 Granted JPS6248806A (ja)

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